JP2002021387A - 複数枚の隣接扉の連結・分離構造 - Google Patents

複数枚の隣接扉の連結・分離構造

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JP2002021387A
JP2002021387A JP2000200755A JP2000200755A JP2002021387A JP 2002021387 A JP2002021387 A JP 2002021387A JP 2000200755 A JP2000200755 A JP 2000200755A JP 2000200755 A JP2000200755 A JP 2000200755A JP 2002021387 A JP2002021387 A JP 2002021387A
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doors
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housing
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Hiroaki Iino
博明 飯野
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Fujitsu I Network Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部収納部品の保守点検等における扉開閉操
作の煩わしさを取り除くとともに、特定個所に対する単
一作業等に際する扉の余分な開放を防止する。 【解決手段】 複数枚の扉5の一方の側部に共通のヒン
ジロッド6を貫通させて配置するとともに、このヒンジ
ロッド6をばね付勢して、その先端をハウジング1の天
板2の穴に進入させ、基板3に、その板面から突出する
方向にばね付勢されて、扉5の穴内へ進入する一のヒン
ジピン17を設け、共通ヒンジロッド6およびヒンジピ
ン17のそれぞれに、それらの後退変位をもたらす操作
レバー10,23を取付け、各扉の他方の側部に独立の
ヒンジロッド11を配置するとともに、このヒンジロッ
ド11をばね付勢して、その先端を隣接する扉5または
天板2の穴5cに進入させ、基板3に、その板面から突
出する方向にばね付勢されて、扉5の穴5c内へ進入す
る他のヒンジピン18を設け、独立ヒンジロッド11お
よびそのヒンジピン18のそれぞれに、それぞれの後退
変位をもたらす操作レバー15,24を取付けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば、ビル
ディングブロック方式の、または一体型の電子通信機器
等において、それぞれの区画毎に設けられる複数枚の扉
を、所要に応じて、各扉を単位として、または全ての扉
を単位として開閉もしくは脱着することを可能とする、
複数枚の隣接扉の連結・分離構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、電子通信機器としては、図2
4に示すようなビルディングブロック方式のものや、図
25に示すような一体型構造のものが従来から広く用い
られている。ここで、複数個のハウジング111を相互
に重畳させてなる前者のビルディングブロック方式で
は、それぞれのハウジング111で区画されるそれぞれ
のスペース内に、たとえば、バッテリ112、電源11
3およびプリント板114等を収納しており、このこと
は、全体を一のハウジング115で構成するとともに、
その内部を複数段の収納スペースに区画してなる後者の
一体型構造のものでもほぼ同様である。
【0003】また、このような電子通信機器では、それ
ぞれの機器構成部品の保守点検、交換等を簡単かつ容易
ならしめるべく、その前面に、図24に示すような、各
区画を単位とするそれぞれの扉116を設けること、ま
たは、図25に示すような、全区画を単位とする一枚の
扉117を設けることが一般的であり、それらの扉11
6,117の所要に応じた開閉を可能としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図24に示
すように、複数枚の扉116を上下方向に整列させて配
置した場合には、全ての扉116を開放することが必要
となる保守点検作業等に当って、扉116を一枚ずつ開
閉することを余儀なくされるという煩わしさがあり、ま
た、図25に示すような一枚扉117では、たとえば、
電源を切るためだけ等の単一の作業に当って、開放の必
要のない部分まで開放することが不可避となって、機器
内部に実装されているバッテリ、パッケージなどに触れ
る危険性がある。
【0005】この発明は、従来技術のこのような問題点
を解決することを課題とするものであり、それの目的と
するところは、複数枚の扉を設けることの利点と、一枚
の扉を設けることの利点とのそれぞれをともに享受可能
とすることで、保守点検作業等における扉開閉操作の煩
わしさを取り除き、この一方で、特定個所に対する単一
作業等に際する扉の余分な開放を防止できる、複数枚の
隣接扉の連結・分離構造を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の、複数枚の隣
接扉の連結・分離構造は、たとえば、ビルディングブロ
ック方式および一体型構造のいずれの電子通信機器にも
適用し得るものであり、それぞれの区画毎に設けられて
上下に整列する複数枚の扉の一方側の側部に、それらの
扉の整列長さよりわずかに短い長さの共通のヒンジロッ
ドを貫通させて配置するとともに、この共通のヒンジロ
ッドをそれの一端側へばね付勢して、その先端をハウジ
ングの天板もしくは基板に設けた穴に進入させ、この一
方で、基板もしくは天板のいずれか一方に、その板面か
ら突出する方向にばね付勢されて、一の扉の穴内へ進入
する一のヒンジピンを設け、これらの共通ヒンジロッド
および一のヒンジピンのそれぞれに、それらの後退変位
をもたらす操作レバーを取付け、また、それぞれの扉の
他方側の側部に、各扉の上下方向長さよりわずかに短い
長さの独立のヒンジロッドを、扉側縁に沿わせて配置す
るとともに、この独立のヒンジロッドをそれの一端側へ
ばね付勢して、その先端を隣接する扉または、前記天板
もしくは基板に設けた穴に進入させ、そして、基板もし
くは天板のいずれか一方に、その板面から突出する方向
にばね付勢されて、一の扉の穴内へ進入する他のヒンジ
ピンを設け、それぞれの独立ヒンジロッドおよび他のヒ
ンジピンのそれぞれに、それらの後退変位をもたらす操
作レバーを取付けたものである。
【0007】このように構成してなる連結・分離構造に
おいて、たとえば、機器構成部品の保守点検等の目的の
下に、複数枚の整列扉の全てを開放する必要が生じた場
合には、それぞれの扉に配設したそれぞれの独立ヒンジ
ロッドをいずれも進出姿勢に維持して、たとえば最上段
の扉の独立ヒンジロッドを、ハウジングの天板に設けた
穴に進入させるとともに、基板から突出させた他のヒン
ジピンを、最下段の扉に設けた穴に進入させた状態の下
で、共通ヒンジロッドを、そこに取付けた操作レバーの
作動によって、その先端を、たとえば、天板に設けた穴
から後退変位させるとともに、基板から突出する一のヒ
ンジピンの先端をもまた操作レバーをもって扉の穴から
後退変位させて、扉の一方の側部の、ハウジングによる
拘束を完全に解除することで、ハウジングの天板に進入
する独立ヒンジロッドおよび他のヒンジピンのそれぞれ
のヒンジ作用の下で、上下に整列するそれぞれの扉を一
体として同時に開放し、また閉止することができる。
【0008】この一方で、所要の区画と対応する扉だけ
の開閉は、共通ヒンジロッドおよび一のヒンジピンをと
もに進出姿勢に保った状態で、目的とする扉の独立ヒン
ジロッドおよび、たとえばその下方に隣接する扉の独立
ヒンジロッドをともに後退変位させて、目的とする扉
の、上下両側からの拘束を解除することで自由に行うこ
とができる。
【0009】なおここで、ヒンジロッドもしくはヒンジ
ピンを後退位置に保持するための、操作レバーの位置拘
束手段、たとえば、位置拘束スリットを扉等に設けた場
合には、扉の開放に当って、操作レバーの位置をその位
置拘束スリットをもって特定することで、ヒンジロッド
もしくはヒンジピンを後退姿勢に維持できるので、扉の
閉止のための操作レバーの再操作が不要となる。なおこ
の場合には、扉の閉止後に、その操作レバーを、位置拘
束スリットから解放することで、ばね付勢されたヒンジ
ロッドもしくはヒンジピンの進出変位をもたらし、扉を
初期のロック状態に復帰させることができる。
【0010】このような連結・分離構造において好まし
くは、共通のヒンジロッドの長さを、その先端の、整列
した扉の内側への後退変位に伴って、基板もしくは天板
から突出する一のヒンジピンが、上記ヒンジロッドとの
当接下で、その板面位置まで後退変位される長さとす
る。
【0011】これによれば、整列する扉の全てを解放す
るに際しての、共通のヒンジロッドの後退変位が、必然
的に一のヒンジピンの後退変位をももたらすことになる
ので、基板もしくは天板に配設したそのヒンジピンを、
別個独立に後退変位させることなく、全ての扉を同時に
解放させることができる。
【0012】そしてこのことは、独立のヒンジロッドの
長さを、その先端の、扉の内側への後退変位に伴って、
隣接する扉または、天板もしくは基板から突出するヒン
ジロッドまたはヒンジピンが、上記ヒンジロッドとの当
接下で、扉表面位置または板面位置まで後退変位される
長さとした場合にも同様であり、これによれば、目的と
する扉の独立のヒンジロッドの後退変位に基づいて、た
とえば、それの下方に位置する扉のヒンジロッドをも後
退変位させることで、二本の操作レバーの同時の操作の
必要なしに、扉を簡単に解放することができる。
【0013】この発明の他の連結・分離構造は、上下に
整列させて配置した複数枚の扉のそれぞれに、整列方向
と直交する扉板面方向の相対変位によって相互に掛脱す
る雌雄嵌合部を設け、また、各扉に、ハウジング側に設
けたそれぞれの位置決め孔に、扉の、前記板面方向の変
位によって掛脱する複数、たとえば四個の差込み金具を
設けるとともに、ハウジング側に設けた鉤金具に対する
扉の掛脱を司る鍵部材を配設し、そして、天板もしくは
基板に隣接する一の扉を除く他の扉に、隣接する扉側へ
ばね付勢されて、先端がその隣接扉に設けた穴に進入す
る連結ピンを配設するとともに、各連結ピンに、それの
後退変位をもたらす連結解除レバーを取付けたものであ
る。ここで、この連結解除レバーに対してもまた、連結
ピンを後退位置に保持するためのレバー位置拘束手段を
設けることが好ましい。
【0014】この構造の下での全ての扉の開放は、それ
ぞれの連結ピンをともに進出状態として全ての扉をピン
連結するとともに、雌雄嵌合部をもって上下方向の分離
を拘束した状態で、全ての鍵部材のロックを解除して、
整列配置させた全ての扉を一体とした扉板面方向への変
位を可能とし、そして、全ての扉の差込み金具を、ハウ
ジング側のそれぞれの位置決め孔から同時に抜き取る方
向へ水平移動させて、それらの扉をハウジングから取り
外すことによって行うことができる。
【0015】また、全ての扉の同時の閉止は、上述した
ところとは逆に、それぞれの扉の四個ずつの差込み金具
を、扉の板面方向の水平変位をもってそれぞれの位置決
め孔に嵌め込んだ後、各扉の鍵部材をもって各々をハウ
ジングにロックすることにより行うことができる。
【0016】一方、特定の一枚の扉の開放、ここでは取
り外しは、その扉の鍵部材を開放するとともに、その扉
と、たとえば、その扉の下方に隣接する扉のそれぞれの
連結ピンを、連結解除レバーをもって後退変位させて、
目的とする扉の、板面方向の水平変位を可能とし、そこ
で、その扉の差込み金具を、ハウジング側の位置決め孔
から抜き出すとともに、その扉の雌雄嵌合部を、上下の
扉の嵌合部に対して摺動変位させることにより行うこと
ができ、取り外した扉のはめ込みは、上述したところと
逆の操作をもって行うことができる。
【0017】なおこの構造における雌雄嵌合部は、T型
もしくはL型の突起と、T型もしくはL型の溝とで構成
することができ、これによれば、簡単な構造の下に、相
互に整列する扉の、上下方向への離隔を十分に防止する
ことができる。
【0018】ところで、雌雄嵌合部の、上述したような
溝の側部に、突起の出し入れを許容する切欠きを設けた
場合には、その雌雄嵌合部の掛脱に際し、隣接する扉
の、板面方向の所要の相対変位量を十分少ならしめて、
掛脱操作を簡単かつ容易にすることができる。
【0019】他の連結・分離構造は、上下に整列する複
数枚の扉のそれぞれに、ハウジング側に設けたそれぞれ
の位置決め孔に、ハウジングの正面側から掛脱する複
数、たとえば四個の差込み金具を設け、また、各扉の上
部もしくは下部の二個所、たとえば二隅部に、その扉
を、隣接する扉または、天板もしくは基板と、ハウジン
グ支柱とに選択的に掛脱させるとともに、それらのいず
れからも離脱させる鍵部材を設けたものである。
【0020】この構造では、所要に応じた個々の扉の開
放、ここでは取り外しは、二個のそれぞれの鍵部材を操
作して、それらの、ハウジング支柱に対するロックを解
除した後に、その扉を手前側へ引張って、それぞれの差
込み金具を、ハウジング側の位置決め孔から抜き出すこ
とにより行うことができ、その扉の閉止は、これとは逆
の手順で行うことができる。
【0021】また、整列させた扉の全てを一体とする取
り外しは、相互に隣接する扉のそれぞれの鍵部材を、た
とえば、支柱に対するロックの解除方向とは逆方向に回
動操作して、それらの扉の相互連結をもたらす一方、た
とえば、最上段に位置する扉の鍵部材を、支柱および天
板のいずれにも掛合しない位置に回動操作して、その扉
をハウジングから解放し、その後、それらの扉を一体と
して手前側へ引き出すことにより行うことができる。
【0022】これに対し、扉の一体的な閉止は、全ての
扉の差込み金具の、位置決め孔への挿入の後、全ての鍵
部材をハウジング支柱に掛合させることにより行うこと
ができる。
【0023】この発明の、さらに他の連結・分離構造
は、上下に整列する複数枚の扉の各々に、共通の扉フレ
ームに設けた位置決め孔に掛脱する、たとえば二個の扉
支持金具を設けるとともに、その扉を扉フレームに掛脱
させる鍵部材を設け、共通の扉フレームの下端に、ハウ
ジング基板に設けた支持舌片に嵌まり合う掛合孔を形成
するとともに、その扉フレームの上端部に、扉フレーム
を、ハウジング天板に掛脱させる他の鍵部材を設けたも
のである。
【0024】この構造によれば、各個の扉の取り外し
は、その扉に設けた鍵部材の操作による、扉フレームか
らの扉の解放と、扉支持金具の、位置決め孔からの抜き
出しとによって行うことができ、全ての扉を一体とする
取り外しは、扉フレームに設けた鍵部材の操作によっ
て、そのフレームをハウジングから解放するとともに、
扉フレームの掛合孔をハウジング基板の支持舌片から抜
き取ることによって行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を図
面に示すところに基づいて説明する。図1はこの発明の
実施の形態を示す斜視図であり、図中1は一体構造のハ
ウジングを示し、2,3はそれぞれ、ハウジング1の天
板および基板を示す。ここでは、ハウジング1内を複数
段の収納スペース4に区画するとともに、それぞれの収
納スペース4の開閉をもたらすそれぞれの扉5を、上下
方向に相互に整列させて配置する。
【0026】そして、相互に整列する、図では四枚の扉
の一方の側部で、それらの整列長さよりわずかに短い長
さの共通のヒンジロッド6を、それぞれの扉5の内向フ
ランジ5aに垂直に貫通させて配置する。ヒンジロッド
6のこのような貫通配置は、内向フランジ5aだけに貫
通させることの他、図1に示すように、最下段の扉5に
設けた、または、図2に示すように、全ての扉5に設け
たガイド金具7に貫通させることによっても行うことが
できる。
【0027】かかる共通ガイドロッド6を、ここでは、
最上段の扉5に設けたばね座8上のコイルばね9によ
り、たとえば、ロッド6に固定した操作レバー10との
協働下で常時上方へ付勢して、通常は、図2に示すよう
に、その上端を、最上段扉5の内向フランジ5aの貫通
穴5bから上方へ突出させる。
【0028】また、それぞれの扉5の他方の側部では、
各扉の上下方向長さよりわずかに短い長さの独立のヒン
ジロッド11を、図3に拡大して示すように、各扉に設
けたガイド金具12に貫通させて垂直に配置するととも
に、このヒンジロッド11を、扉5に設けた他のばね座
13上の他のコイルばね14により、これもたとえば、
ロッド11にねじ止め固定した操作レバー15との協働
下で上方へ付勢して、通常は、その上端を、内向フラン
ジ5aの貫通穴5cから上方へ突出させる。
【0029】ところで、ここにおける操作レバー15
は、図3(b)に示すように扉5に貫通してその前方側
へ突出する方形舌片15aを有してなり、扉5に形成し
た舌片貫通穴16は、その舌片15aの下降変位、ひい
ては、ヒンジロッド11の押下げ後退変位を許容する下
向き穴部16aと、下降変位させた舌片15aを、図3
(c)に示すようにコイルばね14のばね力に抗してそ
の下降位置に拘束する水平スリット16bとを有してな
る。なおこれらのことは、共通のヒンジロッド6にねじ
止め等した操作レバー10についても同様である。
【0030】さらにここでは、ハウジング1の基板3の
前面側の隅部に、図4に示すように、上述したそれぞれ
のヒンジロッド6,11と同様に上方へばね付勢され
て、常時は、その基板面から上方へ突出するとともに、
最下段の扉5の内向フランジ5aに設けたそれぞれの貫
通穴5b,5cへ進入するそれぞれのヒンジピン17,
18を配設する。
【0031】ここで、19,20は、基板3に固定した
それぞれのばね座を、21,22は、ばね座上に配置さ
れるそれぞれのコイルばねを、そして、23,24は、
ヒンジピン17,18に取付けられて、コイルばね2
1,22の圧縮反力の発生にも寄与するそれぞれの操作
レバーを示す。これらの操作レバー23,24および、
それらの舌片の貫通穴は、先に述べたところと同様の構
成を有する。
【0032】このような構造の下で、上下に整列する四
枚の扉5を一体として、ハウジング1、ひいては、それ
の天板2および基板3に取付ける場合には、図5に示す
ように、操作レバー10の回動操作をもって共通のヒン
ジロッド6を後退変位させて、その先端を扉フランジ5
aの上面レベルもしくはそれより下方に位置させるとと
もに、最上段の扉5の操作レバー15の回動操作によっ
て、その扉5に配置した独立のヒンジロッド11をもま
た同様に後退変位させた状態で、ハウジング基板3の板
面から突出するそれぞれのヒンジピン17,18の先端
に、最下段の扉5の内向フランジ5aに設けたそれぞれ
の貫通穴5b,5cを嵌め合わせ、また、最上段の扉5
をハウジング1の正面に押圧し、そこで、それぞれの操
作レバー10,15を元の姿勢に回動復帰させて、それ
ぞれのコイルばね9,14を活性化させ、これにより、
両ヒンジロッド6,11の先端を上方へ突出させて、天
板2に設けたそれぞれの穴2a,2b内へ進入させるこ
とによって行うことができる。
【0033】なおこの場合において、ハウジング1の各
区画壁1aに、貫通穴を有する扉支持金具1bを突設し
たときは、共通のヒンジロッド6を上述したようにして
ハウジング1に嵌め合わせた後、それぞれの扉5を、独
立のヒンジロッド11の後退変位下で、共通ヒンジロッ
ド6の周りに回動させて、扉支持金具1bの間または、
それの上部もしくは下部に入れ込んだ状態で、独立のヒ
ンジロッド11を再進出させて、その独立ヒンジロッド
11を、扉支持金具1bに貫通させることによって行う
ことができる。
【0034】以上のようにしてハウジング1に取り付け
られて、上下に整列するそれぞれの扉5の、全体を一体
とする開放に当っては、図6に示すように、操作レバー
10の下降操作によって、共通のヒンジロッド6を後退
変位させて、その先端を、天板2から後退させるととも
に、最上段の扉5の内側へ引込み、そして好ましくは、
この後退変位に基いて、ヒンジロッド6の下端で、基板
3の板面から突出するヒンジピン17の先端をその板面
位置まで後退変位させることにより、そのヒンジピン1
7に設けた操作レバー23の特別の操作なしに、扉5の
全体を、図1に示すように、それぞれの独立ヒンジロッ
ド11およびヒンジピン18の作用の下に開放すること
ができる。
【0035】そして、このようにして開放した扉の閉止
に際しては、好ましくは、扉5の、上述したような開放
に当って、操作レバー10を、それの下降操作およびそ
れけに続く回動操作によって下降姿勢に拘束することに
より、操作レバー10の再度の下降操作なしにそのまま
閉止作動させ、併せて、操作レバー23をもってヒンジ
ピン17の先端を、基板3の板面以下のレベルまで後退
変位させることで、全ての扉を同時に全閉位置にもたら
し、そこで、共通のヒンジロッド6およびヒンジピン1
7のそれぞれを再び進出変位させて、ロッド6の先端の
天板2への進入および、ピン17の先端の、最下段の扉
5への進入のそれぞれをもたらす。
【0036】なおこの場合、ヒンジピン17の先端面
を、図4に示すように、前方側に向けて高さが漸減する
傾斜面としたときは、操作レバー23によってピン17
を後退変位させるまでもなく、扉の閉止作動に伴う、最
下段扉5とピン17との当接によって、そのピン17が
自動的に後退変位されることになる。また、扉5の開放
操作に際して、操作レバー23をその下降姿勢に拘束し
たときにも、扉の閉止に際する、そのレバー23の再操
作が不要になる。しかるに、このときは、ヒンジピン1
7の再進出のために、レバー23の回動変位を取り除く
ことが必要になる。
【0037】ところで、この構造にあって、特定の扉5
を開放する場合には、図7に示すように、目的の扉5
の、独立のヒンジロッド11を後退変位させて、その先
端の、たとえば隣接扉への進入を解除し、より好ましく
は、ヒンジロッド11のこの後退変位をもって、たとえ
ば下側の扉5のヒンジロッド11をもまた、その先端が
当該扉5と干渉しなくなる位置まで後退変位させ、これ
により、目的の扉5を、下側の扉5のヒンジロッド11
に対する別個の後退操作なしに、図8に示すように、共
通のヒンジロッド6の周りに開放する。このようにして
開放した扉5の閉止時の操作は、前述の場合とほぼ同様
である。
【0038】かくして、この連結・分離構造によれば、
扉全体の開閉および、特定の扉だけの開閉を所要に応じ
て適宜に使い分けることができ、内部収納部品の保守点
検、交換等に際する、扉開閉操作の煩わしさを十分に除
去するとともに、余分な扉の開放を簡単かつ確実に防止
することができる。
【0039】図9は他の実施形態を示す斜視図であり、
これは扉の開閉を、扉の取り外しおよび取り付けにより
行うものである。
【0040】ここでは上下に整列する複数枚のそれぞれ
の扉5の上下の端部に、たとえば図10に断面図で示す
ように、整列方向と直交する扉板面方向の相対変位によ
って掛脱する、T型突起31とT型溝32とからなる雌
雄嵌合部33を設けるとともに、各扉5に、ハウジング
1に設けた、後述するそれぞれの位置決め孔に、扉5
の、上記板面方向の変位によって掛脱する、図11に示
すような四個の先曲がり差込み金具34を設ける。
【0041】また、各扉5には、ハウジング側に設け
た、これも後述する鉤金具に対する扉5の掛脱を司る一
の鍵部材35を配設し、さらに、図では天板2に隣接す
る一の扉5を除く他の扉5に、隣接する扉側へばね付勢
されて、先端がその隣接扉に設けた穴内へ進入する連結
ピン36を配設し、そして各連結ピン36に、それの後
退変位をもたらす連結解除レバー37をねじ止め固定す
る。ここで、連結ピン36、連結解除レバー37等の配
設構造は、たとえば、図4に示すヒンジピン17,1
8、操作レバー23,24等のそれらと同様のものとす
ることができる。
【0042】加えてここでは、扉5の下端で、T型溝3
2の両側に、T型突起31の出し入れを許容する切欠き
38を設ける。
【0043】ところで、ハウジング側には、図12に示
すように、扉5の板面方向の変位によって、そこに設け
た先曲がり差込み金具34の先端部分の差込みおよび抜
き出しを許容するとともに、扉5の支持に寄与する位置
決め孔39を設け、また、鍵部材35の回動フックに掛
脱して、扉5の差込み金具34の、位置決め孔39から
の抜き出しを拘束し、そして許容する鉤金具40を設け
る。
【0044】このように構成したところにおいて、ハウ
ジング1に上下方向に整列させて取付けたそれぞれの扉
5の全てを一体とした取り外しは、それぞれの連結ピン
36を進出姿勢に維持するとともに、それぞれの雌雄嵌
合部33を嵌合状態に維持して、それぞれの扉5の、板
面方向の相対変位を拘束するとともに、上下方向の分離
を拘束し、この一方で、全ての鍵部材35を解放して、
それぞれの扉5の、ハウジング1に対する掛合を解除し
た後、図13に示すように、全ての扉5の差込み金具3
4を、位置決め孔39からの同時に抜き出すことによっ
て行うことができる。
【0045】そして、このようにして取り外した扉の再
度の装着は、扉5のそれぞれの差込み金具34の、位置
決め孔39への挿入と、鍵部材35のロック操作とによ
って行うことができる。
【0046】またここで、特定の扉5だけの取外しは、
目的とする扉5およびそれの下方側の扉のそれぞれの連
結ピン36をともに後退変位させて、その扉5の連結ピ
ン36による拘束を解除するとともに、その扉5の鍵部
材35を解放し、次いで、目的とする扉5を、図9に示
すように、それの板面方向に相対変位させて、差込み金
具34の抜き出しと、雌雄嵌合部33での摺動変位とを
もたらし、これにより、差込み金具34の完全なる抜け
出しと、雌雄嵌合物33での嵌合の解除とを行わせて、
その扉5のT型突起31が上側扉の切欠き38に達し、
下側扉のT型突起31にその扉5の切欠き38が達した
ときに、目的とする扉5を、図14に示すように手前側
へ抜き取ることにより行うことができる。この一方で、
取外した扉5の再装着は、上述したところと逆の操作を
もって行うことができる。
【0047】従って、この連結・分離構造をもってして
も、先の場合と同様の作用効果をもたらすことができ
る。
【0048】図15は、他の実施形態を示すものであ
る。これは、上下に整列させて配置される扉5のそれぞ
れに、ハウジング側に設けたそれぞれの位置決め孔41
に、ハウジング1の正面側から掛脱する、図では四個の
差込み金具42を設け、また、各扉5の、図では上部の
二隅部に、その扉5を、隣接する扉または天板2と、ハ
ウジング支柱とに選択的に掛脱させるとともに、それら
のいずれからも離脱させる鍵部材43を設けたものであ
る。
【0049】ここで、鍵部材43は、図16に拡大して
示すように、図示の回動姿勢でハウジング1の支柱に掛
合するとともに、鍵部材43の、矢印A方向への90°
の回動操作によってハウジング支柱から離脱する先端折
曲爪43aを有するとともに、図示の姿勢から、矢印A
とは逆方向への90°の回動操作によって、扉5の内向
フランジ5aに設けた爪穴5dから上方へ突出して、上
側扉の同様の爪穴5eもしくは天板2に設けた爪穴の穴
縁に、たとえば図17に示すように掛合する中間折曲爪
43bを有してなり、好ましくは、これらの折曲爪43
a,43bのそれぞれを、二個の鍵部材43で相互に対
称形状に構成してなる。
【0050】このような連結・分離構造において、整列
させて配置した四枚の扉5の全体を一体としてハウジン
グ1から取り外す場合には、全ての鍵部材43の先端折
曲爪43aをハウジング支柱に掛合させた状態から、図
18に示すように、最上段扉5の鍵部材43を、矢印A
方向に回動操作して、先述したように、その鍵部材43
の、ハウジング支柱との掛合を解除する一方、他の扉5
の鍵部材43を、矢印Bで示すように、上記回動方向と
は逆方向に回動操作して、それぞれの扉5の相互連結を
もたらし、次いで、図19に示すように、それらの扉5
を一体として手前側へ引張って、それぞれの差込み金具
42を位置決め孔41から抜き出すことによりその取り
外しを行うことができる。そして、このようなして取り
外したそれぞれの扉5の、ハウジング1への一体的な再
装着は、上述したところとは逆の手順により行うことが
できる。
【0051】またここで、特定の扉5だけの取り外し
は、図20に示すように、目的とする扉5の鍵部材43
を回動操作して、それらの鍵部材43の、ハウジング支
柱に対する掛合を解除した状態で、その扉5だけを手前
に引き抜くことにより行うことができ、取り外した扉5
の再装着は、これとは逆の操作によって行うことができ
る。
【0052】図21は、さらに他の実施の形態を示す分
解斜視図である。これは、上下に整列するそれぞれの扉
5の各々に、共通の扉フレーム51に設けた位置決め孔
52に掛脱する、それぞれ二個ずつの扉支持金具53を
設けるとともに、その扉5を扉フレーム51、直接的に
はその横桟部分51aに掛脱させる鍵部材54を設け、
そして、扉フレーム51の下端に、ハウジング基板3に
設けた二個の支持舌片55に嵌まり合う掛合孔56を形
成し、さらに、この扉フレーム51の上端部に、それを
ハウジング天板2に掛脱させる他の鍵部材57を設けた
ものである。なお図中58は、天板2に設けた、鍵部材
57のための鍵穴を示す。
【0053】この構成によれば、整列する扉5の一体的
な取り外しは、図22に示すように、扉フレーム51を
ハウジング1から取り外すことにより行うことができ、
特定の扉5の取り外しは、図23に示すように、鍵部材
54の操作の下に、それを扉フレーム51から取り外す
ことにより行うことができる。
【0054】従って、これらのいずれの連結・分離構造
をもってしても、最先に述べたものと同様の作用効果を
もたらすことができる。
【0055】以上この発明の実施の形態を図面に示すと
ころに基いて説明したが、それらの構造を天地が逆にな
るように構成することも可能である。
【0056】
【発明の効果】かくして、この発明によれば、複数枚の
扉を設けることの利点と、一枚の扉を設けることの利点
とのそれぞれをもとに享受して、扉全体の開閉および、
特定の扉だけの開閉を所要に応じて使い分けることで、
内部収納部品の保守点検、交換等に際する、扉開閉操作
の煩わしさを十分に除去し、かつ、余分な扉の開放を簡
単かつ確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】 ヒンジロッドの配設態様を示す、扉の背面斜
視図である。
【図3】 独立のロッドの配設態様を示す、扉の拡大背
面斜視図である。
【図4】 基板へのヒンジピンの配設態様を示す斜視図
である。
【図5】 整列扉の、ハウジングへの一体装着態様を示
す斜視図である。
【図6】 整列扉の一体的開放工程を示す縦断面図であ
る。
【図7】 整列扉の個別的開放工程を示す縦断面図であ
る。
【図8】 整列扉の個別開放状態を示す斜視図である。
【図9】 他の実施形態を示す斜視図である。
【図10】 雌雄嵌合部の拡大縦断面図である。
【図11】 扉の拡大図である。
【図12】 ハウジングに設けた位置決め孔および鉤金
具を示す斜視図である。
【図13】 整列扉の一体的な取り外し態様を示す斜視
図である。
【図14】 整列扉の個別の取り外し態様を示す斜視図
である。
【図15】 他の実施形態を示す斜視図である。
【図16】 扉の拡大図である。
【図17】 鍵部材の作用を示す図である。
【図18】 整列扉の一体的な取り外し工程を示す斜視
図である。
【図19】 整列扉の一体的な取り外し態様を示す斜視
図である。
【図20】 整列扉の個別の取り外し態様を示す斜視図
である。
【図21】 さらに他の実施形態を示す分解斜視図であ
る。
【図22】 整列扉の一体的な取り外し態様を示す斜視
図である。
【図23】 整列扉の個別の取り外し態様を示す斜視図
である。
【図24】 従来技術を示す分解斜視図である。
【図25】 他の従来技術を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 1a 区画壁 1b 扉支持金具 2 天板 3 基板 4 収納スペース 5 扉 5a 内向フランジ 5b,5c 貫通穴 5d,5e 爪穴 6 共通のヒンジロッド 7 ガイド金具 8,13,19,20 ばね座 9,14,21,22 コイルばね 10,15,23,24 操作レバー 11 独立のヒンジロッド 15a 方形舌片 16 舌片貫通穴 16a 下向き穴部 16b 水平スリット 17,18 ヒンジピン 31 T型突起 32 T型溝 33 雌雄嵌合部 34 先曲がり差込金具 35,43 鍵部材 36 連結ピン 37 連結解除レバー 38 切欠き 39,41,43,52,54,57 位置決め孔 40 鉤金具 42 差込み金具 43a 先端折曲爪 43b 中間折曲爪 51 扉フレーム 51a 横桟部分 53 扉支持金具 55 支持舌片 56 掛合孔 58 鍵穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 5/03 H05K 5/03 D Fターム(参考) 4E360 AB12 AB54 BA04 BA06 BB02 BB12 BB17 BC03 BC06 EA16 EB02 EC05 EC12 ED04 ED13 ED16 ED17 ED23 ED27 FA07 GA02 GA04 GA06 GA47 GB92

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に整列する複数枚の扉の一方の側部
    に、それらの扉の整列長さよりわずかに短い長さの共通
    のヒンジロッドを貫通させて配置するとともに、この共
    通のヒンジロッドをそれの一端側へばね付勢して、その
    先端をハウジングの天板もしくは基板に設けた穴に進入
    させ、基板もしくは天板のいずれか一方に、その板面か
    ら突出する方向にばね付勢されて、一の扉の穴内へ進入
    する一のヒンジピンを設け、これらの共通ヒンジロット
    およびヒンジピンのそれぞれに、それらの後退変位をも
    たらす操作レバーを取付け、それぞれの扉の他方の側部
    に、各扉の上下方向長さよりわずかに短い長さの独立の
    ヒンジロッドを配置するとともに、この独立のヒンジロ
    ッドをそれの一端側へばね付勢して、その先端を隣接す
    る扉または、天板もしくは基板に設けた穴に進入させ、
    基板もしくは天板のいずれか一方に、その板面から突出
    する方向にばね付勢されて、一の扉の穴内へ進入する他
    のヒンジピンを設け、それぞれの独立ヒンジロッドおよ
    び他のヒンジピンのそれぞれに、それらの後退変位をも
    たらす操作レバーを取付けてなる複数枚の隣接扉の連結
    ・分離構造。
  2. 【請求項2】 ヒンジロッドもしくはヒンジピンを後退
    位置に保持するための、操作レバーの位置拘束手段を設
    けてなる請求項1に記載の複数枚の隣接扉の連結・分離
    構造。
  3. 【請求項3】 共通のヒンジロッドの長さを、その先端
    の、整列した扉の内側への後退変位に伴って、基板もし
    くは天板から突出する一のヒンジピンが、その板面位置
    まで後退変位される長さとしてなる請求項1もしくは2
    に記載の複数枚の隣接扉の連結・分離構造。
  4. 【請求項4】 独立のヒンジロッドの長さを、その先端
    の、扉の内側への後退変位に伴って、隣接する扉また
    は、天板もしくは基板から突出するヒンジロッドまたは
    ヒンジピンが、扉表面位置または板面位置まで後退変位
    される長さとしてなる請求項1〜3のいずれかに記載の
    複数枚の隣接扉の連結・分離構造。
  5. 【請求項5】 上下に整列する複数枚の扉のそれぞれ
    に、整列方向と直交する扉板面方向の相対変位によって
    掛脱する雌雄嵌合部を設け、各扉に、ハウジング側に設
    けたそれぞれの位置決め穴に、扉の、前記板面方向の変
    位によって掛脱する複数の差込み金具を設けるととも
    に、ハウジング側に設けた鉤金具に対する扉の掛脱を司
    る鍵部材を配設し、天板もしくは基板に隣接する一の扉
    を除く他の扉に、隣接する扉側へばね付勢されて、先端
    がその隣接扉に設けた穴に進入する連結ピンを配設する
    とともに、各連結ピンに、それの後退変位をもたらす連
    結解除レバーを取付けてなる複数枚の隣接扉の連結・分
    離構造。
  6. 【請求項6】 雌雄嵌合部を、TもしくはL型突起と、
    TもしくはL型溝とで構成してなる請求項5に記載の複
    数枚の隣接扉の連結・分離構造。
  7. 【請求項7】 前記溝の側部に、突起の出し入れを許容
    する切欠きを設けてなる請求項6に記載の複数枚の隣接
    扉の連結・分離構造。
  8. 【請求項8】 上下に整列する複数枚の扉のそれぞれ
    に、ハウジング側に設けたそれぞれの位置決め孔に、ハ
    ウジングの正面側から掛脱する複数の差込み金具を設
    け、各扉の上部もしくは下部の二個所に、その扉を、隣
    接する扉または、天板もしくは基板と、ハウジング支柱
    とに選択的に掛脱させるとともに、それらのいずれから
    も離脱させる鍵部材を設けてなる複数枚の隣接扉の連結
    ・分離構造。
  9. 【請求項9】 上下に整列する複数枚の扉の各々に、共
    通の扉フレームに設けた位置決め孔に掛脱する扉支持金
    具を設けるとともに、その扉を扉フレームに掛脱させる
    鍵部材を設け、共通の扉フレームの下端に、ハウジング
    基板に設けた支持舌片に嵌まり合う掛合孔を形成すると
    ともに、その扉フレームの上端部に、扉フレームを、ハ
    ウジング天板に掛脱させる他の鍵部材を設けてなる複数
    枚の隣接扉の連結・分離構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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