JP2002021132A - 給水栓 - Google Patents

給水栓

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JP2002021132A JP2000205145A JP2000205145A JP2002021132A JP 2002021132 A JP2002021132 A JP 2002021132A JP 2000205145 A JP2000205145 A JP 2000205145A JP 2000205145 A JP2000205145 A JP 2000205145A JP 2002021132 A JP2002021132 A JP 2002021132A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】給水圧が高くても切り換えの操作性を悪化させ
ない給水栓を、簡単な構造によって提供することがで
き、しかも、既存の給水栓にも容易に適用できるように
すること。 【解決手段】水栓本体から湯や水が供給される流入路2
4と、流入路24に弁口7a,7b,7cを介して連通
する複数の流出路11a,11b、11cと、弁口7
a,7b、7cの一次側に設けられた弁体40により弁
口7a,7b,7cを開閉して流入路24との連通を各
流出路11a,11b、11cの何れかに切り換える切
換弁装置31と、を内部に有する吐水具1を備えてなる
給水栓であって、水栓本体と切換弁装置31との間に、
二次側の圧力を低下させる減圧装置60を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本各発明は、水栓本体から湯
や水が供給される流入路と、該流入路に弁口を介して連
通する複数の流出路と、前記弁口の一次側に設けられた
弁体により弁口を開閉して前記流入路との連通を前記各
流出路の何れかに切り換える切換弁装置と、を内部に有
する吐水具を備えてなる給水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば吐水形態を束状の集中
吐水又はシャワー吐水等に切り換え可能としたシャワー
ヘッド等の吐水具を備えた給水栓がある。ここで、上記
切換は、水栓本体から湯や水が供給される流入路と、束
状の集中吐水を行う吐水口やシャワー吐水を行う吐水口
等への複数の流出路のうちの何れかとの連通を適宜切り
換える切換弁装置により行われるのが通常である。そし
て、上記各流出路は弁口を介して流入路と連通されてお
り、切換弁装置としては、各弁口間を移動して一方の弁
口を閉塞すると共に他方を開放する球状の弁体を備えて
なるものが一般的に採用されている。また、このような
切換弁装置では、上記弁体が弁口の一次側に配設された
ものが一般的に採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記弁体の駆動は、吐
水具に設けられた切換ボタン等の操作部の操作により行
われるのであるが、従来の給水栓では、切換弁装置の弁
体が弁口の一次側に配設されているため、所望の弁口を
閉塞する弁体には、水栓本体から供給される湯や水の圧
力、すなわち給水圧により、着座方向の応力が加わり、
弁体は弁口に圧着された状態となる。そして、給水圧が
高くなればなる程、上記応力は増大するため、操作部の
操作荷重が重くなる。このように、従来の給水栓では、
給水圧が高くなると、切り換えの操作性が悪化するとい
う問題が生じていた。特に、近時、吐水形態を多種に切
り換えることができるようにした吐水具を備えた給水栓
が多く知られているが、このような給水栓では、切り換
えのための複雑な機構を必要とすることから、操作荷重
が重くなり易く、給水圧よる操作性への影響は顕著なも
のとなる。
【0004】尚、特開2000−96643号公報に
は、切換弁装置を有するシャワーヘッドを備え、しか
も、水栓本体の上流側に減圧弁を備えた給水栓が記載さ
れている。このような給水栓では、水栓本体の上流側に
て給水圧を低減させることができるため、吐水具の切換
弁装置の弁体には、低減された給水圧しか加わらず、切
り換えの操作荷重が無用に重たくなることを防止するこ
とができる。しかしながら、この給水栓では、次のよう
な問題を生じる。
【0005】特開2000−96643号公報記載の給
水栓は、シャワーヘッドのハンドルにて止水した状態
で、固定板と可動板とを備えたセラミックカートリッジ
に高い給水圧が加わらないようにするために、セラミッ
クカートリッジの上流側に減圧弁を取り付けたものであ
る。このため、既存の給水栓に減圧弁を設けようとする
と、通常では隠蔽されている水栓本体の上流側の配管部
分に減圧弁を組み込まなければならず、その作業は大掛
かりで煩雑なものとなる。よって、既存の給水栓に容易
に適用することができない。また、減圧弁の修理やメン
テナンスに際しても、大掛かりで煩雑な作業を必要とす
る。
【0006】また、減圧弁としては、給水圧が高い状態
では流路を完全に閉塞するものを採用しなければならな
い。何故ならば、流路を完全に閉塞しないと、シャワー
ヘッド側にて止水した状態では、セラミックカートリッ
ジに減圧されないままの給水圧が加わってしまうことに
なるからである。よって、減圧弁として、構造が複雑で
堅固なものを採用しなければならず、給水栓全体とし
て、コスト高となってしまう。
【0007】本各発明は上記した従来の給水栓の問題点
を解消するものであり、給水圧が高くても切り換えの操
作性を悪化させない給水栓を、簡単な構造によって提供
することができ、しかも、既存の給水栓にも容易に適用
できるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本各発明の採った手段を以下に説明する。本発明
の請求項1に記載の給水栓は、「水栓本体から湯や水が
供給される流入路と、該流入路に弁口を介して連通する
複数の流出路と、前記弁口の一次側に設けられた弁体に
より弁口を開閉して前記流入路との連通を前記各流出路
の何れかに切り換える切換弁装置と、を内部に有する吐
水具を備えてなる給水栓であって、前記水栓本体と前記
切換弁装置との間に、二次側の圧力を低下させる減圧装
置を備えたことを特徴とする給水栓」である。
【0009】ここで、「切換弁装置」としては、弁体に
より流路を開閉することにより通水又は止水を行うこと
で流路の切換を行うことのできる弁機構を備えた装置を
いう。具体的には、複数の弁口間を移動する球状の弁体
や、弁口を構成する筒状の部材に挿嵌され、スライドす
ることで弁口を開閉する筒状の弁体などを備えてなるも
のを例示できる。また、「減圧装置」としては、流路の
開口量を少なくして流量を低下させ、もって二次側の圧
力を低下させるものや、給水圧の上昇に伴って流通する
湯や水に大きな抵抗を与える抵抗部材により流量を低下
させ、もって二次側の圧力を低下させるものなどを例示
できる。
【0010】本発明では、弁口の一次側に備えられた弁
体が、複数の流出路の弁口を選択的に開閉することによ
り流入路と連通する流出路の切り換えを行う切換弁装置
を採用しており、この切換弁装置により、例えば、シャ
ワー散水とストレート吐水など、吐水形態などを切り換
える。このような切換弁装置では、吐水時に、開口され
た特定の弁口から通水が行われると共に、これに伴っ
て、他のいずれかの弁口を閉止している弁体に給水圧が
かかり、弁体がその弁口に圧着される。そこで、上記の
ような減圧装置を設けることによって、一定以上の圧力
が弁体にかからないようにすることができる。
【0011】また、本発明では、「減圧装置」を水栓本
体と切換弁装置との間に備えている。よって、既存の給
水栓に減圧装置を組み込むに際しては、煩雑となり易い
水栓本体の上流側での作業を必要とせず、水栓本体の下
流側での簡便な作業により減圧装置を組み込むことがで
きる。また、水栓本体の下流側は、作業が容易な部位で
あることから、減圧装置のメンテナンス等も容易に行う
ことができる。さらに、給水圧は、弁口に湯や水が流通
している状態において、特定の弁口を閉塞する弁体に加
わるのであるから、減圧装置としては、湯や水が流通し
ている状態で給水圧を低下させればよい。よって、減圧
装置として、流路を完全に閉塞して給水圧を低下させる
ような構造のものばかりでなく、流路を完全に閉塞しな
い簡便な構造で安価なものを採用することができる。
【0012】尚、「水栓本体と切換弁装置との間に減圧
装置を備える態様」としては、吐水具自体に減圧装置を
組み込む態様、水栓本体にホースを介して吐水具が接続
される場合には前記ホース自体に減圧装置を組み込む態
様、水栓本体とホースとの接続部分に減圧装置を組み込
む態様、ホースと吐水具との接続部分に減圧装置を組み
込む態様、等を例示できる。また、既存の給水栓に適用
する場合には、減圧装置が組み込まれた吐水具自体やホ
ース自体を交換したり、水栓本体とホースとの間や吐水
具とホースとの間に減圧装置を追加すればよい。
【0013】ところで、請求項2に記載の発明のよう
に、「弁体が弁口に嵌入する球面部を有する構成」の給
水栓に、請求項1記載の発明を適用すると好適である。
【0014】弁体を、複数の弁口間を移動して、所望の
弁口を開放すると共に他の弁口を閉塞するものとする一
方で、弁口を、ゴムや柔軟な樹脂等の弾性材により形成
し、弁口に着座する部分の弁体の一部に球面部を設け、
弁体が弁口に嵌入するようにして、弁口を確実に閉塞す
ることができるようにした切換弁装置がある。このよう
な切換弁装置では、弁体を一の切換位置から他の切換位
置に移動させる際に、他の弁口の場所まで弁体を移動さ
せる必要がある。ここで、弁体を移動させる際には、上
記のように弁口に嵌入している弁体を弁口から離れる方
向にいったん乗り上げさせる必要があり、その操作には
大きな力が必要となる。したがって、このように弁体が
弁口に嵌入する切換弁装置を用いた給水栓に請求項1に
記載の発明を適用すると、高い給水圧時の操作性の悪化
を回避でき好適である。なお、「球面部」とは弁体全体
が球状であるほか、弁体の一部に球面を有するものも含
む趣旨である。
【0015】本発明の請求項3に記載の給水栓は、「前
記減圧装置が前記吐水具に内蔵されたことを特徴とする
請求項1又は請求項2に記載の給水栓」である。
【0016】減圧装置が吐水具に内蔵されていれば、既
存の給水栓に適用する場合に、吐水具だけを取り外して
交換すればよい。また、減圧装置のメンテナンスも吐水
具のみを取り外せば足りる。よって、既存の給水栓に、
より一層適用し易くなる。
【0017】本発明の請求項4に記載の給水栓は、「前
記減圧装置が、給水圧により弾性変形して減圧流路の開
口量を少なくする減圧体を備えてなることを特徴とする
請求項1から請求項3までの何れかに記載の給水栓」で
ある。
【0018】スプリングを用いたシリンダー機構等の機
械的な機構により作動する減圧装置では、構造が複雑と
なり、全体が大型化する。これに対して、本発明では、
弾性変形する減圧体を採用することで、減圧装置を簡便
な機構とすることができる。したがって、例えば吐水具
にこの減圧装置を内蔵することとしても、吐水具自体が
大型化することを回避でき、吐水具の使用感を損なうこ
とがない。尚、減圧体としては、具体的にはOリングな
どを例示でき、このような減圧体を、給水圧が高まると
減圧流路を遮るように弾性変形する大きさ又は弾性に設
定し、環状に開口する減圧流路に取り付ければよい。ま
た、減圧体により減圧流路を完全に閉塞しない構造とす
ると、より簡易な構造の減圧装置とすることができ、好
適である。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、請求項1から請求項4まで
の各発明を適用した給水栓の実施の形態を図1乃至図9
を参考にして詳細に説明する。図1に示すように、吐水
具1は、給水栓の水栓本体(図示省略)にホース2を介
して接続されており、本例では、吐水具1として、手持
ち式のシャワーヘッドが適用されている。また、吐水具
1の本体部3基端側には、水栓本体に設けられた支持具
や水栓本体とは個別に設けられた支持具に着脱可能な係
合部4が設けられており、この吐水具1は、上記支持具
に、ホース2と共に引き出し自在に支持される。また、
吐水具1には、その本体部3に減圧装置60が内蔵され
ており、この減圧装置60の下流側には、後述する切換
弁装置31が内蔵されている。そして、本体部3の先端
には、切換弁装置31を駆動して、吐水具1からの吐水
形態の切換操作を行うための3つの操作ボタンA,B,
Cが備えられている。また、本体部3の下面にはフェイ
ス10が取り付けられている。上記のように、吐水具1
がホース2と共に支持具に引き出し自在に支持される態
様では、ホース2と水栓本体との接続部分やホース2と
吐水具1との接続部分、或いはホース2自体に減圧装置
60を組み込むことは困難である。よって、吐水具1自
体に減圧装置60を組み込むこととするのが好適であ
る。
【0020】図1及び図5を参照して説明すると、フェ
イス10奥にはそれぞれに区画された第一流路11b,
第二流路11c,第三流路11aが、中心から外側にか
けて順に設けられており、これら各流路11b,11
c,11aが、本各発明における「複数の流出路」を構
成する。フェイス10にはその略中央に、整流され束状
に集中された吐水を行う集中吐水口12が備えられてい
る。集中吐水口12の内部には泡沫ユニット54が取り
付けられており、給水栓からホース2を経て、集中吐水
口12奥に設けられた第一流路11bから流入する湯や
水が、この泡沫ユニット54を経ることにより空気を混
入した集中吐水となって排出される。
【0021】集中吐水口12の回りのフェイス10表面
には、円周状に配設された第一散水部14が設けられて
いる。この第一散水部14には、第二流路11cに連通
する多数の散水孔16が穿設されている。散水孔16
は、フェイス10の吐水方向の軸心に対して平行してそ
れぞれ穿設されており、多数の散水孔16からストレー
ト散水を行うことができる。
【0022】さらに、第一散水部14の回りには、同様
に円周状に配設された第二散水部18が設けられてい
る。この第二散水部18には、第三流路11aに連通す
る多数の外向散水孔21,散水孔22が穿設されてい
る。そして図1に示すように、外向散水孔21は、散水
部18の外周寄りに円周状に穿設され、散水孔22は、
内周寄りに円周状に穿設されている。
【0023】各々の外向散水孔21はフェイス10吐水
方向の軸心に対して外向きに形成されており、フェイス
10の吐水方向の軸心に対して、フェイス10外周方向
に約10〜30°の角度で湯や水が吐出されるように構
成されている。
【0024】散水孔22は、フェイス10の吐水方向の
軸心に対してそれぞれ角度を異ならせて形成された3種
類の散水孔からなっている。これらの散水孔22は、そ
れぞれフェイス10外周方向に約5〜15°の角度、フ
ェイス10の吐水方向の軸心と略平行、フェイス10の
内周方向に約1〜5°の角度で吐水を行うように構成さ
れている。
【0025】第二散水部18では、第二散水部18外周
寄りに周設された外向散水孔21からは、吐水具1の吐
水方向の軸心から大きく外向きの角度で散水が行われる
とともに、散水孔22からは小さく外向きの角度、軸心
と平行、軸心に対して内向きの角度でそれぞれ散水がな
される。したがって、第二散水部18全体からの散水
は、吐水具1から離れた位置ではその外径が大きくなる
とともに内径も狭くなり、これらの吐水の間にも散水さ
れることにより全体として散水形状が大きくなるととも
にその面積も大きくなる。このように構成された第二散
水部18からの散水により、例えば、大きな丸皿であっ
ても、わずかな時間・湯水の量で皿全体に散水を行き渡
らせることができ、素早い洗浄、特に食器の予備洗いな
どを迅速に行うことができる。
【0026】また、フェイス10の最も外側に、外向散
水孔21を最も多く設けた(第一散水部18に設けられ
る総散水孔数の約2分の1)ので、第二散水部18から
の吐水を選択した際には、最も外側の吐水が膜状に近く
なり、とぎれが少なくなる。よって、皿などの被洗浄物
の汚れを落とす際には、一時に素早く汚れを洗い流すこ
とができ、汚れを残り難くすることができる。また、外
向散水孔21のみならず、内向きに散水する散水孔22
も備え、さらに、両者の間に吐水される散水孔22をも
備えているので、第二散水部18からの散水がよりまん
べんなく行われ、素早い洗浄が可能となる。さらには、
やや外側に散水する散水孔22をも備えているので、第
二散水部18からの散水がより一層まんべんなく行わ
れ、素早い洗浄が可能である。
【0027】次いで、吐水具1からの吐水形態を切り換
える切換弁装置について、図6乃至図8を参照して説明
する。図8に示すように、この吐水具1では、集中吐水
口12からの集中吐水(図8(a)参照)、第一散水部
14からのストレート散水(図8(b)参照)、第二散
水部18からの拡散されたシャワー散水(図8(c)参
照)をそれぞれ行うことができる。
【0028】図6に示すように、吐水具1の先端には、
上記した3種類の吐水形態を切り換えるための3個の操
作部A,B,Cが設けられている。操作部A,B,Cは
吐水具1の先端に正面視左側から順に吐水具1先端部分
を半円状に取り囲むように取り付けられている。このよ
うに各操作部A,B,Cを配設することにより、吐水具
1を手で保持した際に、保持した手の指でそれぞれの操
作部A,B,Cを自然に操作できるので、操作部A,
B,Cの操作性を向上させることができる。操作部A,
B,Cは、吐水具1の内方に向かって押し込むように操
作する押動式のものとされている。これらの操作部Aの
押動操作により第二散水部18からの吐水を行い、操作
部Bの押動操作により集中吐水口12から,操作部Cの
押動操作により第一散水部14からの吐水を行うように
構成されている。
【0029】操作部A,Cは、吐水具1の両側部にそれ
ぞれ設けられた凹部26に押動可能に取り付けられてお
り、各々の操作部A,Cを押し込んだときには凹部26
内方に操作部A,Cが埋没するように設けられている。
また同様に、操作部Bは、吐水具1の先端に設けられた
凹部28に押動可能に取り付けられており、操作部Bを
押し込んだときには凹部28内方に操作部Bが埋没する
ように設けられている。このようにして、いずれの吐水
形態が選択された状態かが各操作部A,B,Cの状態か
ら容易に判別できるように構成されている。
【0030】操作部A,C裏面側の凹部26内には、円
筒状の挿通部30が設けられている。この挿通部30
は、凹部26に穿設された挿通孔5に、その外周面に取
り付けられたパッキン6を介して水密状態で摺動自在に
挿通され、吐水具1内部において、ホース2を介して水
栓本体に連通する流入路24に突出するように取り付け
られている。そして、挿通部30の先端は、後述する弁
装置32のアーム34に、ピン36を介して軸着されて
いる。
【0031】吐水具1内部には、上記した3つの吐水形
態を切り換えるための切換弁装置31が備えられてい
る。この切換弁装置31は、第三流路11aを経て第二
散水部18へと通じる弁口7a、第一流路11bを経て
集中吐水口12へと通じる弁口7b及び第二流路11c
を経て第一散水部14へと通じる弁口7cを備えてお
り、これら各弁口7a,7b,7cは、第三流路11
a、第一流路11b及び第二流路11cと、流入路24
との間に配設された弁座33に形成されている。また、
各弁口7a,7b,7cの流入路24側、すなわち一次
側には、各弁口7a,7b,7cを開閉する2つの弁装
置32を備えている。
【0032】弁装置32は、流入路24内にピン38を
介して揺動自在に軸着されたアーム34と、このアーム
34の先端に設けられ、スプリング41により弁座33
方向に付勢された鋼球等の弁体40を収容する弁ケース
42とを備えている(図4参照)。ここで、アーム34
は、略くの字状に形成されており、ピン38に対して先
端側が支持アーム44、他端側が係合アーム46とされ
ている。そして、操作部A側の係合アーム46の先端に
は、上方に向けて突起47が設けられ、一方、操作部B
側の係合アーム46の先端には、下方に向けて突起48
が設けられている。係合アーム46は、各々、操作部B
の上側又は下側に重なるように延出されているが、係合
アーム46が吐水具1先端側からみて前後方向に揺動さ
れる際にも、互いに干渉しない高さに形成されている。
このような構成により、支持アーム44は、操作部A,
Cの押動操作により、ピン38を支点として吐水具1内
方に揺動されるように構成されている。
【0033】一方、操作部A,C間に設けられた操作部
Bは、吐水具1に押動自在に取り付けられている。操作
部Bの奥端側には、上記した係合アーム46の突起4
7,48が摺動自在に係合される長孔50を備えた突出
部52が設けられている。突出部52は、凹部28に穿
設された挿通孔5に、その外周面に取り付けられたパッ
キン6を介して水密状態で摺動自在に挿通され、流入路
24に突出するように取り付けられている。そして、係
合アーム46が、操作部Bの押動操作により、突起4
7,48を介して、ピン38を支点として弁座33方向
に揺動されるように構成されている。
【0034】このように構成された切換弁装置31の作
動について説明する。図6に示すように、操作部Bを押
し込むと、係合アーム46が長孔50内の突出部52基
端部側の内壁面に押圧されて揺動し、これに伴いピン3
8を支点として弁装置32が揺動され、操作部A側の弁
装置32により弁口7aが閉塞され、操作部C側の弁装
置32により弁口7cが閉塞されると共に、弁口7bが
開放される。また、これにより、ピン36により連結さ
れた操作部A,Cが突出方向に移動する。
【0035】これに対して、操作部Cを押し込むと、図
7に示すように、挿通部30に取り付けられた操作部C
側の弁装置32が揺動されて、弁口7cが開放されると
共に弁口7bが閉塞される。この時、操作部C側の弁装
置32の係合アーム46により操作部Bの突出部52が
押されて、操作部Bは吐水具1先端方向に移動する。ま
た、図示は省略するが、操作部Cを押し込んだ状態か
ら、操作部Aを押し込むと、操作部A側の弁装置32が
その挿通部30を介して揺動されて、弁口7aが開放さ
れると共に弁口7bが閉塞される。この時、操作部A側
の弁装置32の弁ケース42により、操作部C側の弁装
置32の弁ケース42が押されて、操作部C側の弁装置
32は弁口7cを閉塞する方向に揺動する。これによ
り、操作部Cは、挿通部30を介して突出方向に移動す
る。
【0036】このようにして、操作部Aを押動すると第
二散水部18へと通じる弁口7aが開放されて、図8
(c)に示すように拡散されるシャワー散水が行われ、
操作部Bを押動すると集中吐水口12へと通じる弁口7
bが開放されて、図8(a)に示すように集中吐水が行
われ、操作部Cを押動すると第一散水部14へと通じる
弁口7cが開放されて、図8(b)に示すようにストレ
ート散水が行われる。
【0037】次いで、吐水具1に内蔵された減圧装置6
0について説明する。図2に示すように、減圧装置60
は、ケーシング62内にリング状の減圧体64が装着さ
れた構造となっており、吐水具1の流入路24に組み込
まれている。本実施の形態では減圧体64としてOリン
グを採用している。ケーシング62は、略円筒形状に形
成されており、中心部分に円柱部72を備え、この円柱
部72は、複数の梁70により支持されている。そし
て、隣合う梁70の間には、減圧流路74がそれぞれ形
成されている。また、ケーシング62の内周面には円柱
部72方向に向けて複数の突状76が突設されている。
そして、円柱部72の外周には、減圧体64が取り付け
られている。
【0038】図2は、所定値より低い給水圧の状態を示
しており、この状態では、弁体64とケーシング62内
壁面との間に適度な空間が設けられ、減圧流路74は大
きく開口する。よって、この状態では、減圧装置60の
一次側66から二次側68へと湯や水が円滑に流通し、
二次側68の圧力はさほど低下しない。一方、給水圧が
高まると、図3に示すように、減圧体64は、給水圧に
よって弾性変形して外側に拡開する。これにより、減圧
流路74が適度に狭められて湯や水の流通量が低下し、
減圧装置60の二次側68では、圧力が低下する。ま
た、一次側66の給水圧が所定値より低下すると、減圧
体64は、自己の弾性により復元し(図3参照)、減圧
流路74は通常の開口量に戻る。
【0039】尚、給水圧が高くなった場合でも、ケーシ
ング62内周面に設けられた突状76により減圧体64
の一定以上の拡開が規制され、減圧流路74の最低限の
開口量が確保される。この最低限の開口量は、突状76
の内方向への突出量により調節できる。また、突状76
に限られず、他の形状の突起などを用いたり、減圧体6
4そのものの弾性力を設定することで弾性変形する量を
規制して、最低限の開口量を調節することもできる。
【0040】このような減圧装置60により、給水圧が
高い状態であっても、減圧装置60の二次側では給水圧
が低下されて、減圧装置60の二次側に設けられた切換
弁装置31では、弁体40にかかる弁口7c方向への給
水圧が低下する。よって、例えば図4に示すように、弁
体40が弁口7cから弁口7bに移動するに際して必要
とされる力を低くすることができる。これにより、図6
及び図7に示す一例のように、操作部Bを押し込んだ状
態から操作部Cを押動操作する際等の操作荷重、すなわ
ち切換弁装置31の操作荷重、を不必要に重くせず、切
換弁装置31の操作性が向上する。
【0041】本実施の形態では、上記のような極めて簡
便な構造の減圧装置60を採用したので、吐水具1に内
蔵しても吐水具1が大型化せず、また製造コストも低廉
であり好適である。
【0042】しかしながら本各発明にいう減圧装置は上
記した減圧装置60に限られない。図9に示すのは、特
に、請求項1から請求項3までの何れかに記載の給水栓
に適用される別の減圧装置80である。この減圧装置8
0は、内蔵されたピストン82内に流路84を設けると
ともに流路84の開口88近傍に流路84を閉止可能な
閉止部90を設け、一方、流路84を開放する方向にピ
ストン82を付勢するスプリング86を設け、減圧装置
80の二次側の給水圧が高まる場合に、ピストン82が
スプリング86の付勢力に抗して移動し、流路84の開
口88を閉止部90に近接させて流路84の通水量を減
少させ、もって、二次側の給水圧を低下させるものであ
る。
【0043】減圧装置80の一次側流路96に閉止部9
0が設けられている。閉止部90は、減圧装置80の略
中心部分に梁を介して支持されており、閉止部90と減
圧装置80の内周面との間には、閉止部90を貫通する
連絡流路81が適宜設けられている。閉止部90の下流
側にはピストン82が摺動自在に取り付けられている。
ピストン82は、一次側流路96寄りに小径部85と、
二次側流路98寄りにフランジ83とを有しており、フ
ランジ83と減圧装置80内周面との間にはシール部材
92が取り付けられている。減圧装置80の内周面に
は、ピストン82の小径部85が摺接する突出部94が
周設されており、突出部94と小径部85との間にはシ
ール部材92が取り付けられている。そして、ピストン
82のフランジ83と、減圧装置80内周面の突出部9
4との間にスプリング86が取り付けられている。ま
た、スプリング86が取り付けられる部位の減圧装置8
0壁面には、外部と連通する透孔96が穿設されてお
り、スプリング86が取り付けられるピストン82と減
圧装置80内壁面との間は大気開放されている。
【0044】上記したように、一次側流路96の給水圧
が高まり、連絡流路81,流路84を経て二次側流路9
8への湯や水の流量が増加すると、二次側流路98の水
圧が高まる。すると、ピストン82のフランジ83に加
わる水圧により、スプリング86の付勢力に抗して、ピ
ストン82が一次側流路96方向に移動する。これによ
りピストン82の流路84の開口88が閉止部90に近
接し、開口88に流入する湯や水の量が減少する。ま
た、場合によっては、開口部88が閉止部90に密着し
て、湯や水の流通を停止させる。このようにして、二次
側流路98への湯や水の流量が減少されて、二次側流路
98の水圧が低下される。
【0045】また、二次側流路98の水圧が所定値より
低下すると、スプリング86の付勢力が勝って、ピスト
ン82が二次側流路98方向に移動する。これに伴っ
て、開口88と閉止部90との間隔が広がり、二次側流
路98への湯や水の流量が増加する。そして、二次側流
路98の水圧が所定値以上に高まると、再度ピストン8
2が一次側流路96方向に移動して、二次側流路98の
水圧が無用に高くなるのを防止する。実際には、この動
作が極めて短時間に繰り返され、適度な湯や水の流量に
調整される。
【0046】本実施の形態では、上記のように構成した
が、これに限られることなく本各発明の趣旨の範囲内で
種々の変更が可能である。例えば、上記実施の形態で
は、シャワー散水やストレート吐水の吐水形態を切り換
える給水栓を例示したがこれに限られず、例えば、水道
水のままの原水と浄水処理を行った浄水とを切り換える
切換弁装置など、広く流路を切り換える切換弁装置を備
える給水栓に適用可能である。
【0047】また、減圧装置を設ける位置は上記した吐
水具1基端部側に限られず、請求項3に記載の給水栓で
は、切換弁装置31よりも上流側であれば、吐水具1内
のいずれでも良い。さらに請求項1、2又は4に記載の
給水栓では、吐水具1内に限られず、ホース2内やホー
ス2と水栓本体の間等に設けることとしてもよい。
【0048】また、請求項4に記載の発明では、減圧
体、減圧流路は上記したものに限られない。例えば、減
圧流路を中央部分に設け、この減圧流路を囲むように減
圧体を組み込み、所定以上の給水圧となった場合には、
減圧体が縮径することとして減圧流路の開口量を調節す
ることとしても良い。
【0049】
【発明の効果】本各発明は上記のように構成されている
ので、給水圧が高くても切り換えの操作性を悪化させな
い給水栓を、簡単な構造によって提供することができ、
しかも、既存の給水栓にも容易に適用できる。また、特
に、請求項3の発明では、吐水具のみを取り外す又は取
り換えるだけで既存の給水栓に容易に適用することがで
き、請求項4の発明では、簡便な構造の減圧装置を用い
ることにより、減圧装置の組み込みを容易にし、吐水具
に組み込んだ際にもコンパクトな吐水具とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】吐水具の斜視図である。
【図2】(a)は減圧装置の要部横断面図であり、
(b)は、(a)のX−X線断面図である。
【図3】(a)は減圧装置の要部横断面図であり、
(b)は、(a)のX−X線断面図である。
【図4】切換弁装置の要部拡大縦断面図である。
【図5】図1の吐水具のフェイスの縦断面図である。
【図6】切換弁装置を示す吐水具の横断面図である。
【図7】切換弁装置を示す吐水具の横断面図である。
【図8】(a)、(b)及び(c)は、各々、切換弁装
置による吐水形態の切り換え状態を示す吐水具の側面図
である。
【図9】(a)及び(b)は、別の減圧装置の縦断面図
である。
【符号の説明】
1;吐水具、2;ホース、3;本体部、4;係合部、
5;挿通孔、6;パッキン、7a,7b,7c;弁口、
10;フェイス、11a;第三流路、11b;第一流
路、11c;第二流路、12;集中吐水口、14;第一
散水部、16;散水孔、18;第二散水部、21;外向
散水孔、22;散水孔、24;流入路、26;凹部、2
8;凹部、30;挿通部、31;切換弁装置、32;弁
装置、33;弁座、34;アーム、36;ピン、38;
ピン、40;弁体、41;スプリング、42;弁ケー
ス、44;支持アーム、46;係合アーム、47;突
起、48;突起、50;長孔、52;突出部、54;泡
沫ユニット、60;減圧装置、62;ケーシング、6
4;減圧体、66;一次側、68;二次側、70;梁、
72;円柱部、74;減圧流路、76;突状、80;減
圧装置、81;連絡流路、82;ピストン、83;フラ
ンジ、84;流路、85;小径部、86;スプリング、
88;開口、90;閉止部、92;シール部材、94;
突出部、96;一次側流路、98;二次側流路、99;
透孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安達 正範 岐阜市黒野308番地 株式会社ケーブイケ ー内 Fターム(参考) 2D060 BB01 BE09 4F033 AA11 BA04 CA03 CA04 CA12 DA05 EA01 GA03 GA10 NA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水栓本体から湯や水が供給される流入路
    と、該流入路に弁口を介して連通する複数の流出路と、
    前記弁口の一次側に設けられた弁体により弁口を開閉し
    て前記流入路との連通を前記各流出路の何れかに切り換
    える切換弁装置と、を内部に有する吐水具を備えてなる
    給水栓であって、 前記水栓本体と前記切換弁装置との間に、二次側の圧力
    を低下させる減圧装置を備えたことを特徴とする給水
    栓。
  2. 【請求項2】前記弁体が、前記弁口に嵌入する球面部を
    有することを特徴とする請求項1に記載の給水栓。
  3. 【請求項3】前記減圧装置が前記吐水具に内蔵されたこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の給水栓。
  4. 【請求項4】前記減圧装置が、給水圧により弾性変形し
    て減圧流路の開口量を少なくする減圧体を備えてなるこ
    とを特徴とする請求項1から請求項3までの何れかに記
    載の給水栓。
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