JP2002025293A - 不揮発メモリ救済装置 - Google Patents

不揮発メモリ救済装置

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JP2002025293A
JP2002025293A JP2000211062A JP2000211062A JP2002025293A JP 2002025293 A JP2002025293 A JP 2002025293A JP 2000211062 A JP2000211062 A JP 2000211062A JP 2000211062 A JP2000211062 A JP 2000211062A JP 2002025293 A JP2002025293 A JP 2002025293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
memory
memory area
defective
cell
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000211062A
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English (en)
Inventor
Daisuke Yamamoto
大介 山本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリ装置の救済が可能なのは、製造者及び
そのメモリ装置を使用している製造業者に範囲が限られ
る。メモリ製品を使用している最中に不良が発生した場
合には、発生した不良部分が極く一部分であっても破棄
せざるを得ない。 【解決手段】 メモリ装置を使用している時に不良メモ
リセルが発生したとしても、冗長メモリセルに切り替え
ることによって、電気的に消去、書き込みが可能な不揮
発メモリ装置に発生した不良メモリセルを救済すること
が出来、実質的に寿命を延ばすことが出来る極めて効果
的なものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書き込み・消去が
可能な不揮発メモリ装置に関し、16bit固定長命令
等の使用時に発生するメモリ素子に欠陥、例えば、書き
込み時に発生する書き込み不良からこの製品を救済する
不揮発メモリ救済装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フラッシュメモリを工場から出荷
する時点では、前記フラッシュメモリに存在している欠
陥や劣化情報は内部の記憶領域に書き込まれておらず、
前記フラッシュメモリを使用するユーザ側の装置は前記
欠陥・劣化箇所を知ることが出来なかった。尚、ここで
いうフラッシュメモリの欠陥・劣化箇所とはその部分に
データを書き込めない部分、又は書き込んだデータを読
み出した時に書き込み前のデータと異なってしまう不安
定部分をいう。従って、上記のようなフラッシュメモリ
を搭載して使用するメモリ装置は、前記フラッシュメモ
リが組み込まれた時点で、前記フラッシュメモリが有し
ている欠陥・劣化箇所を調査する必要がある。そして、
前記欠陥・劣化箇所をデータの書き込みに使用しないよ
うに、前記フラッシュメモリのアクセスアドレスを設定
しなければならなかった。従って、フラッシュメモリの
欠陥・劣化部分を調査する能力を有していない装置に
は、購入したフラッシュメモリをそのまま何もしないで
装置内に組み込むことが不可能であった。通常、このよ
うな欠陥・劣化等の不良メモリが発生した場合、不揮発
メモリ装置に備える予備のメモリセル(冗長メモリセ
ル)に切り換えて正常動作させることによって、製造歩
留りを向上させている。
【0003】図2は、メモリ装置の延命に関する従来例
を示すものである。図2において、9は主メモリ領域、
10は主メモリ領域に欠陥が発生したメモリセルを補う
ための冗長メモリ領域、11は行アドレスレコーダ、1
2は主メモリ領域8から冗長メモリ領域9に切り替える
時の切替回路、13は切替回路12を制御するための制
御回路、14は欠陥メモリセルのアドレスを記憶するた
めの不揮発メモリ、15は不揮発メモリ14を制御する
ための書き込み制御回路である。
【0004】図2に示したメモリ装置について説明すれ
ば、製造されたメモリ装置の特性検査により不良ビット
が発見された場合、この不良ビットのアドレスを予め不
揮発メモリ14に記憶する。そして、このメモリ製品の
使用時、すなわち、読み出し時または書き込み時に、不
良ビットへのアクセスがあった場合、このアクセスを制
御回路13で検知して同じに切替回路12へ制御信号を
発生して、主メモリ領域9から冗長メモリ領域10へ切
り替え、不良ビットに対応する正常な冗長メモリ領域1
0のビットへのアクセスを可能にする。この結果、主メ
モリ領域9の一部に発生した欠陥から本来不良品となる
メモリ装置を救済することによって、製造歩留りの向上
を図るとともに、実質的延命を図ることが出来る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2に
示した延命手段を備える不揮発メモリ装置では、メモリ
装置の救済が可能なのは、製造者及びそのメモリ装置を
使用する製造業者等によってそのメモリの検査が可能な
範囲に限られる。そのため、メモリ装置の特性検査が可
能であって、その欠陥メモリセルのアドレスが検出で
き、その欠陥メモリセルのアドレスを不揮発メモリ14
に書き込みが出来る段階までである。それ以降、例え
ば、使用者がそのメモリ製品を使用している最中に不良
が発生した場合には、発生した不良部分がメモリ領域の
極く一部であったとしても、冗長メモリ領域10に書き
込むことは出来ない。そのため、使用者はそのメモリ装
置が組み込まれた製品を破棄せざるを得ないことにな
り、不経済であり好ましいものではない。
【0006】本発明は、この従来の課題を解決するもの
であって、不揮発メモリ装置の使用時に発生する欠陥、
特に、情報の書き込み時に発生する書き込み不良から不
揮発メモリ装置を救済して、実質的に延命を図ることが
出来る不揮発メモリ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の不揮発メモリ装置は、アドレス信号がアクセ
スしデータが良だった場合にデータを保持する主メモリ
領域と、データが不良だった場合にデータを保持する冗
長メモリ領域と、前記冗長メモリ領域のデータを保持す
るレジスタと、前記主メモリ領域のデータと前記レジス
タのデータとを選択するセレクタと、前記セレクタのデ
ータをマイクロコードに変換するデコーダとを備える。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0009】図1のブロック図は、不揮発メモリ救済装
置の一実施の形態を示している。同図において、1は主
メモリ領域、2はアドレスによって書き込まれたデータ
が良であった場合の主メモリ領域1の内部である良セ
ル、3はアドレスによって書き込まれたデータが不良で
あった場合の主メモリ領域1の内部である不良セル、4
は主メモリ領域1の欠陥メモリセルを補うための冗長メ
モリ領域、5は冗長メモリ領域4からデータを自動的に
読み出すレジスタ、6は救済命令であるかどうかを判定
する比較器、7はレジスタ5と主メモリ領域1から出力
されるデータとを選択するセレクタ、8はセレクタ6で
選択されたデータをマイクロコードに変換するデコーダ
である。
【0010】以上の構成をもつ不揮発メモリ救済装置に
ついて、(1)不揮発メモリに対して書き込みが正しく
行われた場合、(2)不揮発メモリに対して書き込みが
正しく行われなかった場合に分けてその動作の一例を図
1を用いて説明する。
【0011】(1)不揮発メモリに対して書き込みが正
しく行われた場合 主メモリ領域1の良セル2に例えば「aaaa」を書き
込んだ場合を例にとり説明する。
【0012】良セル2にデータ「aaaa」を書き込ん
だ後、ベリファイを行う。尚、ベリファイとは書き込み
を行ったセルのデータの読み出しを行い、書き込まれた
データとの比較をし正しく書き込まれたかの確認動作を
行うことをいう。ベリファイ動作により良セル2から書
き込みデータ「aaaa」が読み出せれば書き込みが正
常に行われたと判断される。
【0013】(2)不揮発メモリに対して書き込みが正
しく行われなかった場合 主メモリ領域1の不良セル3に例えば「5555」を書
き込んだ場合を例にとり説明する。ここで、冗長メモリ
領域4のアドレスを例えば「XX」として割り付けて、
以下説明を行う。
【0014】データ「5555」を書き込んだ後、ベリ
ファイを行う。しかし、不良セル3は欠陥メモリセルを
含んでいるため、データの書き込みが正しく行えない。
例えば、欠陥メモリセルが「1」データ書き込み不良の
場合、ベリファイの読み出しデータは「0555」のよ
うな値となる。その際は、本来書き込まれるはずであっ
たデータ「5555」を冗長メモリ領域4のアドレス
「XX」に書き込む。さらに、不良セル3は「1」デー
タ書き込み不良であるため、救済命令コード「000
0」を書き込む。また、欠陥メモリセルが「0」書き込
み不良の場合には、「0000」の書き込みが行えない
ため、救済命令コードとして「FFFF」を書き込む。
【0015】次に不揮発メモリの命令コードをデコード
する際の動作、(1)良セル2の命令コードをデコード
する場合、(2)不良セル3の命令コードをデコードす
る場合に分けて図1を用いて説明する。
【0016】(1)良セル2の命令コードをデコードす
る場合 まず、初めに冗長メモリ領域4のアドレス「XX」に書
き込まれているデータ「5555」は、自動的に読み出
され、レジスタ5に格納される。
【0017】次に、良セル2のデータ「aaaa」が読
み出され、比較器6で救済命令であるかどうか判定され
る。この場合、データ「aaaa」は救済命令ではない
ため、比較器6はセレクタ7に対して、データバスAを
選択する制御信号を出力する。セレクタ7は、データバ
スAの値「aaaa」を選択して、デコーダ8に対し出
力し、デコーダ8は所定のマイクロコードを出力する。
【0018】(2)不良セル3の命令コードをデコード
する場合 不良セル3のデータ「0000」を読み出しする際に
は、データ「0000」はまず、比較器6で救済命令で
あるかどうか判定される。この場合、データ「000
0」は救済命令であるため、比較器6はセレクタ7に対
して、データバスBを選択する制御信号を出力する。セ
レクタ7は、データバスBの値「5555」を選択し
て、デコーダ8に対し出力し、デコーダ8は所定のマイ
クロコードを出力する。これにより、不良セル3の命令
コードのデコードを行う際、自動的に冗長メモリ領域4
のデコードが実行でき、不良セル3の救済が可能とな
る。
【0019】尚、本実施の形態の主メモリ領域1や冗長
メモリ領域4は、16bit固定長命令である。しか
し、固定長命令であれば、すべて使用可能である。
【0020】更に、本実施の形態の救済命令コードは、
「0000」「FFFF」であった。しかし、救済命令
コードを予め、変更しておくことで、すべての命令コー
ドについて使用可能である。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明は、使用中に不良
メモリセルが発生したとしても、冗長メモリセルに切り
替えることによって、電気的に消去、書き込み可能な不
揮発メモリ装置に発生した不良メモリセルを救済するこ
とが出来、実質的に寿命を延ばすことが出来る極めて効
果的なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における不揮発メモリ装置の
一例を示すブロック図
【図2】従来の不揮発メモリ装置の一例を示すブロック
【符号の説明】
1、9 主メモリ領域 2 良セル 3 不良セル 4、10 冗長メモリ領域 5 レジスタ 6 比較器 7 セレクタ 8 デコーダ 11 行アドレスデコーダ 12 切替回路 13 制御回路 14 RAM 15 書き込み制御回路 A、B データバス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不揮発メモリ装置において、16bit
    固定長命令のデータを記憶する主メモリ領域と、前記主
    メモリ領域にデータが書き込めない又は書き込んだデー
    タが欠陥だった場合にデータを記憶する冗長メモリ領域
    と、前記冗長メモリ領域から出力されるデータを保持す
    るレジスタと、前記主メモリ領域で保持されているデー
    タと前記冗長メモリ領域で保持されているデータとを選
    択するセレクタと、前記セレクタのデータをマイクロコ
    ードに変換するデコーダとを備えることを特徴とする不
    揮発メモリ救済装置。
JP2000211062A 2000-07-12 2000-07-12 不揮発メモリ救済装置 Pending JP2002025293A (ja)

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