JP2002022325A - 氷ディスペンサ - Google Patents

氷ディスペンサ

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JP2002022325A
JP2002022325A JP2000211587A JP2000211587A JP2002022325A JP 2002022325 A JP2002022325 A JP 2002022325A JP 2000211587 A JP2000211587 A JP 2000211587A JP 2000211587 A JP2000211587 A JP 2000211587A JP 2002022325 A JP2002022325 A JP 2002022325A
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ice
ice storage
rotating shaft
agitator
fixed
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JP2000211587A
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Hideyuki Igari
英之 猪狩
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯氷庫内に装備した撹拌部材の軸振れを防
ぐ。 【解決手段】 貯氷庫30の蓋体45が固定蓋46と可
動蓋47とに分割され、固定蓋46はネジ止め等で固定
されるとともに、可動蓋47は着脱可能となっている。
アジテータ51は、1本の棒材を上端に向けて次第に径
が小さくなった螺旋形に回曲して形成され、回転軸53
に固着される。回転軸53の下端部が上部圧縮部材34
の下部軸受56に、上端部が固定蓋46に形成された上
部軸受55に嵌合されて、上下両持ち状に支持される。
回転軸53は冷凍ケーシング20内のオーガ23と接続
される。アジテータ51が回転する際、氷片から相当の
抵抗を受けるものの回転軸53が振れることが極力抑え
られ、軸受部分での摩耗が防止される。可動蓋47を開
ければ、貯氷庫30内を洗浄したり、上面開口から貯氷
庫30内に氷片を補充する場合に対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、氷ディスペンサに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】オーガ式の氷ディスペンサの一例とし
て、特開平9−145212号公報に記載されたものが
知られている。このものは、縦長の筒形をなす冷凍ケー
シングの外周面に冷凍装置の一部を構成する冷却パイプ
が巻装されるとともに、内側に螺旋刃を備えたオーガが
回転自由に収納されてなる製氷ユニットの上方に、放出
口を備えた貯氷庫が積み上げ接続された構造となってい
る。すなわち、冷凍ケーシング内に供給された製氷水が
その内周面で氷結すると、回転するオーガの螺旋刃によ
って掻き取られつつ上方に搬送され、圧縮部材を通って
柱状に圧縮されたのちさらに片状に砕かれ、この氷片が
貯氷庫の底部側から内部に送り込まれて貯留され、放出
口を開放することで適宜に取り出されるようになってい
る。
【0003】ここで貯氷庫内には、送り込まれた各氷片
が結合することを阻止するために、縦軸回りに回転駆動
されるアジテータ(撹拌部材)が装備されている。一
方、貯氷庫内は衛生面を考慮して適宜に洗浄する必要が
あり、そのためには貯氷庫の上面開口に被着された蓋板
が外せる構造となっていなければならない。そうする
と、アジテータの回転軸は蓋板側では支持することがで
きず、回転軸が貯氷庫の底部側でのみ支持された、いわ
ば片持ちの構造を採用せざるを得なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、アジテータ
の回転軸が上記のように片持ち状であると、貯留された
氷片の中を通過する関係上相当の抵抗を受けることで回
転軸が振れやすく、その結果軸受部分での摩耗が進み、
耐久性に劣るという問題があった。本発明は上記のよう
な事情に基づいて完成されたものであって、その目的
は、貯氷庫内に装備した撹拌部材の軸振れを防ぐところ
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、製氷ユニットの上
方には、この製氷ユニットで製造されて押し上げられた
氷片を貯留する貯氷庫が接続されて設けられ、かつこの
貯氷庫内には、氷片同士の結合を防止すべく撹拌部材が
縦軸回りの回転可能に設けられた氷ディスペンサにおい
て、前記貯氷庫の上面開口を覆う蓋体が複数に分割さ
れ、その少なくとも1個が前記貯氷庫に固定されて、こ
の固定蓋に前記撹拌部材の前記縦軸の上端部を支持する
軸受が設けられている構成としたところに特徴を有す
る。請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおい
て、前記撹拌部材が、1本の棒材を上端側に向けて次第
に縮径しつつ螺旋巻きした形状に形成されているところ
に特徴を有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>固定蓋の軸
受で上端部を受けることによって、撹拌部材の縦軸の上
下両端を両持ち状に支持することができる。その結果、
縦軸の振れが生じることが抑えられ、ひいては軸受部分
での摩耗が防止できて耐久性を向上させることができ
る。蓋体の固定蓋以外の部分は着脱可能とすれば、貯氷
庫内の洗浄や、貯氷庫内に上面開口から氷片を入れる場
合に対応することができる。 <請求項2の発明>撹拌部材が、1本の棒材によって上
端側に向けて次第に縮径した螺旋形に形成されているか
ら、縦軸回りに回転駆動された場合に、撹拌することに
加えて氷片を上方に押し上げるように作用する。その結
果、下部の方に貯留された氷片に対して加わる荷重が軽
減され、氷片同士の結合がし難くなるとともに、氷片が
変形することが防止される。また、1本の棒材から形成
されていることで応力が分散され、折損等の損傷を受け
るおそれのない耐久性に優れたものとなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図7に基づいて説明する。図1及び図2におい
て、符号10はディスペンサ本体であって、複数本のフ
レームを組み付けて周面にパネルを配することにより、
全体として縦長の箱状に形成され、底面の四隅に配され
た脚11によって支持されている。このディスペンサ本
体10は、図2に示すように、手前側(同図の左側)へ
の張出量の相違によって上下3段に分けられる。大まか
には、張出量が最も多い下段部10Cと最も少ない中段
部10Bとにわたって製氷ユニット13が収納され、下
段部10Cよりも少し張出量が少ない上段部10Aに貯
氷庫30が収納されるようになっている。
【0008】製氷ユニット13は、基板14上に冷凍装
置15と冷凍ケーシング20とを載置して構成されてい
る。冷凍装置15は、凝縮器16、凝縮器ファン17及
び圧縮機18等を備えており、基板14上に手前側から
順次に載置されている。なお凝縮器16の上面には、各
種制御装置等を格納した電装箱19が配置されている。
冷凍ケーシング20は縦向きに配され、その外周面には
上記の冷凍装置15と循環接続された冷却パイプ21が
巻装され、その回りが断熱層22で覆われているととも
に、内部には螺旋刃24を備えたオーガ23が回転自由
に収納されている。冷凍ケーシング20の下端側にはモ
ータ26と連結された減速機27が設けられ、オーガ2
3の下端と接続されており、これらが基板14上に設け
られた取付フレーム28に立てられている。また、冷凍
ケーシング20の奥側には、製氷水を貯留して冷凍ケー
シング20内に所定水位で給水する給水タンク29が搭
載されている。
【0009】次に貯氷庫30について説明する。この貯
氷庫30は、断熱材からなる本体31と、この本体31
に被着される同じく断熱材からなる蓋体45とから構成
されている。本体31は、有底の円筒形に形成されてい
る。ただし本体31の上端側は、図3にも示すように、
奥側(同図の右側)が円形で、手前側が方形に張り出し
て形成されている。貯氷庫30の本体31における外底
面の中心には、柱状の成形孔33を周方向に間隔を開け
て複数個配した上部圧縮部材34が設けられており、一
方上記した冷凍ケーシング20の上端部には、同様に複
数個の柱状の成形孔33を周方向に沿って配した下部圧
縮部材35が設けられている。図5にも示すように、上
部圧縮部材34の下面にはフランジ36が、また下部圧
縮部材35の上面には、上部圧縮部材34のフランジ3
6を内側に嵌める周壁付きのフランジ37がそれぞれ形
成され、各成形孔33を整合させてフランジ36,37
同士が当接されることにより、冷凍ケーシング20と貯
氷庫30とが接続されている。また本体31の底面に
は、上部圧縮部材34の設置位置の手前から前壁付近に
わたって細長い放出溝39が開口され、その下面側に放
出筒40が形成されている。この放出筒40の前端側に
は下向きの放出口41が開口されているとともに、放出
筒40内には、駆動部42によって回転駆動される送出
スクリュ43が装備されている。
【0010】蓋体45は、固定蓋46と可動蓋47とに
分割されている。図3に示すように、固定蓋46は、本
体31の上面開口における中心部を含んだ奥側の半分強
の領域を覆うようなほぼ半円形状に形成されており、半
円の周縁の両端と中央の都合3箇所がネジ48で固定さ
れている。一方の可動蓋47は、残りの前側の領域を覆
うほぼ長方形に形成され、その上面の中央部に取手49
が設けられている。可動蓋47は、本体31における方
形側の上縁と、固定蓋46の直線縁に立てられたリブ5
0に嵌めることで、着脱可能に被着されるようになって
いる。
【0011】貯氷庫30内には、氷片の結合防止用のア
ジテータ51が設けられている。このアジテータ51
は、図4にも示すように、1本の棒材を上端に向けて次
第に径が小さくなった粗巻きの螺旋形に回曲して形成さ
れている。一方、貯氷庫30の底部から蓋体45の位置
に達する高さを持った回転軸53が備えられ、この回転
軸53における上下両端部を除いた部分の回りに、アジ
テータ51が溶接等で固着されている。回転軸53から
は適宜の高さ位置から補強棒54が突設されてアジテー
タ51と連結されている。
【0012】上記の蓋体45のうちの固定蓋46には、
貯氷庫30の中心と対応する位置に、回転軸53の上端
部が回転可能に嵌合される上部軸受55が形成されてい
る。一方、貯氷庫30の本体31の底面に設けられた上
部圧縮部材34の中心には、回転軸53の下端部が回転
可能に嵌合される下部軸受56が形成されている。すな
わちアジテータ51の回転軸53は、その下端部が鍔部
58を下部軸受56の上面で受けられつつ下部軸受56
に嵌合され、一方、回転軸53の上端部が固定蓋46の
上部軸受55に嵌合されることによって、上下両持ち状
態で支持されている。回転軸53の下端部は、上記した
オーガ23の上端部と一体回転可能に接続されている。
また、鍔部58の外周には粉砕具59が突設されてい
る。
【0013】固定蓋46の下面側には、検知板61が昇
降可能に配置されているとともに、固定蓋46の上面側
にはマイクロスイッチ等からなる検知スイッチ62が設
けられており、氷片が貯氷庫30内に満杯になると、検
知板61が押し上げられて検知スイッチ62がオンし、
これにより製氷ユニット13の運転が停止制御されるよ
うになっている。なおこの貯氷庫30は、詳しくは図示
しないが、その底部の手前側の左右2箇所に設けられた
軸受体64が本体フレームに立設されたブラケットに水
平軸65によって連結されて、所定角度の前傾可能に支
持されており、一方、奥側の底部が本体フレームに設け
られた受けフレームで支持されることによって、常には
真直姿勢に保持されている。貯氷庫30の正面の上部位
置には、前傾操作用の取手67が取り付けられている。
【0014】この貯氷庫30の収納された上段部10A
の前面には、アパーフロントパネル69が左側縁を中心
として揺動開閉可能に取り付けられている。このアパー
フロントパネル69の正面の下端部には操作部70が設
けられ、氷の放出スイッチ71等が配されている。この
アパーフロントパネル69の下縁には、上段部10Aの
底面における中段部10Bの前面よりも突出した部分を
覆うカバー73が着脱可能に取り付けられており、この
カバー73内に放出路74が形成され、アパーフロント
パネル69が閉じられた場合に、このカバー73の放出
路74が貯氷庫30の放出口41と整合するようになっ
ている。
【0015】放出路74の下方位置にはカップステージ
75が形成されている。詳細には、ディスペンサ本体1
0の中段部10Bの前面には、エプロンとして機能する
ミドルフロントパネル76が張られている。また、下段
部10Cの前面における上端部にはカバーパネル77が
左右に差し渡されて装着されているとともに、下段部1
0Cの上面における中段部10Bの前面よりも突出した
部分には、深皿状をなすドレンパネル78が設けられ、
このドレンパネル78の上面に、コップ等の容器を載せ
るすのこ状の載置板79が嵌められている。なお、ミド
ルフロントパネル76の下端はドレンパネル78の後縁
に臨んでいる。また、下段部10Cの前面には、ロアー
フロントパネル80が同じく左側縁を中心として揺動開
閉可能に取り付けられている。このロアーフロントパネ
ル80には、凝縮器16の冷却用風を吸引する吸気口8
1が開口されている。
【0016】本実施形態の作動は以下のようである。製
氷ユニット13が運転され、すなわち冷凍装置15とオ
ーガ23とが駆動されると、冷凍ケーシング20内に供
給された製氷水がその内周面で氷結して、これが回転す
るオーガ23の螺旋刃24によって掻き取られつつ上方
に搬送され、上下の圧縮部材34,35の成形孔33を
通って柱状に圧縮されて貯氷庫30内に突入し、回転軸
53の下端部の粉砕具59によって片状に砕かれ、この
氷片が、回転するアジテータ51により氷片同士の結合
が阻止されつつ底部側から順次に貯氷庫30内に貯留さ
れる。氷片が貯氷庫30内に満杯になったら、固定蓋4
6の下面に配された検知板61が押し上げられて検出ス
イッチ62がオンし、これにより製氷ユニット13の運
転が停止される。氷片を放出させる場合は、カップステ
ージ75の載置板79上にコップを載せた後、放出スイ
ッチ71を操作すると、放出口41に設けられたシャッ
タ(図示せず)が開放されるとともに送出スクリュ43
が駆動し、放出筒40内に落下した氷片が前方に送り出
されて、放出口41からカバー73の放出路74を通っ
てコップ内に放出される。
【0017】なお、貯氷庫30に氷片が満杯に貯留され
ている場合には、冷凍装置15が停止されたままオーガ
23のみが間欠的に回転駆動される。これに伴い回転軸
53ともどもアジテータ51が回転して、同様に氷片同
士の結合が阻止される。ここでアジテータ51の回転軸
53は、その下端部が上部圧縮部材34の下部軸受56
で、また上端部が固定蓋46の上部軸受55でそれぞれ
受けられ、すなわち上下の両持ち状に支持されているか
ら、氷片中を回転して相当の抵抗を受けるものの、回転
軸53の振れが生じることが最小限に抑えられ、上下の
軸受55,56での摩耗が防止される。
【0018】またアジテータ51が、1本の棒材によっ
て上端側に向けて次第に縮径した螺旋形に形成されてい
るから、回転軸53回りに回転駆動された場合に、撹拌
することに加えて氷片を上方に押し上げるように作用す
る。その結果、下部の方に貯留された氷片に対して加わ
る荷重が軽減され、氷片同士の結合がし難くなるととも
に、氷片が変形することが防止される。貯氷庫30内の
洗浄を行う場合は、図5に示すように、アパーフロント
パネル69を開いたのち、取手67を掴んで貯氷庫30
を前傾させる。続いて、取手49を摘んで可動蓋47を
外すと、図3に示すように、貯氷庫30の上面開口の半
分近くが開放されるから、ホース等によって内部を水洗
いすればよい。
【0019】また、製氷ユニット13側に故障等が起き
て、その修理が必要な場合は以下のようにして行う。上
段部10A側ではアパーフロントパネル69を開くとと
もに、中段部10B、下段部10C側では、ロアーフロ
ントパネル80を開いたのち、ミドルフロントパネル7
6、載置板79とともにドレンパネル78、カバーパネ
ル77を順次に外すと、ディスペンサ本体10の前面が
開放された状態とされる。そうしたら、図6に示すよう
に、取手67を掴んで貯氷庫30を前傾させることで、
貯氷庫30と冷凍ケーシング20との嵌合接続部分を外
し、引き続き製氷ユニット13を基板14ごと引き出し
て、機外において修理を行う。
【0020】製氷ユニット13が外部に出されたら、上
記とは逆に、カバーパネル77、ドレンパネル78及び
ミドルフロントパネル76を順次に組み付け、ロアーフ
ロントパネル80とアパーフロントパネル69とを閉じ
ると、図7に示すように、ディスペンサ本体10内に貯
氷庫30のみが残された状態とされ、貯氷庫30から氷
片を放出する、いわゆるディスペンサとして使用するこ
とができる。貯氷庫30内の氷片が不足したら、アパー
フロントパネル69を開けて貯氷庫30を前傾させ、上
記と同様に可動蓋47を開いて、他の氷ディスペンサに
より製造された氷片や、別途購入した氷片を補充すれば
よい。
【0021】以上説明したように本実施形態によれば、
貯氷庫30の蓋体45を固定蓋46と可動蓋47とに分
割し、固定蓋46にアジテータ51の回転軸53の上端
部を受ける上部軸受55を設けたから、回転軸53を下
端部と併せて両持ち状に支持することができる。その結
果、回転中に相当の抵抗を受けるものの回転軸53が振
れることが極力抑えられ、ひいては軸受55,56での
摩耗が防止できて耐久性を向上させることができる。一
方、可動蓋47を開ければ、貯氷庫30の上面開口の半
分近くが開放されるから、貯氷庫30内を洗浄したり、
上面開口から貯氷庫30内に氷片を補充する場合に対応
することができる。
【0022】またアジテータ51は、1本の棒材によっ
て上端側に向けて次第に縮径した螺旋形に形成されてい
るから、回転軸53回りに回転駆動された場合に、撹拌
することに加えて氷片を上方に押し上げるように作用す
る。その結果、下部の方に貯留された氷片に対して加わ
る荷重が軽減され、氷片同士の結合がし難くなるととも
に、氷片が変形することが防止される。また、1本の棒
材から形成されていることで応力が分散され、折損等の
損傷を受けるおそれのない耐久性に優れたものとなる。
【0023】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)貯氷庫の上面開口をより大きな面積で開放したい
場合には、貯氷庫の中心部分を走る梁状の固定蓋を形成
して、ここに回転軸の上部軸受を形成する一方、その梁
状の固定蓋の両側に2枚の可動蓋を設けるようにしても
よい。 (2)可動蓋の保持構造は、上記実施形態に例示した嵌
め込み方式に限らず、化粧ネジ等により簡単に外せる締
結方式としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のロアーフロントパネルを
開いた状態の正面図
【図2】内部構造を示す側断面図
【図3】可動蓋を開いた状態の貯氷庫の平面図
【図4】アジテータの平面図
【図5】貯氷庫を前傾させた状態の部分側断面図
【図6】製氷ユニットの引き出し初めの状態の側断面図
【図7】貯氷庫のみを残して組み付けた状態の側断面図
【符号の説明】
10…ディスペンサ本体 13…製氷ユニット 20…冷凍ケーシング 23…オーガ 30…貯氷庫 31…本体 34…上部圧縮部材 45…蓋体 46…固定蓋 47…可動蓋 51…アジテータ 53…回転軸 55…上部軸受 56…下部軸受

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製氷ユニットの上方には、この製氷ユニ
    ットで製造されて押し上げられた氷片を貯留する貯氷庫
    が接続されて設けられ、かつこの貯氷庫内には、氷片同
    士の結合を防止すべく撹拌部材が縦軸回りの回転可能に
    設けられた氷ディスペンサにおいて、 前記貯氷庫の上面開口を覆う蓋体が複数に分割され、そ
    の少なくとも1個が前記貯氷庫に固定されて、この固定
    蓋に前記撹拌部材の前記縦軸の上端部を支持する軸受が
    設けられていることを特徴とする氷ディスペンサ。
  2. 【請求項2】 前記撹拌部材が、1本の棒材を上端側に
    向けて次第に縮径しつつ螺旋巻きした形状に形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の氷ディスペンサ。
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