JP2002023461A - 帯電装置及び画像形成装置 - Google Patents
帯電装置及び画像形成装置Info
- Publication number
- JP2002023461A JP2002023461A JP2000205086A JP2000205086A JP2002023461A JP 2002023461 A JP2002023461 A JP 2002023461A JP 2000205086 A JP2000205086 A JP 2000205086A JP 2000205086 A JP2000205086 A JP 2000205086A JP 2002023461 A JP2002023461 A JP 2002023461A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- charging
- image carrier
- charging device
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
筋状の画質デイフェクトが防止される接触帯電装置を提
供することを目的とする。また、交流印加方式を採用し
た場合であっても像担持体の損傷や像担持体の磨耗を低
減させ長寿命化を図ることを目的とする。 【解決手段】所定の方向に移動する被帯電体(像担持体
4)に接触するように支持され、被帯電体との接触部分
に対し、被帯電体の回転方向上流側に隣接した部分およ
び下流側に隣接した部分それぞれに、被帯電体に近接し
た上流側近接領域21および下流側近接領域22が形成
されてなる帯電部材1と、帯電部材の、上流側近接領域
よりも下流側近接領域に寄った部分に給電する給電部材
とを備える。
Description
置を備えた、レザービームプリンタ、電子写真複写機、
静電記録装置等の画像形成装置に関する。
複写機、静電記録装置等の画像形成装置においては、感
光体の帯電、現像、トナー像の転写、クリーニングなど
のプロセスで、帯電装置が使われている。
持体を帯電する帯電装置としては、従来よりコロトロン
が広く利用されている。コロトロンは像担持体を均一に
帯電する手段としては有効であるが、像担持体を所定の
電位に帯電するには数KVの高圧電源を必要とする。ま
た、コロナ放電によりオゾンが発生するため、ゴム部品
や像担持体の劣化を引き起こすのみならず、環境保護の
観点からも好ましいとはいえない。
て、ロール、ブラシ、ブレード、フィルムやベルトなど
さまざまな形状の導電性部材を像担持体に接触させ、導
電性部材に電圧を印加することにより像担持体を帯電さ
せる接触帯電装置が開発されている。
はオゾンの発生が極めて少ない上、コロトロンに比べて
低圧電源でよいという長所がある。この接触帯電装置に
は直流電圧を印加する直流印加方式と直流電圧に交流な
どの振動電圧を重畳した電圧を印加する交流印加方式と
がある。
交流印加方式の接触帯電装置の一構成例を示す図であ
る。
レスの帯電フィルム1と、その帯電フィルム1の内側か
らその帯電フイルム1を支持するとともに給電する2つ
の給電シャフト2と、その給電シャフト2に、直流電圧
に振動電圧が重畳された電圧を供給する振動電圧重畳電
源6とを備え、その帯電フィルム1は、B方向に回転す
る像担持体4と同じA方向に回動できるように像担持体
4と接触している。
体4にトナーなどの汚れが付着しにくい上、たとえ付着
してもその優れた帯電能力により帯電不良は起こりにく
いことから、現在市場にもっとも多く導入されている。
ードが速くなると、振動電圧に含まれるリップル成分に
よる電位むらが像担持体4の外周面に画質むらとなって
現れるので、振動電圧の周波数を高くせざる得ない。周
波数を高くして両極性の放電が何回も繰り返されると、
像担持体は損傷を受け易い上、発生する放電生成物を除
去するクリーナのブレードで像担持体4の磨耗を促進さ
せる機会が増えるため、像担持体4は短命とならざるを
得ない。このため、この交流印加方式の帯電装置は中高
速の複写機には搭載できないのが実状である。
用いた直流印加方式の接触帯電装置の一構成例を示す図
である。
レスの帯電フィルム1と、その帯電フィルム1を内側か
ら支持するとともに給電する1つの給電シャフト2と、
その給電シャフト2に直流電圧を供給する直流電源7と
を備え、その帯電フィルム1は、B方向に回転する像担
持体4と同じA方向に回動できるように像担持体4と接
触している。
り返し放電による像担持体4の損傷や像担持体4の磨耗
が少なくてすみ、電源も直流だけなので電源に要するコ
ストも少なくてすむ。しかし、トナーなどの汚れが付着
しやすく、それに起因する帯電不良が起こりやすいた
め、維持管理上の問題がある。また、交流印加方式と比
べると帯電均一性が劣るため使用初期から白い横筋状の
画質デイフェクトが発生しやすいのが実状である。
帯電や現像、トナー像の転写、トナーのクリーニングな
どのプロセスで必要不可欠なものであり、これらプロセ
スにおいてさまざまな帯電装置を用いた画像形成装置が
提供されている。
方式のものと帯電ロールなどの接触帯電方式のものに大
別し比較すると、画像形成装置の小型化、低コスト化、
環境保護などの観点からは接触帯電方式のものが有効で
あるが、接触帯電方式のものについても、帯電部材に印
加する電源種別によって上述のような固有の問題点を抱
えている。
を採用した場合であっても白い横筋状の画質デイフェク
トが防止される接触帯電装置を提供することを目的とす
る。また、交流印加方式を採用した場合であっても像担
持体の損傷や像担持体の磨耗を低減させ長寿命化を図る
ことを目的とする。
定の方向に移動する被帯電体に接触するように支持さ
れ、該被帯電体との接触部分に対し、該被帯電体の回転
方向上流側に隣接した部分および下流側に隣接した部分
それぞれに、該被帯電体に近接した上流側近接領域およ
び下流側近接領域が形成されてなる帯電部材と、上記帯
電部材の、上流側近接領域よりも下流側近接領域に寄っ
た部分に給電する給電部材とを備えたことを特徴とす
る。
ことにより上記帯電部材に給電する帯電装置用電源を備
えたことが好ましい。
電圧を上記給電部材に印加することにより上記帯電部材
に給電する帯電装置用電源を備えたことが好ましい。
による帯電を受け該帯電の後に画像信号に応じた露光光
の照射を受けることにより静電潜像が形成される像担持
体を備え、該像担持体に形成された静電潜像をトナーで
現像してトナー像を形成し、該トナー像を最終的に所定
の記録媒体に転写して定着することにより該記録媒体上
に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置に
おいて、前記帯電装置が、所定の方向に回転する上記像
担持体に接触するように支持され、該像担持体との接触
部分に対し、該像担持体の回転方向上流側に隣接した部
分および下流側に隣接した部分それぞれに、該像担持体
に近接した上流側近接領域および下流側近接領域が形成
されてなる帯電部材と、上記帯電部材の、上流側近接領
域よりも下流側近接領域に寄った部分に給電する給電部
材とを備えたものであることを特徴とする。
ために、従来から使用されているロール状の帯電部材を
有するロール状接触帯電装置を比較例として示した図で
ある。
ローラ8にロール状の導電性部材を巻きつけた帯電部材
13とこの金属製ローラ8に給電する電源10とを備
え、B方向に回転する像担持体4と接触部分20で接触
しながら同じA方向に回転できるように像担持体4と同
心状に支持されている。
帯電部材13との接触部分20とその近接部分Cを拡大
して示した拡大図である。
帯電部材13との接触部分20に対し、像担持体4の回
転方向Bの上流側に隣接した部分および下流側に隣接し
た部分それぞれに上流側近接領域21および下流側近接
領域22が形成されている。
電装置の使用初期から発生する画質デイフェクトや交流
印加方式の接触帯電装置における被帯電体の損傷や磨耗
の原因を解明するために行った、本発明者らによる、図
3に示すロール状接触帯電装置を用いた像担持体4の帯
電電圧のシミュレーション結果を示す図である。
用いた場合における像担持体4の表面電位の時間的推移
が示されている。
2に示した直流電圧を印加する直流電源7が用いられて
いるものとし、金属製ローラ8には直流電圧が印加され
ている。
ポイントが回転移動する時間的推移を、接触部分20を
基準(0ms)にしてあらわしたものであり、縦軸は像
担持体4の任意のポイントにおける電位Vを現したもの
である。
20より像担持体4の回転方向Bの上流側から接触部分
20に向かって移動すると、放電が上流側近接領域21
で徐々に発生し、像担持体4が帯電される。
21はギャップの長さが徐々に小さくなる形状となって
いる。ギャップの長さが大きいところでは放電は発生し
にくく、不安定な放電となり勝ちであり、ギャップの長
さが小さいところでは放電は発生しやすく安定な放電と
なり、接触部分20では放電は終了する。
0に移動するまでには像担持体4は充分帯電され、下流
側近接領域22では放電は発生しない。
ては、ギャップの長さが大きいところから小さいところ
に移動するので、ギャップの長さが大きいところで発生
したわずかな、不安定な放電23により像担持体4に帯
電むらを生じ易い。これによって白い横筋状の画質デイ
フェクトが発生しているものと考えられる。
像担持体4の回転方向Bの下流側に移動し、下流側近接
領域22内を移動している場合においては、下流側近接
領域22はギャップの長さが徐々に大きくなる形状とな
っているので、ギャップの長さが小さなところで安定し
た放電が一気に発生して像担持体4が帯電され、帯電ム
ラは生じない。
は使用せず、下流側近接領域22のみで放電が発生する
ように工夫すれば画質デイフェクトを改善することがで
きる。
いた場合における像担持体4の表面電位の時間的推移を
示す図である。
した直流電圧に振動電圧を重畳した振動電圧重畳電源6
が用いられているものとし、金属製ローラ8には直流電
圧に振動電圧を重畳した電圧が印加される。
ポイントが回転移動する時間的推移を接触部分20を基
準(0ms)にしてあらわしたものであり、縦軸は像担
持体4の任意のポイントにおける電位Vをあらわしたも
のである。
20より像担持体4の回転方向Bの上流側から接触部分
20に向かって移動すると、上流側近接領域21で放電
が徐々に発生し像担持体4を帯電させるが、接触部分2
0を通過しても放電は終了しない。
り、上流側近接領域21と下流側近接領域22の双方で
放電が発生し、像担持体4の表面電位は一定せずに大き
く変動している領域がある。
ている領域では振動電圧重畳電源6の極性変化に応じて
放電が交互に繰り返しており、このことが、上流側およ
び下流側双方の近接領域21,22で放電を発生させる
原因と考えられる。
域にわたって、両極性の放電が交互に繰り返し発生する
ことにより像担持体4は損傷を受け易く、磨耗も速い。
電させることができれば、磨耗量を低減できる。
態について説明する。
施形態を示す構成図である。
ブ状の帯電フィルム1とその帯電フイルム1の内周面で
接触する給電シャフト2とその給電シャフト2に給電す
る直流電源7とを備え、その帯電フイルム1は、その給
電シャフト2と支持シャフト3により形状規制されなが
ら像担持体4に接触し、その像担持体4と同方向Bに回
動Aするように支持されている。
触する部分に対し、像担持体4の回転方向Bの上流側に
隣接した部分および下流側に隣接した部分それぞれに、
上流側近接領域21および下流側近接領域22が形成さ
れ、その帯電フイルム1の上流側近接領域よりも下流側
近接領域22に寄った部分の内周面で接触する給電シャ
フト2から給電される。
流電源7から直流電圧を印加された帯電フイルム1は、
下流側近接領域22でのみ放電するので、放電は安定
し、像担持体4は帯電ムラのない均一な帯電が得られ、
横筋状の画質デイフェクトを防止することができる。
態について説明する。
施形態を示す構成図である。
ブ状の帯電フィルム1とその帯電フイルム1の外周面で
接触する給電シャフト2とその給電シャフト2に給電す
る直流電源7とを備え、その帯電フイルム1は、支持シ
ャフト3により支持されながら像担持体4に接触してい
る。
触する部分に対し、像担持体4の回転方向Bの上流側に
隣接した部分および下流側に隣接した部分それぞれに、
上流側近接領域21および下流側近接領域22が形成さ
れ、その帯電フイルム1の上流側近接領域よりも下流側
近接領域22に寄った部分の内周面で接触する給電シャ
フト2から給電される。
流電源7から直流電圧を印加された帯電フイルム1は、
下流側近接領域22でのみ放電するので、放電は安定
し、像担持体4は帯電ムラのない均一な帯電が得られ、
横筋状の画質デイフェクトを防止することができる。
態について説明する。
施形態を示す構成図である。
ブ状の帯電フィルム1と、その帯電フイルム1の外周面
で接触する導電性ブラシ25と、その導電性ブラシ25
に給電する直流電源7とを備え、その帯電フイルム1
は、2個の支持シャフト3により形状規制されながら像
担持体4に接触し、その像担持体4と同方向Bに回動A
するように支持されている。
触する部分に対し、像担持体4の回転方向Bの上流側に
隣接した部分および下流側に隣接した部分それぞれに、
上流側近接領域21および下流側近接領域22が形成さ
れ、その帯電フイルム1の上流側近接領域よりも下流側
近接領域22に寄った部分の外周面で接触する導電性ブ
ラシ25から給電される。
直流電源7から直流電圧を印加された帯電フイルム1
は、下流側近接領域22でのみ放電するので、放電は安
定し、像担持体4は帯電ムラのない均一な帯電が得ら
れ、横筋状の画質デイフェクトを防止することができ
る。
態について説明する。
実施形態を示す構成図である。
ーブ状の帯電フィルム1と、その帯電フイルム1の内周
面で接触する導電性スポンジ26と、その導電性スポン
ジ26に給電する直流電源7とを備え、その帯電フイル
ム1は、その導電性スポンジ26と支持シャフト3によ
り形状規制されながら像担持体4に接触し、その像担持
体4と同方向Bに回動Aするように支持されている。
触する部分に対し、像担持体4の回転方向Bの上流側に
隣接した部分および下流側に隣接した部分それぞれに、
上流側近接領域21および下流側近接領域22が形成さ
れ、その帯電フイルム1の上流側近接領域よりも下流側
近接領域22に寄った部分の内周面で接触する導電性ス
ポンジ26から給電される。
て直流電源7から直流電圧を印加された帯電フイルム1
は、下流側近接領域22でのみ放電するので、放電は安
定し、像担持体4は帯電ムラのない均一な帯電が得ら
れ、横筋状の画質デイフェクトを防止することができ
る。
態について説明する。
実施形態を示す構成図である。
ーブ状の帯電フィルム1とその帯電フイルム1の内周面
で接触する給電シャフト2とその給電シャフト2に給電
する直流電圧に振動電圧が重畳された振動電圧重畳電源
6を備え、その帯電フイルム1はその給電シャフト2と
支持シャフト3とにより形状規制されながら像担持体4
に接触し、その像担持体4と同方向Bに回動Aするよう
に支持されている。
触する部分に対し、像担持体4の回転方向Bの上流側に
隣接した部分および下流側に隣接した部分それぞれに、
上流側近接領域21および下流側近接領域22が形成さ
れており、その帯電フイルム1の上流側近接領域よりも
下流側近接領域22に寄った部分の内周面で接触する給
電シャフト2から給電される。
電圧重畳電源6から直流電圧に振動電圧を重畳した電圧
が印加された帯電フイルム1は、下流側近接領域22で
のみ放電するので、上流側近接領域21と下流側近接領
域22の双方で放電が発生する従来の構成と比べて像担
持体4が受ける損傷や磨耗は低減され、像担持体4を長
寿命とすることができる。次に、本発明の接触帯電装置
の第1の実施形態から第5の実施形態に使用する各部材
の材料などについて詳細に説明する。
状の導電性フィルムの概略断面図である。
ポリ弗化ビニリデン30にカーボンブラック31を添加
したものである。
されるものではなく、ポリエステル,ポリアミド,ポリ
エチレン,ポリウレタン,ポリカーボネート,ポリオレ
フイン,ポリフツ化ビニリデン等の樹脂材料やイソプレ
ンゴム,クロロプレンゴム,エピクロルヒドリン系ゴ
ム,ブチルゴム,シリコーンゴム,ウレタンゴム,フツ
素ゴム,SBR,NBR,EPDM,スチレンーブタジ
エンゴム−スチレン,これらのブレンドゴム等のゴム材
料にイオン導電性物質あるいは電子導電性物質あるいは
その両方を分散したものであればよい。また、イオン導
電性物質としては、例えば過塩素酸リチウム,過塩素酸
ナトリウム,過塩素酸アンモニウム,第四級アンモニウ
ムクロライド等の過塩素酸塩やアンモニウム塩などが用
いられ、電子導電性物質としては、カーボンブラック,
グラファイトの他、アルミニウム,ステンレス鋼(SU
S)等の各種導電性金属または合金,酸化スズ,酸化イ
ンジウム,酸化チタン,酸化錫―酸化アンチモン複合酸
化物,酸化錫―酸化インジウム複合酸化物などの各種導
電性金属酸化物等の微粉末を用いることができる。
に調整し、チューブ状フィルムの円筒直径を16mm、
フィルムの厚さを50μmとしているが、帯電フィルム
1の体積抵抗率は、帯電性能や耐圧性能などにより規定
され、103〜1010Ω・Cmの範囲内にあることが好ま
しく、添加するイオン導電性物質あるいは電子導電性物
質の添加量により調整する。
ものではない。
2について説明する。
銅合金、SUS等の金属または合金、クロム、ニッケル
等で鍍金処理を施した鉄、および合成樹脂などの導電性
材料で形成される。ここでは、直径6mmのアルミニウ
ムのシャフトが用いられているが、これに限定されるも
のではない。
支持シャフト3は、給電シャフトと同一の材料または各
種樹脂で形成される。ここでは、給電シャフト2と同様
に、直径6mmのアルミニウムのシャフトが用いられて
いるが、これに限定されるものではない。
ついて説明する。
置の構成図である。
体ドラム35があり、帯電フィルム1と帯電フィルム1
を形状規制する給電シャフト2および支持シャフト3か
らなる接触帯電装置5が支持シャフト3および給電シャ
フト2により支持されて被帯電体11に接触し、感光体
ドラム35の回転方向Bの下流側に備える給電シャフト
2に電源10から電圧を供給されて感光体ドラム35を
帯電させ、帯電された感光体ドラム35は露光装置36
から露光光の照射を受けて静電潜像を形成し、その静電
潜像は現像装置37によって現像されてトナー像とな
り、トナー像は転写ロール40によって用紙39に転写
され、用紙39に転写されたトナー像は定着装置41に
より定着される。トナー像を用紙39に転写した後の感
光体ドラム35は、クリーナ42で残留トナーが除去さ
れ、除電ランプ43で除電される。
7として用いられる場合と、直流電圧に振動電圧が重畳
された振動電圧重畳電源6として用いられる場合とがあ
る。
は、帯電フイルム1と感光体ドラム35との接触部分に
対し、感光体ドラム35の回転方向Bの上流側に隣接し
た部分および下流側に隣接した部分それぞれに、感光体
ドラム35に近接した上流側近接領域21および下流側
近接領域22が形成され、帯電フイルム1の下流側近接
領域22寄りの部分に給電する給電シャフト2とを備え
ている。
方式の接触帯電装置を用いる場合においては白い横筋状
の画質デイフェクトは発生しない。また、直流電圧に振
動電圧が重畳された振動電圧重畳電源6を用いる交流印
加方式の接触帯電装置を用いる場合においては被帯電体
11の磨耗量が少なくなる。
おける画質デイフェクトまたは像担持体の磨耗量に関す
る効果の確認試験を行った結果を示す。
シャフト2に電源10として1120Vの直流電圧を印
加して行った。また、比較のために、同じ環境で、図2
に従来例として示した構成の接触帯電装置を用いた試験
も行なった。
置5は、本発明の接触帯電装置の第1の実施形態に示し
たものと同じ構成のものである。
表である。
装置は、白い横筋状の画質デイフェクトが多発し、帯電
ムラも約50Vあったが、本発明の接触帯電装置の第1
の実施形態を用いた、本発明の画像形成装置の実施形態
については白い横筋状の画質デイフェクトは発生せず、
帯電ムラは約10Vと実用上問題とならないレベルであ
ることが確認された。
の給電シャフト2に電源10として520Vの直流電圧
に1.3KHz,1500Vppの振動電圧を重畳した電
圧を印加して行った。また、比較のために、同じ環境
で、図1に従来例として示した構成の接触帯電装置を用
いた試験も行なった。
置5は、本発明の接触帯電装置の第5の実施形態に示し
たものと同じ構成のものである。
す図である。
径方向の磨耗量μmをあらわし、横軸は感光体ドラムの
回転数をあらわす。
認試験に用いた接触帯電装置5における磨耗量の確認結
果をあらわし、図中の白四角でマークしたポイントは従
来例の接触帯電装置における磨耗量の確認結果をあらわ
す。
も、従来例の接触帯電装置についても、いずれも磨耗量
は回転数に比例して増加する傾向にある。
ついては、10万回転で約3.8μmも磨耗したが、確
認試験に用いた接触帯電装置については、10万回転で
約2.4μmと小さな磨耗となり、改善効果の大きいこ
とが確認された。
加電圧が直流電圧の場合であっても横筋状の画質デイフ
ェクトのない安定した画像を提供することができる。ま
た、印加電圧が直流電圧に振動電圧を重畳した電圧の場
合であっても被帯電体の磨耗量が減少し、被帯電体の寿
命を延ばすことができる。
装置を用いれば、小型、低コストで、画質の良い長寿命
の画像形成装置を提供できる。
の接触帯電装置の一構成例を示す図である。
の接触帯電装置の一構成例を示す図である。
有するロール状接触帯電装置を示す図である。
ける像担持体の表面電位の時間的推移を示す図である。
ける像担持体の表面電位の時間的推移を示す図である。
構成図である。
構成図である。
構成図である。
す構成図である。
す構成図である。
ルムの概略断面図である。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】所定の方向に移動する被帯電体に接触する
ように支持され、該被帯電体との接触部分に対し、該被
帯電体の回転方向上流側に隣接した部分および下流側に
隣接した部分それぞれに、該被帯電体に近接した上流側
近接領域および下流側近接領域が形成されてなる帯電部
材と、 前記帯電部材の、前記上流側近接領域よりも前記下流側
近接領域に寄った部分に給電する給電部材とを備えたこ
とを特徴とする帯電装置。 - 【請求項2】前記給電部材に直流電圧を印加することに
より前記帯電部材に給電する帯電装置用電源を備えたこ
とを特徴とする請求項1記載の帯電装置。 - 【請求項3】直流電圧に振動電圧が重畳された電圧を前
記給電部材に印加することにより前記帯電部材に給電す
る帯電装置用電源を備えたことを特徴とする請求項1記
載の帯電装置。 - 【請求項4】所定の方向に回転しながら帯電装置による
帯電を受け該帯電の後に画像信号に応じた露光光の照射
を受けることにより静電潜像が形成される像担持体を備
え、該像担持体に形成された静電潜像をトナーで現像し
てトナー像を形成し、該トナー像を最終的に所定の記録
媒体に転写して定着することにより該記録媒体上に定着
トナー像からなる画像を形成する画像形成装置におい
て、 前記帯電装置が、所定の方向に回転する前記像担持体に
接触するように支持され、該像担持体との接触部分に対
し、該像担持体の回転方向上流側に隣接した部分および
下流側に隣接した部分それぞれに、該像担当保持体に近
接した上流側近接領域および下流側近接領域が形成され
てなる帯電部材と、 前記帯電部材の、前記上流側近接領域よりも前記下流側
近接領域に寄った部分に給電する給電部材とを備えたも
のであることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000205086A JP2002023461A (ja) | 2000-07-06 | 2000-07-06 | 帯電装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000205086A JP2002023461A (ja) | 2000-07-06 | 2000-07-06 | 帯電装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002023461A true JP2002023461A (ja) | 2002-01-23 |
Family
ID=18702233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000205086A Pending JP2002023461A (ja) | 2000-07-06 | 2000-07-06 | 帯電装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002023461A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016061844A (ja) * | 2014-09-16 | 2016-04-25 | 富士ゼロックス株式会社 | 帯電装置及び画像形成装置 |
-
2000
- 2000-07-06 JP JP2000205086A patent/JP2002023461A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016061844A (ja) * | 2014-09-16 | 2016-04-25 | 富士ゼロックス株式会社 | 帯電装置及び画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0576030B2 (ja) | ||
JP4208513B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002333762A (ja) | 帯電装置および画像形成装置 | |
JP3768931B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3401520B2 (ja) | 電子写真装置に用いる転写方法 | |
JP2002169358A (ja) | 接触帯電装置 | |
JP2007094222A (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JPH10228158A (ja) | 接触帯電装置 | |
JP2002023461A (ja) | 帯電装置及び画像形成装置 | |
JPH10198131A (ja) | 帯電装置および画像形成装置 | |
JP2001296721A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH11237783A (ja) | 画像形成装置および帯電ローラ | |
JP4143475B2 (ja) | 現像装置 | |
JP3759835B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH10288881A (ja) | 近接帯電装置 | |
JP3500329B2 (ja) | 正帯電トナーを用いての反転現像システムにおけるトナー像の転写方法 | |
JP2004184876A (ja) | 帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2002132022A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004219818A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3287114B2 (ja) | 帯電装置 | |
JPH02282279A (ja) | 接触帯電装置 | |
JP2003255667A (ja) | 帯電ローラ、及びそれを用いた画像形成装置 | |
JPH0954479A (ja) | 帯電装置及び該帯電装置を備えた画像形成装置 | |
JP4500863B2 (ja) | 現像装置 | |
JP3308917B2 (ja) | 電子写真方式の両面印刷装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040315 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050415 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050426 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050627 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060704 |