JP2002019893A - 飲料ディスペンサ - Google Patents
飲料ディスペンサInfo
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- JP2002019893A JP2002019893A JP2000201396A JP2000201396A JP2002019893A JP 2002019893 A JP2002019893 A JP 2002019893A JP 2000201396 A JP2000201396 A JP 2000201396A JP 2000201396 A JP2000201396 A JP 2000201396A JP 2002019893 A JP2002019893 A JP 2002019893A
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Abstract
くし、注出される飲料の温度上昇を抑制する。 【解決手段】 筐体11の内部に配設される水槽13の
内部には、前側に位置するタンク収納空間S1と、後側
に位置する蒸発管収納空間S2とが連通状態で画成さ
れ、両収納空間S1,S2に冷却水が貯溜される。水槽1
3のタンク収納空間S1には、飲料を貯溜する第1の飲
料タンクおよび第2の飲料タンク17が並列に収納され
る。水槽13の蒸発管収納空間S2に、冷凍装置32か
ら導出する蒸発管36が収納配置される。水槽13の底
部には、各飲料タンク17を、対応する注出コック21
に連通接続する注出管23が配設される。
Description
サに関し、更に詳細には、水槽に貯溜されている冷却水
の一部を氷結することで、該水槽に収納した飲料タンク
に貯溜されている飲料を冷却する蓄氷式の飲料ディスペ
ンサに関するものである。
料を注出する飲料ディスペンサでは、筐体の内部に、冷
却水が貯溜された水槽が配設されると共に、該水槽の内
部には、所要量の飲料を貯溜する飲料タンクが冷却水に
一部を浸漬した状態で収納される。また冷凍装置から導
出する蒸発管が、飲料タンクを取囲む巻回状態で配置さ
れるようになっている。そして、冷凍装置の冷却運転に
より冷却水を蒸発管の周囲に氷結させ、得られた氷塊に
より冷却される冷却水を介して飲料タンク内の飲料を間
接的に冷却するよう構成している。また飲料タンクは、
筐体の前部に配設した注出コックに連通接続され、該コ
ックを開放操作することで、タンク内の飲料は注出コッ
クを介して注出されるようになっている。
ィスペンサでは、前記飲料タンクを取囲むように蒸発管
が巻回状態で配置されているため、該タンクの外面と水
槽の内面との間には、蒸発管およびこれに氷結する氷塊
の厚みを考慮した隙間を設ける必要がある。このため、
筐体の前部に配設される注出コックと飲料タンクとが位
置的に離れ、両者を連通接続する注出管が長くなり、飲
料タンクの飲料が注出管を介して注出コックに至る間に
温度上昇し易くなる難点が指摘される。また注出管が長
いと、注出間隔が長くなったときに温度上昇する飲料の
量が多くなり、再開後の最初に注出される飲料が飲用に
適さない温度となるおそれがあった。そのため、従来は
蒸発管に氷結する氷塊の厚みを薄く設定することで、飲
料タンクと注出コックとの配管距離の短縮化を図ってい
るが、この場合には氷塊が短時間で融けるために冷凍装
置の運転間隔が短かくなり、ランニングコストが嵩む問
題を招いていた。
列に収納する場合、隣り合う飲料タンクの間には、2本
の蒸発管および2つの氷塊の厚みを考慮した隙間を設け
なければならず、各飲料タンクの配設間隔が広くなって
装置全体の横幅寸法が大きくなる難点が指摘される。
ている前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案
されたものであって、飲料タンクと注出コックとの配管
距離を短かくし、注出される飲料の温度上昇を抑制する
と共に、水槽に複数の飲料タンクを収納した場合におい
ても装置全体の横幅寸法の拡大を抑えることができる飲
料ディスペンサを提供することを目的とする。
の目的を好適に達成するため、本発明に係る飲料ディス
ペンサは、筐体の内部に配設されて冷却水を貯溜する水
槽と、前記冷却水に浸漬した状態で水槽の前部に収納さ
れ、飲料を貯溜する飲料タンクと、前記筐体に配設され
た冷凍装置から導出し、前記冷却水に浸漬した状態で前
記飲料タンクから離間する水槽の後部に収納され、該冷
却水を氷結させる蒸発管と、前記筐体の前部に配設され
て飲料タンクに連通接続され、該タンク内の飲料を注出
する注出コックとから構成したことを特徴とする。
ンサにつき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照し
ながら以下説明する。図1は、実施例に係る飲料ディス
ペンサの全体構造を示すものであって、該飲料ディスペ
ンサ10では、上方に開口する筐体11の内部には、そ
の底板11a上に架台12が配設されると共に、該架台
12に、断熱構造の水槽13が載置されている。この水
槽13は、上方に開口する箱状の内装14の外側に、所
定厚みで断熱材15を一体的に発泡成形して構成されて
おり、該水槽13内(内装14の内)には、前側に位置す
るタンク収納空間S1と、後側に位置する蒸発管収納空
間S2とが連通状態で画成してある。そして、両収納空
間S1,S2に、冷却水としての水道水が略満水状態で貯
溜されるようになっている。
図2に示す如く、所要量の飲料を内部画成した貯溜部1
6aに貯溜する第1の飲料タンク16と、同じく所要量
の飲料を内部画成した貯溜部17aに貯溜する第2の飲
料タンク17とが、幅方向に離間して筐体11の前面に
沿って並列に収納されている。実施例では、図2の右側
が第1の飲料タンク16であり、左側が第2の飲料タン
ク17となっている。そして両飲料タンク16,17
は、水槽13の内底部に設けられた対応する載置部1
8,19に載置された状態で、図示しない取付具を介し
て水槽13に対して取付けられる。また両飲料タンク1
6,17は、水槽13の内側面に対して所定の隙間を存
して配置され、両飲料タンク16,17の外周囲を冷却
水が円滑に流れるよう構成される。なお、前記載置部1
8,19に載置された飲料タンク16,17の外底面と水
槽13の内底面との間にも、冷却水が流通する空間が画
成される。ちなみに、両飲料タンク16,17自体の構
成は同一であり、共通的に使用し得るものである。
ク16,17を、対応する注出コック20,21に連通接
続する注出管22,23が配設されている。なお、第1
の飲料タンク16と第1の注出コック20とを連通接続
する第1の注出管22と、第2の飲料タンク17と第2
の注出コック21とを連通接続する第2の注出管23と
の構造は同一であり、また各部材16,20,17,21
の注出管22,23に対する接続構造も同じであるの
で、図1に示す第2の注出管23の構造および対応する
各部材17,21の接続構造についてのみ説明し、第1
の注出管22および各部材16,20の対応する部位に
は同じ符号を付して示すこととする。
く、略L字形に樹脂成形されたものであって、その垂直
部24を前記内装14に嵌挿した状態でパッキンやナッ
トを介して液密的に接続されると共に、前記断熱材15
で覆われている。そして、内装14の内部に臨む垂直部
24の内部に、前記第2の飲料タンク17の底面に形成
した取付口部25を上方から挿脱可能に嵌挿すること
で、該タンク17が第2の注出管23に連通接続される
ようになっている。なお、取付口部25の外周には、高
さ方向に離間して複数(実施例では2個)のOリング26
が外嵌されており、該取付口部25を垂直部24に嵌挿
した状態で、複数のOリング26が該垂直部24の内周
面に密着的に当接することでシールされる。なお、垂直
部24の内部には、取付口部25における壁の厚みと略
同寸法で内方に延出する段部24aが周設され、この段
部24aに載置されたリング状のパッキン27に、取付
口部25の下端面が上方から当接してシールすること
で、更に確実な液密性が確保されるようになっている。
から前方に向かって延在する水平部28には、前後に離
間して第1脚部28aと第2脚部28bとが、その下端
面が前記断熱材15の下面と同一レベルとなる寸法で垂
設されており、両脚部28a,28bが前記架台12の
上面に当接するよう構成される。また水平部28の前端
部には、図2に示す如く、断熱材15から外方に延出す
る注出コック用の接続部29が設けられており、該接続
部29を通孔(図示せず)に挿通した状態で筐体11の前
部に配設される後述の第2のフロントパネル41がナッ
ト30を介して固定されるようになっている。そして、
第2のフロントパネル41から外方に延出する接続部2
9に、第2の注出コック21の嵌挿部(図示せず)が嵌挿
された状態で、ユニオンナット31により固定されるよ
う構成される。なお、接続部29と第2の注出コック2
1とのシールは、嵌挿部に外嵌されて接続部29の内周
面に密接するOリング(図示せず)によりなされるように
なっている。
aには、冷凍装置32を構成する圧縮機33、凝縮器用
のファンモータ34および凝縮器35が配置されると共
に、該冷凍装置32から導出する蒸発管36が、前記水
槽13における蒸発管収納空間S2において、螺旋状に
巻回された状態で収納配置されている。すなわち、冷凍
装置32の冷却運転により蒸発管36に冷媒を循環供給
して冷却することで、蒸発管収納空間S2に貯溜されて
いる冷却水を該蒸発管36の周囲に氷結させ、円筒状の
氷塊37を生成するよう構成される。
間S2の上方に、攪拌モータ38が倒立状態で配設さ
れ、該モータ38により回転されるスクリュー39が、
巻回されている前記蒸発管36の内側に臨むよう配置さ
れる。そして、攪拌モータ38によりスクリュー39を
回転して蒸発管収納空間S2内の冷却水を攪拌すること
で、蒸発管36に氷結する氷塊37の厚みを均一化させ
ると共に、該冷却水を蒸発管収納空間S2と前記タンク
収納空間S1との間で循環させて(図2参照)、前記2基
の飲料タンク16,17を均一に冷却して飲料を間接的
に冷却するよう構成されている。
く、前記第1の飲料タンク16に対応する第1のフロン
トパネル40および第2の飲料タンク17に対応する第
2のフロントパネル41が並列に配設され、各パネル4
0,41の所定位置には、前記各注出管22,23に接続
される注出コック20,21が、その前方に突出した状
態で臨んでいる。また、各注出コック20,21の下方
のフロントパネル40,41には、受皿42,43が夫々
着脱可能に配設されており、該注出コック20,21か
ら垂れる飲料を受容し得るよう構成される。なお、両フ
ロントパネル40,41自体の構成は同一であり、共通
的に使用し得るものである。
1の注出コック20より上側の前面部40aの内側に、
前記冷凍装置32、攪拌モータ38および第1の飲料タ
ンク(1つの飲料タンク)16に配設される後述の第1の
液位検知装置52が電気的に接続される主制御基板44
が配設され、該基板44で冷凍装置32、攪拌モータ3
8および第1の液位検知装置52を制御するよう構成さ
れる。また前面部40aには、第1の液位検知装置52
での検知結果に基づいて液位を表示する複数のランプ等
を備えて前記主制御基板44に電気的に接続された第1
の表示基板45、および該表示基板45に対応する前側
に配設される第1の表示部46からなる第1の表示手段
47が配設されている。
41における第2の注出コック21より上側の前面部4
1aの内側には、第2の飲料タンク(他の飲料タンク)1
7に配設される後述の第2の液位検知装置53が電気的
に接続される副制御基板48が配設され、該基板48で
第2の液位検知装置53を制御するよう構成される。ま
た前面部41aには、第2の液位検知装置53での検知
結果に基づいて液位を表示する複数のランプ等を備えて
前記副制御基板48に電気的に接続された第2の表示基
板49、および該表示基板49に対応する前側に配設さ
れる第2の表示部50からなる第2の表示手段51が配
設されている。なお、副制御基板48には、前記主制御
基板44から電源が供給されるように構成されている。
溜部16a,17aに貯溜されている飲料の液位(貯溜
量)を検知する電極式の第1の液位検知装置(検知手段)
52および第2の液位検知装置(検知手段)53が対応的
に配設され、第1の液位検知装置52が、前記第1のフ
ロントパネル40に配設されている主制御基板44に電
気的に接続されると共に、第2の液位検知装置53が、
前記第2のフロントパネル41に配設されている副制御
基板48に電気的に接続してある。
は、以下に説明する構成のものが好適に採用されるが、
他の構成のものであってもよい。例えば、飲料に接触可
能な状態で、飲料タンク16,17の高さ方向に所定間
隔離間して複数の液位検知用電極を配設すると共に、該
飲料タンク16,17の最下部に、同じく飲料に接触可
能な状態で基準電極を配設する。また各電極を対応する
制御基板44,48に夫々接続すると共に、適宜位置に
接続したアース電極を対応する制御基板44,48に夫
々接続する。そして、飲料に接触している基準電極とア
ース電極との間に所定の交流高周波数電圧を印加したと
きの電極間電位を基準電位として、該基準電位と、アー
ス電極と各液位検知用電極との間に同じ交流高周波数電
圧を印加したときの電極間電位とを比較することで、飲
料の有無を判定する。
着脱可能に配設され、該トップパネル54により筐体1
1の上部開口が閉成されるようになっている。トップパ
ネル54の前記各飲料タンク16,17と対応する位置
には、該タンク16,17への飲料の供給を許容するた
めの開口部が夫々設けられており、各開口部は、各飲料
タンク16,17の上部開口と共に蓋体56,56(図1
に一方のみ図示)により開閉可能に閉成されるようにな
っている。すなわち、飲料タンク16,17への飲料の
供給は、前記蓋体56,56を取外した状態で、開放さ
れた上部開口から行なわれる。なお、両蓋体56,56
自体の構成は同一であり、共通的に使用し得るものであ
る。
冷凍装置32の運転が開始されると、前記蒸発管36に
冷媒が循環供給されて経時的に冷却されると共に、前記
攪拌モータ38によりスクリュー39が回転を開始す
る。これにより水槽13の蒸発管収納空間S2に貯溜さ
れている冷却水は、このスクリュー39の回転に伴って
攪拌されつつ次第に冷却され、その一部が蒸発管36の
表面で氷結し始める。この蒸発管36の表面で成長する
氷は、相互に連結し合うことにより筒状の氷塊37とな
り、その潜熱によって水槽13に貯溜された冷却水を経
時的に冷却するに至る。また氷結に至らずに流動状態に
ある冷却水も、前記スクリュー39によって蒸発管収納
空間S2とタンク収納空間S1との間で循環されるため、
水槽13に貯溜されている全ての冷却水は氷塊37の潜
熱によって次第に冷却される。
2基の飲料タンク16,17の夫々に貯溜されている飲
料は、該タンク16,17の外周囲を流れる前記冷却水
との熱交換により冷却される(図2参照)。そして、前記
対応する注出コック20,21を開放操作することで、
対応する飲料タンク16,17に貯溜されている飲料
は、前記注出管22,23を流通した後に該コック20,
21から注出される。
7の外側に蒸発管36を配置していないから、各飲料タ
ンク16,17の外面と水槽13の内面との間に画成す
る隙間は、冷却水が流通し得る寸法であればよく、蒸発
管36およびこれに氷結する氷塊37の厚みを考慮する
必要はない。すなわち、各飲料タンク16,17を筐体
11の前部に近接するよう水槽13内の前部に収納配置
することができ、該タンク16,17と対応する注出コ
ック20,21との配管距離が短かくなり、飲料タンク
16,17の飲料が注出管22,23を介して注出コック
20,21に至る間に温度上昇するのを抑制し得る。ま
た注出管22,23が短かくなるから、注出間隔が長く
なった場合であっても、再開後の最初に注出される飲料
が飲用に適さない温度となるのを防止することができ
る。なお、実施例では各注出管22,23の殆どの部分
が水槽13の断熱材15で覆われているから、これによ
る断熱効果も高い。更に、飲料タンク16,17から蒸
発管36が離れて配置してあるから、氷塊37の厚みを
大きく設定することができ、冷凍装置32の運転間隔が
長くなってランニングコストが低減する。
間隔も短かく設定し得るから、1つの水槽13に複数の
飲料タンク16,17を並列に収納しても、飲料ディス
ペンサ10自体の横幅寸法が極端に大きくなるのを抑制
することができる。すなわち、並列に配置した飲料タン
ク16,17の後方(水槽13内の後部)に蒸発管36を
配置することで、水槽全体を略正方形状(図2参照)とす
ることができ、バランスの良い安定した装置とし得る。
なお、実施例のように2基の飲料タンク16,17を配
設した構成では、両タンク16,17に同一の飲料を貯
溜した場合は、片方づつ使い切ってから他方での注出を
行ない得るから、飲料ディスペンサ10での飲料注出を
休止することなく、使用していない飲料タンク16,1
7を洗浄することができ、衛生的である。また、飲料が
残留している飲料タンク16,17に飲料を追加供給し
ないで済むので、特にアイスコーヒー等の場合は常に良
好な味の飲料を提供できる。更に、各飲料タンク16,
17は独立しているから、異なる飲料を貯溜することが
でき、2基の飲料ディスペンサを配置する場合に比べ
て、省スペース化を図れる。しかも、前記飲料タンク1
6,17、フロントパネル40,41および蓋体56,5
6を共通部品としたので、製造コストを低廉に抑えるこ
とができる。
ンク16,17に貯溜されている飲料の貯溜量を、対応
する液位検知装置52,53で検知して、その検知結果
が対応するフロントパネル40,41に配設した表示手
段47,51に表示される。すなわち、作業者は表示手
段47,51における表示部46,50でのランプ等の点
灯・消灯により貯溜量を容易に確認することができる。
また液位検知装置52,53として電極式を採用してい
るので、構造が簡単になると共に、保守・点検等が簡易
となり、サービス性も向上する。更に、第1の液位検知
装置52および第1の表示手段47を制御する主制御基
板44で冷凍装置32を制御するよう構成したので、部
品点数が低減する。
ンクを収納した場合で説明したが、本願はこれに限定さ
れるものでなく、水槽に収納する飲料タンクの数は1基
でも3基以上であってもよい。すなわち、例えば図4に
示すように、水槽57に内部画成した前側に位置するタ
ンク収納空間S1に1基の飲料タンク58(貯溜部58
a)を収納すると共に、後側に位置する蒸発管収納空間
S2に蒸発管59を収納配置する構成を採用し得る。こ
の場合も、飲料タンク58を注出コック(図示せず)が配
設される筐体(フロントパネル)の前部に近接して配設す
ることができ、該タンク58と注出コックとの配管距離
を短かくして、飲料が温まるのを抑制することができ
る。なお、図4に示すその他の部品の符号は、前述した
実施例における第1の飲料タンク16に関連する同一部
品に準ずる。
貯溜量を検知する検知手段としては、実施例の電極式に
代えて、ゲージ管等の手段を適宜に採用することが可能
である。また実施例では、主制御基板で冷凍装置と液位
検知装置の両方を制御する場合で説明したが、冷凍装置
を別の制御基板で制御するように構成してもよい。
ィスペンサでは、飲料タンクの外側に蒸発管を配置しな
いから、蒸発管およびこれに氷結する氷塊の厚みを考慮
することなく、飲料タンクを筐体の前部に近接するよう
水槽に収納配置することができる。従って、飲料タンク
と注出コックとの配管距離が短かくなり、飲料タンクの
飲料が注出コックに至る間に温度上昇するのを抑制し得
る。また配管距離が短かくなるから、注出間隔が長くな
った場合であっても、再開後の最初に注出される飲料が
飲用に適さない温度となるのを防止することができる。
更には、飲料タンクから蒸発管が離れて配置してあるか
ら、氷塊の厚みを大きく設定することができ、冷凍装置
の運転間隔が長くなってランニングコストが低減する。
納した場合であっても、隣り合う飲料タンク同士の配設
間隔を短かく設定することができ、飲料ディスペンサ自
体の横幅寸法が極端に大きくなるのを抑制し得る。な
お。飲料タンクに貯溜されている飲料の貯溜量を検知す
る検知手段として電極式を採用することで、構造が簡単
になると共に、保守・点検等が簡易となり、サービス性
も向上する利点を有する。更に、1つの飲液タンクに関
連する検知手段と表示手段の制御を行なう主制御基板で
冷凍装置を併せて制御するよう構成したので、部品点数
を低減することができる。
サの縦断側面図である。
面図である。
る。
飲料タンクを示す平面図である。
第2の飲料タンク 20 第1の注出コック,21 第2の注出コック,32
冷凍装置 36 蒸発管,44 主制御基板,47 第1の表示手
段,48 副制御基板 51 第2の表示手段,52 第1の液位検知装置(検知
手段) 53 第2の液位検知装置(検知手段),57 水槽,58
飲料タンク 59 蒸発管
Claims (4)
- 【請求項1】 筐体(11)の内部に配設されて冷却水を貯
溜する水槽(13,57)と、 前記冷却水に浸漬した状態で水槽(13,57)の前部に収納
され、飲料を貯溜する飲料タンク(16,17,58)と、 前記筐体(11)に配設された冷凍装置(32)から導出し、前
記冷却水に浸漬した状態で前記飲料タンク(16,17,58)か
ら離間する水槽(13,57)の後部に収納され、該冷却水を
氷結させる蒸発管(36,59)と、 前記筐体(11)の前部に配設されて飲料タンク(16,17,58)
に連通接続され、該タンク(16,17,58)内の飲料を注出す
る注出コック(20,21)とから構成したことを特徴とする
飲料ディスペンサ。 - 【請求項2】 前記水槽(13)に複数の飲料タンク(16,1
7)を並列に収納した請求項1記載の飲料ディスペンサ。 - 【請求項3】 前記飲料タンク(16,17)に貯溜されてい
る飲料の貯溜量を検知する電極式の検知手段(52,53)を
備え、該検知手段(52,53)により検知した貯溜量を前記
筐体(11)の前部に配設した表示手段(47,51)に表示する
よう構成した請求項1または2記載の飲料ディスペン
サ。 - 【請求項4】 前記冷凍装置(32)および1つの飲液タン
ク(16)に関連する検知手段(52)と表示手段(47)の制御を
行なう主制御基板(44)と、他の飲液タンク(17)の夫々に
関連する検知手段(53)と表示手段(51)の制御を行なう副
制御基板(48)とを備える請求項3記載の飲料ディスペン
サ。
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2000
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