JP2002024720A - 取引決済方法及び取引決済システム - Google Patents

取引決済方法及び取引決済システム

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JP2002024720A
JP2002024720A JP2000202879A JP2000202879A JP2002024720A JP 2002024720 A JP2002024720 A JP 2002024720A JP 2000202879 A JP2000202879 A JP 2000202879A JP 2000202879 A JP2000202879 A JP 2000202879A JP 2002024720 A JP2002024720 A JP 2002024720A
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Tetsuya Kojima
徹也 小島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本願発明は、クレジット番号をネット上に流す
必要がなく、安全性及び利便性の優れた取引決済方法及
び取引決済システムを提供することを課題とする。 【解決手段】本願発明は、商品等をネット上のホームペ
ージに展示し、取引を希望する商品等を特定した取引要
求信号を利用者コンピュータ300から送信し取引が行
われる取引決済方法において、利用者コンピュータ30
0は、利用者識別情報を含む取引要求信号を送信し(S
100)、これを受信した課金処理コンピュータ130
は、その利用者所有の携帯電話端末200に取引内容を
確認するための取引内容確認要求信号を送信し(S20
0)、携帯電話端末200により取引内容確認の取引内
容確認信号を送信し(S210)、これを受信した課金
処理コンピュータ130の処理手段131が、取引によ
り発生する債務をデータベース153の当該利用者の課
金データに記憶するように求めることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本願発明は、ネット上で行わ
れる取引に関しての決済方法及びそのシステムに関する
ものである。 【0002】 【従来技術及びその問題点】従来、商品等の取引可能対
象物をネット上のホームページに展示して、この取引可
能対象物に対して利用者コンピュータから取引を希望す
る取引希望対象物を特定するとともに、住所などの利用
者情報を特定した取引要求信号を送信して、取引が行わ
れている。 【0003】かかる取引の決済方法に関しては、例え
ば、その取引要求信号を送信する際に、当該利用者のク
レジット番号をも送信して、クレジットによる決済方法
が一般的に採用されている。しかしながら、かかる決済
方法によれば、利用者はネット上にクレジット番号を流
すことを必要とし、セキュリティに欠けるという問題を
有している。さらには、その販売者が正規に商品を発送
するか否かが分からない状態で、クレジット番号を通知
する必要があり、利用者にとって、安全性の高い方法と
は言えない欠点がある。 【0004】また、商品を配達した際にその商品代金を
利用者が支払う決算方法も存在する。しかるに、かかる
決算方法によれば、配達する者が代金を回収することを
要し、販売者の作業性が煩雑であり、また配達された商
品について必ずしも代金が回収されないおそれがあるた
め販売者にとってリスクが高いという欠点を有する。 【0005】さらに、利用者が予め販売者の銀行口座等
に商品代金を振り込む決済方法も存在する。しかるに、
かかる決算方法によれば、その販売者が正規に商品を発
送するか否かが分からない状態で、利用者は代金を支払
う(振り込む)ことを要し、実際に商品が発送されない
といった社会問題が生じているのが現実である。また、
利用者は、別途銀行振込等の手続が必要で、その作業は
煩雑である。一方、販売者にとっても、販売と振込との
関係を正確に把握することを要し、その作業は煩雑であ
った。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】そこで、本願発明は、
クレジット番号をネット上に流す必要がなく、安全性及
び利便性の優れた取引決済方法及び取引決済システムを
提供することを課題とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
願発明はなされているものであって、本願請求項1記載
の発明に係る取引決済方法は、商品等の取引可能対象物
をネット上のホームページに展示して、この取引可能対
象物に対して取引を希望する取引希望対象物を特定した
取引要求信号を利用者コンピュータから送信して取引が
行われる取引決済方法において、利用者コンピュータ
は、その利用者識別情報を含む取引要求信号を送信し、
その取引要求信号を受信した課金処理コンピュータは、
その利用者の所有する携帯電話端末に取引内容を確認す
るための取引内容確認要求信号を送信して、これを受信
した携帯電話端末により、その取引の内容を確認した旨
の取引内容確認信号を送信し、この取引内容確認要求信
号を受信した課金処理コンピュータの処理手段が、その
取引により発生する債務をデータベースの当該携帯電話
端末を所有する利用者の課金データに記憶するように求
めることを特徴とする。 【0008】また、本願請求項2記載の発明に係る取引
決済方法は、ネット上のホームページに展示される商品
等の取引可能対象物に対して、取引を希望する取引希望
対象物を特定するとともに利用者識別情報を含む取引要
求信号が利用者コンピュータから送信されて取引が行わ
れる取引決済方法において、上記取引要求信号を受信し
た課金処理コンピュータが、その利用者の所有する携帯
電話端末に取引内容を確認するための取引内容確認要求
信号を送信して、前記課金処理コンピュータの処理手段
が、該取引内容確認要求信号を受信した携帯電話端末か
ら送信される取引内容確認信号を受信した際に、その取
引により発生する債務をデータベースの当該携帯電話端
末を所有する利用者の課金データに記憶するよう求める
ことを特徴とする。 【0009】上記構成からなる本願請求項1及び2記載
の取引決済方法によれば、利用者コンピュータからはク
レジット番号をネット上に流すことなく、自らを特定す
る利用者識別情報を含む取引要求信号を送信することに
より、この信号を課金処理コンピュータが受信した後
に、その利用者の携帯電話番号に取引内容確認要求信号
が送信される。そして、このように携帯電話端末に送信
を受けた利用者は、その取引が本人の意思によるもので
あれば、取引内容確認信号を送信することになり、この
信号を課金処理コンピュータが受信することにより、そ
の取引が真に当該利用者によりなされていることを確認
することができ、また利用者にとっても自らの利用者識
別情報が不正使用されて取引要求信号が送信されたとし
ても、自らの携帯電話端末に確認要求信号が送信されて
取引がなされるので、不正使用を的確に防止することが
できる。そして、上述の取引内容確認信号を課金処理コ
ンピュータが受信すると、課金処理コンピュータの処理
手段が記憶を求めることにより、取引により発生する債
務をデータベースの当該携帯電話端末を所有する利用者
の課金データに記憶するため、当該利用者にその取引に
よる債務を請求することができる。 【0010】また、本願請求項15記載の発明に係る取
引決済システムは、商品等の取引可能対象物がネット上
のホームページに展示され、この取引可能対象物に対し
て利用者コンピュータにより取引を希望する取引希望対
象物を特定した取引要求信号を送信して取引が行われる
取引決済システムにおいて、その利用者識別情報を含む
取引要求信号を送信可能に設けられた利用者コンピュー
タと、 該利用者の所有する携帯電話端末と、その取引
要求信号を受信する課金処理コンピュータとを有し、前
記課金処理コンピュータは、前記取引要求信号を受信し
た際に、利用者の所有する携帯電話端末に取引内容を確
認するための取引内容確認要求信号を送信する取引内容
確認要求信号送信手段を備え、該取引内容確認要求信号
を受信した携帯電話端末は、その取引の内容を確認した
旨の取引内容確認信号を送信可能に設けられており、前
記課金処理コンピュータは、この取引内容確認信号を受
信した際に、その取引により発生する債務をデータベー
スの当該携帯電話端末を所有する利用者の課金データに
記憶するように求める課金処理要求手段を備えているこ
とを特徴とする。 【0011】また、本願請求項16記載の発明に係る取
引決済システムは、商品等の取引可能対象物がネット上
のホームページに展示され、この取引可能対象物に対し
て利用者コンピュータにより取引を希望する取引希望対
象物を特定した取引要求信号を送信して取引が行われる
取引決済システムにおいて、利用者コンピュータから送
信される利用者識別情報を含む取引要求信号を受信する
課金処理コンピュータを有し、該課金処理コンピュータ
は、前記取引要求信号を受信した際に、利用者の所有す
る携帯電話端末に取引内容を確認するための取引内容確
認要求信号を送信する取引内容確認要求信号送信手段
と、該取引内容確認要求信号を受信した携帯電話端末か
ら送信される取引内容確認信号を受信した際に、その取
引により発生する債務をデータベースの当該携帯電話端
末を所有する利用者の課金データに記憶するように求め
る課金処理要求手段とを備えていることを特徴とする。 【0012】上記構成からなる本願請求項15及び16
記載の取引決済システムによれば、本願発明に係る取引
決済方法を行うことができる。つまり、利用者コンピュ
ータからはクレジット番号をネット上に流すことなく、
自らを特定する利用者識別情報を含む取引要求信号を送
信することで、この信号を課金処理コンピュータが受信
した後に、取引内容確認要求信号送信手段によって利用
者の携帯電話番号に取引内容確認要求信号が送信され
る。そして、このように携帯電話端末に送信を受けた利
用者は、その取引が本人の意思によるものであれば、取
引内容確認信号を送信することになり、この信号を課金
処理コンピュータが受信すると、その取引が真に当該利
用者によりなされていることを確認することができ、ま
た利用者にとっても自らの利用者識別情報が不正使用さ
れて取引要求信号が送信されたとしても、自らの携帯電
話端末に確認要求信号が送信されて取引がなされるの
で、不正使用を的確に防止することができる。さらに、
上述の取引内容確認信号を課金処理コンピュータが受信
すると、課金処理コンピュータの課金処理要求手段が記
憶を求めることにより、取引により発生する債務をデー
タベースの当該携帯電話端末を所有する利用者の課金デ
ータに記憶するため、当該利用者にその取引による債務
を請求することができる。 【0013】また、本願発明に係る取引決済方法は、請
求項3記載のように、データベースに利用者を識別すべ
く付与された利用者識別コードを含む利用者情報を記憶
させ、前記課金処理コンピュータの処理手段が、取引要
求信号を受信した際に、前記取引要求信号の利用者識別
コードに対応した利用者情報の有無を前記データベース
で検索する構成を採用することが好ましい。 【0014】該構成を採用することにより、利用者識別
コードを含む取引要求信号を受信することにより、課金
処理コンピュータの処理手段は、その利用者情報をデー
タベースから検索して、その利用者識別情報によりその
後の処理等に用いることができる。また、取引の要求を
行う際に、利用者は利用者情報の全ての項目を入力する
ことを必ずしも必要としない。 【0015】また、本願発明に係るシステムにあって
は、請求項17記載のように、データベースには、利用
者識別コードを含む利用者情報が記憶されており、前記
課金処理コンピュータは、取引要求信号を受信した際
に、前記取引要求信号の利用者識別コードに対応した利
用者情報の有無を前記データベースで検索する利用者情
報検索手段を備構成を採用することが好ましい。 【0016】該構成を採用したシステムによれば、上記
請求項3記載の方法を実施することができ、つまり、利
用者コンピュータから送信される利用者識別コードを含
む取引要求信号を課金処理コンピュータが受信すると、
該課金処理コンピュータの利用者情報検索手段が、その
利用者情報をデータベースから検索して、その利用者識
別コードによりその後の処理等に用いることができる。
また、取引の要求を行う際に、利用者は利用者情報の全
ての項目を入力することを必ずしも必要としない。 【0017】さらに、前述の本願請求項3記載の方法に
あっては、請求項4記載のように、前記データベースに
は利用者情報として利用者の所有する携帯電話端末の電
話番号を記憶させておき、前記取引要求信号を受信して
利用者情報の有無を検索した際に、検索された利用者情
報の利用者携帯電話端末の電話番号に前記取引内容確認
要求信号を送信する構成を採用することが好ましい。 【0018】該構成を採用することにより、上述のよう
に検索された利用者情報に基づいて、その利用者の携帯
電話端末に電話等により利用者に連絡をとることがで
き、このため、データベースの利用者情報を的確に管理
することにより、的確に取引の確認を行うことができ
る。 【0019】また、前述の請求項17記載のシステムで
あっても、請求項18記載のように、前記データベース
には利用者情報として利用者の所有する携帯電話端末の
電話番号が記憶されており、前記取引内容確認要求信号
送信手段は、前記利用者情報検索手段によって検索され
た利用者情報の利用者携帯電話端末の電話番号に取引内
容確認要求信号を送信するよう構成されていることが好
ましい。 【0020】該構成を採用することにより、上記請求項
4記載の方法を実施でき、つまり、上述のように利用者
情報検索手段によって検索された利用者情報に基づい
て、その利用者の携帯電話端末に取引内容確認要求信号
送信手段が電話等により連絡をとることができ、このた
め、データベースの利用者情報を的確に管理することに
より、的確に取引内容の確認を行うことができる。 【0021】また、本願発明に係る方法にあっては、請
求項5記載のように、課金処理コンピュータが、取引内
容確認要求信号を送信する際に、取引の内容を識別する
取引識別コードを前記携帯電話端末に送信する構成を採
用することが好ましく、これにより、携帯電話端末に送
信されてくる取引識別コードをもとに、利用者はその取
引内容を認識することもできる。かかる請求項5記載の
方法にあっては、請求項6記載のように、前記課金処理
コンピュータが、前記取引識別コードを利用者コンピュ
ータにも送信する構成を採用することが好ましく、これ
により、取引識別コードが利用者コンピュータ及び携帯
電話端末双方に送信されるため、利用者は、利用者コン
ピュータによって特定した取引内容、及び、携帯電話端
末に送信される取引内容、両者の同一性を取引識別コー
ドに基づいて容易に判断することができる。 【0022】なお、かかる請求項5又は6記載の方法に
あって、取引識別コードは利用者の所望の数字の入力に
より付与されるように設けることも可能であるが、請求
項7記載のように、課金処理コンピュータが、取引要求
信号を受信した際に、その取引に対して前記取引識別コ
ードを付与する構成を採用することが好ましい。 【0023】さらに、本願発明に係るシステムにあって
は、請求項19記載のように、前記課金処理コンピュー
タは、取引内容確認要求信号を送信する際に、取引の内
容を識別する取引識別コードを前記携帯電話端末に送信
する取引識別コード送信手段を備えている構成を採用す
ることが好ましく、これにより請求項5記載の方法を実
施でき、つまり、課金処理コンピュータから携帯電話端
末に送信されてくる取引識別コードをもとに、利用者は
その取引内容を認識することもできる。また、請求項1
9記載のシステムにあっても、請求項20記載のよう
に、 前記課金処理コンピュータの取引識別コード送信
手段は、前記取引識別コードを利用者コンピュータにも
送信するよう設けられていることが好ましく、これによ
り、前記請求項6記載の発明と同様に、取引識別コード
が利用者コンピュータ及び携帯電話端末双方に送信され
るため、利用者は、利用者コンピュータによって特定し
た取引内容、及び、携帯電話端末に送信される取引内
容、両者の同一性を取引識別コードに基づいて容易に判
断することができる。 【0024】なお、かかる請求項19又は20記載のシ
ステムにあっては、上述の請求項5又は6記載の発明と
同様に、取引識別コードが利用者の所望の数字の入力し
て付与されるものであっても良いが、請求項21記載の
ように 課金処理コンピュータが、前記取引要求信号を
受信した際に、その取引に対して前記取引識別コードを
付与する取引識別コード付与手段を備えている構成を採
用することが好ましい。 【0025】また、本願発明に係る方法にあっては、請
求項8記載のように、課金処理コンピュータが、取引識
別コードを含む簡易取引情報と、具体的な取引内容を表
す取引詳細情報とを携帯電話端末に送信するよう構成さ
れていることが好ましい。 【0026】該構成を採用することにより、上記取引に
関する情報を受信した携帯電話端末を所有する利用者
は、まず簡易取引情報に基づいて取引内容を確認できる
場合、簡易取引情報のみで取引内容を確認して取引内容
確認信号を送信でき、逆に簡易取引情報のみでは取引内
容を判断できない場合には、詳細な取引情報に基づいて
その取引内容の詳細な情報を確認したうえで取引内容確
認信号を送信することができる。 【0027】なお、上記の簡易取引情報と詳細取引情報
とを一つの取引情報として同時に送信する方法や、簡易
取引情報の送信と詳細取引情報の送信とを分けて行う方
法を採用することができる。但し、何れの方法において
も、請求項9記載のように、この取引情報が、携帯電話
端末において、まず簡易取引情報を表示等、出力して、
その後に利用者の要求に応じて詳細取引情報を表示等、
は出力されるように構成されていることが好ましい。つ
まり、例えば前者の場合にあっては、簡易取引情報と詳
細取引情報とを一つの取引情報として利用者携帯電話端
末に送信して、これを受信した携帯電話端末がまず簡易
取引情報のみを表示等、出力して、その後に利用者から
の要求に応じて受信している詳細情報を表示等、出力す
る方法を採用できる。また、後者の場合にあっては、簡
易取引情報のみを取引内容確認要求信号とともに送信し
て、その後に利用者から取引内容の詳細な情報を求める
取引詳細情報要求信号を受信した際に詳細取引情報を送
信して、これを利用者の携帯電話端末に表示等、出力す
る方法を採用することができる。なお、上記請求項8又
は9記載の方法においても、その取引識別コードとして
利用者が所望の数字等を入力することにより付与される
ことも可能であるが、課金処理コンピュータが、前記取
引要求信号を受信した際に、その取引に対して前記取引
識別コードを付与する構成を採用することが好ましい。 【0028】さらに、本願発明に係るシステムにあって
は、請求項22記載のように、課金処理コンピュータ
が、取引識別コードを含む簡易取引情報と、具体的な取
引内容を表す取引詳細情報とを携帯電話端末に送信する
取引情報送信手段を備えている構成を採用することが好
ましい。 【0029】該構成を採用することにより、請求項8記
載の方法を実施でき、つまり、取引に関する情報を受信
した携帯電話端末を所有する利用者は、まず簡易取引情
報に基づいて取引内容を確認できる場合、簡易取引情報
のみで取引内容を確認して取引内容確認信号を送信で
き、逆に簡易取引情報のみでは取引内容を判断できない
場合には、詳細な取引情報に基づいてその取引内容の詳
細な情報を確認したうえで取引内容確認信号を送信する
ことができる。 【0030】なお、上記取引内容確認信号を送信する際
に、簡易取引情報と詳細取引情報とを一つの取引情報と
して同時に送信する方法や、簡易取引情報の送信と詳細
取引情報の送信とを分けて行う方法を採用することがで
きる。但し、何れの場合においても、請求項23記載の
ように、課金処理コンピュータにより送信する取引情報
は、携帯電話端末において、まず簡易取引情報を出力
し、その後に利用者の要求に応じて詳細取引情報を出力
するように設けてなることが好ましい。つまり、例えば
前者の場合にあっては、簡易取引情報と詳細取引情報と
を一つの取引情報として利用者携帯電話端末に送信し
て、これを受信した携帯電話端末がまず簡易取引情報の
みを表示等、出力して、その後に利用者からの要求に応
じて受信している詳細情報を表示等、出力するように設
ける構成を採用できる。また、後者の場合にあっては、
簡易取引情報のみを取引内容確認要求信号とともに送信
して、その後に利用者から取引内容の詳細な情報を求め
る取引詳細情報要求信号を受信した際に詳細取引情報を
送信して、これを利用者の携帯電話端末に表示等、出力
するように設ける構成を採用することができる。なお、
上記請求項22又は23記載のシステムにおいても、そ
の取引識別コードとして利用者が所望の数字等を入力す
ることにより付与されることも可能であるが、課金処理
コンピュータが、前記取引要求信号を受信した際に、そ
の取引に対して前記取引識別コードを付与する取引識別
コード付与手段を備える構成を採用することが好まし
い。 【0031】また、本願発明に係る方法にあっては、請
求項10記載のように、取引内容確認信号には利用者が
入力した暗証番号が含まれており、該暗証番号が正当で
ある場合に、前記課金処理コンピュータの処理手段は、
利用者の課金データへの債務の記憶を求める構成を採用
することが好ましい。 【0032】該構成を採用することにより、取引内容確
認信号を受信した課金処理コンピュータが、暗証番号に
基づいてその取引の正当性を確認することができ、より
信頼性を高くすることができる。 【0033】さらに、本願発明に係るシステムにあって
は、請求項24記載のように、課金処理要求手段が、取
引内容確認時に利用者が入力した暗証番号が正当である
場合に、債務の利用者の課金データへの記憶を求めるよ
う構成されていることが好ましい。 【0034】該構成を採用することにより、上記請求項
10記載の方法を実施することができ、つまり、取引内
容確認信号を受信した課金処理コンピュータが、暗証番
号に基づいてその取引の正当性を確認した上で、課金処
理要求手段により課金処理を行うため、より信頼性を高
くすることができる。 【0035】また、本願発明に係る方法にあっては、請
求項11記載のように、課金処理コンピュータの処理手
段が、前述の利用者の課金データへの債務の記憶を、通
信事業者等、利用者が定期的に金銭を支払う事業者の事
業者コンピュータのデータベースの利用者の課金データ
に求める構成を採用することが好ましい。 【0036】該構成を採用することにより、課金処理コ
ンピュータからの要求に基づいて、取引により発生した
債務を事業者コンピュータの利用者の課金データに記憶
させることができ、このため定期的に利用者に請求され
る電話代等の費用とともに、上記取引により発生した債
務を利用者に請求等することができる。 【0037】なお、該構成を採用して取引により発生し
た債務を事業者コンピュータの利用者の課金データに記
憶を求めた際に、同時に課金処理コンピュータに設けた
データベースの利用者情報にも上記債務を記憶を求める
ことも可能である。 【0038】さらに、本願発明に係るシステムにあって
は、請求項25記載のように、課金処理要求手段は、債
務の利用者の課金データへの記憶を、通信事業者等、利
用者が定期的に金銭を支払う事業者の事業者コンピュー
タのデータベースの利用者の課金データに求めるよう構
成されていることが好ましい。 【0039】該構成を採用することにより、上記請求項
11記載の方法を実施でき、つまり、課金処理要求手段
からの要求に基づいて、取引により発生した債務を事業
者コンピュータの利用者の課金データに記憶させること
ができ、このため定期的に利用者に請求される電話代等
の費用とともに、上記取引により発生した債務を利用者
に請求することができる。 【0040】なお、課金処理要求手段は、該構成を採用
して債務を事業者コンピュータの利用者の課金データに
記憶するよう要求するとともに、課金処理コンピュータ
に設けたデータベースの利用者情報にも上記債務を記憶
するよう要求する構成を採用することも可能である。 【0041】また、本願発明に係る方法にあっては、請
求項12記載のように、取引要求信号が、ネット上のホ
ームページに取引可能対象物を展示する販売者コンピュ
ータから、課金処理コンピュータに送信される構成を採
用することが好ましい。 【0042】該構成を採用することにより、例えば既存
の商品販売用ホームページ等においても、この販売用ホ
ームページから利用者コンピュータから受信した取引要
求信号を、課金処理コンピュータに送信することによっ
て、本サービスを利用することができ、本サービスを幅
広い範囲に利用可能とすることができる。 【0043】なお、該構成を採用した場合にあっては、
本サービスを利用する販売者コンピュータの販売者情報
を、課金処理コンピュータのデータベースに記憶せしめ
ておくことが好ましい。そして、上述のように取引要求
信号を受信した際に、課金処理コンピュータが該販売者
情報を検索するように構成することが好ましい。 【0044】さらに、本願発明に係るシステムにあって
は、請求項20記載のように、課金処理コンピュータ
は、ネット上のホームページに取引可能対象物を展示す
る販売者コンピュータからの取引要求信号を受信するよ
う設けられていることが好ましい。 【0045】該構成を採用することにより、上記請求項
12記載の方法を実施でき、つまり、例えば既存の商品
販売用ホームページ等においても、本サービスを利用す
ることができ、本サービスを幅広い範囲に利用可能とす
ることができる。 【0046】なお、該構成を採用した場合にあっては、
課金処理コンピュータのデータベースには、本サービス
を利用する販売者コンピュータの販売者情報が記憶され
ていることが好ましい。さらに、課金処理コンピュータ
は、上述のように取引要求信号を受信した際に、該販売
者情報を検索する販売者情報検索手段を備えることが好
ましい。 【0047】本願発明に係る方法にあっては、請求項1
3記載のように、データベースに利用者識別コードを含
む利用者情報を記憶させ、前記課金処理コンピュータの
処理手段が、取引要求信号を受信した際に、前記取引要
求信号の利用者識別コードに対応した利用者情報の有無
をデータベースで検索し、該検索結果を、ネット上のホ
ームページに取引可能対象物を展示する販売者コンピュ
ータに送信する構成を採用することが好ましい。 【0048】該構成を採用することにより、受信した取
引要求信号の利用者識別コードから課金処理コンピュー
タの処理手段が利用者情報を検索して、その検索結果を
販売者コンピュータに送信するので、販売者側において
は、その取引を希望する利用者の正当性を判断すること
ができ、販売者における信頼性をより向上させることが
できる。 【0049】また、本願発明に係るシステムにあって
は、請求項27記載のように、データベースには、利用
者識別コードを含む利用者情報が記憶されており、前記
課金処理コンピュータは、取引要求信号を受信した際
に、前記取引要求信号の利用者識別コードに対応した利
用者情報の有無をデータベースで検索する利用者検索手
段と、該検索結果を、ネット上のホームページに取引可
能対象物を展示する販売者コンピュータに送信する検索
結果送信手段とを備えていることが好ましい。 【0050】該構成を採用することにより、上記請求項
13記載の方法を実施でき、つまり、受信した取引要求
信号の利用者識別コードから利用者検索手段が利用者情
報を検索し、その検索結果を販売者コンピュータに検索
結果送信手段が送信するので、販売者側においては、そ
の取引を希望する利用者の正当性を判断することがで
き、販売者における信頼性をより向上させることができ
る。 【0051】また、本願発明に係る方法にあっては、請
求項14記載のように、課金処理コンピュータの処理手
段が、取引内容確認信号を受信した際に、前記債務の利
用者の課金データへの記憶を求めるとともに、該取引の
成立情報を、ネット上のホームページに取引可能対象物
を展示する販売者コンピュータに送信する構成を採用す
ることが好ましい。該構成を採用することにより、取引
内容確認信号を受信して、その取引が成立した旨の取引
成立情報が販売者コンピュータに送信されるので、販売
者はその取引成立情報に基づいて商品の発送等を行うこ
とができる。 【0052】さらに、本願発明に係るシステムにあって
は、請求項28記載のように、課金処理コンピュータ
が、取引内容確認信号を受信した際に、該取引の成立情
報を、ネット上のホームページに取引可能対象物を展示
する販売者コンピュータに送信する成立情報送信手段を
備えていることが好ましい。 【0053】該構成を採用することにより、上記請求項
14記載の方法を実施でき、つまり、取引内容確認信号
を受信して、その取引が成立した旨の取引成立情報が成
立情報送信手段によって販売者コンピュータに送信され
るので、販売者はその取引成立情報に基づいて商品の発
送等を行うことができる。 【0054】 【発明の実施の形態】[第一実施形態]以下、本願発明
の第一の実施の形態について図面を参酌しつつ説明する
が、まず第一実施形態のポイント蓄積システムの全体構
成について説明する。 【0055】(全体構成)第1実施形態のシステムは、
図1に示すように、本決済サービスを提供するための決
済サービス提供側システム100と、利用者が利用する
利用者コンピュータ300と、利用者が所有する利用者
携帯端末200とからなるものである。 【0056】(決済サービス提供側システム)決済サー
ビス提供側システム100は、商品・サービス等の取引
可能対象物を展示するホームページを開設・管理するた
めの販売者コンピュータ110と、本決済サービスを利
用する利用者の利用者情報を記憶するデータベースを有
する課金処理コンピュータ130と、利用者携帯端末2
00に関する携帯電話端末利用者情報を記憶するデータ
ベースを有する通信事業者コンピュータ150とを備え
るものである。なお、前記販売者コンピュータ110及
び課金処理コンピュータ130は、何れもIP(インタ
ーネットプロトコル)を介してインターネットに接続さ
れており、各コンピュータは、データの送信及び/又は
受信を行う送信部及び/又は受信部(送受信部)を有し
ている。 【0057】(販売者コンピュータ)販売者コンピュー
タ110は、販売する商品・サービス等の取引可能対象
物をホームページ上に閲覧可能に展示するとともに、そ
のホームページのデータを管理するためのものである。 【0058】該販売者コンピュータ110によるホーム
ページには、利用者コンピュータ300によって取引を
希望する取引可能対象物(及び数量)を特定できるよう
に設けられており、販売者コンピュータ110は、利用
者コンピュータ300からインターネットを介して送信
される取引要求信号を受信できるように設けられてい
る。この取引要求信号は、その利用者が取引を希望する
商品名等の取引可能対象物(取引希望対象物)、数量、
及び、利用者識別情報(例えば氏名、住所、携帯電話端
末の電話番号等)を含むものである。なお、既に利用者
として登録されている場合には、利用者識別情報とし
て、その利用者を特定する利用者識別コード(例えば利
用者識別番号)が取引要求信号に含まれる。 【0059】そして、販売者コンピュータ110は、上
記利用者コンピュータ300からの取引要求信号を受信
すると、課金処理コンピュータ130にその取引要求信
号を転送するように設けられている。なお、この課金処
理コンピュータ130に転送される取引要求信号(以
下、本実施形態においては「利用者確認要求信号」とい
う)は、利用者コンピュータ300からの取引要求信号
に含まれる一部又は全てのデータを含むこともでき、さ
らには他のデータ(例えば販売者の識別コード等の販売
者識別情報)を付加することもできる。また、この課金
処理コンピュータ130への利用者確認要求信号の送信
方法は、例えば専用線を介して送信する方法や、インタ
ーネットを経由した送信方法や、電子メールによる送信
方法を採用することができる。 【0060】また、この販売者コンピュータ110は、
課金処理コンピュータ130からの取引内容確認信号を
受信でき、該販売者コンピュータ110は、図1及び図
2に示すように、上記取引内容確認信号に含まれる取引
内容が記憶されるデータベース113と、このデータベ
ース113に上記取引内容確認信号に含まれる必要な取
引内容を記憶させる処理手段111(例えばCPU等)
とを備えている。なお、前記データベース113には、
取引内容が記憶される取引内容データマスタ115が設
けられている。この取引内容確認信号は、その取引対象
の利用者に関するデータ(例えば名前、利用者識別コー
ド等)、その取引対象物(例えば商品)、その数量(例
えば何個)、その取引を特定するための取引識別コード
を含むものである。なお、この取引識別コードは本実施
形態においては、後述する課金処理コンピュータ130
によって付与されるが、該販売者コンピュータ110が
付与するように設けることも可能であり、さらには利用
者が所望の数字等を入力して、この数字等を取引識別コ
ードとすることも可能である。 【0061】さらに、販売者コンピュータ110のデー
タベース113には、商品等の取引対象物及びその単価
等の対象物情報が記憶されており、該データベース11
3には該対象物情報が記憶される対象物データマスタ1
17が設けられている。この対象物情報としては、個々
の商品等、夫々の対象物に付された対象物識別コード、
名称、単価等が記憶されている。また、販売者コンピュ
ータ110は、取引を希望された対象物及び数量等より
その取引による合計金額を計算して、ホームページ上に
掲載できるよう設けられている。 【0062】(課金処理コンピュータ)課金処理コンピ
ュータ130は、図1及び図3に示すように、各種のデ
ータを管理するデータベース133と、このデータベー
ス133へのデータの入力・検索等の処理を行う処理手
段131(CPU等)とを備えている。 【0063】また、課金処理コンピュータ130のデー
タベース133は、本サービスを利用するために登録し
た利用者の利用者情報が記憶されている。この利用者情
報は、利用者情報マスタ135に記憶されている。ここ
で、利用者情報には、利用者を識別するための利用者識
別コード、利用者の氏名及び住所、利用者の所有する携
帯電話端末の電話番号等のデータが含まれる。さらに、
本サービスと提携する通信事業者が複数ある場合にあっ
ては、その利用者が所有し本サービスを利用する携帯電
話端末の契約会社(通信事業者)を特定する通信事業者
識別コードを含めることもできる。また、前記課金処理
コンピュータ130の処理手段131は、登録の要求が
あった際に、これらの利用者情報をデータベース133
(利用者情報マスタ135)に入力する利用者情報入力
手段としての機能を有する。さらに、利用者識別コード
は、数字や文字等の組み合わせからなる文字列が用いら
れる他、例えば利用者の携帯電話端末の番号等の利用者
に関する情報を用いることも可能である。なお、かかる
利用者識別コードの付与は、利用者からの要求に応じて
当該コードの文字列を付与する方法の他、法則性に基づ
く等により課金処理コンピュータ130の処理手段13
1(利用者識別コード付与手段)が付与するように設け
ることも可能である。 【0064】さらに、課金処理コンピュータ130の処
理手段131は、販売者コンピュータ110からの利用
者確認要求信号を受信した際に、その要求信号に含まれ
る利用者識別情報たる利用者識別コードがデータベース
133内に存在するか検索する利用者情報検索手段とし
ての機能を有する。具体的には、該利用者情報検索手段
としての処理手段131が、利用者識別コードを含む利
用者確認要求信号を受信すると、利用者情報マスタ13
5にその利用者識別コードの該当があるか否かを検索す
るものである。 【0065】また、課金処理コンピュータ130のデー
タベース133は、本サービスを利用して商品等の取引
を行う販売者の販売者情報が記憶されている。この販売
者情報は、販売者情報マスタ137に記憶されている。
ここで、販売者情報としては、販売者識別情報となる販
売者識別コード、販売者の氏名・名称及び住所、販売者
のホームページのURL、メール送付先等のデータが含
まれる。また、課金処理コンピュータ130の処理手段
131は、登録の要求があった際に、販売者情報をデー
タベース133(販売者情報マスタ137)に入力する
販売者情報入力手段としての機能を有する。 【0066】さらに、課金処理コンピュータ130の処
理手段131は、販売者コンピュータ110からの利用
者確認要求信号を受信した際に、その要求信号に含まれ
る販売者に関するデータ(例えば販売者識別コード)が
データベース133(販売者情報マスタ137)内に存
在するかを検索する販売者情報検索手段としての機能を
有する。具体的には、この販売者情報検索手段としての
処理手段131は、利用者確認要求信号を受信すると、
販売者情報マスタ137にその販売者識別コードの該当
があるか否かを検索するものである。 【0067】さらに、課金処理コンピュータ130は、
取引要求信号を受信した際に、当該取引を識別するため
の取引識別コードを付与する取引識別コード付与手段
と、当該取引識別コードを前記利用者コンピュータ及び
携帯電話端末に送信する取引識別コード送信手段とを備
えている。ここで、この取引識別コード付与手段及び取
引識別コード送信手段は、前述の処理手段131によっ
て構成されている。つまり、課金処理コンピュータ13
0は、前記利用者確認要求信号を受信した際に、その利
用者確認要求信号に含まれる取引を識別するための取引
識別コードを付与するものであり、かかる取引識別コー
ド付与手段として処理手段131が機能する。具体的に
は、利用者確認要求信号を受信した際に、その利用者及
び販売者が何れも登録されている場合には、取引識別コ
ード付与手段としての処理手段131がその利用者確認
要求信号のデータに基づいて文字列等からなる識別コー
ド(取引識別コード)をその取引に対して付与すること
になる。 【0068】また、課金処理コンピュータ130のデー
タベース133は、販売者が取り扱う商品等の取引対象
物の対象物情報が管理される取引対象物データマスタ1
39を備えており、この対象物情報として、販売者コン
ピュータ110と同様に、対象物識別コード、名称、単
価等が記憶され、さらには、その対象物を取り扱う販売
者識別コードも記憶されている。また、課金処理コンピ
ュータ130も、取引を希望された取引希望対象物及び
数量等よりその取引による合計金額を処理手段131が
計算できるように設けられている。 【0069】また、課金処理コンピュータ130のデー
タベース133は、本サービスを利用してなされた取引
内容に関する取引内容情報が記憶されている。この取引
内容情報は、取引内容データマスタ141に記憶されて
いる。ここで、取引内容情報としては、取引識別コー
ド、その取引を行った販売者及び利用者の夫々の識別コ
ードが含まれる。また、この取引内容情報として、取引
対象物とその個数、取引による合計金額、取引日時等の
取引内容を含めることも可能である。 【0070】また、課金処理コンピュータ130の処理
手段131は、利用者コンピュータ300が送信した取
引内容確認信号を受信した際に、その取引の取引内容情
報をデータベース133(取引内容データマスタ14
1)への記憶を要求する取引内容情報記憶要求手段とし
ての機能を有する。 【0071】さらに、課金処理コンピュータ130の処
理手段131は、利用者の所有する携帯電話端末に取引
内容を確認するための取引内容確認要求信号を送信する
取引内容確認要求信号送信手段としての機能を有する。
この取引内容確認要求手段は、その取引の取引情報を送
信する取引情報送信手段としての機能をも有するもので
あり、本実施形態においては、該取引情報送信手段(取
引識別コード送信手段)は、この際に取引識別コード等
の簡易な取引情報(後述)のみを送信するように構成さ
れている。この取引内容確認要求信号は、携帯電話端末
に受信されることにより、その携帯電話端末200に取
引情報を表示・出力するものであり、具体的には、携帯
電話端末200の表示部230に取引内容に関する取引
情報のうち簡易な簡易取引情報を表示できるものであ
る。この簡易取引情報としては、例えば、取引識別コー
ド、利用者の氏名、合計金額とすることができる。ま
た、取引情報が表示される携帯電話端末200の表示部
230とは、その端末200に設けられた表示部そのも
ののみならず、端末に付設された付属品の表示部も含む
趣旨である。 【0072】また、課金処理コンピュータ130の処理
手段131は、利用者の携帯電話端末200から送信さ
れる取引情報のうち詳細な詳細取引情報を要求する詳細
取引情報要求信号を受信し、その取引の詳細情報を送信
する取引情報送信手段としての機能を有する。つまり、
処理手段131は、取引内容確認信号とともに簡易詳細
情報を送信するとともに、要求に応じて詳細取引情報を
送信する取引情報送信手段としての機能を有するもので
ある。なお、この詳細取引情報としては、例えば、取引
識別コードに対応する商品名等の取引対象物及びその数
量、単価等を含めることができ、さらには販売者の名称
等も含めることができる。 【0073】さらに、課金処理コンピュータ130の処
理手段131は、取引内容確認データが表示部230に
表示された利用者の携帯電話端末200から送信される
取引内容確認信号を受信した際に、前述のような取引内
容情報記憶要求手段として機能するとともに、その取引
の成立を伝達するために取引成立信号を販売者コンピュ
ータ110に送信する取引成立信号送信手段として機能
する。ここで、取引内容確認信号は、利用者が表示部2
30に表示された取引内容を確認し、本人の意思による
取引である場合に操作部210を操作することにより送
信されるものであり、この取引内容確認信号には、取引
識別コードを含むほか、例えば利用者の氏名、携帯電話
端末の電話番号を含めることができ、さらには利用者コ
ンピュータ300が送信する取引内容確認信号には、本
サービスの利用者自身の暗証番号等も含まれる。また、
取引成立信号には、取引識別コードを含むほか、例えば
利用者の氏名、携帯電話端末200の電話番号も含まれ
る。また、取引内容を確認した際に利用者が操作する操
作部210は、その端末200に設けられた操作部その
もののみならず、端末に付設された付属品の操作部も含
む趣旨である。なお、上記取引内容確認信号は、第一実
施形態においては、利用者コンピュータ300からまず
通信事業者コンピュータ150に送信され、通信事業者
コンピュータ150から課金処理コンピュータ130に
送信されるよう構成されている。また、取引内容確認信
号のうち暗証番号は、利用者コンピュータ300から通
信事業者コンピュータ150に送信されるものの、通信
事業者コンピュータ150から課金処理コンピュータ1
30に送信されないよう構成することもできる。さら
に、上記取引内容確認要求信号送信手段としての処理手
段131は、利用者コンピュータ300からの返信先
(取引内容確認信号の送信先)が通信事業者となるよう
に、取引内容確認要求信号を送信するよう設けられてい
る。なお、上記取引内容確認信号は、利用者コンピュー
タ300から課金処理コンピュータ130に直接送信さ
れるように構成することも可能である。また、この場合
には、処理手段131は、後述する暗証番号の確認を行
う暗証番号確認手段として機能することになる。 【0074】また、課金処理コンピュータ130の処理
手段131は、上述の取引内容確認信号を受信した際
に、その取引の成立により発生する利用者の債務を通知
するために債務通知信号を通信事業者コンピュータ15
0に送信する債務通知信号送信手段(課金処理要求手
段)として機能する。ここで、債務通知信号には、利用
者識別コード及びその取引により発生した債務を含むほ
か、例えばその取引の日時、取引対象物及びその数量、
販売者名称等も含まれる。 【0075】さらに、課金処理コンピュータ130のデ
ータベース131(利用者情報マスタ135)には、取
引が成立した際に、その取引により発生する利用者の債
務が入力される。ここで、処理手段131は、上述の取
引内容確認信号を受信した際に、その取引により発生す
る利用者の債務を入力を要求する課金処理要求手段とし
ての機能を有する。 【0076】(通信事業者コンピュータ150)通信事
業者コンピュータ150は、図1及び図4に示すよう
に、各種のデータを管理するデータベース153と、こ
のデータベース153へのデータの入力・検索等の処理
を行う処理手段151(CPU等)とを備えている。 【0077】また、通信事業者コンピュータ150のデ
ータベース153は、携帯電話端末の携帯電話端末利用
者(契約者)の携帯電話端末利用者情報が記憶されてい
る。この携帯電話端末利用者情報は、携帯電話端末利用
者情報マスタ155に記憶されている。ここで、携帯電
話端末利用者情報としては、当該携帯端末利用者の氏名
及び住所、利用者の所有する携帯電話端末の電話番号、
携帯電話端末の通信費用等のデータが含まれる他、その
利用者の決済方法に関する情報(例えば銀行振替の口座
番号や、クレジットカード番号等)も含まれる。なお、
通信事業者が複数の課金処理コンピュータ130と提携
している場合には、該データベース153に課金処理コ
ンピュータ130を特定するための課金処理コンピュー
タ識別コードを記憶させて(例えば図示のように課金処
理コンピュータ情報マスタ157を設ける)、その課金
処理コンピュータ130の管理者等の情報も記憶させて
おくことも可能である。 【0078】また、前記通信事業者コンピュータ150
の処理手段151は、利用者が携帯電話端末を利用した
場合にその時間(又はデータ量等)に応じた通話料をデ
ータベース153(携帯電話端末利用者情報マスタ15
5)に入力する通話料入力手段として機能する他、上記
課金処理コンピュータ130から債務通知信号(課金処
理要求信号)を受信した際に、その取引により発生する
債務を当該利用者のデータとしてデータベース153
(携帯電話端末利用者情報マスタ155)に記憶させる
取引債務記憶手段として機能する。 【0079】また、通信事業者コンピュータ150の処
理手段151は、利用者の所有する携帯電話端末から送
信される暗証番号発行要求信号に応じて、暗証番号を発
行する暗証番号発行手段としての機能を有する。ここ
で、暗証番号は本サービス特有の番号とする他、他のサ
ービスと共通する番号を利用することも可能である。な
お、この暗証番号は、携帯電話端末利用者情報としてデ
ータベース153(携帯電話端末利用者情報マスタ15
5)に記憶させる。 【0080】さらに、通信事業者コンピュータ150の
処理手段151は、利用者コンピュータ300から送信
される取引内容確認信号に含まれる暗証番号を確認する
暗証番号確認手段としての機能を有する。また、この処
理手段151は、上述のように暗証番号の確認がなされ
た際に、課金処理コンピュータ130に取引内容確認信
号を送信する取引内容確認信号送信手段としての機能を
有する。 【0081】〈利用者携帯電話端末〉前記利用者携帯端
末200は、該端末200から送信される電波を受信す
るアンテナ、該アンテナと接続された中継基地を介して
インターネットに接続できるように設けられている(ア
ンテナ等については図示省略)。また、該中継基地は、
発信された携帯電話端末の電話番号を認識可能に設けら
れている。また、中継基地もIP(図示省略)を介して
インターネットに接続されている。携帯電話端末200
は、テンキー等、数字を入力可能なキーボードからなる
操作部210と、表示部230と、各種データの送受信
を無線により行う送受信部250を備えているものであ
り、該送受信部250により操作部210に入力された
データを送信できるものであり、また、送受信部250
に受信されたデータを表示部230に表示できるように
設けられている。なお、この携帯端末200としては、
インターネットに接続でき、電子メールの送受信が可能
なものを用いることが好ましい。 【0082】〈決済方法の全体構成〉第一実施形態の決
済システムは上記構成からなるが、次に、第一の実施形
態の決済方法について説明する。第一実施形態の決済方
法にあっては、取引可能対象物をホームページに掲載す
るホームページ掲載工程、利用者が取引を要求する取引
要求工程、要求された取引について取引識別コードを付
与する取引識別コード付与工程、取引を要求する利用者
の確認を行う利用者確認工程、利用者が取引内容を確認
する取引内容確認工程、及び、利用者が確認した取引内
容について決済を行う決済工程を具備するものであり、
以下各工程及びその他の工程について詳述する。 【0083】〈ホームページ掲載工程〉ホームページ掲
載工程は、インターネット上での取引を希望する販売者
が取引可能対象物をホームページに掲載する工程であ
る。具体的には、利用者コンピュータ300により閲覧
された際に、利用者コンピュータ300により利用者が
取引を希望する対象物を特定(入力及び送信)できると
ともに、その利用者の利用者識別情報を特定(入力及び
送信)できるようにホームページを設ける。なお、ここ
で、ホームページは、その商品等を利用者に直接提供す
る販売者(以下、「直接販売者」という)が開設するも
のであっても良く、また、直接販売者に代ってホームペ
ージを開設して、複数の直接販売者の商品等を展示する
間接的な販売者であっても、販売者の概念に含まれるも
のである。なお、このように複数の直接販売者が一つの
ホームページで商品等を展示する場合には、販売者コン
ピュータには、前述の課金処理コンピュータで説明した
ように、該販売者コンピュータ110のデータベース1
13に販売者情報を記憶する(例えば既述の販売者情報
マスタを設ける)ことが好ましい。 【0084】〈取引要求工程〉取引要求工程S100
は、上記ホームページを閲覧する利用者が、展示された
取引可能対象物の取引を要求する工程である。 【0085】この工程においては、図5に示すように、
まず利用者コンピュータ300から取引を希望する対象
物が特定する取引希望対象物及びその数量のデータが送
信される(希望対象物特定手順S110)。本実施形態
においては、取引希望対象物等を特定したデータは、販
売者コンピュータ110に送信される。そして、利用者
が複数の対象物の取引を希望する場合には、上記希望対
象物特定手順S110を複数回繰り返す。上記希望対象
物特定手順S110においては、その種類及び数量等に
応じて販売者コンピュータ110において合計金額が計
算され、利用者コンピュータ300に表示される。 【0086】また、上記希望対象物特定手順S110が
終了した後(利用者の希望する対象物が特定し終わり、
取引要求信号を利用者コンピュータ300が送信(S1
11)した後)、利用者を特定する利用者特定手順S1
20が採られる。なお、この利用者特定手順S120
は、上記希望対象物特定手順S110の前又は同時に行
うよう設けることも可能である。この利用者特定手順S
120においては、まず販売者コンピュータ110が、
その利用者を特定するための利用者識別情報(例えば利
用者識別コード)の入力を要求する信号を利用者コンピ
ュータ300に送信する。そして、これに対して利用者
コンピュータ300において利用者識別情報を入力及び
送信する。 【0087】具体的には、まず、利用者識別コードの入
力を利用者に求めて(S120)、既に登録している利
用者にあっては、その利用者識別コードを入力すること
になり、まだ利用者として登録されていない場合には、
会員登録を行うことになる(S121)。つまり、初め
て利用する者等、未登録の者の場合には、住所、氏名等
の利用者識別情報を含む利用者情報の入力及び送信を求
めて、それに対して利用者が利用者情報を入力する(利
用者情報入力手順S121)。このデータに基づいて会
員登録をし、会員番号又は利用者識別コードを発行す
る。なお、かかる際に携帯電話端末200の通信事業者
に利用者情報を要求して、この通信事業者コンピュータ
150から利用者情報を入手することも可能である。一
方、この利用者識別情報は、既に本サービスについて利
用経験のある利用者等の既登録の利用者については、前
述の住所等の利用者情報の入力を省略して、既に発行さ
れた会員番号等の利用者識別コードのみを入力すれば足
りるように設けられている。なお、前述のようにして入
力された利用者情報(住所等又は利用者識別コード)
は、販売者コンピュータ110に送信され、課金処理コ
ンピュータ130に転送されるが、直接課金処理コンピ
ュータ130に送信されるようにすることも可能であ
る。また、上記利用者情報入力手順により入力された新
規利用者の利用者情報は、課金処理コンピュータ130
のデータベース133(利用者情報マスタ135)に処
理手段131の要求により記憶されることになる(図示
省略)。 【0088】上記利用者特定手順により利用者識別情報
が送信されると、課金処理コンピュータ130は、デー
タベース133(利用者情報マスタ135)にその利用
者特定データに相当する該当者が存在するか否かを判断
する(S123)。該当が存在しない場合には、利用者
識別コードの再入力を求める(S125)。なお、ここ
で利用者情報入力手順S121を要求する信号を利用者
コンピュータ300に直接(販売者コンピュータ110
を介さず)送信して、利用者情報入力手順を行うように
設けることも可能である。つまり、例えば、販売者コン
ピュータが開設等するホームページとは別に課金処理コ
ンピュータ130によってもホームページを開設して、
この課金処理コンピュータ130の開設するホームペー
ジを前記販売者コンピュータ110によるホームページ
とリンクさせておき、上述のような利用者情報の入力に
際しては、課金処理コンピュータ130によるホームペ
ージと利用者コンピュータが情報の接受を行うように設
けることも可能である。 【0089】〈取引識別コード付与工程〉取引識別コー
ド付与工程S130は、上記のように特定された利用者
が要求する取引についての取引識別コードを付与する工
程であり、かかる取引識別コードは課金処理コンピュー
タ130(取引識別コード付与手段たる処理手段13
1)によって付与されるが、販売者コンピュータ110
(処理手段111)により付与されるように設けること
も可能である。かかる取引識別コード付与工程S130
は、具体的には、上述のように、利用者、取引内容(取
引希望対象物及びその数量)、及び、その販売者の識別
コード等のデータが課金処理コンピュータ130に入力
されると、それらのデータに基づいてその取引を特定す
るための取引識別コードを付与するものである。そし
て、このように付与された取引識別コードは、販売者コ
ンピュータ110に送信されるとともに、利用者コンピ
ュータ300に送信されることになる。なお、かかる際
に、既述のように、利用者コンピュータ300と課金処
理コンピュータ130とが直接データの接受を行うよう
に設けることも可能である。 【0090】〈利用者確認工程〉利用者確認工程S20
0は、課金処理コンピュータ130が利用者の所有する
携帯電話端末200に取引内容確認要求信号(取引要求
信号)を送信することにより行われる。具体的には、上
述のように特定された利用者の利用者情報の携帯電話端
末200の電話番号に基づいて、その携帯電話端末20
0に電話をかける、若しくは、その携帯電話端末200
でのみ閲覧可能な電子メールを送信することにより利用
者確認が行われる。なお、この携帯電話端末200の電
話番号は、既述の工程において利用者が入力・送信する
方法も採用することもできるが、本実施形態において
は、課金処理コンピュータ130のデータベース133
(利用者情報マスタ135)に記憶されているデータを
利用しており、つまり、上述のように利用者識別コード
に基づいて利用者情報を検出した際に、その利用者の携
帯電話端末200の電話番号を抽出することにより行わ
れている。 【0091】〈取引内容確認工程〉取引内容確認工程S
200は、上記利用者確認工程において送信される取引
内容確認要求信号に応じて、利用者がその取引内容が本
人の意思によるものか否かを確認する工程である。 【0092】具体的には、図6に示すように、前述のよ
うに課金処理コンピュータ130から送信(S210)
される取引内容確認要求信号を、携帯電話端末が受信す
ると、携帯電話端末の表示部230には、取引識別コー
ドを含む簡易な取引情報が表示されることになる(取引
内容表示手順S211)。 【0093】そして、利用者は取引対象物等の詳細な取
引内容を知りたい場合には、操作部210を操作するこ
とにより、詳細取引情報要求信号を課金処理コンピュー
タ130に送信する。この信号を受信した課金処理コン
ピュータ130(取引情報送信手段たる処理手段13
1)は、その詳細取引情報を携帯電話端末200に送信
して、携帯電話端末200の表示部230にはその詳細
取引情報が表示されることになる(詳細情報表示手順S
213)。 【0094】上記何れかの手順の後、利用者がその取引
を本人の意思で行ったことを確認した場合には、利用者
は操作部210の操作により承認の旨の操作を行うとと
もに、暗証番号を入力する。そして、携帯電話端末20
0から、この承認確認及び暗証番号を含む取引内容確認
信号が送信される(取引内容確認信号入力送信手順S2
15)。なお、利用者がその取引を本人の意思で行って
いない場合には、キャンセルの意思表示を行い(取引拒
否信号を送信して)、その取引の中止がなされることに
なる(S214)。 【0095】そして、上記取引内容確認信号は、通信事
業者コンピュータ150に送信され、これを受信した通
信事業者コンピュータ150は、その利用者識別コード
及び暗証番号により本サービスを利用し得る者か否かの
判断を行う(暗証番号確証手順S217)。ここで、暗
証番号が不一致の場合には、再度暗証番号の入力(S2
15)を求める方法のほか、携帯電話端末200に暗証
番号が不一致である旨の情報を送信する方法も採用でき
る。また、複数回(例えば二回)連続して暗証番号が不
一致の場合に上記取引を終了するように設けることも可
能である。 【0096】上記のように暗証番号確証手順S217に
より暗証番号が確認されると、その取引内容確認信号
は、通信事業者コンピュータ150から課金処理コンピ
ュータ130に送信されることになる(取引内容確認信
号転送手順S219)。 【0097】〈決済工程〉決済工程S300は、上記取
引内容確認工程によって確認された取引について、その
決済を行う工程である。 【0098】上記取引内容確認工程S200で送信され
る取引内容確認信号を課金処理コンピュータ130が受
信すると、課金処理コンピュータ130は、まず、販売
者コンピュータ110に対して取引成立情報を送信する
ことになる(取引成立通知手順S301)。そして、こ
の取引成立情報を受信した販売者(販売者コンピュータ
110)は、その取引内容に従って商品等の取引対象物
を利用者に提供(販売)することになる。さらに、課金
処理コンピュータ130(の管理者)は、このように取
引が成立した後に、販売者に商品代金等を支払う。な
お、この支払いは個別に行わずに複数の取引(例えば一
ヶ月分の取引)をまとめて支払うように設けることも可
能である。なお、この場合においては、課金処理コンピ
ュータ130のデータベース133に、その販売者のデ
ータに対する累積した債務を記憶させておくことが好ま
しい。 【0099】また、該取引により発生する利用者の債務
に関する債務情報を通信事業者コンピュータ150に送
信する債務情報送信手順(課金処理要求手順S303)
が採られる。また、この際に、課金処理コンピュータ1
30は、その取引により生じる債務を通信事業者コンピ
ュータ150に請求する。 【0100】上記の債務情報を受信した通信事業者コン
ピュータ150は、そのデータベース(携帯電話端末利
用者データマスタ)に、その取引内容(例えば取引識別
コード、取引日時、取引対象物、取引対象者(販売者)
等)とともに、その債務を記憶する(債務情報記憶手
順)。そして、通信事業者コンピュータ150は、その
債務を携帯電話端末の使用料(通話料)とともに、利用
者に請求することになる。 【0101】[第二実施形態]上記の第一実施形態にお
いては、商品・サービス等の取引可能対象物を展示する
ホームページを開設・管理する販売者コンピュータ11
0と、本決済サービスを利用する利用者の利用者情報を
記憶するデータベースを有する課金処理コンピュータ1
30とが夫々設けられているものを例について説明した
が、次に、本発明の第二実施形態として、課金処理コン
ピュータ130が商品・サービス等の取引可能対象物を
展示するホームページを開設・管理するとともに、利用
者情報を記憶するデータベース133を有するものにつ
いて、図7を参酌しつつ説明する。なお、第二実施形態
の構成については、第一実施形態と実質的に同一構成・
機能からなる部分については第一実施形態の図番を共通
のものを用い、その説明を随時省略する。 【0102】第二実施形態の決済サービス提供側システ
ムは、上記課金処理コンピュータ130と、利用者携帯
端末200に関する携帯端末情報を記憶するデータベー
ス153を有する通信事業者コンピュータ150とを備
えているものである。つまり、第一実施形態と異なり、
第一実施形態の課金処理コンピュータ130によって販
売用のホームページの管理を行うものである。なお、第
二実施形態の構成にあっては、換言すれば、第一実施形
態の販売者コンピュータ110に課金処理コンピュータ
130の機能を持たせた場合、つまり第一実施形態の販
売者コンピュータ110のデータベース113に利用者
情報の記憶等を行わせさせた場合と同様になる。 【0103】第二実施形態における課金処理コンピュー
タ130も、各種のデータを管理するデータベース13
3と、このデータベースへのデータの入力・検索等を行
う処理手段131(CPU等)とを備えている。そし
て、この第二実施形態の課金処理コンピュータ130の
データベース135は、第一実施形態の販売者コンピュ
ータのデータベースのように、取引内容データマスタ1
15と、対象物データマスタ117とを有するととも
に、第二実施形態の課金処理コンピュータのデータベー
スと同様に、利用者情報マスタ135と、取引内容情報
マスタ141とを有するものである。また、この課金処
理コンピュータ130により管理される取引対象物の販
売者が複数存在する場合には、販売者情報マスタ137
を有する。 【0104】また、第二実施形態における課金処理方法
も、第一実施形態と略同様の構成を有するものであり、
第一実施形態において販売者コンピュータがなしていた
処理を課金処理コンピュータが行い、また利用者コンピ
ュータ300が販売者コンピュータと送受信していたデ
ータを、課金処理コンピュータに送受信されることによ
り行われるものである。 【0105】[その他の実施形態]本願発明は、上記実
施形態の構成に限定されるものではなく、本願発明の意
図する範囲内で適宜設計変更することが出来る。 【0106】つまり、上記実施形態にあっては、取引内
容確認信号を携帯電話端末200から、事業者コンピュ
ータ150に送信するものについて説明したが、課金処
理コンピュータ130に送信されるよう構成することも
可能である。そして、取引内容確認信号が暗証番号を含
む場合にあっては、課金処理コンピュータ130は、受
信した取引内容確認信号に含まれる情報のうち少なくと
も利用者識別情報及び暗証番号を事業者コンピュータ1
50に送信して、暗証番号の照合を上記実施形態のよう
に事業者コンピュータ150が行う方法を採用すること
もできる。かかる場合においては、課金処理コンピュー
タ130の処理手段131は、送信された事業者コンピ
ュータ150に暗証番号の照合を要求する暗証番号照合
要求手段としての機能を有する。さらに、携帯電話端末
200から送信される暗証番号を含む取引内容確認信号
を受信した課金処理コンピュータ130により暗証番号
の照合を行う方法を採用することもできる。この場合に
あっては、課金処理コンピュータ130のデータベース
133(例えば利用者情報マスタ135)には、当該利
用者の暗証番号を記憶される構成が採用される。この場
合には、課金処理コンピュータ130の処理手段131
は、上記実施形態で説明した暗証番号確認手段として機
能することになる。 【0107】また、取引内容確認要求信号として、音声
案内等の方法により携帯電話端末から取引情報が音声出
力されるよう構成することも可能であるが、上記実施形
態のように、取引内容確認信号送信手段(取引情報送信
手段)により送信される取引内容要求信号が、携帯電話
端末200の表示部230に取引内容の取引情報を表示
させるように構成することが好ましい。これにより、音
声出力を行うもの等に比して、システムの簡素化が図ら
れるとともに操作性が良く利便性に富むという利点を有
する。 【0108】さらに、取引の度に氏名、住所、携帯電話
端末の電話番号等の利用者情報の入力を求める方法も採
用することも可能であるが、上記実施形態のように、デ
ータベースに利用者情報を記憶させ、利用者情報が記憶
されている利用者については、会員番号等の利用者識別
コードの入力・送信を求めて、この利用者識別コードに
基づいてデータベースから利用者情報を抽出する方法を
採用することが好ましい。 【0109】また、利用者使用限度金額を定めておき、
その使用限度金額を越えた場合には、取引を許可しない
方法も採用することができる。この場合には、例えば課
金処理コンピュータの利用者情報としてその利用者のそ
れまでの使用金額を記憶させておき、取引要求信号を受
信した際に課金処理コンピュータの処理手段によりその
取引により発生する債務の合計金額を計算して、これを
使用金額に加算した金額が使用限度金額以内であるかを
判断し、使用限度金額以内であれば取引処理を行うよう
設けることが可能である。なお、この場合において使用
限度金額として利用者ごとに設定される場合には、利用
者情報として使用限度金額情報も課金処理コンピュータ
のデータベースに記憶させておくことが好ましい。 【0110】さらに、上記実施形態においては、課金処
理コンピュータ130等の各コンピュータの処理手段は
一つであり、その一つの処理手段によって利用者情報検
索手段、課金処理要求手段等の機能を有するものについ
て説明したが、それぞれの手段について個別の処理手段
を設けることもでき、また、上記1つの手段を複数のC
PUから構成せしめることも可能である。 【0111】また、各コンピュータ(例えば課金処理コ
ンピュータ)のデータベースも複数のデータベースから
構成する、例えばそれぞれのマスタに対応したデータベ
ースをそれぞれ設けることも適宜設計変更可能な事項で
ある。さらには、上述の複数のデータマスタのデータを
統合してデータベースに記憶させたり、または、一のデ
ータマスタのデータを分離して複数のマスタに記憶する
ように設けることも可能である。 【0112】なお、上記実施形態において上記システム
は課金処理を行う例についてのみ説明したが、さらに
は、上記システムを利用して、本人照合を行うことも可
能である。つまり、取引要求信号と同様に利用者コンピ
ュータから本人照合要求信号を送信して、その後、その
利用者の携帯電話端末に本人確認要求信号を送信して、
利用者携帯電話端末から本人確認信号を送信することに
より行われることになる。 【0113】 【発明の効果】本願発明は上述のような構成からなるの
で、従来のものと異なり、取引に際してクレジット番号
をネット上に流す必要がなく、商品等を購入したいと考
える利用者にとって不正使用のおそれが少なく、安全性
が高く、しかも銀行振込等の手続が不要であり利便性が
高い。また、取引内容確認要求信号が利用者の携帯電話
端末に送信され、その利用者が特定できるため、販売者
側にとってもその取引の対象者からの債権の回収が円滑
に図られるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本願発明の一実施形態のシステムの全体構成概
略説明図である。 【図2】同実施形態のシステムの販売者コンピュータの
全体構成概略説明図である。 【図3】同実施形態のシステムの課金処理コンピュータ
の全体構成概略説明図である。 【図4】同実施形態のシステムの事業者コンピュータの
全体構成概略説明図である。 【図5】同実施形態における利用者登録確認のフローチ
ャートである。 【図6】同実施形態における取引内容確認のフローチャ
ートである。 【図7】本願発明の第二の実施形態のシステムの全体構
成概略説明図である。 【符号の説明】 110 販売者コンピュータ 111 処理手段 113 データベース 115 取引内容データマスタ 117 対象物データマスタ 130 課金処理コンピュータ 131 処理手段 133 データベース 135 利用者情報マスタ 137 販売者情報マスタ 139 取引対象物データマスタ 141 取引内容データマスタ 150 通信事業者コンピュータ 151 処理手段 153 データベース 155 携帯電話端末利用者情報マスタ 200 利用者携帯端末 210 操作部 230 表示部 250 送受信部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 商品等の取引可能対象物をネット上のホ
    ームページに展示して、この取引可能対象物に対して取
    引を希望する取引希望対象物を特定した取引要求信号を
    利用者コンピュータから送信して取引が行われる取引決
    済方法において、 利用者コンピュータは、その利用者識別情報を含む取引
    要求信号を送信し、 その取引要求信号を受信した課金処理コンピュータは、
    その利用者の所有する携帯電話端末に取引内容を確認す
    るための取引内容確認要求信号を送信して、 これを受信した携帯電話端末により、その取引の内容を
    確認した旨の取引内容確認信号を送信し、 この取引内容確認要求信号を受信した課金処理コンピュ
    ータの処理手段が、その取引により発生する債務をデー
    タベースの当該携帯電話端末を所有する利用者の課金デ
    ータに記憶するように求めることを特徴とする取引決済
    方法。 【請求項2】 ネット上のホームページに展示される商
    品等の取引可能対象物に対して、取引を希望する取引希
    望対象物を特定するとともに利用者識別情報を含む取引
    要求信号が利用者コンピュータから送信されて取引が行
    われる取引決済方法において、 上記取引要求信号を受信した課金処理コンピュータが、
    その利用者の所有する携帯電話端末に取引内容を確認す
    るための取引内容確認要求信号を送信して、 前記課金処理コンピュータの処理手段が、該取引内容確
    認要求信号を受信した携帯電話端末から送信される取引
    内容確認信号を受信した際に、その取引により発生する
    債務をデータベースの当該携帯電話端末を所有する利用
    者の課金データに記憶するよう求めることを特徴とする
    取引決済方法。 【請求項3】 請求項1又は2記載の方法であって、 データベースに利用者を識別すべく付与された利用者識
    別コードを含む利用者情報を記憶させ、 前記課金処理コンピュータの処理手段が、取引要求信号
    を受信した際に、前記取引要求信号の利用者識別コード
    に対応した利用者情報の有無を前記データベースで検索
    することを特徴とする取引決済方法。 【請求項4】 請求項3記載の方法であって、 前記データベースには利用者情報として利用者の所有す
    る携帯電話端末の電話番号を記憶させておき、 前記取引要求信号を受信して利用者情報の有無を検索し
    た際に、検索された利用者情報の利用者携帯電話端末の
    電話番号に前記取引内容確認要求信号を送信することを
    特徴とする取引決済方法。 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載の方法で
    あって、 前記課金処理コンピュータは、取引内容確認要求信号を
    送信する際に、取引の内容を識別する取引識別コードを
    前記携帯電話端末に送信することを特徴とする取引決済
    方法。 【請求項6】 請求項5記載の方法であって、 前記課金処理コンピュータは、前記取引識別コードを利
    用者コンピュータにも送信することを特徴とする取引決
    済方法。 【請求項7】 請求項5又は6記載の方法であって、 前記課金処理コンピュータは、前記取引要求信号を受信
    した際に、その取引に対して前記取引識別コードを付与
    することを特徴とする取引決済方法。 【請求項8】 請求項1乃至7の何れかに記載の方法で
    あって、 前記課金処理コンピュータは、取引識別コードを含む簡
    易取引情報と、具体的な取引内容を表す取引詳細情報と
    を携帯電話端末に送信するよう構成されていることを特
    徴とする取引決済方法。 【請求項9】 請求項8記載の方法であって、 前記課金処理コンピュータにより送信する取引情報は、
    携帯電話端末において、まず簡易取引情報を出力し、そ
    の後に利用者の要求に応じて詳細取引情報を出力するよ
    うに設けてなることを特徴とする取引決済方法。 【請求項10】 請求項1乃至9の何れかに記載の方法
    であって、 前記取引内容確認信号には利用者が入力した暗証番号が
    含まれており、 該暗証番号が正当である場合に、前記課金処理コンピュ
    ータの処理手段は、利用者の課金データへの債務の記憶
    を求めることを特徴とする取引決済方法。 【請求項11】 請求項1乃至10の何れかに記載の方
    法であって、 前記課金処理コンピュータの処理手段が、前述の利用者
    の課金データへの債務の記憶を、通信事業者等、利用者
    が定期的に金銭を支払う事業者の事業者コンピュータの
    データベースの利用者の課金データに求めることを特徴
    とする取引決済方法。 【請求項12】 請求項1乃至11の何れかに記載の方
    法であって、 前記取引要求信号が、ネット上のホームページに取引可
    能対象物を展示する販売者コンピュータから、課金処理
    コンピュータに送信されることを特徴とする取引決済方
    法。 【請求項13】 請求項1乃至12の何れかに記載の方
    法であって、 データベースに利用者識別コードを含む利用者情報を記
    憶させ、 前記課金処理コンピュータの処理手段が、取引要求信号
    を受信した際に、前記取引要求信号の利用者識別コード
    に対応した利用者情報の有無をデータベースで検索し、 該検索結果を、ネット上のホームページに取引可能対象
    物を展示する販売者コンピュータに送信することを特徴
    とする取引決済方法。 【請求項14】 請求項1乃至13の何れかに記載の方
    法であって、 前記課金処理コンピュータの処理手段が、取引内容確認
    信号を受信した際に、前記債務の利用者の課金データへ
    の記憶を求めるとともに、該取引の成立情報を、ネット
    上のホームページに取引可能対象物を展示する販売者コ
    ンピュータに送信することを特徴とする取引決済方法。 【請求項15】 商品等の取引可能対象物がネット上の
    ホームページに展示され、この取引可能対象物に対して
    利用者コンピュータにより取引を希望する取引希望対象
    物を特定した取引要求信号を送信して取引が行われる取
    引決済システムにおいて、 その利用者識別情報を含む取引要求信号を送信可能に設
    けられた利用者コンピュータと、 該利用者の所有する携帯電話端末と、 その取引要求信号を受信する課金処理コンピュータとを
    有し、 前記課金処理コンピュータは、前記取引要求信号を受信
    した際に、利用者の所有する携帯電話端末に取引内容を
    確認するための取引内容確認要求信号を送信する取引内
    容確認要求信号送信手段を備え、 該取引内容確認要求信号を受信した携帯電話端末は、そ
    の取引の内容を確認した旨の取引内容確認信号を送信可
    能に設けられており、 前記課金処理コンピュータは、この取引内容確認信号を
    受信した際に、その取引により発生する債務をデータベ
    ースの当該携帯電話端末を所有する利用者の課金データ
    に記憶するように求める課金処理要求手段を備えている
    ことを特徴とする取引決済システム。 【請求項16】 商品等の取引可能対象物がネット上の
    ホームページに展示され、この取引可能対象物に対して
    利用者コンピュータにより取引を希望する取引希望対象
    物を特定した取引要求信号を送信して取引が行われる取
    引決済システムにおいて、 利用者コンピュータから送信される利用者識別情報を含
    む取引要求信号を受信する課金処理コンピュータを有
    し、 該課金処理コンピュータは、 前記取引要求信号を受信した際に、利用者の所有する携
    帯電話端末に取引内容を確認するための取引内容確認要
    求信号を送信する取引内容確認要求信号送信手段と、 該取引内容確認要求信号を受信した携帯電話端末から送
    信される取引内容確認信号を受信した際に、その取引に
    より発生する債務をデータベースの当該携帯電話端末を
    所有する利用者の課金データに記憶するように求める課
    金処理要求手段とを備えていることを特徴とする取引決
    済システム。 【請求項17】 請求項15又は16記載のシステムで
    あって、 データベースには、利用者識別コードを含む利用者情報
    が記憶されており、 前記課金処理コンピュータは、取引要求信号を受信した
    際に、前記取引要求信号の利用者識別コードに対応した
    利用者情報の有無を前記データベースで検索する利用者
    情報検索手段を備えていることを特徴とする取引決済シ
    ステム。 【請求項18】 請求項17記載のシステムであって、 前記データベースには利用者情報として利用者の所有す
    る携帯電話端末の電話番号が記憶されており、 前記取引内容確認要求信号送信手段は、前記利用者情報
    検索手段によって検索された利用者情報の利用者携帯電
    話端末の電話番号に取引内容確認要求信号を送信するよ
    う構成されていることを特徴とする取引決済システム。 【請求項19】 請求項15乃至18の何れかに記載の
    システムであって、 前記課金処理コンピュータは、取引内容確認要求信号を
    送信する際に、取引の内容を識別する取引識別コードを
    前記携帯電話端末に送信する取引識別コード送信手段を
    備えていることを特徴とする取引決済システム。 【請求項20 】 請求項19記載のシステムであっ
    て、 前記課金処理コンピュータの取引識別コード送信手段
    は、前記取引識別コードを利用者コンピュータにも送信
    するよう設けられていることを特徴とする取引決済シス
    テム。 【請求項21】 請求項19又は20記載のシステムで
    あって、 前記課金処理コンピュータは、前記取引要求信号を受信
    した際に、その取引に対して前記取引識別コードを付与
    する取引識別コード付与手段を備えていることを特徴と
    する取引決済システム。 【請求項22】 請求項15乃至21記載のシステムで
    あって、 前記課金処理コンピュータは、取引識別コードを含む簡
    易取引情報と、具体的な取引内容を表す取引詳細情報と
    を携帯電話端末に送信する取引情報送信手段を備えてい
    ることを特徴とする取引決済システム。 【請求項23】 請求項22記載のシステムであって、 前記課金処理コンピュータにより送信する取引情報は、
    携帯電話端末において、まず簡易取引情報を出力し、そ
    の後に利用者の要求に応じて詳細取引情報を出力するよ
    うに設けてなることを特徴とする取引決済システム。 【請求項24】 請求項15乃至23の何れかに記載の
    システムであって、 前記課金処理要求手段は、取引内容確認時に利用者が入
    力した暗証番号が正当である場合に、債務の利用者の課
    金データへの記憶を求めるよう構成されていることを特
    徴とする取引決済システム。 【請求項25】 請求項15乃至24の何れかに記載の
    システムであって、 前記課金処理要求手段は、債務の利用者の課金データへ
    の記憶を、通信事業者等、利用者が定期的に金銭を支払
    う事業者の事業者コンピュータのデータベースの利用者
    の課金データに求めるよう構成されていることを特徴と
    する取引決済システム。 【請求項26】 請求項15乃至25の何れかに記載の
    システムであって、 前記課金処理コンピュータは、ネット上のホームページ
    に取引可能対象物を展示する販売者コンピュータからの
    取引要求信号を受信するよう設けられていることを特徴
    とする取引決済システム。 【請求項27】 請求項15乃至26の何れかに記載の
    システムであって、 データベースには、利用者識別コードを含む利用者情報
    が記憶されており、 前記課金処理コンピュータは、 取引要求信号を受信した際に、前記取引要求信号の利用
    者識別コードに対応した利用者情報の有無をデータベー
    スで検索する利用者検索手段と、 該検索結果を、ネット上のホームページに取引可能対象
    物を展示する販売者コンピュータに送信する検索結果送
    信手段とを備えていることを特徴とする取引決済システ
    ム。 【請求項28】 請求項15乃至27の何れかに記載の
    システムであって、 前記課金処理コンピュータは、取引内容確認信号を受信
    した際に、該取引の成立情報を、ネット上のホームペー
    ジに取引可能対象物を展示する販売者コンピュータに送
    信する成立情報送信手段を備えていることを特徴とする
    取引決済システム。
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US10825089B2 (en) 2007-03-15 2020-11-03 Bgc Partners, Inc. Error detection and recovery in an electronic trading system

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