JP2002016003A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JP2002016003A
JP2002016003A JP2000195545A JP2000195545A JP2002016003A JP 2002016003 A JP2002016003 A JP 2002016003A JP 2000195545 A JP2000195545 A JP 2000195545A JP 2000195545 A JP2000195545 A JP 2000195545A JP 2002016003 A JP2002016003 A JP 2002016003A
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quartz
strand
reaction chamber
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Takeshi Taniguchi
武志 谷口
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温時の基板−素線間距離の変化をなくし、
ホットワイヤCVD法によって安定した膜を得る。 【解決手段】 半導体製造装置は、反応室12内の基板
15の近傍に設けられた素線16と、反応室12内に供
給される原料ガスとの接触分解反応を利用して基板15
に成膜する。素線16は、基板15上を横切り、蛇行を
繰り返して、基板15の面内全面をカバーするように配
設される。基板15の両側に配置した石英角材22で
は、素線16はモリブデン製の係止部24を利用し、蛇
行した素線16の折り返し部31に引掛けることで張設
される。中央の石英棒23では、素線16の中央部32
付近は同様にモリブデン製の係止部25を利用して懸吊
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体製造装置に係
り、特にホットワイヤCVDにおける高温素線の支持構
造を改善したもの関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマを使用しない半導体製造装置の
CVD法として、高温素線を使用したホットワイヤCV
D法(Hot Wire CVD法)と呼ばれる方法が注
目されている。このホットワイヤCVD法は、所定の温
度に加熱した素線を反応室内に配置し、反応室内に供給
した原料ガスを前記素線に接触させ、素線との接触分解
反応を利用しながら基板に所定の薄膜を堆積させる手法
である。例えば、タングステン線を素線として使用して
1600〜2000℃程度に加熱し、シラン(SiH4)及びア
ンモニア(NH3)を原料ガスとして供給して素線に接
触させると、シラン及びアンモニアが高温素線との接触
によって分解し、基板上に窒化シリコン膜が堆積する。
この際の基板の温度はヒータにより300℃以下に保た
れ、比較的低温での成膜が可能になっている。このよう
なことから、ホットワイヤCVD法は、高品位の成膜方
法として最近特に注目されている。ホットワイヤCVD
法の素線には、前述したタングステン線(以下、素線と
いう)が使用される。常温において十分な張力を与えら
れない素線を高温に加熱(1600〜2000℃)した場合、素
線は熱膨張によって大きくたわんでしまう。ホットワイ
ヤCVD法では、素線は基板上に張られ、その素線−基
板間距離によって成膜速度や膜質が変化する。このた
め、たわみによる基板−素線間距離の変化は成膜に重大
な影響を与えることになる。
【0003】従来は、図7に示すように、素線加熱用電
源4から通電されて加熱される素線3は、反応室1内で
剛構造の支持体5により基板2上に張られる(実線で示
す)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の素線の支持構造には次のような欠点があった。
【0005】(1)素線3が剛構造の支持体5により支
持されているので、高温時の熱膨張による素線の伸びを
吸収できない。したがって、常温時に素線がピーンと張
られていても、高温時になると、重力方向に大きくたわ
んでしまうことになる(点線で示す)。特に、素線をコ
イル状とした場合には、線長が長くなるので、たわみが
大きくなる。素線3がたわむと、基板−素線間距離に変
化が生じ、前述したように成膜に重大な影響を与えるこ
とになる。
【0006】(2)剛構造支持では、コイル状の素線を
基板面内に亘って均一に張設することが難しいので、基
板面内を均一にカバーして薄膜を均一に堆積することが
困難であった。
【0007】(3)また素線を支持するにあたって、次
の点も考慮に入れる必要がある。素線は加熱時の温度
が非常に高く、この温度による影響で、素線を支持する
支持体から不純物が放出し、成膜に悪影響を与える。
素線を支持する支持体の熱容量が大きいと、素線の熱損
失が大きく、これにより素線の温度が下がるため、温度
低下を補償するために素線に大きな電力を加える必要が
ある。素線に電流を流すので、これを短絡させないこ
とが必要である。
【0008】本発明の課題は、高温時に基板−素線間距
離が変化するという従来技術の問題点を解消して、ホッ
トワイヤCVDによって安定した膜を得ることが可能な
半導体製造装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、反応室内の基板の近傍に設けられた高温素線と、前
記反応室内に供給される原料ガスとの接触分解反応を利
用して、前記基板に成膜する半導体製造装置において、
前記基板の面内を横切り前記基板の面内に亘るように前
記素線を蛇行させ、蛇行させた素線の折返し部分を引っ
張り支持したことを特徴とする半導体製造装置である。
【0010】素線を蛇行させるので素線間の距離が確保
でき、素線間の短絡を容易に防止できる。したがって、
素線外周に絶縁用の被覆が不要となる。また、基板面内
を横切るように素線を蛇行させるので、基板の端から端
までをもれなくカバーできる。また、基板面内に亘るよ
うに素線を蛇行させるので、基板面内をカバーできる。
基板面と平行な面上で素線を蛇行させることにより、基
板上に薄膜を均一に堆積できる。また、蛇行させた素線
を引っ張り支持するので、高温時にも重力方向のたわみ
がなく、基板−素線間距離を均一に維持できる。また、
素線の折返し部分を支持するので、素線の張設が容易で
ある。さらに、素線を部分的に支持するので、支持部の
熱伝導面積が小さくなり、素線の熱損失を極力抑えるこ
とができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の半導体製造装置において、前記素線の基板面内を横切
る部分の中央部付近を支持するようにしたことを特徴と
する半導体製造装置である。
【0012】請求項2の発明では、さらに素線の中央部
付近も支持するようにしているので、重力方向の素線の
たわみを更になくすことができ、高温時の基板−素線間
距離を一層均一に維持できる。
【0013】上記請求項1の発明において、蛇行させた
素線を折返し部で支持するには、反応室を構成する反応
容器と同じ材質となる石英製の固定部材を基板の両側に
配設し、その固定部材に支持部品である係止部(フッ
ク)を取り付け、その係止部に折返し部を引っ掛けて、
基板面と平行になるように素線を張設することが好まし
い。また、請求項2の発明において、素線を中央部付近
で支持するには、基板の中央を走る石英製の固定部材を
配設し、その固定部材に支持部品である係止部を取り付
け、その係止部に素線の中央部を引っ掛けて素線を懸吊
することが好ましい。上記した両支持部材の材質は、ヤ
ング率が大きく、沸点が高く、線熱膨張率が小さく、不
純物の放出が少ないモリブデンが好ましい。
【発明の実施の形態】以下に本発明の半導体製造装置の
実施の形態について説明する。
【0014】図5は、ホットワイヤCVD法を実施する
半導体製造装置の概略正断面図である。この装置は、石
英製の反応容器11と、反応容器11の内部に形成され
て成膜が行なわれる反応室12と、反応室12内に所定
の原料ガスを供給する石英製のガス供給口13と、ガス
供給口13から供給された原料ガスを基板面にシャワー
状に噴出させる石英製のガスシャワー板14と、ガスシ
ャワー板14から噴出された原料ガスが接触するように
反応室12内の基板15の近傍に設けられた素線16
と、反応容器11の外部に設けられ素線16に電流を流
して素線を加熱する素線加熱用電源17と、素線16の
作用によって所定の薄膜が堆積する位置に基板15を保
持する石英製のサセプタ18と、サセプタ18を加熱し
て基板15を所定温度に加熱維持するヒータ19と、反
応容器11の底部に設けた石英製の真空排気口20とか
ら主に構成されている。 前記素線16としては、例え
ばタングステン線が使用される。サセプタ18は図示し
ないヒータ昇降機構で昇降可能である。
【0015】図5に示す装置において、ガスシャワー板
14に供給された原料ガスは、ガスシャワー板14に形
成したガス吹出し孔21から吹き出し、加熱された素線
16に接触して接触分解反応を生ずる。接触分解反応の
結果生成された化学種は基板15に達し、基板15の表
面に所定の薄膜を堆積させる。接触分解反応により生成
された化学種は、その内部エネルギーが高いことから、
成膜の際の基板15の温度は比較的低くて足りる。図
中、ガスシャワー板14と素線間距離a、および反応室
底部とサセプタ間距離bで示された寸法は、それぞれ任
意値に設定可能である。ただし、aは反応室12を大気
開放して操作する。bは反応室12を真空保持中でもヒ
ータ昇降機構を利用して変更可能である。
【0016】この実施の形態では、前記素線16を、図
5のA−A断面図を示す図5のように、基板15の面内
を横切り基板15の面内に亘るように蛇行させている。
同図の例では、反応容器11の断面形状をはじめ、サセ
プタ18及び基板15の形状はすべて矩形をしている。
素線16は、複数回折り曲げて蛇行状に基板15の近傍
に配設されている。このため素線16間の短絡を容易に
防止できる。また、基板面内を横切るように素線16を
蛇行させているので、基板15の端から端までをもれな
くカバーできる。また、基板面内に亘るように素線16
を蛇行させるので、基板面内を均一にカバーして薄膜を
均一に堆積できる。
【0017】次に、反応室内の素線16の支持構造を図
1〜図4を用いて説明する。
【0018】図1は素線16を張設した反応室12内の
平面図である。この例では図6と異なり、基板15は円
形をしている。他の元素が極力混入しない系を確立する
ために、反応室12内の支持構造体は石英部品を中心と
した部材で構成する。ただし、素線16および後述する
支持部品にはタングステンを使用する。反応室12内の
両側(図では左右)に、素線支持用の石英角材22を、
基板15を挟むように、それぞれ設置し、中央には素線
支持用の石英棒(丸棒材)23を石英角材22と平行に
設置する。両側に設置した石英角材22間に素線16を
蛇行させ数回往復するように張設する。蛇行させた素線
16は、反応室12内の両側の折返し部31を石英角材
22で支持する一方、素線16の基板面内を横切る部分
の中央部32の付近を石英棒23でも支持する。前記支
持構造体とは、石英角材22、石英棒23、支持部品で
ある係止部から構成される。
【0019】図1を用いて素線の支持構造をさらに説明
する。基板15上を横切るように一端側から反応室12
をその底面ないし基板面と平行になるように横断し、他
端側で反応室側壁に平行に若干走らせて先程横切った素
線16と重ならないように水平方向前方にシフトさせ、
シフト後、その他端側から折り返して逆方向に戻るよう
に基板15ないし底部を横断させ前記一端部に達しさ
せ、そこで、再び水平方向前方にシフトして蛇行させ、
この蛇行を繰り返して、基板15の面内全面をカバーす
る。素線16の折返し部31をシフトさせて蛇行形状を
矩形にするので、素線16間の間隔を十分に保つことが
でき、被覆なしに素線間の短絡防止が容易になる。両側
の石英角材22において、素線16はモリブデン製の係
止部24を利用し、折り返し部31に引っ掛けることで
固定される。中央の石英棒23においては、素線16は
同様にモリブデン製の係止部25を利用して懸吊され
る。素線16を絶縁物である石英材で支持するので、素
線16と反応室12間で電気的な絶縁をとることがで
き、短絡を有効に防止できる。
【0020】図2に素線16の折返し部31の支持構造
を2例示しているが、図面での理解を容易にするため
に、タングステン素線16については平面視で、係止部
24については正面視で示してある。係止部24は、S
字状のモリブデン細線24aと、U字状のモリブデン太
線24bとからなる。素線16のシフト端部にS字状の
モリブデン細線24aの一端を係止し、他端を石英角材
22に固定したU字状のモリブデン太線24bの係止部
に引っ掛けて、素線16を引っ張り支持する。石英角材
22へのモリブデン太線24bの固定は、例えば、図3
に示すように、予め等間隔に明けられた石英角材の貫通
孔26に、その孔形状に合致した形状に加工されたモリ
ブデン太線24b1、24b2を取り付けることによ
る。この時のモリブデン太線形状は、孔径に合わせてコ
イル状に巻いたものでも良いし(符号24b2)、単に
孔径に合わせて曲げた形状でも構わない(符号24b
1)。また、楔形としその端部を外向きに曲げ、これを
引っ掛かりとする形でも構わない(符号24b3)。S
字状のモリブデン細線24aによるタングステン素線1
6の係止位置がずれないように、タングステン素線16
の折返し部31は凹みを入れるとよい。図2(a)で
は、折返し部31の角部を石英角材22側に尖らして鋭
角を作ることにより窪みを形成している。図2(b)で
は、折返し部31の角部を石英角材22側に突出した略
半円とすることで窪みを形成している。
【0021】支持部品にモリブデンを使用するのは、ヤ
ング率が大きく(324×109N/m2)、沸点が高く(4660
℃)、線熱膨張率が小さい(0.051×10-4/K)からであ
る。また、U字状のモリブデン太線24bは、強度を確
保するために太目の線材を用いている。略S字状のモリ
ブデン細線24aは、加熱された素線16の熱損失を極
力避ける意味で細めの線材を用いている。また細めの線
材を用いることでS字状のモリブデン細線24aとする
ことでより大きな復元性ないし弾力性をもたせ、高温時
の膨張によるたわみのみならず、タングステン素線16
の位置ずれや振動を吸収している。なお、素線支持用の
U字状のモリブデン太線24bは石英角材22に対し動
かぬように固定してある。
【0022】また、反応室内の両側に平行に配設した石
英角材22間の中間には、前述したように、石英角材2
2と平行して細い1〜数本の石英棒23を架け渡してあ
る。図4に示すように、この石英棒23にモリブデン製
の係止部25を取り付け、タングステン素線16の中央
部32の付近を支持する。ここでのモリブデン製の係止
部25としてのS字状のモリブデン細線25aで構成さ
れている点は、図2のモリブデン細線24aと同じであ
るが、S字状のくびれ部で90°ひねってあり、石英棒
23に対するタングステン素線16のクロス支持を容易
にしている点が異なる。タングステン素線16は、図4
に示すように、石英棒23から吊り下げられた恰好にな
る。
【0023】反応室12の両側に設置した石英材を角材
としたのは、石英角材22を、その一面を基板面と平行
となるように配設することによって、蛇行させた素線1
6を基板面と平行に張設することを容易にするためであ
る。中央に設置した石英材を丸棒としたのは、S字状の
モリブデン細線25aを石英棒23に沿って滑らして、
素線16の中央部付近を容易に支持できるようにするた
めである。
【0024】上述したように、反応室内に石英部材を配
設し、素線係止用の係止部を取り付けるだけの簡単な構
造で、高温時にも素線−基板間距離の変化を抑えること
ができる。
【0025】上記のように構成した半導体製造装置を使
って、基板搬入から搬出までの処理内容について説明す
る。基板15を反応室12内に搬入する。基板15はサ
セプタ18に保持され、サセプタ18下方のヒータ19
により処理温度まで加熱される。この状態でガス供給口
13に原料ガスを導入し、ガスシャワー板14を介して
均等に反応室12へ供給する。原料ガスは高温に加熱さ
れた素線16を介して基板15に達する。この際、高温
に加熱された素線16の表面において原料ガスが分解し
て活性種を生成し、基板15の表面に所定の膜を形成す
る。成膜処理後、ガス供給を停止し、基板15を取り出
す。
【0026】処理条件としては、例えば第60回応用物
理学会学術講演会講演予稿集や「Cat−CVD法によ
る半導体デバイス製造プロセス」公開シンポジウム要旨
集等に記載のあるような条件にて、例えばシランを0.
5〜50sccmの範囲で、水素を100sccm、圧
力を0.27〜13.3Pa、素線温度1800〜20
00℃、基板温度300℃前後で処理を行うことで、ポ
リシリコン膜を得ることができた。
【0027】蛇行させた素線16を引っ張り支持するこ
とによって、基板−素線間の距離を一定に保つことがで
き、基板面内での膜厚・膜質への影響を大きく改善する
ことができた。
【0028】なお、上述した実施の形態では、素線16
自信の形状には触れなかったが、素線は単線でも、コイ
ル状素線でもよい。また、上述した基板には、半導体ウ
ェハ(Si、化合物半導体)の他に液晶ディスプレイ用
のガラス基板などが含まれる。
【0029】また、実施の形態では両側に配置して石英
材を断面矩形の石英角材22とし、中央に配置した石英
材を断面円形の石英棒23としたが、基板との平行支持
ができるものであれば、断面形状は特に限定されず、任
意の形状であってもよい。
【0030】また、実施の形態では、モリブデン細線2
4a、25aをS字状に形成したが、引っ掛け機能があ
れば特に形状は限定されず、C字状などとしてもよい。
また、モリブデン太線24bをU字状としたが、係止機
能があれば特に形状は限定されず、V字状などとしても
よい。また、実施の形態では、U字状のモリブデン太線
24bを石英角材22に固定するようにしたが、モリブ
デン細線24aを直接、石英角材22に固定できれば、
モリブデン太線24bを省略してもよい。さらに、素線
の蛇行形状は、折返し部31で一旦平行にシフトさせて
から反対側に折り返す矩形の蛇行形状としたが、シフト
部分を省略して折り返し点で直接反対側に方向転換させ
るくさび形の蛇行としてもよい。
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、素線を
基板面内を横切り基板面内に亘るように蛇行させ、蛇行
させた素線の折返し部を引っ張り支持したので、基板−
素線間の距離を一定に保つことができ、基板面内での膜
厚・膜質への影響を大きく改善することができる。
【0031】請求項2に記載の発明によれば、素線の基
板面内を横切る部分の中央部付近を支持するので、基板
−素線間の距離を一層一定に保つことができ、基板面内
での膜厚・膜質への影響をより大きく改善することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態による反応室内の素線支持構造を示
す平面図である。
【図2】実施の形態による素線の折返し部の支持構造を
具体的に示す説明図である。
【図3】実施の形態による石英角材へのモリブデン太線
の固定説明図である。
【図4】実施の形態による素線の中央部分の支持構造を
具体的に示す説明図である。
【図5】実施の形態による半導体製造装置の概略正断面
図である。
【図6】図4のA−A断面図である。
【図7】従来例による半導体製造装置の素線支持構造に
よる問題点を示す説明図である。
【符号の説明】
12 反応室 15 基板 16 素線 22 石英角材 24 係止部 25 係止部 31 折返し部分 32 中央部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反応室内の基板の近傍に設けられた高温素
    線と、前記反応室内に供給される原料ガスとの接触分解
    反応を利用して、前記基板に成膜する半導体製造装置に
    おいて、 前記基板の面内を横切り前記基板の面内に亘るように前
    記素線を蛇行させ、 蛇行させた素線の折返し部分を引っ張り支持したことを
    特徴とする半導体製造装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の半導体製造装置におい
    て、 前記素線の基板面内を横切る部分の中央部付近を支持す
    るようにしたことを特徴とする半導体製造装置。
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