JP2002017858A - 内視鏡用カテーテル - Google Patents

内視鏡用カテーテル

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JP2002017858A
JP2002017858A JP2000201808A JP2000201808A JP2002017858A JP 2002017858 A JP2002017858 A JP 2002017858A JP 2000201808 A JP2000201808 A JP 2000201808A JP 2000201808 A JP2000201808 A JP 2000201808A JP 2002017858 A JP2002017858 A JP 2002017858A
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JP
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flexible tube
catheter
endoscope
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guide wire
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JP2000201808A
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Inventor
Teruo Ouchi
輝雄 大内
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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  • Endoscopes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】可撓性チューブより細くて腰が強い金属製ガイ
ドワイヤをまず目標位置に挿入しておき、それをガイド
にして膵胆管等に容易に挿入することができる内視鏡用
カテーテルを提供すること。 【解決手段】基端口金20には、可撓性チューブ10の
基端内に向かう貫通路21が形成されて、弾力性のある
材料からなる環状シール部材40が貫通路21の軸線を
囲んで配置されると共に、造影剤注入具を接続するため
の注入具接続口金22が貫通路21に側方から連通して
設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、膵胆管内等に造
影剤等を送り込むために内視鏡の処置具挿通チャンネル
に挿脱して使用される内視鏡用カテーテルに関する。
【0002】
【従来の技術】膵胆管造影は内視鏡を利用した検査の中
でも有効性が非常に高いものの一つであり、十二指腸フ
ァイバスコープの処置具挿通チャンネルに造影剤注入用
のカテーテルを通して行われる。
【0003】そのような従来の内視鏡用カテーテルは、
一般に、可撓性チューブの基端に基端口金が取り付けら
れた構成になっており、可撓性チューブが押し込み操作
の際に腰折れしないように、芯金を基端口金側から可撓
性チューブ内に挿脱することができるようにしたものも
ある(実公昭54−14474号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の内視鏡用カテーテルでは、芯金が可撓性チューブ
より短い構造になっているので、膵胆管の十二指腸側開
口であるファーター氏乳頭部分へ可撓性チューブの先端
を直接押し込まなければならず、相当に高度のテクニッ
クを習得しないと膵胆管内に挿入することができない。
【0005】そこで本発明は、可撓性チューブより細く
て腰が強い金属製ガイドワイヤをまず目標位置に挿入し
ておき、それをガイドにして膵胆管等に容易に挿入する
ことができる内視鏡用カテーテルを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡用カテーテルは、可撓性チューブ
と、可撓性チューブ内に造影剤等を注入するために可撓
性チューブの基端に接続された基端口金とを有する内視
鏡用カテーテルにおいて、基端口金には、可撓性チュー
ブの基端内に向かう貫通路が形成されて、弾力性のある
材料からなる環状シール部材が貫通路の軸線を囲んで配
置されると共に、造影剤注入具を接続するための注入具
接続口金が貫通路に側方から連通して設けられているも
のである。
【0007】なお、環状シール部材を軸線方向に圧縮し
て潰すためのねじ筒が軸線周りに回転自在に基端口金に
螺合して設けられ、そのねじ筒には、基端口金の貫通路
に向かう貫通孔が形成されていてもよく、その場合、ね
じ筒で環状シール部材を軸線方向に圧縮して潰すことに
より、環状シール部材が貫通孔を閉塞する状態になるよ
うにしてもよい。
【0008】また、ねじ筒の貫通孔から基端口金の貫通
路を経由して、先端が可撓性チューブの先端より前方に
突出する状態になるまで可撓性チューブに対して挿脱自
在な可撓性のガイドワイヤが設けられていてもよく、そ
の場合、ガイドワイヤの直径が0.24〜0.35イン
チの範囲にあるのがよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図2は、十二指腸ファイバスコープの処置具
挿通チャンネルに挿脱して使用される内視鏡用カテーテ
ルを示しており、10は、例えば全長が1.5〜2m程
度、外径が1.5〜2.5mm程度、内径が0.7〜
1.2mm程度の四フッ化エチレン樹脂チューブ等によ
って形成された可撓性チューブである。
【0010】可撓性チューブ10の先端11は、熱成形
等によって外径が細められた自由端になっていて口金等
は取り付けられておらず、基端部分には、可撓性チュー
ブ10内に造影剤等を注入するためのステンレス鋼又は
プラスチック等からなる基端口金20が、固定的に接続
されている。
【0011】基端口金20には、可撓性チューブ10の
基端部分の軸線の延長線上に真っ直ぐに貫通路21が穿
設されている。また、図示されていない造影剤注入具
(例えば注射器等)を接続するための注入具接続口金2
2が、貫通路21の中間部に側方から連通するように基
端口金20の側面に突出形成されている。
【0012】基端口金20の手元側(図において上方)
寄りの半部内には、貫通路21と同軸に雌ネジ部23が
形成されていて、その雌ねじ部23の奥側部分には、後
述するOリング40を装填するための段付き部24が形
成されている。
【0013】その基端口金20の雌ねじ部23に端部側
からねじ込まれるねじ筒30は、雌ねじ部23に螺合す
る雄ねじ部31と、それより手元側部分に形成された径
の太い摘み部32からなり、摘み部32を指先で摘んで
軸線周りに自由に回転させることができる。
【0014】ねじ筒30には、貫通路21とほぼ真っ直
ぐに連通する軸線位置に貫通孔33が穿設されており、
その外端側の開口はテーパ状に広げられて、後述するガ
イドワイヤ50等を差し込み易いようになっている。
【0015】ねじ筒30の先端面34は、基端口金20
の段付き部24に面して位置するように形成されてお
り、その先端面34と段付き部24とで囲まれた空間
に、弾力性のあるゴム材等からなるシール用のOリング
40(環状シール部材)が装填されている。
【0016】このような構成により、摘み部32を摘ん
で基端口金20にねじ筒30をねじ込む方向に回転させ
ると、ねじ筒30の先端面34が奥方向に移動してOリ
ング40が軸線方向に圧縮して潰され、逆の操作によっ
てOリング40が元の自然な形状に戻る。
【0017】そこで、この内視鏡用カテーテルの可撓性
チューブ10を十二指腸ファイバスコープの処置具挿通
チャンネルに挿通して膵胆管に差し込むに際には、図1
に示されるように、可撓性のある例えばチタン−ニッケ
ル系等の超弾性合金やステンレス鋼製のガイドワイヤ5
0を、ねじ筒30の貫通孔33から基端口金20の貫通
路21を経由して可撓性チューブ10内の全長にわたっ
て挿通し、ガイドワイヤ50の先端51が可撓性チュー
ブ10の先端11から前方に、例えば5〜数十cm程度
突出する状態にしておく。
【0018】ガイドワイヤ50としては、直径が0.2
4インチ(0.61mm)〜0.35インチ(0.89
mm)の範囲のものを、可撓性チューブ10の内径等に
対応して用いるとよい。
【0019】そして、まず十二指腸ファイバスコープの
処置具挿通チャンネルから突出させたガイドワイヤ50
の先端51を、ファーター氏乳頭部分から膵胆管100
内に差し込む。ガイドワイヤ50は可撓性チューブ10
と比較すると細くて腰があるので、膵胆管100内に容
易に差し込むことができる。
【0020】ガイドワイヤ50の先端51を膵胆管10
0内にある程度深く差し込んでから、ガイドワイヤ50
に対して可撓性チューブ10を先端側へ押し込めば、可
撓性チューブ10の先端11が容易に膵胆管100内に
差し込まれる。
【0021】なお、このような一連の動作の際に、ねじ
筒30を基端口金20に締め込んでおけば、Oリング4
0が圧縮されてガイドワイヤ50に押圧されるので、可
撓性チューブ10とガイドワイヤ50が一緒に進退して
ガイドワイヤ50が芯金として機能し、ねじ筒30を緩
めておけば、Oリング40があまり(或いは全く)圧縮
されず、可撓性チューブ10とガイドワイヤ50とを別
々に進退させることができる。
【0022】そのようにして可撓性チューブ10の先端
11が膵胆管100内に差し込まれたら、図3に示され
るように、可撓性チューブ10はそのままにしてガイド
ワイヤ50だけを手元側に抜き去り、それからねじ筒3
0を基端口金20に強く締め込めば、Oリング40が貫
通路21を閉塞する状態に潰される。
【0023】したがって、そこで注入具接続口金22か
ら造影剤を注入すれば、造影剤が貫通路21内から可撓
性チューブ10内を通過して膵胆管100内に送り込ま
れ、膵胆管造影を行うことができる。
【0024】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば膵胆管造影用に限らず、薬液その他
の液体を体内の細い管部内に送り込むための内視鏡用カ
テーテルに適用することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、基端口金に、可撓性チ
ューブの基端内に向かう貫通路の軸線を囲んで弾力性の
ある材料からなる環状シール部材を配置し、造影剤注入
具を接続するための注入具接続口金を貫通路に側方から
連通して設けたことにより、可撓性チューブより細くて
腰が強い金属製ガイドワイヤを基端口金と可撓性チュー
ブに通して膵胆管等に挿入してから、それをガイドにし
て可撓性チューブを膵胆管等に容易に挿入することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の内視鏡用カテーテルにガイド
ワイヤが挿通された状態の側面断面図である。
【図2】本発明の実施例の内視鏡用カテーテルの側面断
面図である。
【図3】本発明の実施例の内視鏡用カテーテルの造影剤
を注入する状態の側面断面図である。
【符号の説明】
10 可撓性チューブ 20 基端口金 21 貫通路 22 注入具接続口金 23 雌ねじ部 24 段付き部 30 ねじ筒 31 雄ねじ部 32 摘み部 40 Oリング(環状シール部材) 50 ガイドワイヤ 100 膵胆管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性チューブと、上記可撓性チューブ内
    に造影剤等を注入するために上記可撓性チューブの基端
    に接続された基端口金とを有する内視鏡用カテーテルに
    おいて、 上記基端口金には、上記可撓性チューブの基端内に向か
    う貫通路が形成されて、弾力性のある材料からなる環状
    シール部材が上記貫通路の軸線を囲んで配置されると共
    に、造影剤注入具を接続するための注入具接続口金が上
    記貫通路に側方から連通して設けられていることを特徴
    とする内視鏡用カテーテル。
  2. 【請求項2】上記環状シール部材を軸線方向に圧縮して
    潰すためのねじ筒が軸線周りに回転自在に上記基端口金
    に螺合して設けられ、そのねじ筒には、上記基端口金の
    貫通路に向かう貫通孔が形成されている請求項1記載の
    内視鏡用カテーテル。
  3. 【請求項3】上記ねじ筒で上記環状シール部材を軸線方
    向に圧縮して潰すことにより、上記環状シール部材が上
    記貫通孔を閉塞する状態になる請求項2記載の内視鏡用
    カテーテル。
  4. 【請求項4】上記ねじ筒の貫通孔から上記基端口金の貫
    通路を経由して、先端が上記可撓性チューブの先端より
    前方に突出する状態になるまで上記可撓性チューブに対
    して挿脱自在な可撓性のガイドワイヤが設けられている
    請求項1、2又は3記載の内視鏡用カテーテル。
  5. 【請求項5】上記ガイドワイヤの直径が0.24〜0.
    35インチの範囲にある請求項4記載の内視鏡用カテー
    テル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103687528A (zh) * 2011-08-03 2014-03-26 奥林巴斯株式会社 内窥镜
JP2020156891A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 ガデリウス・メディカル株式会社 造影剤注入用カテーテル
JP2021111267A (ja) * 2020-01-15 2021-08-02 株式会社アセットバンク サーバ、収集方法およびプログラム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08187292A (ja) * 1995-01-09 1996-07-23 Olympus Optical Co Ltd カテーテル

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