JP2002023668A - 表示用パネル - Google Patents

表示用パネル

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JP2002023668A
JP2002023668A JP2000206610A JP2000206610A JP2002023668A JP 2002023668 A JP2002023668 A JP 2002023668A JP 2000206610 A JP2000206610 A JP 2000206610A JP 2000206610 A JP2000206610 A JP 2000206610A JP 2002023668 A JP2002023668 A JP 2002023668A
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JP
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display panel
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panel
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JP2000206610A
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English (en)
Inventor
Shozo Ashizawa
正三 芦沢
Hatsushi Akamine
初志 赤嶺
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1色分の印刷でカーボン調、メタル調等の意
匠が表現でき、かつ映像情報の透過も可能な表示用パネ
ルを提供すること。 【解決手段】 ケース6の前部に取付けられ背後のバッ
ク光源5で照射されて映像情報を表示する。光透過シー
ト1の表面に光不透過性の印刷部3を形成し、印刷部3
を形成していない領域を光透過領域2とし、バック光源
5の非点灯時には背後の暗部7をパネル意匠の黒系色背
景として利用するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像情報を表示す
る表示用パネルに関し、詳しくは、映像情報の未使用時
でもパネル意匠として表示できる表示用パネルに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、道路標識あるいは広告等における
発光表示器は、前部に表示用パネルを配置し、その背後
に表示用パネルに映像情報を照射するバック光源を配置
している。このような表示用パネルは、背後の映像情報
を表示するため、光透過性であることが必要であるが、
同時に映像情報を表示しない場合にも見る人に好感を与
えられるように意匠的にすぐれたものが求められる。そ
のため、光透過シートに印刷を施して種々の意匠を表現
する技術が知られている。
【0003】例えば、図5(a)、(b)に示すよう
に、シート10の表面全体に黒系色11と銀系色12と
を印刷し、カーボン調の意匠とした表示用パネルP1が
知られている。
【0004】また、図6(a)、(b)に示すように、
光透過シート13に黒色のベース層14を印刷し、その
上に白色のベース層15を印刷し、さらにその上に銀色
のデザイン層16を印刷した表示用パネルP2も知られ
ている(コントラビジョン方式:特開平6−24230
5号公報、特開平8−254605号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5(a)、(b)に
示す表示用パネルP1は、黒系色11と銀系色12とで
カーボン調意匠を表現できるが、光を透過しない構造で
あって、背後の映像情報の表示には使用できない。
【0006】また、図6(a)、(b)に示す表示用パ
ネルP2は、カーボン調を表現するには、光透過シート
13に、黒色のベース層14、白色のベース層15及び
銀色のデザイン層16の最低3色を印刷する必要があ
り、印刷工程が煩雑でコスト高になるという問題があ
る。
【0007】本発明は、上述の点に着目してなされたも
ので、1色分の印刷でカーボン調、メタル調等のパネル
意匠が表現でき、かつ映像情報の透過も可能な表示用パ
ネルを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ケースの前部に取付けられ
背後のバック光源で照明されるようになっている表示用
パネルであって、光透過シートの表面に光不透過性の印
刷部を形成し、該印刷部を形成していない領域を光透過
領域とし、前記バック光源の非点灯時には背後の暗部を
パネル意匠の黒系色背景として利用するようにしたこと
を特徴とするものである。
【0009】このため、請求項1記載の発明では、バッ
ク光源の点灯時には、印刷部で光を遮蔽し、光透過領域
から光を透過し、バック光源の映像情報が表示用パネル
に映し出される。また、バック光源の非点灯時には、印
刷部により構成されるパネル意匠に切替わり、非点灯時
でも表示用パネルを、前記したパネル意匠の絵として見
せることができる。
【0010】本発明では、1色分の印刷で種々の意匠が
表現でき、かつ映像情報の透過も可能な表示用パネルを
少ない印刷工程で製造できる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の表
示用パネルであって、前記パネル意匠はカーボン調であ
り、前記印刷部は銀色印刷としたことを特徴とするもの
である。
【0012】このため、請求項3記載の発明では、銀色
の印刷部は、背後からの光を遮蔽すると共にカーボン調
柄を表現し、バック光源の非点灯時の背後空間の暗部と
併せて黒系色のカーボン調意匠が得られ、これにより1
色分の印刷でカーボン調の意匠が表現できる。
【0013】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の表示用パネルであって、前記パネル意匠はメタル調
であり、前記印刷部は、メタル色ヘアライン印刷とした
ことを特徴とするものである。
【0014】このため、請求項2記載の発明では、メタ
ル色ヘアライン印刷を施した部分は、背後からの光を遮
蔽すると共にメタル調柄を表現し、バック光源の非点灯
時の背後空間の暗部と併せて黒系色のメタル調意匠が得
られ、これにより1色分の印刷でメタル調の意匠が表現
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】図1および図2は、第1実施の形態の表示
用パネルであって、透明または半透明なプラスチックフ
ィルム等からなる光透過シート1を光透過領域2と印刷
部3に分け、印刷部3に銀色1色をパターン印刷した印
刷区分4を形成したものである。
【0017】図1の例では、印刷部3は、3本の平行な
印刷区分4からなり、各印刷部3の間に4角形状の光透
過領域2が形成された構成である。なお、印刷部3の各
印刷区分4、4、…の間の部分4aも光透過部分となっ
ている(図2参照)。
【0018】図3に示すように、上記表示用パネルP
は、ケース6の前部に取付けられ、ケース6の後部には
バック光源5が取付けられている。表示用パネルPの背
後の空間部は、バック光源5の非点灯時は暗部7となっ
ている。銀色の印刷部3は、背後からの光を遮蔽する機
能と、銀色印刷によるカーボン調の表現機能とを併せ持
っている。なお、カーボン調(絵)は、黒系色と銀系色
のコンビネーションで構成されるもので、この場合の銀
系色を銀色の印刷区分4が担当する。また、バック光源
5の非点灯による空間部の暗部が黒系色を担当する。こ
れにより、バック光源5の非点灯時には表示用パネルP
は、カーボン調意匠が表現される。
【0019】そして、バック光源5の点灯時には、映像
情報の光8で表示用パネルPは背後から照射される。こ
の光8は、印刷区分4で遮蔽され、光透過領域2及び印
刷区分4の間の部分4aから光を透過して拡散光9とな
り、印刷区分4(印刷部3)は見えなくなると共に、バ
ック光源5の映像が表示用パネルPに映し出される。ま
た、バック光源5の非点灯時には、印刷部3により構成
されるパネル意匠に切替わり、非点灯時でも表示用パネ
ルPをカーボン調の絵として見せることができる。
【0020】図3及び図4は、第2実施の形態の表示用
パネルPであって、この例の印刷部3は、平行をなすメ
タル色の印刷区分4が所望の間隔をもって配列されたヘ
アライン構造であり、この印刷区分4の間隔部分が光透
過領域4aとなっている。他に印刷部3の施されていな
い広い光透過領域2を有している。このとき、印刷区分
4は、その幅を均一にせず、細いライン、太いライン等
で形成し、その並び順もランダムとなっており、かつ光
透過領域4aは、その幅を均一にせず、狭間隔、広間隔
等で形成し、その並び順もランダムとなっており、これ
らにより質感を持ったデザイン化を達成することができ
る。
【0021】第2実施の形態では、メタル色の印刷部3
は、背後からの光を遮蔽する機能と、メタル色印刷によ
るメタル調の表現機能とを併せ持っている。なお、メタ
ル調(絵)は、黒系色とメタル系色のコンビネーション
で構成されるもので、この場合のメタル系色を印刷区分
4が担当する。また、バック光源5の非点灯による空間
部の暗部7が黒系色を担当する。
【0022】そして、バック光源5の点灯時には、印刷
区分4で光を遮蔽し、光透過領域2,および4aから光
を透過し、バック光源5の映像が表示用パネルPに映し
出される。
【0023】また、バック光源5の非点灯時には、印刷
部3により構成されるパネル意匠に切替わり、非点灯時
でも表示用パネルPをメタル調の絵として見せることが
できる。
【0024】上記各実施の形態では、印刷部3は単純な
平行線で示したが、これは単なる例示であって、イラス
ト、模様、風景その他任意のパターンで構成することが
できる。また、印刷部3の色も銀色とメタル色の例のみ
示しているが、任意の色を用いて所望のパネル意匠とす
ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1記載の
発明によれば、光透過シートの表面に光不透過性の印刷
部を形成し、バック光源の非点灯時には背後の暗部をパ
ネル意匠の黒系色背景として利用するようにしたので、
印刷部で背後からの光を遮蔽し、バック光源の非点灯時
における背後空間の暗部の黒系色と併せて趣向に富んだ
パネル意匠が表現できると共に、バック光源の点灯時に
は、印刷部で光を遮蔽して光透過領域から光を透過し、
印刷部はほとんど見えなくなり、バック光源の映像情報
が映し出される。
【0026】さらにまた、1色分の印刷で種々の意匠が
表現でき、かつ映像情報の透過も可能な表示用パネルを
少ない印刷工程で製造できる。
【0027】請求項2記載の発明によれば、印刷部は銀
色印刷としたので、請求項1記載の発明の効果に加え
て、1色分の印刷でカーボン調の表示を行う表示用パネ
ルを得ることができる。
【0028】請求項3記載の発明によれば、印刷部はメ
タル色ヘアライン印刷としたので、請求項1記載の発明
の効果に加えて、1色分の印刷でメタル調の表示を行う
表示用パネルを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示用パネルの第1実施の形態を示す
正面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】表示用パネルを適用した発光表示器の概略側面
図である。
【図3】本発明の表示用パネルの第2実施の形態を示す
側面図である。
【図4】本発明の表示用パネルの第2実施の形態を示す
正面図である。
【図5】従来の非透過式の表示用パネルを示し、(a)
は正面図、(b)は側面図である。
【図6】従来の透過式の表示用パネルを示し、(a)は
正面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
1 光透過シート 2 光透過領域 3 印刷部 5 バック光源 6 ケース 7 暗部
【手続補正書】
【提出日】平成12年8月4日(2000.8.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示用パネルの第1実施の形態を示す
正面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】本発明の表示用パネルの第2実施の形態を示す
側面図である。
【図4】本発明の表示用パネルの第2実施の形態を示す
正面図である。
【図5】従来の非透過式の表示用パネルを示し、(a)
は正面図、(b)は側面図である。
【図6】従来の透過式の表示用パネルを示し、(a)は
正面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】 1 光透過シート 2 光透過領域 3 印刷部 5 バック光源 6 ケース 7 暗部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C096 AA11 AA12 AA27 BA01 BA03 BB22 BC04 BC08 BC15 CA02 CA12 CA13 CA14 CA22 CA28 CA32 CA35 CB01 CB07 CD46 DC02 EB02 EB16 FA01 FA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースの前部に取付けられ背後のバック
    光源で照射されて映像情報を表示する表示用パネルであ
    って、 光透過シートの表面に光不透過性の印刷部を形成し、該
    印刷部を形成していない領域を光透過領域とし、前記バ
    ック光源の非点灯時には背後の暗部をパネル意匠の黒系
    色背景として利用するようにしたことを特徴とする表示
    用パネル。
  2. 【請求項2】 前記パネル意匠は、カーボン調であり、
    前記印刷部は、銀色印刷としたことを特徴とする請求項
    1記載の表示用パネル。
  3. 【請求項3】 前記パネル意匠はメタル調であり、前記
    印刷部は、メタル色ヘアライン印刷としたことを特徴と
    する請求項1記載の表示用パネル。
JP2000206610A 2000-07-07 2000-07-07 表示用パネル Pending JP2002023668A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007097413A1 (ja) * 2006-02-24 2007-08-30 Nidec Sankyo Corporation レンズ駆動装置

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