JP2002017922A - ゴルフカート - Google Patents

ゴルフカート

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JP2002017922A
JP2002017922A JP2000207505A JP2000207505A JP2002017922A JP 2002017922 A JP2002017922 A JP 2002017922A JP 2000207505 A JP2000207505 A JP 2000207505A JP 2000207505 A JP2000207505 A JP 2000207505A JP 2002017922 A JP2002017922 A JP 2002017922A
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golf cart
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drive
motor
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Yoshikazu Sugiura
義和 杉浦
Setsuji Yamaguchi
節二 山口
Kazuhiro Matsuoka
和広 松岡
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles

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  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハイブリッドタイプのゴルフカートにおい
て、駆動源の選択と簡単な機構で操作性のよい省エネ運
転が可能なゴルフカートを提供する。 【解決手段】ゴルフカートの各部構成部材は車体(メイ
ンフレーム)1上に搭載されている。バッテリ12より
電源供給されるモータコントローラ13は、所定のプロ
グラムでモータ10を駆動し、駆動力はギアボックス1
4を介して前輪2を駆動する。ガソリンを燃料とするエ
ンジン11はアクセルの操作量に応じて回転し、エンジ
ン11の駆動力はギアボックス16を介して後輪3を駆
動し、前輪2、後輪3はそれぞれ前後独立した駆動部を
構成している。ゴルフカートの運転態様は走行路状態を
(1)上り坂、(2)平地、(3)下り坂の3つに状態
に大まかに区分して、この走行路状態毎のゴルフカート
の駆動動作を、発進時駆動状態及び走行中駆動状態での
前輪駆動モータ及び後輪駆動エンジンの選択して運転制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゴルフ場でゴルフバ
ック等を運搬するゴルフカートに関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフ場のゴルフカートとしては、従来
から種々のタイプのものが提供されている。例えば、駆
動源での種類としては、手押しタイプをはじめとして電
動駆動タイプ、エンジン駆動タイプあるいは電動駆動と
エンジン駆動を併用するハイブリッドタイプがあり、ま
た、機能面での種別としては、非乗用タイプと乗用タイ
プという具合に種々のものが多用されている。
【0003】ゴルフ場は通所の道路と異なり、起伏の激
しい場所、急カーブあるいは路面がガタガタな場所等の
バラエティに富んだ状況である。従ってゴルフカートも
それに対応できるような性能と機能が要求される。特に
近時は、プレーヤ自身でゴルフカートを操作するセルフ
運転が多くなっているので、不特定多数の人が運転しや
すいような操作性に富み、かつ省エネタイプのものが望
まれている。
【0004】そのために、バッテリを電源とする電動駆
動とエンジン駆動を併用して駆動源に使用するタイプの
ゴルフカート、所謂ハイブリットタイプのゴルフカート
が開発されている。これらハイブリットタイプのもの
は、通常、駆動源としてエンジンとモータを隣接配置
し、共通の伝達機構により後輪に動力伝達するものが一
般的である。
【0005】
【発明が解決しようする課題】これら従来のゴルフカー
トは、省エネの面でも十分ではなく、エンジンとモータ
を隣接配置する必要があるため車体のメインフレーム上
での機器配置に制約があり、また、共通の伝達機構を用
いるために複雑な機構となってコスト面でも高価なもの
であった。そこで、本発明はハイブリッドタイプのゴル
フカートにおいて、駆動源の選択と簡単な機構で操作性
のよい省エネ運転が可能なゴルフカートを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1に係るゴルフカートは、バッテリ電
源による電動駆動とエンジン駆動とを併用したゴルフカ
ートにおいて、前輪を電動駆動とし後輪をエンジン駆動
に構成し、運転走行状況に応じて前記両駆動態様を選択
し運転制御するように構成した。
【0007】こうして、駆動部を前後に2分割すること
で、2つの駆動部を同時に動作させた状態で、従来型の
ゴルフカートと同等の駆動力が発生すればよいので、そ
れぞれの駆動部の駆動能力は半分で済む。また、平地や
下り坂等、駆動力が少なくてよい状況では、モータのみ
あるいはエンジンのみで駆動することにより省エネ運転
が可能となる。
【0008】本発明の請求項2に係るゴルフカートは、
バッテリ電源による電動駆動とエンジン駆動とを併用し
たゴルフカートにおいて、前輪を電動駆動とし後輪をエ
ンジン駆動に構成し、運転走行状況に応じて前記両駆動
態様を選択し、上り坂での発進時には、電動駆動とエン
ジン駆動との両駆動態様を重複選択し運転制御するよう
に構成した。
【0009】こうして、発進時はカート速度が所定速度
までの間は、大きな駆動力を要するので前輪駆動モータ
及び後輪駆動エンジンを同時に駆動(ON)して力強く
発進することができる。
【0010】本発明の請求項3に係るゴルフカートは、
バッテリ電源による電動駆動とエンジン駆動とを併用し
たゴルフカートにおいて、前輪を電動駆動とし後輪をエ
ンジン駆動に構成し、運転走行状況に応じて前記両駆動
態様を選択し、上り坂において、所定速度以上になると
エンジン駆動のみを選択し運転制御するように構成し
た。
【0011】こうして、ゴルフカートが所定速度を超え
てからの走行中は、後輪駆動エンジンでの駆動を基本に
して安定した走行を行ない、前輪駆動モータの駆動を減
らし、バッテリ自体の消費量を少なくし、充電の手間の
軽減及びバッテリ容量の縮小化を図ることができる。
【0012】本発明の請求項4に係るゴルフカートは、
バッテリ電源による電動駆動とエンジン駆動とを併用し
たゴルフカートにおいて、前輪を電動駆動とし後輪をエ
ンジン駆動に構成し、運転走行状況に応じて前記両駆動
態様を選択し、平地または下り坂での発進時には、電動
駆動のみを選択し運転制御するように構成した。
【0013】こうして、発進時はゴルフカート速度が所
定速度までの間は、前輪駆動モータのみの駆動とし、排
気のないクリーンな発進を実現する。
【0014】本発明の請求項5に係るゴルフカートは、
バッテリ電源による電動駆動とエンジン駆動とを併用し
たゴルフカートにおいて、前輪を電動駆動とし後輪をエ
ンジン駆動に構成し、運転走行状況に応じて前記両駆動
態様を選択し、平地において、電動駆動からエンジン駆
動に切り替える際、電動駆動とエンジン駆動とを重複選
択し運転制御するように構成した。
【0015】こうして、基本的に後輪駆動エンジンのみ
を駆動することとするが、その駆動開始のタイミング
は、前輪駆動モータの駆動期間とオーバーラップさせ
て、所定速度から後輪駆動エンジン11を駆動開始し、
駆動源が切り換ってもスムーズな速度変動とすることが
できる。
【0016】本発明の請求項6に係るゴルフカートは、
バッテリ電源による電動駆動とエンジン駆動とを併用し
たゴルフカートにおいて、前輪を電動駆動とし後輪をエ
ンジン駆動に構成し、運転走行状況に応じて前記両駆動
態様を選択し、下り坂においては、電動駆動のみを選択
し運転制御するように構成した。
【0017】こうして、全ての行程を一貫して前輪駆動
モータのみの駆動期間とし、モータの回生制動あるいは
発電制動を利用しながら安全な下り走行を行う。同時
に、特に回生制動時にはバッテリに充電しながら制動を
掛けるので省エネ運転を実現できる。
【0018】本発明の請求項7に係るゴルフカートは、
バッテリ電源による電動駆動とエンジン駆動とを併用し
たゴルフカートにおいて、前輪を電動駆動とし後輪をエ
ンジン駆動に構成し、運転走行状況に応じて前記両駆動
態様を選択し、運転速度が所定速度以下になると、エン
ジン駆動に電動駆動による補助駆動を選択し運転制御す
るように構成した。
【0019】こうして、後輪駆動エンジンのみを駆動し
ている時に、目標速度より実速度が低下すると、前輪駆
動モータが補助的に駆動し駆動力を補強する。できるだ
け前輪駆動モータの駆動を減らし、パワーの必要な時に
のみ、前輪駆動モータの駆動を利用することにより、バ
ッテリ自体の消費量を少なくし、充電の手間の軽減及び
バッテリ容量の縮小化を図ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面に沿って
記述する。図1は4人乃至5人乗りの電動駆動タイプの
ゴルフカートの外観側面図であり、図2はその内部の機
器配置構成を示す平面図である。このゴルフカートは後
部にゴルフバツクを積載でき、上部には日除け、雨よけ
のためのルーフが設置されている。
【0021】ゴルフカ−トは、左右一対の前輪2及び後
輪3により支持された車体(メインフレーム)1の上部
を、フロントボデー4及びバックボデー5により覆うと
共に、車体の前方部に運転者用のフロントシート7と後
方部にバックシート8とを設置して乗車部を構成し、フ
ロントシート7での着座姿勢で操作可能にステアリング
ホイール6を取り付けて構成している。
【0022】ゴルフカートの各部構成部材は車体(メイ
ンフレーム)1上に搭載されている。図2で主要な構成
部材の配置を説明する。10はモータ、11はエンジ
ン、12は電源となるバッテリ、13はモータコントロ
ーラ、14はギアボックス、15はガソリンタンク、1
6はギアボックスである。車体1の任意の位置(図では
底面)に、ゴルフカートが上り坂、平地あるいは下り坂
のいずれの状態にあるかを検知するために、傾斜センサ
9を配置している。
【0023】バッテリ12より電源供給されるモータコ
ントローラ13は、所定のプログラムに従って制御信号
を形成しモータ10を駆動する。モータ10の駆動力は
ギアボックス14を介して前輪2を駆動する。ガソリン
を燃料とするエンジン11はアクセルの操作量に応じて
回転し、エンジン11の駆動力はギアボックス16を介
して後輪3を駆動する。このように、前輪2、後輪3は
それぞれ前後独立した駆動部を構成している。
【0024】駆動部を前後に2分割することで、エンジ
ン11とモータ10を隣接配置する必要がなく、離間し
て独立に設置できるので、車体(メインフレーム)1上
での機器配置の自由度を高めることができる。また、そ
れぞれ個別の伝達機構を用いるためにギアボックス1
4,16も簡単な構造となり、コスト面でも安価なもの
となる。
【0025】また、2つの駆動部を同時に動作させた状
態で、従来型のゴルフカートと同等の駆動力が発生すれ
ばよいので、それぞれの駆動部の駆動能力は半分で済
み、平地や下り坂等、駆動力が少なくてよい状況では、
モータのみあるいはエンジンのみで駆動することにより
省エネ運転が可能となる。また、モータは微妙な制御も
正確に行うことができるので、ゴルフ場のように路面が
不安定な場所では前輪をモータにより丁寧に制御するこ
とにより、より安定した運転が可能となる。
【0026】次に、かかる構成の電動駆動とエンジン駆
動を併用して駆動源に使用するゴルフカートの運転態様
を走行路状態に区分して説明する。ここで、走行路状態
は(1)上り坂、(2)平地、(3)下り坂の3つに状
態に大まかに区分する。この走行路状態毎のゴルフカー
トの駆動動作を、発進時駆動状態及び走行中駆動状態で
の前輪駆動モータ及び後輪駆動エンジンの選択と制御動
作をまとめて記した、表1を参照して説明する。
【0027】
【表1】
【0028】(1)上り坂の場合 ゴルフカートの車体に設置された傾斜センサ9が上り坂
にあることを検知し、そこから発進する場合は、表1と
図3に示すように、発進時はカート速度が0〜5km/hま
での間は、大きな駆動力を要するので前輪駆動モータ1
0及び後輪駆動エンジン11を同時に駆動(ON)して
力強く発進する。
【0029】そして、ゴルフカートが5km/hを超えてか
らの走行中は、後輪駆動エンジン11での駆動を基本に
して安定した走行を行ない、前輪駆動モータ10は停止
(OFF)し、後輪駆動エンジン11のみを駆動(O
N)する。ここで、ゴルフカートの走行速度の目標速度
を破線で、実速度を実線で示すと、後輪駆動エンジン1
1のみを駆動している時に、目標速度より実速度が低下
すると、前輪駆動モータ10が補助的に駆動(ON)し
駆動力を補強する。ゴルフカートを停止する時は、後輪
駆動エンジン11のみの駆動で停止に至る。
【0030】(2)平地の場合 ゴルフカートの車体に設置された傾斜センサ9が平地に
あることを検知し、そこから発進する場合は、表1と図
4に示すように、発進時はカート速度が0〜5km/hまで
の間は、前輪駆動モータ10のみの駆動とし、排気のな
いクリーンな発進を実現する。
【0031】走行中は基本的に後輪駆動エンジン11の
みを駆動することとするが、その駆動開始のタイミング
は、前輪駆動モータ10の駆動(ON)期間とオーバー
ラップさせて、3km/hからは後輪駆動エンジン11を駆
動(ON)開始し、駆動源が切り換ってもスムーズな速
度変動となるようにする。ゴルフカートを停止する時
は、後輪駆動エンジン11のみの駆動で停止に至る。
【0032】(3)下り坂の場合 ゴルフカートの車体に設置された傾斜センサ9が平地に
あることを検知し、そこから発進する場合は、表1と図
5に示すように、発進、走行、停止の全ての行程を一貫
して前輪駆動モータ10のみの駆動(ON)期間とし、
モータ10の回生制動あるいは発電制動を利用しながら
安全な下り走行を行う。同時に、特に回生制動時にはバ
ッテリ12に充電しながら制動を掛けるので省エネ運転
を実現できる。
【0033】一般的に、上り坂運転、平地運転では、バ
ッテリの消費量が大きく、下り坂運転では消費量が少な
いことから、上記のように、上り坂運転、平地運転では
できるだけ前輪駆動モータ10の駆動を減らし、パワー
の必要な時あるいは排気のないクリーンな発進をしたい
時にのみ、前輪駆動モータ10の駆動を利用することに
より、バッテリ自体の消費量を少なくし、充電の手間の
軽減及びバッテリ容量の縮小化を図ることができる。こ
れにより、車体の軽量化を図りつつ、全体として、パワ
フル、安全、クリーン、省エネといった目標を総合的に
達成することができる。
【0034】更に、不特定多数の人が運転するために、
操作手段、例えばアクセル及びペダルの位置、角度等も
ゴルフ場において調整可能に製作されていれば、ゴルフ
場のように特異性のある場所では操作性の面で使用者に
十分に適合できるので、例えばアクセル及びペダルの位
置、角度については、以下のような工夫ができる。
【0035】図6はゴルフカートの操作ペダル装置の分
解図と、アクセルペダル装置とブレーキペダル装置の配
置関係を示している。図において20はアクセルペダル
装置、21はアクセルペダルパッド、22はアクセルプ
レート、23はアクセルプレートの垂直部材、24は長
穴、25はアクセルアーム、26はボルト、27はナッ
ト、28はネジ、29はネジ穴である。
【0036】アクセルペダルパッド21はアクセルプレ
ート22にネジ28とネジ穴により締結され、アクセル
プレートの垂直部材23とアクセルアーム25は両者の
長穴24を貫通して、ボルト26とナット27により締
結されてアクセルのアクセルペダル装置20が組み立て
られる。
【0037】同様に、31はブレーキペダルパッド、3
2はブレーキプレート、33はブレーキプレートの垂直
部材、34は長穴、35はブレーキアーム、36はボル
ト、37はナット、38はネジ、39はネジ穴である。
【0038】ブレーキペダル31はブレーキプレート3
2にネジ38とネジ穴39により締結され、ブレーキプ
レートの垂直部材33とブレーキアーム35は両者の長
穴34を貫通して、ボルト36とナット37により締結
されてブレーキの操作ペダル装置30が組み立てられ
る。
【0039】ここで、アクセルプレート22のネジ穴2
9,29は、該プレート面の中心より片方の側面側に所
定距離だけ片寄って、図ではブレーキペダルパッド31
反対側に、開口形成されている。従って、アクセルプレ
ート22を180度回転させることにより、該プレート
面のネジ穴29,29の片寄りを反対側、図ではブレー
キペダルパッド31側に、若干接近させることができ
る。図7にアクセルプレート22を180度回転させた
状態を示す。
【0040】従って、標準状態で組み立てられたアクセ
ルペダル装置20の位置とブレーキペダル装置30の位
置との間隔が図6の状態のものとすると、ゴルフカート
の運転操作上の要請から、両ペダルをより接近させるた
めに間隔調整したい場合は、アクセルプレート22を1
80度回転させて組み立てると、図7のように、アクセ
ルペダルパッド21をブレーキペダルパッド31側に若
干接近させることができる。
【0041】次に、アクセルペダルパッド21の倒れ角
を調整したい時は、図8(A)に示すように、アクセル
プレートの垂直部材23を所望の角度だけ傾斜させ、垂
直部材23の長穴24の空間範囲でボルト26を貫通し
てナット27により締結してアクセルペダル装置20を
組み立てる。ブレーキペダルパッド31の倒れ角を調整
したい時も同様にできる。これにより、アクセルペダル
装置20とブレーキペダル装置30は図8(B)に示す
ように、所定の間隔を保ちかつ所望の倒れ角をもって配
置することができる。
【0042】アクセルペダルパッド21とブレーキペダ
ルパッド31との間隔調整をする他の実施形態を図9に
より説明する。図において、同じ符号は同一機能のもの
である。アクセルプレート22の上面に長穴24を形成
し、アクセルペダルパッド21をアクセルプレート22
の長穴24の空間範囲で所望の距離だけスライドさせた
後、該長穴24にボルト26を貫通してナット27によ
り締結することにより、アクセルペダル装置20とブレ
ーキペダル装置30との間隔調整を行うことができる。
【0043】次に、アクセルペダルパッド21の倒れ角
調整の他の実施形態は、図9において、アクセルペダル
パッド21と一体化したアクセルプレート22を所望の
角度だけ傾斜させ、アクセルプレート22の側面の穴と
アクセルアーム25の穴を貫通してボルト26とナット
27により回動自在に締結する。これにより、図10
(A)の標準状態で組み立てられたアクセルペダルパッ
ド21を、図10(B)に示すように、所望の倒れ角を
もつて設定することができる。このように個々のゴルフ
場で独自に、最も適当なアクセル及びペダルの位置、角
度等を調整することを可能にする。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明のゴルフカート
は、2つの駆動部を同時に動作させた状態で、従来型の
ゴルフカートと同等の駆動力が発生すればよいので、そ
れぞれの駆動部の駆動能力は半分で済み、平地や下り坂
等、駆動力が少なくてよい状況では、モータのみあるい
はエンジンのみで駆動することにより省エネ運転が可能
となる。また、モータは微妙な制御も正確に行うことが
できるので、ゴルフ場のように路面が不安定な場所では
前輪をモータにより丁寧に制御することにより、より安
定した運転が可能となる。
【0045】また、駆動部を前後に2分割することで、
エンジンとモータを隣接配置する必要がなく、離間して
独立に設置できるので、車体(メインフレーム)上での
機器配置の自由度を高めることができる。また、それぞ
れ個別の伝達機構を用いるためにギアボックスも簡単な
構造となり、コスト面でも安価なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゴルフカートの外観側面図。
【図2】本発明のゴルフカートの平面図。
【図3】上り発進・走行時の前輪駆動モータ及び後輪駆
動エンジンの駆動状態図。
【図4】平地発進・走行時の前輪駆動モータ及び後輪駆
動エンジンの駆動状態図。
【図5】下り発進・走行時の前輪駆動モータ及び後輪駆
動エンジンの駆動状態図。
【図6】ゴルフカートの操作ペダル装置の分解図。
【図7】アクセルの間隔調整図。
【図8】アクセル倒れ角調整図。
【図9】他のアクセルの間隔調整図。
【図10】他のアクセルの倒れ角調整図。
【符号の説明】
1 車体(メインフレーム) 2 前輪 3 後輪 4 フロントボデー 5 バックボデー 6 ステアリグホイール 7 前部座席 8 後部座席 9 傾斜センサ 10 駆動モータ 11 エンジン 12 バッテリ 13 モータコントローラ 14,16 ギアボックス 15 ガソリンタンク 20 アクセルペダル装置 21 アクセルペダルパッド 22 アクセルプレート 23 垂直部材 25 アクセルアーム 30 ブレーキペダル装置 31 ブレーキペダルパッド 32 ブレーキプレート 33 ブレーキプレート 35 ブレーキアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松岡 和広 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3D043 AA01 AB17 EA02 EA05 EE01 EE06 EF12 EF21 5H115 PA12 PG07 PI16 PI29 PO17 PU01 PU25 QE01 QE04 QE06 QE15 QI03 QI04 SE03 SE05 TO07 UI13 UI23

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリ電源による電動駆動とエンジン
    駆動とを併用したゴルフカートにおいて、前輪を電動駆
    動とし後輪をエンジン駆動に構成し、運転走行状況に応
    じて前記両駆動態様を選択し運転制御することを特徴と
    するゴルフカート。
  2. 【請求項2】 上り坂での発進時には、電動駆動とエン
    ジン駆動との両駆動態様を重複選択し運転制御すること
    を特徴とする請求項1記載のゴルフカート。
  3. 【請求項3】 上り坂において、所定速度以上になると
    エンジン駆動のみを選択し運転制御することを特徴とす
    る請求項1記載のゴルフカート。
  4. 【請求項4】 平地または下り坂での発進時には、電動
    駆動のみを選択し運転制御することを特徴とする請求項
    1記載のゴルフカート。
  5. 【請求項5】 上り坂において、電動駆動からエンジン
    駆動に切り替える際、電動駆動とエンジン駆動とを重複
    選択し運転制御することを特徴とする請求項1記載のゴ
    ルフカート。
  6. 【請求項6】 下り坂においては、電動駆動のみを選択
    し運転制御することを特徴とする請求項1記載のゴルフ
    カート。
  7. 【請求項7】 運転速度が所定速度以下になると、エン
    ジン駆動に電動駆動による補助駆動を選択し運転制御す
    ることを特徴とする請求項1記載のゴルフカート。
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