JP2002021973A - トルクコンバータ - Google Patents
トルクコンバータInfo
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H45/00—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
- F16H45/02—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
- F16H2045/0221—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type with damping means
- F16H2045/0226—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type with damping means comprising two or more vibration dampers
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
熱を簡単な構成で効果的に冷却することのできるトルク
コンバータを提供する。 【解決手段】 フロントカバー5のロックアップクラッ
チ15との摺動面5a近傍の部位を他の部位よりも肉厚
な肉厚部5bとして形成することにより、ロックアップ
クラッチ15の係合時に発生した熱によって摺動面5a
近傍の温度が急激に上昇することを防止する。肉厚部5
bの外面に摺動面5aに沿って凹部5cを周設し、この
凹部5cに複数の円環状のフィン5dを複数配設するこ
とにより、厚肉部5bで吸収された熱を速やかに外部に
放出する。
Description
ッチを備えたトルクコンバータに関する。
ランク軸からの回転力を効率よく伝達して燃費等の向上
を図るために、ロックアップクラッチを採用し、スリッ
プロックアップ領域の拡大等を行う傾向にある。しか
し、この傾向は、ロックアップクラッチやロックアップ
クラッチに係合するフロントカバーのロックアップフェ
ーシング摺動面の発熱を増加させることとなり、この発
熱による温度上昇をそのまま放置するとロックアップフ
ェーシングの劣化やロックアップクラッチの機能低下等
を引き起こす虞がある。
249号公報には、フロントカバーの内面に、ロックア
ップクラッチの摩擦部と摺動あるいは圧接してフロント
カバーからロックアップクラッチにトルクを伝達する摺
動面板を設け、フロントカバーと摺動面板との間に油
(自動変速機油:ATF)が流通する空間を確保した技
術が開示されている。このような技術によれば、摺動面
板とATFとの間で積極的な熱交換を行うことにより、
摺動面板や摩擦部等の温度上昇を抑制することができ
る。
開平10−148249号公報に記載された技術におい
ては、摺動面板とフロントカバーとの間にATFが流通
する空間を確保する必要があり、しかも、摺動面板のフ
ロントカバーへの取付強度はクランク軸からの回転力の
伝達に十分耐え得る強度とする必要があるため、構造が
複雑化する。また、ロックアップクラッチの係合による
発熱をATFを介して積極的に冷却することは、ATF
の温度上昇を招き、ATFの熱劣化等を引き起こす虞が
ある。
で、ロックアップクラッチの係合により発生する熱を簡
単な構成で効果的に冷却することのできるトルクコンバ
ータを提供することを目的とする。
め、請求項1記載の発明によるトルクコンバータは、フ
ロントカバーの内面にロックアップクラッチが接離自在
に係合される摺動面を備えたトルクコンバータにおい
て、上記フロントカバーの上記摺動面近傍を厚肉に形成
するとともに、上記フロントカバーの外面であって上記
摺動面に対応する位置に放熱用のフィンを設けたことを
特徴とする。
厚肉に形成することにより、この部位の熱容量を増加さ
せ、上記フロントカバーと上記ロックアップクラッチと
の係合時に上記摺動面近傍が急激に温度上昇することを
防止する。そして、厚肉部で吸収された熱をフィンを介
して速やかに外部に放熱する。
ンバータは、請求項1記載の発明において、上記フィン
は、上記摺動面に沿う円環状のフィンであることを特徴
とする。
ンバータは、請求項1記載の発明において、上記フィン
は、上記摺動面に沿ってタービン状に配設されたことを
特徴とする。
施の形態を説明する。図1,図2は本発明の第1の実施
の形態に係わり、図1はトルクコンバータの要部断面
図、図2は図1のII矢視図、である。
を示し、このトルクコンバータ1の入力側が、ドライブ
プレート2を介してエンジンのクランクシャフト3に連
設されている。また、トルクコンバータ1の出力側には
トルクコンバータ出力部材であるタービンハブ4を介し
て多段変速機または無段変速機(図示せず)が連設さ
れ、オートマチックトランスミッションが構成される。
クランクシャフト3に連結するドライブプレート2を固
設(図示せず)するフロントカバー5が、インペラカバ
ー6に連設されている。
保持されており、さらに、ポンプインペラ7にはタービ
ンランナ8が対設されている。タービンランナ8は、ポ
ンプインペラ7がクランクシャフト3により駆動された
とき、ATF(自動変速機油)を介して動力をタービン
カバー9に伝達するものであり、伝達された動力は、タ
ービンカバー9に連結されたタービンハブ4に出力され
る。
Fを方向転換するステータ10がワンウェイクラッチ1
1を介して、トルクコンバータ1を収納するハウジング
12に直接あるいは間接的に固定されるステータ軸13
に連設されている。
クアップピストン14が対設されている。このロックア
ップピストン14の正面側には、フロントカバー5の内
面にクラッチ面15aを臨ませたロックアップクラッチ
15が設けられており、さらに、ロックアップピストン
14の背面側には、タービンハブ4に連結されたトーシ
ョナルダンパ16が対設されている。これらロックアッ
プピストン14,ロックアップクラッチ15,トーショ
ナルダンパ16は、クランクシャフト3からの動力をポ
ンプインペラ7,タービンランナ8を介さずに、直接、
タービンハブ4に伝達するものである。すなわち、ロッ
クアップクラッチ15が、フロントカバー5に係合さ
れ、さらに、トーショナルダンパ16がロックアップピ
ストン14に係合されると(ロックアップされると)、
ドライブプレート2を介してフロントカバー5に伝達さ
れたクランクシャフト3からの動力が、ロックアップク
ラッチ15,ロックアップピストン14,トーショナル
ダンパ16を介して、直接、トルクコンバータ出力部材
であるタービンハブ4に伝達される。
5について説明する。フロントカバー5は、ロックアッ
プクラッチ15のクラッチ面15aに対向された摺動面
5aを有し、摺動面5a近傍の部位が他の部位よりも肉
厚な肉厚部5bとして形成されている。
凹部5cが周設され、凹部5cには複数のフィン5dが
設けられている。すなわち、図2に示すように、凹部5
cはステータ軸13を中心とする円環状に形成され、こ
の凹部5c内に、同じくステータ軸13を中心とした円
環状のフィン5dが複数配設されている。
ラッチ15がフロントカバー5に係合された際にクラッ
チ面15aと摺動面5aとの間で発生する熱は、肉厚部
5bを介してフィン5dに伝達され、フィン5dを介し
て外部に放熱される。
駆動時には常に回動されており、このフロントカバー5
における摺動面5aに対応した位置に厚肉部5bを形成
するとともにフィン5dを設けることにより、ロックア
ップクラッチ15の係合時に発生する熱が効率よく放熱
され、ATFの急激な温度上昇が防止される。
に形成してこの部位の熱容量を稼ぐことにより、ロック
アップクラッチ15の係合時に発生した熱によって摺動
面5a近傍の温度が急激に上昇することが防止される。
そして、厚肉部5bで吸収された熱をフィン5dを介し
て速やかに外部に放出することにより、ATFの急激な
温度上昇を招くことなくフロントカバー5やロックアッ
プクラッチ15等の冷却が行われる。
3を中心とする円環状であるので、フロントカバー5の
回動に伴うフィン5dによる風切り音の発生が抑制さ
れ、トルクコンバータ1の静粛性維持と冷却効率の向上
とが両立される。
トカバー5のクラッチ面15aとの摺動面5aに対応し
た位置に厚肉部5bを形成するとともにフィン5dを設
けただけの簡単な構成で、ロックアップクラッチ15の
係合時に発生する熱を効果的に外部に放熱することがで
きる。
時におけるクラッチ面15aの焼付限界を向上すること
ができ、ロックアップクラッチ15の高寿命化を図るこ
とができる。
ラッチ15の熱変形を防止することができるので、ロッ
クアップクラッチ15のスリップ係合時のジャダ等を防
止することができる。
に発生する熱を効果的に外部に放熱することができるの
で、ATFの急激な温度上昇等に起因する劣化(ATF
の変質)等を防止することができる。
形態に係わり、図3はトルクコンバータの要部断面図、
図4は図3のIV矢視図、である。なお、本実施の形態
では、フィン5dに代えてフィン5eをフロントカバー
5の凹部5cに配設した点が上述の第1の実施の形態と
異なる。その他、上述の第1の実施の形態と同様の構成
については同符号を付して説明を省略する。
5に設けられた凹部5cには、複数のフィン5eが設け
られている。これらフィン5eは、ステータ軸13を軸
心としたタービン状に配設されるもので、エンジンの駆
動に伴ってフロントカバー5が回動されると、フロント
カバー5の表面に空気流を発生するようになっている。
eは、フロントカバー5の表面に空気流を発生しながら
放熱を行うので、放熱作用をより効果的に行うことがで
きる。
る際のピッチを所定の不等ピッチとすることにより、風
切り音の共振を防止することができ、トルクコンバータ
1の静粛性を維持することができる。
ックアップクラッチの係合により発生する熱を簡単な構
成で効果的に冷却することのできるトルクコンバータを
提供することができる。
り、図1はトルクコンバータの要部断面図
り、図3はトルクコンバータの要部断面図
Claims (3)
- 【請求項1】 フロントカバーの内面にロックアップク
ラッチが接離自在に係合される摺動面を備えたトルクコ
ンバータにおいて、 上記フロントカバーの上記摺動面近傍を厚肉に形成する
とともに、 上記フロントカバーの外面であって上記摺動面に対応す
る位置に放熱用のフィンを設けたことを特徴とするトル
クコンバータ。 - 【請求項2】 上記フィンは、上記摺動面に沿う円環状
のフィンであることを特徴とする請求項1に記載のトル
クコンバータ。 - 【請求項3】 上記フィンは、上記摺動面に沿ってター
ビン状に配設されたことを特徴とする請求項1に記載の
トルクコンバータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000202567A JP4874455B2 (ja) | 2000-07-04 | 2000-07-04 | トルクコンバータ |
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JP4874455B2 JP4874455B2 (ja) | 2012-02-15 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8376105B2 (en) | 2009-12-22 | 2013-02-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Lock-up clutch mechanism |
KR101490749B1 (ko) * | 2013-05-29 | 2015-02-06 | 현대 파워텍 주식회사 | 토크컨버터 |
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-
2000
- 2000-07-04 JP JP2000202567A patent/JP4874455B2/ja not_active Expired - Fee Related
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