JP2002018927A - 樹脂製シートの成形方法 - Google Patents

樹脂製シートの成形方法

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JP2002018927A
JP2002018927A JP2000198972A JP2000198972A JP2002018927A JP 2002018927 A JP2002018927 A JP 2002018927A JP 2000198972 A JP2000198972 A JP 2000198972A JP 2000198972 A JP2000198972 A JP 2000198972A JP 2002018927 A JP2002018927 A JP 2002018927A
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JP
Japan
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resin sheet
resin
thickness
conveyor
forming
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Hidetoshi Horiuchi
秀俊 堀内
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PURAMAKKU KK
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PURAMAKKU KK
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/92Measuring, controlling or regulating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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    • B29C2948/92Measuring, controlling or regulating
    • B29C2948/92504Controlled parameter
    • B29C2948/92609Dimensions
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    • B29C2948/92Measuring, controlling or regulating
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 押出機によって連続して成形される樹脂製シ
ートの肉厚を、コンベアによる樹脂製シートの移送方向
に関して変化させることにより、この樹脂製シートを用
いて真空成形される製品の肉厚を部分的にコントロール
可能とする。 【解決手段】 押出機10によって連続的に押し出され
る溶融樹脂を、一方向へ連続的に移動するコンベア20
で受け取って移送することにより成形される樹脂製シー
トの成形方法であって、樹脂製シート30の肉厚を前記
コンベア20による移送方向に関して変化させることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として真空成形
機における成形素材として使用される樹脂製シートの成
形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の樹脂製シートは、押出機によ
り、その内部で溶融混練された樹脂(溶融樹脂)を押出
口から連続的に押し出すとともに、この溶融樹脂を一方
向へ連続的に移動しているコンベアで受け取って移送す
ることで成形される。そしてこの樹脂製シートは、次の
工程で真空成形機により所定の形状に成形されて製品と
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記樹脂製シートの肉
厚は、その全体にわたって均一に成形される。ただし、
押出機の前記押出口の開口面積を部分的に変えることに
より、樹脂製シートの幅方向に関して肉厚を変化させる
ことはできるが、その肉厚差は一定である。一方、真空
成形機において均一な肉厚の樹脂製シートで成形する
と、例えば絞りが深いために製品の肉厚が部分的に薄く
なる場合がある。これを解消する手段として、プラグア
シスト真空成形が知られている。この成形方法は、加熱
した樹脂製シートをプラグ(一種のオス型)によって予
め製品の概略形状をつくっておき、その後に真空成形を
行うのであるが、成形機が複雑になるとともに製品の肉
厚調整のためのプラグの形状設定が困難である。
【0004】本発明は前記課題を解決しようとするもの
で、その目的は、押出機によって連続して成形される樹
脂製シートの肉厚を、コンベアによる樹脂製シートの移
送方向に関して変化させることにより、この樹脂製シー
トを用いて真空成形される製品の肉厚を部分的にコント
ロール可能とすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するためのもので、請求項1記載の発明は、押出機によ
って連続的に押し出される溶融樹脂を、一方向へ連続的
に移動するコンベアで受け取って移送することにより成
形される樹脂製シートの成形方法であって、前記樹脂製
シートの肉厚を前記コンベアによる移送方向に関して変
化させることを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の樹
脂製シートの成形方法であって、前記押出機における溶
融樹脂の単位時間当たりの押出量と、前記コンベアの移
動速度とのうち、一方を一定としたときに他方を変化さ
せることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1記載の樹
脂製シートの成形方法であって、この樹脂製シートを真
空成形機で所定の製品を成形するための素材に使用する
ことを特徴とする。
【0008】前記の構成によれば、前記樹脂製シートの
肉厚を前記コンベアによる移送方向に関して変化させて
いるので、次工程の真空成形機により成形される製品の
肉厚を部分的にコントロールすることが可能となる。し
たがって仮に製品の絞りが深いためにその肉厚が部分的
に薄くなるおそれがある場合でも、製品全体の肉厚を均
一にすることができる。また製品の剛性が要求される個
所の肉厚を他の個所より大きくすること、逆に剛性を必
要としない個所の肉厚を他の個所より小さくして製品の
軽量化を図ることなどが可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
によって説明する。図1は樹脂の押出成形システムを模
式的に表した構成図である。この図面で示す押出機10
は、その内部に投入されたペレット状の熱可塑性樹脂
(ポリエチレン、硬質塩化ビニールなど)を溶融混練す
るとともに、駆動モータ12の回転駆動によりTダイ1
4の押出口16から溶融樹脂を連続的に押し出すように
機能する。
【0010】前記押出機10の押出口16から押し出さ
れた溶融樹脂を受け取る位置に配置されたコンベア20
は、一つの駆動ローラ26の駆動により一対のメインロ
ーラ22の間を一方向へ連続的に移動するようになって
いる。この移動により、前記の溶融樹脂が移送されて樹
脂製シート30が成形される。なお両メインローラ22
と駆動ローラ26との間には、コンベア20の方向転換
あるいはテンション調整などの目的で複数個の中間ロー
ラ24が設けられている。
【0011】前記押出機10の駆動モータ12は一定速
度で回転し、Tダイ14の押出口16から押し出される
溶融樹脂の単位時間当たりの押出量は一定である。これ
に対し、前記コンベア20の駆動ローラ26はその回転
速度を変える制御が可能になっており、結果としてコン
ベア20の移動速度を変えることができる。このように
コンベア20の移動速度を制御することにより、前記樹
脂製シート30の肉厚をこのコンベア20による移送方
向に関して変化させることができる。すなわち樹脂製シ
ート30の肉厚は、コンベア20の移動速度を速くした
ときに薄くなり、速度を遅くしたときに厚くなる。
【0012】前記樹脂製シート30の肉厚を前記のよう
に変化させるための別の手段として、前記コンベア20
における駆動ローラ26の回転速度は一定とし、前記押
出機10における駆動モータ12の回転速度を変えるこ
とにしてもよい。これによってコンベア20の移動速度
は一定にし、前記押出口16から押し出される溶融樹脂
の単位時間当たりの押出量を変えることができる。この
結果、樹脂製シート30の肉厚は溶融樹脂の押出量を多
くすることで厚くなり、押出量を少なくすることで薄く
なる。
【0013】前記樹脂製シート30の肉厚を前記のよう
に変化させた結果は、この樹脂製シート30を成形素材
として次工程で真空成形機(図示外)により成形される
製品の肉厚に反映される。したがって前記コンベア20
の移動速度、あるいは溶融樹脂の単位時間当たりの押出
量は、真空成形される製品の形状、あるいは要求特性な
どに基づいて制御される。図2〜5は真空成形製品の例
を示したもので、図2は自動車用のフェンダーライナー
40を表した外観斜視図、図3は図2のA−A矢視方向の
拡大断面図である。また図4は自動車用のエンジンアン
ダーカバー50を表した斜視図、図5は図4のB−B矢視
方向の拡大断面図である。
【0014】図2,3で示すフェンダーライナー40に
おいては、自動車の走行時における風圧で変形するのを
防止するための補強部42が必要であり、この補強部4
2の肉厚を他の部分よりも大きくしている(図3)。ま
た図4,5で示すエンジンアンダーカバー50は、自動
車のボデー側にボルト止めされる取付座部52に所定の
剛性が要求されるため、この取付座部52の肉厚を他の
部分よりも大きくしている(図5)。このように前記樹
脂製シート30の肉厚を変化させることにより、真空成
形後の製品の肉厚を部分的にコントロールすることがで
きる。
【0015】なお深い絞りのある製品においては、その
成形により肉厚が部分的に薄くなるおそれがある。その
場合には薄くなると予想される部分の樹脂製シート30
の肉厚を厚くしておくことで、真空成形後の製品の肉厚
を均一にできる。さらに製品によっては、剛性を必要と
しない個所を有するものがあり、その個所の肉厚を他の
個所より小さくすることによって製品の軽量化を図るこ
とができる。
【0016】以上は本発明の好ましい実施の形態を図面
に関連して説明したが、この実施の形態は本発明の趣旨
から逸脱しない範囲で容易に変更または変形できるもの
である。例えば前記押出機10の形式は単軸スクリュー
式あるいは二軸スクリュー式のいずれでもよく、また非
スクリュー型のラム押出機でもよい。さらに前記樹脂製
シート30によって所定の製品を成形する真空成形機
は、真空圧空成形機も含むものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】樹脂の押出成形システムを模式的に表した構成
図。
【図2】成形製品である自動車用のフェンダーライナー
を表した外観斜視図。
【図3】図2のA−A矢視方向の拡大断面図。
【図4】成形製品である自動車用のエンジンアンダーカ
バーを表した外観斜視図。
【図5】図4のB−B矢視方向の拡大断面図。
【符号の説明】
10 押出機 20 コンベア 30 樹脂製シート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出機によって連続的に押し出される溶
    融樹脂を、一方向へ連続的に移動するコンベアで受け取
    って移送することにより成形される樹脂製シートの成形
    方法であって、前記樹脂製シートの肉厚を前記コンベア
    による移送方向に関して変化させることを特徴とした樹
    脂製シートの成形方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の樹脂製シートの成形方法
    であって、前記押出機における溶融樹脂の単位時間当た
    りの押出量と、前記コンベアの移動速度とのうち、一方
    を一定としたときに他方を変化させることを特徴とした
    樹脂製シートの成形方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の樹脂製シートの成形方法
    であって、この樹脂製シートを真空成形機で所定の製品
    を成形するための素材に使用することを特徴とした樹脂
    製シートの成形方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016102400A1 (de) 2015-02-12 2016-08-18 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Verfahren zum herstellen einer unteren abdeckung für ein fahrzeug
US9487252B2 (en) 2014-05-15 2016-11-08 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Vehicular undercover and method of manufacturing the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102016102400A1 (de) 2015-02-12 2016-08-18 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Verfahren zum herstellen einer unteren abdeckung für ein fahrzeug
US10232563B2 (en) 2015-02-12 2019-03-19 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Method of producing undercover for vehicle

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