JP2002019385A - 投写スクリーン兼用白板 - Google Patents

投写スクリーン兼用白板

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JP2002019385A
JP2002019385A JP2000241851A JP2000241851A JP2002019385A JP 2002019385 A JP2002019385 A JP 2002019385A JP 2000241851 A JP2000241851 A JP 2000241851A JP 2000241851 A JP2000241851 A JP 2000241851A JP 2002019385 A JP2002019385 A JP 2002019385A
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JP
Japan
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projection
face
screen
panel
white board
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Pending
Application number
JP2000241851A
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English (en)
Inventor
Koji Tanaka
宏司 田中
Kazumi Kuroda
和己 黒田
Yoshio Wakabayashi
由男 若林
Tatsufumi Fukuda
龍文 福田
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ARISAWA OPTIC CO Ltd
Original Assignee
ARISAWA OPTIC CO Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 明るい部屋で、しかも一つの装置で、投映
用スクリーンと白板(または黒板)の機能を果たすこと
ができる投写スクリーン兼用白板を得ること。 【解決手段】 パネル2の一面が筆記用の白板面2a
として形成され、他面が投写スクリーン2bとして形成
される。投写スクリーン2bは、パネル2の他面に設け
た光拡散投写面17と、この光拡散投写面17を覆うよ
うに設けた透明シート19とからなる。透明シート19
の前面には、上下方向に間隔を置いて水平方向に形成し
た多数の三角形断面の微細山形突条20が設けられ、山
形突条20は、それぞれ、前方へ向かって下降する上側
斜面20aと、背後へ向かって下降する下側斜面20b
とを有し、上側斜面20aには黒ストライプ22が施さ
れる。白板面2aまたは投写スクリーン2bの面が視聴
者の方を向くようにパネル2を反転させることにより、
同じ装置を白板にも、また投写像を映写するスクリーン
としても用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレゼンテーショ
ン、会議等に用いるに適した投写スクリーン兼用白板に
関する。
【従来の技術】従来、プレゼンテーションや会議に際し
て投映用スクリーンに像を投映する場合、明光下では、
投映像を理想的な黒レベルを確保して見ることはでき
ず、室内灯を消すか、あるいは照明を弱くして投映像を
見易くするのが一般的であった。また、プレゼンテーシ
ョンや会議において視聴者に見えるように筆記をする必
要がある場合には、通常、白板(または黒板)を用い、
その筆記面に筆記具で筆記をしている。
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に室内灯を消すか、あるいは照明を弱くして投映像を見
易くする場合には手許が薄暗く、文を読んだりメモをと
ったりするのに不便で、しかも目が疲労すると言う問題
がある。一方、スクリーンへの投映の後で白板等への筆
記の必要がある場合には、投映用スクリーンでの投映
後、室内照明を点灯しなければならず、また白板での筆
記後、投映用スクリーンでの投映を行う場合には、暗く
してあった室内を明るくするために点灯を行う必要があ
る。これらの操作は大変面倒であり、しかもプレゼンテ
ーション等の出席者にとっても照明が明るくなったり、
暗くなったりしてわずらわしいものである。さらに、狭
い部屋での会議等で、投映用スクリーンと白板(または
黒板)を併用しなければならない場合、スペースの関係
上、投映用スクリーンと白板(または黒板)を部屋から
出し入れして入れ替える必要があり、厄介である。本発
明は、上述の問題を解決しようとするもので、その目的
は、照明の明暗を変えることなく、明るい部屋で投映を
行うことができ、しかも一つの装置で、投映用スクリー
ンと白板(または黒板)の機能を果たすことができる投
写スクリーン兼用白板を得ることにある。
【課題を解決するための手段】上記課題の解決のため
に、本発明による投写スクリーン兼用白板は、その一面
が筆記用の白板面として形成され、他面が投写スクリー
ンとして形成されたパネルからなり、投写スクリーン
は、パネルの他面に設けた光拡散投写面と、この光拡散
投写面を覆うように設けた透明シートとを備え、この透
明シートは、上下に所定間隔を置いて水平方向に形成し
た多数の三角形断面の微細な山形突条を前面に有し、こ
れらの山形突条は、それぞれ、前方へ向かって下降する
上側斜面と背後へ向かって下降する下側斜面とをもち、
上側斜面には黒ストライプが施され、下側斜面は光透過
面とされた構成を有している。前記パネルは、その一面
または他面を視聴者側に向けられるように、反転可能に
スタンドに回動可能に支持することができる。
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態につき説明する。図1において、符号2は、本
発明の投写スクリーン兼用白板の要部をなすパネルで、
このパネル2は、その一面が筆記用の白板面2aとして
形成され、また、他面が投写スクリーン2bとして形成
されている。このパネル2は、その一面または他面を視
聴者がいる前面側に向けられるように、反転可能にH字
形状のスタンド3に回動可能に支持されている。すなわ
ち、スタンド3は、横枠4とその両側に垂直方向に連結
された柱体5、5と、各柱体5の下端に固定したクロス
バー6と、各クロスバー6に回転可能に支持した車輪7
とから構成されている。パネル2の両側部は水平回転軸
8、8によって水平軸性線O−O回りで回転可能に柱体
5、5に支持されている。したがって、パネル2は矢印
AまたはBで示すように水平軸性線O−O回りで反転さ
せて、白板面2aまたは投写スクリーン2bの面のいず
れかが視聴者に面する向きを取るようにすることができ
る。そして、白板面2aまたは投写スクリーン2bの面
のいずれかが所望の向きをとったところで、固定金具1
0、10によってパネル2は回転しないように固定され
るようになっている。パネル2の縦断面を示す図2にお
いて、パネル2は平板状本体13を有し、この本体13
の一面に前記白板面2aが形成されている。白板面2a
は白板層14を本体13の表面に積層することにより構
成される。白板層14は、例えば、視認性と消去性に優
れたホーロー鋼板等により構成することができる。パネ
ル本体13の白板層14と反対の側には、下地層15を
介してガラスビーズ層17が設けられている。このガラ
スビーズ層17は、無数のガラスビーズをシート状にし
て、下地層15の面に接合して形成され、光拡散投写面
を構成する。光拡散投写面としてのガラスビーズ層17
の前面には、透明シート19が一面に設けられている。
この透明シート19は例えば透明ポリウレタンにより構
成される。透明シート19は、上下方向に所定間隔を置
いて水平方向に形成した多数の三角形断面の微細な山形
突条20を前面(表面側)に有し、これらの山形突条2
0は、それぞれ、前方へ向かって下降する上側斜面20
aと,背後へ向かって下降する下側斜面20bとをも
ち、上側斜面20aには黒ストライプ22が施されてい
る。黒ストライプ22のない下側斜面20bは光透過面
として機能する。以上に述べた投写スクリーン兼用白板
の機能について説明すると、白板として用いる場合に
は、白板面2aが視聴者の側を向くように回転軸8、8
を中心としてパネル2を回動させた後、固定金具10、
10によりパネル2の位置を固定し、白板面2aに筆記
具で筆記を行う。このとき、当然のことながら、室内は
明るくしたままである。次に、最近良く用いられる液晶
プロジェクターにより映写を行う場合には、投写スクリ
ーン2bが視聴者の側を向くように、回転軸8、8を中
心としてパネル2を回動させた後、固定金具10、10
によりパネル2の位置を固定し、次いで投写スクリーン
2bの面にプロジェクターからの映写を行う。このと
き、部屋は従来のように暗くすることなく、明るいまま
にしておく。プロジェクターからの投写光は、投写スク
リーン2bに達すると、透明シート19の下側斜面20
bを透過してガラスビーズ層17に達し、そこに像を形
成するので使用者はその像を透明シート19を通して見
ることができる。その際、黒ストライプ22のブライン
ド効果により映像の黒レベルが高くなり、ガラスビーズ
層17との組合せ効果により、黒レベルの引き締まった
深みのあるハイコントラスト画像を見ることができるよ
うになる。また、黒ストライプ22は上側斜面20aに
施されているので、投写スクリーン2bに斜め上方から
入射する外光は、黒ストライプ22に吸収され、僅か反
射することがあっても視聴者の視野外の斜め上方に反射
するので、画像のコントラストを低下させることがな
い。したがって、照明を落とさない明光下でも、映写画
像の黒レベルを維持して見ることができる。なお、パネ
ル2は車輪7つきのスタンド3に支持されているので、
所望の場所へ自由に移動させることができる。また、
「白板」なる用語は、均等物である黒板をも含むもので
ある。
【発明の効果】以上に述べたように、本発明による投写
スクリーン兼用白板は、一つの装置で、投映用スクリー
ンと白板(または黒板)の両機能を果たすことができる
ので、従来のように投写スクリーンと白板を別々に用意
する必要がなく、場所を取らずに便利であるばかりでな
く、投映用スクリーンの使用時に部屋の照明を暗くする
必要がないことと相俟って、視聴者および使用者の使用
上の利便性は従来の場合に比し格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による投写スクリーン兼用白板の一実施
形態の全体斜視図。
【図2】図1に示す投写スクリーン兼用白板のパネルの
縦断面図。
【符号の説明】
2 パネル 2a 白板面 2b 投写スクリーン 3 スタンド 5 柱体 8 回転軸 13 パネル本体 14 白板層 17 光拡散投写面(ガラスビーズ層) 19 透明シート 20 山形突条 20a 上側斜面 20b 下側斜面 22 黒ストライプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一面が筆記用の白板面として形成され、他
    面が投写スクリーンとして形成されたパネルを有し、前
    記投写スクリーンは、前記パネルの他面に設けた光拡散
    投写面と、この光拡散投写面を覆うように設けた透明シ
    ートとを備え、この透明シートは、上下に所定間隔を置
    いて水平方向に形成した多数の三角形断面の微細な山形
    突条を前面に有し、これらの山形突条は、それぞれ、前
    方へ向かって下降する上側斜面と背後へ向かって下降す
    る下側斜面とをもち、上側斜面には黒ストライプが施さ
    れ、下側斜面は光透過面として形成されていることを特
    徴とする投写スクリーン兼用白板。
  2. 【請求項2】前記パネルが、その前記一面または前記他
    面を視聴者側に向けられるように、反転可能にスタンド
    に回動可能に支持されている、請求項1記載の投写スク
    リーン兼用白板。
JP2000241851A 2000-07-06 2000-07-06 投写スクリーン兼用白板 Pending JP2002019385A (ja)

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