JP2002022065A - 金属管の補強装置 - Google Patents
金属管の補強装置Info
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- JP2002022065A JP2002022065A JP2000241891A JP2000241891A JP2002022065A JP 2002022065 A JP2002022065 A JP 2002022065A JP 2000241891 A JP2000241891 A JP 2000241891A JP 2000241891 A JP2000241891 A JP 2000241891A JP 2002022065 A JP2002022065 A JP 2002022065A
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- hollow cylindrical
- reinforcing
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- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コストが安くできて、強度を高めることがで
きる金属管の補強装置を提供する。 【解決手段】 中空筒体2の内側に少なくとも2箇所に
内方突条片4を長さ方向に沿って設け、前記補強材5の
外周を円形あるいは楕円形に形成し、前記補強材5の端
部を前記内方突条片4側に突き当てた状態でその内方突
条片4間に圧入することで前記補強材5が前記中空筒体
2に嵌着された。
きる金属管の補強装置を提供する。 【解決手段】 中空筒体2の内側に少なくとも2箇所に
内方突条片4を長さ方向に沿って設け、前記補強材5の
外周を円形あるいは楕円形に形成し、前記補強材5の端
部を前記内方突条片4側に突き当てた状態でその内方突
条片4間に圧入することで前記補強材5が前記中空筒体
2に嵌着された。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばアルミニウ
ムパイプなどの金属管の補強装置に関するものである。
ムパイプなどの金属管の補強装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、屋外構造物の柱材や桟材として
アルミニウム製の形材が使用されている例が広く知られ
ている。アルミニウム材は、耐久性や軽量性に優れてい
る反面、強度面にやや劣っていた。
アルミニウム製の形材が使用されている例が広く知られ
ている。アルミニウム材は、耐久性や軽量性に優れてい
る反面、強度面にやや劣っていた。
【0003】そこで、強度を高めるために、アルミニウ
ムパイプ内に金属製の補強材を挿入していた。そして、
固定するための手段としてリベット又はビスなどの固定
手段によりアルミニウムパイプの外側から取付けて、補
強材を固定するといった方法が行われていた。
ムパイプ内に金属製の補強材を挿入していた。そして、
固定するための手段としてリベット又はビスなどの固定
手段によりアルミニウムパイプの外側から取付けて、補
強材を固定するといった方法が行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
手段でアルミニウムパイプと補強材とを固定すると、そ
の固定作業に際してリベット又はビスなどの固定部材が
必要になるとともにその固定作業が面倒であり、さらに
リベット又はビスが外部に露出して見栄えが悪くなると
いう問題があった。
手段でアルミニウムパイプと補強材とを固定すると、そ
の固定作業に際してリベット又はビスなどの固定部材が
必要になるとともにその固定作業が面倒であり、さらに
リベット又はビスが外部に露出して見栄えが悪くなると
いう問題があった。
【0005】また、従来のものは、挿入する補強材の形
状を外筒体の形状と同形同大きさのものを用意しなけれ
ばならないので、補強材の種類が増大し、在庫管理等に
係るコストが高くなるという問題があった。
状を外筒体の形状と同形同大きさのものを用意しなけれ
ばならないので、補強材の種類が増大し、在庫管理等に
係るコストが高くなるという問題があった。
【0006】さらに、従来のものは、アルミニウムパイ
プの肉厚を厚くすると強度を高めることができるが、コ
スト高になるという問題があった。
プの肉厚を厚くすると強度を高めることができるが、コ
スト高になるという問題があった。
【0007】本発明は、かかる従来の課題に鑑み、外筒
体の形状を自在に選択でき、しかも作業性に優れ、見栄
えも良好で、コストが安くでき、且つ強度を高くできる
金属管の補強装置を提供することを目的とする。
体の形状を自在に選択でき、しかも作業性に優れ、見栄
えも良好で、コストが安くでき、且つ強度を高くできる
金属管の補強装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、中空筒体2の
中空部3に金属製の補強材5が嵌装される金属管1であ
って、前記中空筒体2の内側に少なくとも2箇所に内方
突条片4を長さ方向に沿って設け、前記補強材5の外周
を円形あるいは楕円形に形成し、前記補強材5の端部を
前記内方突条片4側に突き当てた状態でその内方突条片
4間に圧入することで前記補強材5が前記中空筒体2に
嵌着されてなるものである。
中空部3に金属製の補強材5が嵌装される金属管1であ
って、前記中空筒体2の内側に少なくとも2箇所に内方
突条片4を長さ方向に沿って設け、前記補強材5の外周
を円形あるいは楕円形に形成し、前記補強材5の端部を
前記内方突条片4側に突き当てた状態でその内方突条片
4間に圧入することで前記補強材5が前記中空筒体2に
嵌着されてなるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1及び図2は、本発明の第1の実
施形態を例示し、中空筒体2は、所定長さを有し且つ全
長に亘って同形同大で断面形状が四角形の筒状に形成さ
れている。
基づいて詳述する。図1及び図2は、本発明の第1の実
施形態を例示し、中空筒体2は、所定長さを有し且つ全
長に亘って同形同大で断面形状が四角形の筒状に形成さ
れている。
【0010】中空筒体2は、アルミニウム製などの金属
製パイプで、用途に応じて適宜形状、大きさのものが採
用される。
製パイプで、用途に応じて適宜形状、大きさのものが採
用される。
【0011】そして、中空筒体2の内側には、内方突条
片4が突出形成され、この中空筒体2の四つの隅にそれ
ぞれ1条ずつ合計で4条の内方突条片4が中空筒体2の
長手方向全長に亘って設けられている。尚、内方突条片
4は、後述する通孔6の穿設部位に設けない方が望まし
い。
片4が突出形成され、この中空筒体2の四つの隅にそれ
ぞれ1条ずつ合計で4条の内方突条片4が中空筒体2の
長手方向全長に亘って設けられている。尚、内方突条片
4は、後述する通孔6の穿設部位に設けない方が望まし
い。
【0012】一方、補強材5は、例えば鉄製あるいはス
テンレス製などの金属製で円筒状に形成され、その外径
は、相対向する内方突条片4間の距離とほぼ同一に形成
されている。
テンレス製などの金属製で円筒状に形成され、その外径
は、相対向する内方突条片4間の距離とほぼ同一に形成
されている。
【0013】そして、補強材5を中空筒体2の中空部3
に嵌入させる際には、補強材5の端部を内方突条片4側
に突き当て、内方突条片4間に圧入する。すると内方突
条片4の先端部分が補強材5の外周に押圧し圧接しなが
ら中空部3に進入し中空筒体2に嵌着される。その後、
必要に応じて任意の位置に中空筒体2の上壁から補強材
5内部を通過して下壁を上下に貫通する通孔6(図2参
照)が形成される。
に嵌入させる際には、補強材5の端部を内方突条片4側
に突き当て、内方突条片4間に圧入する。すると内方突
条片4の先端部分が補強材5の外周に押圧し圧接しなが
ら中空部3に進入し中空筒体2に嵌着される。その後、
必要に応じて任意の位置に中空筒体2の上壁から補強材
5内部を通過して下壁を上下に貫通する通孔6(図2参
照)が形成される。
【0014】図3は、本発明の第2の実施形態を例示
し、(a)に示す中空筒体2は断面形状が四角形の筒状
に形成され、中空部3に楕円筒状の補強材5が嵌装され
ている。(b)に示す中空筒体2は断面形状が六角形の
筒状に形成され、補強材5の外周面が中空筒体2の右側
壁の内面に設けられた2条の内方突条片4と前記中空筒
体2の上壁、下壁及び左側壁の内面に圧接するように嵌
装されている。(c)に示す中空筒体2は断面形状が円
形の筒状に形成されている。
し、(a)に示す中空筒体2は断面形状が四角形の筒状
に形成され、中空部3に楕円筒状の補強材5が嵌装され
ている。(b)に示す中空筒体2は断面形状が六角形の
筒状に形成され、補強材5の外周面が中空筒体2の右側
壁の内面に設けられた2条の内方突条片4と前記中空筒
体2の上壁、下壁及び左側壁の内面に圧接するように嵌
装されている。(c)に示す中空筒体2は断面形状が円
形の筒状に形成されている。
【0015】図4は、本発明の第3の実施形態を例示
し、(a)に示す中空筒体2は断面形状が四角形の筒状
に形成され、中空部3に外径が異なる2種類の円筒状の
補強材5が嵌装されている。(b)に示す中空筒体2は
上面が円弧状に湾曲する筒形に形成され、中空部3に外
径が同一の3本の円筒状の補強材5が嵌装されている。
し、(a)に示す中空筒体2は断面形状が四角形の筒状
に形成され、中空部3に外径が異なる2種類の円筒状の
補強材5が嵌装されている。(b)に示す中空筒体2は
上面が円弧状に湾曲する筒形に形成され、中空部3に外
径が同一の3本の円筒状の補強材5が嵌装されている。
【0016】図5は、本発明の第4の実施形態を例示
し、中空筒体2は断面形状がV字形の筒状に形成され、
中空部3に外径が同一の2本の円筒状の補強材5が嵌装
されている。
し、中空筒体2は断面形状がV字形の筒状に形成され、
中空部3に外径が同一の2本の円筒状の補強材5が嵌装
されている。
【0017】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものでは
なく、その他種々の態様で実施することができる。
たが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものでは
なく、その他種々の態様で実施することができる。
【0018】例えば、中空筒体2の形状はどのような形
状でもよく、図示しない楕円形あるいは多角形その他の
形状が可能であり、アルミニウム以外の金属材料を用い
て形成してもよい。また、補強材5の数、大きさは上記
実施形態に限定されるものでなく、しかも、円筒形ある
いは楕円筒形であっても、その他中実の円形や楕円形て
あってもよい。さらに、内方突条片4の数、位置、長
さ、形状は上記実施形態に限定されるものでなく、中空
筒体2の内側に2箇所以上適数個形成されるようにすれ
ばよい。
状でもよく、図示しない楕円形あるいは多角形その他の
形状が可能であり、アルミニウム以外の金属材料を用い
て形成してもよい。また、補強材5の数、大きさは上記
実施形態に限定されるものでなく、しかも、円筒形ある
いは楕円筒形であっても、その他中実の円形や楕円形て
あってもよい。さらに、内方突条片4の数、位置、長
さ、形状は上記実施形態に限定されるものでなく、中空
筒体2の内側に2箇所以上適数個形成されるようにすれ
ばよい。
【0019】
【発明の効果】本発明は、中空筒体2の中空部3に金属
製の補強材5が嵌装される金属管1であって、前記中空
筒体2の内側に少なくとも2箇所に内方突条片4を長さ
方向に沿って設け、前記補強材5の外周を円形あるいは
楕円形に形成し、前記補強材5の端部を前記内方突条片
4側に突き当てた状態でその内方突条片4間に圧入する
ことで前記補強材5が前記中空筒体2に嵌着されるの
で、リベットやビス止めなどの特別な固定手段を用いる
ことなく、内方突条片4間に圧入することのみにより中
空筒体2と補強材5を結合できるから、作業性に優れて
いるとともに、リベットやビスなどの手段を用いて固定
する場合に比べて固定手段の頭部が外部に露出しないの
で外観が良好になる。また、金属製の補強材5を嵌装さ
せることで強度を高めることができ、その結果中空筒体
2の肉厚を薄くできるのでコストダウンを図ることがで
きる。さらに、補強材5は、外周が円形あるいは楕円形
のみを使用し、そして、補強材5の大きさに応じて内方
突条片4の長さなどを設定すればよいので、中空筒体2
の形状を自在に選択できる。
製の補強材5が嵌装される金属管1であって、前記中空
筒体2の内側に少なくとも2箇所に内方突条片4を長さ
方向に沿って設け、前記補強材5の外周を円形あるいは
楕円形に形成し、前記補強材5の端部を前記内方突条片
4側に突き当てた状態でその内方突条片4間に圧入する
ことで前記補強材5が前記中空筒体2に嵌着されるの
で、リベットやビス止めなどの特別な固定手段を用いる
ことなく、内方突条片4間に圧入することのみにより中
空筒体2と補強材5を結合できるから、作業性に優れて
いるとともに、リベットやビスなどの手段を用いて固定
する場合に比べて固定手段の頭部が外部に露出しないの
で外観が良好になる。また、金属製の補強材5を嵌装さ
せることで強度を高めることができ、その結果中空筒体
2の肉厚を薄くできるのでコストダウンを図ることがで
きる。さらに、補強材5は、外周が円形あるいは楕円形
のみを使用し、そして、補強材5の大きさに応じて内方
突条片4の長さなどを設定すればよいので、中空筒体2
の形状を自在に選択できる。
【図1】本発明の第1の実施形態を示す要部の斜視図で
ある。
ある。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す金属管の断面図
である。
である。
【図3】本発明の第2の実施形態を示す金属管の断面図
である。
である。
【図4】本発明の第3の実施形態を示す金属管の断面図
である。
である。
【図5】本発明の第4の実施形態を示す金属管の断面図
である。
である。
1 金属管 2 中空筒体 3 中空部 4 内方突条片 5 補強材 6 通孔
Claims (1)
- 【請求項1】 中空筒体(2)の中空部(3)に金属製
の補強材(5)が嵌装される金属管(1)であって、前
記中空筒体(2)の内側に少なくとも2箇所に内方突条
片(4)を長さ方向に沿って設け、前記補強材(5)の
外周を円形あるいは楕円形に形成し、前記補強材(5)
の端部を前記内方突条片(4)側に突き当てた状態でそ
の内方突条片(4)間に圧入することで前記補強材
(5)が前記中空筒体(2)に嵌着されてなることを特
徴とする金属管の補強装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000241891A JP2002022065A (ja) | 2000-07-04 | 2000-07-04 | 金属管の補強装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000241891A JP2002022065A (ja) | 2000-07-04 | 2000-07-04 | 金属管の補強装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002022065A true JP2002022065A (ja) | 2002-01-23 |
Family
ID=18733007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000241891A Pending JP2002022065A (ja) | 2000-07-04 | 2000-07-04 | 金属管の補強装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002022065A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20230035017A (ko) * | 2021-04-07 | 2023-03-10 | 가현실 | 수평 수직 저항력을 상승시키는 프레임구조체 시설물 |
-
2000
- 2000-07-04 JP JP2000241891A patent/JP2002022065A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20230035017A (ko) * | 2021-04-07 | 2023-03-10 | 가현실 | 수평 수직 저항력을 상승시키는 프레임구조체 시설물 |
KR102549997B1 (ko) | 2021-04-07 | 2023-06-29 | 가현실 | 수평 수직 저항력을 상승시키는 프레임구조체 시설물 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060613 |