JP2002017441A - 絵柄や文字が現れる紙巻鉛筆型化粧品および紙巻鉛筆型筆記具 - Google Patents
絵柄や文字が現れる紙巻鉛筆型化粧品および紙巻鉛筆型筆記具Info
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- JP2002017441A JP2002017441A JP2000201710A JP2000201710A JP2002017441A JP 2002017441 A JP2002017441 A JP 2002017441A JP 2000201710 A JP2000201710 A JP 2000201710A JP 2000201710 A JP2000201710 A JP 2000201710A JP 2002017441 A JP2002017441 A JP 2002017441A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】巻紙の条片を剥いていくにしたがって、剥かれ
た条片の内側の条片に施された絵柄や文字が現れる、紙
巻鉛筆型化粧品または紙巻鉛筆型筆記具を提供する。 【解決手段】本願発明の紙巻鉛筆型化粧品または紙巻鉛
筆型筆記具は、絵柄や文字を施した巻紙を巻いて形成さ
れる筒状軸および該筒状軸の筒内に位置する棒状の芯か
ら成る。巻紙は、横方向に対してやや傾斜した、多数の
平行した直線状切目が形成されて多数の条片が形成さ
れ、筒状軸は、前記絵柄や文字が外側に配置されるよう
にして巻紙を巻くことにより形成される。絵柄や文字
は、巻紙を巻いて筒状軸を形成することにより完成する
ように施されており、条片を前記直線状切目に沿って剥
ぎ取ることにより、当該剥ぎ取られた条片の内側に巻か
れた条片に施された絵柄や文字が現れる。
た条片の内側の条片に施された絵柄や文字が現れる、紙
巻鉛筆型化粧品または紙巻鉛筆型筆記具を提供する。 【解決手段】本願発明の紙巻鉛筆型化粧品または紙巻鉛
筆型筆記具は、絵柄や文字を施した巻紙を巻いて形成さ
れる筒状軸および該筒状軸の筒内に位置する棒状の芯か
ら成る。巻紙は、横方向に対してやや傾斜した、多数の
平行した直線状切目が形成されて多数の条片が形成さ
れ、筒状軸は、前記絵柄や文字が外側に配置されるよう
にして巻紙を巻くことにより形成される。絵柄や文字
は、巻紙を巻いて筒状軸を形成することにより完成する
ように施されており、条片を前記直線状切目に沿って剥
ぎ取ることにより、当該剥ぎ取られた条片の内側に巻か
れた条片に施された絵柄や文字が現れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は化粧品または筆記具
に関し、特に、紙巻鉛筆型化粧品または紙巻鉛筆型筆記
具に関する。
に関し、特に、紙巻鉛筆型化粧品または紙巻鉛筆型筆記
具に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、紙を巻いて形成した筒状の軸をもつ、リップ、リッ
プライナー、アイブロウ、アイライナー、アイシャド
ウ、コンシーラーなどの紙巻鉛筆型化粧品、またはクレ
ヨン、色鉛筆、消しゴム等の紙巻鉛筆型筆記具が使用さ
れている。これらの紙巻鉛筆型化粧品または紙巻鉛筆型
筆記具は、一般的に、巻紙を巻いて形成される筒状軸お
よび筒状軸の筒内に位置する芯から形成され、筒状軸の
一方の端部の巻紙を順次剥くことにより、芯を徐々に露
出させて使用する。
り、紙を巻いて形成した筒状の軸をもつ、リップ、リッ
プライナー、アイブロウ、アイライナー、アイシャド
ウ、コンシーラーなどの紙巻鉛筆型化粧品、またはクレ
ヨン、色鉛筆、消しゴム等の紙巻鉛筆型筆記具が使用さ
れている。これらの紙巻鉛筆型化粧品または紙巻鉛筆型
筆記具は、一般的に、巻紙を巻いて形成される筒状軸お
よび筒状軸の筒内に位置する芯から形成され、筒状軸の
一方の端部の巻紙を順次剥くことにより、芯を徐々に露
出させて使用する。
【0003】このような紙巻鉛筆型化粧品または紙巻鉛
筆型筆記具は、芯を露出させるために軸を削る必要がな
いため、手間が省ける。旅行に携帯する際などにも、削
り器を共に携帯する必要がなく、荷物を少なくすること
ができる。また、削る際に、削り器により、芯の部分ま
で削ってしまって芯を無駄にしてしまったり、芯の削り
屑により使用者の手や衣服などをよごしてしまったりす
るおそれがない。
筆型筆記具は、芯を露出させるために軸を削る必要がな
いため、手間が省ける。旅行に携帯する際などにも、削
り器を共に携帯する必要がなく、荷物を少なくすること
ができる。また、削る際に、削り器により、芯の部分ま
で削ってしまって芯を無駄にしてしまったり、芯の削り
屑により使用者の手や衣服などをよごしてしまったりす
るおそれがない。
【0004】また、従来から、これらの紙巻鉛筆型化粧
品または紙巻鉛筆型筆記具の外周表面に、模様を施して
商品を美しく見せたり、あるいはアニメのキャラクター
を施して子供の嗜好に合わせたりすることにより、消費
者の購買意欲を増すような試みが行われている。
品または紙巻鉛筆型筆記具の外周表面に、模様を施して
商品を美しく見せたり、あるいはアニメのキャラクター
を施して子供の嗜好に合わせたりすることにより、消費
者の購買意欲を増すような試みが行われている。
【0005】このような、従来の紙巻鉛筆型化粧品また
は紙巻鉛筆型筆記具はいずれも、筒状軸において、芯に
接触しない側であって、手に触れる側の外周表面に模様
等を施している。このため、紙を剥いていくにしたがっ
て、描かれた絵柄や文字が欠けていってしまう。
は紙巻鉛筆型筆記具はいずれも、筒状軸において、芯に
接触しない側であって、手に触れる側の外周表面に模様
等を施している。このため、紙を剥いていくにしたがっ
て、描かれた絵柄や文字が欠けていってしまう。
【0006】本発明の目的は、巻紙を剥いていくにした
がって、巻紙に施された絵柄や文字が現れる紙巻鉛筆型
化粧品または紙巻鉛筆型筆記具を提供することである。
がって、巻紙に施された絵柄や文字が現れる紙巻鉛筆型
化粧品または紙巻鉛筆型筆記具を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の紙巻鉛筆型化粧品または紙巻鉛筆型筆記具は、絵
柄や文字を施した巻紙を巻いて形成される筒状軸および
筒状軸の筒内に位置する棒状の芯から成る。巻紙は、横
方向に対してやや傾斜した、多数の平行した直線状切目
が形成されて多数の条片が形成されており、筒状軸は、
絵柄や文字が外側に配置されるようにして巻紙を巻くこ
とにより形成される。絵柄や文字は、巻紙を巻いて前記
筒状軸を形成することにより完成するように施されてお
り、条片を直線状切目に沿って剥ぎ取ることにより、当
該剥ぎ取られた条片の内側に巻かれた条片に施された絵
柄や文字が現れる。
発明の紙巻鉛筆型化粧品または紙巻鉛筆型筆記具は、絵
柄や文字を施した巻紙を巻いて形成される筒状軸および
筒状軸の筒内に位置する棒状の芯から成る。巻紙は、横
方向に対してやや傾斜した、多数の平行した直線状切目
が形成されて多数の条片が形成されており、筒状軸は、
絵柄や文字が外側に配置されるようにして巻紙を巻くこ
とにより形成される。絵柄や文字は、巻紙を巻いて前記
筒状軸を形成することにより完成するように施されてお
り、条片を直線状切目に沿って剥ぎ取ることにより、当
該剥ぎ取られた条片の内側に巻かれた条片に施された絵
柄や文字が現れる。
【0008】本発明の紙巻鉛筆型化粧品または紙巻鉛筆
型筆記具の使用者が、芯を露出させるために、直線状切
目に沿って筒状軸の先端の条片を剥くと、巻紙に施され
た絵柄や文字が現れるため、使用者は楽しく化粧品また
は筆記具を使用することができる。
型筆記具の使用者が、芯を露出させるために、直線状切
目に沿って筒状軸の先端の条片を剥くと、巻紙に施され
た絵柄や文字が現れるため、使用者は楽しく化粧品また
は筆記具を使用することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、全体を符号10で示され
る、本願発明の紙巻鉛筆型化粧品または紙巻鉛筆型筆記
具を示す。紙巻鉛筆型化粧品または紙巻鉛筆型筆記具10
は、筒状軸11および芯12から形成される。筒状軸11は、
絵柄や文字14(図1においては、太文字「A」)が外側
に位置するようにして、巻紙13を巻いて形成されたもの
である。巻紙13は、芯12の先端が突き出る筒状軸11の先
端では、凸円錐状になっている。芯12は、このように形
成された筒状軸11の中心部に位置する。
る、本願発明の紙巻鉛筆型化粧品または紙巻鉛筆型筆記
具を示す。紙巻鉛筆型化粧品または紙巻鉛筆型筆記具10
は、筒状軸11および芯12から形成される。筒状軸11は、
絵柄や文字14(図1においては、太文字「A」)が外側
に位置するようにして、巻紙13を巻いて形成されたもの
である。巻紙13は、芯12の先端が突き出る筒状軸11の先
端では、凸円錐状になっている。芯12は、このように形
成された筒状軸11の中心部に位置する。
【0010】筒状軸11の表面には、以下で説明するよう
に巻紙13に形成された、筒状軸と垂直な方向よりやや傾
斜した、多数の平行した直線状切目16の一部(切目16の
間は、多数の条片15となる)が露出している。筒状軸11
の縦方向に沿って、直線状切目16の間に、孔17がある。
孔の下面に沿って切離糸18が封入され、先端および後端
が外に露出している。
に巻紙13に形成された、筒状軸と垂直な方向よりやや傾
斜した、多数の平行した直線状切目16の一部(切目16の
間は、多数の条片15となる)が露出している。筒状軸11
の縦方向に沿って、直線状切目16の間に、孔17がある。
孔の下面に沿って切離糸18が封入され、先端および後端
が外に露出している。
【0011】切離糸18を外方に引いて孔17を破り、条片
15の最上にある一条片分を、縦方向に切ると、直線状切
目16に沿って、その一条片の端部を剥ぎ取ることができ
る。このような構造自体は、例えば実開昭55−956
2号により公知である。
15の最上にある一条片分を、縦方向に切ると、直線状切
目16に沿って、その一条片の端部を剥ぎ取ることができ
る。このような構造自体は、例えば実開昭55−956
2号により公知である。
【0012】芯12は、あらかじめ棒状に成形した固形化
粧料または固形筆記具を使用することもでき、溶融した
化粧料または溶融した筆記具の材料を筒状軸に流しこん
で固化して棒状にすることもできる。溶融した材料を流
し込む方法により芯を形成すると、筒状軸にぴったり沿
った芯を形成することが可能である。また、この方法に
より成形した芯を使用すると、棒状に成形した固形化粧
料または固形筆記具の芯を使用する場合と比較して、芯
にかかる圧力が低いため、好適である。
粧料または固形筆記具を使用することもでき、溶融した
化粧料または溶融した筆記具の材料を筒状軸に流しこん
で固化して棒状にすることもできる。溶融した材料を流
し込む方法により芯を形成すると、筒状軸にぴったり沿
った芯を形成することが可能である。また、この方法に
より成形した芯を使用すると、棒状に成形した固形化粧
料または固形筆記具の芯を使用する場合と比較して、芯
にかかる圧力が低いため、好適である。
【0013】図2は、図1の筒状軸11を形成する巻紙13
を伸展した状態を示す。巻紙13には、先述のように、巻
紙13の横方向に対してやや傾斜した、多数の平行した直
線状切目16が一定の間隔に空けられて、多数の条片15が
形成されている。直線状切目16は、例えば巻紙13にミシ
ン目を入れることにより形成することができる。また、
巻紙13の縦方向の一方の端部の付近に、条片15毎に、巻
紙13の縦方向に対して平行に、孔17が穿設されている。
さらに、巻紙13を巻いて筒状軸11を形成したときに、図
1に示したように、孔17の下面に沿って縦方向に封入さ
れるような位置に切離糸18が接着されている。切離糸18
は、好適には接着剤により、巻紙13に接着され、巻紙13
の長辺から3〜5mm長い位置で切断される。
を伸展した状態を示す。巻紙13には、先述のように、巻
紙13の横方向に対してやや傾斜した、多数の平行した直
線状切目16が一定の間隔に空けられて、多数の条片15が
形成されている。直線状切目16は、例えば巻紙13にミシ
ン目を入れることにより形成することができる。また、
巻紙13の縦方向の一方の端部の付近に、条片15毎に、巻
紙13の縦方向に対して平行に、孔17が穿設されている。
さらに、巻紙13を巻いて筒状軸11を形成したときに、図
1に示したように、孔17の下面に沿って縦方向に封入さ
れるような位置に切離糸18が接着されている。切離糸18
は、好適には接着剤により、巻紙13に接着され、巻紙13
の長辺から3〜5mm長い位置で切断される。
【0014】芯12は、先述のように、棒状に成形した固
形のものを使用することもできるし、溶融したものを使
用することもできるが、棒状に成形した固形の芯を使用
する場合は、図2に示したように、巻紙13の、絵柄や文
字14が施されていない側に芯12を配置し、絵柄や文字14
が外側になるようにして巻紙13を芯12の周囲に巻きつ
け、最後に、巻紙13の長方形の短辺の端部(図2におい
て、斜線で表す)に接着剤を施し、巻紙13を巻いた状態
に固定して筒状軸11を形成する。
形のものを使用することもできるし、溶融したものを使
用することもできるが、棒状に成形した固形の芯を使用
する場合は、図2に示したように、巻紙13の、絵柄や文
字14が施されていない側に芯12を配置し、絵柄や文字14
が外側になるようにして巻紙13を芯12の周囲に巻きつ
け、最後に、巻紙13の長方形の短辺の端部(図2におい
て、斜線で表す)に接着剤を施し、巻紙13を巻いた状態
に固定して筒状軸11を形成する。
【0015】なお、図2において、太文字「A」の分割
された絵柄が施された条片の上方に位置する短い二本の
条片には、絵柄や文字が施されていない。このため、巻
紙13を巻いて筒状軸11を完成させた時点では、文字
「A」が描かれた条片は、絵柄や文字の施されていない
条片の内側に巻きつけられ、絵柄や文字が隠れた状態と
なっている。このため、この絵柄や文字の施されていな
い短い条片をあらかじめ取り去り、文字「A」を露出さ
せておくことが好適である。
された絵柄が施された条片の上方に位置する短い二本の
条片には、絵柄や文字が施されていない。このため、巻
紙13を巻いて筒状軸11を完成させた時点では、文字
「A」が描かれた条片は、絵柄や文字の施されていない
条片の内側に巻きつけられ、絵柄や文字が隠れた状態と
なっている。このため、この絵柄や文字の施されていな
い短い条片をあらかじめ取り去り、文字「A」を露出さ
せておくことが好適である。
【0016】巻紙13に施された絵柄や文字14は、巻紙13
を巻いて筒状軸11を形成したときに一連の絵柄または文
字として完成するように、条片15の一片の間に、一つの
絵柄が分割されて描かれている。分割された絵柄と絵柄
との間隔(ピッチ)は、条片15が芯12の周囲を一周する
ために必要な長さに等しい。
を巻いて筒状軸11を形成したときに一連の絵柄または文
字として完成するように、条片15の一片の間に、一つの
絵柄が分割されて描かれている。分割された絵柄と絵柄
との間隔(ピッチ)は、条片15が芯12の周囲を一周する
ために必要な長さに等しい。
【0017】図2において、巻紙13には、二本の条片
に、太文字「A」および太文字「A」のアウトラインが
施されているが、巻紙13を巻いて筒状軸11を形成したと
きに、太文字「A」の施された条片の方が、太文字
「A」のアウトラインの施された条片の外側に巻かれる
ため、図1に示したように、太文字「A」が表面に露出
した紙巻鉛筆型化粧品または紙巻鉛筆型筆記具が完成す
る。この太文字「A」の施された条片を剥くと、その内
側に位置する太文字「A」のアウトラインの施された条
片が表面に露出する。図3は、このようにして、太文字
「A」の施された条片を剥ぎ取ろうとしているところを
示した図である。
に、太文字「A」および太文字「A」のアウトラインが
施されているが、巻紙13を巻いて筒状軸11を形成したと
きに、太文字「A」の施された条片の方が、太文字
「A」のアウトラインの施された条片の外側に巻かれる
ため、図1に示したように、太文字「A」が表面に露出
した紙巻鉛筆型化粧品または紙巻鉛筆型筆記具が完成す
る。この太文字「A」の施された条片を剥くと、その内
側に位置する太文字「A」のアウトラインの施された条
片が表面に露出する。図3は、このようにして、太文字
「A」の施された条片を剥ぎ取ろうとしているところを
示した図である。
【0018】なお、図2においては、簡略化の目的か
ら、二本の条片のみに、太文字「A」および太文字
「A」のアウトラインが施されているが、好適には、す
べての条片について絵柄や文字が施される。
ら、二本の条片のみに、太文字「A」および太文字
「A」のアウトラインが施されているが、好適には、す
べての条片について絵柄や文字が施される。
【0019】ここで、絵柄や文字14は、スクリーン、オ
フセット、グラビア、パット印刷、ホットスタンプな
ど、様々な方法によって形成することができる。
フセット、グラビア、パット印刷、ホットスタンプな
ど、様々な方法によって形成することができる。
【0020】また、巻紙13を巻いて絵柄や文字14を完成
させていくにあたり、最後に筒状軸11を一周する一巻き
分については、絵柄や文字を施さず、完成した絵柄や文
字を覆い隠すようにして巻き終わることが好適である。
このようにすることにより、使用者は、切離糸18を引
き、その最後に筒状軸11を一周する一条片を、切取線に
沿って剥いてみるまで、どんな絵柄や文字が出現するの
かわからないため、次にどんな絵柄が現れるのか楽しみ
にしながら巻紙を剥がすことができる。
させていくにあたり、最後に筒状軸11を一周する一巻き
分については、絵柄や文字を施さず、完成した絵柄や文
字を覆い隠すようにして巻き終わることが好適である。
このようにすることにより、使用者は、切離糸18を引
き、その最後に筒状軸11を一周する一条片を、切取線に
沿って剥いてみるまで、どんな絵柄や文字が出現するの
かわからないため、次にどんな絵柄が現れるのか楽しみ
にしながら巻紙を剥がすことができる。
【0021】もちろん、最後の一巻き分について、覆い
隠された絵柄や文字と同じ模様または異なる模様を施し
て、覆い隠された絵柄や文字との対比を楽しむことも可
能である。
隠された絵柄や文字と同じ模様または異なる模様を施し
て、覆い隠された絵柄や文字との対比を楽しむことも可
能である。
【0022】また、図1から図3においては、切離糸18
により条片15を切り取りやすくする目的で巻紙13に孔17
を穿設しているが、孔17を設ける代わりに、巻紙13の縦
方向に切目線を入れる等の方法によっても、同様の目的
を達成することができる。
により条片15を切り取りやすくする目的で巻紙13に孔17
を穿設しているが、孔17を設ける代わりに、巻紙13の縦
方向に切目線を入れる等の方法によっても、同様の目的
を達成することができる。
【0023】また、筒状軸11の表面に、ラッカー塗装ま
たはホットスタンプによる装飾を施して、孔17を隠した
り、筒状軸11を美しく見せることが可能である。
たはホットスタンプによる装飾を施して、孔17を隠した
り、筒状軸11を美しく見せることが可能である。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本願発明は、絵柄や文字
を施した巻紙を、芯の先端が突き出る筒状軸の先端で
は、凸円錐状になるように巻いて形成される筒状軸およ
び筒状軸の筒内に位置する芯から成る紙巻鉛筆型化粧品
または紙巻鉛筆型筆記具であって、切取線に沿って巻紙
の条片を順次外周から剥いていくことにより、剥かれた
条片の内側に巻かれた条片に施された絵柄や文字が現れ
るため、楽しく化粧品または筆記具を使用することがで
きるという効果をもつ。
を施した巻紙を、芯の先端が突き出る筒状軸の先端で
は、凸円錐状になるように巻いて形成される筒状軸およ
び筒状軸の筒内に位置する芯から成る紙巻鉛筆型化粧品
または紙巻鉛筆型筆記具であって、切取線に沿って巻紙
の条片を順次外周から剥いていくことにより、剥かれた
条片の内側に巻かれた条片に施された絵柄や文字が現れ
るため、楽しく化粧品または筆記具を使用することがで
きるという効果をもつ。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明の紙巻鉛筆型化粧品または紙
巻鉛筆型筆記具の略示側面図である。
巻鉛筆型筆記具の略示側面図である。
【図2】図2は、本願発明の紙巻鉛筆型化粧品または紙
巻鉛筆型筆記具の巻紙の、伸展した状態を示す。
巻鉛筆型筆記具の巻紙の、伸展した状態を示す。
【図3】図3は、図1の紙巻鉛筆型化粧品または紙巻鉛
筆型筆記具の巻紙の最先端の条片を一枚剥いたところの
略示側面図である。
筆型筆記具の巻紙の最先端の条片を一枚剥いたところの
略示側面図である。
10…本願発明の紙巻鉛筆型化粧品または紙巻鉛筆型筆記
具 11…筒状軸 12…芯 13…巻紙 14…絵柄または文字 15…条片 16…直線状切目 17…孔 18…切離糸
具 11…筒状軸 12…芯 13…巻紙 14…絵柄または文字 15…条片 16…直線状切目 17…孔 18…切離糸
Claims (4)
- 【請求項1】紙巻鉛筆型化粧品または紙巻鉛筆型筆記具
であって、 絵柄や文字を施した巻紙を巻いて形成される筒状軸、お
よび該筒状軸の筒内に位置する棒状の芯、から成るとこ
ろの紙巻鉛筆型化粧品または紙巻鉛筆型筆記具であっ
て、 前記巻紙は、横方向に対してやや傾斜した、多数の平行
した直線状切目が形成されて多数の条片が形成され、 前記筒状軸は、前記絵柄や文字が外側に配置されるよう
にして前記巻紙を巻くことにより形成され、 前記絵柄や文字は、前記巻紙を巻いて前記筒状軸を形成
することにより完成するように施されており、 前記条片を前記直線状切目に沿って剥ぎ取ることによ
り、当該剥ぎ取られた条片の内側に巻かれた条片に施さ
れた前記絵柄や文字が現れる、ところの紙巻鉛筆型化粧
品または紙巻鉛筆型筆記具。 - 【請求項2】請求項1に記載の紙巻鉛筆型化粧品または
紙巻鉛筆型筆記具であって、 前記巻紙は、横方向に対してやや傾斜した、多数の平行
した直線状切目が形成されて多数の条片が形成され、縦
方向の一端付近に、前記条片毎に、前記巻紙の縦方向に
対して平行に孔が穿設され、当該巻紙を巻いて前記筒状
軸を形成したときに、前記孔の下面に沿って封入される
ように糸が接着され、 前記筒状軸は、芯の先端が突き出る当該筒状軸の先端で
は、凸円錐状になり、前記絵柄や文字が外側に配置され
るようにして前記巻紙を巻くことにより形成され、 前記絵柄や文字は、前記巻紙を巻いて前記筒状軸を形成
することにより完成するように施されており、 前記糸を外方に引いて前記孔を破って前記条片を縦方向
に切り、前記直線状切目に沿って前記条片を剥ぎ取るこ
とにより、当該剥ぎ取られた条片の内側に巻かれた条片
に施された前記絵柄や文字が現れる、ところの紙巻鉛筆
型化粧品または紙巻鉛筆型筆記具。 - 【請求項3】請求項1または請求項2のいずれかに記載
の紙巻鉛筆型化粧品または紙巻鉛筆型筆記具であって、 前記絵柄や文字は、スクリーン、オフセット、グラビ
ア、パット印刷またはホットスタンプにより施される、
ところの紙巻鉛筆型化粧品または紙巻鉛筆型筆記具。 - 【請求項4】請求項1から請求項3のいずれかに記載の
紙巻鉛筆型化粧品または紙巻鉛筆型筆記具であって、 前記筒状軸の表面に、ラッカー塗装またはホットスタン
プによる装飾が施される、ところの紙巻鉛筆型化粧品ま
たは紙巻鉛筆型筆記具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000201710A JP2002017441A (ja) | 2000-07-04 | 2000-07-04 | 絵柄や文字が現れる紙巻鉛筆型化粧品および紙巻鉛筆型筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000201710A JP2002017441A (ja) | 2000-07-04 | 2000-07-04 | 絵柄や文字が現れる紙巻鉛筆型化粧品および紙巻鉛筆型筆記具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002017441A true JP2002017441A (ja) | 2002-01-22 |
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ID=18699355
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000201710A Pending JP2002017441A (ja) | 2000-07-04 | 2000-07-04 | 絵柄や文字が現れる紙巻鉛筆型化粧品および紙巻鉛筆型筆記具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002017441A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200459764Y1 (ko) * | 2009-04-27 | 2012-05-18 | (주)한국샤프 | 필기구 |
KR200474588Y1 (ko) * | 2012-11-05 | 2014-09-26 | 오진용 | 연필 |
IT202000000361A1 (it) * | 2020-01-10 | 2021-07-10 | Cosmei S R L | Matita cosmetica |
EP4085793A1 (en) * | 2021-05-05 | 2022-11-09 | COSMEI S.r.L. | Cosmetic pencil |
KR102532511B1 (ko) * | 2022-04-01 | 2023-05-16 | 한국콜마주식회사 | 내용물 용기 |
-
2000
- 2000-07-04 JP JP2000201710A patent/JP2002017441A/ja active Pending
Cited By (7)
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WO2023191527A1 (ko) * | 2022-04-01 | 2023-10-05 | 한국콜마주식회사 | 내용물 용기 |
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