JP2002015483A - 光磁気ディスク装置及び情報再生方法 - Google Patents

光磁気ディスク装置及び情報再生方法

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JP2002015483A
JP2002015483A JP2000197408A JP2000197408A JP2002015483A JP 2002015483 A JP2002015483 A JP 2002015483A JP 2000197408 A JP2000197408 A JP 2000197408A JP 2000197408 A JP2000197408 A JP 2000197408A JP 2002015483 A JP2002015483 A JP 2002015483A
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optical disk
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temperature
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Mitsugi Imai
貢 今井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光磁気ディスクの再生時に印加するバイアス
磁界を簡便且つ高速に設定する。 【解決手段】 光磁気ディスク1に対してレーザ光を照
射する光学ピックアップ13の近傍に温度検出部21を
配設する。そして、信号処理部16により、温度検出部
21により検出した温度に応じて、バイアスマグネット
14によって再生時に光磁気ディスク1に対して印加す
るバイアス磁界を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気超解像方式に
より光磁気ディスクに対する情報信号の再生を行う光磁
気ディスク装置及び情報再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】情報信号の書き換えが可能な記録媒体の
ひとつとして、光磁気ディスクが知られている。光磁気
ディスクは、ディスク基板上に信号記録層を備えてお
り、この信号記録層に対して、記録トラックに沿って情
報信号の記録及び/又は再生(以下、記録再生とい
う。)が行われる。光磁気ディスクに対する記録方式と
しては、光変調方式と磁界変調方式とが知られている。
【0003】光変調方式では、初期化、すなわち所定の
方向に磁化が揃えられた信号記録層に対して、所定のバ
イアス磁界を印加した上で、記録する情報信号に応じて
変調されたパルス状のレーザ光を記録トラックに沿って
照射する。これにより、レーザ光が照射されて昇温され
た部分の信号記録層に、バイアス磁界に対応した磁化方
向とされた記録マークを形成し、記録が行われる。
【0004】磁界変調方式では、光磁気ディスクの信号
記録層に対して、所定の出力でレーザ光を記録トラック
に沿って照射するとともに、記録する情報信号に応じて
変調された外部磁界を印加する。これにより、レーザ光
が照射された部分に、変調された外部磁界に応じた磁化
方向とされた記録マークを形成し、記録が行われる。
【0005】また、光磁気ディスクを再生する際には、
光磁気ディスクの記録トラックに沿って、記録時よりも
小さい出力でレーザ光を照射し、信号記録層に反射して
戻ってくる戻り光を検出する。このとき、いわゆる磁気
カー効果により信号記録層でレーザ光の偏光面が回転す
ることから、戻り光の光量差を検出することによって信
号記録層に形成された記録マークを検出し、再生動作が
行われる。
【0006】ところで、近年では、記録媒体の小型化・
大容量化に対する要求が一層高まってきており、光磁気
ディスクにおいても高記録密度化を達成することが重要
となってきている。しかしながら、従来の光磁気ディス
クは、レーザ光の出力を制御することにより記録マーク
の微小化を実現することが容易である一方で、この微小
な記録マークを高いS/Nで検出することが困難であ
る。
【0007】そこで、従来の光磁気記録方式における再
生限界を打破するために、磁気超解像(MSR:Magnet
ically induced Super Resolution)方式による記録再
生技術が提案されている。磁気超解像方式では、温度に
より磁気特性が異なる複数の磁性層を備えた信号記録層
を有する光磁気ディスクを用いて記録再生を行うことに
より、照射するレーザ光のスポット径よりも幅狭の記録
マークに対する再生を可能としている。
【0008】このような磁気超解像方式を実現する方法
としては、例えばCAD(Center Aperture Detectio
n)型の磁気超解像方式やRAD(Rear Aperture Detec
tion)型の磁気超解像方式がある。
【0009】CAD型の磁気超解像方式では、情報信号
に応じた記録マークが形成される第1の磁性層と、この
第1の磁性層に形成された記録マークの磁化方向が、レ
ーザ光が照射されて昇温された位置で転写される第2の
磁性層とを備える光磁気ディスクが用いられる。そし
て、再生時においては、レーザ光を照射したスポット位
置の中央部で、第1の磁性層の磁化を第2の磁性層に転
写することにより、記録マークを検出する。すなわち、
CAD型の磁気超解像方式では、レーザ光のスポット位
置の中央部だけに磁気的な開口部(アパーチャ)が形成
され、その他の部分は第2の磁性層の磁化方向が初期化
状態のままでマスクされる。このように、レーザ光のス
ポット位置の中央部だけで記録マークを検出することが
できることから、微小な記録マークを高いS/N比で検
出することが可能とされている。
【0010】また、RAD型の磁気超解像方式では、C
AD型の磁気超解像方式のようにスポット位置の中央部
にアパーチャが形成されるのではなく、レーザ光のスポ
ット位置の後端部にアパーチャが形成される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、RAD型の
磁気超解像方式では、記録時だけでなく、再生時にも光
磁気ディスクに対してバイアス磁界を印加する必要があ
る。再生時に適当なバイアス磁界が印加されていない
と、記録マークを高精度に検出することが困難となり、
高記録密度化を達成することが困難となってしまう。
【0012】そこで、従来から、RAD型の磁気超解像
方式で再生動作を行うに際しては、所定のバイアス磁界
を設定した後に、設定したバイアス磁界が正しいか否か
の検証動作を行っている。しかしながら、このような検
証動作を行うと、実際に光磁気ディスクに対する再生動
作を開始するまでに時間を要してしまい、高速な再生動
作を実現することが困難であるという問題があった。
【0013】また、CAD型の磁気超解像方式は、従来
から、再生時にはバイアス磁界を印加することを不要と
されていた。しかしながら、本発明者が鋭意検討した末
に、CAD型の磁気超解像方式においても、記録時より
も微弱なバイアス磁界を再生時に印加することによって
良好な出力特性を得ることが可能であることが見出され
た。また、CAD型の磁気超解像方式においては、再生
時に印加するバイアス磁界を、RAD型の磁気超解像方
式による再生時ほど厳密には設定する必要がない。この
ため、従来のRAD型の磁気超解像方式で採用されてい
る再生方法、すなわち再生時に検証動作を行う方法をC
AD型の磁気超解像方式での再生時に採用することは甚
だ冗長的である。
【0014】そこで、本発明は、以上のような実状を鑑
みて提案されるものであり、光磁気ディスクに対して磁
気超解像方式により再生を行うに際して、この光磁気デ
ィスクに印加するバイアス磁界を簡便且つ高速に設定す
ることが可能な光磁気ディスク装置及び情報再生方法を
提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明者は鋭意検討した結果、磁気超解像方式
の光磁気ディスクに対して再生時に印加するバイアス磁
界の最適値は、このときの温度に大きく依存していると
いう知見を得るに至った。そこで、本発明は、このよう
な知見に基づき、再生時に印加するバイアス磁界を温度
に応じて設定することを特徴とするものである。
【0016】すなわち、本発明に係る光磁気ディスク装
置は、磁気超解像方式により光磁気ディスクに対する情
報信号の再生を行う装置であり、レーザ光照射手段と、
温度検出手段と、磁界印加手段と、磁界設定手段とを備
える。レーザ光照射手段は、上記光磁気ディスクにおけ
る記録トラックに沿ってレーザ光を照射し、当該光磁気
ディスクからの戻り光を検出する。温度検出手段は、上
記光磁気ディスク近傍における温度を検出する。磁界印
加手段は、上記光磁気ディスクに対してバイアス磁界を
印加する。磁界設定手段は、上記温度検出手段により検
出した温度に応じて、上記磁界印加手段により印加する
バイアス磁界を設定する。
【0017】また、本発明に係る情報再生方法は、光磁
気ディスクに対してレーザ光を照射して、磁気超解像方
式により情報信号の再生を行う際に、温度検出ステップ
と、磁界設定ステップと、再生ステップとを有する。温
度検出ステップにおいては、上記光磁気ディスクの近傍
における温度を検出する。磁界設定ステップにおいて
は、上記温度検出ステップにおいて検出した温度に応じ
て、上記光磁気ディスクに対して印加するバイアス磁界
を設定する。再生ステップにおいては、上記磁界設定ス
テップにおいて設定したバイアス磁界を上記光磁気ディ
スクに対して印加するとともに、上記光磁気ディスクに
対する再生動作を行う。
【0018】以上のように構成された本発明に係る光磁
気ディスク装置及び情報再生方法は、検出した温度に応
じてバイアス磁界を設定する。これにより、印加したバ
イアス磁界が適当であるかの検証を不要とすることがで
き、再生時に印加するバイアス磁界を簡便且つ高速に設
定することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、ま
ず、本発明を適用して情報信号の再生を行う光磁気ディ
スクとして、図1及び図2に示す光磁気ディスク1につ
いて説明する。
【0020】光磁気ディスク1は、後述する光磁気ディ
スク装置によって、光変調方式により情報信号が記録さ
れ、記録された情報信号をCAD型の磁気超解像方式に
より再生される記録媒体である。なお、本発明は、CA
D型の磁気超解像方式により再生される光磁気ディスク
への適用に限定されるものではなく、光磁気ディスクに
対して磁気超解像方式により再生を行う場合に広く適用
することができ、例えばRAD型の磁気超解像方式によ
り再生を行う場合などにも適用することができる。
【0021】光磁気ディスク1は、図1に示すように、
ディスク基板(図示せず。)上に、信号記録層2が薄膜
状に形成されてなる。信号記録層2は、第1の磁性層3
と、誘電体層4と、第2の磁性層5とが順に積層された
積層構造を有している。また、光磁気ディスク1は、情
報信号の記録再生が行われる際に第2の磁性層5側から
レーザ光6を照射される。
【0022】第1の磁性層3は、記録する情報信号に応
じて磁化方向mtが異なる記録マークRbが形成され、
この記録マークを保持する記録状態保持層としての機能
を有している。また、第2の磁性層5は、再生時におい
て、第1の磁性層3に記録された記録マークRbの磁化
方向mtが転写されて読みとられる再生層としての機能
を有している。そして、光磁気ディスク1では、第1の
磁性層3と第2の磁性層5とが、それぞれ温度によって
異なる磁気特性を示すように設定されていることにより
磁気超解像の効果を得ている。誘電体層4は、第1の磁
性層3と第2の磁性層5との磁気的な結合状態を制御す
る中間層としての機能を有している。
【0023】光磁気ディスク1は、情報信号の記録時に
おいて、信号記録層2に対して所定のバイアス磁界が印
加されるとともに、記録する情報信号に応じて変調され
たパルス状のレーザ光6を記録トラックTrに沿って照
射する。これにより、レーザ光6が照射されて昇温され
た部分で、第1の磁性層3にバイアス磁界に対応した磁
化方向mtとされた記録マークRbが形成される。
【0024】また、光磁気ディスク1は、情報信号の再
生時において、図1及び図2に示すように、記録トラッ
クTrに沿って記録時よりも低い出力でレーザ光6が照
射される。そして、このレーザ光6のビームスポットB
sの位置で、信号記録層2が所定の温度Tまで昇温され
ることにより、第2の磁性層5に磁気的な開口部として
のアパーチャApが形成される。これにより、アパーチ
ャApの下層部に保持された第1の磁性層3の磁化方向
mtが第2の磁性層5に転写される。そして、転写され
た磁化方向mtを検出することにより、記録マークRb
として記録された情報信号の再生が行われる。
【0025】なお、図2(a)は、光磁気ディスク1に
形成される記録トラックTrと、この記録トラックTr
に沿って照射されるレーザ光6のビームスポットBsと
を示し、図2(b)は、レーザ光6により昇温された信
号記録層2の温度分布を示す。また、図1及び図2中の
矢印Aは、レーザ光6の走査方向を示す。
【0026】上述したように、光磁気ディスク1は、レ
ーザ光6を照射することにより形成されたアパーチャA
pの位置で、第1の磁性層3から第2の磁性層5に磁化
方向mtを転写することにより再生されるが、このとき
のレーザ光6の出力に応じてアパーチャApの径、すな
わち転写が行われる面積を制御することができる。した
がって、光磁気ディスク1は、レーザ光6のビームスポ
ットBsの径よりも小さな記録マークRbを再生するこ
とが可能とされている。
【0027】また、光磁気ディスク1は、レーザ光6の
ビームスポットBsの中央部にアパーチャApが形成さ
れ、この位置で転写が行われることから、CAD(Cent
er Aperture Detection)型の磁気超解像方式により再
生が行われる光磁気ディスクとされている。
【0028】ところで、CAD型の磁気超解像方式にお
いては、従来から再生時の磁界印加が原理的に不要とさ
れていた。しかしながら、本発明者が鋭意検討した末
に、CAD型の磁気超解像方式においても、記録時より
も微弱なバイアス磁界を再生時に印加することによって
良好な出力特性を得ることが可能であることが見出され
た。また、本発明者は、光磁気ディスク1をCAD型の
磁気超解像方式により再生する際に、印加するバイアス
磁界を変化させるとともに、このときの温度を変化させ
ながらバイトエラーレート(BER:Byte Error Rat
e)を測定したところ、図3に示すような結果を得た。
【0029】図3から明らかであるように、再生時にB
ERを最も低減することができる最適なバイアス磁界
は、温度に依存して大きく変化することが判る。なお、
温度が0℃,35℃,60℃であるときに最適なバイア
ス磁界は、それぞれ図3中においてそれぞれB1,B
2,B3として示す。すなわち、温度が35℃や60℃
であるときに、印加するバイアス磁界をB1として再生
した場合には、BERの値が大きくなり、良好な出力特
性を得ることができない。
【0030】そこで、本発明は、上述したような知見に
基づき、光磁気ディスクに対して磁気超解像方式により
情報信号の再生を行う際に、温度に応じてバイアス磁界
を設定することを特徴とするものである。これにより、
再生時に印加するバイアス磁界を設定した後に、このバ
イアス磁界が最適であるか否かを検証する動作を不要と
することができ、再生時に印加するバイアス磁界を簡便
且つ高速に設定することができる。
【0031】また、最適なバイアス磁界を設定して再生
動作を行うことができることから、再生時のバイトエラ
ーレートを大幅に低減して、正確な再生信号を得ること
ができ、信頼性の高い再生動作を行うことができる。ま
た、バイトエラーレートが低減されることにより、記録
再生時におけるレーザ光の出力マージンを広げることが
できる。
【0032】つぎに、以下では、上述した光磁気ディス
ク1に対して、本発明を適用して再生を行う光磁気ディ
スク装置の一構成例として、図4に示すような光磁気デ
ィスク装置10について説明する。なお、光磁気ディス
ク装置10は、光磁気ディスク1に対する再生だけでな
く、記録を行うことも可能であるとする。
【0033】光磁気ディスク装置10は、図4に示すよ
うに、光磁気ディスク1を所定の速度で回転駆動するス
ピンドルモータ12と、光磁気ディスク1に対してレー
ザ光を照射する光学ピックアップ13と、光磁気ディス
ク1に対して所定のバイアス磁界を印加するバイアスマ
グネット14と、光磁気ディスク1から読み出された信
号の2値化を行う2値化部15と、光磁気ディスク1に
対して記録再生を行う信号に対して各種処理を行う信号
処理部16と、外部に接続されたホスト装置110との
信号の入出力や各種信号のエンコード/デコードを行う
ODC(Optical Disc Controller)部17と、光磁気
ディスク装置10全体の動作を制御する制御部18と、
光学ピックアップ13により照射するレーザ光の出力を
制御するパワー制御部19と、バイアスマグネット14
により印加する磁界の強度を制御するマグネット制御部
20と、光学ピックアップ13近傍の温度を検出する温
度検出部21とを備える。
【0034】光学ピックアップ13は、例えばレーザダ
イオードなどの光源(図4においては図示せず。)と、
この光源から出射したレーザ光が光磁気ディスク1に反
射して戻ってきた戻り光を検出する光検出部(図4にお
いては図示せず。)とを備えている。光検出部は、例え
ばフォトダイオードなどにより構成されており、光電変
換及び電流電圧変換によって戻り光に応じた電圧信号を
2値化部15とパワー制御部19とに出力する。また、
光学ピックアップ13は、光検出部で検出した戻り光に
基づいて、光磁気ディスク1に照射するレーザ光のビー
ムスポットの記録トラックに対するデフォーカス量やデ
トラッキング量を示すフォーカスサーボ信号やトラッキ
ングサーボ信号を生成し、これらを信号処理部16に出
力する。
【0035】また、光学ピックアップ13は、図示しな
い駆動機構により、光磁気ディスク1の径方向に移動自
在とされており、光磁気ディスク1の任意の位置にレー
ザ光を照射することが可能とされている。
【0036】バイアスマグネット14は、光磁気ディス
ク1を介して光学ピックアップ3と対向する位置に配設
されており、光磁気ディスク1に対して所定の強度のバ
イアス磁界を印加する。バイアスマグネット14は、印
加する磁界の強度を、マグネット制御部20によって制
御される。
【0037】2値化部15は、光磁気ディスク1に対し
て記録再生する情報信号に対し、「0」と「1」との2
値に符号化する処理を行う。2値化部15には、光磁気
ディスク1の再生時に、この光磁気ディスク1からの戻
り光に応じて光学ピックアップ13から出力される電圧
信号に対して2値化処理を施し、信号処理部16及びO
DC部17に出力する。また、記録時には、信号処理部
16から入力された信号に対して2値化処理を施し、処
理後の信号を信号処理部16に出力する。
【0038】信号処理部16は、光学ピックアップ13
から出力されるフォーカスサーボ信号及びトラッキング
サーボ信号に基づき、光学ピックアップ13に対して、
レーザ光のフォーカス制御及びトラッキング制御を行
う。また、信号処理部16は、スピンドルモータ12に
対するサーボ制御や、光学ピックアップ13を駆動する
駆動機構の制御を行うことにより、光磁気ディスク1の
回転数の制御、及び光学ピックアップ13の位置決めの
制御を行う。
【0039】また、信号処理部16は、温度検出部21
から出力される温度信号が入力されており、この温度信
号に基づいて、バイアスマグネット14により印加する
バイアス磁界を設定し、この設定値を示す信号をマグネ
ット制御部20に出力する。
【0040】ODC部17は、外部に接続されたホスト
装置110に対する各種信号の入出力を行う。また、O
DC部17は、光磁気ディスク1に対して記録再生を行
う情報信号のエンコード/デコード処理を行う。さら
に、ODC部17は、ホスト装置110から入力される
光磁気ディスク1に対する記録再生の要求に応じて、2
値化部15における動作モードの切り替えや、パワー制
御部19でパルス波形を生成する際に用いる発光タイミ
ングとしての記録用クロックの生成を行う。
【0041】制御部18は、光磁気ディスク装置10の
各部に接続されており、各部の動作を制御することによ
り、光磁気ディスク装置10全体としての動作を集中し
て制御する機能を有する。制御部18は、例えばCPU
(Central Processing Unit)やRAM(Random Access
Memory)、ROM(Read Only Memory)といった各種
の半導体チップなどにより構成されており、例えばRO
Mに記録された動作プログラムに従って、光磁気ディス
ク装置10全体の動作を制御する。
【0042】パワー制御部19は、光学ピックアップ1
3により照射するレーザ光の出力を制御する機能を有し
ており、記録再生を行う光磁気ディスク1の種類や特性
に応じてレーザ光の出力が最適となるように制御した
り、光磁気ディスク1に対する記録動作及び再生動作、
或いは初期化動作などの動作状況に応じてレーザ光の出
力が最適となるように制御する機能を有している。
【0043】マグネット制御部20は、信号処理部16
から入力される信号に応じて、バイアスマグネット14
により印加する磁界の強度を制御する機能を有してい
る。マグネット制御部20は、例えば、図5に示すよう
な回路により実現することができる。
【0044】すなわち、マグネット制御部20は、図5
に示すように、信号処理部16からの信号が入力される
制御部30と、制御部30により制御されて所定の電圧
値を出力するD/A変換器31と、D/A変換器31に
より出力された電圧値を用いてバイアスマグネット14
に供給する電流値を制御する出力制御部32と、バイア
スマグネット14に電流を供給する電源33とを備え
る。
【0045】パワー制御部32は、図5に示すように、
オペアンプ、トランジスタ、抵抗器などにより構成する
ことができる。図5に示す例においては、D/A変換器
31により出力された電圧値に応じて点P1の電位が上
がると、それに伴って点P2の電位を点P1と同電位に
しようと電源33から流れる電流値が増大し、これによ
り、バイアスマグネット14に多くの電流が流れる。こ
れによりバイアスマグネット14からは強い磁界が発生
する。逆に、点P1の電位を下げると、バイアスマグネ
ット14から発生する磁界が弱くなる。
【0046】すなわち、マグネット制御部20において
は、点P1の電位を制御することにより、バイアスマグ
ネット14から発生する磁界を制御することを可能とさ
れている。
【0047】なお、光磁気ディスク装置10において
は、磁気超解像方式により再生が行われる光磁気ディス
ク1だけでなく、他の各種光ディスクとも互換性を確保
して記録再生を可能とすることができるが、記録再生時
に磁界の印加を必要としない光ディスクに対して記録再
生を行う際などには、制御部30により電源33から供
給する電流を遮断することにより、バイアスマグネット
14に対する電流の供給を停止することができる。ま
た、光磁気ディスク1に対しても、記録再生時だけバイ
アスマグネット14に電流を供給し、その他の時には電
流の供給を停止することが望ましい。これにより、消費
電力を低減することができる。
【0048】また、上述のようにバイアスマグネット1
4の動作を制御するに際して、CAD型の磁気超解像方
式により再生が行われる光磁気ディスク1と、他の光デ
ィスクとを判別するためには、例えば、これら光ディス
クの最内周部や最外周部などに設定されているROM領
域(PEP:Phase Encorded Partゾーンとも称され
る。)に記録されている情報、すなわちレーザ光の最適
パワー値やディスクの種別を示す値などに基づいて判別
すればよい。このような判別は、信号処理部16や制御
部18などにより行うことができ、判別した結果に応じ
て、マグネット制御部20の動作を制御することができ
る。
【0049】一方、温度検出部21は、例えばサーミス
タ等により構成されており、光磁気ディスク1近傍の温
度を検出し、この温度を示す温度信号を信号処理部16
に出力する。この温度検出部21は、光学ピックアップ
13によって照射されるレーザ光の照射位置近傍に配設
されていることが望ましい。具体的には、例えば、光学
ピックアップ13と一体に配設する。これにより、光磁
気ディスク装置10の内部における温度分布の影響を低
減して、光磁気ディスク1に対する記録再生が実際に行
われる位置、すなわちレーザ光の照射位置近傍の温度を
正確に検出することができる。
【0050】以上で説明したように、本発明を適用した
光磁気ディスク装置10では、温度検出部21から出力
された温度信号が入力される信号処理部16において、
この温度信号に基づいてバイアスマグネット14により
再生時に印加するバイアス磁界を設定している。そし
て、この設定値を示す信号が、マグネット制御部20に
入力されることにより、制御部30がD/A変換器31
を制御して、バイアスマグネット14によって所定のバ
イアス磁界を光磁気ディスク1に印加するよう構成され
ている。
【0051】すなわち、光磁気ディスク装置10におい
ては、光学ピックアップ13が、光磁気ディスク1にお
ける記録トラックに沿ってレーザ光を照射し、この光磁
気ディスク1からの戻り光を検出するレーザ光照射手段
としての機能を有しており、温度検出部21が、光磁気
ディスク1の近傍における温度を検出する温度検出手段
としての機能を有している。また、バイアスマグネット
14及びマグネット制御部20が、光磁気ディスク1に
対してバイアス磁界を印加する磁界印加手段としての機
能を有しており、信号処理部16が、温度検出手段によ
り検出した温度に応じて、磁界印加手段により印加する
バイアス磁界を設定する磁界設定手段としての機能を有
している。
【0052】光磁気ディスク装置10では、信号処理部
16が光磁気ディスク1の近傍における温度に応じて、
バイアスマグネット14により印加するバイアス磁界を
設定していることから、従来の光磁気ディスク装置で必
要とされていたバイアス磁界の検証動作を不要とするこ
とができ、実際に光磁気ディスク1に対する再生動作を
開始するまでに要する時間を大幅に短縮することができ
る。したがって、高速な再生動作を実現することができ
る。
【0053】なお、光磁気ディスク10においては、温
度に応じたバイアス磁界の設定を再生時に行うとするだ
けでなく、温度検出部21で検出された温度に応じて、
記録時に印加するバイアス磁界や、記録再生時に照射す
るレーザ光の出力を設定してもよい。これにより、温度
に依存する諸処の設定値を、温度に応じて随時変化させ
ることができ、光磁気ディスク1に対する記録再生を高
精度に行うことができる。
【0054】また、温度に応じてバイアス磁界を設定す
るに際しては、例えば、温度検出部21で検出された温
度の変化量に対して、予め設定された係数を乗算した結
果に基づいて、バイアス磁界を設定すればよい。具体的
には、例えば、以下の式1に示すような計算処理を信号
処理部16で行うことにより実現することができる。
【0055】 H1=k×(T1−T0)+H0 ・・・(式1) ただし、式1中におけるH0は基準となるバイアス磁界
の大きさであり、H1は実際に光磁気ディスク1に印加
するバイアス磁界の大きさであり、T0は基準となる温
度であり、T1は実際に検出された温度であり、kは係
数である。そして、例えば、H0、T0、及びkの値を、
信号処理部16や制御部18に備えられるメモリに予め
記憶させておき、これらの値を信号処理部16が読み出
して式1の計算処理を行うとすることができる。
【0056】このように、計算処理によって、検出され
た温度から実際に印加するバイアス磁界を算出すること
により、極めて簡便且つ高速にバイアス磁界を設定する
ことができる。
【0057】なお、式1に示す計算処理は、温度と再生
時に印加すべきバイアス磁界との関係を1次式で表した
場合の例であるが、本発明では、この例に限定されず、
例えば温度と再生時に印加すべきバイアス磁界との関係
を2次式や3次式で近似した計算処理に基づいて、再生
時のバイアス磁界を設定するとしてもよい。
【0058】また、本発明は、検出された温度の変化量
に対して予め設定された係数を乗算した結果に基づい
て、バイアス磁界を設定することに限定されるものでは
なく、例えば、温度とバイアス磁界との関係を示す対応
テーブルを用いてバイアス磁界を設定するとしてもよ
い。このような対応テーブルは、例えば、信号処理部1
6や制御部18に備えられるメモリに予め記憶させてお
くことができるが、上述したように計算処理によって設
定する場合と比較して、より多くのメモリ容量が必要と
なる。
【0059】また、本発明は、光磁気ディスク1の再生
時に限定して適用されるものではなく、磁気超解像方式
により再生が行われる各種の光磁気ディスクに対して広
く適用することができるが、CAD型の磁気超解像方式
により再生される光磁気ディスクに対する再生時に適用
することが特に望ましい。CAD型の磁気超解像方式に
より再生される光磁気ディスクでは、例えば、RAD型
の磁気超解像方式により再生される光磁気ディスクと比
較して、再生時に必要となるバイアス磁界が小さく、し
かも厳密に設定する必要がない。したがって、CAD型
の磁気超解像方式では、バイアス磁界の設定後に検証動
作を行うような、いわばクローズド制御ではなく、設定
したバイアス磁界を検証することなく用いる、いわばオ
ープン制御で十分に良好な再生特性を得ることが可能で
ある。
【0060】つぎに、以下では、本発明に係る情報再生
方法を適用した一例として、上述した光磁気ディスク装
置10によって光磁気ディスク1に記録された情報信号
を再生する動作について、図6に示すフローチャートを
参照して説明する。なお、以下で説明する処理は、光磁
気ディスク装置10の制御部18による制御に応答し
て、信号制御部16をはじめとする各部が所要の制御処
理を実行することにより実現される。
【0061】光磁気ディスク装置10により光磁気ディ
スク1の再生を行う際には、先ず、図6においてステッ
プS50に示すように、「再生スチル」をオンとした上
で、以降のステップにおいてホスト装置110から得ら
れるリードコマンド(再生を指示する命令)を待機す
る。ここで、「再生スチル」とは、光磁気ディスク装置
10における再生処理が行われていない状態において、
光学ピックアップ13を所定の位置に静止させている状
態をいう。すなわち、光学ピックアップ13が光磁気デ
ィスク1の径方向に移動していない状態である。このと
き、光磁気ディスク1からの情報信号の再生が行われて
いないことから、トラッキング制御やフォーカス制御は
不要である。
【0062】次に、ステップS51において、ホスト装
置110からのリードコマンドがインタフェース部17
を介して入力されたか否かを判定する。リードコマンド
が入力されていない場合には、処理をステップS50に
戻してリードコマンドの待機を継続し、入力されている
場合には、処理をステップS52に進める。
【0063】次に、ステップS52において、「再生ス
チル」をオフとする。
【0064】次に、ステップS53において、温度検出
部21により、光磁気ディスク1近傍の温度を検出す
る。
【0065】次に、ステップS54において、ステップ
S53で検出した温度に応じて、バイアス磁界を設定す
る。そして、設定したバイアス磁界をバイアスマグネッ
ト14によって光磁気ディスク1に対して印加する。こ
れにより、バイアスマグネット14の駆動がオンとな
る。このようにバイアス磁界を設定するに際しては、例
えば、上述したように温度検出部21によって検出され
た温度の変化量に予め設定された係数を乗算した結果に
基づいて設定すればよい。
【0066】次に、ステップS55において、バイアス
マグネット14により所望とする磁界が得られたか否か
を判定する。判定の結果、所望とする磁界が得られてい
ない場合には、何らかのエラーが生じたとして所要のN
G処理(例えば復帰のためのリトライ処理)を実行す
る。また、所望とする磁界が得られている場合には、ス
テップS56に処理を進める。
【0067】次に、ステップS56において、シーク制
御を実行する。このとき、ホスト装置110から得られ
たリードコマンドに応じて、光学ピックアップ13を所
望とする記録トラックの位置まで移動操作し、光ビーム
のトラッキング制御やフォーカス制御を行う。
【0068】次に、ステップS57において、バイアス
マグネット14により磁界が印加された状態で、光学ピ
ックアップ13により、光磁気ディスク1に記録された
情報信号の再生動作、すなわちデータリードが開始され
る。
【0069】ステップS57においてデータリードが開
始されて以降は、ステップS58において、データリー
ドが正常に実行されているか否かの判定が行われる。判
定の結果、正常に実行されている場合には処理をステッ
プS59に進め、正常に実行されていない場合、すなわ
ち、トラッキング制御やフォーカス制御などのサーボが
外れるなどした場合には、所要のNG処理(例えばリト
ライ動作など)が実行される。
【0070】そして、データリードが正常に実行されて
いる間は、ステップS59において、ホスト装置110
から入力されたリードコマンドに応じたデータ領域に対
するデータリードが終了したか否かの判定が行われる。
判定の結果、終了していない場合には、ステップS57
以降のデータリードを継続して行い、データリードが終
了した場合には、ステップS60に処理を進める。
【0071】次に、ステップS57以降のデータリード
が終了すると、ステップS60において、再生スチルを
オンとして、光学ピックアップ13の移動操作を停止す
る。
【0072】次に、ステップS61において、マグネッ
ト制御部20によりバイアスマグネット14を制御する
ことにより、磁界の印加を停止する。そして、ステップ
S51以降の処理に戻る。
【0073】なお、図6に示すフローチャートにおいて
は図示していないが、例えばホスト装置110からの再
生停止のコマンドが入力された場合には、直ちに再生終
了のための処理に以降するとしてもよい。
【0074】また、ステップS57以降のデータリード
中に、ステップS53における温度の検出と、ステップ
S54におけるバイアス磁界の設定とを行い、随時デー
タリード中の温度を検出しながら、バイアス磁界の設定
を変更するとしてもよい。これにより、データリード中
に温度が大きく変化した場合であっても、この温度変化
に追従して、バイアス磁界を細かく設定することができ
る。
【0075】上述したように、本発明に係る情報再生方
法では、光磁気ディスク1に対して再生を行う際に、光
磁気ディスク1近傍の温度に応じてバイアス磁界を設定
していることから、バイアス磁界を設定した後の検証動
作を不要とすることができ、再生時に印加するバイアス
磁界を簡便且つ高速に設定することができる。
【0076】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明に係る光
磁気ディスク装置及び情報再生方法は、検出した温度に
応じてバイアス磁界を設定する。これにより、印加した
バイアス磁界が適当であるかの検証を不要とすることが
でき、再生時に印加するバイアス磁界を簡便且つ高速に
設定することができる。したがって、光磁気ディスクに
対する再生動作を俊敏に開始することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用して情報信号の再生が行われる光
磁気ディスクの積層構造を説明するための模式図であ
る。
【図2】同光磁気ディスクに照射されるレーザ光のビー
ムスポットを示す図であり、(a)は記録トラックに沿
ってレーザ光が走査される様子を示す平面図であり、
(b)はレーザ光によって信号記録層に生じる温度分布
を示す図である。
【図3】同光磁気ディスクの再生時に印加するバイアス
磁界とバイトエラーレートとの関係を示す図であり、バ
イアス磁界の最適値が温度に依存して変化することを説
明するための図である。
【図4】本発明を適用した情報再生装置の一構成例とし
て示す光磁気ディスク装置の概略構成図である。
【図5】同光磁気ディスク装置に備えられるマグネット
制御部の一構成例を示す概略図である。
【図6】本発明を適用した情報再生方法の一例として示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク、2 信号記録層、3 第1の磁性
層、4 誘電体層、5第2の磁性層、6 レーザ光、1
0 光磁気ディスク装置、13 光学ピックアップ、1
4 バイアスマグネット、20 マグネット制御部、2
1 温度検出部、30 制御部、31 D/A変換器、
32 出力制御部、33 電源

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気超解像方式により光磁気ディスクに
    対する情報信号の再生を行う光磁気ディスク装置におい
    て、 上記光磁気ディスクにおける記録トラックに沿ってレー
    ザ光を照射し、当該光磁気ディスクからの戻り光を検出
    するレーザ光照射手段と、 上記光磁気ディスクの近傍における温度を検出する温度
    検出手段と、 上記光磁気ディスクに対してバイアス磁界を印加する磁
    界印加手段と、 上記温度検出手段により検出した温度に応じて、上記磁
    界印加手段により印加するバイアス磁界を設定する磁界
    設定手段とを備えることを特徴とする光磁気ディスク装
    置。
  2. 【請求項2】 上記磁界設定手段は、上記温度検出手段
    により検出した温度の変化量に予め設定された係数を乗
    算した結果に基づいて、上記磁界印加手段により印加す
    るバイアス磁界を設定することを特徴とする請求項1記
    載の光磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 上記磁界印加手段は、上記レーザ光照射
    手段によるレーザ光の照射位置近傍に配設されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の光磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 上記光磁気ディスクに対して、CAD
    (Center Aperture Ditection)型の磁気超解像方式に
    より情報信号の再生を行うことを特徴とする請求項1記
    載の光磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 光磁気ディスクに対してレーザ光を照射
    して、磁気超解像方式により情報信号の再生を行う際
    に、 上記光磁気ディスクの近傍における温度を検出する温度
    検出ステップと、 上記温度検出ステップにおいて検出した温度に応じて、
    上記光磁気ディスクに対して印加するバイアス磁界を設
    定する磁界設定ステップと、 上記磁界設定ステップにおいて設定したバイアス磁界を
    上記光磁気ディスクに対して印加するとともに、上記光
    磁気ディスクに対する再生動作を行う再生ステップとを
    有することを特徴とする情報再生方法。
  6. 【請求項6】 上記磁界設定ステップにおいては、上記
    温度検出ステップにおいて検出した温度の変化量に予め
    設定された係数を乗算した結果に基づいて、上記光磁気
    ディスクに対して印加するバイアス磁界を設定すること
    を特徴とする請求項5記載の情報再生方法。
  7. 【請求項7】 上記温度検出ステップにおいては、上記
    再生ステップにおいて照射するレーザ光の照射位置近傍
    における温度を検出することを特徴とする請求項5記載
    の情報再生方法。
  8. 【請求項8】 上記再生ステップにおいては、CAD
    (Center Aperture Ditection)型の磁気超解像方式に
    より情報信号の再生を行うことを特徴とする請求項5記
    載の情報再生方法。
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