JP2002015634A - キーパッドの製造法 - Google Patents

キーパッドの製造法

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JP2002015634A
JP2002015634A JP2000198525A JP2000198525A JP2002015634A JP 2002015634 A JP2002015634 A JP 2002015634A JP 2000198525 A JP2000198525 A JP 2000198525A JP 2000198525 A JP2000198525 A JP 2000198525A JP 2002015634 A JP2002015634 A JP 2002015634A
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Japan
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resin
resin film
keypad
button
manufacturing
Prior art date
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Application number
JP2000198525A
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English (en)
Inventor
Akihiro Tsuji
明宏 辻
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Polymatech Co Ltd
Original Assignee
Polymatech Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】押圧した際の隣接するキートップの連動を防
ぎ、キートップの間隔を小さくでき、生産性が高く、低
コストのキーパッドの製造法 【解決手段】少なくとも2個の樹脂釦の上面側を覆う如
く一体化したキートップの各樹脂釦の下側周縁を、連結
部として一部を残して切り欠き、連結されている樹脂フ
ィルムをベースシートの所定の位置に固着した後、各樹
脂釦間に残した連結部の樹脂フィルムを取り除くキーパ
ッドの製造法

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話機、移動体通
信機器、音響機器、リモコン、車載用機器等の入力部に
組み込まれる押釦スイッチのキーパッドの製造法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電気、電子機器の小型化、携帯化
にともない、その操作部に用いる押釦スイッチにおいて
も小型化、薄型化、軽量化が要望されている。この要望
に応えるものとして、図4に示すように、可撓性を有す
る透明または半透明の樹脂フィルム1の上面または下面
に所定文字、記号を印刷し、その樹脂フィルムを上方に
湾曲せしめると同時に該湾曲部内に熱可塑性樹脂を直接
融着せしめるか、またはその樹脂フィルムの湾曲部内に
樹脂を接着剤層を介して接着せしめることによって樹脂
釦2を形成したキーシートが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
キーシートでは、樹脂釦を押圧すると、隣接する樹脂釦
が連動してしまうという問題点があった。この問題点を
回避するキーシートの構成として、図5に示すように、
樹脂釦間の樹脂フィルムのほぼ中央部に凹部6を形成す
る構成があった。
【0004】しかし、これらの構成では隣接する樹脂釦
の連動を防げるが、樹脂釦の間隔を小さくすることがで
きず、キーシートの小型化が図れない問題点があった。
また、各キートップを独立させて形成するものとして、
キートップ単体をベースシートに接着して製造する方法
が考えられるが、各キートップ毎に所定の位置を違える
ことなく個々に接着していかねばならず、生産性が悪
く、低コストのキーシートの提供が不可能である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するもので、各キートップを独立させてゴム状弾性
体からなるベースシートに一体に形成することのできる
製造法であって、生産性が高く、低コストのキーパッド
の提供を可能とし、そしてキートップを押圧した際の隣
接するキートップの連動を防ぎながら、キートップの間
隔を小さくできるキーパッドを提供するものである。
【0006】すなわち、表示部を有する樹脂フィルムが
少なくとも2個の樹脂釦の上面側を覆う如く一体化した
キートップを製作し、その後、樹脂釦が一体化した樹脂
フィルムの各樹脂釦の下側周縁を、連結部として一部を
残して切り欠き、その連結部にて連結されている樹脂フ
ィルムをベースシートの所定の位置に載置し、次に各樹
脂釦の裏面に接着剤を介してベースシートに固着した
後、各樹脂釦間に残した連結部の樹脂フィルムを取り除
くキーパッドの製造法である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のキーパッドの製造法は、
図1に示すように、表示部を有する樹脂フィルム1を樹
脂釦2の上面側と同形状に湾曲し各樹脂釦2(図1には
12個示してある)の上面側を覆う如く固着一体化し、
さらに樹脂釦の下側周縁の樹脂フィルム1を、連結部3
として一部を残して切り欠く(切り欠き部4)。
【0008】次に、図2に示すように、その連結部にて
連結されている樹脂フィルムをベースシートの所定の位
置に載置し、前記樹脂釦2の裏面に接着剤5を介してゴ
ム状弾性体からなるベースシート6を固着する。その
後、図3に示すように、各樹脂釦間の樹脂フィルム1を
取り除きキーパッドを製造する。
【0009】したがって、各キートップは、製造工程に
おいてそれぞれ切断されずに隣接するキートップと樹脂
フィルムが連結部で繋がっているため、キートップの所
定の位置に連結したシートとして一度に配置できるの
で、各樹脂釦の固着位置を違えることなく、簡単に固着
できる。切り欠き4の形状および箇所については、図6
に示すように、特に限定されるものではなく、各樹脂釦
間の樹脂フィルムを取り除くことを考慮すると、連結部
の幅は狭く、数は少なく形成するとよい。
【0010】以下に、実施例を説明する。
【実施例1】実施例1は、裏面にウレタン系インキにて
文字、記号等が印刷されたポリエチレンテレフタレート
樹脂からなる樹脂フィルム1をポリカーボネート樹脂か
らなる樹脂釦2の上面側と同形状に湾曲し樹脂釦2の上
面側を覆う如く固着一体化した。さらに樹脂釦の下側周
縁に2箇所の連結部3を残して切り欠く4。この連結し
た樹脂フィルム1をベースシートの所定の位置に載置
し、その後、各樹脂釦の裏面に紫外線硬化型の接着剤5
を介してシリコーンゴムからなるベースシート6を固着
した。各樹脂釦間の樹脂フィルムを取り除きキーパッド
を製造した。
【0011】図3に示すように、表示部を有するポリエ
チレンテレフタレート樹脂フィルムがポリカーボネート
樹脂釦の上面側を覆う如く固着したキートップとシリコ
ーンゴムからなるベースシートが一体化したキーパッド
が得られた。
【0012】
【発明の効果】本発明の製造法は、各キートップが、製
造工程においてそれぞれ切断されておらず、隣接するキ
ートップと樹脂フィルムの連結部で繋がっているため、
キートップの所定の固着位置を違えることなくベースシ
ートに固着できるので、生産性が高く、低コストのキー
パッドが提供できるものである。
【0013】また、各キートップ毎にゴム状弾性体から
なるベースシートに一体に固着されたキーパッドを製造
するものであるから、キートップを押圧した際の隣接す
るキートップの連動を防ぎながら、キートップの間隔を
小さくでき、さらに防塵や防滴の作用もあるキーパッド
が提供できるものである。さらに、キーパッドの下面に
皿バネ等が配置された場合には、ゴム状弾性体からなる
ベースシートによって、の耐久性が向上し、また、良好
なクリック感が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造工程の(a)上面図と(b)A−
A断面図
【図2】本発明の製造工程の(a)上面図と(b)B−
B断面図
【図3】本発明の製造工程の(a)上面図と(b)C−
C断面図
【図4】従来のキーシートの縦断面図
【図5】従来のキーシートの縦断面図
【図6】別の切り欠き形状
【符号の説明】
1 樹脂フィルム 2 樹脂釦 3 連結部 4 切り欠き 5 接着剤 6 ベースシート 7 凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示部を有する樹脂フィルムが少なくとも
    2個の樹脂釦の上面側を覆う如く一体化したキートップ
    を製作し、その後、樹脂釦が一体化した樹脂フィルムの
    各樹脂釦の下側周縁を、連結部として一部を残して切り
    欠き、その連結部にて連結されている樹脂フィルムをベ
    ースシートの所定の位置に載置し、次に各樹脂釦の裏面
    に接着剤を介してベースシートに固着した後、各樹脂釦
    間に残した連結部の樹脂フィルムを取り除くことを特徴
    とするキーパッドの製造法。
JP2000198525A 2000-06-30 2000-06-30 キーパッドの製造法 Pending JP2002015634A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100388397C (zh) * 2002-02-07 2008-05-14 船井电机株式会社 按钮输入装置、遥控器及按钮单元制造方法
KR101034137B1 (ko) 2004-09-20 2011-05-13 엘지전자 주식회사 휴대용 단말기의 키패드 제작방법

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