JP2002018770A - テープカッター - Google Patents

テープカッター

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JP2002018770A
JP2002018770A JP2000239202A JP2000239202A JP2002018770A JP 2002018770 A JP2002018770 A JP 2002018770A JP 2000239202 A JP2000239202 A JP 2000239202A JP 2000239202 A JP2000239202 A JP 2000239202A JP 2002018770 A JP2002018770 A JP 2002018770A
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JP
Japan
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tape
cutting blade
cutting
cutting edge
adhesive
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JP2000239202A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takahama
廣志 高濱
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セロテープ(登録商標)等を片手のみの操作
で、被貼着面に直接貼着することが出来、さらに、貼着
開始ラインにテープ先端を簡便かつ正確に位置決めする
ことの出来るテープカッターを提供する。 【解決手段】 ロール状に巻回されたテープTを装着す
る収納部と、引き出されたテープTを切断する切断刃3
により構成されるが、切断刃3が設けられた面と同一面
に、切断刃3に隣接する内側に、柔軟性及び伸縮性を有
する材料で、テープTの両側から挟み込むように形成さ
れた仮着部材4を設け、切断されたテープTは、先端が
切断刃3の内側直近に確実に保持されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、事務用セロファ
ンテープ、梱包用テープその他任意用途の粘着テープ類
を直接被貼着部に貼着し、所望個所にて切断するテープ
カッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、例えば特開平9−2
67965号公報記載のものがあり、図15にそれを示
す。この従来の技術は、ケース2にテープを糊面が下に
なって引き出されるように装着し、ゆるみ止め6をくぐ
り、刃4まで引き出す。先押さえ部分3で、被貼着面に
圧着させる。圧着後ケースを引っ張り貼着を続け、所定
の位置まで来たらケースを立たせるようにし、刃4をテ
ープに接触させテープを切断する。切断後テープはゆる
んで膨らみ、ゆるみ止め6にテープの糊面が接し保持さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のテープカッ
ターによれば、切断後のテープがゆるみ止め6に保持さ
れるとあるが、粘着力はきわめて弱くちょっとしたはず
みで、はずれてロール本体に巻き戻されてしまうことが
ある。うまく貼着していても切断時の衝撃の反発で、テ
ープ1はロール本体側に引き戻され、刃4から離れた状
態になっており、その度合は都度変化し一定しない。し
たがって、次回の貼着作業時、テープの先端がどの位置
にあるのか、毎回確認する必要があり煩わしい。さら
に、図16に示すように刃4とゆるみ止め6との間に距
離があるため、切断後のテープ1は垂れ下がった状態に
なる。これらのために、次回の貼着作業時に、貼着開始
ラインにテープの先端を正確に位置決めすることは、非
常に困難である。本発明は、これらの欠点を解決する為
になされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する為
に、本発明はロール状に巻回された粘着テープTを回転
自在に装着する収納部23と、引き出された粘着テープ
を切断する切断刃3を有するテープカッター1におい
て、該切断刃3が設けられた面と同一面の切断刃3に隣
接する内側に、柔軟性及び伸縮性を有する材料で粘着テ
ープTの両側から挟み込むように形成された、仮着部材
4を設け、切断された粘着テープTの先端が切断刃3の
内側直近に確実に保持されるようにしたことを特徴とす
るテープカッターを提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1に示すように本発明テープカッター1は、本
体2、切断刃3、仮着部材4の各部材を組み合わせ、ロ
ール状に巻回されたテープTを装着して使用するもので
ある。
【0006】テープカッター1の本体2は、図2に示す
ように、フレーム21、22が1対となって構成され、
フレーム21は、収納部23の外筒23aと延長端部に
切断刃取付台24を設けて構成され、略6の字状の形状
になっている。フレーム22は、フレーム21から切断
刃取付台24を除いた略同形の左右対称形になってい
る。双方のフレーム21、22は、外筒23a、内筒2
3bの嵌合によって、収納部23が構成される。粘着テ
ープの交換は、フレーム21、22の分離により容易に
行うことができる。本体2は、ポリエチレンやポリプロ
ピレンなどの合成樹脂のブロー成形により成るが、その
他任意材料にて製造可能である。
【0007】粘着テープTは、筒状の芯の周囲に多層状
に巻回されており、非粘着面kと、粘着面n(図示の便
宜上、点線で示す)の両面より成っている。粘着テープ
Tは、例えばセロファンテープであり、収納部23に回
転自在に装着される。
【0008】フレーム21の延長端部に設けてある、切
断刃取付台24には、切断刃3の取付溝を設け、切断刃
3を嵌め込み接着剤で固定する。切断刃3は、鋸刃形状
の刃先を有し、ステンレス鋼及び任意のもので製造可能
である。なお、切断刃3の取付方法は、ビス止めにする
など、本実施例に限定するものではない。
【0009】仮着部材4は、柔軟性及び伸縮性を得るた
めに、高密度発泡ウレタン、硬質ゴムスポンジ、軟質ゴ
ムなどの材料を熱成形して作る。材質については、同等
の性能を有するものであれば、任意の材料でさしつかえ
ない。
【0010】次に、図3〜図6に示すように、仮着部材
4は、つば41、ふところ42、テーパー部43によ
り、左右対称の1対となって、粘着テープTを両側か
ら、挟み込む構造となっている。図5に示すように、つ
ば41間の内寸法は、テープTの巾より若干狭く、ふと
ころ42間の内寸法は、若干広くなっている。
【0011】本実施例では、一対のつば41、ふところ
42、テーパー部43がベース44で連結され、略コの
字状の一体部品としている。これは、組立作業の工程上
の簡略化のため、一体部品としたわけであるが、左右分
割された2部品の構成としてもさしつかえない。
【0012】次に、図4、図6で示したように、仮着部
材4は、切断刃取付台24の切断刃3を取付けた面と同
一面に、切断刃3に隣接する内側に、ベース44の面
が、切断刃3の刃面よりわずかに突出した状態で嵌め込
んである。固定方法は、後に部品交換の必要が生じた
時、作業が容易であるように、両面接着テープを使用す
るのが望ましい。
【0013】本発明は、以上の構成であり、以下に使用
方法を説明する。図6に示すように、テープ収納部23
にテープTを、非粘着面kが切断刃3に接する向きにし
て装着する。テープTを長めに引出し、切断刃3に向け
て押し当てていく。テープTは、仮着部材4において
は、最初に斜面になっているテーパー部43に当接す
る。テーパー部43の隙間は、図4に示したように、切
断刃3に向かって除々に狭くなっていることと、テープ
Tに押され圧縮するため、テープTが多少左右にぶれて
いても、中心に誘導されていく。
【0014】次に、テープTは、つば41を押していく
が、つば41はその柔軟性により、図7に示すように変
形し、テープTは容易にふところ42の間に納まり、切
断刃3に押し当てられる。この時、図8に示すように、
ベース44も斜めに圧縮され、摩擦係数の大きさから、
テープTの引き出しにブレーキがかかることになる。テ
ープTを少しひねるようにして、切断刃3に押しつける
と、テープTは切断される。
【0015】切断されたテープTは、図5に示したよう
に、両側からふところ42に挟まれ、つば41により、
切断刃から遊離していくのを押さえられた状態となる。
したがって、図3で示したように、先端が切断刃3の内
側直近に保持される。
【0016】次に、目的の貼着作業は。図9に示すよう
に、被貼着面Hの貼着開始ラインに、テープTの先端を
あわせ押圧する。すると図10に示すように、つば4
1、ふところ42は、その伸縮性により圧縮され、テー
プTの粘着面nが、被貼着面Hに押し当てられ貼着す
る。次に、テープカッター1を浮かしてやると、図11
に示すように、テープTは、つば41の間を通過してい
く。その状態で、図12に示すように、矢印方向に移動
させると、テープTがロールから繰り出され、逐次被貼
着面Hに貼着していく。
【0017】所定の貼着終点までくると、図13に示す
ように、テープカッター1の収納部23を持ち上げるよ
うに起こし、切断刃3をテープTに当接するように矢印
方向に移動させると、前記
【0014】で詳述した通りのメカニズムで切断され
る。テープTの先端は、切断刃3の内側直近に保持され
ており、次回貼着作業に備えることができる。
【0018】次に本発明の他の実施例として、図14に
示すように仮着部材4に隣接して、粘着テープTのロー
ル本体寄りの内側に、貼着ローラ5を設け貼着をより確
実にするようにしても良い。貼着ローラ5の軸を切断刃
取付台24の両側から張りだした軸受で支持する構成と
し、貼着ローラ5及び軸は合成樹脂など任意の材料で製
造可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0020】テープの切断後、テープの先端は切断刃の
内側直近に、確実に保持されるため、次回貼着作業時
に、貼着開始ラインへのテープ先端の位置決めが容易で
あり、例えば、封筒の端から端へ正確にテープを貼着す
るということが、きわめて容易に行うことができる。し
かも、一連の動作はすべて、片手のみの操作で行うこと
が可能である。
【0021】また、仮着部材のつばの間を、テープは自
在に通過往来することができるので、最初のテープ装着
時などに、仮着バーの狭い隙間を通すといった苦労が無
い。
【0022】さらに、本テープカッターは、バネや歯車
といった機械部品は、一切使用しておらず、機構がシン
プルであるため、操作性に優れている。しかも、きわめ
て安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の分解斜視図
【図3】粘着テープの切断後の状態を示す本発明の要部
断面図
【図4】図3のB矢視図
【図5】図3のA−A線断面図
【図6】粘着テープ装着及び初期作業を示す本発明の縦
断面図
【図7】仮着部材の機能を示す縦断面図
【図8】粘着テープ切断の状態を示す本発明の要部断面
【図9】貼着開始時における押圧の状態を示す本発明の
要部断面図
【図10】図9のC−C線断面図
【図11】仮着部材の機能を示す縦断面図
【図12】貼着の状態を示す本発明の要部断面図
【図13】粘着テープ切断の状態を示す本発明の要部断
面図
【図14】本発明の他の実施例を示す要部断面図
【図15】従来例を示す説明図
【図16】従来例の粘着テープ切断後の状態を示す説明
【符号の説明】
1 テープカッター 2 本体 21、22 フレーム 23 収納部 23a 外筒 23b 内筒 24 切断刃取付台 3 切断刃 4 仮着部材 41 つば 42 ふところ 43 テーパー部 44 ベース 5 貼着ローラ T 粘着テープ k 非粘着面 n 粘着面 H 被貼着面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状に巻回された粘着テープを回
    転自在に装着する収納部と、引き出された粘着テープを
    切断する切断刃を有するテープカッターにおいて、該切
    断刃が設けられた面と同一面に、柔軟性及び伸縮性を有
    する材料で、粘着テープの両側から挟み込むように形成
    された、仮着部材を設けたことを特徴とする、テープカ
    ッター。
JP2000239202A 2000-07-03 2000-07-03 テープカッター Pending JP2002018770A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006085398A1 (ja) * 2005-02-09 2006-08-17 Takashi Yoshimine テープカッター及びカット装置

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