JP2002024560A

JP2002024560A - 金融商品評価システム

Info

Publication number: JP2002024560A
Application number: JP2000211610A
Authority: JP
Inventors: Makoto Inomata; 真猪股
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2000-07-12
Filing date: 2000-07-12
Publication date: 2002-01-25

Abstract

(57)【要約】（修正有）【課題】顧客が要求する金融商品の概要を選択するの
みで、その金融商品に関する情報を自動的に検索し、簡
単に前記情報を理解できると同時に顧客の要求する金融
商品を分析・評価するシステムを提供する。【解決手段】ネット１１上に有するＨＴＴＰサーバに
おけるサーバ６内に設けられた評価システムと、前記Ｈ
ＴＴＰサーバと同じ又は他のＨＴＴＰサーバにおけるサ
ーバ６内に設けられた金融商品の情報が格納されている
データベース８，９，１０とにおいて、前記評価システ
ムが前記データベース８，９，１０に接続する機能をも
ち、顧客端末機１から要求された情報と、前記データベ
ース８，９，１０に格納されている金融商品の一部又は
全部の情報とが一致する金融商品の情報を検索し、検索
された金融商品の情報を格納するとともに分析・評価を
行い、前記分析・評価を行った結果を前記端末機１の出
力部に出力する金融商品評価システム７。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、銀行・証券会社等
の金融機関が取扱っている金融商品を、顧客の要求に従
って前記金融商品の分析・評価を行い、前記分析・評価
結果を顧客の端末機に出力する金融商品評価システムに
関する。

【０００２】

【従来の技術】一般に、金融商品は、銀行が取扱う金融
商品、証券会社が取扱う金融商品等、種類も様々であ
る。また、各々の金融商品を取扱う金融機関（銀行・証
券会社等）によるサービス等も様々であるため、前記金
融商品を契約する際には、最良の選択方法がないので、
パンフレット等を取り寄せて閲覧するか、若しくは自分
が要求する金融商品を扱っている銀行又は証券会社等の
金融機関に出向いて説明を聞き、契約していた。

【０００３】また近年、情報技術の発達に伴い、通信回
線等を用いたネット上におけるホームページ等におい
て、各々の金融機関ごとに取扱っている金融商品等を掲
載している金融機関もあるので、前記ホームページ等に
より前記金融商品等の詳細を閲覧することが出来るよう
になり、わざわざ前記金融機関に出向く必要がなくなり
つつある。

【０００４】また従来は、前記金融商品の善し悪しを評
価する際に、市販ソフトウエアを使用して分析・評価等
を行うシステムが存在していた。

【０００５】前記システムは、市販ソフトウエアを使用
し、端末機から各々の金融機関の金融商品の情報が格納
されているデータベースに接続して前記金融機関の取扱
う金融商品の情報をダウンロードし、若しくはパンフレ
ット等により得た金融商品情報を手入力することによ
り、前記金融商品の分析・評価等を行うシステムであ
る。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかし、前記金融商品
の分析・評価等を行うシステムは、まず始めに、自分で
金融商品をリストアップした後、その金融商品を扱って
いる金融機関からパンフレット等により前記金融商品の
データ又は情報を得るか、若しくは前記金融機関の取扱
っている金融商品の価格等の情報が格納されているサー
バに接続し、前記情報又はデータをダウンロードして、
前記市販ソフトウエアを使用し、分析・評価等を行うシ
ステムであるため、金融商品ごとに前記金融商品のデー
タ又は情報を得る必要があるため、非常に手間がかかる
という問題点がある。

【０００７】また近年、金融会社の競争の激化により、
金融商品の種類も増大しており、金融商品自体が膨大な
ため、前記金融商品の善し悪しは勿論、前記金融商品自
体も理解しづらいという問題点がある。

【０００８】更に、金融機関に出向くのは誰もが皆、煩
わしいものであるとともに、前記金融機関において、窓
口担当者の知識の差によってもサービスの有無が変わ
る。また、金融機関においても、窓口の応答業務に係る
人数を揃えなければならないという問題点がある。

【０００９】そこで本発明は、自宅等の端末機を使用
し、顧客の要求する金融商品の概要を選択するのみで、
前記金融商品に関する情報を自動的に検索し、簡単に前
記情報を理解できると同時に顧客の要求する金融商品を
分析・評価するシステムを提供することを目的とする。

【００１０】

【課題を解決するための手段】以下、本発明について説
明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図
面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本
発明が図示の形態に限定されるものではない。

【００１１】本発明は、入力部（３）と出力部（４）と
を備えた端末機（１）と、ネット（１１）上に設けられ
たＨＴＴＰサーバにおけるサーバ（６）内に設けられた
評価システム（７）と、前記ＨＴＴＰサーバと同じ又は
他のＨＴＴＰサーバにおけるサーバ内に設けられた金融
商品の情報が格納されているデータベース（８、９、１
０）とにおいて、前記評価システム（７）が前記データ
ベース（８、９、１０）に接続する機能をもち、端末機
（１）からの要求により要求された情報と、前記データ
ベース（８、９、１０）に格納されている金融商品の一
部又は全部の情報とが一致する金融商品の情報を検索
し、前記検索により検索された金融商品の情報を格納す
るとともに分析・評価を行い、前記分析・評価を行った
結果を、前記端末機（１）の出力部（４）に出力するこ
とを特徴とする。

【００１２】また、前記評価システム（７）が、入力機
能と出力機能とを備えた入出力処理部（７ａ）と、前記
入力機能により入力された情報と前記データベース
（８、９、１０）に格納されている金融商品の一部又は
全部の情報とが一致する前記金融商品の情報を検索する
ための検索処理部（７ｂ）と、前記検索処理された金融
商品の情報を格納及び分析・評価するための分析テーブ
ル（７ｄ）が設けられた分析処理部（７ｃ）とからな
り、前記評価システムをネット上に有するＨＴＴＰサー
バにおけるサーバ内に格納してなることを特徴とする。

【００１３】本発明によれば、顧客が前記端末機（１）
を使用し、ネット（１１）上に設けられた前記評価シス
テム（７）に接続し、要求する金融商品の情報を入力す
るだけで、評価システム（７）により、提携した金融機
関のデータベースに格納された金融商品の情報の中から
前記要求する金融商品の情報と一致する金融商品の情報
を検索し、格納することができるとともに、前記検索さ
れた金融商品の情報の分析・評価を行い、前記顧客の端
末機に出力されるため、簡単に金融商品の情報を取り揃
えることができるとともに、前記金融商品の善し悪しの
判断も容易にできる。

【００１４】更に、前記端末機（１）を使用し、自宅等
においても金融商品情報が収集できるため、顧客は、取
扱い金融機関に足を運ぶ煩わしさがなくなると同時に、
窓口担当者における知識の差によらないサービスを受け
ることができる。更にまた、金融機関においては、窓口
の応答業務に要するコストの削減にも貢献できる。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下、本発明である金融評価シス
テムに係る実施の形態について詳細に説明する。本発明
の実施の形態として、図１に示すように、本発明は入力
部３と出力部４とを備えた端末機１と、ネット１１上に
設けられたＨＴＴＰサーバにおけるサーバ内に設けられ
た評価システム７と、前記ＨＴＴＰサーバと同じ又は他
のＨＴＴＰサーバにおけるサーバ内に設けられた金融商
品の情報が格納されているデータベース８、９、１０と
において、前記評価システム７が前記データベース８、
９、１０に接続する機能をもち、前記端末機１からの要
求により要求された情報と、前記データベース８、９、
１０に格納されている金融商品の一部又は全部の情報と
が一致する金融商品の情報を検索し、前記検索により検
索された金融商品の情報を格納するとともに分析・評価
を行い、前記分析・評価を行った結果を前記端末機１の
出力部４に出力することを特徴とする金融商品評価シス
テムとした。

【００１６】また、前記評価システム７が、入力機能と
出力機能とを備えた入出力処理部７ａと、前記入力機能
により入力された情報と前記データベース８、９、１０
に格納されている金融商品の一部又は全部の情報とが一
致する前記金融商品の情報を検索するための検索処理部
７ｂと、前記検索処理された金融商品の情報を格納及び
分析・評価するための分析テーブル７ｄが設けられた分
析処理部７ｃとからなり、前記評価システムをネット上
に有するＨＴＴＰサーバにおけるサーバ内に格納してな
ることを特徴とする金融商品評価システムとした。

【００１７】図１に示すように、前記端末機１に備えら
れた入力部３は、入力又は選択できるキーボード３ａや
マウス３ｂ等からなり、出力部４は、画面を表示又は印
刷することができるディスプレイ４ａやプリンタ４ｂ等
からなる。また、端末機１のＣＰＵにはメニュー処理部
２ａと出力処理部２ｂとを有する。

【００１８】メニュー処理部２ａでは、端末機１の入力
部３により入力したデータを分析要求データ５として前
記評価システム７に送信を行い、出力処理部２ｂでは、
前記評価システム７からの出力データの送信を受信し、
前記出力データを出力部３に出力（表示）するために設
けられている。また、端末機１において前記メニュー処
理部２ａと出力処理部２ｂは、特に必要というのではな
く、少なくともネット１１上における通信機能を備え、
入力部３と出力部４をもつ端末機１であればよい。故
に、前記端末機１は、一般に使用されるパーソナルコン
ピュータに限られず、例えば、ｉ−ｍｏｄｅ（登録商
標）やＰＨＳ等の携帯端末機やモバイル機等でも可能で
ある。

【００１９】評価システム７は、ネット１１上に設けら
れたＨＴＴＰサーバにおけるサーバ内に設けられ、前記
評価システム７は、入出力処理部７ａと検索処理部７ｂ
と分析テーブル７ｄを設けた分析処理部７ｃとからな
る。

【００２０】入出力処理部７ａは、金融商品の指定や分
析方法の指定をするための入力機能と端末機１にデータ
を送信するための出力機能とからなる。また、前記入力
機能は、商品の種類、分析・評価方法、分析パラメータ
等の入力又は選択項目からなる。

【００２１】検索処理部７ｂは、金融機関が有するＨＴ
ＴＰサーバにおけるサーバ内に設けられた金融商品の上
方が格納されたデータベース８、９、１０に接続する機
能をもち、前記入力機能により指定された金融商品の情
報に従って、前記データベース８、９、１０にアクセス
（接続）し、前記入力機能により指定された金融商品の
情報と一部又は全部が一致する金融商品の情報を検索す
る。

【００２２】分析処理部７ｃは、分析テーブル７ｄを設
けており、前記分析テーブル７ｄにおいて、前記検索処
理された金融商品の情報を格納し、更に分析・評価を行
う。

【００２３】また、金融機関等が取扱う金融商品のデー
タベース８、９、１０は、前記ＨＴＴＰサーバと同じ又
は他のＨＴＴＰサーバにおけるサーバ内に設けられ、例
えば、ホームページ等に格納されているデータ等も含
む。また、金融機関等と提携することにより、前記金融
機関が取扱う金融商品のデータベース８、９、１０を前
記評価システム７が設けられているサーバ６内に作成
（格納）することも可能である。

【００２４】検索する際の全体の流れとしては、図１、
図２に示すように、顧客は、少なくともキーボード３
ａ、マウス３ｂ等の入力部３と画面表示（ディスプレイ
４ａ）や印刷表示（プリンタ４ｂ）等の機能を備えた出
力部４をもち、通信回線が利用できるパソコン又はモバ
イル機等の端末機１を使用して（Ｓ１０１）、通信回線
を利用し（Ｓ１０２）、ネット１１上に有する評価シス
テム７を設けたサーバ６にアクセス（接続）する。接続
すると、評価システム７の入出力処理部７ａに備えられ
た入力機能により端末機１に金融商品の指定及び分析方
法の指定画面データが送信される。顧客は、前記端末機
１の画面上に表示された前記指定画面に従って、金融商
品の入力又は選択及びその他（分析方法等）の入力又は
選択を行う（Ｓ１０３）。

【００２５】前記金融商品の指定等においては、例え
ば、図３に示すように、金融商品の大まかな種類とし
て、種類Ａ（１２ａ）（お財布代わりに使えるタイプ
等）と種類Ｂ（１５ａ）（預けて利益上昇を待つタイプ
等）があるとして、また前記種類の中の具体的な種類と
して、前記種類Ａ（１２ａ）には、Ａ商品１３ａ、Ｂ商
品１３ｂ、Ｃ商品１３ｃがあり、種類Ｂ（１５ａ）に
は、Ｄ商品１６ａ、Ｅ商品１６ｂがあるとすれば、前記
大まかな種類（種類Ａ（１２ａ）、種類Ｂ（１５ａ））
か具体的な種類（Ａ商品１３ａ、Ｂ商品１３ｂ、…、Ｅ
商品１６ｂ）のどちらかの入力又は選択をする。また、
その際に分析方法（例えば、金利が一番良いもの、一番
利益率が良いもの等）の入力又は選択をしてもよい。

【００２６】前記金融商品の指定等がされると、前記評
価システム７の検索処理部７ｂにより金融商品の情報が
格納されているデータベース８、９、１０にそれぞれ接
続され、端末機１の入力部３より入力又は選択された前
記金融商品の指定された金融商品の情報等と、一部又は
全部が一致する金融商品の情報を検索する（Ｓ１０
４）。また、検索した金融商品が多い場合には、更に絞
り込むことにより金融商品の種類を減らすことも可能で
ある。

【００２７】検索例として図３に示す金融商品の種類を
種類Ａ（１２ａ）を選択した場合には、Ｆ金融機関１４
ａが取扱うＡ商品１３ａ、Ｇ金融機関１４ｂ、が取扱う
Ｂ商品１３ｂ、Ｃ商品１３ｃが検出される。

【００２８】また更に、検索された金融商品を絞り込み
たい場合には、、前記検出された金融商品がＡ商品１３
ａ、Ｂ商品１３ｂ、Ｃ商品１３ｃであるならば、取扱い
金融機関をＧ機関１４ｂと指定することにより、前記金
融商品の中からＧ機関１４ｂが取扱うＢ商品１３ｂ、Ｃ
商品１３ｃが検出され、金融商品を絞り込むことができ
る。

【００２９】前記検索処理部７ｂにより検索された金融
商品の情報は、分析処理部７ｃに設けられた分析テーブ
ル７ｄに格納される（Ｓ１０５）。前記分析テーブル７
ｄに格納された金融商品の情報は、前記入出力処理部７
ａに備えられた入力機能により入力又は選択された分析
方法に従って、細かく分析・評価を行う（Ｓ１０６）。

【００３０】前記分析・評価された結果データは、前記
入出力処理部の出力機能により、顧客の端末機１に送信
される。

【００３１】顧客は、前記端末機１により前記結果デー
タを画面上に出力（表示）し（Ｓ１０７）、閲覧するこ
とができ、顧客は、提供された前記結果データを基に、
金融商品の購入を検討すればよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明である金融商品評価システムの全体シス
テム図である。

【図２】本発明である金融商品評価システムの全体流れ
図である。

【図３】金融機関が取扱う金融商品の分類例である。

【符号の説明】

１端末機３入力部４出力部６サーバ７金融商品評価システム７ａ入出力処理部７ｂ検索処理部７ｃ分析処理部７ｄ分析テーブル８〜１０データベース１１ネット

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】入力部と出力部とを備えた端末機と、ネッ
ト上に有するＨＴＴＰサーバにおけるサーバ内に設けら
れた評価システムと、前記ＨＴＴＰサーバと同じ又は他
のＨＴＴＰサーバにおけるサーバ内に設けられた金融商
品の情報が格納されているデータベースとにおいて、前
記評価システムが前記データベースに接続する機能をも
ち、前記端末機からの要求により要求された情報と、前
記データベースに格納されている金融商品の一部又は全
部の情報とが一致する金融商品の情報を検索し、前記検
索により検索された金融商品の情報を格納するとともに
分析・評価を行い、前記分析・評価を行った結果を前記
端末機の出力部に出力することを特徴とする金融商品評
価システム。
【請求項２】前記評価システムが、入力機能と出力機能
とを備えた入出力処理部と、前記入力機能により入力さ
れた情報と前記データベースに格納されている金融商品
の一部又は全部の情報とが一致する前記金融商品の情報
を検索するための検索処理部と、前記検索処理された金
融商品の情報を格納及び分析・評価するための分析テー
ブルが設けられた分析処理部とからなり、前記評価シス
テムをネット上に有するＨＴＴＰサーバにおけるサーバ
内に格納してなることを特徴とする金融商品評価システ
ム。