JP2002023680A - 定電流発生回路および表示装置 - Google Patents

定電流発生回路および表示装置

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JP2002023680A JP2000200820A JP2000200820A JP2002023680A JP 2002023680 A JP2002023680 A JP 2002023680A JP 2000200820 A JP2000200820 A JP 2000200820A JP 2000200820 A JP2000200820 A JP 2000200820A JP 2002023680 A JP2002023680 A JP 2002023680A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力電流の波形の有効面積を理想出力波形の
有効面積に近づけることが可能で、さらに、出力電流の
波形の立上がり時間および立下がり時間をも制御するこ
とが可能な定電流発生回路を提供し、また、該定電流発
生回路を階調制御に適用することにより、階調数と輝度
との関係を理想特性に近づけることが可能な表示装置を
提供する。 【解決手段】 電流出力Iaを制御する単一のロジック
入力Scを遅延定数の異なる複数の遅延回路DL1〜D
Lnに分岐し、論理回路部LCaにおいて各々の出力を
組み合わせて任意のパルス幅と位相をもつロジックパル
スを複数種生成後、定電流発生部IGaでパルス電流を
発生させ、それらを重ね合わせることで任意の波形を持
った1つの電流パルスを作る。パルス幅や位相を決める
為の各遅延回路出力の組み合わせ方は、外部からの制御
信号Slcに基づいて決定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、野球場等に設置
される大規模な表示装置であって、電流を供給すること
により発光ダイオード等を点灯させる電流駆動方式の表
示装置に関し、特に、該表示装置で用いられる電流発生
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図12に表示装置の構成例を示す。この
表示装置は、R,G,B各色用の表示コントローラ3
と、表示コントローラ3から出力された画像データを蓄
えるバッファメモリ4と、バッファメモリ4からの情報
を受信するマトリクス状に並んだ複数の表示ユニット5
と、バッファメモリ4の情報を表示ユニット5に伝達す
るバス6とを備えている。
【0003】このうち、表示コントローラ3は、テレビ
放送受信機やビデオ再生装置等のビデオシステム1から
出力される画像情報を走査変換、標本化処理してバッフ
ァメモリ4に出力する。また、コンピュータシステム2
から出力される画像情報の通信制御を行い、グラフィッ
ク処理または文字情報処理を行ってバッファメモリ4に
出力する。
【0004】また、複数の表示ユニット5は全体でスク
リーンを構成し、各表示ユニット5は、画像メモリ5
a、制御回路5b、電源回路5c、駆動回路5d及び表
示素子5eを備える。画像メモリ5aはバッファメモリ
4からの情報を蓄え、駆動回路5dにその画像データを
与える。表示素子5eは発光ダイオード等の素子であ
り、駆動回路5dから電流が与えられて駆動が行われ
る。また、制御回路5bは駆動回路5dにおける表示素
子5eの駆動順序等を制御する。また、電源回路5cは
表示ユニット5内の各部に電力を供給する。
【0005】さて、この表示装置のうち駆動回路5d内
には、一定の電流強度を持った電流、すなわち定電流を
表示素子5eに供給するための定電流発生回路が設けら
れる。図13にそのような定電流発生回路CIdを示
す。この定電流発生回路CIdは、外部からのロジック
信号の入力およびバイアス電圧の入力に応じてパルス状
の定電流波形を発生させる回路である。具体的には定電
流発生回路CIdは、定電流の出力期間を決定するAN
DゲートGaと、電流設定入力Vb3をバイアス電圧と
してその一端に受けて参照電流Iref2を発生させる
抵抗Rref2と、ANDゲートGaの出力に応じて参
照電流Iref2に対応する電流を電流出力Icとして
出力する定電流発生部IGbとを備える。
【0006】なお、ANDゲートGaには、定電流の出
力時間を設定する出力時間設定入力Smおよび表示素子
の発光の有無を決定する有効無効データ入力Dvが入力
される。ここで、出力時間設定入力Smは、出力時間に
応じてパルス幅、パルス数の異なるロジックパルス信号
であり、有効無効データ入力Dvは、対応する表示素子
を表示させるかどうかを決定するロジックパルス信号で
ある。図12に示したような電流駆動方式の表示装置に
おいては、発光量の階調制御は表示素子5eに流す定電
流の印加時間を制御して行われる。そして、映像信号の
うち発光する表示素子を指定する信号が有効無効データ
入力Dvとして入力され、映像信号のうち各表示素子に
おける階調を指定する信号が出力時間設定入力Smとし
て入力されるのである。
【0007】この定電流発生回路CIdの動作を示すの
が、図14のタイミングチャートである。図14におい
て、有効無効データ入力Dvが有効レベル(例えばHi
ghとする)の状態では、出力時間設定入力Smに依存
して電流出力Icの状態はON/OFFし、有効無効デ
ータ入力Dvが無効レベル(例えばLowとする)では
他のどの入力にも関係なく、電流出力IcはOFFとな
る。なお、出力電流Icのピーク値Ipは、電流設定入
力Vb3から定電流発生部IGbへと流れ込む参照電流
Iref2の値に依存して決定される。なお、参照電流
Iref2の値は電流設定入力Vb3のバイアス電圧値
とリファレンス抵抗Rref2の抵抗値とによって決め
られる。
【0008】図14のタイミングチャートでは、理想状
態での電流出力Icの様子が示されている。図14に示
すように、有効無効データ入力Dvが有効レベルにある
場合であって、かつ、出力時間設定入力Smに入力され
るロジックパルスが例えばHighレベルにある期間だ
け、電流出力Icの出力が行われる。すなわち、有効無
効データ入力Dvと出力時間設定入力Smとの論理積が
ANDゲートGaにおいて演算されて、その演算結果が
定電流発生部IGbに入力されることで電流出力Icが
得られているのである。
【0009】ある時間幅tpを持つ一つのロジックパル
スが出力時間設定入力Smとして入力された場合、電流
出力Icが理想的な波形になるとすると、出力時間設定
入力Smの変化から一定の伝播遅延時間tdを持ってO
N/OFFする。そして、その波形は、出力期間中はピ
ーク値Ipを維持し、出力時間設定入力Smに入力され
るロジックパルスと同じパルス幅tpを持った矩形波形
となる。よって、出力電流の時間積分量(即ち電荷量)
は、Ipとtpとの積(=有効面積)で表され、ピーク
値Ipの値が一定であれば、入力されるロジックパルス
のパルス幅tpによってのみ決定される。
【0010】さて、図15は、負荷として発光ダイオー
ドL1を接続した定電流発生回路CIdの回路例であ
る。この回路では、定電流発生部IGbがスイッチGb
およびトランジスタQ3,Q4を備え、トランジスタQ
3,Q4がカレントミラー構成を成している。そして、
トランジスタQ3のコレクタにスイッチGbを介して参
照電流Iref2が与えられる。また、スイッチGbは
ANDゲートGaの出力によりその導通が制御される。
また、トランジスタQ4のコレクタには、負荷である発
光ダイオードL1のカソードが接続され、負荷電流Ib
が電流出力として流れ込む。なお、発光ダイオードL1
のアノードにはバイアス電圧Vb2が与えられる。ま
た、トランジスタQ3,Q4のエミッタには共通して接
地電位GNDが与えられる。
【0011】この回路によれば、ANDゲートGaの出
力がHighとなるときに、スイッチGbが導通して参
照電流Iref2がトランジスタQ3に流れ、トランジ
スタQ3のコレクタ−エミッタ間に参照電流Iref2
とほぼ同じ値の電流Ic3が流れる。トランジスタQ3
とトランジスタQ4とはカレントミラー構成を成してい
ることから、トランジスタQ4のコレクタ−エミッタ間
に電流Ic4が流れ、その結果、負荷電流Ibとして、
参照電流Iref2とほぼ同じ値の、または、トランジ
スタQ3,Q4のサイズ比により決定される変換比の電
流が流れる。よって、有効無効データ入力Dvと出力時
間設定入力Smとによって発光ダイオードL1の発光を
制御することができる。そして、この図15に示す回路
を表示ユニット5における駆動回路5dおよび表示素子
5eとして多数配列することによって画像表示装置を構
成することができる。
【0012】さて、発光ダイオードの発光光度は、発光
ダイオードのPN接合部に注入される電荷量に正比例し
て変化する。つまり、発光光度は電流波形の時間積分量
(=有効面積)に正比例して変化する。
【0013】ここで、図15に示す回路の出力時間設定
入力Smに、Dn=T0×2n(nは0または自然数、
T0はパルス幅の単位時間)のパルス幅を持つロジック
パルスを入力した時の表示画像の濃淡、すなわち階調を
制御する例を考える。そして、図15の回路にて有効無
効データ入力Dvが有効レベルにあるとし、図16に示
す波形D0〜DnのうちD0〜D2を出力時間設定入力
Smとして使用するものとする。
【0014】この場合、波形D0〜D2は、表1に示す
ような組み合わせとして使用することができる。
【0015】
【表1】
【0016】表1に示すように波形D0〜D2を用いる
場合、階調mの総数は8となる。階調mに応じて波形D
nを組み合わせた出力時間設定入力Smを入力すると、
入力された波形Dnのパルス数やパルス幅に1対1に対
応して、負荷電流Ibとして電流パルスが発生する。
【0017】例えば図17は、階調mが3の時の出力時
間設定入力Smの波形と負荷電流Ibの波形とを示した
ものである。波形D0とD1とが単位時間T0の間隔を
置いて時分割で入力され、各々の波形D0およびD1に
対応したパルス幅の電流が出力される。同様に図18
は、階調mが7の時の出力時間設定入力Smの波形と負
荷電流Ibの波形とを示している。
【0018】図17および図18から分かるように、負
荷電流Ibの電流パルスの有効面積は階調mの値に対応
しており、発光ダイオードL1に注入される電荷量を階
調mに応じて変化させることができる。すなわち、発光
ダイオードに流される電流パルスの時間積分量に応じ
て、発光ダイオードの発光光度Lは出力時間設定入力S
mの関数で変化し、上記の例では階調mが0〜7までの
8段階を表現することになる。
【0019】さて、理想的な階調制御においては、階調
mにおける負荷電流Ibの出力電流パルスの有効面積と
出力時間設定入力Smのロジックパルスの電圧値の有効
面積との間には比例関係が成り立ち、いずれの階調間に
おいても1階調の発光光度差L(Sm)−L(Sm−
1)は、
【0020】
【数1】
【0021】で表され一定値となる。それゆえ発光光度
Lも階調mに比例して変化する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】図14においては、電
流出力Icが理想状態となる場合の波形を示したが、一
般には、定電流発生回路CIdの出力電流Icの波形は
図19に示すように、出力時間設定入力SmのON時の
伝播遅延時間td1、立上がり遅延時間tr、および出
力時間設定入力SmのOFF時の伝播遅延時間td2、
立下がり遅延時間tfを有する。ここで、出力電流Ic
を時間tの関数I(t)で表し、ON時の電流変化をI
r(t)、OFF時の電流変化をIf(t)で表すと、
図19に示す電流出力Icの有効面積は、
【0023】
【数2】
【0024】となる。なお、数2では出力時間設定入力
Smの立上がり始めを時間tの原点としている。また、
数2中のkは、理想波形の場合の有効面積Ip×tpか
らのずれを表す定数項である。この定数項kの値は、I
r(t)やIf(t)が回路の構成や出力電流値の設定
などによって変化するため、それらに依存して変化す
る。
【0025】この定数項kの発生原因は、入力に対する
定電流発生回路中のトランジスタの応答特性が立上がり
と立下がりで固有的に異なることや、設定される出力の
ピーク値、周囲に配置される受動素子、能動素子、及び
配線などにトランジスタが影響を受けること等による。
そのため、理想とする出力電流の有効面積とは異なる値
の有効面積を持った電流が出力されてしまう。
【0026】すなわち、上述の定電流発生回路CIdに
おいては、外部より定数項kの値を制御することができ
ないため、得られる出力電流の有効面積は理想波形の有
効面積Ip×tpにはならず、所望の電流波形が得られ
ない。
【0027】また、図15に示した定電流発生回路を採
用した表示装置における階調制御では、出力時間設定入
力Smに例えば表1のような波形D0〜D2を入力して
も、対応する出力電流Ibの有効面積は階調mに対して
一定の割合で変化せず、上述のように定数項kの分だけ
大きくもしくは小さくなる。それゆえ階調mにおける出
力電流の有効面積は、波形D0〜D2の各々で定数項k
が同じであるとすると、
【0028】
【数3】
【0029】となる。
【0030】表1を見れば分かるように出力時間設定入
力SmにおけるDnの構成数は階調数mとは一定の関係
に無い。そのため、数3における(Ibの有効面積)の
値は、階調数mに対して単調に変化しない。したがって
1階調の発光光度差L(Sm)−L(Sm−1)も一定
ではなく、階調mと発光光度Lとの関係が単純な比例に
はならない。
【0031】図20は、定数項kが負の場合、即ち理想
よりも小さい有効面積の出力が得られる場合における階
調数mと輝度値Lとの関係を示した図である。また、図
21は、定数項kが正の場合、即ち理想よりも大きい有
効面積の出力が得られる場合における階調数mと輝度値
Lとの関係を示した図である。なお、ここでは輝度値
に、上述の発光ダイオードの発光光度の変数と同じ変数
Lを用いているが、ここでいう輝度とは、複数の発光ダ
イオードを並べた画面全体の明るさのことを指してい
る。
【0032】図20、図21においては、破線L1が、
電流出力Ibが理想的な出力となる場合の階調数mと輝
度Lとの関係を表しており、正比例のグラフとなってい
る。一方、実際のグラフは、実線L2、L3のように一
定の傾きを有しない。また、階調数mの増加に伴い、理
想出力時と比べて輝度の差が広がってゆく傾向となる。
【0033】なお、さらに別の問題として、パルス電流
における立ち上り時または立ち下り時には、一般的にそ
の変化が急峻になると誘導起電力が増大するという点が
ある。この場合、誘導起電力の増大に伴い、発生するノ
イズ量が大きくなる。
【0034】従来の定電流発生回路CIdでは、出力電
流の立上がり時間tr、および立下がり時間tfの値
を、周辺回路の定数を変えることなく自在に制御するこ
とは不可能であった。そのために、それらの値が小さい
場合には、Mをインダクタンス、iを電流値として、
【0035】
【数4】
【0036】で表される誘導起電力Vの値が大きくなっ
ていた(tr,tfが小さいとdi/dtの値が大きく
なるので)。そのため、近傍の配線に生じるクロストー
ク等が、表示装置における階調表現に悪影響を及ぼした
り、ちらつき、誤表示などのノイズをもたらすことがあ
った。
【0037】そこで、この発明の課題は、出力電流の波
形の有効面積を理想出力波形の有効面積に近づけること
が可能で、さらに、出力電流の波形の立上がり時間およ
び立下がり時間をも制御することが可能な定電流発生回
路を提供し、また、該定電流発生回路を階調制御に適用
することにより、階調数と輝度との関係を理想特性に近
づけることが可能な表示装置を提供することにある。
【0038】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、入力パルスから互いに異なる遅延量を有する複数の
遅延パルスを生成する遅延回路と、前記複数の遅延パル
ス同士の論理演算を行うことで所定の位相およびパルス
幅を有する複数の出力パルスを生成する論理回路と、前
記複数の出力パルスの各々に対応した複数のパルス電流
を生成し、前記複数のパルス電流を重ね合わせて所定の
波形を有する電流を発生させる電流発生部とを備える定
電流発生回路である。
【0039】請求項2に記載の発明は、入力パルスから
互いに異なる遅延量を有する複数の遅延パルスを生成す
る遅延回路と、前記複数の遅延パルス同士の論理演算を
行うことで所定の位相およびパルス幅を有する出力パル
スを生成する論理回路と、前記出力パルスにより能動化
されて電流を発生させる電流発生部とを備える定電流発
生回路である。
【0040】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の定電流発生回路であって、前記論理回路は、前記入力
パルスのパルス幅に応じて前記出力パルスの前記パルス
幅を変化させる定電流発生回路である。
【0041】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
請求項3のいずれかに記載の定電流発生回路と、前記定
電流発生回路において発生した前記電流が供給される発
光素子とを備える表示装置である。
【0042】
【発明の実施の形態】<実施の形態1>本実施の形態
は、出力電流の波形の有効面積を理想出力波形の有効面
積に近づけることが可能で、さらに、出力電流の波形の
立上がり時間および立下がり時間をも制御することが可
能な定電流発生回路を実現するものである。
【0043】図1は本実施の形態に係る定電流発生回路
CIaの構成を示した図である。この定電流発生回路C
Iaは、定電流の出力期間を決定するANDゲートGa
と、ANDゲートGaの出力に応じて、有効面積を理想
出力波形の有効面積に近づけた電流出力Iaを出力する
電流発生部CGとを備える。なお、ANDゲートGaに
は、従来の定電流発生回路CIdと同様、定電流の出力
時間を設定する出力時間設定入力Smおよび表示素子の
発光の有無を決定する有効無効データ入力Dvが入力さ
れる。
【0044】電流発生部CGは、遅延回路部DLと、デ
コード部DCと、論理回路部LCaと、定電流発生部I
Gaとを備える。
【0045】遅延回路部DLは複数の遅延回路DL1〜
DLnを備え、各遅延回路にはANDゲートGaから出
力される出力制御信号Scが入力される。そして、各遅
延回路DL1〜DLnにおいて異なる遅延量で遅延され
た各出力Sdが論理回路部LCaに入力される。
【0046】また、デコード部DCには論理制御信号S
lcが入力され、その内容がデコードされて出力Sld
として論理回路部LCaに入力される。この論理制御信
号Slcは複数の信号からなり各々が二値を採るパラレ
ルな信号である。また、デコード部DCからはイネーブ
ル信号Seが定電流発生部IGaに向けて出力される。
【0047】論理回路部LCaでは、デコード部DCか
らの出力Sldに基づいて、遅延された各出力Sdのう
ちどの信号をどのように組み合わせて出力するかを決定
する。そして、論理回路部LCaからの出力Siaは定
電流発生部IGaに入力される。
【0048】定電流発生部IGaは複数の定電流発生回
路IG1〜IGmを備え、各定電流発生回路IG1〜I
Gmには論理回路部LCaからの出力Siaとデコード
部DCからのイネーブル信号Seとが与えられる。そし
て、各定電流発生回路IG1〜IGmにおいて発生され
た定電流が重畳されて電流出力Iaとなる。
【0049】このうち、遅延回路部DL中の各遅延回路
DL1〜DLnでは、DL1から順にその遅延定数がt
0ずつ大きくなるよう設定されている。ANDゲートG
aからの単一の出力制御信号Scは複数に分岐して入力
され、1番目の遅延回路DL1の出力Sd1は入力波形
よりt0時間だけ遅れて、2番目の遅延回路DL2の出
力Sd2は入力波形より2t0時間だけ遅れて、・・・
・、n番目の遅延回路DLnの出力Sdnは入力波形よ
りn×t0時間だけ遅れて出力される。図2は、この様
子を各出力における波形、、、・・・・ととも
に示したものである。
【0050】論理回路部LCaは、図3に示すように、
遅延回路DLからの出力Sdおよびデコード部DCから
の出力Sldを受けるセレクター回路と、ANDゲート
やORゲート等のゲート回路とを備えている。なお、図
3では、例として2つのセレクター回路SLa,SLb
と複数のORゲートGl1〜Glmを図示している。
【0051】遅延回路部DCからの各出力Sd1〜Sd
nは論理回路部LCa内にて2つのセレクター回路SL
a,SLbのそれぞれに入力される。各セレクター回路
SLa,SLbにおいては、デコード部DCからの出力
Sldの情報に基づいて、遅延回路DLからの出力Sd
1〜Sdnのうちいずれの信号をORゲートGl1〜G
lmのそれそれに出力するかが決定される。図3では、
例として、セレクター回路SLaからは、ORゲートG
l1に対し出力Sd2が、ORゲートGl2に対し出力
Sd2が、ORゲートGl3に対し出力Sd1が、・・・
・、ORゲートGlmに対し出力Sd1が、それぞれ与
えられ、セレクター回路SLbからは、ORゲートGl
1に対し出力Sd2が、ORゲートGl2に対し出力S
d3が、ORゲートGl3に対し出力Sd4が、・・・・、
ORゲートGlmに対し出力Sd5が、それぞれ与えら
れる場合を示している。
【0052】すると、各ORゲートGl1〜Glmにお
いて、様々なパルス幅、位相を有するパルス信号が生成
される。例えば図3では、ORゲートGl1からの出力
Sia1には出力Sd2の波形と同様の波形が、OR
ゲートGl2からの出力Sia2には出力Sd2の波形
と出力Sd3の波形との合計のパルス幅を有する波
形+が、ORゲートGl3からの出力Sia3には
出力Sd1の波形と出力Sd4の波形との合計のパ
ルス幅を有する波形+が、・・・・、ORゲートGlm
からの出力Siamには出力Sd1の波形と出力Sd
5の波形との合計のパルス幅を有する波形+が、
それぞれ現れる。
【0053】すなわち、論理制御信号Slcにより指定
された出力の組み合わせ方で各ORゲートGl1〜Gl
mにおいて論理演算が行われ、その結果、希望の立上が
り位相、立下がり位相と希望のパルス幅とを持つロジッ
クパルスが出力Sia1〜Siamとして出力される。
【0054】そして、定電流発生部IGaは、論理回路
部からの出力Sia1〜Siamと同数の定電流発生回
路IG1〜IGmを備えている。図4に、各定電流発生
回路IG1〜IGmの構成を示す。
【0055】各定電流発生回路IG1〜IGmは、スイ
ッチGbおよびトランジスタQ1,Q2を備え、トラン
ジスタQ1,Q2がカレントミラー構成を成している。
そして、トランジスタQ1のコレクタにスイッチGbを
介して参照電流Iref1が与えられる。なお、抵抗R
ref1の一端にはバイアス電圧たる電流設定入力Vb
1が与えられている。
【0056】また、スイッチGbは、論理回路部LCa
からの対応する出力Sia1〜Siamによりその導通
が制御される。さらに、スイッチGbは、デコード部D
Cからの対応するイネーブル信号Se1〜Semによっ
てもその導通が制御される。なお、出力Sia1〜Si
amが例えばHighを採るとき、または、イネーブル
信号Se1〜Semが例えばHighを採るときに、ス
イッチGbが導通するようにしておけばよい。
【0057】また、トランジスタQ2のコレクタには、
負荷電流Ia1〜Iamが電流出力として流れ込む。ま
た、トランジスタQ1,Q2のエミッタには共通して接
地電位GNDが与えられる。
【0058】この回路によれば、論理回路部LCaから
の対応する出力Sia1〜SiamがHighとなると
きに、スイッチGbが導通して参照電流Iref1が流
れ、トランジスタQ1のコレクタ−エミッタ間に参照電
流Iref1とほぼ同じ値の電流Ic1が流れる。トラ
ンジスタQ1とトランジスタQ2とはカレントミラー構
成を成していることから、トランジスタQ2のコレクタ
−エミッタ間に電流Ic2が流れ、その結果、負荷電流
Ia1〜Iamとして、参照電流Iref1とほぼ同じ
値の、または、トランジスタQ1,Q2のサイズ比によ
り決定される変換比の電流が流れる。なお、この回路
は、負荷電流Ia1〜Iamを引き込む、引き込み型の
定電流発生回路である。
【0059】そして、各定電流発生回路IG1〜IGm
の負荷電流は1つに重ね合わされ、電流出力Iaとして
出力される。図3では、電流出力Iaの波形が、定電流
発生回路IG1,IG2,IG3,・・・・,IGmでの負
荷電流Ia1,Ia2,Ia3,・・・・,Iamの重ね合
わせであることを示してこのことを説明している。
【0060】すなわち、本実施の形態に係る定電流発生
回路を用いれば、図3の電流出力Iaに示されるような
階段状の立上がり、立下がりを持った電流波形が出力さ
れる。よって、論理制御信号Slcおよび出力時間設定
入力Smを用いてこの電流波形を自在に生成することに
より、所望の立上がり、立下がり変化時間や有効面積を
持った電流パルスを得ることができる。そうすれば、出
力電流の波形の有効面積を理想出力波形の有効面積に近
づけること、および、出力電流の波形の立上がり時間お
よび立下がり時間を制御することが可能となる。
【0061】なお、負荷電流Ia1,Ia2,Ia3,
・・・・,Iamを重ね合わせたときに全体の波形のピーク
値Ipが大きくなりすぎないように、各定電流発生回路
IG1〜IGmでは、抵抗Rref1の値を調節して、
参照電流Iref1の値を、図15に示した従来の回路
における参照電流Iref2の値に比べ充分に小さく設
定しておけばよい。また、イネーブル信号Se1〜Se
mを用いて、各負荷電流を電流出力Iaの重ね合わせに
用いるかどうかを選択して、重ね合わせたときの全体の
波形のピーク値Ipを決定するようにしてもよい。
【0062】さて、各負荷電流Ia1,Ia2,Ia
3,・・・・,Iamの各々がパルス電流であることから、
その各々にも数2に示された定数項kが含まれる。しか
し、参照電流Iref1の値が参照電流Iref2の値
に比べ充分に小さく設定されることから、各負荷電流I
a1,Ia2,Ia3,・・・・,Iamのそれぞれのピー
ク値は小さくなり、それに伴って、各々の定数項kの値
も、図19の波形の有する定数項kの値に比べれば小さ
くなる。
【0063】そこで、各負荷電流Ia1,Ia2,Ia
3,・・・・,Iamの各々の定数項kの値を実験やシミュ
レーションにより求めておき、それら全ての定数項kの
積算値をも含めて、重ね合わせた電流出力Iaの有効面
積が、図14に示した理想電流出力Icの有効面積Ip
×tpに近づくように、各負荷電流Ia1,Ia2,I
a3,・・・・,Iamを発生させ、重ね合わせるのであ
る。
【0064】なお具体的には、外部より論理制御信号S
lcを与えて、以下の〜のいずれかの方法の1種を
行うもしくは複数種を組み合わせて行うことにより、電
流出力Iaを理想的な出力に補正することができる。
セレクター回路SLa,SLbを制御して、従来の定電
流発生回路で発生していた電流出力のパルス幅より大き
い、または、小さい幅のパルスを生成する。出力イネ
ーブル信号Se1〜Semを制御して、電流出力Iaの
ピーク値の和を従来の電流出力のピーク値に比べ大き
く、または、小さくする。セレクター回路SLa,S
Lbの制御および出力イネーブル信号Se1〜Semの
制御を行って、波形の立上がり時間、立ち下がり時間を
調節して有効面積を増やす、または、減らす。
【0065】なお、図14に示した理想電流出力Icの
ように、その立上がり、立下がりが急峻過ぎると先述の
誘導起電力の問題が生じるので、重ね合わせた電流出力
Iaの波形は、適度な立上がり時間および立下り時間を
有するようにしておけばよい。
【0066】なお、セレクター回路SLa,SLbから
の出力、およびイネーブル信号の供与先を外部より指定
する方法について、この例では論理制御信号Slcをデ
コード部DCにおいてデコードし、デコードした出力S
ldを論理回路部LCaに与えることで指定を行ってい
る。この場合、デコード部DCにおいては、ANDゲー
トやORゲートを適当に組み合わせて出力Sldを生成
するようにしてもよいし、あるいは、セレクター回路S
La,SLbおよび定電流発生回路IG1〜IGmのい
ずれに信号を与えるべきかを論理制御信号Slcの内容
と対応して記憶させた、ラッチ回路やメモリ等の記憶装
置をデコード部DCに併設、内蔵して、これを用いて出
力Sldを生成するようにしても構わない。
【0067】本実施の形態に係る定電流発生回路を用い
れば、定電流発生部IGaが論理回路部LCaからの出
力Siaの各々を用いて負荷電流Ia1〜Iamを生成
し、それらを重ね合わせて所定の波形を有する電流出力
Iaを発生させるので、外部より論理制御信号Slcを
与えて電流出力の立上がり時間や立下がり時間、パルス
幅、ピーク値を可変とすることができ、出力電流の波形
の時間積分量を理想出力波形の時間積分量に近づけるこ
とが可能である。さらに、出力電流の波形の立上がり時
間および立下がり時間をも制御することができ、その結
果、誘導起電力を小さくして、ノイズレベルを小さくす
ることが可能である。
【0068】<実施の形態2>本実施の形態は、実施の
形態1に係る定電流発生回路を階調制御に適用すること
により、階調数と輝度との関係を理想特性に近づけるこ
とが可能な表示装置である。本実施の形態においては、
マトリクス状に配置された発光ダイオードを駆動する表
示装置を例として説明する。
【0069】図5は、本実施の形態に係る表示装置の一
部を示した図である。この表示装置は、マトリクス状に
配置された発光ダイオードL01…L0n,L11…L
1n,・・・・,L151…L15n、スキャン駆動回路D
V、ラッチ部LT、シフトレジスタSRおよび定電流発
生回路CIbを含む表示ユニットを備えている。なお、
本実施の形態に係る表示装置は、図12に示した表示装
置と同様の構成となっており、個々の発光ダイオードが
表示ユニット5中の表示素子5eに相当し、スキャン駆
動回路DV、ラッチ部LT、シフトレジスタSRおよび
定電流発生回路CIbが表示ユニット5中の駆動回路5
dに相当する。また、画像データであるシリアルデータ
インDsiは図12中の画像メモリ5aから出力され、
ラッチ部LTに入力されるラッチ命令lth、シフトレ
ジスタSRに入力されるシフトクロックclk、論理制
御信号Slcおよび出力時間設定入力Smは図12中の
制御回路5bから出力される。電流設定入力Vb1につ
いては、電源5cの出力を受けて駆動回路5dにおいて
生成される。
【0070】なお、図5は16×n個の発光ダイオード
を配列した例であるが、この回路例をさらにマトリクス
状に並べることで、任意の大きさを持つ表示装置が構成
される。
【0071】実施の形態1に係る定電流発生回路CIa
は、定電流発生回路CIb内に多数配置されている。な
お、図5中の符号CG0〜CG15が実施の形態1に係
る定電流回路CIaにおける電流発生部CGであり、符
号Ga0〜Ga15がANDゲートGaである。
【0072】電流発生部CG0の電流出力Iaには、第
0行目の発光ダイオードL01〜L0nのカソードが共
通して接続されている。同様に、他の電流発生部CG1
〜CG15の各電流出力には、対応する各行の発光ダイ
オードのカソードが接続されている。また、第1列目の
発光ダイオードL01〜L151のアノードは全て共通
に接続され、各アノードにはスキャン駆動回路DVから
駆動電圧が時分割で供給される。他の列の発光ダイオー
ドのアノードも列ごとに共通に接続され、各列のアノー
ドにはスキャン駆動回路DVから列ごとに駆動電圧が時
分割で供給される。
【0073】画像メモリ5aから駆動回路5dに入力さ
れる映像データはスクリーン内の各画素における発光ダ
イオード各色の発光強度と発光時間を時系列で指定する
一群のデータである。この映像データが、シリアルデー
タインDsiとしてシフトクロックclkに同期してシ
フトレジスタSR内に読み込まれる。シフトレジスタS
Rにおいては、シリアルデータインDsiはシフトクロ
ックclkに同期してシフトレジスタSR内をシフト
し、信号q0,q1,・・・・,q15として各列ごとのパ
ラレルデータに変換されて出力される。そして、信号q
0,q1,・・・・,q15は、ラッチ部LTに入力され
る。
【0074】なお、シフトレジスタSRはカスケード接
続されており、シリアルデータインDsiは、シフトレ
ジスタSR内にあるレジスタの数だけシフトした後、シ
リアルデータアウトDsoとして出力される。そして、
次段のシフトレジスタのシリアルデータインDsiとし
て入力される。
【0075】ラッチ部LTにおいては、ラッチ命令lt
hのロジックレベルに応じて、シフトレジスタSRから
の出力を保持するか、または、スルーして定電流発生回
路CIbに出力する。
【0076】電流発生部CG0には、ANDゲートGa
0のロジック出力の有効パルス幅に応じた期間だけ第0
行目の発光ダイオードL01〜L0nのカソードからそ
れぞれ順次、電流が引き込まれる。残りの電流発生部C
G1〜CG15においても同様である。
【0077】また、発光ダイオードの各列のアノードに
は走査信号に同期した駆動電圧がスキャン駆動回路DV
より供給される。電流発生部CG0〜CG15の出力が
電流を引き込む期間に同期して、駆動電圧が供給され
る。
【0078】実施の形態1に係る定電流発生回路CIa
と同様、定電流発生回路CIbについても、図5中の電
流発生部CG0〜CG15の出力電流の波形を自在に設
定することが可能である。すなわち、パルス幅、立上が
り時間および立下がり時間、ピーク電流値等を独立に変
化させることが可能である。
【0079】図13に示した従来の定電流発生回路にお
いて出力電流パルスの波形の有効面積が理想状態のそれ
よりも小さくなる場合、即ち、定数項kの値が負で図2
0に示した階調特性となる場合は、本実施の形態に係る
表示装置において、外部より論理制御信号Slcを与え
て、以下の〜のいずれかの方法の1種を行うもしく
は複数種を組み合わせて行うことにより、その階調特性
を理想的な出力に補正することができる。セレクター
回路SLa,SLbを制御して、従来の定電流発生回路
で発生していた電流出力のパルス幅より大きい幅のパル
スを生成する。出力イネーブル信号Se1〜Semを
制御して、定電流発生部IGaからの電流出力Iaのピ
ーク値の和を従来の電流出力のピーク値に比べ大きくす
る。セレクター回路SLa,SLbの制御および出力
イネーブル信号Se1〜Semの制御を行って、波形の
立上がり時間、立ち下がり時間を調節して有効面積を増
やす。
【0080】逆に、図13に示した従来の定電流発生回
路において出力電流パルスの波形の有効面積が理想状態
のそれよりも大きくなる場合、即ち、定数項kの値が正
で図21に示した階調特性となる場合は、本実施の形態
に係る表示装置において、外部より論理制御信号Slc
を与えて、以下の’〜’のいずれかの方法の1種を
行うもしくは複数種を組み合わせて行うことにより、そ
の階調特性を理想的な出力に補正することができる。
’セレクター回路SLa,SLbを制御して、従来の
定電流発生回路で発生していた電流出力のパルス幅より
小さい幅のパルスを生成する。’出力イネーブル信号
Se1〜Semを制御して、定電流発生部IGaからの
電流出力Iaのピーク値の和を従来の電流出力のピーク
値に比べ小さくする。’セレクター回路SLa,SL
bの制御および出力イネーブル信号Se1〜Semの制
御を行って、波形の立上がり時間、立ち下がり時間を調
節して有効面積を減らす。
【0081】本実施の形態に係る表示装置を用いれば、
定電流発生回路CIbにおいて発生した電流が発光ダイ
オードに供給されるので、発光ダイオードにおける階調
特性のリニアリティを改善することができ、階調数と輝
度との関係を理想特性に近づけることが可能である。
【0082】<実施の形態3>実施の形態1および2に
おいては、複数の定電流発生回路からの各電流出力を重
ね合わせることによって、理想とする電流出力波形また
は階調特性を得る方法について説明した。
【0083】一方、図13に示した定電流発生回路CI
dを用いつつ出力電流波形のパルス幅を調整することに
よって理想とする電流出力波形に近づけることも可能で
ある。本実施の形態に係る定電流発生回路CIcはその
ような回路を実現するものである。以下に本実施の形態
について説明する。
【0084】図6は、定数項kの発生に対しこれを打ち
消すように、定電流発生部への出力時間設定入力Smを
補正して入力するようにした定電流発生回路CIcのブ
ロック図である。定電流発生回路CIcは、図13に示
した定電流発生回路CIbを構成する定電流発生部IG
b、ANDゲートGaおよび抵抗Rref2を備える。
これらの構成要素の接続関係は図13に示した通りであ
る。
【0085】本実施の形態に係る定電流発生回路CIc
はさらに、遅延回路部DL、論理回路部LCbおよびデ
コード部DCを備える。
【0086】遅延回路部DLは、図2に示した遅延回路
部と同じものであり、複数の遅延回路DL1〜DLnを
備える。各遅延回路DL1〜DLnでは、DL1から順
にその遅延定数がt0ずつ大きくなるよう設定されてい
る。ただし、各遅延回路には出力時間設定入力Smが入
力される。そして、各遅延回路DL1〜DLnにおいて
異なる遅延量で遅延された各出力Sd1〜Sdnは、論
理回路部LCbに入力される。
【0087】また、デコード部DCには論理制御信号S
lcが入力され、その内容がデコードされて出力Sld
として論理回路部LCbに入力される。この論理制御信
号Slcも複数の信号からなり各々が二値を採るパラレ
ルな信号である。
【0088】論理回路部LCbでは、デコード部DCか
らの出力Sldに基づいて、遅延された各出力Sdのう
ちどの信号をどのように組み合わせて出力するかを決定
する。そして、論理回路部LCbからの出力SibはA
NDゲートGaに、有効無効データ入力Dvとともに入
力される。
【0089】論理回路部LCbの構成を図7に示す。論
理回路部LCbは、遅延回路DLからの出力Sdおよび
デコード部DCからの出力Sldを受けるセレクター回
路と、ANDゲートやORゲート等のゲート回路とを備
えている。なお、図7では、例として2つのセレクター
回路SLc,SLdと、ORゲートGlaおよびAND
ゲートGlbとを図示している。
【0090】遅延回路部DCからの各出力Sd1〜Sd
nのうち出力Sd2〜Sdnは論理回路部LCa内にて
セレクター回路SLcに入力される。セレクター回路S
Lcにおいては、デコード部DCからの出力Sldの情
報に基づいて、遅延回路DLからの出力Sd2〜Sdn
のうちいずれの信号をORゲートGlaおよびANDゲ
ートGlbのそれそれの一端に出力するかが決定され
る。
【0091】そして、ORゲートGlaおよびANDゲ
ートGlbのそれぞれの他端には、遅延回路部DCから
の出力Sd1が与えられる。そして、ORゲートGla
およびANDゲートGlbの出力はセレクター回路SL
dに入力される。セレクター回路SLdにおいては、O
RゲートGlaおよびANDゲートGlbの出力のいず
れの信号を出力Sibとして出力するかが決定される。
【0092】すなわち、論理制御信号Slcにより指定
された出力の組み合わせ方でORゲートGlaおよびA
NDゲートGlbにおいて論理演算が行われ、その結
果、希望のパルス幅を持つロジックパルスが出力Sib
として出力される。生成されるロジックパルスのパルス
幅は論理制御信号Slcを通じて外部からの制御が可能
であり、定数項kで表される面積を打ち消すようその幅
が指定される。
【0093】図8は、本実施の形態に係る定電流発生回
路CIcからの電流出力Ibと、従来の定電流発生回路
CIdからの電流出力Icとを比較して示したタイミン
グチャートである。図8に示すように、外部からの制御
により論理回路部LCbからの出力Sibを任意のパル
ス幅に調整する。この例では定数項kの値が負の場合を
示しており、この定数項kをゼロに近づけるように、論
理回路部LCbにおいてセレクター回路SLdがORゲ
ートGlaの出力を選択して出力遅延時間設定入力Sm
のパルス幅を広げ、定電流発生部IGbへの出力を行
う。
【0094】逆に、定数項kの値が正の場合は、論理回
路部LCbにおいてセレクター回路SLdがANDゲー
トGlbの出力を選択して出力遅延時間設定入力Smの
パルスの幅を縮めることで、理想出力波形の有効面積に
近づけることが可能である。
【0095】本実施の形態に係る定電流発生回路を用い
れば、定電流発生部IGbが論理回路部LCbからの出
力Sibを用いて電流出力Ibを発生させるので、出力
電流の波形の時間積分量を理想出力波形の時間積分量に
近づけることが可能である。
【0096】そして、この実施例では、従来の定電流発
生回路を利用することで、開発費用と開発時間を抑える
ことができる。また、新機能を別回路にて付加する形な
ので、既存の回路資産に対しては、回路見直しが必要に
なる等の影響を殆ど与えない。
【0097】なお、本実施の形態に係る定電流発生回路
では、外部からの制御により調節が行えるのはパルス幅
の調節のみであり、波形の立上がり時間、立下がり時間
およびピーク値の調節は行えないので、図15中のトラ
ンジスタQ1およびQ2のサイズや抵抗Rref2の値
を調節するなどしてそれらの調節を行えばよい。
【0098】また、もちろん、実施の形態2のように本
実施の形態に係る定電流発生回路を表示装置に適用すれ
ば、階調数と輝度との関係を理想特性に近づけることが
可能な表示装置を実現することができる。
【0099】<実施の形態4>本実施の形態は実施の形
態3の変形例である。実施の形態3においては、出力時
間設定入力Smとして、図17および図18に示したよ
うな波形D0〜D2のようなパルス群が時系列的にシリ
アルに入力される場合を想定していた。一方、本実施の
形態においては、出力時間設定入力Smとして、パラレ
ルに入力される波形D0〜D2のようなロジックパルス
入力と、階調数を示す選択信号入力Smsとが入力され
る場合を考える。なお、本実施の形態においては、表1
に示された階調とパルス波形の組み合わせの場合を例に
採って説明する。
【0100】実施の形態3にかかる定電流発生回路CI
cに入力される出力時間設定入力Smに、様々なパルス
幅のパルスが含まれる場合、入力されるパルス幅ごとに
定数項kの値が変化することが考えられる。その場合、
定数項kを打ち消すためには、出力Sibに上乗せる或
いは差し引く時間を、入力されるパルス幅に応じて変化
させる必要がある。本実施の形態は、そのような要求に
応じるための回路である。
【0101】図9は、複数のロジックパルス入力D0〜
D2から任意の組み合わせを選択して出力し、それを遅
延回路部DLへの入力として利用する本実施の形態の回
路例である。本実施の形態においては、定電流発生回路
CIcにさらにセレクター回路SLeが追加されてい
る。
【0102】この例で、セレクター回路SLeには、パ
ルス幅の異なる3種類のパルス波形D0〜D2と3ビッ
トの選択信号入力Smsとが入力されている。そして、
選択信号入力Smsによって出力Slとして出力される
波形D0〜D2の組み合わせが選択され、一群のパルス
列が発生する。
【0103】選択信号入力Smsは、論理制御信号とし
てデコード部DCにも同時に入力される。セレクター回
路SLeからの出力Slに含まれるパルスの幅に応じ
て、デコード部DCは、セレクター回路SLc,SLd
の出力をパルス毎に適切なタイミングで選択する。この
セレクター回路SLc,SLdの出力選択により、遅延
定数t0を単位とした任意のパルス幅をもつロジックパ
ルスが出力Sibとして論理回路部LCbから出力さ
れ、定電流発生部IGbへと出力される。こうして、出
力時間設定入力Smに入力されるパルス幅に応じて、定
数項kに対する補正値に重み付けをすることが可能とな
る。
【0104】図10は、上記の動作を説明するタイミン
グチャートである。選択信号入力Smsとして階調数1
が入力された場合、セレクター回路SLeは、ロジック
パルス入力として入力された波形D0〜D2のうち波形
D0を出力Slとして出力する。同様に、選択信号入力
Smsとして階調数2が入力された場合、セレクター回
路SLeは、ロジックパルス入力として入力された波形
D0〜D2のうち波形D1を出力Slとして出力する。
また、選択信号入力Smsとして階調数3が入力された
場合、セレクター回路SLeは、ロジックパルス入力と
して入力された波形D0〜D2のうち波形D0を出力S
lとして出力し、その後、波形D1を出力Slとして出
力する。
【0105】デコード部DCは、選択信号入力Smsの
情報を用いて、出力Slに含まれるパルスごとに適切な
タイミングでセレクター回路SLc,SLdを動作さ
せ、パルスごとに上乗せる或いは差し引く時間を変化さ
せる。
【0106】すると、図11に示すように、論理回路部
LCbからの出力Sibには、波形に応じた出力時間の
重み付けがなされ、定電流発生部IGbから得られる電
流出力Ibにはパルスごとの定数項kの補正がなされ
る。
【0107】本実施の形態に係る定電流発生回路を用い
れば、論理回路部LCbが、ロジックパルス入力のパル
ス幅に応じて出力Sibのパルス幅を変化させるので、
ロジックパルス入力に様々なパルス幅のパルスが含まれ
る場合であっても、それぞれのパルスごとの出力電流の
波形の時間積分量を理想出力波形の時間積分量に近づけ
ることが可能である。
【0108】なお、デコード部DCにおける、セレクタ
ー回路SLc,SLdの出力の選択を行うアルゴリズム
は、ハードウエア的に組み込んでもよいし、そのほかに
も、マイコンやメモリなどを組み合せてファームウエア
的手段を用いて実現することも可能である。後者の場合
は外部からアルゴリズムの書き換えも可能となる。
【0109】また、もちろん、実施の形態2のように本
実施の形態に係る定電流発生回路を表示装置に適用すれ
ば、階調数と輝度との関係を理想特性に近づけることが
可能な表示装置を実現することができる。
【0110】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、電流発
生部が複数の出力パルスの各々を用いて複数のパルス電
流を生成し、複数のパルス電流を重ね合わせて所定の波
形を有する電流を発生させるので、出力電流の波形の時
間積分量を理想出力波形の時間積分量に近づけることが
可能である。さらに、出力電流の波形の立上がり時間お
よび立下がり時間をも制御することができ、その結果、
誘導起電力を小さくして、ノイズレベルを小さくするこ
とが可能である。
【0111】請求項2に記載の発明によれば、電流発生
部が論理回路からの所定の位相およびパルス幅を有する
出力パルスを用いて電流を発生させるので、出力電流の
波形の時間積分量を理想出力波形の時間積分量に近づけ
ることが可能である。
【0112】請求項3に記載の発明によれば、論理回路
が、入力パルスのパルス幅に応じて出力パルスのパルス
幅を変化させるので、入力パルスに様々なパルス幅のパ
ルスが含まれる場合であっても、それぞれのパルスごと
の出力電流の波形の時間積分量を理想出力波形の時間積
分量に近づけることが可能である。
【0113】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
ないし請求項3のいずれかに記載の定電流発生回路にお
いて発生した電流が供給される発光素子を備えるので、
発光素子における階調数と輝度との関係を理想特性に近
づけることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る定電流発生回路を示すブ
ロック図である。
【図2】 実施の形態1に係る定電流発生回路の遅延回
路部をその動作のタイミングチャートとともに示す図で
ある。
【図3】 実施の形態1に係る定電流発生回路の論理回
路部をその動作のタイミングチャートとともに示す図で
ある。
【図4】 実施の形態1に係る定電流発生回路の定電流
発生部を示す図である。
【図5】 実施の形態2に係る表示装置を示す図であ
る。
【図6】 実施の形態3に係る定電流発生回路を示すブ
ロック図である。
【図7】 実施の形態3に係る定電流発生回路の遅延回
路部および論理回路部を示す図である。
【図8】 実施の形態3に係る定電流発生回路の動作を
示すタイミングチャートである。
【図9】 実施の形態4に係る定電流発生回路を示す図
である。
【図10】 実施の形態4に係る定電流発生回路の動作
を示すタイミングチャートである。
【図11】 実施の形態4に係る定電流発生回路の動作
を示すタイミングチャートである。
【図12】 表示装置の構成を示す図である。
【図13】 従来の定電流発生回路を示す図である。
【図14】 従来の定電流発生回路の理想的な動作を示
すタイミングチャートである。
【図15】 従来の定電流発生回路の定電流発生部を示
す図である。
【図16】 従来の定電流発生回路の遅延回路部の動作
のタイミングチャートである。
【図17】 従来の定電流発生回路の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【図18】 従来の定電流発生回路の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【図19】 従来の定電流発生回路の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【図20】 従来の定電流発生回路を用いた表示装置に
おける輝度特性を示す図である。
【図21】 従来の定電流発生回路を用いた表示装置に
おける輝度特性を示す図である。
【符号の説明】
Ga,Ga0〜Ga15,Glb ANDゲート、Gl
1〜Glm,GlaORゲート、SLa〜SLe セレ
クター回路、DL 遅延回路部、DC デコード部、L
Ca,LCb 論理回路部、IGa,IGb 定電流発
生部、5 表示ユニット、5a 画像メモリ、5b 制
御回路、5d 駆動回路、5e 表示素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G05F 3/24 G05F 3/24 A G09G 3/32 G09G 3/32 A (72)発明者 藤村 英弥 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 若杉 法喜 兵庫県神戸市兵庫区浜山通6丁目1番2号 三菱電機コントロールソフトウエア株式 会社内 Fターム(参考) 5C080 AA07 BB05 CC06 CC07 DD06 DD09 EE29 HH14 JJ02 JJ03 JJ04 JJ05 5H420 NB03 NB24 NB31

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力パルスから互いに異なる遅延量を有
    する複数の遅延パルスを生成する遅延回路と、 前記複数の遅延パルス同士の論理演算を行うことで所定
    の位相およびパルス幅を有する複数の出力パルスを生成
    する論理回路と、 前記複数の出力パルスの各々に対応した複数のパルス電
    流を生成し、前記複数のパルス電流を重ね合わせて所定
    の波形を有する電流を発生させる電流発生部とを備える
    定電流発生回路。
  2. 【請求項2】 入力パルスから互いに異なる遅延量を有
    する複数の遅延パルスを生成する遅延回路と、 前記複数の遅延パルス同士の論理演算を行うことで所定
    の位相およびパルス幅を有する出力パルスを生成する論
    理回路と、 前記出力パルスにより能動化されて電流を発生させる電
    流発生部とを備える定電流発生回路。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の定電流発生回路であっ
    て、 前記論理回路は、前記入力パルスのパルス幅に応じて前
    記出力パルスの前記パルス幅を変化させる定電流発生回
    路。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の定電流発生回路と、 前記定電流発生回路において発生した前記電流が供給さ
    れる発光素子とを備える表示装置。
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