JP2002019377A - シャープペンシルのノックカバー - Google Patents
シャープペンシルのノックカバーInfo
- Publication number
- JP2002019377A JP2002019377A JP2001176634A JP2001176634A JP2002019377A JP 2002019377 A JP2002019377 A JP 2002019377A JP 2001176634 A JP2001176634 A JP 2001176634A JP 2001176634 A JP2001176634 A JP 2001176634A JP 2002019377 A JP2002019377 A JP 2002019377A
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- JP
- Japan
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- knock cover
- top end
- resin
- end surface
- injection molding
- Prior art date
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- Granted
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 芯パイプから外したときに誤って飲み込んで
も窒息を防止することができるとともに、芯パイプに嵌
着した状態で芯パイプ内の替芯の抜け落ちを防止でき、
さらに、樹脂を材料として射出成形した場合に、その金
型の樹脂注入ゲート跡が目立たなくて外観の見映えが良
いノックカバーを提供する 【解決手段】 替芯収容部の開口端に脱着自在に設けら
れた樹脂射出成形よりなるノックカバーにおいて、その
頂端面の一部に肉厚以上の深さの陥没面を設けて、その
陥没面と頂端面との段差部分に横孔を開設した構造を有
して、その陥没面に金型の樹脂注入ゲート部を設定して
射出成形したことを特徴とする。
も窒息を防止することができるとともに、芯パイプに嵌
着した状態で芯パイプ内の替芯の抜け落ちを防止でき、
さらに、樹脂を材料として射出成形した場合に、その金
型の樹脂注入ゲート跡が目立たなくて外観の見映えが良
いノックカバーを提供する 【解決手段】 替芯収容部の開口端に脱着自在に設けら
れた樹脂射出成形よりなるノックカバーにおいて、その
頂端面の一部に肉厚以上の深さの陥没面を設けて、その
陥没面と頂端面との段差部分に横孔を開設した構造を有
して、その陥没面に金型の樹脂注入ゲート部を設定して
射出成形したことを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はシャープペンシルのノッ
クカバーに関する。
クカバーに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般的なシャープペンシルのノックカバ
ーは、筆記芯を繰り出すためにその頂端面を指で押圧す
るようになっているが、同時に、替芯を収容する芯パイ
プの開口端を塞ぐ蓋の役割も有しているので、芯パイプ
に対し脱着自在となっている。そのため、従来のノック
カバーは、芯パイプから外したときに、誤って飲み込む
ことがあり、喉に詰まらせて窒息する危険があった。こ
の危険を解消するためには、ノックカバーの頂端面に通
気孔を設けるという手段が考えられるが、芯パイプ内の
替芯がその通気孔を通って抜け落ちるという問題が生じ
る。
ーは、筆記芯を繰り出すためにその頂端面を指で押圧す
るようになっているが、同時に、替芯を収容する芯パイ
プの開口端を塞ぐ蓋の役割も有しているので、芯パイプ
に対し脱着自在となっている。そのため、従来のノック
カバーは、芯パイプから外したときに、誤って飲み込む
ことがあり、喉に詰まらせて窒息する危険があった。こ
の危険を解消するためには、ノックカバーの頂端面に通
気孔を設けるという手段が考えられるが、芯パイプ内の
替芯がその通気孔を通って抜け落ちるという問題が生じ
る。
【０００３】また、樹脂を材料として射出成形されたノ
ックカバーの場合、その表面に金型の樹脂注入ゲート跡
が残って見映えが悪いという不満がある。
ックカバーの場合、その表面に金型の樹脂注入ゲート跡
が残って見映えが悪いという不満がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、芯パ
イプから外したときに誤って飲み込んでも窒息を防止す
ることができるとともに、芯パイプに嵌着した状態で芯
パイプ内の替芯の抜け落ちを防止でき、さらに、樹脂を
材料として射出成形した場合に、その金型の樹脂注入ゲ
ート跡が目立たなくて外観の見映えが良いノックカバー
の提供を課題とする。
イプから外したときに誤って飲み込んでも窒息を防止す
ることができるとともに、芯パイプに嵌着した状態で芯
パイプ内の替芯の抜け落ちを防止でき、さらに、樹脂を
材料として射出成形した場合に、その金型の樹脂注入ゲ
ート跡が目立たなくて外観の見映えが良いノックカバー
の提供を課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のシャープペンシルのノックカバーは、替芯
収容部の開口端に脱着自在に設けられた樹脂射出成形よ
りなるノックカバーにおいて、その頂端面の一部に肉厚
以上の深さの陥没面を設けて、その陥没面と頂端面との
段差部分に横孔を開設した構造を有して、その陥没面に
金型の樹脂注入ゲート部を設定して射出成形したことを
特徴とする、という構成を採るものである。
に、本発明のシャープペンシルのノックカバーは、替芯
収容部の開口端に脱着自在に設けられた樹脂射出成形よ
りなるノックカバーにおいて、その頂端面の一部に肉厚
以上の深さの陥没面を設けて、その陥没面と頂端面との
段差部分に横孔を開設した構造を有して、その陥没面に
金型の樹脂注入ゲート部を設定して射出成形したことを
特徴とする、という構成を採るものである。
【０００６】
【作用】本発明のノックカバーは、芯パイプから外した
ときに、一端の開口から内部に入った空気が、他端の頂
端面と陥没面との段差部分に開設した横孔を通って外部
に出るので、両端間の空気の流通が確保されることにな
り、誤って飲み込んで喉に詰まっても窒息することがな
い。
ときに、一端の開口から内部に入った空気が、他端の頂
端面と陥没面との段差部分に開設した横孔を通って外部
に出るので、両端間の空気の流通が確保されることにな
り、誤って飲み込んで喉に詰まっても窒息することがな
い。
【０００７】また、本発明のノックカバーを芯パイプに
嵌着した状態で、シャープペンシルを上下反転させる
と、替芯はノックカバーの頂端面又は陥没面により受け
止められることになり、また、ノックカバーに設けた横
孔は落下方向に対して垂直な水平方向に開口しているの
で、替芯が横孔を通って抜け落ちる虞が少ない。
嵌着した状態で、シャープペンシルを上下反転させる
と、替芯はノックカバーの頂端面又は陥没面により受け
止められることになり、また、ノックカバーに設けた横
孔は落下方向に対して垂直な水平方向に開口しているの
で、替芯が横孔を通って抜け落ちる虞が少ない。
【０００８】また、頂端面の陥没面に金型の樹脂注入ゲ
ート部を設定して射出成形したので、そのゲート跡が残
っても目立たず、外観の見映えが良い。
ート部を設定して射出成形したので、そのゲート跡が残
っても目立たず、外観の見映えが良い。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の実施の
形態について説明する。まず、図１乃至図３は第１の実
施形態を示したものである。図１及び図２に示すよう
に、ノックカバー１の頂端面２の中央部を横断するよう
に一直線状に陥没面３を設けていて、頂端面２は２分割
されている。陥没面３の深さ、すなわち、頂端面２から
陥没面３までの距離は頂端面２の肉厚より少し大きく、
頂端面２と陥没面３の段差部分に横孔４が開設されてい
る。そして、このノックカバー１は樹脂成形品であり、
その頂端面２の陥没面３に金型の樹脂注入ゲート部１６
を設定して射出成形されたものである。
形態について説明する。まず、図１乃至図３は第１の実
施形態を示したものである。図１及び図２に示すよう
に、ノックカバー１の頂端面２の中央部を横断するよう
に一直線状に陥没面３を設けていて、頂端面２は２分割
されている。陥没面３の深さ、すなわち、頂端面２から
陥没面３までの距離は頂端面２の肉厚より少し大きく、
頂端面２と陥没面３の段差部分に横孔４が開設されてい
る。そして、このノックカバー１は樹脂成形品であり、
その頂端面２の陥没面３に金型の樹脂注入ゲート部１６
を設定して射出成形されたものである。
【００１０】図３はノックカバー１を芯パイプ５の開口
端に嵌着して、シャープペンシルを上下反転した状態を
示したものである。芯パイプ５の内部に収容された替芯
６は頂端面２又は陥没面３の内面部によって受け止めら
れ、横孔４から抜け落ちる心配はない。なお、図３にお
いて符号７は外軸である。
端に嵌着して、シャープペンシルを上下反転した状態を
示したものである。芯パイプ５の内部に収容された替芯
６は頂端面２又は陥没面３の内面部によって受け止めら
れ、横孔４から抜け落ちる心配はない。なお、図３にお
いて符号７は外軸である。
【００１１】また、図４は第２の実施形態を示したもの
である。この第２の実施形態に係るノックカバー８は、
頂端面９に互いに直交して平面十字形を呈する陥没面１
０を設けることによって、頂端面９を４分割して、頂端
面９と陥没面１０の段差部分に横孔１１を開設したもの
である。そして、このノックカバー８も樹脂成形品であ
り、その頂端面９の陥没面１０に金型の樹脂注入ゲート
部１７を設定して射出成形されたものである。
である。この第２の実施形態に係るノックカバー８は、
頂端面９に互いに直交して平面十字形を呈する陥没面１
０を設けることによって、頂端面９を４分割して、頂端
面９と陥没面１０の段差部分に横孔１１を開設したもの
である。そして、このノックカバー８も樹脂成形品であ
り、その頂端面９の陥没面１０に金型の樹脂注入ゲート
部１７を設定して射出成形されたものである。
【００１２】さらに、図５は第３の実施形態を示したも
のである。この第３の実施形態に係るノックカバー１２
は、頂端面１３に平面Ｙ字形の陥没面１４を設けること
により、頂端面１３を３分割して、頂端面１３と陥没面
１４の段差部分に横孔１５を開設したものである。そし
て、このノックカバー１２も樹脂成形品であり、その頂
端面１３の陥没面１４に金型の樹脂注入ゲート部１８を
設定して射出成形されたものである。
のである。この第３の実施形態に係るノックカバー１２
は、頂端面１３に平面Ｙ字形の陥没面１４を設けること
により、頂端面１３を３分割して、頂端面１３と陥没面
１４の段差部分に横孔１５を開設したものである。そし
て、このノックカバー１２も樹脂成形品であり、その頂
端面１３の陥没面１４に金型の樹脂注入ゲート部１８を
設定して射出成形されたものである。
【００１３】上記のように、ノックカバーの頂端面に設
ける陥没面の形状は任意である。頂端面に占める陥没面
の割合を大きくすると、横孔の開口面積も大きくなっ
て、ノックカバーの両端間の空気流通性が良好になる。
しかし、頂端面は指で押圧して筆記芯を繰り出す部位で
もあり、陥没面の割合を大きくし過ぎるとノック操作が
しにくくなる。
ける陥没面の形状は任意である。頂端面に占める陥没面
の割合を大きくすると、横孔の開口面積も大きくなっ
て、ノックカバーの両端間の空気流通性が良好になる。
しかし、頂端面は指で押圧して筆記芯を繰り出す部位で
もあり、陥没面の割合を大きくし過ぎるとノック操作が
しにくくなる。
【００１４】
【発明の効果】本発明のノックカバーは上記の構成を有
することにより、芯パイプから外した状態で誤って飲み
込んだ場合の窒息を防止できる効果があり、又、芯パイ
プに嵌着した状態において芯パイプからの替芯の抜け落
ちを防止できる効果がある。また、本発明のノックカバ
ーは上記のように構造が簡単なので、比較的外径が大き
なものでも、容易に且つ安価に製造できる利点がある。
また、本発明のノックカバーは、樹脂を材料として金型
により射出成形する場合に、注入ゲート部を陥没部分に
設けるので、金型作成上、又は成形品の外観上も都合が
良いという利点がある。すなわち、金型の樹脂注入ゲー
ト跡が残っても目立たないので外観の見映えが良い。
することにより、芯パイプから外した状態で誤って飲み
込んだ場合の窒息を防止できる効果があり、又、芯パイ
プに嵌着した状態において芯パイプからの替芯の抜け落
ちを防止できる効果がある。また、本発明のノックカバ
ーは上記のように構造が簡単なので、比較的外径が大き
なものでも、容易に且つ安価に製造できる利点がある。
また、本発明のノックカバーは、樹脂を材料として金型
により射出成形する場合に、注入ゲート部を陥没部分に
設けるので、金型作成上、又は成形品の外観上も都合が
良いという利点がある。すなわち、金型の樹脂注入ゲー
ト跡が残っても目立たないので外観の見映えが良い。
【図１】第１の実施形態に係るノックカバーの斜視図で
ある。
ある。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】第１の実施形態に係るノックカバーを芯パイプ
に嵌着したシャープペンシルを上下反転した状態の一部
断面図である。
に嵌着したシャープペンシルを上下反転した状態の一部
断面図である。
【図４】第２の実施形態に係るノックカバーの斜視図で
ある。
ある。
【図５】第３の実施形態に係るノックカバーの斜視図で
ある。
ある。
１ ノックカバー ２ 頂端面 ３ 陥没面 ４ 横孔 ５ 芯パイプ ６ 替芯 ７ 外軸 ８ ノックカバー ９ 頂端面 １０ 陥没面 １１ 横孔 １２ ノックカバー １３ 頂端面 １４ 陥没面 １５ 横孔 １６ 樹脂注入ゲート部 １７ 樹脂注入ゲート部 １８ 樹脂注入ゲート部
Claims (1)
- 【請求項１】 替芯収容部の開口端に脱着自在に設けら
れた樹脂射出成形よりなるノックカバーにおいて、その
頂端面の一部に肉厚以上の深さの陥没面を設けて、その
陥没面と頂端面との段差部分に横孔を開設した構造を有
して、その陥没面に金型の樹脂注入ゲート部を設定して
射出成形したことを特徴とするシャープペンシルのノッ
クカバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001176634A JP3754327B2 (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | シャープペンシルのノックカバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001176634A JP3754327B2 (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | シャープペンシルのノックカバー |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20834595A Division JPH0939474A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | シャープペンシルのノックカバー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002019377A true JP2002019377A (ja) | 2002-01-23 |
| JP3754327B2 JP3754327B2 (ja) | 2006-03-08 |
Family
ID=19017598
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001176634A Expired - Fee Related JP3754327B2 (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | シャープペンシルのノックカバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3754327B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7785013B2 (en) * | 2004-05-27 | 2010-08-31 | Ntn Corporation | High-accuracy sliding bearing |
| JP2012237944A (ja) * | 2011-05-13 | 2012-12-06 | Ricoh Co Ltd | 外装カバーおよび画像形成装置 |
| JP2015039799A (ja) * | 2013-08-20 | 2015-03-02 | 三菱鉛筆株式会社 | 筆記具 |
-
2001
- 2001-06-12 JP JP2001176634A patent/JP3754327B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7785013B2 (en) * | 2004-05-27 | 2010-08-31 | Ntn Corporation | High-accuracy sliding bearing |
| JP2012237944A (ja) * | 2011-05-13 | 2012-12-06 | Ricoh Co Ltd | 外装カバーおよび画像形成装置 |
| JP2015039799A (ja) * | 2013-08-20 | 2015-03-02 | 三菱鉛筆株式会社 | 筆記具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3754327B2 (ja) | 2006-03-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041014 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041021 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041220 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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