JPH10111667A - 容量性負荷駆動回路及びこれを用いたプラズマ表示器 - Google Patents

容量性負荷駆動回路及びこれを用いたプラズマ表示器

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JPH10111667A
JPH10111667A JP8267261A JP26726196A JPH10111667A JP H10111667 A JPH10111667 A JP H10111667A JP 8267261 A JP8267261 A JP 8267261A JP 26726196 A JP26726196 A JP 26726196A JP H10111667 A JPH10111667 A JP H10111667A
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switch
drive
capacitive load
terminal
driving circuit
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JP8267261A
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English (en)
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Yuji Sano
勇司 佐野
Yoshinori Okada
義憲 岡田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 負荷の容量成分に起因する電力消費を抑え
る。 【解決手段】 ドライブIC1の駆動パルス入力端子1
7がスイッチ2を介して高電圧源22に、駆動パルス入
力端子18がスイッチ3を介してグランド電圧源に夫々
接続され、出力端子90〜92が図示しない負荷に接続
されている。駆動パルス入力端子17,18は、また、
コイル6及びスイッチ7を介して交流接地用のコンデン
サ8に接続されている。スイッチ2,3は所定のタイミ
ングで交互にオンするが、そのオンタイミングの直前で
スイッチ7がオンし、コイル6と負荷の容量とで直列共
振が生じて、負荷への出力電圧が立ち上がる。次に、ス
イッチ2がオンして高電圧を負荷に供給する。その後、
負荷の容量のエネルギーをコイル6に回収して出力電圧
が立ち下げられ、次に、スイッチ3がオンして負荷にグ
ランド電位を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、負荷の容量成分に
起因する電力消費を抑える容量性負荷駆動回路及びこれ
を用いたプラズマ表示器に関する。
【0002】
【従来の技術】容量性負荷駆動回路としてプラズマ表示
器駆動回路を例にとり、以下、従来の技術について説明
する。
【0003】図2はプラズマ表示パネル駆動回路の一般
的な構成を概略的に示すブロック構成図であって、10
はプラズマ表示パネル、11は放電セル、12はアノー
ド駆動回路(または、アドレス駆動回路)、13はカソ
ード駆動回路(または、Y駆動回路)、14はサブアノ
ード駆動回路、15は制御回路、16はX駆動回路であ
る。
【0004】同図において、プラズマ表示パネル(以
下、PDPという)10は、AC型とDC型とに大別さ
れる。
【0005】DC型PDPは、マトリクス放電電極がマ
トリックス上に配列される放電セル11内で露出してお
り、これら放電セル11内の放電空間の電界制御が容易
であることを特徴とする。また、電極極性をアノードA
1〜AdとカソードK1〜Klとに特定しているため、
放電発光状態の最適化も容易である。隣接アノード電極
間で共用されているサブアノード電極SA1〜SA(d/
2)などを用いて予備放電を起こすことにより、表示用の
主放電を低電圧・高速化することもできる。駆動部とし
ては、アノード駆動回路12,カソード駆動回路13及
びサブアノード駆動回路14の3種の駆動回路と、これ
らを制御するの制御回路15とから構成される。
【0006】これに対し、AC型PDPは、マトリクス
放電電極が誘電体に覆われて保護されているため、放電
による電極劣化が小さい。また、図2に示すように、水
平方向のX,Y電極が設けられた前面板と垂直方向のア
ドレス電極が設けられた脊面板とを垂直に張合わせるだ
けの簡単な3電極パネル構造が実用化されており、高精
細化も容易である。駆動部は、ビデオデータに応じて発
光セルを列方向に選択するアドレス駆動回路12,各行
を選択スキャンするY駆動回路13及び主発光用のサス
テインパルスを全行に同時印加するX駆動回路16の3
種の駆動回路と、これらを制御する制御回路15とから
構成される。
【0007】図3は“Society for Information Displa
y international symposium digestof technical paper
s”1994年発行 pp.723-726の論文“33.3 Developme
ntof Color dc Plasma Display Driver Ics for Pulse-
Memory Driving Method ”に記載の従来のDC型PDP
用カソード駆動回路13の一例を示す回路図であって、
1はドライブIC、2,3はMOSFET、22は電源
端子、40〜42はMOSFET、43〜45はダイオ
ード、46はMOSFETドライブ回路、50〜52は
MOSFET、53〜55はダイオード、56はMOS
FETドライブ回路である。
【0008】同図において、各カソード電極(図2で
は、K1,K2,K3,K4,……,Kl)を駆動する
ドライブIC1には、ゲート入力21,31により制御
されるMOSFET2,3から出力されるサステインパ
ルスが印加されている。MOSFET2のソース端子
は、高圧電圧HVの電源端子22に接続されている。ド
ライブIC1の出力端子90,91,……,92から
は、MOSFET40〜42とMOSFET50〜52
の夫々とからなるトーテンポール構成のスイッチを介し
て、上記のサステインパルスが波形900,910,…
…,920として順次出力される。これらスイッチは夫
々MOSFETドライブ回路46,56によって制御さ
れている。ダイオード43〜45及びダイオード53〜
55は、MOSFET固有の並列寄生ダイオードに起因
して生じるMOSFET40〜42,50〜52の素子
間の相互影響を抑えている。
【0009】この従来例は、容量性の負荷に起因したド
ライブIC1の消費電力の増大を抑えていることを特徴
とする。一般に、出力波形の立上がり・立下がり時に
は、その波形によらず、少なくとも負荷容量に蓄えられ
たエネルギー相当の電力消費が発生する。しかし、充放
電電流ループ中の電力の消費分担は、各所の抵抗比に比
例する。図3においては、MOSFET2,3を定電流
動作となるように駆動して、その実効的オン抵抗をドラ
イブIC1の内部素子よりも高くしており、これによ
り、ドライブIC1内の消費電力を抑えている。かかる
電力消費の抑制により、ドライブIC1内の温度上昇が
抑えられ、ドライブICの信頼性向上とコスト削減が可
能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例における駆
動回路では、負荷容量の充放電に伴う電力消費の総量は
抑えられず、かかる電力消費をドライブICと外付け素
子に分散することにより、ドライブICでの電力消費を
低減するのみである。そこで、電力消費量が減らなけれ
ば、表示器の放熱限界により、発光輝度が抑えられるお
それがある。また、プラズマ表示器の持ち味である薄型
軽量化が充分には発揮できないばかりか、表示器のコス
ト低減も阻まれる。
【0011】本発明の目的は、かかる問題を解消し、負
荷の容量成分に起因する電力消費を抑えることができる
ようにした容量性負荷駆動回路、特に、プラズマ表示パ
ネルの駆動回路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ドライブICの駆動パルス入力端子を第
1のスイッチを介して高電圧点に接続するとともに、第
2のスイッチを介して低電圧点に接続し、さらに、第3
のスイッチとコイルとの直列回路の一方の端子を上記駆
動パルス入力端子に並列接続し、該直列回路の他方の端
子を交流接地点に接続する。
【0013】上記第1,第2のスイッチは、上記駆動パ
ルス入力端子を一定期間高電圧あるいは低電圧に保持す
る。ドライブICの負荷がPDPである場合には、この
保持期間に発光放電が誘起される。上記コイルは、ドラ
イブICを介して接続された容量性負荷との間で、上記
交流接地点を基準電圧点として直列共振することによ
り、負荷容量に蓄えられたエネルギーの消費を抑える。
また、上記第3のスイッチは、この直列共振を出力パル
スの立上がりと立下がり時にのみ発生するように制御す
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は本発明による容量性負荷駆動回
路及びこれを用いたプラズマ表示器の第1の実施形態を
示す回路図であって、1はドライブIC、2,3,4,
41,……,42,5,51,……,52はスイッチ、
6は共振用のコイル、7はスイッチ、8は交流接地用の
コンデンサ、17,18は駆動パルス入力端子、22は
高圧電源、90,91,……,92は出力端子である。
【0015】同図において、ドライブIC1の駆動パル
ス入力端子17,18を共に、共振用のコイル6とスイ
ッチ7を介して交流接地用のコンデンサ8に接続してい
る。また、スイッチ2,3により、駆動パルス入力端子
17,18の電圧は高圧電源22の高電圧HVとグラン
ド電圧に保持される。スイッチ2,3,7は、夫々概略
図示するタイミング20,30,32のように制御され
ているが、その詳細を図中下部のタイミングチャートに
よって説明する。
【0016】波形23,33,34は、夫々スイッチ
2,3,7の制御タイミングシーケンスを示し、電圧波
形901は各出力端子90,91,……,92に現れる
サステインパルスを表している。サステインパルスの出
力期間における出力端子90,91,……,92の電圧
が、最初、グランドレベルにあった場合、まず、スイッ
チ7をオンして、コイル6と負荷容量(図示せず)との
共振により、出力電圧を高電圧HVに立ち上げる。この
共振中には、負荷容量の蓄積エネルギーが、その放電に
より一度コイル6に移った後、異なった電圧レベルで負
荷容量に回収される。その際、コンデンサ8の電圧は、
出力電圧がHVからグランドレベルまで変化する間にエ
ネルギーの注入放出が終了するように、自動的にHV/
2に収束していく。コンデンサ8では、交流接地用とし
て上記の充放電による電圧変化が無視できるように、負
荷容量に対して充分に大きな容量値を選ぶ。続いて、ス
イッチ2をオンして出力電圧を高電圧HVに保持するこ
とにより、出力端子90,91,……,92に発光放電
電流も供給可能となる。スイッチ7をオフした後、設定
された期間の電圧保持を終えると、スイッチ2もオフす
る。そして、再びスイッチ7をオンして、コイル6と負
荷容量の共振により、出力電圧をグランドレベルに引き
下げる。続いて、スイッチ3をオンして出力電圧をグラ
ンドレベルに保持することにより、出力端子90,9
1,……,92に発光放電電流も供給可能となる。スイ
ッチ7をオフすれば、設定した任意の電圧保持期間中、
発光放電電流を供給することができる。例えば、これを
DC型PDP用カソード駆動回路に適用した場合、この
期間に発光放電電流を流し続けることができる。設定期
間の電圧保持を終えると、スイッチ3をオフして再び上
記のサステインサイクルを繰り返す。
【0017】ドライブIC1の各出力端子90,91,
……,92に対応した内部スイッチは、例えば、駆動パ
ルス入力端子17,18間に直列に接続されているスイ
ッチ4,5の少なくとも一方をオンさせて、まず、出力
端子90にサステインパルス900を導く。その後、同
様のスイッチ41,51の少なくとも一方をオンさせ、
順番にスイッチ42,52の少なくとも一方までをオン
状態に制御することにより、出力端子91〜92順次に
サステインパルス910〜920を導くことができる。
【0018】上記のスイッチには、電子制御可能なバイ
ポーラトランジスタやIGBTなどの半導体素子、低速
制御であれば、リレーなども使用できる。
【0019】この第1の実施形態においては、スイッチ
7をコイル6を介さず交流接地用コンデンサ8に直接接
続しているので、スイッチ7の一端子を安定した電圧点
に固定することができる。そのため、スイッチ7を後述
の図8に示すような小規模回路を用いて安定に制御でき
る。
【0020】また、この実施形態では、ドライブIC1
の任意の出力端子90〜92の電圧を引き下げている上
記のカソード駆動波形に止まらず、任意の出力端子の電
圧を上げ下げするアノード(アドレス)駆動波形の出力
も可能である。パルス出力としては、上記の主発光用サ
ステインパルスに止まらず、発光セル選択用のスキャン
パルスやアドレスパルスなどにも対応でき、その波形の
電圧レベルは高低の関係のみ維持すれば、正負のいずれ
も取り得ることはいうまでもない。
【0021】続いて、スイッチの制御タイミングの高速
化に適した本発明の第2の実施形態を図4により説明す
る。
【0022】例えば、プラズマ表示器の高輝度化や高精
細化を図る一手法として、パルスレートの増加やサステ
イン期間の短縮を目的としたサステインパルス周期の削
減が考えられる。その場合、図4におけるスイッチ2,
3の高速開閉制御が必要となるが、制御遅延に伴い同時
オンする期間が増えることにより、これらスイッチ2,
3を介した電源・グランド間の貫通電流による影響が顕
著となり、消費電力とノイズの増大が懸念される。
【0023】この第2の実施形態においては、ダイオー
ド61,62の少なくとも一方を図示するように挿入に
より貫通電流を抑えている。ダイオード61,62は共
に、コイル6と負荷容量の共振電流に対しては順方向で
あるが、貫通電流に対しては逆方向となっている。ま
た、コンデンサ8が上記の最適バイアス状態に達してい
ない回路起動時においても、制御タイミングの高速化に
伴うスイッチ2,3の電力消費の増大が懸念される。
【0024】そこで、この第2の実施形態では、バイア
ス端子80を設けて、起動直後にも共振中はコイル6の
一端を最適バイアスできるようにしている。例えば、バ
イアス端子80には、電源端子22とグランド間に設け
た抵抗同士かあるいはコンデンサ同士を直列接続した分
圧回路の出力を接続することが考えられる。あるいは、
2つの電源を同方向に電圧加算するように直列接続し
て、この直列電源の両端を電源端子22とグランド間に
接続し、2電源の直列接続点をバイアス端子80につな
ぐことも可能である。また、バイアス端子80を設けた
際には、端子部のインピーダンスに応じて、コンデンサ
8は併用しても、削除してもよい。
【0025】次に、ドライブIC1内のスイッチをダイ
オードで代用して低コスト化を図った本発明の第3の実
施形態を図5に示す。
【0026】この第3の実施形態においては、ダイオー
ド47〜48を電源端子22側の駆動パルス入力端子1
7に接続しておくことにより、ドライブIC1の任意の
出力端子90〜92の電圧を引き下げることができるた
め、DC型プラズマ表示パネル用のカソード駆動回路や
AC型プラズマ表示パネル用のY駆動回路への適用も可
能である。一般的に、ダイオードの方が半導体制御スイ
ッチに対して安価に高耐圧・低オン抵抗素子を実現でき
る。
【0027】同様に、ドライブIC1内のスイッチのダ
イオード置き換えにより、低コスト化を図ったDC型プ
ラズマ表示パネル用のアノード駆動回路へも適用可能な
本発明の第4の実施形態を図6に示す。
【0028】この第4の実施形態においては、ダイオー
ド57〜59をグランド側の駆動パルス入力端子18に
接続することにより、任意の出力端子電圧の引き上げを
可能としている。
【0029】上記のドライブIC1内のスイッチとし
て、MOSFETのような開閉端子間に並列ダイオード
が寄生する素子を用いた場合や、印加電圧の方向によっ
て耐電圧が充分に確保できない素子を用いざるを得なか
った場合にも有効な本発明の第5の実施形態を図7に示
す。
【0030】この第5の実施形態においては、各スイッ
チ素子4〜42と駆動パルス入力端子17のと間に夫々
直列ダイオード400〜402を挿入することにより、
あるいは各スイッチ素子5〜52と駆動パルス入力端子
18との間に夫々直列ダイオード500〜502を挿入
することにより、各スイッチ素子への制御不能方向電圧
の印加を防いでいる。ここで、ドライブIC1内の各ス
イッチそのものが、図5と図6とに示した第3,第4の
実施形態と同様に、単一ダイオードに置き換え可能なこ
とはいうまでもない。
【0031】同様に、上記のスイッチ7にもMOSFE
Tを用いた場合の本発明の第6の実施形態を図8に示
す。
【0032】並列ダイオードの寄生により、MOSFE
Tスイッチには、電流方向性が生じるため、スイッチ7
は、図8に示すように、直列ダイオード77を伴うスイ
ッチ71と直列ダイオード78を伴うスイッチ72との
並列回路に置き換える必要がある。直列ダイオード7
7,78を用いることにより、並列寄生ダイオード7
5,76の影響を排除することができる。その際、上述
のように、スイッチ71,72をコイル6を介さず交流
接地用コンデンサ8に直接接続することにより、これら
スイッチ71,72の一端子を安定電圧点に固定でき、
小規模回路を用いて夫々のスイッチ71,72を安定に
制御できる。
【0033】MOSFETスイッチの具体例を図8中に
示す。スイッチ71としてMOSFET73を用いた場
合、結合コンデンサ732を介して制御信号源731に
より、制御入力用のゲート端子を駆動する。ゲート電圧
の立上がりでMOSFET73はオンするが、ゲート電
圧のバイアスは、そのソース電圧がコンデンサ8により
安定化されていることを生かして、例えば、ツェナーダ
イオード733とコンデンサ732からなる簡単なクラ
ンプ回路により達成される。ツェナーダイオード733
が両方向の端子間電圧に対して非線形性を示すことか
ら、MOSFET73への過大ゲート電圧の印加を防ぐ
ことができる。同様にして、スイッチ72は、制御信号
源741の立下がりパルスによってオンするMOSFE
T74と結合コンデンサ742とツェナーダイオード7
43とで構成することができる。
【0034】また、共振用コイルを2素子用意して、各
電流方向毎に交互に導通分担させることにより、上記の
スイッチ極性対応用の直列ダイオードを上記の貫通電流
防止用のダイオードと兼用することができる。
【0035】このようにした本発明の第7の実施形態を
図9に示すが、各共振用コイルのインダクタンス値の最
適化により、パルスの立上がり速度と立下がり速度とを
異ならせて、所望のパルス波形を得ることができる。例
えば、発光放電の制御に重要なパルスエッジは高速にし
ながら、もう一方のエッジはノイズ低減のため、緩やか
にすることが考えられる。上記で兼用したダイオード
は、いずれも高価な高速高耐圧大電流素子であるので、
回路コストの削減もこの第7の実施形態の特徴の1つで
ある。
【0036】単一のコイル6を交流接地用コンデンサ8
に直接接続することによっても、上記と同様に、ダイオ
ードを兼用することができる。その場合には、共振制御
用のスイッチの各端子電圧が大きく動くため、スイッチ
をフローティング制御することになるが、このようにし
た本発明の第8の実施形態を図10に示す。
【0037】図10において、スイッチ710,720
をフローティング制御することにより、上記の貫通電流
防止用ダイオードを省略することができる。また、スイ
ッチ710,720として、夫々にMOSFET71
1,721を用いた場合には、直列ダイオード77,7
8、及びフローティング制御用のレベルシフト回路(図
10では、制御信号を入力したパルストランス712,
722を例示)が必要となる。
【0038】最後に、ドライブIC1は、上記のよう
に、複数の出力端子により各電極を駆動するようにして
いるので、各駆動パルスで時間的に負荷容量が変化する
駆動法も考えられる。例えば、プラズマ表示パネル上の
各電極でスキャン放電とサステイン放電とが同時進行す
る順次駆動方式においては、スキャン放電後にサステイ
ン放電に移る電極が増えることに伴って負荷容量が増加
し、各電極のサステイン放電が終了するにつれて負荷容
量も減少していく。その場合、例えば、図1でのスイッ
チ7の制御タイミング34におけるオン期間を負荷容量
に応じた共振周期に対応させて順次あるいは大まかに変
化させるように、制御回路を構成する。この制御回路の
構成は当該技術者にとって容易なことはいうまでもな
い。
【0039】上記の順次駆動方式の場合には、制御タイ
ミングのオン期間が負荷容量の増加に応じて駆動順次増
加した後、負荷容量の減少に応じてオン期間も減少させ
ることが考えられる。
【0040】また、図4に示したような貫通防止用ダイ
オード61,62を、あるいは図8に示したようなスイ
ッチ極性に対応した直列ダイオード77や78を用いて
いる場合には、ダイオード動作により共振電流の流通終
了時に自動的に共振が停止するため、上記の制御タイミ
ングのオン期間を常に最大負荷容量に対応した一定の最
長期間に設定して、制御回路規模を削減することもでき
る。
【0041】但し、上記のダイオードを用いた場合に
も、負荷容量の変化比率が大きい場合には、ダイオード
の寄生容量の影響による寄生共振などが現れて充分な電
力削減が阻まれることも起り得る。従って、上記のダイ
オードを用いた場合にも、上記のスイッチ7の制御タイ
ミングのオン期間制御は有効である。
【0042】また、PDPの蛍光体の過渡応答特性と輝
度飽和特性などの影響により、連続サステインパルスに
よる発光輝度がパルス数に比例しないといった現象が問
題になっている。表示器への入力映像信号レベルとその
ディジタル変換値に対応する複数の連続サステインパル
ス列の選択関係を、プラズマ表示器の信号処理部におい
て補正する対策方法も考えられる。
【0043】しかし、PDPの駆動回路部の各連続サス
テインパルス列毎の発光量がディジタル量に対応した2
の累乗関係になければ、発光階調刻みが不均等になって
ディジタル処理したビット数が充分に生かせなくなる。
そこで、上記の各連続パルス列中のパルス数に補正を施
して、上記の2の累乗関係の精度を向上することもでき
る。しかし、パルス数を補正して加減した場合には、補
正刻みを増やす関係上から、パルス数の増加とそれに伴
う消費電力の増加が起り得る。また、上記の補正刻みの
細かさが、1サイクルのパルス発光量で抑えられてしま
う。
【0044】そこで、もう1つの補正方法としては、夫
々の連続サステインパルス列中の各パルスの高電圧レベ
ル期間と低電圧レベル期間の関係を、上記の映像信号の
伝送レート周期に合わせて適当に可変することが有効で
ある。その場合には、上述の順次駆動方式への対応方法
と同様に、図1でのスイッチ2,3のオン期間やオフ期
間をパルス毎に増減にすればよい。この制御方法は、D
C型PDPに対してはいうに及ばず、AC型PDPに対
しても有効である。
【0045】以上、PDPを負荷として実施形態を詳述
したが、本発明は、負荷の容量性インピーダンスの影響
による消費電力の増大が顕著となる広範囲の一般的パル
ス出力回路に有効であることはいうまでもない。例え
ば、高電圧パルスを要するフィールドエミッション表示
器FEDの駆動回路やロジック回路に高速共通パルスを
供給するクロック発振回路などが考えられる。さらに
は、駆動エネルギーとしてパルスを必ずしも必要としな
い放電管などに対しては、上記の高電圧点あるいは低電
圧点に接続したスイッチのオン期間を短縮した正弦波的
な駆動波形を用いることも可能である。特に、駆動中の
不要輻射を問題とする場合には、PDPやロジック回路
に対しても、高調波成分を抑えた正弦波的波形の電圧あ
るいは電流の印加が考えられる。
【0046】また、上記の各実施形態においては、いず
れもドライブICを介して消費電力を低減していた。
【0047】駆動端子数が多い場合や回路の小型化が必
要な際には、集積回路化が有利ではある。しかし、上記
のロジック回路のように駆動対象の数が少ない場合や高
耐圧あるいは大電流スイッチが必要な場合には、個別部
品によるスイッチ回路を介したり、駆動対象に直接接続
することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
負荷の容量成分に起因する電力消費を抑えた容量性負荷
駆動回路、特に、プラズマ表示パネル駆動回路を提供す
ることができる。本発明の適用により、負荷容量の大き
い40型クラス以上のプラズマ表示器や、駆動パルスレ
ートの高いSVGA(800×600ドット)、XGA
(1024×768ドット)、SXGA(1280×1
024)といった高解像度プラズマ表示器、TV・HD
TVなどといった高輝度高階調プラズマ表示器の小型低
消費電力化を推進することができる。また、動画表示中
の偽輪郭対策に伴う駆動パルスレートの増加による消費
電力の増加も抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による容量性負荷駆動回路及びこれを用
いたプラズマ表示器の第1の実施形態を示す回路図であ
る。
【図2】プラズマ表示パネル駆動回路の一般的な構成を
示すブロック図である。
【図3】従来の容量性負荷駆動回路及びこれを用いたプ
ラズマ表示器の一例を示す回路図である。
【図4】本発明による容量性負荷駆動回路及びこれを用
いたプラズマ表示器の第2の実施形態を示す回路図であ
る。
【図5】本発明による容量性負荷駆動回路及びこれを用
いたプラズマ表示器の第3の実施形態を示す回路図であ
る。
【図6】本発明による容量性負荷駆動回路及びこれを用
いたプラズマ表示器の第4の実施形態を示す回路図であ
る。
【図7】本発明による容量性負荷駆動回路及びこれを用
いたプラズマ表示器の第5の実施形態を示す回路図であ
る。
【図8】本発明による容量性負荷駆動回路及びこれを用
いたプラズマ表示器の第6の実施形態を示す回路図であ
る。
【図9】本発明による容量性負荷駆動回路及びこれを用
いたプラズマ表示器の第7の実施形態を示す回路図であ
る。
【図10】本発明による容量性負荷駆動回路及びこれを
用いたプラズマ表示器の第8の実施形態を示す回路図で
ある。
【符号の説明】
1 プラズマ表示パネル駆動IC 2〜5 電子制御スイッチ 6 共振コイル 7 電子制御スイッチ 8 交流接地用コンデンサ 10 プラズマ表示パネル 11 放電セル 12 アノード(アドレス)駆動回路 13 カソード(Y)駆動回路 14 サブアノード駆動回路 15 制御回路 17,18 駆動パルス入力端子 23 高電圧側スイッチ制御シーケンス 33 グランド側スイッチ制御シーケンス 34 共振スイッチ制御シーケンス 61,62 貫通電流防止用ダイオード 71,72 方向性電子制御スイッチ 90〜92 プラズマ表示パネル駆動IC出力端子 901 プラズマ表示パネル駆動IC出力電圧波形

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷に容量性リアクタンス成分を含む容
    量性負荷駆動回路において、 該負荷に接続された少なくとも1つの出力端子と、第
    1,第2の駆動電圧入力端子とを有する第1の駆動電圧
    出力手段を備え、 該第1の駆動電圧入力端子が第1のスイッチを介して第
    1の電圧点に接続されているとともに、該第2の駆動電
    圧入力端子が第2のスイッチを介して第2の電圧点に接
    続され、 第3のスイッチと第1のコイルとの直列回路の一方の端
    子が該第1,第2の駆動電圧入力端子に接続され、該直
    列回路の他方の端子が第1の交流接地点に接続されてい
    ることを特徴とする容量性負荷駆動回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の容量性負荷駆動回路に
    おいて、 前記第1の駆動電圧出力手段を複数の出力端子を設けた
    集積回路により構成したことを特徴とする容量性負荷駆
    動回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の容量性負荷駆動回路に
    おいて、 前記第1の駆動電圧出力手段が、前記第1の駆動電圧入
    力端子と前記出力端子との間に設けた第4のスイッチ
    と、前記第2の駆動電圧入力端子と前記出力端子との間
    に設けた第5のスイッチとを含むことを特徴とする容量
    性負荷駆動回路。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の容量性負荷駆動回路に
    おいて、 前記第4,第5のスイッチの少なくとも一方にダイオー
    ドを用いたことを特徴とする容量性負荷駆動回路。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の容量性負荷駆動回路に
    おいて、 前記第4,第5のスイッチの少なくとも一方に直列にダ
    イオードを接続したことを特徴とする容量性負荷駆動回
    路。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の容量性負荷駆動回路に
    おいて、 前記直列回路の一方の端子を、第1のダイオードを介し
    ての前記第1の駆動電圧出力手段の第1の駆動電圧入力
    端子、あるいは第2のダイオードを介しての前記第2の
    駆動電圧入力端子の少なくとも一方に接続したことを特
    徴とする容量性負荷駆動回路。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の容量性負荷駆動回路に
    おいて、 前記第1のコイルを、前記第3のスイッチを介して、前
    記第1の交流接地点に接続したことを特徴とする容量性
    負荷駆動回路。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の容量性負荷駆動回路に
    おいて、 第3のスイッチを、前記第3のダイオードと第6のスイ
    ッチとの直列回路と、前記第4のダイオードと第7のス
    イッチとの直列回路とを並列接続した構成とすることを
    特徴とする容量性負荷駆動回路。
  9. 【請求項9】 負荷に容量性リアクタンス成分を含む容
    量性負荷駆動回路において、 該負荷に接続される少なくとも1つの出力端子と第3,
    第4の駆動電圧入力端子とを有する第2の駆動電圧出力
    手段を備え、 該第3の駆動電圧入力端子が、第8のスイッチを介して
    第3の電圧点に接続されているとともに、第3のコイル
    と第10のスイッチとの直列回路を介して第2の交流接
    地点に接続され、 該第4の駆動電圧入力端子が、第9のスイッチを介して
    第4の電圧点に接続されているとともに、第4のコイル
    と第11のスイッチとの直列回路を介して該第2の交流
    接地点に接続されていることを特徴とする容量性負荷駆
    動回路。
  10. 【請求項10】 負荷に容量性リアクタンス成分を含む
    容量性負荷駆動回路において、 該負荷に接続された少なくとも1つの出力端子と、第
    5,第6の駆動電圧入力端子とを有する第3の駆動電圧
    出力手段を備え、 該第5の駆動電圧入力端子が第12のスイッチを介して
    第5の電圧点に接続されているとともに、第14のスイ
    ッチを介して第5のコイルの第1の端子に接続され、 該第6の駆動電圧入力端子が第13のスイッチを介して
    第6の電圧点に接続されているとともに、第15のスイ
    ッチを介して該第5のコイルの該第1の端子に接続さ
    れ、 該第5のコイルの第2の端子が第3の交流接地点に接続
    されていることを特徴とする容量性負荷駆動回路。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の容量性負荷駆動回路
    を備えたプラズマ表示器。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の容量性負荷駆動回
    路を備えたプラズマ表示器において、 前記第1,第2,第3のスイッチを制御する第1の制御
    手段を備え、 該第1の制御手段の制御出力により、前記第1,第2,
    第3のスイッチのうちの少なくともいずれか1つのオ
    ン,オフ期間の少なくとも一方が、一周期の制御シーケ
    ンスの中で少なくとも一度は増減するように制御するこ
    とを特徴とするプラズマ表示器。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載の容量性負荷駆動回路
    を備えたプラズマ表示器。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の容量性負荷駆動回
    路を備えたプラズマ表示器において、 前記第8,第9,第10,第11のスイッチを制御する
    第2の制御手段を備え、 該第2の制御手段の制御出力により、前記第8,第9,
    第10,第11のスイッチのうちの少なくともいずれか
    1つのオン,オフ期間の少なくとも一方が、一周期の制
    御シーケンスの中で少なくとも一度は増減するように制
    御することを特徴とするプラズマ表示器。
  15. 【請求項15】 請求項10に記載の容量性負荷駆動回
    路を備えたプラズマ表示器。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の容量性負荷駆動回
    路を備えたプラズマ表示器において、 前記第12,第13,第14,第15のスイッチを制御
    する第3の制御手段を備え、 該第3の制御手段の制御出力により、前記第12,第1
    3,第14,第15のスイッチのうちの少なくともいず
    れか1つのスイッチのオン,オフ期間の少なくとも一方
    が、一周期の制御シーケンスの中で少なくとも一度は増
    減するように制御することを特徴とするプラズマ表示
    器。
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Cited By (6)

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JP2006079091A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Lg Electronics Inc エネルギー回収回路を含むプラズマディスプレイ装置
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KR100793038B1 (ko) 2006-05-29 2008-01-10 엘지전자 주식회사 플라즈마 디스플레이 장치
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JP2009265682A (ja) * 2009-06-29 2009-11-12 Hitachi Ltd 表示装置、pdp表示装置及びその駆動回路

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