JP2002016720A - 情報通信装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 多機能、高機能を保持しつつ、片手で送受信
が可能なハンドセット機器を備えた携帯用の情報通信装
置を提供する。 【解決手段】 キーボード１３１およびキースイッチ１
３２を備えた操作部１３と、文字や画像を表示する表示
部１４を有し、音声または文字情報を無線公衆網により
送受信可能な本体部１１に、操作キー２４、表示部２５
および音声を入力するマイク、音声を放声するスピーカ
とを具備したハンドセット部２１を着脱自在に設け、本
体部１１とハンドセット部２１を無線結合する。これに
よりハンドセット部２１により本体部１１から離れた位
置で電話の送受信や電子メールの受信をすることができ
る。
が可能なハンドセット機器を備えた携帯用の情報通信装
置を提供する。 【解決手段】 キーボード１３１およびキースイッチ１
３２を備えた操作部１３と、文字や画像を表示する表示
部１４を有し、音声または文字情報を無線公衆網により
送受信可能な本体部１１に、操作キー２４、表示部２５
および音声を入力するマイク、音声を放声するスピーカ
とを具備したハンドセット部２１を着脱自在に設け、本
体部１１とハンドセット部２１を無線結合する。これに
よりハンドセット部２１により本体部１１から離れた位
置で電話の送受信や電子メールの受信をすることができ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンドセット装置
を備えた情報通信装置に関するものである。
を備えた情報通信装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、携帯用の情報通信機器として、Ｐ
ＤＡと呼ばれる携帯情報端末がある。ＰＤＡは表示装置
を見ながらキーボードを操作して文字情報を入力し、そ
れを無線装置により電子メールとして送信し、また、相
手方から送信されてきた電子メールを表示部に表示する
ものが代表的なものであり、モバイルコミュニケーショ
ン装置として使用されている。最近は、これに電話機能
やカメラ機能を付加し、音声情報や画像情報を送受信す
るものも見られる。
ＤＡと呼ばれる携帯情報端末がある。ＰＤＡは表示装置
を見ながらキーボードを操作して文字情報を入力し、そ
れを無線装置により電子メールとして送信し、また、相
手方から送信されてきた電子メールを表示部に表示する
ものが代表的なものであり、モバイルコミュニケーショ
ン装置として使用されている。最近は、これに電話機能
やカメラ機能を付加し、音声情報や画像情報を送受信す
るものも見られる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような携帯情報端
末は、その機能を充実させるにつれて多くの構成部品を
組み込む必要があるため小型化が困難になったり、重量
も大きくなるなど携帯性に問題が生じている。
末は、その機能を充実させるにつれて多くの構成部品を
組み込む必要があるため小型化が困難になったり、重量
も大きくなるなど携帯性に問題が生じている。
【０００４】本発明は、このような携帯情報端末の多機
能、高機能を保持しつつ、片手で送受信が可能なハンド
セット機器を備えた携帯用の情報通信装置を提供するこ
とを目的とするものである。
能、高機能を保持しつつ、片手で送受信が可能なハンド
セット機器を備えた携帯用の情報通信装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の情報通信装置
は、文字または数字を入力するキーボードおよびキース
イッチを備えた操作部と可視情報を表示する表示部と音
声または可視情報を公衆無線通信網により送受信する無
線回路部とを具備した本体部と、作動状態を設定する操
作キーと作動状態または可視情報を表示する表示部と音
声を入出力する手段とを具備したハンドセット部とを有
し、前記本体部と前記ハンドセット部とが無線結合され
ている構成を有するものである。
は、文字または数字を入力するキーボードおよびキース
イッチを備えた操作部と可視情報を表示する表示部と音
声または可視情報を公衆無線通信網により送受信する無
線回路部とを具備した本体部と、作動状態を設定する操
作キーと作動状態または可視情報を表示する表示部と音
声を入出力する手段とを具備したハンドセット部とを有
し、前記本体部と前記ハンドセット部とが無線結合され
ている構成を有するものである。
【０００６】この構成により、本体部に着信した電話ま
たは電子メール情報をハンドセット部で受信することが
できる。したがって、携帯用情報通信装置の本体部を持
ち歩かずに、ハンドセット部のみを携帯することにより
本体部から離れていても電話または電子メール情報を受
信することができるので、片手で操作することができ
る。
たは電子メール情報をハンドセット部で受信することが
できる。したがって、携帯用情報通信装置の本体部を持
ち歩かずに、ハンドセット部のみを携帯することにより
本体部から離れていても電話または電子メール情報を受
信することができるので、片手で操作することができ
る。
【０００７】また、本発明の情報通信装置は、上記構成
において、前記本体部は少なくとも送信先の電話番号ま
たはメールアドレスを格納する第１のメモリと、送信ま
たは受信した文字情報を格納する第２のメモリを有する
構成を有するものである。この構成により、よく電話ま
たは電子メールをする相手先の呼出が簡単になり、ま
た、電子メールで送受信した文字情報を保存することが
できる。
において、前記本体部は少なくとも送信先の電話番号ま
たはメールアドレスを格納する第１のメモリと、送信ま
たは受信した文字情報を格納する第２のメモリを有する
構成を有するものである。この構成により、よく電話ま
たは電子メールをする相手先の呼出が簡単になり、ま
た、電子メールで送受信した文字情報を保存することが
できる。
【０００８】また、本発明の情報通信装置は、上記構成
において、前記ハンドセット部の操作キーにより前記本
体部から音声または文字情報を取得する構成を有するも
のである。この構成により、本体部で受信した電話また
は電子メールをハンドセット部で受信することができ
る。
において、前記ハンドセット部の操作キーにより前記本
体部から音声または文字情報を取得する構成を有するも
のである。この構成により、本体部で受信した電話また
は電子メールをハンドセット部で受信することができ
る。
【０００９】また、本発明の情報通信装置は、上記構成
において、前記本体部が電話または文字情報を受信した
とき、前記ハンドセット部でその着信を報知する手段を
有する構成を有するものである。この構成により、本体
部で受信した電話または電子メールの着信をハンドセッ
ト部で確認することができる。
において、前記本体部が電話または文字情報を受信した
とき、前記ハンドセット部でその着信を報知する手段を
有する構成を有するものである。この構成により、本体
部で受信した電話または電子メールの着信をハンドセッ
ト部で確認することができる。
【００１０】また、本発明の情報通信装置は、上記構成
において、前記報知する手段が発音、発光、振動および
文字のいずれかである構成を有するものである。この構
成により、本体部で受信した電話または電子メールの着
信を、ハンドセット部を携帯している者が聴覚、視覚、
触覚のいずれかで確認することができる。
において、前記報知する手段が発音、発光、振動および
文字のいずれかである構成を有するものである。この構
成により、本体部で受信した電話または電子メールの着
信を、ハンドセット部を携帯している者が聴覚、視覚、
触覚のいずれかで確認することができる。
【００１１】また、本発明の情報通信装置は、上記構成
において、前記ハンドセットの操作部により前記本体部
の第１のメモリを検索して発信すべき電話番号または電
子メールアドレスを読み出す構成を有するものである。
この構成により、本体部から離れていても、ハンドセッ
ト部で本体部に蓄積されている発信すべき電話番号また
は電子メールアドレス、あるいはインターネットのホー
ムページアドレスなどを検索することができる。また、
ハンドセット部が数字などの入力キーを有していなくて
もハンドセット部から電話をかけることができる。
において、前記ハンドセットの操作部により前記本体部
の第１のメモリを検索して発信すべき電話番号または電
子メールアドレスを読み出す構成を有するものである。
この構成により、本体部から離れていても、ハンドセッ
ト部で本体部に蓄積されている発信すべき電話番号また
は電子メールアドレス、あるいはインターネットのホー
ムページアドレスなどを検索することができる。また、
ハンドセット部が数字などの入力キーを有していなくて
もハンドセット部から電話をかけることができる。
【００１２】また、本発明の情報通信装置は、上記構成
において、前記ハンドセットは、前記操作部により前記
本体部の第２のメモリから受信電子メールを読み出して
前記表示部に表示する構成を有するものである。この構
成により、本体部で受信した電子メールをハンドセット
部の表示部に表示させて読むことができる。
において、前記ハンドセットは、前記操作部により前記
本体部の第２のメモリから受信電子メールを読み出して
前記表示部に表示する構成を有するものである。この構
成により、本体部で受信した電子メールをハンドセット
部の表示部に表示させて読むことができる。
【００１３】また、本発明の情報通信装置は、上記構成
において、前記本体部と前記ハンドセット部の無線結合
は所定距離の範囲内で作動する構成を有するものであ
る。この構成により、本体部とハンドセット部を小さい
電力で無線結合させ、本来携帯機器である本体部からあ
まり離れることがないようにすることができる。
において、前記本体部と前記ハンドセット部の無線結合
は所定距離の範囲内で作動する構成を有するものであ
る。この構成により、本体部とハンドセット部を小さい
電力で無線結合させ、本来携帯機器である本体部からあ
まり離れることがないようにすることができる。
【００１４】また、本発明の情報通信装置は、上記構成
において、前記ハンドセット部は、前記本体部と前記ハ
ンドセット部が所定距離を越えて離間したときにその旨
を報知する手段を有する構成を有するものである。この
構成により、本体部から離れすぎないように警告するこ
とができる。
において、前記ハンドセット部は、前記本体部と前記ハ
ンドセット部が所定距離を越えて離間したときにその旨
を報知する手段を有する構成を有するものである。この
構成により、本体部から離れすぎないように警告するこ
とができる。
【００１５】また、本発明の情報通信装置は、上記構成
において、前記報知する手段が発音、発光、振動および
文字のいずれかである構成を有するものである。この構
成により、本体部からの離れすぎをハンドセット部を携
帯している者が聴覚、視覚、触覚のいずれかで確認する
ことができる。
において、前記報知する手段が発音、発光、振動および
文字のいずれかである構成を有するものである。この構
成により、本体部からの離れすぎをハンドセット部を携
帯している者が聴覚、視覚、触覚のいずれかで確認する
ことができる。
【００１６】また、本発明の情報通信装置は、上記構成
において、前記ハンドセット部は先端に鋭角部を有する
ペン型に形成され、前記鋭角部で前記本体部の操作部を
操作する構成を有するものである。この構成により、本
体部の操作パネルが小さくてもハンドセット部の先端部
で確実に操作することができる。
において、前記ハンドセット部は先端に鋭角部を有する
ペン型に形成され、前記鋭角部で前記本体部の操作部を
操作する構成を有するものである。この構成により、本
体部の操作パネルが小さくてもハンドセット部の先端部
で確実に操作することができる。
【００１７】また、本発明の情報通信装置は、公衆無線
通信網に接続可能な携帯型の情報通信装置において、キ
ーボードを含む操作部と表示部を備えた本体部と、音声
を送受信するハンドセット部を有し、前記ハンドセット
部は前記本体部に対して着脱自在である構成を有するも
のである。この構成により、本体部を机などに置いたま
ま、ハンドセットのみで電話をかけることができる。
通信網に接続可能な携帯型の情報通信装置において、キ
ーボードを含む操作部と表示部を備えた本体部と、音声
を送受信するハンドセット部を有し、前記ハンドセット
部は前記本体部に対して着脱自在である構成を有するも
のである。この構成により、本体部を机などに置いたま
ま、ハンドセットのみで電話をかけることができる。
【００１８】また、本発明の情報通信装置は、上記構成
において、前記本体部とハンドセット部が所定の範囲内
で通信可能な無線通信系により結合された構成を有する
ものである。この構成により、ある建物内や部屋内など
の比較的狭い範囲で本体部とハンドセット部を別々にし
て情報通信することができる。したがって、利用者は常
時はハンドセット部のみを携帯しているだけでよい。
において、前記本体部とハンドセット部が所定の範囲内
で通信可能な無線通信系により結合された構成を有する
ものである。この構成により、ある建物内や部屋内など
の比較的狭い範囲で本体部とハンドセット部を別々にし
て情報通信することができる。したがって、利用者は常
時はハンドセット部のみを携帯しているだけでよい。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
て、図面を用いて説明する。
【００２０】（実施の形態１）図１は本発明の情報通信
装置の全体構成を示す斜視図である。図１において、情
報通信装置１０は本体部１１およびハンドセット部２１
より構成されている。本体部１１は、折り畳み形状のハ
ウジング１２を有し、一方のハウジング１２１に本体部
を操作する操作部１３が設けられ、他方のハウジング１
２２に操作部１３で操作したり、相手方から受信した文
字情報などを表示する液晶画面などの表示部１４を有し
ている。操作部１３は文字や記号、数字などを入力する
キーボード１３１と、本体部１１の動作状態を制御する
キースイッチ１３２から構成されている。本体部１１は
内部に無線回路（図２参照）を有しており、アンテナ１
５を介して他の情報通信装置や無線電話１７と無線結合
している。また、後述するハンドセット部１２間との近
距離無線通信を行うアンテナ１６を有している。なお、
アンテナ１５および１６を一体化することもできる。こ
れらのアンテナ１５および１６はハウジング１２２また
は１２１に出入自在に設けられている。
装置の全体構成を示す斜視図である。図１において、情
報通信装置１０は本体部１１およびハンドセット部２１
より構成されている。本体部１１は、折り畳み形状のハ
ウジング１２を有し、一方のハウジング１２１に本体部
を操作する操作部１３が設けられ、他方のハウジング１
２２に操作部１３で操作したり、相手方から受信した文
字情報などを表示する液晶画面などの表示部１４を有し
ている。操作部１３は文字や記号、数字などを入力する
キーボード１３１と、本体部１１の動作状態を制御する
キースイッチ１３２から構成されている。本体部１１は
内部に無線回路（図２参照）を有しており、アンテナ１
５を介して他の情報通信装置や無線電話１７と無線結合
している。また、後述するハンドセット部１２間との近
距離無線通信を行うアンテナ１６を有している。なお、
アンテナ１５および１６を一体化することもできる。こ
れらのアンテナ１５および１６はハウジング１２２また
は１２１に出入自在に設けられている。
【００２１】本体部１１のハウジング１２１または１２
２の側面にはハンドセット部２１を固定するためのハン
ドセット固定治具１８が設けられており、携帯時にハン
ドセット部２１をこのハンドセット固定治具１８に固定
して携帯する。
２の側面にはハンドセット部２１を固定するためのハン
ドセット固定治具１８が設けられており、携帯時にハン
ドセット部２１をこのハンドセット固定治具１８に固定
して携帯する。
【００２２】ハンドセット部２１は、電話を送信する送
話部としてのマイクロフォン２２および受信する受話部
としてのスピーカー２３、ハンドセット部２１を操作す
るための操作キー２４および操作内容や可視情報などを
表示する液晶などの表示部２５を有しており、全体を片
手で把持できるよう、また、携帯に便利なように、例え
ばペン型に構成されている。ハンドセット部２１は、さ
らに本体部１１と微弱電波などによる近距離無線通信を
行うための無線回路（図２参照）を備え、アンテナ２６
を通じて本体部１１と電話音声を送受し、また、本体部
１１から文字情報などの可視情報を受信することができ
る。
話部としてのマイクロフォン２２および受信する受話部
としてのスピーカー２３、ハンドセット部２１を操作す
るための操作キー２４および操作内容や可視情報などを
表示する液晶などの表示部２５を有しており、全体を片
手で把持できるよう、また、携帯に便利なように、例え
ばペン型に構成されている。ハンドセット部２１は、さ
らに本体部１１と微弱電波などによる近距離無線通信を
行うための無線回路（図２参照）を備え、アンテナ２６
を通じて本体部１１と電話音声を送受し、また、本体部
１１から文字情報などの可視情報を受信することができ
る。
【００２３】アンテナ２６はハンドセット部２１に対し
て折り畳み可能となっており、折り畳んだ状態ではハン
ドセット部２１を衣服などに留めるクリップとして作用
する。アンテナ２６の先端部には発光ダイオードなどの
ランプ２７が設けられ、本体部１１に電話などが着信し
たとき、このランプ２７を発光させることによりハンド
セット部２１で着信を知ることができる。なお、この着
信報知は、表示部２５に着信内容を表示したり、ハンド
セット部２１に発音体やバイブレータ（図示せず）を設
けることにより音や振動で行うこともできる。
て折り畳み可能となっており、折り畳んだ状態ではハン
ドセット部２１を衣服などに留めるクリップとして作用
する。アンテナ２６の先端部には発光ダイオードなどの
ランプ２７が設けられ、本体部１１に電話などが着信し
たとき、このランプ２７を発光させることによりハンド
セット部２１で着信を知ることができる。なお、この着
信報知は、表示部２５に着信内容を表示したり、ハンド
セット部２１に発音体やバイブレータ（図示せず）を設
けることにより音や振動で行うこともできる。
【００２４】図２は本体部１１およびハンドセット部１
２の構成を示すブロック図である。本体部１１は、外部
に操作部および表示部１４が設けられている。メモリ３
１は書き換え可能のメモリで、操作部１４で入力した数
字や文字情報、および通信相手から受信した電子メール
などの可視情報を一時的に記憶し、随時表示部１４に表
示させる。不揮発メモリ３２はあらかじめ登録した送信
相手の電話番号や電子メールアドレス、あるいはインタ
ーネットのホームページアドレスなどを蓄積するメモリ
である。
２の構成を示すブロック図である。本体部１１は、外部
に操作部および表示部１４が設けられている。メモリ３
１は書き換え可能のメモリで、操作部１４で入力した数
字や文字情報、および通信相手から受信した電子メール
などの可視情報を一時的に記憶し、随時表示部１４に表
示させる。不揮発メモリ３２はあらかじめ登録した送信
相手の電話番号や電子メールアドレス、あるいはインタ
ーネットのホームページアドレスなどを蓄積するメモリ
である。
【００２５】無線回路３３はハンドセット部２１との間
で近距離無線通信を行う無線回路で、ベースバンド処理
回路３４で送受信信号を信号処理してアンテナ１６を介
して信号を送受信する。無線回路３５は無線公衆網３７
に結合した基地局３８を通じて通信相手と無線通信する
無線回路で、ベースバンド処理回路３６で送受信信号を
信号処理してアンテナ１５を介して基地局３８との間で
信号を送受信する。制御部３９は本体部１１の以上の各
部の動作を操作部１３で支持された内容に従って制御す
る。
で近距離無線通信を行う無線回路で、ベースバンド処理
回路３４で送受信信号を信号処理してアンテナ１６を介
して信号を送受信する。無線回路３５は無線公衆網３７
に結合した基地局３８を通じて通信相手と無線通信する
無線回路で、ベースバンド処理回路３６で送受信信号を
信号処理してアンテナ１５を介して基地局３８との間で
信号を送受信する。制御部３９は本体部１１の以上の各
部の動作を操作部１３で支持された内容に従って制御す
る。
【００２６】ハンドセット部２１は外部に送話部として
のマイク２３、受話部としてのスピーカ、操作部２４お
よび表示部２５が設けられている。無線回路４１は本体
部１１との間で近距離無線通信を行う無線回路で、ベー
スバンド処理回路４２で送受信信号を信号処理してアン
テナ２６を介して信号を送受信する。本体部１１から無
線回路４１により受信した信号は、ベースバンド処理回
路で所定の信号処理が施される。信号が音声信号の場合
は音声コーデック４３で処理されてスピーカ２３から音
声として放声される。一方マイク２２から入力された音
声は音声コーデック４３で処理されて、ベースバンド処
理回路４２および無線回路４３を介してアンテナ２６よ
り本体部１１に送信される。
のマイク２３、受話部としてのスピーカ、操作部２４お
よび表示部２５が設けられている。無線回路４１は本体
部１１との間で近距離無線通信を行う無線回路で、ベー
スバンド処理回路４２で送受信信号を信号処理してアン
テナ２６を介して信号を送受信する。本体部１１から無
線回路４１により受信した信号は、ベースバンド処理回
路で所定の信号処理が施される。信号が音声信号の場合
は音声コーデック４３で処理されてスピーカ２３から音
声として放声される。一方マイク２２から入力された音
声は音声コーデック４３で処理されて、ベースバンド処
理回路４２および無線回路４３を介してアンテナ２６よ
り本体部１１に送信される。
【００２７】無線回路４１が受信した信号が電子メール
など文字情報である場合は、ベースバンド処理回路４２
で信号処理された信号はメモリ４４に一時蓄積され、表
示部２５に表示される。
など文字情報である場合は、ベースバンド処理回路４２
で信号処理された信号はメモリ４４に一時蓄積され、表
示部２５に表示される。
【００２８】操作部２５は本体部１１とのこのような近
距離通信を指示し、この指示に従って制御部４５がハン
ドセット部２１と本体部１１間の信号送受信を制御す
る。したがって、操作部２５は最低限この指示のための
操作キーがあればよく、文字入力のキーボードは不要で
あり、ペン型などの小型化が可能になる。なお、操作部
２４が若干大きくはなるが、必要に応じて数字キーを設
けることもできる。
距離通信を指示し、この指示に従って制御部４５がハン
ドセット部２１と本体部１１間の信号送受信を制御す
る。したがって、操作部２５は最低限この指示のための
操作キーがあればよく、文字入力のキーボードは不要で
あり、ペン型などの小型化が可能になる。なお、操作部
２４が若干大きくはなるが、必要に応じて数字キーを設
けることもできる。
【００２９】ハンドセット部２１をペン型にし、先端に
鋭角部２８を形成すると、本体部１１の操作部１３にお
けるキーボード１３１およびキースイッチ１３２の各キ
ーの大きさを小さくしてもこの鋭角部２８の先端で操作
することができる。したがって、本体部１１の大きさを
小さくすることができるので、携帯性に一層優れたもの
とすることができる。
鋭角部２８を形成すると、本体部１１の操作部１３にお
けるキーボード１３１およびキースイッチ１３２の各キ
ーの大きさを小さくしてもこの鋭角部２８の先端で操作
することができる。したがって、本体部１１の大きさを
小さくすることができるので、携帯性に一層優れたもの
とすることができる。
【００３０】次に動作を説明する。
【００３１】電話をかける場合は、本体部１１のキーボ
ード１３１により相手の電話番号を入力して相手を呼び
出す。この場合、不揮発メモリ３２に登録されている電
話番号である場合は、キーボード１３１またはキースイ
ッチ１３２で呼出の操作をする。呼び出された相手の電
話番号は表示部１４に表示される。通話はハンドセット
部２１を本体部１１から外して、本体部１１とハンドセ
ット部２１間の近距離無線通信を利用してハンドセット
部２１により行う。ハンドセット部２１から相手先を呼
び出す場合には、ハンドセット部２１の操作キー２４に
より本体部１１の不揮発メモリ３２を検索する。ハンド
セット部２１に数字キーがある場合はこの数字キーで入
力して本体部１１に転送することができる。
ード１３１により相手の電話番号を入力して相手を呼び
出す。この場合、不揮発メモリ３２に登録されている電
話番号である場合は、キーボード１３１またはキースイ
ッチ１３２で呼出の操作をする。呼び出された相手の電
話番号は表示部１４に表示される。通話はハンドセット
部２１を本体部１１から外して、本体部１１とハンドセ
ット部２１間の近距離無線通信を利用してハンドセット
部２１により行う。ハンドセット部２１から相手先を呼
び出す場合には、ハンドセット部２１の操作キー２４に
より本体部１１の不揮発メモリ３２を検索する。ハンド
セット部２１に数字キーがある場合はこの数字キーで入
力して本体部１１に転送することができる。
【００３２】ハンドセット部２１は近距離通信の範囲内
で本体部１１から離れることができるので、本体部１１
を机などに置いたままハンドセット部２１により通話す
ることができる。したがって、本体部１１を常時携帯す
る必要が無い。ハンドセット部２１はアンテナ２６がク
リップを兼用しているので、このアンテナ２６で衣服の
ポケットなどに固定して持ち歩くことができる。
で本体部１１から離れることができるので、本体部１１
を机などに置いたままハンドセット部２１により通話す
ることができる。したがって、本体部１１を常時携帯す
る必要が無い。ハンドセット部２１はアンテナ２６がク
リップを兼用しているので、このアンテナ２６で衣服の
ポケットなどに固定して持ち歩くことができる。
【００３３】相手方から電話がかかってきた場合は、本
体部１１の無線回路３５がこれを受信し、ベースバンド
処理回路３６で信号処理して表示部１４にその旨表示す
るとともに、無線回路３３からアンテナ１６を介してハ
ンドセット部２１に通知する。ハンドセット部２１で
は、アンテナ２６のランプ２７の点滅、発音体の呼出
音、バイブレータの振動などにより利用者に着信を報知
する。利用者はハンドセット部２１の操作部２４を操作
してハンドセット部２１のマイク２２およびスピーカ２
３により通話を開始することができる。
体部１１の無線回路３５がこれを受信し、ベースバンド
処理回路３６で信号処理して表示部１４にその旨表示す
るとともに、無線回路３３からアンテナ１６を介してハ
ンドセット部２１に通知する。ハンドセット部２１で
は、アンテナ２６のランプ２７の点滅、発音体の呼出
音、バイブレータの振動などにより利用者に着信を報知
する。利用者はハンドセット部２１の操作部２４を操作
してハンドセット部２１のマイク２２およびスピーカ２
３により通話を開始することができる。
【００３４】電子メールなどの文字や画像情報を送信す
る場合は、基本的に本体部１１で行う。すなわち、本体
部１１の操作部１３のキーボード１３１でプロバイダの
電話番号や送信相手の電子メールアドレスを入力して呼
出し、キーボード１３１で文面を作成してキースイッチ
１３２により送信する。送信した文字や画像情報はメモ
リ３１に蓄積され、表示部１４にも表示される。
る場合は、基本的に本体部１１で行う。すなわち、本体
部１１の操作部１３のキーボード１３１でプロバイダの
電話番号や送信相手の電子メールアドレスを入力して呼
出し、キーボード１３１で文面を作成してキースイッチ
１３２により送信する。送信した文字や画像情報はメモ
リ３１に蓄積され、表示部１４にも表示される。
【００３５】電子メールやインターネット受信などの文
字や画像情報を受信する場合も基本的には本体部１１で
行う。すなわち、本体部１１の操作部１３のキーボード
１３１でプロバイダの電話番号や送信相手の電子メール
アドレスなどを入力して呼出し、キースイッチ１３２を
操作して受信する。受信した文字や画像情報はメモリ３
１に蓄積され、表示部１４に表示される。
字や画像情報を受信する場合も基本的には本体部１１で
行う。すなわち、本体部１１の操作部１３のキーボード
１３１でプロバイダの電話番号や送信相手の電子メール
アドレスなどを入力して呼出し、キースイッチ１３２を
操作して受信する。受信した文字や画像情報はメモリ３
１に蓄積され、表示部１４に表示される。
【００３６】電子メール受信は、ハンドセット部２１に
より行うこともできる。すなわち、本体部１１が電子メ
ールを受信したとき、本体部１１の無線回路３５がこれ
を受信し、ベースバンド処理回路３６で信号処理して表
示部１４にその内容を表示するが、このとき、無線回路
３３からアンテナ１６を介してハンドセット部２１に電
子メールの着信を通知する。ハンドセット部２１では、
アンテナ２６のランプ２７の点滅、発音体の呼出音、バ
イブレータの振動などにより利用者に着信を報知する。
利用者はハンドセット部２１の操作キー２４を操作して
本体部１１のメモリ３１を検索し、その内容を無線回路
２６で取り込んでメモリ４４に一時蓄積するとともに表
示部２５に表示する。このとき、表示部２５の面積は小
さいので、操作キー２４でスクロールすることにより全
体を見ることができる。
より行うこともできる。すなわち、本体部１１が電子メ
ールを受信したとき、本体部１１の無線回路３５がこれ
を受信し、ベースバンド処理回路３６で信号処理して表
示部１４にその内容を表示するが、このとき、無線回路
３３からアンテナ１６を介してハンドセット部２１に電
子メールの着信を通知する。ハンドセット部２１では、
アンテナ２６のランプ２７の点滅、発音体の呼出音、バ
イブレータの振動などにより利用者に着信を報知する。
利用者はハンドセット部２１の操作キー２４を操作して
本体部１１のメモリ３１を検索し、その内容を無線回路
２６で取り込んでメモリ４４に一時蓄積するとともに表
示部２５に表示する。このとき、表示部２５の面積は小
さいので、操作キー２４でスクロールすることにより全
体を見ることができる。
【００３７】前述したように、本体部１１とハンドセッ
ト部２１は微弱電波などの近距離無線通信で信号を送受
信する。したがって、ハンドセット部２１の携帯者は本
体部１１から所定の距離の範囲内に以内と通信すること
ができない。このため、本体部１１とハンドセット部２
１とは両者が通信可能であるかどうかを監視するため、
常時近距離通信により確認している。両者の間隔が所定
の距離を超えたときは、ハンドセット部２１は、アンテ
ナ２６先端部のランプ２７の発光、警報音、振動および
表示部２５への表示のいずれかの方法で警告する。
ト部２１は微弱電波などの近距離無線通信で信号を送受
信する。したがって、ハンドセット部２１の携帯者は本
体部１１から所定の距離の範囲内に以内と通信すること
ができない。このため、本体部１１とハンドセット部２
１とは両者が通信可能であるかどうかを監視するため、
常時近距離通信により確認している。両者の間隔が所定
の距離を超えたときは、ハンドセット部２１は、アンテ
ナ２６先端部のランプ２７の発光、警報音、振動および
表示部２５への表示のいずれかの方法で警告する。
【００３８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
無線による情報通信端末において、キーボードを含む操
作部と表示部を備えた本体部と、音声を送受信するハン
ドセット部を別体に構成し、ハンドセット部を本体部に
対して着脱自在にしたので、本体部を机などに置いたま
ま、ハンドセット部のみで電話の送受信や電子メールの
受信をすることができる。したがって、携帯端末装置の
操作性を著しく向上させることができる。
無線による情報通信端末において、キーボードを含む操
作部と表示部を備えた本体部と、音声を送受信するハン
ドセット部を別体に構成し、ハンドセット部を本体部に
対して着脱自在にしたので、本体部を机などに置いたま
ま、ハンドセット部のみで電話の送受信や電子メールの
受信をすることができる。したがって、携帯端末装置の
操作性を著しく向上させることができる。
【図１】本発明による情報通信装置の全体構成を示す斜
視図
視図
【図２】本発明による情報通信装置の構成を示すブロッ
ク図
ク図
１０ 情報通信装置 １１ 本体部１１ １２、１２１、１２２ ハウジング １３ 操作部 １４ 表示部 １５、１６ アンテナ １８ ハンドセット固定治具 ２１ ハンドセット部 ２２ マイクロフォン ２３ スピーカー ２４ 操作キー ２５ 表示部 ２６ アンテナ ２７ ランプ ２８ 鋭角部 ３１、４４ メモリ ３２ 不揮発メモリ ３３、３５、４１ 無線回路 ３４、３６、４２ ベースバンド処理回路 ３７ 無線公衆網 ３８ 基地局 ３９、４５ 制御部 ４３ 音声コーデック １３１ キーボード １３２ キースイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鏡 賢一 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目３番１ 号 松下通信工業株式会社内 Ｆターム(参考） 5E501 AA04 AB03 AB18 AC25 BA03 CA05 CA07 CA08 CA10 CB02 CB15 FA31 FA42 5K011 AA07 AA09 GA03 GA05 GA06 HA00 JA01 JA12 KA12 5K027 AA11 BB02 CC08 FF22 FF25 KK01 5K101 LL12 NN03 NN07 NN15 NN18 NN21 NN31
Claims (13)
- 【請求項１】 文字または数字を入力するキーボードお
よびキースイッチを備えた操作部と可視情報を表示する
表示部と音声または可視情報を公衆無線通信網により送
受信する無線回路部とを具備した本体部と、作動状態を
設定する操作キーと作動状態または可視情報を表示する
表示部と音声を入出力する手段とを具備したハンドセッ
ト部とを有し、前記本体部と前記ハンドセット部とが無
線結合されていることを特徴とする情報通信装置。 - 【請求項２】 前記本体部は少なくとも送信先の電話番
号またはメールアドレスを格納する第１のメモリと、送
信または受信した可視情報を格納する第２のメモリを有
することを特徴とする請求項１に記載の情報通信装置。 - 【請求項３】 前記ハンドセット部の操作キーにより前
記本体部から音声または可視情報を取得することを特徴
とする請求項１または２に記載の情報通信装置。 - 【請求項４】 前記本体部が電話または可視情報を受信
したとき、前記ハンドセット部でその着信を報知する手
段を有することを特徴とする請求項１ないし３のいずれ
かに記載の情報通信装置。 - 【請求項５】 前記報知する手段が発音、発光、振動お
よび文字のいずれかであることを特徴とする請求項４に
記載の情報通信装置。 - 【請求項６】 前記ハンドセットの操作部により前記本
体部の第１のメモリを検索して発信すべき電話番号また
は電子メールアドレスを読み出すことを特徴とする請求
項１ないし５のいずれかに記載の情報通信装置。 - 【請求項７】 前記ハンドセットは、前記操作部により
前記本体部の第２のメモリから受信電子メールを読み出
して前記表示部に表示することを特徴とする請求項１な
いし５のいずれかに記載の情報通信装置。 - 【請求項８】 前記本体部と前記ハンドセット部の無線
結合は所定距離の範囲内で作動することを特徴とする請
求項１ないし７のいずれかに記載の情報通信装置。 - 【請求項９】 前記ハンドセット部は、前記本体部と前
記ハンドセット部が所定距離を越えて離間したときにそ
の旨を報知する手段を有することを特徴とする請求項８
に記載の情報通信装置。 - 【請求項１０】 前記報知する手段が発音、発光、振動
および文字のいずれかであることを特徴とする請求項９
に記載の情報通信装置。 - 【請求項１１】 前記ハンドセット部は先端に鋭角部を
有するペン型に形成され、前記鋭角部で前記本体部の操
作部を操作することを特徴とする請求項１ないし１０の
いずれかに記載の情報通信装置。 - 【請求項１２】 公衆無線通信網に接続可能な携帯型の
情報通信装置において、キーボードを含む操作部と表示
部を備えた本体部と、音声を送受信するハンドセット部
を有し、前記ハンドセット部は前記本体部に対して着脱
自在であることを特徴とする情報通信装置。 - 【請求項１３】 前記本体部とハンドセット部が所定の
範囲内で通信可能な無線通信系により結合されたことを
特徴とする請求項１２に記載の情報通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000196100A JP2002016720A (ja) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | 情報通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000196100A JP2002016720A (ja) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | 情報通信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002016720A true JP2002016720A (ja) | 2002-01-18 |
Family
ID=18694657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000196100A Pending JP2002016720A (ja) | 2000-06-29 | 2000-06-29 | 情報通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002016720A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004199270A (ja) * | 2002-12-17 | 2004-07-15 | Nec Corp | 携帯端末装置および機能起動プログラム |
| JP2012191244A (ja) * | 2011-02-23 | 2012-10-04 | Yuji Hosoi | 送受話ユニット |
| US8918149B2 (en) | 2010-12-27 | 2014-12-23 | Rohm Co., Ltd. | Mobile telephone |
| US9313306B2 (en) | 2010-12-27 | 2016-04-12 | Rohm Co., Ltd. | Mobile telephone cartilage conduction unit for making contact with the ear cartilage |
| US9392097B2 (en) | 2010-12-27 | 2016-07-12 | Rohm Co., Ltd. | Incoming/outgoing-talk unit and incoming-talk unit |
| US9479624B2 (en) | 2012-01-20 | 2016-10-25 | Rohm Co., Ltd. | Mobile telephone |
| US9485559B2 (en) | 2011-02-25 | 2016-11-01 | Rohm Co., Ltd. | Hearing system and finger ring for the hearing system |
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| US9729971B2 (en) | 2012-06-29 | 2017-08-08 | Rohm Co., Ltd. | Stereo earphone |
| US9742887B2 (en) | 2013-08-23 | 2017-08-22 | Rohm Co., Ltd. | Mobile telephone |
| US10013862B2 (en) | 2014-08-20 | 2018-07-03 | Rohm Co., Ltd. | Watching system, watching detection device, and watching notification device |
| US10356231B2 (en) | 2014-12-18 | 2019-07-16 | Finewell Co., Ltd. | Cartilage conduction hearing device using an electromagnetic vibration unit, and electromagnetic vibration unit |
| US10778824B2 (en) | 2016-01-19 | 2020-09-15 | Finewell Co., Ltd. | Pen-type handset |
| US10795321B2 (en) | 2015-09-16 | 2020-10-06 | Finewell Co., Ltd. | Wrist watch with hearing function |
| US10967521B2 (en) | 2015-07-15 | 2021-04-06 | Finewell Co., Ltd. | Robot and robot system |
| US11526033B2 (en) | 2018-09-28 | 2022-12-13 | Finewell Co., Ltd. | Hearing device |
-
2000
- 2000-06-29 JP JP2000196100A patent/JP2002016720A/ja active Pending
Cited By (32)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US9980024B2 (en) | 2011-02-25 | 2018-05-22 | Rohm Co., Ltd. | Hearing system and finger ring for the hearing system |
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| US10158947B2 (en) | 2012-01-20 | 2018-12-18 | Rohm Co., Ltd. | Mobile telephone utilizing cartilage conduction |
| US10834506B2 (en) | 2012-06-29 | 2020-11-10 | Finewell Co., Ltd. | Stereo earphone |
| US9729971B2 (en) | 2012-06-29 | 2017-08-08 | Rohm Co., Ltd. | Stereo earphone |
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| US10237382B2 (en) | 2013-08-23 | 2019-03-19 | Finewell Co., Ltd. | Mobile telephone |
| US10075574B2 (en) | 2013-08-23 | 2018-09-11 | Rohm Co., Ltd. | Mobile telephone |
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