JP2002019709A - 口栓付パウチの固形物充填方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液状ものしか充填出来なかった口栓付パウチ
に、固形物を充填する。 【解決手段】 パウチ上部の１のストローに２のアルミ
シール中蓋を接着、パウチ下部に３の解放部を作り、こ
こから固形物を流動物と共に充填して密封、殺菌後、漏
れ点検した上、キャップを装填する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】 この発明は、本来、固形物
が充填出来ない口栓付パウチに、口栓からではなく、反
対のパウチ下部から充填する方法に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】 従来、口栓付パウチは、上部ストロー
部から内容物を充填したため、中味は液体に限定されて
いた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】 これには、次のよう
な欠点があった。内容物が、液状のものに限られるた
め、固形物を希望する消費者に応えられなかった。本発
明は、この欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】1のストロー上部に、ま
ず２のアルミシール中蓋を接着する。次に、固形物・流
動物６を下部の３パウチ解放部から充填、この解放部を
密封したあと、調理を兼ねて殺菌する。本発明は、以上
のような構成よりなる口栓付パウチ７の固形物充填方式
である。

【０００５】

【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態につ
いて説明する。 (イ)１の口栓付パウチのストロー上部にアルミシール中
蓋２を接着する。 (ロ)パウチ下部の３解放部から固形物、液状内容物６を
充填した上、解放部３をシールする。 （ハ）充填されたパウチを殺菌、調理した後、速かに冷
却する。 （ニ）パウチ全体に液漏れがないか点検した後、４のキ
ャップを締める。 本発明は、以上のような構造で、これを使用するとき
は、４のキャップを外し、２のアルミシール中蓋をはが
して、内容物を直接口中に押し出すか、容器に移して食
する。

【０００６】

【発明の効果】 従来、液体ないしゼリーで固めた流動
物ぐらいしか充填出来なかったのが、固形物を充填出来
るようになり、口栓付パウチの多様化、特に老齢化社会
における栄養摂取に多大な貢献が出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のストロー上部にアルミシール中蓋を接
着した状態を示す断面図である。

【図２】本発明の核心部分、パウチ解放部から、充填機
ノズル５を使用して固形物を充填する状態を示す断面図
である。

【図３】本発明の内容物充填、３解放部密封シール後、
殺菌した後、４キャップを装填して完成した状態を示す
断面図でる。

【符号の説明】

１．口栓付パウチの吸い口ストロー ２．ストローを閉じるアルミシール中蓋 ３．パウチ解放部 ４．キャップ ５．充填機ノズル ６．固形物 ７．パウチ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 口栓付パウチ７の口栓部１に、アルミシ
   ール中蓋２を接着し、一方、下部のシールしてないパウ
   チ解放部３から、固形物、流動物6を注入し、シールし
   た後、加熱殺菌した上で、キャップ４を被せて充填する
   方法。