JP2002015554A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2002015554A
JP2002015554A JP2000197010A JP2000197010A JP2002015554A JP 2002015554 A JP2002015554 A JP 2002015554A JP 2000197010 A JP2000197010 A JP 2000197010A JP 2000197010 A JP2000197010 A JP 2000197010A JP 2002015554 A JP2002015554 A JP 2002015554A
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disk
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Mitsumasa Hakozaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク装置では、その高速化に伴って内部
騒音か増大し、外部に漏れた内部騒音かユーザに不快感
を与える。 【解決手段】 フレーム2の左右両側壁に、内側壁2A
と外側壁2Bよりなる二重壁構造を採用し、内部騒音の
遮蔽効果の向上を図る。この多重壁構造をフレーム2に
一体成形で設けることによって、部品の追加や工数の追
加を伴わずに内部騒音の遮蔽効果を期待することかでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD−ROM、D
VD等のディスクを駆動して再生処理あるいは記録処理
を行うディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CD−ROM、DVD等のディス
クを処理するディスク装置、たとえば、トレーフロント
ローディング方式を採用したディスク装置の設計におい
ては、ディスクおよびトレーのローディングからディス
ククランプまでの一連動作の安定確保、高速化、さらに
は軽量化などに重点が置かれる。
【0003】ところが近年、ディスクの最大回転数が1
0,000rpmに達するようになり、たとえば高速な
気流がフレームの内壁に衝突するときに発生する音やフ
レームの隙間を高速に通り抜けるとき発生する音などの
内部騒音が間題視されるようになってきている。
【0004】このような内部騒音の漏れを低減させるた
めに、たとえば正面パネルの取り付け部の隙間やトレー
出し入れ用の開口周りの隙間か最小となるように設計
し、さらにその隙間をパッキング部品で埋めたり、吸音
用クッションを追加するなどして装置全体の密閉度を高
める努力が講じられてきている。
【0005】しかしなから、このようにパッキング部品
や吸音用クッションを追加する方法は、部品点数ならび
に工数の増加を伴うため、製品の軽量化ならびにコスト
ダウンの妨げとなる。
【0006】
【発明か解決しようとする課題】このように、ディスク
装置では、その高速化に伴って内部騒音が増大し、外部
に漏れた内部騒音がユーザに不快感を与える。内部騒音
の遮蔽方法として、騒音漏れの発生箇所をパッキング部
品や吸音用クッション等を使って遮蔽する方法が頻繁に
採られるが、この方法は部品点数ならびに工数の増加を
招き、コストダウンに逆行する。
【0007】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、部品点数ならびに製造工程の増加を
要することなく、ディスク駆動時に外部に漏れる内部騒
音の低減を図ることのできるディスク装置の提供を目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のディスク装置は、ディスクを駆動し、再生
するディスク駆動再生機構と、前記ディスク駆動再生機
構を支持するフレームと、前記フレームに設けられた、
遮音効果のための多重壁構造とを有して構成されるもの
である。すなわち、本発明は、フレームに多重壁構造を
設けることによって内部騒音の遮蔽効果を図ったもので
ある。多重壁構造をフレームに一体成形で設けることに
よって、部品の追加や工数の追加を伴わずに内部騒音の
遮蔽効果を期待することができる。
【0009】また、二重壁構造によるフレーム強度の向
上によりフレーム補強用として必要なリブの数を減じる
ことができ、必要な補強用リブについては各壁の間など
に設けることによって、二重壁構造の内側の壁面から補
強用リブなどの突起部を排除できるので、ディスクの高
速回転によって生じる気流が補強用リブに直接ぶつかっ
て生じる内部騒音の発生を回避することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する場合の形
態について図面に基づき説明する。
【0011】図1および図2に本実施形態のディスク装
置の構成を示す。
【0012】図1において、1はディスクDが搭載され
るトレーであり、このトレー1はドライブ本体部に対し
て出し入れされる。ドライブ本体部は、メインシャーシ
としてのフレーム2とこのフレーム2の外側を囲むキャ
ビネット18とから構成される。
【0013】フレーム2内には、図2に示すように、再
生ユニット5が収容されている。この再生ユニット5に
はメカシャーシ3が複数のダンパー4を介してフローテ
ィング構造で支持されている。メカシャーシ3上には、
ディスクDを駆動する動力源であるスピンドルモータ1
3と、ディスクDの記録面にレーザ光を照射してその反
射光により当該ディスクに記録された情報を抽出する光
ピックアップ14と、この光ピックアップ14をディス
クDの半径方向へ搬送するピックアップ送り機構などが
搭載されている。
【0014】10はピックアップ送り機構の動力源とし
てのフィードモータである。スピンドルモータ13の駆
動軸にターンテーブル16が直結されており、ターンテ
ーブル16上にはディスクDのセンター穴に嵌合して当
該ディスクを位置決めするチャッキング部17が設けら
れている。このチャッキング部17によって位置決めさ
れたディスクDは、ターンテーブル16とクランパ9と
の間に挟持された状態で回転駆動される。また、再生メ
カユニット5の両側面には回動軸6が突設されており、
これらの回動軸6はフレーム2に設けられた軸保持部7
に回動自在に保持されている。
【0015】さらに、再生メカユニット5の正面側には
回動案内軸8が突設されている。この回動案内軸8が、
フレーム2内に設けられた図示しないメカユニット回動
機構によって上下方向に案内されることで、再生メカユ
ニット5は軸保持部7を支点として傾動し、ディスクD
のクランプとクランプ解除を行うように構成されてい
る。さらに、フレーム2内にはトレー1をローディング
するための機構か設けられている。
【0016】次に、このディスク装置の内部騒音遮蔽構
造について説明する。
【0017】図lおよび図2に示すように、本実施形態
のディスク装置では、フレーム2の左右両側の壁に、内
側壁2Aと外側壁2Bよりなる、一体成形による二重壁
構造が採用されている。2Cは内側壁2Aと外側壁2B
との間に確保された空間である。このように本ディスク
装置はフレーム2の正面パネルから見て少なくとも左右
両側の側壁を二重壁構造にすることによって内部騒音の
遮蔽効果の向上を図っている。
【0018】図3に上記の二重壁構造による騒音低減効
果の実験データを示す。この実験データは、無響箱内
で、高さ45cm、距離70cmの位置に設置されたマ
イクにより、およそ8,400rpmの回転速度でディ
スクを回転させたときの騒音を、二重壁構造を有するデ
ィスク装置と二重壁構造を有していない通常のディスク
装置各々について測定した結果である。
【0019】この実験により、二重壁構造を持たない通
常のディスク装置から測定された騒音は45.0(d
B)であったのに対し、本実施形態の二重壁構造を有す
るディスク装置から測定された騒音は43.3(dB)
と1.7(dB)の騒音低減効果を確認することができ
た。
【0020】さらに、当該二重壁構造はフレーム2に一
体成形で設けることができるので、部品の追加や工数の
追加を伴わずに内部騒音の遮蔽効果が得られるという利
点がある。
【0021】ところで、軽量化のためフレーム2の肉厚
を薄くした場合、適所に補強用のリブを設けることによ
ってフレーム全体として必要な強度か確保されている。
ところが、この補強用リブなどの突起の面にディスク回
転によって生じる高速な気流が直接ぶつかり、このこと
が騒音の発生をもたらす原因の一つとなる。本実施形態
では、フレーム2において二重壁構造を採用しているの
で、フレーム強度が自ずと高くなり、補強用として必要
なリブの数を減じることが可能となるとともに、必要な
補強用リブについては内側壁2Aと外側壁2Bとの間、
もしくは外側壁2Bの外側に設けることができるので、
内側壁2Aの内面から補強用リブなどの突起部を排除す
ることができ、内部騒音をより低減することができる。
【0022】なお、以上説明した実施形態では、フレー
ム2の左右の側壁を二重壁構造にしたが、スペースに余
裕があれば、他の壁にも前記の二重壁構造を採用するこ
とによって、より高い遮音効果を期待できる。たとえ
ば、ディスク装置の正面側はトレーの出し入れのための
開口部を有する正面パネルによって塞かれておりフレー
ム2の壁は存在しないが、この正面パネルに対向する背
面側の壁について二重壁構造を採用してもよい。さら
に、本実施形態では、二重の壁構造を採用したか、多重
数が3以上の多重壁構造を採用してもよいことは言うま
でもない。
【0023】また、本発明は、トレーフロントローディ
ング方式のディスク装置に限らず、トレーを用いずにデ
ィスクを直接ローディングする方式や、ディスクを収容
したカートリッジをローディングする方式などの、様々
なローディング方式のディスク装置に適用することが可
能である。さらに、本発明は、CD−ROM、DVDの
ほか、CD−RW、DVD−RAM、DVD−Rを処理
するディスク装置にも適用することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フレームに設けられた多重壁構造によって内部騒音の漏
れを低減することができ、また、多重壁構造をフレーム
に一体成形で設けることによって、部品の追加や工数の
追加を伴うことなく内部騒音の遮蔽効果を得ることかで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるディスク装置の要部を
示す断面図。
【図2】図1のディスク装置の内部構成を示す斜視図。
【図3】二重壁構造による騒音低減効果の実験データ。
【符号の説明】
D ディスク 1 トレー 2 フレーム 3 メカシャーシ 4 ダンパー 5 再生ユニット 6 回動軸 7 軸保持部 8 回動案内軸 9 クランパ 13 スピンドルモータ 14 光ピックアップ 16 ターンテーブル 17 チャッキング部 18 キャビネット 2A 内側壁 2B 外側壁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを駆動し、再生するディスク駆
    動再生機構と、 少なくとも前記ディスク駆動再生機構を支持するフレー
    ムと、 前記フレームに設けられた、遮音効果のための多重壁構
    造と を有することを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 ディスクを駆動し、再生するディスク駆
    動再生機構と、 少なくとも前記ディスク駆動再生機構を支持するフレー
    ムと、 前記フレームとともに該フレームに一体成形により設け
    られた、遮音効果のための多重壁構造とを有することを
    特徴とするディスク装置。
  3. 【請求項3】 ディスクまたは該ディスクを搭載したト
    レーをローディングし、前記ディスクを駆動し再生する
    機構系と、 少なくとも前記機構系を支持するフレームと、 前記フレームの少なくとも一部の側面に設けられた、遮
    音効果のための多重壁構造とを有することを特徴とする
    ディスク装置。
  4. 【請求項4】 ディスクまたは該ディスクを搭載したト
    レーをローディングし、前記ディスクを駆動し再生する
    機構系と、 少なくとも前記機構系を支持するフレームと、 前記フレームとともに該フレームの少なくとも一部の側
    面に一体成形により設けられた、遮音効果のための多重
    壁構造とを有することを特徴とするディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1542225A2 (en) * 2003-12-10 2005-06-15 ORION ELECTRIC CO., Ltd. Disk device having reinforcing structure
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