JP2020140635A - 購入管理装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

購入管理装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】顧客による商品の購入を抑制する。【解決手段】購入管理装置2000は、所定商品とその所定商品の所定期間における購入数量又は購入回数の基準値である購入基準値とを対応づけた制限情報20、及び商品の購入に関する情報を示すレシート情報10を取得する。制限情報20及びレシート情報10を用いて、所定期間における所定商品の購入数量又は購入回数が、その所定商品に対応する購入基準値以下であるか否かを判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、購入した商品に関する情報を扱う技術に関する。
商品を購入した際に、その購入内容を表すレシート情報(電子レシート)を発行する技術が開発されている。さらに、このようなレシート情報を使って、買い物を支援する技術が開発されている。例えば特許文献1は、電子レシートを使って購入実績の分析を行い、その分析に基づいて購入すべき商品の候補を提示することで、商品の購入を顧客に促す技術を開示している。
特開2016−218835号公報
特許文献1の技術では、顧客による商品の購入を抑制することは難しい。本発明はこの課題に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、顧客による商品の購入を抑制できる技術を提供することである。
本発明の購入管理装置は、1)所定商品とその所定商品の所定期間における購入数量又は購入回数の基準値である購入基準値とを対応づけた制限情報、及び商品の購入に関する情報を示すレシート情報を取得する取得部と、2)制限情報及びレシート情報を用いて、所定期間における所定商品の購入数量又は購入回数が、その所定商品に対応する購入基準値以下であるか否かを判定する判定部と、を有する。
本発明の制御方法はコンピュータによって実行される。当該制御方法は、1)所定商品とその所定商品の所定期間における購入数量又は購入回数の基準値である購入基準値とを対応づけた制限情報、及び商品の購入に関する情報を示すレシート情報を取得する取得ステップと、2)制限情報及びレシート情報を用いて、所定期間における所定商品の購入数量又は購入回数が、その所定商品に対応する購入基準値以下であるか否かを判定する判定ステップと、を有する。
本発明のプログラムは、本発明の制御方法が有する各ステップをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、顧客による商品の購入を抑制できる技術が提供される。
本実施形態の購入管理装置の概要を説明するための図である。 実施形態1の購入管理装置の機能構成を例示する図である。 購入管理装置を実現するための計算機を例示する図である。 実施形態1の購入管理装置によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 レシート情報の取得から第1判定部による判定の結果に関する出力までの全体の流れを例示する図である。 購入管理装置の利用形態を例示する第1の図である。 購入管理装置の利用形態を例示する第2の図である。 購入管理装置の利用形態を例示する第3の図である。 制限情報をテーブル形式で例示する図である。 警告部を有する購入管理装置を例示する図である。 警告情報を例示する図である。 警告対象の商品の購入に適したタイミングが含まれる警告情報を例示する図である。 これから購入しようとしている商品についての警告を表す警告情報を例示する図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また各ブロック図において、特に説明がない限り、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく機能単位の構成を表している。
[実施形態1]
<概要>
図1は、本実施形態の購入管理装置の概要を説明するための図である。なお、図1は、購入管理装置2000に対する理解を容易にするための例示であり、購入管理装置2000の機能は図1に表されているものに限定されない。
レシート情報10は、購入された商品に関する情報を示すデータである。購入管理装置2000は、レシート情報10を取得する。購入管理装置2000は、例えば、レシート情報10が示す商品の購入を行った人物(以下、ユーザ)が利用する携帯端末や PC(Personal Computer)などのコンピュータである。以下、ユーザが利用するコンピュータのことを、ユーザ端末とも表記する。
また、購入管理装置2000は、制限情報20を取得する。制限情報20は、所定商品と、その所定商品の所定期間における購入数量又は購入回数の基準値とを対応づけた情報である。以下、購入数量と購入回数のことをまとめて、「購入数量等」とも表記する。また、上記基準値を、購入基準値とも表記する。例えば制限情報20は、「商品Aの購入数量の基準値は毎月10個」などといった情報を表す。この場合、所定商品は商品Aであり、所定期間は毎月初日から1ヶ月間であり、購入基準値は10個である。
購入管理装置2000は、レシート情報10及び制限情報20を用い、制限情報20によって表される所定期間について、所定商品の購入数量等が購入基準値以下であるか否かを判定する。例えば制限情報20が、所定期間Pにおける商品Aの購入基準値として、10個を示しているとする。また、所定期間Pにおいて生成された3つのレシート情報10に含まれる商品Aの購入数量がそれぞれ3個、5個、及び4個であるとする。この場合、購入数量の合計は12個であり、購入基準値10個よりも多い。よって、購入管理装置2000は、商品Aの購入数量が購入基準値以下ではないと判定する。
所定商品の購入数量等が購入基準値以下でないと判定された場合、例えば購入管理装置2000は、所定商品の購入数量等が購入基準値を超えていることをユーザが把握できるように、警告の出力などを行う。
<作用効果>
本実施形態の購入管理装置2000によれば、所定期間における所定商品の購入数量又は購入回数が購入基準値以下であるか否かが判定される。例えば、所定期間に購入してよい購入数量等の上限値を購入基準値に設定して上記判定を行えば、所定期間における所定商品の購入数量等が上限値を超えていないかどうかを把握することができる。このような判定を行うことにより、顧客が所定商品を購入しすぎることを抑制できる(すなわち、買いすぎを防止できる)。
以下、本実施形態についてさらに詳細を述べる。
<機能構成の例>
図2は、実施形態1の購入管理装置2000の機能構成を例示する図である。購入管理装置2000は、取得部2020及び判定部2040を有する。取得部2020は、レシート情報10及び制限情報20を取得する。判定部2040は、レシート情報10及び制限情報20を用いて、所定期間における所定商品の購入数量等が購入基準値以下であるか否かを判定する。
<購入管理装置2000のハードウエア構成の例>
購入管理装置2000の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、購入管理装置2000の各機能構成部がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。
図3は、購入管理装置2000を実現するための計算機1000を例示する図である。計算機1000は任意の計算機である。例えば計算機1000は、Personal Computer(PC)やサーバマシンなどの据え置き型の計算機である。その他にも例えば、計算機1000は、スマートフォンやタブレット端末などの可搬型の計算機である。なお、計算機1000は、購入管理装置2000を実現するために設計された専用の計算機であってもよいし、汎用の計算機であってもよい。
計算機1000は、バス1020、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージデバイス1080、入出力インタフェース1100、及びネットワークインタフェース1120を有する。バス1020は、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージデバイス1080、入出力インタフェース1100、及びネットワークインタフェース1120が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ1040などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
プロセッサ1040は、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)などの種々のプロセッサである。メモリ1060は、RAM(Random Access Memory)などを用いて実現される主記憶装置である。ストレージデバイス1080は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、又は ROM(Read Only Memory)などを用いて実現される補助記憶装置である。
入出力インタフェース1100は、計算機1000と入出力デバイスとを接続するためのインタフェースである。例えば入出力インタフェース1100には、キーボードなどの入力装置や、ディスプレイ装置などの出力装置が接続される。
ネットワークインタフェース1120は、計算機1000を通信網に接続するためのインタフェースである。この通信網は、例えば LAN(Local Area Network)や WAN(Wide Area Network)である。ネットワークインタフェース1120が通信網に接続する方法は、無線接続であってもよいし、有線接続であってもよい。
ストレージデバイス1080は、購入管理装置2000の各機能構成部を実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ1040は、これら各プログラムモジュールをメモリ1060に読み出して実行することで、各プログラムモジュールに対応する機能を実現する。
<処理の流れ>
図4は、実施形態1の購入管理装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。取得部2020はレシート情報10及び制限情報20を取得する(S102)。判定部2040は、レシート情報10及び制限情報20を用いて、所定期間における所定商品の購入数量等が購入基準値以下であるか否かを判定する(S104)。
図5は、レシート情報10の取得から第1判定部2040による判定の結果に関する出力までの全体の流れを例示する図である。なお、図4に示すステップと同じステップには、図4におけるステップ番号と同じ番号を付している。
ユーザが商品を購入したことにより、レシート情報10が発行される(S202)。購入管理装置2000により、レシート情報10及び制限情報20が取得される(S102)。判定対象の商品が特定される(S204)。判定対象の商品について、その商品に対応する所定期間における商品の購入数量等が特定される(S206)。購入数量等が購入基準値以下であるか否かが判定される(S208)。なお、図5におけるS204からS208は、図4におけるS104の詳細化の一例である。
購入数量等が購入基準値以下でない場合(S208:NO)、警告が出力される(S210)。購入数量等が購入基準値以下である場合(S208:YES)、図5の処理は終了する。
<購入管理装置2000の利用形態の例>
例えば購入管理装置2000は、前述した様に、レシート情報10に示される商品を購入したユーザのユーザ端末で実現される。ただし、購入管理装置2000の例はこれに限定されない。ここでは、購入管理装置2000についての理解を容易にするため、購入管理装置2000の実現形態及びその利用形態をいくつか例示する。
<<利用形態の例1>>
図6は、購入管理装置2000の利用形態を例示する第1の図である。この例において、購入管理装置2000はユーザ端末で実現されている。例えばユーザは、購入管理装置2000の機能を実現するアプリケーションをユーザ端末にインストールする。これにより、ユーザ端末が購入管理装置2000として機能するようになる。
例えばユーザは、購入管理装置2000を利用して商品の購入を行う。具体的には、購入管理装置2000と店舗の POS(Point of Sales)端末との間で近距離無線通信を行うことで代金の支払いを行ったり、購入管理装置2000を利用してネットショッピングを行ったりする。その結果として、購入管理装置2000は、レシート情報10を取得する(S202)。
例えば購入管理装置2000は、レシート情報10を取得したことを契機として、そのレシート情報10に示されている各商品のうち、制限情報20に示されている商品について、判定部2040による判定を行う。こうすることで、新たに購入された商品について、所定期間における購入数量等が購入基準値以下であるかどうかが分かる。ただし、購入管理装置2000は、ユーザによる所定の入力操作など、レシート情報10の取得以外を契機として、判定部2040による判定を行ってもよい。
なお、ユーザは、購入管理装置2000を利用して商品を購入しなくてもよく、現金による支払いなどで商品を購入してもよい。この場合、予めレシート情報10の送信先として購入管理装置2000を登録しておく。
<<利用形態の例2>>
図7は、購入管理装置2000の利用形態を例示する第2の図である。この例において、購入管理装置2000は、一人以上のユーザについてレシート情報10及び制限情報20を取得し、各ユーザについて、所定商品の購入数量等と購入基準値との比較を行うサーバマシンである。すなわち、「所定期間における所定商品の購入数量等が購入基準値以下であるか否かを判定する」というサービスが、インターネット上のサーバマシンで実現されている。購入管理装置2000のユーザは、予め購入管理装置2000の利用登録をしておく。その際、制限情報20の登録を行っておく。ただし、制限情報20は更新可能にしておくことが好ましい。
例えば、ユーザが商品を購入したら、その購入の結果を示すレシート情報10が、そのユーザの識別情報に対応づけて購入管理装置2000へ送信される(S202)。レシート情報10を送信する装置は、購入する商品の登録処理や精算処理を行った装置(店舗の POS 端末やショッピングサイトのサーバマシンなど。以下、POS 端末等とも表記する)であってもよいし、ユーザ端末であってもよい。図7の例では、ユーザ端末からレシート処理装置2000へレシート情報10が送信されている。
例えば購入管理装置2000は、レシート情報10を受信したことを契機に、受信したレシート情報10に示されている商品のうち、制限情報20に示される商品について、判定部2040による判定を行う。こうすることで、新たに購入された商品について、所定期間における購入数量等が購入基準値以下であるかどうかが分かる。
<<利用形態の例3>>
図8は、購入管理装置2000の利用形態を例示する第3の図である。この例では、ユーザが商品を購入しようとしている段階で、購入管理装置2000が、購入しようとしている商品の識別情報を取得する。例えば購入管理装置2000は、商品の購入に利用される POS 端末等で実現される。その他にも例えば、購入管理装置2000は、 POS 端末等から商品の識別情報を受信するユーザ端末やサーバマシンなどで実現されてもよい。
購入管理装置2000は、商品の識別情報を取得したことを契機に、その商品が制限情報20に示されているかどうかを判定し、その商品が制限情報20に示されていたら、判定部2040による判定を行う。こうすることで、ユーザが新たに購入しようとしている商品について、所定期間における購入数量等が購入基準値以下であるかどうかが分かる。
この形態では、さらに、新たに購入しようとしている商品について、所定期間における購入数量等が購入基準値以下でないと判定されたら、商品を精算対象として登録する前に、購入数量等が購入基準値を超えていることを示す警告を出力することが好適である。このようにすることで、ユーザが、商品の購入数量等が多いという状況を把握せずに商品を買いすぎてしまうことを防止することができる。当該警告は、例えば、POS 端末等に設けられているディスプレイ装置に表示される。このディスプレイ装置は、店員が閲覧するディスプレイ装置であってもよいし、ユーザ(顧客)が閲覧するディスプレイ装置であってもよい。
<レシート情報10について>
前述した様に、レシート情報10は、購入された商品に関する情報を示すデータである。例えばレシート情報10は、商品を購入した際に紙媒体のレシートに代えて又は紙媒体のレシートと共に発行される、電子的なレシート(電子レシート)である。なお、ここでいう商品には、レストランで食べた食事など、持ち帰らずに購入した場で消費した物も含まれる。
例えばレシート情報10は、購入された商品それぞれについて、商品の識別情報(識別子や名称)、購入価格、及び購入数量などを示す。さらに、レシート情報10は、商品の購入が行われた時点を表す情報(例えば、そのレシート情報10の生成時点)を示す。また、レシート情報10は、商品の購入を行ったユーザの識別情報をさらに示してもよい。
<レシート情報10の取得:S102>
取得部2020はレシート情報10を取得する(S102)。取得部2020がレシート情報10を取得する方法は様々である。例えば取得部2020は、レシート情報10が記憶されている任意の記憶装置にアクセスすることで、レシート情報10を取得する。この記憶装置は、購入管理装置2000の内部に設けられていてもよいし、外部に設けられていてもよい。
その他にも例えば、取得部2020は、他の装置から送信されるレシート情報10を受信することで、レシート情報10を取得する。例えば購入管理装置2000がユーザの端末で実現される場合において、購入管理装置2000は、POS 端末などから送信されるレシート情報10を受信する。また、購入管理装置2000がサーバマシンで実現される場合において、購入管理装置2000は、ユーザの端末や POS 端末などから送信されるレシート情報10を受信する。
<制限情報20について>
制限情報20は、所定商品と、その所定商品の所定期間における購入基準値とを対応づけている。例えば制限情報20は、所定商品を表す情報として、所定商品の識別情報(識別子や名称など)を示す。所定商品を表す情報は、1つの商品を定める情報であってもよいし、商品のグループ(以下、商品グループ)を定める情報であってもよい。商品グループを定める情報とは、例えば、「たばこ」、「お酒」、又は「炭酸飲料」などといった商品の種類の識別情報である。
制限情報20は、所定期間を表す情報として、所定期間の始点と終点とを示す情報(例えば、「始点:2018/11/1、終点:2018/11/30」など)や、所定期間の始点及び長さを示す情報(例えば、「始点:2018/11/1、長さ:30日」など)を示す。また、「始点:毎月1日、長さ:1ヶ月」のように、繰り返される期間を所定期間として定めてもよい。
購入基準値には、例えば、所定期間に購入してよい購入数量等の上限値が設定される。こうすることで、所定期間における購入数量等が上限値を超えた所定商品が存在するか否か(すなわち、「買いすぎ」の状態の商品が存在するか否か)を把握することができる。
その他にも例えば、購入基準値には、所定期間に購入してよい購入数量等の上限値よりも少し小さい値(例えば、上限値から所定の値を引いた数)が設定される。こうすることで、所定期間における購入数量等が上限値を超えそうな所定商品が存在するか否か(すなわち、「買いすぎ」の状態に近づいている商品が存在するか否か)を把握することができる。
図9は、制限情報20をテーブル形式で例示する図である。図9のテーブルを、テーブル200と呼ぶ。テーブル200は、商品202、期間204、及び購入基準値206という3つの列を有する。
<制限情報20の取得:S104>
取得部2020は制限情報20を取得する(S104)。取得部2020が制限情報20を取得する方法は様々である。例えば取得部2020は、制限情報20が記憶されている任意の記憶装置にアクセスすることで、レシート情報10を取得する。この記憶装置は、購入管理装置2000の内部に設けられていてもよいし、外部に設けられていてもよい。その他にも例えば、取得部2020は、他の装置から送信される制限情報20を受信することで、制限情報20を取得してもよい。例えば購入管理装置2000がサーバマシンで実現され、なおかつ制限情報20がユーザの端末で生成される場合、ユーザの端末からサーバマシンに対して制限情報20が送信される。なお、制限情報20は必ずしもユーザの端末で生成される必要はなく、サーバマシンなどで生成されてもよい。
<判定部2040による判定:S106>
判定部2040は、レシート情報10及び制限情報20を用いて、所定期間における所定商品の購入数量等が購入基準値以下であるか否かを判定する(S106)。以下、この判定について、詳細に説明する。
<<判定対象とする所定商品について:S204>>
購入管理装置2000は、制限情報20に示されている全ての所定商品を判定対象としてもよいし、制限情報20に示されている一部の商品を判定対象としてもよい。後者の場合、例えば判定部2040は、制限情報20に示されている所定商品のうち、ユーザ端末等から送信されたレシート情報10に示されている商品と合致する所定商品を、判定対象の所定商品として扱う。このケースでは、まず判定部2040は、制限情報20に示されている所定商品の中に、取得したレシート情報10に示されている商品と合致するものが含まれているか否かを判定する。そして、レシート情報10に示されている商品と合致する所定商品が制限情報20に含まれていたら、判定部2040は、その所定商品を判定対象として扱う。例えば、制限情報20に所定商品として商品A、B、及びCが示されており、取得したレシート情報10に商品CとDが示されているとする。この場合、判定部2040は、商品Cについて判定を行う。
その他にも例えば、判定部2040は、制限情報20に示されている所定商品のうち、POS 端末等から取得した識別情報で特定される商品と合致する所定商品を、判定対象の商品として扱う。このケースでは、まず判定部2040は、制限情報20に示されている所定商品の中に、取得した識別情報で特定される商品と合致するものが含まれているか否かを判定する。そして、取得した識別情報で特定される商品と合致する所定商品が制限情報20に含まれていたら、判定部2040は、その所定商品を判定対象として扱う。
ここで、前述した様に、制限情報20において、所定商品を表す情報は、1つの商品を定める情報であってもよいし、商品グループを定める情報であってもよい。制限情報20において、所定商品が商品グループによって定められている場合、「レシート情報10に示されている商品と制限情報20に示されている所定商品とが合致する」とは、レシート情報10に示されている商品が、所定商品が表す商品グループに属することを意味する。例えば、制限情報20が示す所定商品が「たばこ」である場合、レシート情報10に示されている商品のうち、「たばこ」という商品グループに属する商品はいずれも、所定商品と合致する。なお、「識別情報で特定される商品と制限情報20に示されている所定商品とが合致する」についても同様に、その識別情報で特定される商品が、所定商品が表す商品グループに属することを意味する。
商品が商品グループに属するか否かの判定には、例えば、商品とその商品が属する商品グループとを対応づけた情報(以下、グループ情報)が利用される。例えばグループ情報は、レシート情報10に含まれる。すなわち、レシート情報10において、各商品に、その商品が属する商品グループを対応づけておく。
グループ情報は、レシート情報10とは別途用意されてもよい。例えば、商品に関する情報のデータベースを用意しておき、判定部2040がこのデータベースにアクセスできるようにしておく。グループ情報は、このデータベースで管理しておく。判定部2040は、上記データベースを参照することで、商品と商品グループとの対応関係を把握する。例えば、POS システムによって管理されている商品のデータベースに対して判定部2040がアクセスできるようにする。
<<購入基準値との比較について:S206、S208>>
制限情報20が示す所定商品の購入基準値は、例えば、所定商品の数や内容量、又は購入回数などを表す。制限情報20において、購入基準値が購入回数を表すとする。この場合、判定部2040は、判定対象の所定商品について、その所定商品に対応する所定期間に生成され、なおかつその所定商品を示すレシート情報10を検索し、該当するレシート情報10の数を特定する。このようにして特定された数は、所定期間における所定商品の購入回数を表す。判定部2040は、このようにして特定した所定商品の購入回数が、その所定商品の購入基準値以下であるか否かを判定する。
制限情報20において、購入基準値が商品の数を表すとする。この場合、例えば判定部2040は、判定対象の所定商品に対応する所定期間に生成され、なおかつその所定商品を示すレシート情報10を検索し、得られたレシート情報10に示されているその所定商品の数を積算する。これにより、所定期間に購入された所定商品の合計数が算出される。判定部2040は、所定商品について算出された合計数が、その所定商品の購入基準値以下であるか否かを特定する。
制限情報20において、購入基準値が商品の内容量を表すとする。例えば、飲料の購入基準値として「1,500ml」などが示されるケースである。この場合、例えば判定部2040は、判定対象の所定商品に対応する所定期間に生成され、なおかつその所定商品を示すレシート情報10を検索し、得られたレシート情報10に示されているその所定商品の内容量を積算する。これにより、所定商品に対応する所定期間に購入された商品の内容量の合計が算出される。例えば、飲料Aについて、所定期間内に 500ml ペットボトルと 2l ペットボトルが1本ずつ購入されていた場合、飲料Aの内容量の積算値は 2,500ml となる。判定部2040は、所定商品について算出された内容量の合計が、その所定商品の購入基準値以下であるか否かを特定する。
前述したレシート情報10の検索は、例えば、レシート情報10を管理するデータベースに対して行われる。ただし、必ずしもレシート情報10はデータベースで管理される必要はない。例えば、或る条件を満たすレシート情報10の検索は、レシート情報10が記憶されている記憶装置から全てのレシート情報10を取得し、各レシート情報10が条件を満たしているか否かを判定することによって実現されてもよい。
ここで、購入管理装置2000が複数のユーザそれぞれによって行われた商品購入に関するレシート情報10を扱う場合、レシート情報10には、そのレシート情報10に示す商品の購入を行ったユーザが対応づけられる。この場合において、レシート処理装置2000が、レシート情報10を取得したことを契機として一連の処理を行うとする。この場合、判定部2040は、前述したレシート情報10の検索を行う際、動作の契機となったレシート情報10に対応づけられているユーザのレシート情報10のみを検索してもよいし、そのユーザと同じグループに属する各ユーザに対応づけられているレシート情報10をさらに検索してもよい。すなわち、後者の場合、所定商品の購入数量等が、動作の契機となったレシート情報10に対応するユーザの購入数量等だけでなく、そのユーザと同一のグループに属する各ユーザの購入数量等に基づいて決定される。例えば、商品Aに対応する所定期間において、ユーザXが商品Aを1回購入し、ユーザXと同一のグループに属するユーザYが商品Aを2回購入したとする。この場合、所定期間における商品Aの購入回数は、1回ではなく3回となる。
このようにすることで、所定商品の購入数量等を、グループごとに管理できるようになる。例えば、同一のグループには、ユーザとその同居人(家族)が含まれるようにする。こうすることで、所定商品の購入数量等を、家族などのグループを単位として管理できるようになる。
<判定結果の利用>
判定部2040による判定結果の利用方法は様々である。例えば購入管理装置2000は、或る所定商品の購入数量等が購入基準値以下でないと判定された場合に、警告情報を出力する(S210)。以下、このように警告情報の出力を行う構成を、警告部2060と呼ぶ。図10は、警告部2060を有する購入管理装置2000を例示する図である。
前述した様に、購入基準値として、所定期間に購入してよい所定商品の数量の上限値や、上限値よりも少し小さい値を設定することにより、所定商品について、買いすぎの状態であることや、買いすぎの状態に近づいていることを把握することができる。そこで、このような状況で警告情報が出力されるようにすることで、ユーザによる商品の過剰な購入の抑制(すなわち、買いすぎの防止)を実現することができる。
警告情報には、任意の情報を含めることができる。例えば警告情報には、警告メッセージ、購入数量等が購入基準値以下でないと判定された商品(以下、警告対象の商品)の識別情報、購入数量等、購入基準値、及びその商品に対応する所定期間を示すようにする。図11は、警告情報を例示する図である。図11では、ユーザの携帯端末のディスプレイ装置に警告情報50が表示されている。
なお、警告情報50には、警告対象の商品の購入に適したタイミング(日付など)を示す情報が含まれてもよい。警告対象の商品の購入に適したタイミングは、例えば、購入数量等が購入基準値を超えてしまった所定期間を経過した直後(所定期間の末日の次の日)などである。図12は、警告対象の商品の購入に適したタイミングが含まれる警告情報50を例示する図である。この例では、所定期間の終期は11月30日であり、その翌日の12月1日が購入に適したタイミングである。そこで、警告情報50には、「次回の購入は 12/1 以降にしましょう」という、購入に適したタイミング(12/1)を表す情報が含まれている。
また、前述したように、購入管理装置2000は、ユーザがこれから購入しようとしている商品について、判定部2040による判定を行ってもよい。すなわち、POS 端末等によって取得された商品の識別情報に合致する所定商品の購入数量等について判定が行われる。この場合、警告部2060は、「取得した識別情報の商品を購入したら、所定期間における購入数量等が購入基準値を超えてしまう」などといった、これから購入しようとしている商品についての警告を表す警告情報50を出力する。
図13は、これから購入しようとしている商品についての警告を表す警告情報50を例示する図である。図13のディスプレイ装置は、例えば、ユーザが閲覧できるように POS 端末等に設けられているディスプレイ装置である。このような警告をユーザに提示することにより、ユーザが商品を買いすぎてしまうことを未然に防ぐことができる。
また、図13では、警告情報50の下に、選択インタフェース60が表示されている。選択インタフェース60には、商品を購入するかどうかをユーザに尋ねるメッセージに加え、商品を購入するかどうかを選択するためのボタンが表示されている。「購入する」が押下された場合、判定対象となっていた商品が、POS 端末等において購入対象として登録される。一方、「購入しない」が押下された場合、判定対象となっていた商品が、POS 端末等において購入対象として登録されない。このように警告情報50と共に選択インタフェース60を提示することにより、ユーザが、商品を購入するとその商品の購入数量等が購入基準値を超えてしまうということを把握した上で、その商品を購入するか否かを判断し、その結果を POS 端末等に反映することができるようになる。よって、ユーザにとって、POS 端末等の利便性が向上する。
なお、図13のディスプレイ装置は、店員が閲覧するディスプレイ装置であってもよい。この場合、店員は、商品を購入すると購入数量等が購入基準値を超えてしまうことをユーザに知らせ、商品を購入するかどうかをユーザに尋ねる。そして、店員は、ユーザから聞いた回答の内容を選択インタフェース60に対して入力する。
その他にも例えば、図13のディスプレイ装置は、ユーザ端末等のディスプレイ装置であってもよい。この場合、選択インタフェース60に対する操作の内容が、ユーザ端末から POS 端末等に対して送信される。例えばユーザ端末等と POS 端末等は、近距離無線通信でデータのやりとりをする。
ここで、図11〜図13において、警告情報50は、ディスプレイ装置に表示される視覚的な情報として実現されている。しかし、警告情報50は、視覚的な情報に限定されない。例えば警告情報は、音声であってもよい。
警告部2060が警告情報50を出力する方法は様々である。例えば警告部2060は、購入管理装置2000に接続されている出力装置(ディスプレイ装置やスピーカなど)に対して、警告情報50を出力する。例えば、購入管理装置2000がユーザ端末等で実現する場合に、ユーザ端末等の出力装置から警告情報50が出力される。その他にも例えば、購入管理装置2000が POS 端末等で実現される場合に、POS 端末等の出力装置から警告情報50が出力される。
その他にも例えば、警告部2060は、他の装置に対して警告情報50を送信してもよい。このケースでは、例えば購入管理装置2000は、サーバマシンで実現され、ユーザ端末等へ警告情報50が送信される。そして、警告情報50を受信したユーザ端末等において、ディスプレイ装置やスピーカなどから警告情報50が出力される。
<変形例>
購入管理装置2000は、商品の購入数量等が多すぎるかどうかの判定だけでなく、商品の購入数量等が少なすぎるかどうかの判定も行うように構成されてもよい。すなわち、制限情報20において第2の購入基準値を導入し、この第2の購入基準値に対し、最低限購入すべき商品の数量を設定しておく。判定部2040は、所定期間における所定商品の購入数量等が、第2の購入基準値以上であるか否かを判定する。そして、所定期間における所定商品の購入数量等が、第2の購入基準値以上でない場合には、その旨を表す警告の出力などが行われるようにする。こうすることで、商品の買いすぎだけでなく、商品の不足(商品の買い忘れ)も防止することができるようになる。
また、購入管理装置2000は、商品の購入数量等に加え、商品の購入金額も加味した判定を行ってもよい。すなわち、制限情報20において、所定期間における所定商品の基準購入金額をさらに定めておく。判定部2040は、所定期間における所定商品の購入数量等が購入基準値以下であるか否か、及び所定期間における所定商品の購入金額が基準金額以下であるか否かの判定を行う。そして、所定期間における所定商品の購入数量等が購入基準値以下でない場合だけでなく、所定期間における所定商品の購入金額が基準金額以下でない場合においても、前述した警告情報50の出力などを行う。こうすることで、数量という側面だけでなく金額という側面についても、商品の買いすぎを防止することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記各実施形態の組み合わせ、又は上記以外の様々な構成を採用することもできる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
1. 所定商品とその所定商品の所定期間における購入数量又は購入回数の基準値である購入基準値とを対応づけた制限情報、及び商品の購入に関する情報を示すレシート情報を取得する取得部と、
前記制限情報及び前記レシート情報を用いて、前記所定期間における前記所定商品の購入数量又は購入回数が、その所定商品に対応する前記購入基準値以下であるか否かを判定する判定部と、を有する購入管理装置。
2. 前記判定部は、
取得した前記レシート情報に示されている商品と合致する前記所定商品を特定し、
前記特定した所定商品に対応する前記所定期間に生成された1つ以上の前記レシート情報をさらに取得し、取得した各前記レシート情報を用いて、前記特定した所定商品の購入数量又は購入回数を特定し、
前記特定した所定商品の購入数量又は購入回数がその所定商品に対応する前記購入基準値以下であるか否かを判定する、1.に記載の購入管理装置。
3. 前記判定部は、前記特定した所定商品に対応する前記所定期間に生成された1つ以上の前記レシート情報として、第1の前記レシート情報によって表される購入を行った人物と同一のグループに属する人物による他の購入を表す前記レシート情報を取得する、2.に記載の購入管理装置。
4. 前記判定部は、
これから購入される商品の識別情報を取得し、その識別情報で特定される商品と合致する前記所定商品を特定し、
前記特定した所定商品の購入数量又は購入回数がその所定商品に対応する前記購入基準値以下であるか否かを判定する、1.に記載の購入管理装置。
5. 前記所定期間における前記所定商品の購入数量又は購入回数が前記購入基準値以下でない場合に警告情報を出力する警告部を有する、1.乃至4.いずれか一つに記載の購入管理装置。
6. 前記警告情報は、前記所定期間における購入数量又は購入回数が前記購入基準値以下でないと判定された前記所定商品について、購入に適したタイミングを表す情報を含む、5.に記載の購入管理装置。
7. 前記判定部は、
これから購入される商品の識別情報を取得し、その識別情報で特定される商品と合致する前記所定商品を特定し、
前記特定した所定商品の購入数量又は購入回数がその所定商品に対応する前記購入基準値以下であるか否かを判定し、
前記警告部は、
前記特定した所定商品の購入数量又は購入回数がその所定商品に対応する前記購入基準値以下でないと判定された場合に、前記警告情報と、前記識別情報で特定される商品を購入するか否かを選択する入力インタフェースとを出力する、5.に記載の購入管理装置。
8. 前記制限情報は、前記所定商品に対応づけて、その所定商品の所定期間における購入数量又は購入回数の第2の基準値である第2購入基準値を示し、
前記判定部は、前記所定期間における前記所定商品の購入数量又は購入回数が、その所定商品に対応する前記第2購入基準値以上であるか否かを判定する、1.乃至7.いずれか一つに記載の購入管理装置。
9. 前記制限情報は、前記所定商品に対応づけて、その所定商品の所定期間における購入金額の基準値を示し、
前記判定部は、前記所定期間における前記所定商品の購入数量又は購入回数が、その所定商品に対応する前記購入金額の基準値以下であるか否かを判定する、1.乃至8.いずれか一つに記載の購入管理装置。
10. コンピュータによって実行される制御方法であって、
所定商品とその所定商品の所定期間における購入数量又は購入回数の基準値である購入基準値とを対応づけた制限情報、及び商品の購入に関する情報を示すレシート情報を取得する取得ステップと、
前記制限情報及び前記レシート情報を用いて、前記所定期間における前記所定商品の購入数量又は購入回数が、その所定商品に対応する前記購入基準値以下であるか否かを判定する判定ステップと、を有する制御方法。
11. 前記判定ステップにおいて、
取得した前記レシート情報に示されている商品と合致する前記所定商品を特定し、
前記特定した所定商品に対応する前記所定期間に生成された1つ以上の前記レシート情報をさらに取得し、取得した各前記レシート情報を用いて、前記特定した所定商品の購入数量又は購入回数を特定し、
前記特定した所定商品の購入数量又は購入回数がその所定商品に対応する前記購入基準値以下であるか否かを判定する、10.に記載の制御方法。
12. 前記判定ステップにおいて、前記特定した所定商品に対応する前記所定期間に生成された1つ以上の前記レシート情報として、第1の前記レシート情報によって表される購入を行った人物と同一のグループに属する人物による他の購入を表す前記レシート情報を取得する、11.に記載の制御方法。
13. 前記判定ステップにおいて、
これから購入される商品の識別情報を取得し、その識別情報で特定される商品と合致する前記所定商品を特定し、
前記特定した所定商品の購入数量又は購入回数がその所定商品に対応する前記購入基準値以下であるか否かを判定する、10.に記載の制御方法。
14. 前記所定期間における前記所定商品の購入数量又は購入回数が前記購入基準値以下でない場合に警告情報を出力する警告ステップを有する、10.乃至13.いずれか一つに記載の制御方法。
15. 前記警告情報は、前記所定期間における購入数量又は購入回数が前記購入基準値以下でないと判定された前記所定商品について、購入に適したタイミングを表す情報を含む、14.に記載の制御方法。
16. 前記判定ステップにおいて、
これから購入される商品の識別情報を取得し、その識別情報で特定される商品と合致する前記所定商品を特定し、
前記特定した所定商品の購入数量又は購入回数がその所定商品に対応する前記購入基準値以下であるか否かを判定し、
前記警告ステップにおいて、
前記特定した所定商品の購入数量又は購入回数がその所定商品に対応する前記購入基準値以下でないと判定された場合に、前記警告情報と、前記識別情報で特定される商品を購入するか否かを選択する入力インタフェースとを出力する、14.に記載の制御方法。
17. 前記制限情報は、前記所定商品に対応づけて、その所定商品の所定期間における購入数量又は購入回数の第2の基準値である第2購入基準値を示し、
前記判定ステップにおいて、前記所定期間における前記所定商品の購入数量又は購入回数が、その所定商品に対応する前記第2購入基準値以上であるか否かを判定する、10.乃至16.いずれか一つに記載の制御方法。
18. 前記制限情報は、前記所定商品に対応づけて、その所定商品の所定期間における購入金額の基準値を示し、
前記判定ステップにおいて、前記所定期間における前記所定商品の購入数量又は購入回数が、その所定商品に対応する前記購入金額の基準値以下であるか否かを判定する、10.乃至17.いずれか一つに記載の制御方法。
19. 10.乃至18.いずれか一つに記載の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるプログラム。
10 レシート情報
20 制限情報
50 警告情報
60 選択インタフェース
200 テーブル
202 商品
204 期間
206 購入基準値
1000 計算機
1020 バス
1040 プロセッサ
1060 メモリ
1080 ストレージデバイス
1100 入出力インタフェース
1120 ネットワークインタフェース
2000 購入管理装置
2000 レシート処理装置
2020 取得部
2040 判定部
2060 警告部

Claims (11)

  1. 所定商品とその所定商品の所定期間における購入数量又は購入回数の基準値である購入基準値とを対応づけた制限情報、及び商品の購入に関する情報を示すレシート情報を取得する取得部と、
    前記制限情報及び前記レシート情報を用いて、前記所定期間における前記所定商品の購入数量又は購入回数が、その所定商品に対応する前記購入基準値以下であるか否かを判定する判定部と、を有する購入管理装置。
  2. 前記判定部は、
    取得した前記レシート情報に示されている商品と合致する前記所定商品を特定し、
    前記特定した所定商品に対応する前記所定期間に生成された1つ以上の前記レシート情報をさらに取得し、取得した各前記レシート情報を用いて、前記特定した所定商品の購入数量又は購入回数を特定し、
    前記特定した所定商品の購入数量又は購入回数がその所定商品に対応する前記購入基準値以下であるか否かを判定する、請求項1に記載の購入管理装置。
  3. 前記判定部は、前記特定した所定商品に対応する前記所定期間に生成された1つ以上の前記レシート情報として、第1の前記レシート情報によって表される購入を行った人物と同一のグループに属する人物による他の購入を表す前記レシート情報を取得する、請求項2に記載の購入管理装置。
  4. 前記判定部は、
    これから購入される商品の識別情報を取得し、その識別情報で特定される商品と合致する前記所定商品を特定し、
    前記特定した所定商品の購入数量又は購入回数がその所定商品に対応する前記購入基準値以下であるか否かを判定する、請求項1に記載の購入管理装置。
  5. 前記所定期間における前記所定商品の購入数量又は購入回数が前記購入基準値以下でない場合に警告情報を出力する警告部を有する、請求項1乃至4いずれか一項に記載の購入管理装置。
  6. 前記警告情報は、前記所定期間における購入数量又は購入回数が前記購入基準値以下でないと判定された前記所定商品について、購入に適したタイミングを表す情報を含む、請求項5に記載の購入管理装置。
  7. 前記判定部は、
    これから購入される商品の識別情報を取得し、その識別情報で特定される商品と合致する前記所定商品を特定し、
    前記特定した所定商品の購入数量又は購入回数がその所定商品に対応する前記購入基準値以下であるか否かを判定し、
    前記警告部は、
    前記特定した所定商品の購入数量又は購入回数がその所定商品に対応する前記購入基準値以下でないと判定された場合に、前記警告情報と、前記識別情報で特定される商品を購入するか否かを選択する入力インタフェースとを出力する、請求項5に記載の購入管理装置。
  8. 前記制限情報は、前記所定商品に対応づけて、その所定商品の所定期間における購入数量又は購入回数の第2の基準値である第2購入基準値を示し、
    前記判定部は、前記所定期間における前記所定商品の購入数量又は購入回数が、その所定商品に対応する前記第2購入基準値以上であるか否かを判定する、請求項1乃至7いずれか一項に記載の購入管理装置。
  9. 前記制限情報は、前記所定商品に対応づけて、その所定商品の所定期間における購入金額の基準値を示し、
    前記判定部は、前記所定期間における前記所定商品の購入数量又は購入回数が、その所定商品に対応する前記購入金額の基準値以下であるか否かを判定する、請求項1乃至8いずれか一項に記載の購入管理装置。
  10. コンピュータによって実行される制御方法であって、
    所定商品とその所定商品の所定期間における購入数量又は購入回数の基準値である購入基準値とを対応づけた制限情報、及び商品の購入に関する情報を示すレシート情報を取得する取得ステップと、
    前記制限情報及び前記レシート情報を用いて、前記所定期間における前記所定商品の購入数量又は購入回数が、その所定商品に対応する前記購入基準値以下であるか否かを判定する判定ステップと、を有する制御方法。
  11. 請求項10に記載の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるプログラム。
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