JP2002019858A - ウエットティッシュ用包装体 - Google Patents

ウエットティッシュ用包装体

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JP2002019858A
JP2002019858A JP2000209715A JP2000209715A JP2002019858A JP 2002019858 A JP2002019858 A JP 2002019858A JP 2000209715 A JP2000209715 A JP 2000209715A JP 2000209715 A JP2000209715 A JP 2000209715A JP 2002019858 A JP2002019858 A JP 2002019858A
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JP
Japan
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lid piece
closing lid
package
wet tissue
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JP2000209715A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Makaino
一吉 馬飼野
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DAIICHI SHIKO KK
Original Assignee
DAIICHI SHIKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装基体の上面部に形成する取り出し口を、
樹脂フィルムの指向性に基づいて形成するようにした。 【解決手段】 合成樹脂製のフィルム材で成形される液
密、気密なウエットティッシュ用の包装体1であって、
前記包装体1の包装基体2の上面部3に構成する開閉可
能な取り出し口6を、前記上面部3に一端を止着して剥
離停止部8を設けた開閉蓋片5と、前記開閉蓋片5の自
由端の近傍に位置させて上面部に形成した切り込み部4
とにより構成し、前記開閉蓋片5を自由端から剥離して
前記切り込み部4の左右端部と前記剥離停止部8との間
を、前記合成樹脂製のフィルム材が有する指向性により
直線状に切断して取り出し口6を開放するように構成
し、剥離する開閉蓋片5を剥離停止部8で止めるように
したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重合状に折り畳ま
れた複数枚のウエットティッシュを内部に収納するウエ
ットティッシュ用包装体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ウエットティッシュの包
装体としては、様々な構造のものが知られている。例え
ば、特公昭63−22808号公報や特許第27809
31号公報に記載されているウエットティッシュ用包装
体は、包装体の上面に予め窓穴状、U字状の開口部を形
成するとともに、感圧接着剤層を形成した開閉蓋を設
け、前記開閉蓋を剥離したり密着させることにより開口
部を開閉している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のウ
エットティッシュ包装体では、包装体の素材となるフィ
ルムに予め開口部用の抜き加工をするか、または包装装
置においてウエットティッシュの包装過程において開口
部を抜き加工することになる。上記した従来の開口部の
形成方法では、抜き加工が著しく高精度でなければなら
ず、抜き加工用のカッターの切れ味が悪いと正確に抜き
加工できなくて製品の歩留まりが低下するばかりでな
く、開閉蓋により開口部を開放しても開口縁が不規則な
状態になって商品価値が低下する。しかも、開口部を正
確に位置決めしないと、開閉蓋からはみ出すことにな
る。したがって、本発明はきわめて簡単に取り出し口を
形成するようにしたことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記本発明の目的を達成
するために、本発明の請求項1に記載の発明は、合成樹
脂製のフィルム材で成形される液密、気密なウエットテ
ィッシュ用の包装体であって、前記包装体の包装基体の
上面部に構成する開閉可能な取り出し口を、前記上面部
に一端を止着して剥離停止部を設けた開閉蓋片と、前記
開閉蓋片の自由端の近傍に位置させて上面部に形成した
切り込み部とにより構成し、前記開閉蓋片を自由端から
剥離して前記切り込み部の左右端部と前記剥離停止部と
の間を、前記合成樹脂製のフィルム材が有する指向性に
より直線状に切断して取り出し口を開放するように構成
し、剥離する開閉蓋片を剥離停止部で止めるようにした
ことを特徴とするウエットティッシュ用包装体に関する
ものである。
【0005】そして、本発明の請求項2に記載の発明
は、上面部の切り込み部はフィルム材の指向性に対して
ほぼ直交する直線状、若しくはコ字状である請求項1に
記載のウエットティッシュ用包装体に関するものであ
る。
【0006】また本願の請求項3に記載の発明は、フィ
ルム材は合成樹脂フィルム単体、若しくは表面にアルミ
層を形成した2層である請求項1または2のいずれかの
項に記載のウエットティッシュ用包装体に関するもので
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に示す実施の
態様に基づいて説明する。図1は本発明の実施例を示す
包装基体と開閉蓋片とを分解した状態の斜視図、図2は
同上の包装基体の上面部に開閉蓋片を設けた状態の斜視
図、図3は開閉蓋片によって取り出し口を開放した状態
の斜視図、図4は本発明の第2実施例の分解斜視図、図
5は本発明の第3実施例の斜視図である。
【0008】本発明のウエットティッシュ用包装体1
は、合成樹脂製の柔軟なフィルム材から成形される液
密、気密な容器としての包装基体2からなり、前記合成
樹脂製のフィルム材は、合成樹脂高分子の分子配列によ
って、刃物を使用しないで引っ張り力のみで切断する場
合に、直線状となる指向性Sを有するので、この指向性
Sを、図1で示すように包装基体2の上面部3において
長手方向に設定する。
【0009】そして本発明によれば、前記上面部3の一
端部近傍に、前記指向性Sとほぼ直交する方向、即ち包
装基体2の短手方向に沿って直線状に切り込み部4を形
成するとともに、前記上面部3に開閉蓋片5を設け、前
記切り込み部4と開閉蓋片5とにより、包装基体2の内
部に重合させて収納したウエットティッシュの取り出し
口6を構成する。前記切り込み部4は、上面部3のフィ
ルム材を切断した全抜きか、若しくはミシン目であり、
前記指向性Sに直交する第1線状部分41と、前記第1
線状部分41の両端から指向性Sに沿う短い第2線状部
分42とからなる。
【0010】前記開閉蓋片5は、片面に感圧接着層7を
形成して上面部3に対し繰り返し密着状に付着させた
り、剥離可能にする。そして、前記開閉蓋片5は、一端
に剥離停止部8を設けて上面部3から離脱するのを防止
し、先端の自由端に感圧接着層7を形成していない掴み
片9を設け、前記切り込み部4を開閉蓋片5の自由端近
傍に位置させる。
【0011】前記剥離停止部8は、図面の実施例によれ
ば開閉蓋片5の基端側の左右側縁に形成した螺旋切り込
み10として構成されている。
【0012】本発明の包装体1は前記した構成で、内部
にウエットティッシュを重合状に収納した包装基体2の
上面部3に切り込み部4と開閉蓋片5とが設けてあり、
切り込み部4の各第2線状部分42の先端と開閉蓋片5
の各螺旋切り込み10との間は、上面部3の素材である
合成樹脂フィルムの指向性Sに沿っている。
【0013】このような構成において、前記掴み片9を
掴み上げると、開閉蓋片5が自由端から次第に捲り上が
って上面部3から剥離し、切り込み部4を通過すると、
当該切り込み部4の各端縁から上面部3が樹脂フィルム
の指向性に沿って直線状に切断される。そして、前記両
切断線で挟まれる部分の切断片11が感圧接着層7に付
着し、剥離部分が剥離停止部8にまで達すると、螺旋切
り込み10の切り込み方向が開閉蓋片5の剥離方向と逆
になるので、開閉蓋片5がそれ以上捲り上がらなくて停
止する。
【0014】したがって、上面部3には前記切断片11
が開閉蓋片5側に付着することにより開口部12が形成
されるので、この開口部12からウエットティッシュを
引き出して使用に供することができる。そして、ウエッ
トティッシュの引き出しを終了したら、開閉蓋片5を上
面部3に沿うように被着することにより、開口部12を
密封することができるので、開口部12を繰り返し開放
したり気密に密封することができ、内部にウエットティ
ッシュを最後まで使用することができる。
【0015】図4に示す本発明の他の実施例は、切り込
み部4を浅いコ字状ではなくて直線状にした態様であっ
て、このような構成であっても、開閉蓋片5を上面部3
から剥離すると、切り込み部4から剥離停止部8の螺旋
切り込み10までが、フィルムの指向性により直線状に
切断して開口部を形成することができる。
【0016】図5に示す本発明の他の実施例は、切り込
み部4をU字状にするとともに、剥離停止部8を、開閉
蓋片5の端部を上面部3に接着剤で固着して剥離不能な
形態にした構成である。このような構成であっても、開
閉蓋片5を上面部3から剥離すると、切り込み部4から
剥離停止部8までが、フィルムの指向性により直線状に
切断して開口部を形成することができ、特に剥離停止部
8が、開閉蓋片5が上面部3に固定して構成されている
ので、開閉蓋片5を強く捲り上げても離脱することがな
い。
【0017】なお、図4,5において、説明していない
符号は前記図1から3までの実施例の同一符号と同一の
構成であるから、詳細な説明は省略する。
【0018】以上本発明を図面の実施例に基づいて説明
したが、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限りどの
ようにでも実施することができる。例えば、上面部3を
切断の指向性がある合成樹脂フィルムだけで構成しても
よいが、指向性がある樹脂フィルムと指向性のないアル
ミ箔、若しくは紙などの重合シートを使用することもで
きるし、透明なシート、半透明なシート若しくは不透明
なシートを包装基体の原材料として使用することができ
る。
【0019】
【発明の効果】以上要するに、本発明によれば合成樹脂
製のフィルム材で成形される液密、気密なウエットティ
ッシュ用の包装体であって、前記包装体の包装基体の上
面部に構成する開閉可能な取り出し口を、前記上面部に
一端を止着して剥離停止部を設けた開閉蓋片と、前記開
閉蓋片の自由端の近傍に位置させて上面部に形成した切
り込み部とにより構成し、前記開閉蓋片を自由端から剥
離して前記切り込み部の左右端部と前記剥離停止部との
間を、前記合成樹脂製のフィルム材が有する指向性によ
り直線状に切断して取り出し口を開放するように構成
し、剥離する開閉蓋片を剥離停止部で止めるようにした
ことを特徴とする。
【0020】したがって、包装体の寸法に応じて取り出
し口の大きさを変更する場合、従来のように抜き型を交
換する手間や経費が不要になって、開閉蓋片の大きさと
剥離停止部の位置を調節するだけでよく、しかも取り出
し口の加工や精度を著しく軽減できる。また、商品とし
て予め開封されたか否かを、切り込み部と剥離停止部と
の間を確認するだけできわめて容易に判断することがで
き、又開閉蓋片を透明、若しくは半透明の樹脂フィルム
で成形すると前記開封か否かの確認と、開封時の状態を
視覚に訴えることができ、商品価値の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す包装基体と開閉蓋片とを
分離した状態の斜視図である。
【図2】図1において、開閉蓋片を包装基体の上面部に
設けた状態の斜視図である。
【図3】図1において、開閉蓋片を包装基体の上面部か
ら捲り上げた状態の斜視図である。
【図4】本発明の他の実施例の斜視図である。
【図5】本発明のさらに他の実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 包装体 2 包装基体 3 上面部 4 切り込み部 5 開閉蓋片 6 取り出し口 7 感圧接着層 8 剥離停止部 9 掴み片 10 螺旋切り込み 11 切断片 12 開口部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製のフィルム材で成形される液
    密、気密なウエットティッシュ用の包装体であって、 前記包装体の包装基体の上面部に構成する開閉可能な取
    り出し口を、前記上面部に一端を止着して剥離停止部を
    設けた開閉蓋片と、前記開閉蓋片の自由端の近傍に位置
    させて上面部に形成した切り込み部とにより構成し、 前記開閉蓋片を自由端から剥離して前記切り込み部の左
    右端部と前記剥離停止部との間を、前記合成樹脂製のフ
    ィルム材が有する指向性により直線状に切断して取り出
    し口を開放するように構成し、剥離する開閉蓋片を剥離
    停止部で止めるようにしたことを特徴とするウエットテ
    ィッシュ用包装体。
  2. 【請求項2】 上面部の切り込み部はフィルム材の指向
    性に対してほぼ直交する直線状、若しくはコ字状である
    請求項1に記載のウエットティッシュ用包装体。
  3. 【請求項3】 フィルム材は合成樹脂フィルム単体、若
    しくは表面にアルミ層を形成した2層である請求項1ま
    たは2のいずれかの項に記載のウエットティッシュ用包
    装体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100400393C (zh) * 2004-03-12 2008-07-09 尤妮佳股份有限公司 密封包装
JP2016175665A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 株式会社フジシール 包装体及び蓋用ラベル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100400393C (zh) * 2004-03-12 2008-07-09 尤妮佳股份有限公司 密封包装
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