JP2002016681A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2002016681A
JP2002016681A JP2000190311A JP2000190311A JP2002016681A JP 2002016681 A JP2002016681 A JP 2002016681A JP 2000190311 A JP2000190311 A JP 2000190311A JP 2000190311 A JP2000190311 A JP 2000190311A JP 2002016681 A JP2002016681 A JP 2002016681A
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和継 堀井
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
    • H01Q1/241Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
    • H01Q1/242Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Optical Transform (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 使用者が装置の通信に関わる一連の操作を容
易に行うことのできる通信装置を提供すること。 【解決手段】 アンテナ4を装置に回動自在に支持する
アンテナ支持部と、前記アンテナと同軸かつ一体に設け
られた歯車8と、前記歯車と歯合して前記アンテナの回
動を検出する回動検出手段と、そして、アンテナを装置
内部に収納可能な収納部を有し前記アンテナの収納/非
収納状態で、前記歯車と前記回動検出手段とが歯合し、
アンテナの移動方向又は移動量に応じて情報選択が行え
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナにより無
線通信する通信装置に関し、特に、使用者が通信の際に
行う各種操作の操作性を向上した通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アンテナにより無線通信すること
のできる通信装置の一例に携帯用無線電話装置がある。
携帯用無線電話装置は、携帯に便利なように小型である
ことが必要な反面、相手の電話番号などの文字や画像の
表示をするために設けられる液晶パネルなどの表示部の
表示面積は大きく見やすいほうが望ましく、しかも、無
線ネットワーク端末として多機能を有することが望まれ
るので、通常は、電話帳リストの各項目の入力及び検索
や、Eメールの文字入力など、膨大なデータを10キー
などの数少ないキーに割り当てて選択及び入力が可能な
ように形成することで、装置を小型にし、且つ表示部の
必要な表示面積を確保していた。
【0003】また、携帯用無線電話装置には、通常、電
波を送受信するための棒状のアンテナが用いられる。棒
状のアンテナは、装置の携帯時の利便性を上げるために
使用者によって装置内部に収納が可能であり、また、必
要に応じて装置内部に収納されているアンテナを装置外
部に引き出すことが可能である。
【0004】使用者は、アンテナを装置内部に収納した
上で装置の電源を投入しておくことにより、携帯用無線
電話装置を相手からの電話の待ち受け状態にして常時携
帯することができ、相手からの電話の着信音による着呼
が有った場合には、装置の操作パネルなどに設けられた
通話釦を押して着信中の相手の電話と回線接続させて通
話可能とした上で、通話時における受信感度を上げるた
めにアンテナを装置本体内から外部に引き出すことによ
り相手と無線による通話ができる。
【0005】また、使用者が、非動作状態にある携帯用
無線電話装置から、希望する相手に電話をしたい場合に
は、まず、装置の電源を投入した上で、相手先の電話番
号を入力又は選択するなど相手先と通話する際に必要な
キー操作を行うと共に、アンテナを装置外部に引き出し
た後、通話釦を押すことにより希望する相手先の電話に
発呼することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うに、携帯用無線電話装置では、相手先と通話する際に
必要なキー操作を少ないキーに割り当てているので、使
用者が行うキー操作は非常に煩わしいものとなる。
【0007】即ち、例えば、使用者が相手先の電話番号
を電話帳リストの検索により選択する場合には、表示部
に電話帳リストを表示させた上でUPキーやDOWNキ
ーなどを適宜複数回押してリストをその都度上下にスク
ロール表示させて希望の電話番号を選択する必要があ
る。したがって、電話帳に登録してある相手先の件数が
多ければ多いほど電話帳リストのデータ量が多くなるの
でリスト中から希望する相手先を選択する際にUPキー
やDOWNキーなどのキーを押す回数も増え、選択に要
する時間も長くなる。
【0008】また、メールの文字入力を行う場合は、1
0キーが文字入力キーに割り当てられいる場合が多く、
例えば、「あ行」は「1番キー」、「か行」は「2番キ
ー」、というように、ひらがな50音の行が番号キーに
より選択可能に割り当てられ、使用者が選択したとき番
号キーを1回押す毎に当該番号キーに対応する行のひら
がなが順送りに表示されて選択が可能となる。したがっ
て、例えば、「こんにちは」という5文字を入力するだ
けでも相当回数のキー操作が必要となる。また、誤って
所望の文字を通り過ぎてしまった場合は、引き続き当該
番号キーの押圧操作を繰り返して当該行における文字を
巡回させて表示させる訂正操作を行わなければならず、
その結果、文字選択に要する時間が更に長くなる。
【0009】このように、従来では、使用者が携帯用無
線電話装置を用いて希望する相手先に電話をする場合に
は、上述した少ない操作キーによる煩わしいキー操作に
加えて、操作キーとは離れた場所に設けられたアンテナ
を装置内部から外部に引き出し、通話ボタンを押す必要
があり、電話の相手と通話をする上での一連の操作が複
雑となり不便であった。
【0010】本発明は、上述の問題点に鑑みなされたも
のであり、使用者が装置の通信に関わる一連の操作を容
易に行うことのできる通信装置を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、アンテナと、アンテナを装置に回動自在に支持する
アンテナ支持部と、アンテナと同軸かつ一体に設けられ
た歯車と、歯車と歯合してアンテナの回動を検出する回
動検出手段とを有することを特徴とする通信装置により
構成する。
【0012】請求項1に記載の発明によれば、アンテナ
支持部によってアンテナが装置に回動自在に支持され
て、且つ、回動検出手段によってアンテナの回動が検出
できるので、使用者は、アンテナの回動を利用した情報
選択を行うことができる。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の通信装置において、アンテナを装置内部に収納
可能な収納部を有し、アンテナの収納状態及びアンテナ
の非収納状態で、歯車と回動検出手段とが歯合すること
を特徴とする。
【0014】また、請求項3に記載の発明は、装置に可
動自在に支持されるアンテナと、アンテナの移動を認識
する移動認識手段とを有し、移動認識結果に基づくアン
テナの移動方向又は移動量に応じて情報の選択を行うこ
とを特徴とする通信装置により構成する。
【0015】請求項3に記載の発明によれば、移動認識
手段がアンテナの移動方向又は移動量を認識しているの
で、使用者は、アンテナの移動に応じて複数の情報を選
択できる
【0016】また、請求項4に記載の発明は、装置に回
動自在に支持されるアンテナと、アンテナの回動を検出
する回動検出手段とを有し、回動検出結果に基づくアン
テナの回動方向又は回動量又は回動速度に応じて情報の
選択を行うことを特徴とする。
【0017】請求項4に記載の発明によれば、アンテナ
の回動に応じて情報の選択が行なえるため、情報を選択
する際の一連のキー操作を簡略できる。
【0018】また、請求項5に記載の発明は、、装置に
可動自在に支持されるアンテナと、アンテナの移動を認
識する移動認識手段とを有し、移動認識結果に基づくア
ンテナの回動方向又は回動量又は回動速度に応じて情報
検索を行い、移動認識結果に基づくアンテナの回動軸方
向の移動方向又は移動量に応じて情報選択を行うことを
特徴とする。
【0019】請求項5に記載の発明によれば、情報の検
索と選択とを異なる動作で行なうため、情報を検索して
選択する一連の操作がより簡略できる。
【0020】また、請求項6に記載の発明は、請求項3
乃至請求項5に記載の通信装置において、移動検出手段
の移動検出結果に応じて通信を行うことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な実施の形態
について図をもとに説明する。図1は、本発明の第1実
施形態における通信装置としての携帯用無線電話装置P
1を示す図であり、図1(a)は、アンテナが収納位置
に有る場合の携帯用無線電話装置P1の外観図を示し、
図1(b)は、アンテナが収納位置に有る場合の携帯用
無線電話装置P1を装置内部の一部と共に示した図であ
り、図1(c)は、アンテナが引き出し位置に有る場合
の携帯用無線電話装置P1を装置内部の一部と共に示し
た図である。携帯用無線電話装置P1は、キーパッド
1、表示部2、ガイド部3、アンテナ4、スライドガイ
ド5、検出スイッチ7、星型歯車8、検出スイッチ9、
検出スイッチ10を有して構成される。
【0022】キーパッド1及び表示部2は、携帯用無線
電話装置P1の前面に設けられている。キーパッド1
は、電源のON/OFFを行う電源釦や、電話番号など
を入力するための10キーや、電話帳機能や電子メール
機能などの各種機能の切替釦や(スクロールキーや、表
示部2に表示されたカーソルを上下左右4方向に独立し
て移動させるための4つのカーソルキーや)、電話帳リ
ストに相手の名前などの文字や電話番号などの各種情報
を登録するためのメモリキーや、通話を開始するための
通話釦などが設けられている。また、表示部2は、例え
ば液晶パネルで構成され、電話帳リストや電子メールの
内容を表示する。
【0023】アンテナ4は、略円筒形の頭部4a及びそ
れに続く円形の断面を有する金属棒4bからなる棒状の
アンテナで形成されている。アンテナ4は、金属棒4b
が装置P1に設けられたガイド部3に貫通して配され
る。アンテナ4は、使用者の手動操作によって、金属棒
4bが装置内部に押し込まれることによりアンテナ収納
位置(図1(b)参照)に収納可能であり、また、アン
テナ収納位置からアンテナ引き出し位置(図1(c)参
照)まで引き出しが可能である。なお、アンテナ4は、
収納位置及び引き出し位置において、このガイド部3及
びスライドガイド5によって金属棒4bの軸を略中心と
して回動自在に支持される。
【0024】スライドガイド5は、管状を有し、装置P
1の内部に設けられており、アンテナ4を収納位置から
引き出し位置まで移動自在に支持する。アンテナ4が収
納位置から引き出し位置までの間を移動する場合には、
アンテナ4がガイド部3に導かれると共に、アンテナ4
の金属棒4bの下端部分がこのスライドガイド5に導か
れて上下方向、即ち、アンテナ4の回動軸に水平な方向
に移動する。
【0025】図2は、ガイド部3の主要構造を示した図
であり、図2(a)は、アンテナ4が収納位置にある場
合のガイド部3の断面図を示し、図2(b)は、アンテ
ナ4が引き出し位置に有る場合のガイド部3の断面図を
示す。図2に示すように、ガイド部3は、アンテナ4の
頭部4aの一部を収納するための中空円筒部3aの下端
部分に金属ナット3b及び取付ねじ3cがそれぞれ固定
されて、取付ねじ3c上にコイルばね6が取り付けられ
て構成される。金属ナット3bは、装置P1が有する図
示せぬ送受信部の電波入出力端に接続されている。ま
た、取付ねじ3cには、中央部分に金属棒4bを貫通す
る孔が設けられている。
【0026】アンテナ4が例えば使用者により装置外部
から装置内部に押し込まれて収納される場合には、頭部
4aが中空円筒部3aの中空部分に収納された状態とな
る。このとき、頭部4aの底部がばね6に係止すると共
に、弾性を有するばね6の復元力により取付ねじ3cの
上部から所定の高さ位置に配される。これにより、アン
テナ4が収納位置に配される。また、アンテナ4が装置
内部から装置外部に引き出された場合には、図2(b)
に示すように、金属棒4bの下端部分が取付けねじ3c
の中央の孔に嵌合して係止することにより引き出し位置
に配されて取付けねじ3cに保持される。また、図2
(b)に示すように、アンテナ4が引き出し位置に有る
場合は、金属棒4bが金属ナット3bに係止するので、
アンテナ4と送受信部の電波入出力端が電気的に接続さ
れる。
【0027】また、検出スイッチ7は、アンテナ4が引
き出し位置にあるか否かを検出するためのON/OFF
スイッチであり、図1に示すように、装置P1内部のス
ライドガイド5の上端付近に設けられている。
【0028】アンテナ4が引き出し位置まで引き出され
た場合は、図2(b)に示すように、検出スイッチ7が
アンテナ4の下端部分に押されてONの状態となるの
で、装置の図示せぬ制御部がこれを検出することによ
り、アンテナ4が引き出し位置にあることを検出するこ
とができる。
【0029】また、星型歯車8は、歯車の歯に相当する
複数の互いに等しい形状の突起が歯車の軸を中心に放射
上に均等に配された星型形状の断面を有する柱状の歯車
であり、図2(b)に示すように、アンテナ4の金属棒
4bの下端部分に固定されており、収納位置から引き出
し位置までの間をアンテナ4と一体に移動可能に形成さ
れる。したがって、星型歯車8は、アンテナ4が収納位
置及び引き出し位置にある場合にアンテナ4と一体で回
動が可能である。
【0030】検出スイッチ9と検出スイッチ10は、そ
れぞれアンテナ4の回動を検知するためのスイッチであ
り、図1に示すように、それぞれ装置P1内部のスライ
ドガイド5の下端付近及び上端付近に設けられている。
検出スイッチ9は、アンテナ4が収納位置にある場合に
星型歯車8と歯合して星型歯車8の回動を検知すること
により、星型歯車8と一体のアンテナ4の回動を検知す
ることができる。また、検出スイッチ10は、アンテナ
4が引き出し位置にある場合に星型歯車8と歯合して星
型歯車8の回動を検知することにより、星型歯車8と一
体のアンテナ4の回動を検知することができる。
【0031】図3は、検出スイッチ9(又は、検出スイ
ッチ10)と歯合する星型歯車8の断面図である。図3
に示すように、検出スイッチ9及び検出スイッチ10
は、アンテナ4の正方向及び逆方向における回動をそれ
ぞれ検知することのできる2回路選択スイッチで構成さ
れる。検出スイッチ9及び検出スイッチ10には、それ
ぞれレバー11が設けられており、アンテナ4が収納位
置に有る場合には星型歯車8が検出スイッチ9のレバー
11と歯合し、また、アンテナ4が引き出し位置に有る
場合には星型歯車8が検出スイッチ10のレバー11と
歯合する。各検出スイッチのレバー11は、常時それぞ
れの端末cに接続されており、歯合する星型歯車8の回
動に応じて歯合中のレバー11が星型の複数の突起部分
によって順次回動方向に断続的に押されると、その都度
端末a又は端末bの何れかを選択するので、断続的に回
路選択がなされる。
【0032】具体的には、星型歯車8が図3に示す矢印
の方向(反時計方向)に回動する場合は、星型歯車8の
回動に伴ってレバー11が星型歯車8の星型の突起部分
に順次押されて端末aと断続する。その結果、端末aと
端末cが断続的に回路接続される。また、星型歯車8が
図3に示す矢印の方向とは逆方向(時計方向)に回動す
る場合は、星型歯車8の回動に伴ってスイッチレバー1
1が星型歯車8の星型の突起部分に順次押されて端末b
と断続する。つまり、検出スイッチ9及び検出スイッチ
10は、レバー11によって端末aと端末cの何れかの
回路選択を断続的に行うことでその都度星型歯車8の回
動を検出することができる。つまり検出スイッチ9及び
検出スイッチ10は、端末aが1回断続する毎に星型歯
車8が有する突起の数に対応したアンテナ4の正方向の
回動量、つまり回動角度を検出することができ、また、
端末bが1回断続する毎に星型歯車8が有する突起の数
に対応したアンテナ4の負方向の回動量、つまり回動角
度を検出することができる。また、端末a及び端末bの
断続回数及び回動時間を検出することによりアンテナ4
の回動速度を検出してもよい。たとえば、単位回動時間
あたりの断続回数より回動速度を算出しても良いし、ま
た、単位断続回数あたりの回動時間より回動速度を算出
しても良い。なお、単位回動時間および単位回動回数
は、使用条件にあわせて任意に設定できる。速度認識感
度を上げたければ単位回動時間を短く、単位断続回数を
少なくし、速度認識感度を下げたいときは単位回動時間
を長く、単位断続回数を多くすれば良い。感度を上げた
場合は細かな速度変化の認識が行え、感度を下げた場合
は急激な速度変化のないスムーズな速度認識が行える。
これにより、携帯用無線電話装置P1の図示せぬ制御部
は、検出スイッチ9又は検出スイッチ10の検出出力に
よりアンテナ4の回動方向、その方向での回動量及び回
動速度を逐次検出することができる。
【0033】以上の如く、携帯用無線電話装置P1で
は、装置P1に設けられた各検出スイッチによってアン
テナ4の移動を認識することができる。即ち、検出スイ
ッチ7は、アンテナ4の上下移動方向においてアンテナ
4が引き出し位置に有るか否かをそれぞれ検出し、検出
スイッチ9と検出スイッチ10は、それぞれ、アンテナ
4が収納位置、引き出し位置に有る場合のアンテナ4の
回動量などを検出することができる。
【0034】したがって、携帯用無線電話装置P1は、
上記した検知スイッチの検出結果を利用することによっ
て、アンテナ4に後述する各種機能を選択し動作させる
ための選択手段の役割を持たせている。つまり、装置P
1の図示せぬ制御部が、各検出手段の検出結果に基づく
制御を行うことにより、アンテナ4の上記移動動作に応
じて各種機能を選択し動作させることができる。
【0035】次に、アンテナ4の各移動動作に応じた装
置P1の各機能について説明する。 (アンテナ4の上下移動動作に応じた機能) (1)電話の発信時及び着信時における通話機能 検出スイッチ7の検出結果により装置P1を電話の着信
時に通話可能な状態にすることができ、また、検出スイ
ッチ7の検出結果により装置P1を指定された相手先の
電話に発信して発呼することができる。
【0036】具体的には、選択手段としてのアンテナ4
が収納位置に収納されて電話の待ち受け状態にある装置
P1に相手からの電話の着信音による着呼が有った場合
に、使用者がこれに応じてアンテナ4を引き出す動作を
することにより、検出スイッチ7がOFFからONに切
替えられるので、制御部がこの場合の検出スイッチ7の
出力結果に応じて着信中の相手の電話と回線接続させて
通話可能となるように制御する。
【0037】また、使用者が希望する相手に電話をする
場合には、アンテナ4を引き出し位置まで引き出す動作
をすることにより、検出スイッチ7がOFFからONに
切替えられるので、制御部がこの場合の検出スイッチ7
の出力結果に応じて、選択された相手先の電話に発信し
て発呼することができる。なお、相手先の電話番号の指
定は、使用者がキーパッド1や電話帳リストからの操作
に基づいてアンテナ4の引き出し動作の以前に行っても
良いし、アンテナ4を引き出し位置まで引き出した後に
行っても良い。
【0038】以上により、使用者は、アンテナの引き出
し動作のみで、別途通話釦を押さなくても容易に着信相
手と通話することができ、また、別途通話釦を押さなく
ても容易に指定の相手先の電話に発信して発呼すること
ができる。
【0039】(2)通話中における電話回線切断機能 相手先との電話と通話可能状態に有る装置P1を、検出
スイッチ7の検出結果により、相手先の電話に対して不
通にすることができる。
【0040】具体的には、電話の相手先と通話中に、使
用者が、引き出し位置にあるアンテナ4を装置P1の内
部に収納する動作をすることにより、検出スイッチ7が
ONからOFFに切替えられるので、制御部がこの場合
の検出スイッチ7の出力結果に応じて装置P1を相手先
の電話に対して不通にする制御を行う。以上により、使
用者は、相手先との通話を終了する際、にアンテナ4を
引き出し位置から装置P1内部の収納位置に向かって押
し込むという簡単な操作をすることにより別途通話終了
釦の操作をすることなく容易に装置P1を不通にするこ
とができる。
【0041】(アンテナ4の回動動作に応じた機能) 電話帳リストのスクロール機能 装置P1の表示部2に表示中の電話帳リストを選択手段
としてのアンテナ4の回動動作により上下方向又は左右
方向のいずれかの方向に沿ってスクロール選択させるこ
とができる。具体的には、使用者が、例えば装置P1の
電話帳機能を用いて表示部2に電話帳リストの各情報を
表示中に、使用者が、収納位置或いは引き出し位置にあ
るアンテナ4を回動させると、星型歯車8がアンテナ4
と共に同方向に回動する。これにより、星型歯車8が収
納位置に有る場合には検出スイッチ9のレバー11と歯
合中の星型歯車8がアンテナ4の回動方向に応じた回路
選択を断続的に行う。その結果、制御部が当該選択され
た回路が接続されたことを検出することによりアンテナ
4の回動方向を検出し、それにしたがって現在表示部2
に表示中の電話帳リストの各情報をアンテナ4の回動に
応じた方向にスクロールさせる。また、アンテナ4が当
該方向に回動中に、制御部がアンテナ4の当該選択され
た回路の断続回数を検出することによって、アンテナ4
のその方向における回動量を検出し、当該回動量に応じ
たスクロール量で電話帳リストの各情報を上下方向又は
左右方向のいずれかの方向に沿ってスクロール選択させ
ることができる。
【0042】つまり、アンテナの回動方向及び回動量に
応じた情報の選択が行なえるため、多数有る選択対象の
中から所望の一つを短時間に選択することができる。た
とえば、電話帳のリストが50音順で表示される場合、
「遊園地」の電話番号を選択するには、先ずアンテナを
高速で回動させて、その回動量に応じてリストを高速に
スクロールさせる。そして、リストの名称が「ユ」に近
づいた時点でアンテナを低速で回動させ、その回動量に
応じて低速にスクロールするリストから容易に「遊園
地」を選択することができる。仮に、目的の名称を行き
すぎた場合も、回動方向にも応じてスクロールしている
ため、反対方向にアンテナを回すだけで容易にリストを
戻すことができる。よって、多数の名称を有するリスト
の中から所望の名称を短時間に選択することができる。
【0043】また、星型歯車8が引き出し位置に有る場
合には検出スイッチ10のレバー11と歯合中の星型歯
車8がアンテナ4の回動方向に応じた回路選択を断続的
に行う。その結果、上述した星型歯車8が引き出し位置
に有る場合と同様に、制御部がアンテナ4の回動方向及
び回動量を検出検出し、当該回動量に応じたスクロール
量で電話帳リストの各情報を上下方向又は左右方向のい
ずれかの方向に沿ってスクロール選択させることができ
る。
【0044】したがって、使用者は、発信する場合又は
着信する場合、、アンテナ4を操作するだけで、回動動
作による電話帳リストのスクロール選択動作や、アンテ
ナの引き出し位置までの引き出しによる発信動作又は着
信動作や、通信感度向上のためのアンテナの伸ばし動作
と行った一連の必要な動作を容易に行うことができるの
で、従来の携帯無線電話装置の場合のように、互いに異
なる場所に配置された、アンテナの引出し動作、電話帳
リストのスクロールキー、通話釦などをいちいち操作す
る手間がなくなる。また、特に電話帳リストのように多
量の情報の中から必要な情報を迅速に選択したい場合に
は、スクロールキーの入力では、スクロール速度を上げ
ることが難しく、情報の選択に時間を要するが、上述し
たアンテナ4の回動機能を用いることによって、容易に
スクロール速度を可変できるため迅速に且つ容易に情報
選択することができる。つまり、使用者は、アンテナ操
作のみで、通信に必要な情報の選択から通信に必要な一
連の動作を行なうことができる。
【0045】上述した第1実施形態では、表示部2に表
示された電話帳リストの情報などの通信に関連する情報
を選択する際に選択手段としてのアンテナ4を時計方向
又は反時計方向の2方向の何れかの方向に回動させるこ
とによってアンテナ4の回動方向及び回動量を検出スイ
ッチ9、10で検出し、検出結果に基づいてスクロール
選択ができるように構成したが、検出スイッチ9、10
の代りにアンテナ4の回動軸に垂直な方向の移動を検出
する検出スイッチを用いて、アンテナ4を頭部4aから
みて上下左右の4方向に傾斜させる操作をさせた場合に
おけるアンテナ4の各方向への移動を検出するように構
成しても良い。その場合は、使用者は、アンテナ4をジ
ョイスティックのように操作させることにより、表示部
2に表示中の各種情報を希望する4方向のうちのいずれ
かの方向に迅速に且つ容易にスクロールさせて適宜選択
することができる。このような携帯用無線電話装置の例
を以下の第2実施例により説明する。
【0046】図4は、本発明の第2実施形態における携
帯用無線電話装置P2の主要構造を示す図であり、図4
(a)は、アンテナが収納位置に有る場合の携帯用無線
電話装置P2を装置内部の一部と共に示した図であり、
図4(b)は、携帯用無線電話装置P2が有する検出ス
イッチ24の主要構造を収納位置に有るアンテナ4の回
動軸を含む断面から見た図であり、図4(c)は、検出
スイッチ24をアンテナ4の回動軸に垂直な方向、即
ち、図4(b)に示すA−A断面方向から見た図であ
る。
【0047】なお、携帯用無線電話装置P2の各構成に
おいて、先述した携帯用無線電話装置P1と同様の構成
を有する構成部分は、携帯用無線電話装置P1と同一の
符号を付してあり、ここでは、その説明は重複を避ける
ため省略する。
【0048】携帯用無線電話装置P2は、先述した第1
実施形態における携帯用無線電話装置P1の各構成部分
のうち、アンテナ4の回動を検出するための検出スイッ
チ9及び検出スイッチ10の代りに検出スイッチ24を
備えて構成される。検出スイッチ24は、図4(b)及
び図4(c)に示すように、ゴムなどの弾性部材からな
るアンテナ保持部24aと、アンテナ保持部24aによ
る圧力を検知する複数の圧力センサ等からなる押圧検出
素子24bにより構成される。なお、押圧検出素子24
bは、ここでは4個の圧力センサからなるものとする。
【0049】アンテナ保持部24aは、中空円筒部3a
の中空部分に配されて、その一部が中空円筒部3aに取
りつけられ、金属棒4bを緩挿した状態で当該金属棒4
bをアンテナ保持部24aの当該一部が自ら有する弾性
によって中空円筒部3aの中心に弾性保持する。また、
図4(c)に示すように、アンテナ保持部24aは、直
交するX−Y軸に沿った4方向の中空円筒部3aの内壁
面との間に隙間が形成されている。また、4個の押圧検
出素子24bは、それぞれ上記各隙間内の中空円筒部3
aの内壁面側に取りつけられている。これらの押圧検出
素子24bとアンテナ保持部24aとは、アンテナ4の
静止時にそれぞれ互いに略等しい隙間を有して配されて
いる。
【0050】検出スイッチ24は、以上の如く構成さ
れ、例えば使用者によりアンテナ4の金属棒4bを或る
方向に撓ませた場合には、それに応じてアンテナ保持部
24aの上記一部が弾性を有したまま変形することによ
り図7(c)に示すX−Y面に沿って金属棒4bが撓む
方向と同方向に移動する。その結果、アンテナ保持部2
4aが、当該移動する方向に有る押圧検出素子24bを
押すので、押圧検出素子24bが押された力に応じた検
出出力を出力する。
【0051】ここで、4個の押圧検出素子24bは、X
−Y軸上に配されているので、アンテナ保持部24aに
押された力のうち、X軸上における正方向のベクトル成
分、X軸上における負方向のベクトル成分、Y軸上にお
ける正方向のベクトル成分、Y軸上における負方向のベ
クトル成分をそれぞれ検出することができるので、装置
P4の図示せぬ制御部が、これらの押圧検出素子24b
の検出出力を合成することにより、アンテナ保持部24
aが移動するX−Y平面上での方向を検出することがで
きる。
【0052】図5は、使用者によってアンテナ4が図4
(c)に示すX軸の正方向に押された場合の検出スイッ
チ24を示した図であり、図5(a)は、収納位置に有
るアンテナ4により押された場合の検出スイッチ24を
示し、図5(b)は、引き出し位置に有るアンテナ4に
より押された場合の検出スイッチ24を示している。図
5では、アンテナ4がX軸の正方向に押されることによ
り、金属棒4bが同方向に撓んでアンテナ保持部24a
を同方向に移動させることにより4個の押圧検出素子2
4bのうちX軸の正方向に配された押圧検出素子24b
のみが力を受けて押されることにより当該押された力に
応じた検出出力を出力する。
【0053】したがって、図5(a)及び図5(b)の
場合には、制御部がX軸の正方向に配された押圧検出素
子24bの検出出力のみを検出するので、アンテナ4が
X軸の正方向に移動したことを検出することができると
共に、当該検出出力の大きさによりアンテナ4のX軸の
正方向の移動量も検出することができる。
【0054】なお、図5(a)及び図5(b)からわか
るように、使用者は、アンテナ4を収納位置から引き出
し位置までの間の希望する位置に配置して、上述したア
ンテナ4の回動軸と垂直な方向に移動させる操作を行う
ことができる。
【0055】以上により、携帯用無線電話装置P2で
は、検出スイッチ24によってアンテナ4の回動軸に垂
直な方向での移動を認識することができ、装置P2の図
示せぬ制御部が検出スイッチ24の各押圧検出素子24
bの検出結果に基づく制御を行うことにより、アンテナ
4の当該移動動作に応じた機能を選択し動作させること
ができる。
【0056】具体的には、アンテナ4は、表示部2に表
示中のカーソルをアンテナ4の移動動作に応じて表示画
面上の希望する方向に希望する距離だけ移動させること
ができ、これにより、アンテナの回動動作では同時に2
方向のみを選択対象としていたのに対し、同時に4つ以
上の方向及び押圧量に応じて情報の選択をできる。よっ
て、より細かい情報の選択が行なうことができる。
【0057】携帯用無線電話装置P2では、このほか、
装置P2に設けられた検出スイッチ7によって第1実施
形態における携帯用無線電話装置P1の場合と同様のア
ンテナ4の上下方向の移動を認識することができるが、
ここではそれらの検出動作の説明は重複するので省略す
る。
【0058】なお、上述した各実施形態では、装置内部
のスライドガイド5の上端付近に検出スイッチ7を設
け、該検出スイッチ7によってアンテナ4が引出し位置
にあるか否かを検出し、検出結果に基づいてアンテナ4
の上下方向の移動を検出するようにしたが、本発明は、
これに限らず、図6に示す第3実施形態における携帯用
無線電話装置P3のように、アンテナ4の上下方向の移
動を装置内部のスライドガイド5の下端付近に設けられ
た検出スイッチ30により検出するようにしても良い。
【0059】図6は、本発明の第3実施形態における通
信装置としての携帯用無線電話装置P3を示す図であ
り、図6(a)は、アンテナが収納位置に有る場合の携
帯用無線電話装置P3を装置内部の一部と共に示した図
であり、図6(b)は、アンテナが引き出し位置に有る
場合の携帯用無線電話装置P3を装置内部の一部と共に
示した図である。
【0060】携帯用無線電話装置P3は、先述した携帯
用無線電話装置P1の各構成中のうち、検出スイッチ7
の代りに検出スイッチ30を設けて構成される。したが
って、携帯用無線電話装置P3の各構成において、携帯
用無線電話装置P1と同様の構成を有する構成部分は、
携帯用無線電話装置P1と同一の符号を付してあり、こ
こでは、その説明は重複を避けるため省略して、主とし
て検出スイッチ30について説明する。
【0061】図6の携帯用無線電話装置P3において、
検出スイッチ30は、先述した携帯用無線電話装置P1
の検出スイッチ7と同様にON/OFFスイッチであ
り、装置P3内部のスライドガイド5の下端付近に設け
られている。アンテナ4が収納位置に有る場合には、図
6(a)に示すように、検出スイッチ30がアンテナ4
の下端部分に押されてONの状態となるので、装置の図
示せぬ制御部がこれを検出することにより、アンテナ4
が収納位置にあることを検出することができる。
【0062】また、アンテナ4が収納位置から上方の引
き出し位置の方向に移動した場合には、アンテナ4の下
端部分が検出スイッチ30を押すのを解除するため検出
スイッチ30がOFFになる。
【0063】したがって、制御部が検出スイッチ30の
検出結果に応じて以下に示す上述の検出スイッチ7と同
様の各機能を動作させることができる。
【0064】(アンテナ4の上下移動動作に応じた機
能) (1)電話の発信時及び着信時における通話機能 アンテナ4が収納位置に収納されて電話の待ち受け状態
にある装置P3に相手からの電話の着信音による着呼が
有った場合に、使用者がこれに応じてアンテナ4を引き
出す動作をすることにより、検出スイッチ30がONか
らOFFに切替えられるので、制御部がこの場合の検出
スイッチ30の出力結果に応じて着信中の相手の電話と
回線接続させて通話可能となるように制御することによ
り、検出スイッチ30を電話の着信時における通話機能
に用いることができるので、使用者が別途通話釦を押す
操作をしなくても相手との通話ができる。
【0065】また、使用者が希望する相手に電話をする
場合には、アンテナ4を引き出し位置まで引き出す動作
をすることにより、検出スイッチ30がONからOFF
に切替えられるので、制御部がこの場合の検出スイッチ
30の出力結果に応じて、指定された相手先の電話に発
信して発呼するように制御することにより、検出スイッ
チ30を発信時における通話機能に用いることができる
ので、使用者が別途通話釦を押す操作をしなくても相手
の電話を発呼して通話することができる。
【0066】(2)通話中における電話回線切断機能 電話の相手先と通話中に、使用者が、例えば引き出し位
置にあるアンテナ4を装置P3の収納位置に収納する動
作をすることにより、検出スイッチ30がOFFからO
Nに切替えられるので、制御部がこの場合の検出スイッ
チ30の出力結果に応じて装置P3を相手先の電話に対
して不通にする制御を行う。以上により、使用者は、相
手先と通話中にアンテナ4を引き出し位置から装置P3
内部の収納位置まで押し込むという簡単な操作をするこ
とにより別途電源釦の操作により電源をOFFにしなく
ても通話中の相手先に対して容易に装置P3を不通にす
ることができる。
【0067】次に、アンテナ4が収納位置よりも下方の
所定位置まで移動したことを検出することができるもの
について図7を用いた第4実施形態により説明する。
【0068】図7は、本発明の第4実施形態における携
帯用無線電話装置P4を示す図であり、図7(a)は、
アンテナ4が収納位置に有る場合の携帯用無線電話装置
P4を装置内部の一部と共に示した図であり、図7
(b)は、アンテナ4が収納位置から下方に押された場
合の携帯用無線電話装置P4を装置内部の一部と共に示
した図である。携帯用無線電話装置P4は、先述した第
1実施形態における携帯用無線電話装置P1(図1参
照)の各構成に加えて、検出スイッチ31を設けて構成
される。したがって、携帯用無線電話装置P4の各構成
において、先述した携帯用無線電話装置P1と同様の構
成を有する構成部分は、携帯用無線電話装置P1と同一
の符号を付してあり、ここでは、その説明は重複を避け
るため省略し、主として検出スイッチ31について説明
する。
【0069】図7において、検出スイッチ31は、ON
/OFFを検出するプッシュスイッチであり、スライド
ガイド5の下端付近に設けられている。アンテナ4が収
納位置に有る場合には、検出スイッチ31は、アンテナ
4の下端部分と離間しておりスイッチOFFの状態にな
る。また、収納位置にあるアンテナ4の頭部4aが使用
者により押されてアンテナ4が収納位置よりも下方の所
定位置まで移動した場合には、アンテナ4の下端部分が
検出スイッチ31を押して検出スイッチ31がON状態
になる。
【0070】また、使用者が収納位置にあるアンテナ4
を押す操作を解除した場合には、ガイド部3の中空円筒
部3aに設けられたばね6の復元力によりアンテナ4の
頭部4aが押し戻されるので、アンテナ4が収納位置に
配されるとともに、アンテナ4の下端部分が検出スイッ
チ31を押すのを解除するので検出スイッチ31がOF
F状態になる。したがって、装置P4の図示せぬ制御部
が、検出スイッチ31の検出出力によって、検出スイッ
チ31がONを検出している間は、アンテナ4が収納位
置よりも下方の所定位置に有ると判断することができ
る。
【0071】以上により、制御部が検出スイッチ31の
検出結果に応じて以下に示す機能を動作させることがで
きる。具体的には、制御部は、装置P4の電源がOFF
の場合に検出スイッチ31がOFFからONに切り替わ
ったことを検出した場合には、装置P4の電源をOFF
からONに切替える動作を行い、また、電源がONの場
合に検出スイッチ31がOFFからONに切り替わった
ことを検出した場合には、装置P4の電源をONからO
FFに切替える動作を行う。
【0072】したがって、例えば、アンテナ4が収納位
置に有り、且つ、電源がOFFの非動作状態の装置P4
を用いて、使用者が、希望する相手先に電話をしたい場
合には、使用者が、アンテナ4の頭部4aを内部に押し
込む操作をすることにより電源がON状態にすることが
できる。
【0073】また、使用者が、アンテナ4の頭部4aを
内部に押し込む操作を解除することにより、アンテナ4
がばね6によって再び収納位置まで押し戻されるので、
これにより使用者は、収納位置にあるアンテナ4を適宜
回動することにより、そのときに表示部2に表示中の電
話帳リストの中から希望する相手先の電話番号をスクロ
ール選択することができる。また、使用者は、相手先の
電話番号の選択に引き続きアンテナ4を引き出し位置ま
で引き出すことにより、検出スイッチ7がOFFからO
Nに切り替わるので、制御部が、検出スイッチ7の出力
結果に応じて、選択により指定された相手先の電話に発
信して発呼することができる。
【0074】つまり、使用者は、非動作状態に有る装置
P4に対し、電源の投入(ON)操作や、相手先の電話
番号の指定操作や、相手先への発呼を伴う通信操作など
の相手先との通信開始に関する一連の操作を、選択手段
としてのアンテナ4のみの操作により容易に行うことが
できる。
【0075】また、例えば、使用者が、相手先との通話
を終了させて装置P4をアンテナ4が収納位置に有り、
且つ、電源がOFFの非動作状態にさせたい場合には、
使用者が、引き出し位置に有るアンテナ4を装置内部に
押しこむ操作をすることにより、アンテナ4の下端部分
が検出スイッチ31を押してOFFからONに切替え
る。これにより、装置P4の電源がONからOFFに切
替えられる。また、使用者が、アンテナ4の頭部4aを
内部に押し込む操作を解除することにより、アンテナ4
がばね6によって再び収納位置まで押し戻される。
【0076】つまり、使用者は、アンテナ4が引き出し
位置まで引き出されて相手先と通信可能な状態の装置P
4に対し、アンテナ4の収納位置までの収納操作や、電
源の切断(OFF)などの相手先との通信終了に関する
一連の操作を、選択手段としてのアンテナ4のみの操作
により容易に行うことができる。
【0077】次に、アンテナ4が引き出し位置よりも上
方の所定位置まで移動したことを検出することができる
ものを図8を用いた第5実施形態により説明する。
【0078】図8は、本発明の第5実施形態における携
帯用無線電話装置P5の検出スイッチ18周辺の主要構
造を示す図であり、図8(a)は、アンテナ4が引き出
し位置に有る場合の携帯用無線電話装置P5の検出スイ
ッチ18の主要構造を示し、図8(b)は、アンテナ4
が収納位置からさらに所定距離引き出された場合の携帯
用無線電話装置P5の検出スイッチ18主要構造を示し
た図である。
【0079】携帯用無線電話装置P5は、先述した第3
実施形態における携帯用無線電話装置P3の各構成部分
に加えて検出スイッチ18を備えて構成される。したが
って、携帯用無線電話装置P5の各構成において、先述
した携帯用無線電話装置P3と同様の構成を有する構成
部分は、携帯用無線電話装置P3と同一の符号を付し、
ここでは、携帯用無線電話装置P5の主として検出スイ
ッチ18にかかる構成及び動作の説明をおこなうものと
し、その他の構成部分については携帯用無線電話装置P
3と同様であるので説明は省略する。
【0080】検出スイッチ18は、携帯用無線電話装置
P5のガイド部3の中空円筒部3a内のばね6と取付け
ねじ3cの間に設けられており、ばね6が検出スイッチ
18の上面に取り付けられており、また、検出スイッチ
18が取付けねじ3cの上面に取りつけられている。検
出スイッチ18は、アンテナ4が該引き出し位置より上
方の所定位置まで引き出されたことを検出する。また、
検出スイッチ18は、使用者がアンテナ4を引き出し位
置よりもさらに上方に引く操作をやめた場合には、アン
テナ4を引き出し位置まで引き戻して自ら初期状態に復
帰する。
【0081】図8に示すように、検出スイッチ18は、
接点19を有する導電性金属からなる可動部20と、接
点21を有する固定部22と、コイルばね23により構
成される。可動部20及び固定部22の中央部分には孔
が設けられており、アンテナ4の金属棒4bが摺動可能
に貫通している。可動部20は、金属棒4bの下端部分
に対し嵌合及び離脱が可能な形状を有する金属により形
成されている。また、可動部20と固定部22は、接点
19と接点21が互いに対向するように配されて、可動
部20の接点19と固定部22の接点21との間には圧
縮状態にあるばね23が金属棒4bを貫通した状態で配
されている。
【0082】検出スイッチ18は、図8(a)に示す初
期状態では、ばね23の復元力により可動部20が固定
部22に係止する。したがって、この状態では、検出ス
イッチ18は、接点19と接点21が接続されないの
で、スイッチOFFの状態となる。また、検出スイッチ
18は、可動部20にアンテナ4の金属棒4bの下端部
分が嵌合した状態にある場合には、図6(a)に示すよ
うに、ばね23の復元力によって当該アンテナ4を収納
位置に配すると共に、自らを初期状態に復帰させる。
【0083】また、アンテナ4が引き出し位置に有る場
合に、例えば使用者によりアンテナ4が引き出し位置か
らさらに上方に引き出された場合には、可動部20がア
ンテナ4の金属棒4bの下端部分により上方に押される
ので、ばね23がさらに圧縮されるとともに接点19が
上方に移動する。その結果、検出スイッチ18は、アン
テナ4が引き出し位置よりも上方の所定位置まで移動し
た場合には、図8(b)に示すように、ばね23が圧縮
された状態で接点19と接点21とが接続されて、これ
によりスイッチONの状態となる。
【0084】このとき、装置P5の制御部は、検出スイ
ッチ18がON状態であることを検出することにより、
アンテナ4が引き出し位置から上方の所定位置まで移動
したことを検出することができる。
【0085】また、使用者がアンテナ4を引き出し位置
からさらに引き出す操作をやめた場合には、ばね23の
復元力により可動部20がアンテナ4と共に下方に押し
戻されることにより、アンテナ4が引き出し位置に移動
すると共に、検出スイッチ18が自らスイッチOFFの
初期状態に復帰する。
【0086】したがって、携帯用無線電話装置P5で
は、検出スイッチ18がOFFからONに切り替わるこ
とによってアンテナ4の上下方向における移動を認識す
ることができ、装置P5の図示せぬ制御部が検出スイッ
チ18の検出結果に基づく制御を行うことにより、検出
スイッチ18をON/OFFさせるアンテナ4の移動動
作に応じた機能を選択し動作させることができる。
【0087】具体的には、検出スイッチ18がONとな
った場合に制御部が装置P5の電源の状態を切替えるよ
うに制御動作することができる。したがって使用者が、
電源がONの状態に有る装置P5の電源をOFFに切替
えたい場合には、例えば、引き出し位置にあるアンテナ
4を収納位置と逆方向に向かってさらに引き出す操作を
するだけで検出スイッチ18をONさせることができ、
制御部がこれを検出することにより装置P5の電源をO
N状態からOFF状態にすることができる。
【0088】また、例えば使用者が通話中の電話の電源
を非動作状態にするために電源をOFFにしてアンテナ
4を収納位置に収納したい場合には、使用者は、引き出
し位置に有るアンテナ4を引き出し位置より上方の所定
位置まで引き出す操作をすることにより電源がOFFの
状態に切り替わると共に、アンテナ4がばね23の復元
力により再び引き出し位置まで引き戻される。
【0089】つまり、使用者は、例えば、相手との通話
が可能な状態の装置P5に対し、アンテナ4を引き出し
位置の上方の所定位置まで引き出す操作に引き続いて収
納位置に向かって勢い良く押し込むという簡単なアンテ
ナ4の操作のみで、アンテナ4を収納位置に収納するこ
とができると共に、別途キーパッド1に設けられた電源
釦を押すことなく容易に電源をOFFにすることができ
る。
【0090】また、使用者がOFFの状態に有る装置P
5の電源をONに切替えたい場合には、例えば、収納位
置に有るアンテナ4を引き出し位置から上方の所定位置
まで移動させることにより検出スイッチ18をONさせ
ることができ、制御部がこれを検出することにより装置
P3の電源をOFF状態からON状態にすることができ
る。また、アンテナ4は、その後ばね23の復元力によ
り再び引き出し位置まで引き戻される。したがって、使
用者は、例えば、アンテナ4が収納位置に有って電源が
OFFの非動作状態の装置P5に対し、アンテナ4を引
き出し位置から上方の所定位置まで引き出すという簡単
なアンテナ4の引き出し操作のみを行うことにより、結
果的にアンテナ4を引き出し位置に引き出すことができ
ると共に、別途キーパッド1に設けられた電源釦を押す
ことなく容易に電源をONにすることができる。
【0091】なお、アンテナ4が引き出し位置に引き出
された状態では、検出スイッチ7がONの状態となると
共に、検出スイッチ10のレバー11が星型歯車8と歯
合するので、使用者が、例えば電話帳機能を用いて表示
部2に電話帳リストを表示すればアンテナ4を回動する
ことにより相手先の電話に関する情報をスクロール検索
することができると共に、制御部が、予め装置P5に指
定されて記憶された電話番号又は、アンテナ4の回動に
よるスクロール検索の結果により指定された電話番号が
あれば、当該電話番号の相手先の電話に発信して発呼す
ることができることは言うまでもない。
【0092】なお、携帯用無線電話装置P5では、この
ほか、装置P5に設けられた検出スイッチ30、検出ス
イッチ9、検出スイッチ10によって第3実施形態にお
ける携帯用無線電話装置P3の場合と同様のアンテナ4
の移動を認識することができ、ここではそれらの検出動
作の説明は重複するので省略する。
【0093】以上により、装置P5の図示せぬ制御部
が、各検出手段の検出結果に基づく制御を行うことによ
り、アンテナ4の上記移動動作に応じた機能を選択し動
作させることができる。
【0094】なお、上述した第4実施形態における携帯
用無線電話装置P4では、検出スイッチ31がスイッチ
OFFからONに切り替わることを検出することによ
り、アンテナ4が収納位置よりも下方の所定位置まで移
動したことを検出し、制御部が当該検出結果に応して電
源の切替え動作を行うようにしたが、検出スイッチ31
がスイッチOFFからONに切り替わることを検出する
ことにより、アンテナ4が収納位置よりも下方の所定位
置まで移動したことと、それに加えてアンテナ4がその
後収納位置に配されることを検知するようにしてもよ
い。アンテナ4が収納位置よりも下方の所定位置まで移
動した後は、使用者がアンテナ4を押す操作をやめるこ
とにより、アンテナ4がばね6の復元力により収納位置
に復帰するからである。
【0095】また、上述した第5実施形態における携帯
用無線電話装置P5では、検出スイッチ18がスイッチ
OFFからONに切り替わることを検出することによ
り、アンテナ4が引き出し位置よりも上方の所定位置ま
で移動したことを検出し、制御部が当該検出結果に応じ
て電源の切替え動作を行うようにしたが、検出スイッチ
18がスイッチOFFからONに切り替わることを検出
することにより、アンテナ4が引き出し位置よりも上方
の所定位置まで移動したことと、それに加えてアンテナ
4がその後引き出し位置に配されることを検知するよう
にしてもよい。アンテナ4が引き出し位置よりも上方の
所定位置まで移動した後は、使用者がアンテナ4を引く
操作をやめることにより、アンテナ4がばね23の復元
力により引き出し位置に復帰するからである。
【0096】なお、上述した各実施形態における携帯用
無線電話装置では、アンテナ4の上下方向において、ア
ンテナ4の収納位置を検出する検出スイッチ30とアン
テナ4の引き出し位置を検出する検出スイッチ7のうち
いずれかの検出スイッチを設けたが、検出スイッチ30
と検出スイッチ7の両方の検出スイッチを設けてアンテ
ナ4が収納位置と引き出し位置にあることをそれぞれ検
出スイッチ30、検出スイッチ7によって検出するよう
にしても良い。
【0097】なお、上述した実施形態では、アンテナ4
の回動動作に応じた機能の一例として電話帳リストのス
クロール機能を説明したが、本発明はこれに限定される
ものでなく、1つの機能で複数の情報を選択するもので
さえ有れば良い。例えば、アンテナの回動動作に応じ
て、複数の表示エリアに変更可能な表示画面のエリア選
択(画面スクロール)、複数のレベルに変更可能な音量
のレベル選択(音量調整)、複数のレベルに変更可能な
表示画面の輝度のレベル選択(輝度調整)などを行なう
構成にしても良い。
【0098】また、多数の情報の中から所望の情報を効
率良く選択できるように、アンテナの回動速度に応じた
情報選択ができる構成にしても良い。例えば、カレンダ
ーの日付入力、時計の時間入力、メールの文字入力等の
場合、選択対象となる英数文字が多数存在する。このと
き、予め所定の順序(ABC順、あいうえお順 等)で
英数文字を並べておくことにより、使用者は、所望の英
数文字を選択する順番が近いか、遠いかを容易に認識す
ることができる。よって、使用者は、所望の英数文字の
順番が遠い場合は回動速度を速くして順番を早送りし、
所望の英数文字の順番が近い場合は回動速度を遅くして
確実に選択することができる。
【0099】また、アンテナの回動動作方向により、選
択対象の種類を異ならせるようにしても良い。例えば、
アンテナを右回転させた場合はリダイヤル用の電話番号
検索を行ない、左回転させた場合はメモリダイヤル用の
電話番号検索を行なうようにしても良い。
【0100】また、アンテナの回動動作と上下方向の移
動動作の組合せにより、複数種類の情報選択をできるよ
うにしても良い。例えば、インターネット接続可能な携
帯電話機の場合は、アンテナの回動動作によりURLの
選択を行い、上下方向の移動動作により選択されたUR
Lへの接続が開始され、接続後はアンテナの回動動作が
接続先の表示画面のスクロールに切り換るように構成し
ても良い。また、音楽などのオーディオ再生可能な携帯
電話機の場合は、アンテナの回動方向及び回動量に応じ
て曲の選択を行い、アンテナの上下方向の移動動作によ
り再生及び停止を行ない、再生中はアンテナの回動動作
が再生速度に対応するように構成しても良い。
【0101】また、アンテナ4の回動検出手段は、第1
実施形態における星型歯車8及び検出スイッチ9(又
は、検出スイッチ10)を用いた機構に限らず、アンテ
ナ4の上下方向の各移動位置において回動を検出できる
機構であれば良く、例えば、図9に示す本発明における
回動検出手段のその他の実施例のように、アンテナ4の
金属棒4bの側面に反射ミラーを等間隔に1周形成し、
装置に設けられた光源からの光を反射ミラーで反射させ
て光検出器で受光するように構成すれば、アンテナ4が
回動した場合には、光検出器が反射光によるアンテナ4
の回動量に応じた数の光パルスを受光することができる
ので、アンテナ4の回動及び回動量を検出することがで
きる。
【0102】また、本実施例では、2方向に対して無限
に回動可能なアンテナを例に説明したが、1方向に回動
可能なアンテナでも良いし、回動量に制限の有るアンテ
ナ、例えば半回転だけ回動可能なアンテナ等であっても
良い。
【0103】また、上述した実施形態では、アンテナを
有する携帯用無線電話装置により通信装置を説明した
が、本発明における通信装置はこれらに限らず、アンテ
ナにより無線通信を行う通信装置であれば全て対象とな
る。
【0104】
【発明の効果】したがって、本発明は、アンテナの構造
を利用して複数種類の情報を効率良く選択することがで
きる。特に、通信に関わる情報を選択する場合は、アン
テナの回動動作等により情報を選択した後、そのままア
ンテナを引き伸ばすことができるため、使用者は、通信
に関わる一連の操作をアンテナの操作だけで容易に行う
ことができる。したがって、使用者にとって操作の利便
性が増すと共に、従来に比べてより迅速な操作を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における通信装置として
の携帯用無線電話装置P1を示す図。
【図2】ガイド部の主要構造を示した図。
【図3】検出スイッチと歯合する星型歯車の断面図。
【図4】本発明の第2実施形態における携帯用無線電話
装置P2を示す図。
【図5】検出スイッチを示す図。
【図6】本発明の第3実施形態における携帯用無線電話
装置P3示す図。
【図7】本発明の第4実施形態における携帯用無線電話
装置P4の主要構造を示す図。
【図8】本発明の第5実施形態における携帯用無線電話
装置P5の検出スイッチ周辺の主要構造を示す図。
【図9】本発明における回動検出手段のその他の実施例
を示す図。
【符号の説明】
1・・・・・キーパッド 2・・・・・表示部 3・・・・・ガイド部 3a・・・・・中空円筒部 3b・・・・・金属ナット 3c・・・・・取付ねじ 4・・・・・アンテナ 4a・・・・・頭部 4b・・・・・金属棒 5・・・・・スライドガイド 7、9、10、18、24、30、31・・・・・検出
スイッチ 8・・・・・星型歯車 11・・・・・レバー 19、21・・・・・接点 20・・・・・可動部 22・・・・・固定部 6、23・・・・・ばね 24a・・・・・アンテナ保持部 24b・・・・・押圧検出素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G01D 5/30 H04B 7/26 109H

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナと、前記アンテナを装置に回動自
    在に支持するアンテナ支持部と、前記アンテナと同軸か
    つ一体に設けられた歯車と、前記歯車と歯合して前記ア
    ンテナの回動を検出する回動検出手段とを有することを
    特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】前記アンテナを装置内部に収納可能な収納
    部を有し、前記アンテナの収納状態及び前記アンテナの
    非収納状態で、前記歯車と前記回動検出手段とが歯合す
    ることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 【請求項3】装置に可動自在に支持されるアンテナと、
    前記アンテナの移動を認識する移動認識手段とを有し、
    前記移動認識結果に基づく前記アンテナの移動方向又は
    移動量に応じて情報選択を行うことを特徴とする通信装
    置。
  4. 【請求項4】装置に回動自在に支持されるアンテナと、
    前記アンテナの回動を検出する回動検出手段とを有し、
    前記回動検出結果に基づく前記アンテナの回動方向又は
    回動量又は回動速度に応じて情報選択を行うことを特徴
    とする通信装置。
  5. 【請求項5】装置に可動自在に支持されるアンテナと、
    前記アンテナの移動を認識する移動認識手段とを有し、
    前記移動認識結果に基づく前記アンテナの回動方向又は
    回動量又は回動速度に応じて情報検索を行い、前記移動
    認識結果に基づく前記アンテナの回動軸方向の移動方向
    又は移動量に応じて情報選択を行うことを特徴とする通
    信装置。
  6. 【請求項6】前記情報選択に応じて通信を行うことを特
    徴とする請求項3乃至請求項5に記載の通信装置。
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