JPS596721Y2 - 化粧用エナメルリム−バ−用具 - Google Patents
化粧用エナメルリム−バ−用具Info
- Publication number
- JPS596721Y2 JPS596721Y2 JP13379181U JP13379181U JPS596721Y2 JP S596721 Y2 JPS596721 Y2 JP S596721Y2 JP 13379181 U JP13379181 U JP 13379181U JP 13379181 U JP13379181 U JP 13379181U JP S596721 Y2 JPS596721 Y2 JP S596721Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- enamel
- container
- wiping body
- enamel remover
- wiping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cosmetics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は化粧用エナメルリムーバー用具に関するもので
ある。
ある。
化粧用エナメルリムーバーとは、爪表面をメイクアツプ
(マニキュア、ペディキュア)するのに用いたエナメル
塗料を落すためのものである。
(マニキュア、ペディキュア)するのに用いたエナメル
塗料を落すためのものである。
従来、エナメルリムーバー液(除光液)としては、有機
の溶剤類、例えばアセトン、酢酸エチル等が多用されて
おり、これらのエナメルリムーバー液はビン等の容器に
入って販売されている。
の溶剤類、例えばアセトン、酢酸エチル等が多用されて
おり、これらのエナメルリムーバー液はビン等の容器に
入って販売されている。
使用に際しては、ユーザーは容器から直接、コットンシ
一トやテツシュペーパー等の拭き取り用シートにエナメ
ルリムーバー液を含浸させ、そしてこの拭き取り用シー
トによって爪表面を拭って、爪表面に塗られたエナメル
塗料を前記溶剤により溶解させて、拭き取っている。
一トやテツシュペーパー等の拭き取り用シートにエナメ
ルリムーバー液を含浸させ、そしてこの拭き取り用シー
トによって爪表面を拭って、爪表面に塗られたエナメル
塗料を前記溶剤により溶解させて、拭き取っている。
ところが、このような従来の方法では、適当量のエナメ
ルリムーバー液を拭き取り用シートに含浸させるようユ
ーザーが適切に調節することは難しかった。
ルリムーバー液を拭き取り用シートに含浸させるようユ
ーザーが適切に調節することは難しかった。
そのため、エナメルリムーバー液を拭き取り用シートに
多量に含浸させてしまうことも多々ある。
多量に含浸させてしまうことも多々ある。
しかし、一度容器内から拭き取り用シートに取り出した
エナメルリムーバー液は、たとえ多量に含浸させた場合
にも、最早再び容器内に戻すことができないので、無効
に消費することが多かった。
エナメルリムーバー液は、たとえ多量に含浸させた場合
にも、最早再び容器内に戻すことができないので、無効
に消費することが多かった。
また、使用時はユーザーは常に、エナメルリムーバー液
と拭き取り用シートとを用意しなければならないので、
煩わしさを感じる。
と拭き取り用シートとを用意しなければならないので、
煩わしさを感じる。
更に、既存のエナメルリムーバー液は、前述の如く、ア
セトン、酢酸エチル等の有機溶剤が主威分てあるため、
コットンやテッシュに含浸して使用する際に溶剤が揮発
することにより発生する臭気を防止できず、この強い臭
気により使用時に不快感を感じたり、更に、口や鼻から
このような揮発した有機溶剤を多量に吸引すると健康に
も好ましくないという問題がある。
セトン、酢酸エチル等の有機溶剤が主威分てあるため、
コットンやテッシュに含浸して使用する際に溶剤が揮発
することにより発生する臭気を防止できず、この強い臭
気により使用時に不快感を感じたり、更に、口や鼻から
このような揮発した有機溶剤を多量に吸引すると健康に
も好ましくないという問題がある。
本考案の目的は、前述のような従来の問題点を解決する
ことであり、エナメルリムバー液を無駄なく、有効に使
用でき、しかも拭き取り材を特別に用意しなくてもよく
、更に、使用時のリムーバー液の揮発による臭気の発生
を低減できるエナメルリムーバー用具を提供することに
ある。
ことであり、エナメルリムバー液を無駄なく、有効に使
用でき、しかも拭き取り材を特別に用意しなくてもよく
、更に、使用時のリムーバー液の揮発による臭気の発生
を低減できるエナメルリムーバー用具を提供することに
ある。
本考案の化粧用エナメルリムーバー用具は、開閉可能な
容器と、前記容器内部に設けられた多孔質材の拭き取り
体と、前記拭き取り体の上面に設けられた不透過性層と
からなり、前記拭き取り体には指挿入用のスリット部が
形威され、該スリット部と対応する位置に前記不透過性
層にもスリット部が形威されており、前記多孔質材にエ
ナメルリムーバー液を含浸させたことを特徴とする。
容器と、前記容器内部に設けられた多孔質材の拭き取り
体と、前記拭き取り体の上面に設けられた不透過性層と
からなり、前記拭き取り体には指挿入用のスリット部が
形威され、該スリット部と対応する位置に前記不透過性
層にもスリット部が形威されており、前記多孔質材にエ
ナメルリムーバー液を含浸させたことを特徴とする。
以下、本考案に係るエナメルリムーバー用具を図示した
実施例に基き説明する。
実施例に基き説明する。
容器1は、例えば第1図に図示したように雄ネジ機構を
具備しており、開閉可能である。
具備しており、開閉可能である。
容器1の材質は、エナメルリムーバー液(有機溶剤)に
より変化を受けない例えば、硝子、または合威樹脂材が
良好である。
より変化を受けない例えば、硝子、または合威樹脂材が
良好である。
容器1のネジ機構には、密閉用の栓2の雌ネジが螺合可
能である。
能である。
栓2の材質は、エナメルリムーバー液(有機溶剤)によ
り変化を受けず、しかも戊形加工が容易なポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリアミド等の合戒樹脂材が良好で
ある。
り変化を受けず、しかも戊形加工が容易なポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリアミド等の合戒樹脂材が良好で
ある。
また、容器1と栓2とが嵌合した際の密閉効果を充分に
高めるために、発泡体やゴム等からなるパッキン3を容
器1と栓2との間に挿入してもよい。
高めるために、発泡体やゴム等からなるパッキン3を容
器1と栓2との間に挿入してもよい。
容器1内には多孔質の拭き取り体4を装着している。
拭き取り体4の材質は、発泡ウレタン、発泡ゴム、発泡
塩化ビニール、発泡セルロース等の各種の連続発泡のブ
ロック体、コットンシ一ト、織布、不織布、グラスウー
ル等の積層ブロック体等の多孔質材が良好である。
塩化ビニール、発泡セルロース等の各種の連続発泡のブ
ロック体、コットンシ一ト、織布、不織布、グラスウー
ル等の積層ブロック体等の多孔質材が良好である。
第1図および第2図に示すように、前記多孔質の拭き取
り体4の上面に不透過性層6を形或して、エナメルリム
ーバー液の揮発防止効果を高めている。
り体4の上面に不透過性層6を形或して、エナメルリム
ーバー液の揮発防止効果を高めている。
不透過性層6は、合或樹脂材またはゴム材等の不透過性
材料である。
材料である。
これらの材料から形戊した薄いフイルムもしくは単独発
泡シートを、拭き取り体4の上面に貼り合せるか、また
はこれらの材料を拭き取り体4の上面にコーティングし
てフイルム層を形威して、不透過性層6としている。
泡シートを、拭き取り体4の上面に貼り合せるか、また
はこれらの材料を拭き取り体4の上面にコーティングし
てフイルム層を形威して、不透過性層6としている。
第1図および第2図に示すように、不透過性層6にスリ
ット部5を形威している。
ット部5を形威している。
また、第1図に示すように、拭き取り体4には、不透過
性層6のスリット部5と対応する位置にスリット部7を
形或している。
性層6のスリット部5と対応する位置にスリット部7を
形或している。
不透過性層6に形或したスリット部5は不透過性層6を
厚さ方向に貫通している。
厚さ方向に貫通している。
拭き取り体4に形或したスリット部7は、後述のように
指を拭き取り体4に挿入した際に、少なくとも指先の爪
部が没するように、拭き取り体4の内部に向って所定の
深さに達している。
指を拭き取り体4に挿入した際に、少なくとも指先の爪
部が没するように、拭き取り体4の内部に向って所定の
深さに達している。
スリット部5およびスノット部7の形状は、十字形、直
線形、放射状形等自在に選定することができる。
線形、放射状形等自在に選定することができる。
本考案は上述のように構或され、容器1にエナメルリム
ーバー液を注入し、容器1内部に収納している拭き取り
体4に含浸させ、その後、使用に供する。
ーバー液を注入し、容器1内部に収納している拭き取り
体4に含浸させ、その後、使用に供する。
すなわち、爪上のエナメル分を除去するために、不透過
性層6のスリット部5からエナメルリムーバー液を含浸
させた拭き取り体4のスリット部7へ指先を指し込み、
数回拭き差しする動作を行う。
性層6のスリット部5からエナメルリムーバー液を含浸
させた拭き取り体4のスリット部7へ指先を指し込み、
数回拭き差しする動作を行う。
その後、指を引き抜けば、爪部のマニキュア塗料等のエ
ナメルは既に完全に除去されている。
ナメルは既に完全に除去されている。
本考案によれば、拭き取り体のスリット部内において指
先を数回抜き差しすることによりエナメルを除去できる
ので、従来のように拭き取り用のコットンやテイシュペ
ーパー等が不要である。
先を数回抜き差しすることによりエナメルを除去できる
ので、従来のように拭き取り用のコットンやテイシュペ
ーパー等が不要である。
本考案の化粧用エナメルリムーバー用具では、エナメル
リムーバー液を繰返し使用することができ、有効に使用
することができる。
リムーバー液を繰返し使用することができ、有効に使用
することができる。
なお、使用後に栓を容器に密閉しておくことにより次回
の使用まで気密状態が維持され、エナメルリムーバー液
を無効消費することもない。
の使用まで気密状態が維持され、エナメルリムーバー液
を無効消費することもない。
また不透過性層が拭き取り体の上面を覆っているので、
容器の栓を開けている場合でも、不透過性層のスリット
部からのみエナメルリムーバー液が揮発するだけであり
、エナメルリムーバー液の揮発を大幅に防止でき、揮発
に付随する臭気の発生を大幅に低減できる。
容器の栓を開けている場合でも、不透過性層のスリット
部からのみエナメルリムーバー液が揮発するだけであり
、エナメルリムーバー液の揮発を大幅に防止でき、揮発
に付随する臭気の発生を大幅に低減できる。
第1図は本考案に係る化粧用エナメルリムーバー用具の
断面斜視図、第2図は上面を不透過性層により被覆した
拭き取り体の斜視図である。 1・・・容器、2・・・栓、3・・・パッキン、4・・
・拭き取り体、5・・・スリット部、6・・・不透過性
層、7・・・スノット音L
断面斜視図、第2図は上面を不透過性層により被覆した
拭き取り体の斜視図である。 1・・・容器、2・・・栓、3・・・パッキン、4・・
・拭き取り体、5・・・スリット部、6・・・不透過性
層、7・・・スノット音L
Claims (1)
- 開閉可能な容器と、前記容器内部に設けられた多孔質材
の拭き取り体と、前記拭き取り体の上面に設けられた不
透過性層とからなり、前記拭き取り体には指挿入用のス
リット部が形或され、該スリット部と対応する位置に前
記不透過性層にもスリット部が形或されており、前記多
孔質材にエナメルリムーバー液を含浸させたことを特徴
とする化粧用エナメルリムーバー用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13379181U JPS596721Y2 (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | 化粧用エナメルリム−バ−用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13379181U JPS596721Y2 (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | 化粧用エナメルリム−バ−用具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5837807U JPS5837807U (ja) | 1983-03-11 |
JPS596721Y2 true JPS596721Y2 (ja) | 1984-03-01 |
Family
ID=29927237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13379181U Expired JPS596721Y2 (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | 化粧用エナメルリム−バ−用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596721Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5967115U (ja) * | 1982-10-29 | 1984-05-07 | 株式会社小林コ−セ− | 液状化粧料用カ−トリツジ体 |
-
1981
- 1981-09-09 JP JP13379181U patent/JPS596721Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5837807U (ja) | 1983-03-11 |
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