JP2002017589A

JP2002017589A - 化粧鏡

Info

Publication number: JP2002017589A
Application number: JP2001124474A
Authority: JP
Inventors: Mikio Kamei; 幹雄亀井; Hozumi Takeo; 穂積竹尾; Akira Igata; 晃井形; Satoshi Matsuoka; 聡松岡
Original assignee: Toto Ltd
Current assignee: Toto Ltd
Priority date: 2000-04-21
Filing date: 2001-04-23
Publication date: 2002-01-22

Abstract

(57)【要約】【課題】従来の化粧鏡は、蛍光灯ランプから拡散され
る光が天井など洗面所全体を照らしており、化粧鏡の前
に立った人の顔や手を明るくするのに十分に利用されて
いなかった。また、蛍光灯カバーは、蛍光灯ランプが点
灯した場合に、蛍光灯ランプそのものが見えないように
透過率の悪い乳白色をしていた。【解決手段】蛍光灯本体と化粧鏡本体との間に反射板
を挟んで固定し、該反射板は蛍光灯ランプの上方に反射
部を設け、蛍光灯本体および蛍光灯ランプを覆って化粧
鏡本体に取付けられる蛍光灯カバーの一部が略透明に形
成されている化粧鏡

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、主に洗面所に設置
される化粧鏡に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の洗面化粧台は、図６に示すように
洗面化粧台の前で作業する人の顔や手を照らすために蛍
光灯の光を集光させる部品がなく、また、蛍光灯カバー
は同一材料で形成されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の化粧鏡は、蛍光
灯ランプから拡散される光が天井など洗面所全体を照ら
しており、化粧鏡の前に立った人の顔や手を明るくする
のに十分に利用されていなかった。また、蛍光灯カバー
は、蛍光灯ランプが点灯した場合に、蛍光灯ランプその
ものが見えないように透過率の悪い乳白色をしていた。

【０００４】本発明の第１の目的は、化粧鏡の蛍光灯ラ
ンプから発せられる光を効率的に活用し、従来と同等の
ワット数の蛍光灯ランプを用いたとしても格段に所定の
部分における照度を向上することができる化粧鏡を提供
することにある。

【０００５】本発明の第２の目的は、化粧鏡を使用する
ものの態様に応じて最適な配光分布を提供することがで
きる化粧鏡を提供することにある。

【０００６】本発明の第３の目的は、かかる照度の向上
や最適な配光分布を提供しつつ化粧鏡の照明部分の外観
を損ねない化粧鏡を提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】第１の発明では、蛍光灯
本体と反射板とを一の固定具によって固定し、該反射板
は蛍光灯ランプの上方に反射部を設け、蛍光灯本体およ
び蛍光灯ランプを覆って化粧鏡本体に取付けられる蛍光
灯カバーの一部が略透明に形成されている化粧鏡を提供
する。

【０００８】本発明において、反射板としては鋼板に白
色等の反射率の高い塗装を施したもの、鏡のようなも
の、樹脂に白色等の反射率の高い塗装を施したもの若し
くは樹脂自体を白色等としたもの等が好適に用いられ
る。

【０００９】本発明における反射部とは、反射板の一部
分であって実質的に光線を反射し得る部位を指すものと
し、当該部位のみを前記反射板の好ましい態様である材
料としてもよい。

【００１０】本発明においての略透明とは、可視光線を
効率的に透過し得るものであり、透過率は９０％前後で
ある。材料としては、スチレン樹脂やアクリル樹脂など
が用いられ、スチレン樹脂は安価であり、アクリル樹脂
は強度があり割れにくいのが特長である。

【００１１】本発明における蛍光灯カバーの略透明部以
外の部分は、同様に略透明としても、いわゆる半透明と
しても、実質的に可視光線を透過しないようにしてもよ
い。

【００１２】本発明における固定具とは、ねじや釘等の
締結手段や、接着や粘着テープ等の圧着手段などが設計
条件に応じて適宜選択されるものである。

【００１３】本発明によれば、蛍光灯ランプの上方に反
射板を設けることにより、蛍光ランプから拡散する光を
下方に集光することが出来、光の必要な顔や手の部分を
明るく照らすことが出来る。また、蛍光灯カバーの一部
を略透明にすることにより、上記蛍光灯ランプから拡散
する光を下方に集光させた場合に、略透明であれば損失
がなく光が顔や手の部分を明るく照らすことが出来る。

【００１４】第２の発明では、前記蛍光灯カバーの略透
明に形成された部分は、前記蛍光灯ランプの外周が投影
される面と略同一である第１の発明に記載の化粧鏡を提
供する。

【００１５】本発明によれば、蛍光灯ランプの外周が投
影される面と略同一であることにより、蛍光灯カバーの
清掃性がよく、意匠性も良い。

【００１６】第３の発明では、蛍光灯本体と反射板とを
一の固定具によって固定し、該反射板は、取付部と、第
１の屈曲部とを有し、該第１の屈曲部は、その屈曲部上
の任意の点と蛍光灯ランプの中心点を結んだ線を第１の
仮想線とし、前記任意の点における法線と前記第１の仮
想線とが成す角と略同一の角度を成しかつ前記第１の仮
想線とは前記法線を挟んで反対側に形成される第２の仮
想線が、化粧鏡本体の下端近傍を含む水平平面であって
かつ該化粧鏡本体の背面より略６００ｍｍより内側に形
成される水平平面を通過するようにしてなる、化粧鏡を
提供する。

【００１７】本発明における、反射板、固定具等の語義
は前述のものと同じものである。

【００１８】本発明の化粧鏡は、主に洗面所において使
用され、好適な形態としては化粧台の上に設置される。
このような使用状況において、化粧鏡前面に立って使用
する者にとって照明が主に照らして欲しい部位は、顔の
周辺と洗面器上近傍のいわゆる作業時の手元である。本
発明における、化粧鏡本体の下端近傍を含む水平平面で
あってかつ該化粧鏡本体の背面より略６００ｍｍより内
側に形成される水平平面とはそのような作業時の手元を
主に指している。

【００１９】本発明の構成を持ってすれば、化粧鏡前面
に立って使用する者の顔の周辺には従来と同様に蛍光灯
ランプからの直接の光線が当たり、洗面器上近傍のいわ
ゆる作業時の手元には、反射板の第１の屈曲部を経た光
線が当たる。

【００２０】本発明の別の好ましい態様としては、前記
第２の仮想線が、化粧鏡本体の下端近傍を含む水平平面
であってかつ該化粧鏡本体の背面より略４００ｍｍ近傍
の水平平面を通過するようにしてなる化粧鏡が挙げられ
る。

【００２１】本発明によれば、蛍光灯ランプから上方に
拡散する光を第一の屈曲面が化粧鏡の前に立って作業す
る人の手元部分を明るく照らす。

【００２２】第４の発明では、前記反射板は更に、前記
第１の屈曲部を挟んで前記取付部とは反対側に第２の屈
曲部を有してなる、第３の発明記載の化粧鏡を提供す
る。

【００２３】本発明によれば、上方に拡散する光だけ出
なく、上方前方に拡散する光を、第二の屈曲面が下方へ
光を集光させ、手元の照度を向上させる。

【００２４】第５の発明では、前記第２の屈曲部は、そ
の屈曲部上の任意の点と蛍光灯ランプの中心点を結んだ
線を第３の仮想線とし、前記任意の点における法線と前
記第３の仮想線とが成す角と略同一の角度を成しかつ前
記第３の仮想線とは前記法線を挟んで反対側に形成され
る第４の仮想線が、化粧鏡の鏡に反射し、その後該化粧
鏡本体の下端近傍を含む水平平面であってかつ該化粧鏡
本体の背面より略６００ｍｍより内側に形成される水平
平面を通過するようにしてなる、第３の発明又は第４の
発明記載の化粧鏡を提供する。

【００２５】本発明の別の好ましい態様としては、前記
第４の仮想線が、化粧鏡本体の下端近傍を含む水平平面
であってかつ該化粧鏡本体の背面より略４００ｍｍ近傍
の水平平面を通過するようにしてなる化粧鏡が挙げられ
る。

【００２６】本発明によれば、第二の屈曲面は、蛍光灯
ランプから拡散する光を下方に向けつつも、化粧鏡の鏡
に反射させ、照度を向上させる

【００２７】第６の発明では、前記蛍光灯本体、蛍光灯
ランプ、反射板は蛍光灯カバーによって覆われており、
該蛍光灯カバーの前記第２の仮想線及び／又は第４の仮
想線が通過する部位が略透明に形成されてなる、第３の
発明乃至第５の発明いずれか記載の化粧鏡を提供する。

【００２８】本発明によれば、仮想線が通過する部位の
み略透明に形成されており、略透明部分が少なて良く、
意匠性が良い。

【００２９】

【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明をよ
り具体的に説明する。尚、本発明の外延はこの実施の形
態に限定されるものではなく、上記発明の趣旨を逸脱し
ない範囲で所与の設計上の変更が可能であることは言う
までもない。

【００３０】（第１の実施の形態）図１に示すように蛍
光灯ランプ５の上方を覆うように反射板３が取りつけら
れている。また、図２は蛍光灯カバー２を下から見た図
であるが、下面には蛍光灯カバー２の前面・側面・上面
より透過率の良いカバープレート２１があり、化粧鏡本
体１に取付けると図1のように蛍光灯ランプ５と反射板
３を覆うように蛍光灯カバー２が取付けられ、カバープ
レート２１は下面側となる。

【００３１】まず反射板３の取り付け方法であるが、図
３に示すように、反射板３は蛍光灯本体４と別部品にな
っており、蛍光灯本体４を化粧鏡本体１に固定する際
に、その蛍光灯本体４と固定するネジ４１の間に、反射
板３を取りつける。

【００３２】蛍光灯本体４と反射板３を一体にすれば、
コストも安くなると思われるので、そのようにすること
も好ましい態様の一つである。また一方では、１５Ｗや
２０Ｗなどワット数の違う蛍光灯本体に反射板を取り付
けたいと考えたときに、一体にしていると、ワット数の
違うものや蛍光灯本体の形状違いで数種類の蛍光灯本体
を作る必要があるというような状況も考えられる。その
ような場合には、反射板を別部品にすることにより、ワ
ット数の違いや蛍光灯本体の形状違いでも対応できる。

【００３３】取付の際も、蛍光灯本体４を化粧鏡本体１
へ固定するネジ４１で反射板３を取り付ければ、組立作
業性は、今までと変わらない。よって、ワット数の違い
や蛍光灯本体の形状違いであっても、取り付け穴を共通
にしておくか、違うのであれば、最初から反射板のその
位置に取り付け穴を設けて蛍光灯本体と同時に固定する
ことが出来れば、作業時間も変わらず問題なく取りつけ
ることが出来る。

【００３４】カバープレート２１は、蛍光灯カバー２の
前面や側面や上面よりも光の透過率の良い透過率９０％
前後の材料である。下面の一部を透過率の良いカバープ
レート２１にすれば、顔や手などを明るく照らせるわけ
であるが、平板であれば蛍光灯ランプが下方から見える
おそれがあるので、図４のようにカバープレート２１に
凹凸をつけて下方からでも蛍光灯ランプ５そのものが見
えにくいようにするのも好ましい態様の一つである。そ
の際に、図４（ａ）のようにアーチ状の凹凸にしても、
図４（ｂ）のようにノコギリ歯状の凹凸にしてもよい
し、その他の形状を選択しても良い。

【００３５】また、蛍光灯カバー２とカバープレート２
１の接着方法も図５（ｂ）のように成形で一体にすると
すっきりとした外観面となる。また図５（ａ）のように
別の部品にして、接着する方法もあり、外観面は、略同
一である。

【００３６】（第２の実施の形態）図７は第２の実施の
形態に係る化粧鏡の概略図である。化粧鏡８０１は化粧
台（図示しない）の上に載置され、化粧台のカウンター
面の高さは約８００ｍｍ程度である。立位の使用者８０
２の顔部分は、床面から約１６５０ｍｍで壁面から約５
７０ｍｍ程度のところにあるものと想定している（以下
Ａ点）。立位の使用者８０２は洗面動作をする際に化粧
台のカウンター面上を手が動くことから、そのようなエ
リア、この実施の形態の場合は床面から約８００ｍｍで
壁面から約６００ｍｍの平面上（ただし１００ｍｍ程度
の上下動はあるものとする）に好適に蛍光ランプからの
光が当たるようにしている。図中の二点鎖線は蛍光ラン
プから発せされた光の軌跡を仮想的に示したものであ
る。

【００３７】図８は第２の実施の形態に係る化粧鏡の照
明部分の拡大断面図である。反射板８０３は蛍光灯本体
８０４と共にねじ８０５によって、本体８０６に固定さ
れている。反射板８０３は取付部８０７、第１の屈曲部
８０８、平面部８０９を有している。平面部８０９は蛍
光ランプ８１０（管の直径約３２ｍｍ）の外周から１５
ｍｍ程度の間隔を置いて略平行に形成されている。第１
の屈曲部８０８は平面部８０９と蛍光ランプ８１０の中
心線との交点において平面部８０９に接するようにし、
その曲率半径は約３５ｍｍ程度である。

【００３８】本実施の形態において、蛍光灯カバー８１
１は乳白色の半透明材料にて形成しているが、図８の点
ａから点ｂに至る部分を略透明にしても良い。この場
合、化粧鏡を正面から見た場合には乳白色の半透明材料
にて形成した蛍光灯カバーによって蛍光ランプが直接見
えず、かつ手元部分は蛍光灯カバーの略透明部分を透過
した光が当たるので、外観面での品質向上と照度向上が
両立することができる。

【００３９】（第３の実施の形態）図９は第３の実施の
形態に係る化粧鏡の概略図である。化粧鏡１００１は化
粧台（図示しない）の上に載置され、化粧台のカウンタ
ー面の高さは約８００ｍｍ程度である。立位の使用者１
００２の顔部分は、床面から約１６５０ｍｍで壁面から
約５７０ｍｍ程度のところにあるものと想定している
（Ａ点）。立位の使用者１００２は洗面動作をする際に
化粧台のカウンター面上を手が動き、特に洗面ボウルの
中心近傍を頻繁に手が動くので、そのようなエリア、こ
の実施の形態の場合は床面から約８００ｍｍの平面上
（ただし１００ｍｍ程度の上下動はあるものとする）で
あって壁面から４００ｍｍ程度の点（以下Ｂ点）近傍に
好適に蛍光ランプからの光が当たるようにしている。図
中の二点鎖線は蛍光ランプから発せされた光の軌跡を仮
想的に示したものである。

【００４０】図１０は第３の実施の形態に係る化粧鏡の
照明部分の拡大断面図である。反射板１００３は蛍光灯
本体１００４と共にねじ１００５によって、本体１００
６に固定されている。反射板１００３は取付部１００
７、第１の屈曲部１００８、平面部１００９を有してい
る。第１の屈曲部１００８は、曲率半径約５０ｍｍ程度
であって、取付部１００７の端部（ねじ穴中心から約１
５ｍｍ程度）を通過し、蛍光ランプ１０１０の外周から
１５ｍｍ程度の間隔を置いて略平行に形成されている平
面部１００９に接するように形成されている。

【００４１】本実施の形態において、蛍光灯カバー１０
１１は乳白色の半透明材料にて形成しているが、図１０
の点ｃから点ｄに至る部分を略透明にしても良い。この
場合、化粧鏡を正面から見た場合には乳白色の半透明材
料にて形成した蛍光灯カバーによって蛍光ランプが直接
見えず、かつ手元部分は蛍光灯カバーの略透明部分を透
過した光が当たるので、外観面での品質向上と照度向上
が両立することができる。

【００４２】（実施の形態に係る化粧鏡の照度の検証）
従来の反射板が無い化粧鏡と、第２の実施の形態に係る
化粧鏡において、上記Ａ点及びＢ点における照度を測定
した。

【００４３】測定方法は、周囲から光が入射しない暗室
の中で試験体に一定電圧を加え、３０分間点灯させた後
ＪＩＳ１６０９に規定する照度計で、５分間受光部を露
出した後測定するものとする。測定角度は、鏡に対して
平行、４５°、垂直の三つとする。ただし、Ｂ点におい
ては鏡に対して垂直のみである。従来の化粧鏡の測定結
果を表１に、第２の実施の形態に係る化粧鏡の測定結果
を表２に示す。

【００４４】

【表１】

【００４５】

【表２】

【００４６】この結果によれば、立位の使用者の顔近傍
である測定点Ａにおいては両者ともほとんど照度に差が
無いのに対し、立位の使用者の手元付近を想定したＢ点
においては第２の実施の形態に係る化粧鏡の方が、４０
％程度照度が向上している。従って、反射板が所期の効
果を発し、手元付近の照度を向上することに役立ってい
るものと考えることができる。

【００４７】（第４の実施の形態）図１１は第４の実施
の形態に係る化粧鏡の概略図である。化粧鏡１２０１は
化粧台（図示しない）の上に載置され、化粧台のカウン
ター面の高さは約８００ｍｍ程度である。立位の使用者
１２０２の顔部分は、床面から約１６５０ｍｍで壁面か
ら約５７０ｍｍ程度のところにあるものと想定している
（Ａ点）。立位の使用者１００２は洗面動作をする際に
化粧台のカウンター面上を手が動き、特に洗面ボウルの
中心近傍を頻繁に手が動くので、そのようなエリア、こ
の実施の形態の場合は床面から約８００ｍｍの平面上
（ただし１００ｍｍ程度の上下動はあるものとする）で
あって壁面から４００ｍｍ程度の点（以下Ｂ点）近傍に
好適に蛍光ランプからの光が当たるようにしている。図
中の二点鎖線は蛍光ランプから発せされた光の軌跡を仮
想的に示したものである。

【００４８】図１２は第４の実施の形態に係る化粧鏡の
照明部分の拡大断面図である。反射板１２０３は蛍光灯
本体１２０４と共にねじ１２０５によって、本体１２０
６に固定されている。反射板１２０３は取付部１２０
７、第１の屈曲部１２０８、平面部１２０９、第２の屈
曲部１２１０を有している。第１の屈曲部１２０８は、
曲率半径約５０ｍｍ程度であって、取付部１２０７の端
部（ねじ穴中心から約１５ｍｍ程度）を通過し、蛍光ラ
ンプ１２１１の外周から１５ｍｍ程度の間隔を置いて略
平行に形成されている平面部１２０９に接するように形
成されている。第２の屈曲部１２１０は、蛍光ランプ１
２１１から入射した光の少なくとも一部が化粧鏡１２０
１の鏡部分に反射してＢ点に至るように設定されてい
る。

【００４９】本実施の形態において、蛍光灯カバー１２
１２は乳白色の半透明材料にて形成しているが、図１２
の点ｅから点ｆに至る部分を略透明にしても良い。この
場合、化粧鏡を正面から見た場合には乳白色の半透明材
料にて形成した蛍光灯カバーによって蛍光ランプが直接
見えず、かつ手元部分は蛍光灯カバーの略透明部分を透
過した光が当たるので、外観面での品質向上と照度向上
が両立することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１のの実施形態を示す図

【図２】蛍光灯カバーを下面から見た図

【図３】反射板と蛍光灯本体の取付け要領

【図４】カバープレートの断面形状

【図５】蛍光灯カバーとカバープレートとの接合方法
を示した図

【図６】従来の化粧鏡

【図７】第２の実施の形態を示す図

【図８】第２の実施の形態の照明部分拡大図

【図９】第３の実施の形態を示す図

【図１０】第３の実施の形態の照明部分拡大図

【図１１】第４の実施の形態を示す図

【図１２】第４の実施の形態の照明部分拡大図

【符合の簡単な説明】

１…化粧鏡本体２…蛍光灯カバー２１…カバープレート３…反射板４…蛍光灯本体４１…ネジ５…蛍光灯ランプ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｆ２１Ｖ 33/00 Ｆ２１Ｖ 33/00 Ｋ // Ｆ２１Ｗ 131:302 Ｆ２１Ｗ 131:302 Ｆ２１Ｙ 103:00 Ｆ２１Ｙ 103:00 (72)発明者松岡聡福岡県北九州市小倉北区中島２丁目１番１号東陶機器株式会社内Ｆターム(参考） 3K014 AA02 QA02

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】蛍光灯本体と反射板とを一の固定具によっ
て固定し、該反射板は蛍光灯ランプの上方に反射部を設け、蛍光灯本体および蛍光灯ランプを覆って化粧鏡本体に取
付けられる蛍光灯カバーの一部が略透明に形成されてい
る化粧鏡。
【請求項２】前記蛍光灯カバーの略透明に形成された部
分は、前記蛍光灯ランプの外周が投影される面と略同一
である請求項１に記載の化粧鏡。
【請求項３】蛍光灯本体と反射板とを一の固定具によっ
て固定し、該反射板は、取付部と、第１の屈曲部とを有し、該第１の屈曲部は、その屈曲部上の任意の点と蛍光灯ラ
ンプの中心点を結んだ線を第１の仮想線とし、前記任意
の点における法線と前記第１の仮想線とが成す角と略同
一の角度を成しかつ前記第１の仮想線とは前記法線を挟
んで反対側に形成される第２の仮想線が、化粧鏡本体の
下端近傍を含む水平平面であってかつ該化粧鏡本体の背
面より略６００ｍｍより内側に形成される水平平面を通
過するようにしてなる、化粧鏡。
【請求項４】前記反射板は更に、前記第１の屈曲部を挟
んで前記取付部とは反対側に第２の屈曲部を有してな
る、請求項３記載の化粧鏡。
【請求項５】前記第２の屈曲部は、その屈曲部上の任意
の点と蛍光灯ランプの中心点を結んだ線を第３の仮想線
とし、前記任意の点における法線と前記第３の仮想線と
が成す角と略同一の角度を成しかつ前記第３の仮想線と
は前記法線を挟んで反対側に形成される第４の仮想線
が、化粧鏡の鏡に反射し、その後該化粧鏡本体の下端近
傍を含む水平平面であってかつ該化粧鏡本体の背面より
略６００ｍｍより内側に形成される水平平面を通過する
ようにしてなる、請求項３又は４記載の化粧鏡。
【請求項６】前記蛍光灯本体、蛍光灯ランプ、反射板は
蛍光灯カバーによって覆われており、該蛍光灯カバーの前記第２の仮想線及び／又は第４の仮
想線が通過する部位が略透明に形成されてなる、請求項３乃至５いずれか１項記載の化粧鏡。