JP2002015223A - 広告方法及び装置、広告料金算出方法及び装置、利用料金徴収方法及び装置、付加情報表示方法及び装置 - Google Patents

広告方法及び装置、広告料金算出方法及び装置、利用料金徴収方法及び装置、付加情報表示方法及び装置

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JP2002015223A
JP2002015223A JP2000381139A JP2000381139A JP2002015223A JP 2002015223 A JP2002015223 A JP 2002015223A JP 2000381139 A JP2000381139 A JP 2000381139A JP 2000381139 A JP2000381139 A JP 2000381139A JP 2002015223 A JP2002015223 A JP 2002015223A
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Kei Suzuki
慶 鈴木
Daisuke Tabuchi
大介 田渕
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Dream Technologies Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 「ネットワーク場所指定システムによって利
用者に提示されるネットワーク上の場所の情報」を有効
に活用できる広告方法、広告料金算出方法、利用料金徴
収方法を提供する。 【解決手段】 ネットワーク場所指定システムによって
指定された「特定のシンボルと関連づけられたネットワ
ーク上の場所を示すための情報」中に広告を挿入する。
リンカー画面500は、場所情報部510と広告情報部
520とをそれぞれ複数備えている。場所情報部510
には、前記した場所指定システムによって指定された場
所が、URLまたはこれに接続するためのシンボルによ
って表示される。広告情報部520には、その左欄に記
載されたURLもしくはシンボル、または、元々利用者
が任意に選択したシンボルに関連づけられた広告が表示
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
含むコンピュータネットワークに適用される広告方法及
び装置、広告料金算出方法及び装置、利用料金徴収方法
及び装置、付加情報表示方法及び装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば特願平11−296522の明細
書・図面に示されているように、ネットワーク場所指定
システムによって、特定のシンボルに関連づけられたネ
ットワーク上の場所(例えばURL)を表示する装置が
提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この装置を
前提とするもので、「ネットワーク場所指定システムに
よって利用者に提示されるネットワーク上の場所の情
報」を有効に活用できる広告方法及び装置、広告料金算
出方法及び装置、利用料金徴収方法及び装置、付加情報
表示方法及び装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係る広告方法
は、ネットワーク場所指定システムによって指定され
た、特定のシンボルと関連づけられたネットワーク上の
場所を示すための情報の中に広告を挿入するステップを
備えるものである。
【0005】好ましくは、前記広告は、前記特定のシン
ボルと関連づけられたものである。
【0006】好ましくは、この発明はさらに、広告情報
に前記シンボルを関連づけるステップと、前記ネットワ
ーク場所指定システム上において前記シンボルが指定さ
れたとき、前記シンボルに関連づけられた前記広告を検
索するステップと、検索された前記広告を前記シンボル
とともに表示するステップとを備える。
【0007】この発明に係る広告料金算出方法は、ネッ
トワーク場所指定システムによって指定された特定のシ
ンボルと関連づけられたネットワーク上の場所を示すた
めの情報中に広告を挿入するステップと、前記ネットワ
ーク上の場所を利用者が選択した場合には、その選択回
数を記録するステップと、前記選択回数に基づいて、前
記広告についての広告料金を算出するステップとを備え
るものである。
【0008】好ましくは、前記広告は、前記特定のシン
ボルと関連づけられたものである。
【0009】この発明に係る利用料金徴収方法は、ネッ
トワーク場所指定システムによって指定されたネットワ
ーク上の場所に利用者が接続する場合に、コンピュータ
から、電話回線を経て前記ネットワーク上の場所に接続
するステップと、前記電話回線は、情報料回収代行サー
ビスを利用できるものとし、前記情報料回収代行サービ
スを用いて、前記利用者から利用料金を徴収するステッ
プとを備えるものである。
【0010】好ましくは、前記情報料回収代行サービス
は、ダイヤルアップ接続によって電話回線を使用したこ
とに対して、前記システムの運用者に代わって、電話会
社が利用料金を利用者から徴収するステップを備える。
【0011】好ましくは、この発明はさらに、選択され
る候補としてのWWWごとに対応する電話番号を用意す
るステップと、前記電話番号を前記WWWに対応づける
ステップと、選択された前記WWWに対応する電話番号
へダイヤルアップ接続を行うステップと、前記電話番号
に係る前記情報料回収代行サービスにより電話会社が利
用者から徴収した利用料を、本システムの運用者を介さ
ずに、直接に、使用された電話回線と対応するWWWの
運用者に支払うステップとを備える。
【0012】この発明に係る付加情報表示方法は、ネッ
トワーク場所システムによって指定された特定のシンボ
ルと関連づけられたネットワーク上の場所を示すための
情報と共に、前記特定のシンボルに関連づけられた付加
情報を表示するものである。
【0013】好ましくは、前記付加情報は、前記特定の
シンボルに関連づけられたイメージデータである。
【0014】前記ネットワーク場所指定システムはすな
わち次のようなものである。本発明の第1の観点に従う
システムは、コンピュータ上のネットワークアプリケー
ションに対してネットワーク上の場所を指定するための
システムであって、コンピュータのメモリエリアであっ
て利用者に任意に選択されたアプリケーションからこの
アプリケーションの外へデータを転送するために利用し
得るメモリエリアから、前記選択されたアプリケーショ
ン上で利用者が任意に指定したシンボルを受け取るシン
ボル受け取り部と、受け取ったシンボルを、これに予め
対応付けられたネットワーク上の場所を示す場所情報に
変換し、この場所情報を用いてネットワークアプリケー
ションに対して場所を指定する変換部とを備える。
【0015】すなわち、本発明の第1の観点に従うシス
テムは、コンピュータ上のネットワークアプリケーショ
ン、例えばWWWブラウザやEメール処理アプリケーシ
ョン(以下、「Eメーラ」)など、がネットワーク上の
場所を利用できるように、その場所を指定するためのシ
ステムであり、利用者が任意に指定したシンボルを受け
取るシンボル受け取り部と、受け取ったシンボルを、こ
れに予め対応付けられたネットワーク上の場所を示す場
所情報に変換する変換部とを備え、その場所情報を用い
てネットワークアプリケーションに対して場所を指定す
る。
【0016】ここで、上記シンボルとは、コンピュータ
のマンマシンインタフェースに表示され得るオブジェク
トであって、例えばテキストデータ、ベクトル図形デー
タ、ビットイメージデータ、音データ、ファイル、フォ
ルダ、ディレクトリ、パス、などであることができる。
シンボルは、望ましくは、何らかの意味又は観念を利用
者に想起させるものである。そのようなシンボルの典型
は、人間の使う言葉で表現された単語、句、センテンス
や、人間がデザインした図名マークなどである。トレー
ドマーク、サービスマーク、照合、氏名、タイトル、宣
伝文句などは、シンボルに適している。
【0017】上記シンボル受け取り部は、コンピュータ
のメモリエリアであって利用者に任意に選択されたアプ
リケーションからこのアプリケーションの外へデータを
転送するために利用し得るメモリエリアから、シンボル
を受け取る。そのようなメモリエリアに利用者がシンボ
ルを置くと、そのシンボルをシンボル受け取り部が捕捉
することができる。例えば、好適な実施形態では、上記
メモリエリアにはクリップボード型のメモリエリア(以
下、「クリップボード」)が含まれていいて、任意のア
プリケーション上で利用者が任意のシンボルを選択して
クリップボードにコピーすると、本システムはこのクリ
ップボードからそのシンボルを受け取る。また、好適な
実施形態では、本システムを示す絵(アイコンやウィン
ドウなど)がマンマシンインタフェース画面のデスクト
ップ式画面(以下、「デスクトップ」)に表示されてい
て、上記メモリエリアには、利用者が上記選択されたア
プリケーション上のデータを上記絵の上に(マウス型の
インタフェースを用いて)ドラッグアンドドロップする
ときにそのデータが保持されるメモリエリアを含んでお
り、利用者がシンボルを上記絵の上にドラッグアンドド
ロップすると、本システムはそのシンボルを受け取る。
【0018】本システムは、任意のアプリケーション上
でユーザがシンボルを特定すると、その特定されたシン
ボルに対応する場所をネットワークアプリケーションに
利用させる。従って、利用者はシンボルを知ってさえい
れば、そのシンボルに対応したネットワーク場所にアク
セスすることができる。企業の商号や商標や個人名など
はシンボルとして利用可能な典型であり、適当なシンボ
ルを指定するだけで、利用者は企業や個人のウェブサイ
トにアクセスしたり、企業や個人にEメールを送ったり
することができる。
【0019】また、シンボルの指定はネットワークアプ
リケーション上で行う必要は無く、任意のアプリケーシ
ョン上で行うことができる。例えば、ワードプロセッサ
上で企業の名称を選択してクリップボードに入れると、
WWWブラウザが自動的に起動されてその企業のウェブ
サイトにアクセスする。
【0020】好適な実施形態では、コンピュータには、
バッファをもったインプット・メソッド・エディタが搭
載されており、そのバッファには、利用者がキーボード
型の入力装置から入力した文字又は文字列が受け取られ
て一時的に保持さ、そして、その保持された文字又は文
字列が、必要あれば変換され、必要無ければ変換されず
に、特定のアプリケーションへ渡されるようになってお
り、このインプット・メソッド・エディタのバッファ
も、上述したメモリエリアに含まれている。
【0021】好適な実施形態では、上記変換部は、上記
シンボル受け取り部が受け取ったシンボルについての検
索依頼を発生する検索依頼部と、多数のシンボルとこれ
に対応する場所情報とのセットが蓄積されたデータベー
スをもち、上記検索依頼に応答してシンボルに対応する
場所情報をデータベースから検索する検索部と、この検
索部が検索した場所情報を受け取って、ネットワークア
プリケーションに対しシンボルに対応する場所を指定す
る場所情報受け取り部とを備える。
【0022】ここで、上記シンボル受け取り部と、上記
変換部内の検索依頼部と場所情報受け取り部とを、上記
コンピュータ内に配置し、一方、変換部内の検索部は、
別のコンピュータ内に配置するように構成することがで
きる。或いは、上記シンボル受け取り部と上記変換部と
を共に上記コンピュータ内に配置することもできる。
【0023】また、好適な実施形態では、上記変換部
は、通信ネットワーク上の所定場所に存在し多数のシン
ボルとこれに対応する場所情報のセットとが蓄積された
データベースを有する検索部と、上記シンボル受け取り
部が受け取ったシンボルについての検索依頼を作成して
この検索依頼と予め用意された上記検索部の場所を示す
情報とを上記ネットワークアプリケーションに渡し、そ
れにより、前記ネットワークアプリケーションをして上
記検索部にアクセスして上記検索部に検索依頼を渡させ
る検索依頼部とを有する。そして、上記検索部は、ネッ
トワークアプリケーションからの検索依頼に応答して、
受け取ったシンボルに対応する場所情報をデータベース
から検索して、検索した場所情報をネットワークアプリ
ケーションへ送り、それにより、ネットワークアプリケ
ーションに対して上記受け取ったシンボルに対応する場
所を指定する。
【0024】さらに、好適な実施形態では、上記変換部
は、キャッシュファイルを有し、そこに、過去に変換し
たことのあるシンボルと場所情報とのセットを蓄積す
る。
【0025】さらに、好適な実施形態では、上記シンボ
ル受け取り部が、利用者が設定した複数のシンボルであ
って相互にリンクされたものを蓄積したシンボルリンク
ウェブと、その受け取ったシンボルの代わりに、その受
け取ったシンボルにシンボルリンクウェブ上でリンクさ
れている他のシンボルを選択して、この選択した他のシ
ンボルを上記変換部に渡すシンボル選択部とを有してい
る。
【0026】本発明の第2の観点に従うシステムは、コ
ンピュータ上で、ネットワークを利用するためのネット
ワークアプリケーションに対してネットワーク上の場所
を指定するための装置において、コンピュータ上の前記
ネットワークアプリケーションとは異なる第2のアプリ
ケーション上で、利用者が任意のシンボルを指定したと
き、その指定されたシンボルを捕捉するシンボル捕捉部
と、このシンボル捕捉部が捕捉したシンボルについての
検索依頼を、前記コンピュータ上及び前記通信ネットワ
ーク上のいずれかに存在するデータベースに送る検索依
頼部と、検索依頼に対してデータベースから返される検
索結果を受け取り、この検索結果に前記シンボルに対応
するネットワーク上の場所を示した場所情報が含まれて
いたならば、この場所情報を用いて前記ネットワークア
プリケーションに前記シンボルに対応する場所を指定す
る場所情報受け取り部とを備える。
【0027】このシステムによれば、ユーザがコンピュ
ータ上のネットワークアプリケーションとは別の第2の
アプリケーション(例えば、ワードプロセッサや表計算
アプリケーションなど)上で、任意のシンボルを選択す
ると、自動的にネットワークアプリケーションにそのシ
ンボルに対応したネットワーク場所が指定されて、その
ネットワーク場所にアクセスすることが出来る。
【0028】本発明の第3の観点に従うシステムは、コ
ンピュータ上で、通信ネットワークにアクセスするネッ
トワークアプリケーションに対して前記通信ネットワー
ク上の場所を指定するためのシステムであって、コンピ
ュータのディスプレイ画面上でユーザが選択した文字列
を捕捉する文字列捕捉部と、捕捉した文字列中から通信
ネットワーク上の場所を示す文字列を抽出する場所文字
列抽出部と、ネットワークアプリケーションに抽出した
文字列を指定して、それにより、ネットワークアプリケ
ーションをして抽出した文字列が示す場所に関わる通信
を実行させる場所指定部とを備える。
【0029】このシステムによれば、ユーザがコンピュ
ータの画面上で、ネットワーク上の場所を示す文字列
(例えば、電話番号、URL、Eメールアドレス)が含
まれた任意の文字列を選択すると、自動的にネットワー
クアプリケーションにその場所が指定されて、その場所
に関する通信を行うことが出来る。
【0030】好適な実施形態では、コンピュータ上に、
ネットワークアプリケーションとは別の、文字を取り扱
うことのできるアプリケーション、例えばワードプロセ
ッサや表計算アプリケーションなどが存在している。ユ
ーザは、任意のアプリケーションで作業中に、そのユー
ザインタフェース画面上で任意の文字列を選択して、文
字捕捉部に渡すことができる。例えば、ワードプロセッ
サで編集中の文書上で、電話番号を含んだ文節を選択し
て文字捕捉部に渡すことができる。すると、電話アプリ
ケーションが起動して、その文節に含まれていた電話番
号へ自動的に電話をかける。同様にして、ファクシミリ
アプリケーションを起動して自動的にファクシミリ通信
を行うことも出来る。
【0031】本発明の第4の観点に従うシステムは、コ
ンピュータ上で、電話アプリケーションに対して電話番
号を指定するためのシステムであって、コンピュータの
ディスプレイ画面上でユーザが選択した文字列を捕捉す
る文字列捕捉部と、複数の言葉とそれらの言葉に関係付
けられた複数の電話番号とを含むデータベースと、捕捉
した文字列とデータベース中の言葉とを照合して、一致
が得られたら、一致した言葉に関係付けられている電話
番号を決定する照合部と、電話アプリケーションに決定
した電話番号を指定して、それにより、電話アプリケー
ションをして決定した電話番号へ電話をかけさせる番号
指定部とを備える。
【0032】このシステムによれば、ユーザが任意の文
字列をコンピュータの画面上で選択することにより、そ
の文字列に予め関係付けられていた電話番号へ自動的に
電話をかけることができる。
【0033】好適な実施形態では、シンボル又は文字列
に対し、ネットワーク場所だけでなく、コンピュータが
行うべき特定のアクション(例えば、特定のファイルを
開く、特定のアプリケーションを立ち上げるなど)を割
り当てることもできる。利用者がそのシンボル又は文字
列を選択すると、そのアクションの実行命令がコンピュ
ータ内で発生して、コンピュータはそのアクションを実
行する。
【0034】好適な実施形態では、コンピュータは、種
々のシンボル又は文字列が互いにリンクされたシンボル
リンクウェブを有しており、利用者は、そのシンボルリ
ンクウェブ内のリンクを辿ることにより、或るシンボル
から、それにリンクされた別のシンボルへジャンプし、
そこから更に別のシンボルへジャンプするという操作が
でき、この操作によって、目当てのシンボルを見つけ出
すことができる。そして、その目当てのシンボルを利用
者が選択することにほり、そのシンボルに割り当てられ
たネットワーク場所にアクセスしたり、或いはそのシン
ボルに割り当てられたアクションを実行したりすること
ができる。
【0035】本発明は典型的にはコンピュータにより実
施されるが、そのためのコンピュータプログラムは、デ
ィスク型ストレージ、半導体メモリおよび通信信号など
の各種の媒体を通じてコンピュータにインストールまた
はロードすることができる。また、本発明の少なくと一
部は専用ハードウェアで実施することもできる。また、
本発明のシステムは、1台のコンピュータマシンによっ
ても実施できるし、複数台のコンピュータマシンによっ
て分散的に実施することもできる。
【0036】この発明は、上記システムをコンピュータ
により実現するためのプログラムを格納した媒体に関す
る。媒体には、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、C
D(CD−ROM、Video−CDを含む)、DVD
(DVD−Video、DVD−ROM、DVD−RA
M(登録商標)を含む)、ROMカートリッジ、バッテ
リバックアップ付きのRAMメモリカートリッジ、フラ
ッシュメモリカートリッジ、不揮発性RAMカートリッ
ジ等を含む。
【0037】また、電話回線等の有線通信媒体、マイク
ロ波回線等の無線通信媒体等の通信媒体を含む。インタ
ーネットもここでいう通信媒体に含まれる。
【0038】媒体とは、何等かの物理的手段により情報
(主にデジタルデータ、プログラム)が記録されている
ものであって、コンピュータ、専用プロセッサ等の処理
装置に所定の機能を行わせることができるものである。
要するに、何等かの手段でもってコンピュータにプログ
ラムをダウンロードし、所定の機能を実行させるもので
あればよい。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明にかかる実施形態を以下に
説明する。まず、本実施形態の前提部分となるネットワ
ーク場所指定システムについて説明をする。その後に、
本実施形態に係る広告方法、広告料金算出方法、利用料
金徴収方法、付加情報表示方法を説明する。
【0040】図1は、ネットワーク場所指定システムの
全体構成を示すものである。
【0041】この実施形態は、インターネットを利用す
るコンピュータのWWWブラウザに対してURLを指定
する用途に使用されるものであるが、以下のこの実施形
態の説明を読めば、当業者は、本発明の原理が、インタ
ーネットのURLだけに限らず、種々のタイプのコンピ
ュータネットワークにおける種々のタイプの場所の指定
に適用できることを容易に理解するはずである。
【0042】図1に示すシステム1には、インターネッ
トに接続可能な複数台のクライアントコンピュータ3
A,3B,…と、このクライアントコンピュータ3A,
3B,…と双方向通信可能な少なくとも1台のURLサ
ーバ5とが含まれている。各クライアントコンピュータ
3A,3B,…には、WWWブラウザ21A,21B,
…と「リンカー」と呼ばれるターミネート・アンド・ス
テイ常駐型(以下、「TSR」)プログラム23A,2
3B,…がインストールされている。URLサーバ5は
典型的にはインターネット上に存在し、クライアントコ
ンピュータ3A,3B,…とは例えばハイパーテキスト
・トランスファー・プロトコル(以下、「HTTP」と
いう)で双方向通信する。URLサーバ5はデータベー
ス15を有し、このデータベース15には、多数のシン
ボル11A,11B,…と、これに対応する多数のUR
L13A,13B,…とが、互いにリンクされて蓄積さ
れている(ここでいう「リンク」とは、ハイパーテキス
ト・マークアップ・ランゲージのステートメントで作ら
れる「リンク」又は「ジャンプ」とは異なる意味である
から、混同しないよう注意されたい)。
【0043】ここで、「シンボル」とは、人間が五感で
認識し記憶することができる表象(シンボル)のデータ
であって、人間がコンピュータのマンマシンインタフェ
ースを通じてコンピュータに指定することができるもの
を指す。シンボルの最も典型的なものは、デスクトップ
・パブリッシング型(以下、「DTP」という)や表計
算など種々のアプリケーションなどで最も標準に扱われ
る文字や記号などのテキストのデータ、例えば、単語、
句、節、文章、文などのデータである。シンボルは、テ
キストデータに限らず、ドロー系グラフィックスアプリ
ケーションが扱うようなベクトル図形データでもよい
し、ペイント系グラフィックスアプリケーションが扱う
ようなビットイメージデータでもよい。また、シンボル
は、3次元グラフィックスアプリケーションが扱うよう
な立体的な表象を表した3次元図形データでもよい。更
に、視覚で認識できる表象だけに限らず、聴覚で認識で
きる表象、例えば、旋律やリズムなどのデータもシンボ
ルとなり得る。シンボルは、何らかの意味又は観念を表
象していることが望ましい。ランダムな数字列のよう
に、何の意味も観念も人間に想起させないものはシンボ
ルとして適当ではない。一方、単語、句、節、文章、
文、商標、サービスマーク、宣伝文句、商号、氏名、名
称などは、シンボルとして最適である。地名や番地や電
話番号なども、シンボルとして適している。その他、シ
ンボルとしては、地図情報も用いることができる。例え
ば、2次元または3次元地図における場所や建物をシン
ボルとすることができる。場所としては、広い領域(例
えば関東地方とか日本のように)のものでも、狭い領域
(例えばある敷地内でのさらに特定された位置のよう
に)のものでもよい。
【0044】各クライアントコンピュータ3A,3B,
…の利用者は、各クライアントコンピュータ3A,3
B,…内のリンカー23A,23B,…に対して、任意
のシンボルを指定することができる。クライアントコン
ピュータ3A,3B,…内の各リンカー23A,23
B,…は、指定された各シンボル7A,7B,…をキー
ワード(つまり、探し出すべき言葉)とした検索リクエ
ストをURLサーバ5に送信する。URLサーバ5は、
各クライアントコンピュータ3A,3B,…から受け取
った各検索リクエストに含まれている各シンボル7A,
7B,…をキーワードとして、データベース15内から
各シンボル7A,7B,…に対応する各URL9A,9
B,…を検索する。そして、URLサーバ5は、検索し
た各URL9A,9B,…を各クライアントコンピュー
タ3A,3B,…内のリンカー23A,23B,…に返
送する。各クライアントコンピュータ3A,3B,…内
のリンカー23A,23B,…は、URLサーバ5から
各URL9A,9B,…を受け取ると、各WWWブラウ
ザ21A,21B,…を起動して各URL9A,9B,
…を渡す。従って、各WWWブラウザ21A,21B,
…は各URL9A,9B,…のウェブサイトにアクセス
する。
【0045】以上の動作により、各クライアントコンピ
ュータ3A,3B,…の利用者は、シンボルを指定する
ことで、URLを指定したと同等の結果を得ることがで
きる。例えば、シンボルとして「日本特許庁」という単
語を指定すると、日本特許庁のウェブサイトにアクセス
できるというようにである。よって、利用者は、訪れた
いウェブサイトのシンボルさえ知っていればよく、UR
Lを知っている必要はない。シンボルはテキストや図形
など人間にとって覚え易いものを設定しておくことがで
きる。例えば、企業のウェブサイトに対しては、商号や
商標や、「駅の前」のようなキャッチフレーズや、動物
パーソナリティ(マスコットなどのキャラクタ)の絵な
ど、利用者が馴染み易いシンボルを設定することができ
る。従って、利用者はシンボルを指定する方がURLを
指定するよりずっと楽である。「お気に入り」又は「ブ
ックマーク」といったリストに登録する場合でも、シン
ボルを用いて登録しておけば、そのリスト中から所望の
エントリを探し出すのが容易である。
【0046】一つのURLに対して複数のシンボルを設
定することができる。例えば、企業のウェブサイトに対
して、その企業の商号と図形マークとキャッチフレーズ
の3種類をシンボルとして設定するというようにであ
る。複数のURLに対して同じシンボルを割り当てるこ
ともできる。例えば、或る企業グループに属する複数の
企業のURLに対して、その企業グループ名をシンボル
として設定するというようにである。
【0047】シンボルの検索を行う際には、シンボルが
イメージ(グラフィックを含む)や音のデータの場合、
イメージや音に関するパターン認識の技術を用いて一致
する(以下、「ヒットする」という)か否かを判断する
ことができる。
【0048】図2は、利用者がシンボルを指定するとき
のクライアントコンピュータ3のマンマシンインタフェ
ース画面31の一例を示している。なお、図2に示す例
は米国ワシントン州レッドモンドのマイクロソフト社が
販売するオペレーティングシステムの一つによって提供
される「ウィンドウズ(登録商標)」型の環境(以下、
単に「ウィンドウズ」環境という)におけるものである
が、の説明から当業者は、他のオペレーティングシステ
ムではどのようにして同様な効果が得られるかというこ
とも容易に理解できるはずである。
【0049】図2において、ディスプレイ画面31のデ
スクトップ39上には、今、WWWブラウザ21やワー
ドプロセッサなど、利用者が既に起動した幾つかのアプ
リケーションのウィンドウ型のサブ表示領域(以下。
「ウィンドウ」という)33、35、37が開いてい
る。また、リンカー23のユーザ入力を受け入れるため
のボックス形の領域(以下、「エディットボックス」と
いう)43も開いている。リンカー23のアイコン41
もデスクトップ39上に置かれている。画面31の縁の
バー形のメニュー(以下、「タスクバー」という)45
には、リンカー23のコントロールボタン47が置かれ
ている。
【0050】利用者は、タスクバー45内のリンカーコ
ントロールボタン47をクリック又はダブルクリックす
ることにより(つまり、マウス型のインタフェース(以
下「マウス」とよぶ)を用いることにより)、リンカー
23の機能を有効にしたり無効にしたりすることができ
る。リンカー23が有効であるときのみ、以下に説明す
る操作でシンボルをリンカー23に与えることが出来
る。
【0051】ここで、利用者が任意のアプリケーション
例えばワードプロセッサを用いて文書を作成している最
中に特許庁のウェブサイトを開きたくなった、という場
合を想定する。すると、利用者は、今作成中の文書内に
日本特許庁のシンボルである単語「特許庁」51が存在
するならばこれをキーボードの方向キー(以下、「矢印
キー」という)又はマウスなどを使って選択し、また
は、単語「特許庁」51をキーボードからタイプ入力し
た上でこれを選択する。すると、単語「特許庁」51は
画面上で例えば強調表示(つまり、「ハイライト」状態
に)される。続いて、利用者は、その選択した単語「特
許庁」51をシンボルとしてリンカー23に渡すため
に、幾つかのオプショナルな操作、例えば以下の(1)
〜(3)などのうちの好きな一つを行う。
【0052】(1) 単語「特許庁」51をクリップボ
ードにコピーする。つまり、例えば「コントロール+
C」(ここで、「+」は複数のキーを同時に押すことを
意味する)のようなキー操作を行うか、又はワードプロ
セッサウィンドウ35のツールバー(オペレーティング
システムのタスクバーと同様のバー形のメニュー)内に
あるコピーボタン53をクリックする。
【0053】(2) 矢印55で示すように、リンカー
23のアイコン41へ単語「特許庁」51を(マウスを
用いて)ドラッグアンドドロップする。
【0054】(3) 矢印57で示すように、リンカー
23のエディットボックス43に単語「特許庁」51を
ドラッグアンドドロップでコピーした上で、リターンキ
ーを押すなどして単語「特許庁」51を確認選択する
(つまり、確定させる)。なお、ワードプロセッサ上の
単語「特許」をエディットボックス43にドラッグアン
ドドロップした上で、エディットボックス43上で単語
「特許」を「特許庁」にし、そして確認選択するといっ
たこともできる。
【0055】上記のいずれかの操作を行うと、リンカー
23は単語「特許庁」51をシンボルとして受け取り、
これを前述したようにURLサーバ5へ送って日本特許
庁のウェブサイトのURL「http://www.jpo-miti.go.j
p/」に変換してもらい、そのURLを入れたWWWブ
ラウザ21の起動コマンドを発行する。これにより、W
WWブラウザ21に対して特許庁のウェブサイトのUR
L「http://www.jpo-miti.go.jp/」が指定されたこと
になる。結果として、WWWブラウザ21のウィンドウ
33には、そのURL「http://www.jpo-miti.go.jp
/」61と日本特許庁のホームページ63が表示され
る。
【0056】なお、リンカー23にシンボルを指定する
方法としては、他に、リンカーエディットボックス43
に直接シンボルをタイプ入力する方法や、WWWブラウ
ザのウィンドウ33上の「開く場所」又は「アドレス」
といったアクセスすべきサイトをエントリするための入
力フィールドに、URLを入力する代わりにシンボルを
入力する方法などもある。
【0057】図3は、上述の動作を実現するためのクラ
イアントコンピュータ3及びURLサーバ5の内部構成
及び機能を示す。
【0058】クライアントコンピュータ3内では、リン
カー23は、OS73、例えば米国ワシントン州レッド
モンドのマイクロソフト社の製品のオペレーティングシ
ステム、が管理するメモリエリアの一つであるクリップ
ボード79を監視している。或るアプリケーション例え
ばワードプロセッサ71のメモリエリア上から或るシン
ボル75がクリップボード79へコピーされると(矢印
77)、リンカー23は、そのクリップボード79内の
シンボル81を取り込む(矢印83)。続いて、リンカ
ー23は、自分のもっているキャッシュファイル87を
参照し、その中から、今取り込んだシンボル85と同じ
シンボルを探す。キャッシュファイル87には、リンカ
ー23が今までに取り扱った最新所定個数のシンボル8
9A,89B,…とURL91A,91B,…のセット
が格納されている。このキャッシュファイル87の中か
ら、今取り込んだシンボル85と同じシンボル(例え
ば、89B)が見つかれば、リンカー23は、そのシン
ボル89Bに対応したURL91Bをキャッシュファイ
ル87から読み出して(矢印93)、その読み出したU
RL95をWWWブラウザ21に渡す(矢印97)。
【0059】今取り込んだシンボル85と同じシンボル
がキャッシュファイル87内に無い場合は、リンカー2
3は、そのシンボル85を検索キーとした検索リクエス
トをURLサーバ5に送る(矢印101)。URLサー
バ5は、受け取ったシンボル103と同じシンボルをデ
ータベース15から探し、そのシンボル(例えば105
B)が見つかればそれに対応するURL107Bをデー
タベース15から読み出し(矢印108)、その読み出
したURL109をリンカー23に返送する(矢印11
1)。リンカー111は、サーバ5から受け取ったUR
L95をWWWブラウザ21に渡す(矢印97)。ま
た、リンカー23は、サーバ5へ送ったシンボル85と
サーバ5から受けたURL95とをリンクして、キャッ
シュファイル87に登録する(矢印113、115)。
【0060】また、或るアプリケーション例えばワード
プロセッサ71からシンボル75がドラッグアンドドロ
ップでリンカーに渡される場合には、次のようになる。
ワードプロセッサ71のメモリエリア上のシンボル75
がドラッグされている間、そのシンボル75は点線11
7に示すようにOS73の管理下に入っている。そし
て、このドラッグされているシンボル75が例えばリン
カー23のアイコン上でドロップされると、リンカー8
5はそのシンボル75を自己のメモリエリアにコピーし
て取りこむ(矢印119)。シンボルを取りこんだ後の
処理は、クリップボード79から取りこんだ場合と同様
である。
【0061】更に、リンカー23は、キーボード121
からのタイプ入力で、WWWブラウザ21の「開く場
所」又は「アドレス」といったアクセスすべきサイトを
エントリするための入力フィールドに、URLに代えて
シンボルが入力されることも監視している。すなわち、
リンカー23は、OS73がキーボード121から入力
されたシンボルをWWWブラウザ123に渡す経路(矢
印123)を監視して、そこからシンボルを取りこむ
(矢印127)。尚、そのタイプ入力されたテキストが
シンボルなのかURLなのかの判別は、例えば、そのテ
キストがURLの所定書式に合致すればURLであり、
合致しなければシンボルと判断する。シンボルを取りこ
んだ後の動作は前述した動作と同様である。
【0062】図4は、リンカー23の処理流れを示す。
【0063】リンカー23は、定期的にクリップボード
にシンボルが入ったか否かをチェックする(S1)。ま
た、上述したようにWWWブラウザル21の「開く場
所」又は「アドレス」といったアクセスすべきサイトを
エントリするための入力フィールドに、シンボルがタイ
プ入力されたか否かもチェックする(S2)。いずれか
のチェック結果がYESの場合、リンカー23は、その
シンボルを取りこみ、まず、そのシンボルと同じシンボ
ルを自己のキャッシュファイル87から探す(S4)。
また、他のアプリケーションからシンボルをドラッグア
ンドドロップで渡された(S3)ときも、リンカー23
はステップS4に進む。
【0064】ステップS4で、キャッシュファイル87
から該当のシンボルが見つかれば、リンカー23は、そ
のシンボルに対応する全てのURLをキャッシュファイ
ル87から読み出す(S5)。そして、読み出したUR
Lが1個のみであれば、リンカー23は、WWWブラウ
ザ21の起動コマンドを発行してWWWブラウザ21に
そのURLを渡す(S9)。もし、キャッシュファイル
87から読み出したURLが複数ある場合には、その中
から1つのURLを利用者に選ばせるために、その複数
のURLのリストをマンマシンインタフェース画面に表
示する(S7)。そのリストから利用者が1つのURL
を選択すれば(S8)、リンカー23は、ステップS9
へ進んでそのURLをWWWブラウザ21に渡す。も
し、利用者がリストから選択をしなかった(例えば「キ
ャンセル」などを選択した)場合には、リンカー23
は、後述するステップS10へ進む。
【0065】上述したステップS4で、キャッシュファ
イル87中から該当のシンボルが見つからない場合、リ
ンカー23は、そのシンボルをURLサーバ5へ送って
検索を依頼し(S10)、そして、サーバ5から検索結
果の回答が来るのを待つ(S11)。サーバ5から検索
結果の回答が来ると、リンカー23は、その検索結果が
1個のURLだけならば、WWWブラウザ21の起動コ
マンドを発行してWWWブラウザ21にそのURLを渡
す(S15)。一方、検索結果に複数のURLが含まれ
ている場合には、リンカー23は、その中から1つのU
RLを利用者に選ばせるために、その複数のURLのリ
ストをマンマシンインタフェース画面に表示する(S1
4)。そのリストから利用者が1つのURLを選択すれ
ば、リンカー23は、ステップS15へ進んでそのUR
LをWWWブラウザ21に渡す。もし、利用者がリスト
からの選択をしなかった(例えば「キャンセル」などを
選択した)場合には、リンカー23は、それ以上何もせ
ずに最初のステップS1へ戻る。また、サーバ5からの
回答にURLが含まれていなかった場合にも、リンカー
23は、それ以上何もせずに最初のステップS1へ戻る
(「シンボルに該当する場所は見つかりませんでした」
のようなエラーメッセージを表示してもよい)。
【0066】ステップS15でWWWブラウザにURL
を送った場合、リンカー23は更に、そのシンボルとU
RLのセットをキャッシュファイル87に書きこみ(S
16)、そして、最初のステップS1へ戻る。
【0067】図5は、URLサーバ5の処理流れを示
す。
【0068】URLサーバ5は、リンカー23からシン
ボルの検索リクエストを受けると(S21)、データベ
ース15からそのシンボルを探し(S22)、シンボル
が見つかればそれに対応する全てのURLをデータベー
ス15から読み出してリンカーS23へ検索結果として
返送する(S23)。データベース15からシンボルが
見つからない場合には、ヒット(合致)無しの旨の回答
を返送する(S23)。
【0069】1つのシンボルに対して複数のURLが対
応する場合、URLサーバ5は、その複数のURLをリ
ンカー23に返送する代わりに、次のようにすることも
できる。すなわち、その複数のURLへのハイパーテキ
スト・マークアップ・ランゲージ(以下、「HTML」
という)のリンクを有したURLリストをもった1ペー
ジのウェブサイトを予め用意しておき、そのURLリス
トページのURLをそのシンボルと対応づけてデータベ
ース15に格納しておくのである。従って、URLサー
バ5は、そのシンボルの検索依頼に対して、そのURL
リストページのURLを検索結果として返送することに
なる。その結果、WWWブラウザにはそのURLリスト
ページが表示されるので、利用者はそのページから所望
のURLへ容易にジャンプする(つまり、アクセスす
る)ことができる。
【0070】上記実施形態では、図3に示すようにUR
Lサーバ5はURL109だけをリンカー23へ送って
いる。変形例として、URLサーバ5がシンボル103
とURL109とのセットをリンカー23へ送るように
してもよく、それにより、リンカー23はURLサーバ
5から受け取ったシンボル103とURL109とのセ
ットをキャッシュファイル87に格納するだけでよい
(つまり、図3でリンカー23が矢印113のようにシ
ンボル85を書き込むことは不要になる)。
【0071】図6に示すリンカー123は、実行モジュ
ールとして、シンボル決定部125とURL変換部12
7とを有する。シンボル決定部125は、利用者が自由
に設定した種々のシンボル131A,131B,…を利
用者が自由にリンクさせてなるシンボルリンクウェブ1
29を有している。シンボル決定部125は、利用者が
シンボルリンクウェブ129のリンクを自由に辿りなが
ら所望のシンボルを選定していけるようにするための処
理を行う。また、URL変換部127は、利用者が選定
したシンボルをシンボル決定部125から受け取って、
図4のステップS4以降の処理を行うものである。
【0072】図7は、利用者がシンボルリンクウェブ1
29のリンクを辿りながらシンボルを選定していくとき
の、シンボル決定部125が表示する画面例を示す。
【0073】利用者が或るアプリケーションからクリッ
プボードコピーやドラッグアンドロップなどで例えば
「シンボルA」をリンカー123に渡すと、リンカー1
23のシンボル決定部125は、図7の左端の示すよう
に「シンボルA」141Aを画面151に表示する。次
に、この画面151上の「シンボルA」141Aを利用
者がダブルクリックする(「確定させる」の命令)と、
シンボル決定部125はその「シンボルA」141Aを
URL変換部127に渡すので、「シンボルA」141
Aは対応するURL143Aに変換されてWWWブラウ
ザに渡される。
【0074】また、画面151上の「シンボルA」14
1Aを利用者がシングルクリックする(シンボルリンク
ウェブでリンクを辿って他の候補へ移る命令)と、シン
ボル決定部125はシンボルリンクウェブ129にアク
セスして、「シンボルA」141Aにリンクされている
全てのシンボルをシンボルリンクウェブ129から読み
出して画面153に表示する。従って、画面153に
は、「シンボルB」141B,「シンボルE」141E
及び「シンボルF」141Fのリストが表示される。こ
のリストの中から例えば「シンボルF」141Fがダブ
ルクリックされると、この「シンボルF」141Fは対
応するURL143Fに変換されてWWWブラウザに渡
される。また、「シンボルF」141Fがシングルクリ
ックされると、次に表示される画面155には、その
「シンボルF」141Fにリンクされている「シンボル
E」141E,「シンボルB」141B及び「シンボル
D」141Dのリストが表示される。
【0075】このように利用者は、自分が自由に構築し
たシンボルリンクウェブ129を利用して、シンボル間
のリンクを辿りつつ所望のシンボルを見つけ出し選択す
ることができる。この機能には種々の用途が考え得る。
【0076】その一つは、人の記憶を助ける用途であ
る。例えば、或る通信販売業者のウェブサイトにアクセ
スしたところ、そこに気に入ったショルダーバッグのカ
タログが載っていたが、今は買う気はなかったとする。
その際、そのショルダーバッグを将来買うかもしれない
と思って、その通信販売業者の名前と「ショルダーバッ
グ」という単語とをリンクさせてシンボルリンクウェブ
129に登録しておいたとする。そうしておくと、後に
そのショルダーバッグが本当に欲しくなったとき、その
通信販売業者の名前を思い出せなくても、「ショルダー
バッグ」という単語をリンカーに渡せば、その「ショル
ダーバッグ」にリンクされたシンボルのリストが表示さ
れるから、その中から通信販売業者の名前を見つけ出
し、これをダブルクリックすることで、再びその通信販
売業者のウェブサイトにアクセスすることができる。
【0077】また、別の用途は、利用者によるシンボル
のカスタマイズである。すなわち、URLサーバに渡す
ことができるシンボルは、個々の利用者が定義したもの
ではなく、URLサーバ側で定義したものになるであろ
う。その場合、個々の利用者は、URLサーバ側で定義
したシンボルが気に入れなければ、それに代えて自分が
定義したシンボルを使いたいと思うであろう。その場合
に、自分が定義したシンボルとURLサーバ側で定義し
たシンボルとをリンクさせてシンボルリンクウェブ12
9に登録しておけば、自分が定義したシンボルを使うこ
とが可能となる。
【0078】図8は、シンボル決定部125の処理流れ
を示す。
【0079】シンボル決定部125は、まず、図4に示
したS1、S2及びS3のステップによって最初のシン
ボルを取得し(S31)、これを表示する(S32)。
次に、表示したシンボルがシングルクリックされると
(S33)、シンボル決定部125は、シンボルリンク
ウェブ129からそのシンボルにリンクされている他の
シンボルを検索し(S34)、その検索したシンボル
(複数の場合はそのリスト)を表示する(S32)。ま
た、表示したシンボルがダブルクリックされると(S3
3)、シンボル決定部125は、そのシンボルをURL
変換部127に渡す(S35)。
【0080】図9及び図10は、ユーザ入力の文字列を
シンボルとしてリンカーに渡すための別の2つの実施形
態をそれぞれ示す。
【0081】これらの実施形態では、キーボードからユ
ーザ入力された文字列が、その入力文字列に対して必要
に応じた変換を行って(例えば、日本語入力の場合、平
仮名や片仮名の表音文字列を漢字の表意文字列に変換し
て)アプリケーションに渡す仲介役を行うプログラムモ
ジュールであるインプット・メソッド・エディタ(以
下、「IME」という)を介して、リンカーに渡され
る。特に図9の実施形態では、クライアントコンピュー
タは、リンカー209用に特別に設計されたリンカー用
IME201を持つ。一方、図10の実施形態では、既
存のIMEのモジュール231、235にリンカー用の
文字列判定部233を組み込んだリンカー用IME22
1を持つ。図9の実施形態は1バイトコードの文字(例
えば、ASCII符号化されたテキスト文字など)を取
り扱うのに適し、図10のそれは2バイトコードの文字
(例えば、JIS符号化されたテキスト文字(JIS
は、ASCIIと同様の目的の文字コード体系である
が、日本語に必要な多数の文字セットを表すために1バ
イトコードの代わりに2バイトコードを使っている))
を取り扱うのに適する。
【0082】図9の実施形態では、リンカー用IME2
01は、文字列判定部213と、変換前または変換中の
文字列が格納されるバッファ211とを有する。ユーザ
がキーボード205のキーを押すと、キーボードドライ
バ203を通じ、OSのIME仕様に従って、押された
キーに対応する文字(ここでは、「文字」を、記号や数
字も含む最も一般的な意味で用いる)又は命令がリンカ
ー用IME201の文字列判定部213へ入力される。
文字列判定部213は入力された文字や命令に応答して
次のように動作する。
【0083】(1)一般的な文字キーが押された場合
【0084】文字列判定部213は、一般的な数字、記
号又は文字キーから入力された文字をバッファに追加す
ると同時に、現在アクティブになっているアプリケーシ
ョン(例えば、ワードプロセッサ、表計算ソフトウェア
など)207に転送して、同文字に下線付き、反転表
示、影付き、点滅又は強調色表示などにする。よって、
アプリケーション207上で入力文字列がテンポラリに
表示される。
【0085】(2)「ESCキー」が押された場合
【0086】文字列判定部213は、ESCキーからの
命令に応答して、もしバッファ211に何らかの文字が
格納されていたら、そのバッファ211をクリアする
(つまり、その内容を消す)と同時に、アプリケーショ
ン207上でテンポラリに表示されている文字(下線付
き、反転表示、影付き、点滅又は強調色表示表示されて
いる文字)の表示をアプリケーション207上から消す
(つまり、テンポラリ表示されている文字の入力をキャ
ンセルする)。もしバッファ211が空であれば、文字
列判定部213は、当該アプリケーション207にて割
り当てられている「BackSpaceキー」の機能を実行す
る。
【0087】(3)「確定キー」(例えば、「Enterキ
ー」)が押されたとき
【0088】文字列判定部213は、確定キーからの命
令に応答して、もしバッファ211に何らかの文字が格
納されていたら、アプリケーション207上でテンポラ
リに表示されている文字を消した後、バッファ211の
内容をアプリケーション207に転送し、バッファ21
1をクリアする(つまり、アプリケーション207への
単純な文字登録)。
【0089】(4)「リンクキー」(例えば、「Altキ
ー+Lキー」のようにソフト的に定義してもよいし、キ
ーボード上に専用の「リンクキー」を設けてもよい)が
押されたとき
【0090】文字列判定部213は、リンクキーからの
命令に応答して、バッファ211の内容をリンカー20
9に転送し、バッファ211をクリアする。すると、リ
ンカー209は、既に説明したように転送された文字を
URLに変換してインターネットアクセスを可能にする
などの動作を行う。
【0091】(5)「リンクキー」及び「確定キー」が
押されたとき
【0092】文字列判定部213は、リンクキー及び確
定キーからの命令に応答して、もしバッファ211に何
らかの文字が格納されていたら、アプリケーション20
7上でテンポラリに表示されている文字を消した後、バ
ッファ211内の文字をアプリケーション207に転送
し、さらに、バッファ211の内容をリンカー209に
転送し、そしてバッファ211をクリアする(アプリケ
ーション207への単純な文字登録と、リンカー209
の機能の共存)。
【0093】図10の実施形態では、リンカー用IME
221は、既存のIMEが有しているIMEコア235
とバッファ231を備える他、さらに、リンカー209
用に特別に設計された文字列判定部233を有する。ユ
ーザがキーボード205のキーを押すと、キーボードド
ライバ203を通じ、OSのIME仕様に従って、押さ
れたキーに対応する文字又は命令がリンカー用IME2
21の文字列判定部233へ入力される。文字列判定部
233は、入力されたキーの文字や命令の処理をIME
コア235に引渡しつつ、リンカー209起動に割り当
てられた何らかのキー入力(例えば、「リンクキー」)
を認識すると、変換前か変換中かに関わらず、バッファ
231の内容をそのままリンカー209に引き渡す。そ
の他のキーが押されたときは、文字列判定部233は入
力文字や命令の処理をIMEコア235に引き渡すだけ
であり、よって、リンカー用IME221の動作は既存
のIMEの動作と実質的に同じになる。文字列判定部2
33の動作を、日本語入力の場合を例に具体的に示せば
次の通りである。
【0094】(1)一般的な文字キーが押された場合
【0095】文字列判定部233は、入力された文字の
処理をIMEコア235に引き渡す。IMEコア235
は、ローマ字入力(日本語の平仮名及び片仮名の文字を
ローマ字つまり通常のアルファベットに書き直すシステ
ム)が設定されている場合は、入力されたアルファベッ
トの組み合わせから文字列を平仮名(又は片仮名)に自
動変換し、バッファ231にその変換したかな文字を追
加すると同時に、現在アクティブになっているアプリケ
ーション207に転して、同かな文字を下線付き、反転
表示、影付き、点滅又は強調色表示などにする。よっ
て、アプリケーション207上で入力かな文字がテンポ
ラリに表示される。
【0096】(2)「確定キー」(例えば、「Enterキ
ー」)が押されたとき
【0097】文字列判定部233は、確定キーからの命
令の処理をIMEコア235に引き渡す。IMEコア2
35は、バッファ231内の文字列を、内蔵する漢字辞
書と付き合わせて変換候補文字列を入手し、それをバッ
ファ231の内容に上書きする。同時に、IMEコア2
35は、同変換候補文字列に下線付き、反転表示、影付
き、点滅又は強調色表示などをしてアプリケーション2
07に転送する。よって、アプリケーション207上で
変換候補文字列がスポット表示される。
【0098】(3)「ESCキー」が押された場合
【0099】文字列判定部233は、ESCキーからの
命令の処理をIMEコア235に引き渡す。IMEコア
235は、図9に示した文字列判定部213が行ったと
同様の動作を行う。但し、既存のIMEの中には、IM
Eコア235が、ESCキーからの命令を受けると、バ
ッファ231内の変換候補を破棄して最初のかな文字表
示に戻すものもある。
【0100】(4)「リンクキー」(例えば、「Altキ
ー+Lキー」のようにソフト的に定義してもよいし、キ
ーボード上に専用の「リンクキー」を設けてもよい)が
押されたとき
【0101】文字列判定部233は、リンクキーからの
命令に応答して、バッファ231の内容をリンカー20
9に転送し、バッファ211をクリアする。すると、リ
ンカー209は、既に説明したように転送された文字を
URLに変換してインターネットアクセスを可能にする
などの動作を行う。
【0102】(5)「リンクキー」及び「確定キー」が
押されたとき
【0103】文字列判定部233は、確定キーからの命
令の処理をIMEコア235に引き渡すと同時に、リン
クキーからの命令に応答して、バッファ231の内容を
リンカー209に転送する。
【0104】以下に、上述のIMEを利用したリンカー
の文字列入力表現手法を具体的に説明する。
【0105】1.文字列の選択状態の表現について
【0106】IMEにおいて、選択状態となっている文
字列、つまり、リンカーに渡す可能性がある文字列の表
現は、例えばウィンドウズ環境下であれば、下記のよう
に大きく2通りの場合があり得る。
【0107】 選択状態の文字列を反転表示のような
ハイライト表示する態様。
【0108】 選択状態の文字列に実線又は点線のオ
ンダーラインを付す態様。
【0109】以下に示す具体例では、入力された文字列
を引用符””で囲んで示し、その中で選択状態(つま
り、画面上でハイライト又は下線付などで表示されてい
る)部分を角括弧〔〕で囲んで示す。
【0110】2. 図9に示した実施形態で1バイトコ
ードの文字を入力する場合の操作の見え方
【0111】2−1. デスクトップから直接的に(つ
まり、他のアプリケーションから間接的ではなく)リン
カーを起動する場合
【0112】 リンカー用IMEがランダムアクセス
・メモリ(以下、「RAM」)にロードされる。これ
は、ターミネート・アンド・ステイ常駐型(以下、「T
SR」)プログラムとしてロードするようにしてもよい
し、或いは、マルチタスク環境で予め立ち上げておいて
もよいが、この例ではTSRプログラムとしてロードし
てあるものとする。(また、リンカーの機能をオペレー
ティング・システムのコードに書き込んでおいたり、或
いは、ハードウェア又はファームウェアに組み込んでお
くなど、アクティブにするためのどんな手段でも用いる
ことができる。)これにより、現在のウィンドウズの仕
様であれば、このとき画面右下隅にある「タスクトレ
イ」(時刻表示の脇の所)に、他のTSRプログラムと
ともにリンカー用IMEのアイコンが表示される。
【0113】 画面上の文字列のタイプ入力を受け付
けてくれるどこかの場所にカーソルを置き、リンカーに
渡したい文字列をタイプ入力する。
【0114】例1−1) ”〔SOFMAP〕”
【0115】 上記のように文字列を入力した後、Al
t+Z等のリンクキーを押す。あるいは、マウスでリンカ
ーのアイコンを選択する。リンカーが選択状態にあった
文字列を持って起動し、その文字列をURLに変換し、
ブラウザがそのURLを持って起動し、そのURLのペ
ージを開く。リンクキーが更に文字列確定機能も持つ場
合、同時に文字列の確定も行われる。
【0116】例1−1):リンクキーがリンカーを立ち
上げる機能のみを持つとき ”〔SOFMAP〕” 結果:SOFMAPのウェブサイトがアクセスされる。
【0117】例1−2):リンクキーが更に確定キーの
機能も持つとき ”SOFMAP” 結果:SOFMAPのウェブサイトがアクセスされる。
【0118】2−2. ワープロセッサや他のアプリケ
ーションで文章を入力しながらリンカーを起動する場合
【0119】 ここでも、リンカー用IMEが、TS
RプログラムとしてRAMにロードされているものとす
る。その場合、現在のウィンドウズの日本語バージョン
の仕様であれば、画面右下隅にある「タスクトレイ」の
エリアに、他のTSRプログラムと共にリンカー用IM
Eのアイコンが表示される。
【0120】 普通に文字列を入力していく。このと
き、入力された文字列中のすべての文字は、選択状態に
なっている。
【0121】例) ”〔The company〕”
【0122】 リンカーに渡したい文字列の直前に来
たら、Enterキーでそれまでの文章を確定する。
【0123】例) ”〔The company is 〕”
【0124】↓(Enter入力) ”The company is ”
【0125】 リンカーに渡したい文字列を入力す
る。
【0126】例2) ”The company is 〔SOFMAP〕”
【0127】 上記のように文字列を入力した後、Al
t+Z等のリンクキーを押す。あるいは、マウスでリン
カーのアイコンを選択する。リンカーが選択状態にあっ
た文字列を持って起動し、その文字列をURLに変換
し、ブラウザがそのURLを持って起動し、そのURL
のページを開く。リンクキーが更に文字列確定機能も持
つ場合、同時に文字列の確定も行われる。
【0128】例2−1):リンクキーがリンカーを起動
する機能のみ持つとき ”The company is 〔SOFMAP〕” 結果:SOFMAPのウェブサイトがアクセスされる。 例2−2):リンクキーが確定キーの機能も持つとき ”The company is SOFMAP” 結果:SOFMAPのウェブサイトがアクセスされる。
【0129】3. 図10に示した実施形態で2バイト
コードの文字を入力する場合の操作の見え方
【0130】 ここでも、リンカー用IME(すなわ
ち、フロントエンドプロセッサ(以下、「FEP」とい
う))が、TSRプログラムとしてRAMにロードされ
ているものとする。その場合、現在のウィンドウズの日
本語バージョンの仕様であれば、このとき画面右下隅に
ある「タスクトレイ」のエリアに、他のTSRプログラ
ムとともにリンカー用IMEのアイコンが表示される。
【0131】 画面上の文字列のタイプ入力を受け付
けてくれるどこかの場所にカーソルを置いて、リンカー
に渡したい文字列をタイプ入力する。すると、FEPが
アルファベットを平仮名(又は片仮名)に自動変換し
て、表示する。
【0132】例3)
【0133】この文字入力・表示の例を図17に示す。
【0134】 上記のように文字を入力した後、Alt
+Z等のリンクキーを押す。あるいは、マウスでリンカ
ーのアイコンを選択する。すると、リンカーが選択状態
にあった文字列を持って起動し、その文字列をURLに
変換し、ブラウザがそのURLを持って起動し、そのU
RLのウェブサイトにアクセスする。リンクキーが更に
文字列確定機能も持つ場合、同時に文字列の確定も行わ
れる。
【0135】例3−1):リンクキーがリンカーを起動
する機能のみ持つとき
【0136】この文字入力・表示の例を図18に示す。 結果:ソフマップフューチャーデザインのウェブサイト
が存在していれば、そのウェブサイトがアクセスされ
る。
【0137】例3−2):リンクキーが確定キーの機能
も更に持つとき
【0138】この文字入力・表示の例を図19に示す。 結果:ソフマップフューチャーデザインのウェブサイト
が存在していれば、そのウェブサイトがアクセスされ
る。
【0139】 もし、図20に示す平仮名又は片仮名
の文字列に対してURLが割り付けれていない場合、ユ
ーザはスペースキー等の仮名漢字変換キーを押して、F
EPの仮名漢字変換を実行する。欲しい文字列が表示が
出るまで、仮名漢字変換の操作を行い、何度でも変換候
補を入れかえることができる。
【0140】例4)
【0141】この文字入力・表示の例を図21に示す。
【0142】↓(スペースキー入力)
【0143】この文字入力・表示の例を図22に示す。
【0144】↓(スペースキー入力)
【0145】この文字入力・表示の例を図23に示す。
(図示のように、長い文字列は、FEPによって複数の
変換候補に自動的に分割される場合がある)。
【0146】 選択したい文字列(例えば図24に示
す文字列)が変換候補として表示されているときに、Al
t+Z等のリンクキーを押す。あるいは、マウスでリン
カーのアイコンを選択する。すると、リンカーが、変換
候補として選択状態にあった文字列を持って起動し、そ
の文字列をURLに変換し、ブラウザがそのURLを持
って起動し、そのURLのウェブサイトにアクセスす
る。リンクキーが更に文字列確定機能も持つ場合、同時
に文字列の確定も行われる。
【0147】例4−1):リンクキーがリンカーを起動
する機能のみ持つとき
【0148】この文字入力・表示の例を図25に示す。 結果:ソフマップフューチャーデザインのウェブサイト
が存在していれば、そのウェブサイトがアクセスされ
る。
【0149】例4−2):リンクキーが確定キーの機能
も更に持つとき
【0150】この文字入力・表示の例を図26に示す。 結果:ソフマップフューチャーデザインのウェブサイト
が存在していれば、そのウェブサイトがアクセスされ
る。
【0151】3−1. ワードプロセッサや他のアプリ
ケーションで文章を入力しながらのリンカー起動
【0152】 リンカー用IME(FEP)が、TS
RプログラムとしてRAMにロードされているものとす
る。その場合、現在のウィンドウズの日本語バージョン
の仕様であれば、画面右下隅にある「タスクトレイ」の
エリアに、他のTSRプログラムとともにリンカー用I
MEのアイコンが表示される。
【0153】 普通に文字列を入力していく。このと
き、すべての文字列は、FEPの働きにより、自動的
に、画面上で選択状態(つまり、ハイライト表示など)
の平仮名(あるいは片仮名)に変換されて表示される。
【0154】例5)
【0155】この文字入力・表示の例を図27に示す。
【0156】 FEPの仮名漢字変換機能を使い、あ
る入力文字は漢字に、ある入力文字は平仮名にと、通常
の操作で変換しつつ、文章を作成していく。リンカーに
渡したい文字列の直前までは、Enterキーを押す等し
て、それまでの入力文章を確定しておく。
【0157】例6)
【0158】この文字入力・表示の例を図28に示す。
【0159】↓(スペースキー入力)
【0160】この文字入力・表示の例を図29に示す。
【0161】↓(Enter入力)
【0162】この文字入力・表示の例を図30に示す。
【0163】 リンカーに渡したい文字列を続けて入
力する。FEPの機能でアルファベットが平仮名(もし
くは片仮名)に自動変換され、表示される。
【0164】例7)
【0165】この文字入力・表示の例を図31に示す。
【0166】 上記のように文字を入力した後、Alt
+Z等のリンクキーを押す。あるいは、マウスでリンカ
ーのアイコンを選択する。その文字列をURLに変換
し、ブラウザがそのURLを持って起動し、そのURL
のページを開く。リンクキーが更に文字列確定機能も持
つ場合、同時に文字列の確定も行われる。もし、上記の
仮名文字列にURLが割り当てられていない場合には、
スペースキー等の仮名漢字変換キーを押して、FEPの
仮名漢字変換を実行する。欲しい文字列が表示が出るま
で仮名漢字変換の操作を行い、何度でも変換候補を入れ
かえることができる。
【0167】例8)
【0168】この文字入力・表示の例を図32に示す。
【0169】↓(スペースキー入力)
【0170】この文字入力・表示の例を図33に示す。
【0171】↓(スペースキー入力)
【0172】この文字入力・表示の例を図34に示す。
【0173】 選択したい文字列、例えば図35に示
す文字列、が変換候補として表示されているときに、リ
ンク起動キーを押す、あるいは、マウスでアイコンを選
択する。すると、リンカーが、変換候補として選択状態
にあった文字列を持って起動し、その文字列をURLに
変換し、ブラウザがそのURLを持って起動し、そのU
RLのウェブサイトにアクセスする。リンクキーが更に
文字列確定機能も持つ場合、同時に文字列の確定も行わ
れる。
【0174】例8−1):リンクキーがリンカー起動機
能のみ持つとき
【0175】この文字入力・表示の例を図36に示す。 結果:ソフマップフューチャーデザインのウェブサイト
が存在していれば、そのウェブサイトが開かれる。
【0176】例8−2):リンクキーが確定キーの機能
も更に含むとき
【0177】この文字入力・表示の例を図37に示す。 結果:ソフマップフューチャーデザインのウェブサイト
が存在していれば、そのウェブサイトが開かれる。
【0178】図11は、リンカーの更に別の実施形態を
示す。
【0179】リンカー301は、クライアントコンピュ
ータ上で、電話単語テーブル303と言葉−アクション
テーブル305とを有している。電話単語テーブル30
3には、電話番号を示すために一般に用いられている複
数のキーワードが登録されている。言葉−アクションテ
ーブル305には、種々の言葉(図示の例では、「sofm
ap」、「cd」、「letter」、「Mary」など)とアクショ
ン名とが互いにリンクされて(図中では、このリンクを
等号で示す)が登録されている。ここで、アクション名
とは、クライアントコンピュータが実行すべきアクショ
ンを指定したものである。例えば、図11に示した例で
は、「http://....」のようなURLは、そのURLに
アクセスするというアクションを指定しており、「CDpl
ayer.EXE」のような実行可能なプログラムのファイル名
は、そのプログラムを起動するというアクションを指定
しており、「LetterHead.DOC」のようなデータファイル
名(ここで、「データファイル」とは、非実行型のファ
イルであり、ASCIIやその他のテキストのデータを
もったファイルなどもこの範疇に入る)は、そのデータ
ファイルを開くというアクションを指定し、「tel03
1234567」のような電話番号は、その電話番号に
電話をかけることを指定している。
【0180】クライアントコンピュータ上には、リンカ
ー301の他にも、種々のファイル311、313、3
15、317、319が存在する。図11の例では、フ
ァイル311は電話をかけるための電話アプリケーショ
ン、ファイル313はWWWブラウザ、ファイル15は
クライアントコンピュータのCD‐ROMドライブにセ
ットされた音楽コンパクトディスク(以下、「音楽C
D])を再生するプログラム、ファイル317はワード
プロセッサ、ファイル319はワードプロセッサ317
が開くことも出来る文書ファイル(テキストのデータを
含んだファイル)であるが、これらは単なる例示であ
り、どのような種類のファイルが存在していても良い。
【0181】リンカー301は、ネットワークモードと
ローカルモードというユーザ選択可能な2つの動作モー
ドを有する。いずれのモードにおいても、リンカー30
1は、上述の幾つかの実施形態で説明したと同様の方法
でシンボル(典型的には、文字列)を捕捉する。ネット
ワークモードが選択されている場合、リンカー301
は、上記捕捉したシンボルを、前述の実施形態の場合と
同様に、URLサーバ(図1の参照番号5)へ送って対
応するURLをURLサーバから受け取り、そのURL
を指定してWWWブラウザ313を起動する。WWWブ
ラウザ313が、そのURLのウェブサイトにアクセス
する。一方、ローカルモードでは、リンカー301は、
上記捕捉したシンボルを言葉−アクションテーブル30
5内の言葉と照合する。一致が得られれば、その言葉に
対応するアクション名を読み出し、そのアクション名が
指定するアクションを実行するためのプログラムを起動
してそのアクションを実行させる。
【0182】また、リンカー301は、ネットワークモ
ードとローカルモードのモード選択からは独立して、電
話モードに設定することができる。電話モードでは、リ
ンカー301は、上記捕捉したシンボルが文字列である
場合、電話単語テーブル303を使用して、その文字列
に電話番号が含まれているか否かをチェックする。その
文字列に電話番号が含まれていたら、リンカー301
は、その電話番号をその文字列から自動的に抽出し、そ
の電話番号を指定して電話アプリケーション311を起
動する。電話アプリケーション311が、その電話番号
に電話をかける。
【0183】図12は、電話モードにおけるリンカー3
01の処理流れを示す。
【0184】リンカー301は、文字列のシンボルを捕
捉すると(S51)、その文字列を電話単語テーブル3
03内の各キーワードと照合する(S52)。その文字
列内にいずれかのキーワードと一致する単語が含まれて
いた場合(S53、Yes)、これは、その文字列に電
話番号が含まれている可能性が高いことを意味する。こ
の場合、リンカー301は、次に、その文字列から電話
番号を抽出し(S54)、そして、その電話番号を指定
して電話アプリケーション311を起動して、その電話
番号に電話をかけさせる(S55)。上記ステップS5
2、S53を省略して、ステップS51から直接ステッ
プS54に入るようにすることもできる。
【0185】上記の電話をかけるための処理と並行し
て、リンカー301は、ステップS56以下の処理も行
う。すなわち、リンカー301は、ローカルモードに設
定されている場合には(S56、ローカル)、捕捉した
文字列を言葉アクションテーブル305内の言葉と照合
する(S57)。その文字列がテーブル305内のいず
れかの言葉と一致すると(S58、Yes)、リンカー
301は、その一致した言葉にテーブル305上でリン
クされたアクション名が指定するアクションを実行する
ための処理を行う(S59)。例えば、図11に示した
例において、一致した言葉が「sofmap」である場合、そ
の言葉「sofmap」にはアクション名としてURL「htt
p://....」がリンクされているので、リンカー301
は、そのURL「http://....」を指定してWWWブラ
ウザ313を起動し、それにより、そのURLのウェブ
サイトにアクセスする。一致した言葉が「cd」であった
場合、その言葉「cd」には音楽CDを再生するプログラ
ムのファイル名「CDplayer.EXE」がリンクされているの
で、リンカー301は、CDplayer.EXE315を起動し、
それにより、音楽CDを再生することができるようにな
る。一致した言葉が「letter」であった場合、その言葉
「letter」にはワードプロセッサ317で開くことの出
来る文書ファイル名「LetterHead.DOC」がリンクされて
いるので、リンカー301は、その文書ファイル名「Le
tterHead.DOC」を指定してワードプロセッサ317を起
動し、それにより、その文書ファイルが開かれる。一致
した言葉が「Mary」であった場合、その言葉「Mary」に
は電話番号「tel031234567」がリンクされて
いるので、リンカー301は、その電話番号「0312
34567」を指定して電話アプリケーション311を
起動し、それにより、その電話番号に電話がかけられ
る。
【0186】ネットワークモードに設定されていた場合
(S56、ネットワーク)、リンカー301は、捕捉し
た文字列をURlサーバへ送り、URLサーバから対応
するURLを受け取り、そのURLを指定してWWWブ
ラウザ313を起動する(S60)。
【0187】図13は、図12のステップS54の電話
番号抽出処理の手順を示す。
【0188】リンカー301は、まず、捕捉した文字列
中から、電話番号の一般的な現形式で表現された数字列
のみを抽出する(S61)。電話番号の一般的な表現形
式とは、例えば、「1−234−5678」のように数
字のセットをハイフンで繋げる、「1(234)567
8」のように数列の一部を丸括弧で囲む、又は「123
45678」のように単純な連続した数列などである。
いずれの表現形式でも、「12345678」のように
数字のみが抽出される。次に、リンカー301は、抽出
した数列の桁数を数え、それが電話番号として認められ
る所定の桁数範囲内に入っているかチェックする(S6
2)。例えば、1桁や2桁は少な過ぎ、20桁以上は多
すぎるであろう。数列の桁数が所定の桁数範囲内に入っ
た場合にのみ、リンカー301は、その数列を電話番号
として把握し(S63)、前述した図12のステップS
55へ進む。
【0189】上述した電話番号抽出処理の手順は単なる
一例であり、他にも様々な電話番号抽出アルゴリズムが
考え得る。
【0190】上述した幾つかの実施形態では、文字列の
シンボルをリンカーが扱う場合、その文字列は基本的に
キャラクタコードで表現されている。しかし、文字列が
ビットマップ又はベクタのフォントイメージで表現され
ている場合でも、リンカーは、パターン認識技術(例え
ば、光学的文字認識、以下、「OCR」)を用いてその
フォントイメージを文字コードに変換することによっ
て、上述した実施形態と同様の取り扱いをその文字列に
ついて行うことが可能である。例えば、イメージ処理ア
プリケーション上で、イメージスキャナから取り込んだ
文書イメージや、デジタルカメラから取り込んだ写真イ
メージの中から、ユーザが所望の文字列の領域を領域選
択ツールを使って選択して、その選択領域のビットイメ
ージをControl+Cキーなどの操作でリンカーに渡すこと
ができる。或いは、ディスプレイ画面上に表示されてい
る任意のアイコンやツールなどをマウスカーソルで指し
示して、所定のリンク操作を行うと、そのアイコンやツ
ールのビットイメージに含まれている文字列のビットイ
メージをリンカーに渡すように構成することもできる。
リンカーは、文字列のイメージを受け取ると、パターン
認識(例えばOCR)を行ってその文字列の各文字に対
応する文字コードを確定する。こうして文字列イメージ
が文字コード列に変換されると、リンカーは、既に説明
した実施形態のように、その文字列に対応するURLの
ページを開いたり、その文字列に含まれている電話番号
に電話をかけたり、或いは、その文字列に対応するアク
ションを実行したりするための処理を行うことができ
る。
【0191】図14は、リンカーの更にまた別の実施形
態を示す。
【0192】クライアントコンピュータ401上のリン
カーは、コアリンカー415とインターネットリンカー
419の2種類のプログラムモジュールから構成され
る。コアリンカー415はTSR型のプログラムであっ
てよい。図15は、コアリンカー415の動作流れを示
し、図16は、インターネットリンカー419の動作流
れを示している。
【0193】図14〜図16を参照して、コアリンカー
415とインターネットリンカー419の動作を以下に
説明する。
【0194】コアリンカー419は、「ネットワーク」
と「ローカル」の2つの動作モードをもち、それらをユ
ーザが選択可能である。いずれのモードでも、コアリン
カー415は、既に説明したような種々の方法のいずれ
かを用いて、クライアントコンピュータ401の何らか
のアプリケーション上でユーザがシンボルを入力又は選
択したときに、そのシンボルを捕捉する(図15、ステ
ップS71)。図14には、一例として、ワードプロセ
ッサ405上でユーザが入力又は選択したシンボル43
1を、矢印433で示すように、コアリンカー415が
捕捉した様子が示されている。次のコアリンカー415
の動作は、現在選択されている動作モードによって分岐
する(S72)。まず、ネットワークモードでの一連の
動作を説明する。
【0195】ネットワークモードでは、コアリンカー4
15は、インターネットリンカー419を起動して、捕
捉したシンボル435を、図14に矢印437で示すよ
うに、インターネットリンカー419に渡す(図15、
S73)。その後、コアリンカー415は、待機状態に
なり、そして、ユーザが新たなシンボルを入力又は選択
すると、その新たなシンボルを捕捉して(図15、S7
1)、同様の動作を繰り返す。
【0196】インターネットリンカー419は、コアリ
ンカー415によって起動されて、コアリンカー415
をシンボルから受け取る。すると、インターネットリン
カー419は、そのシンボルの検索をURLサーバ40
3のデータベース425にリクエストするための検索リ
クエスト文441を作成する(図16、S81)。続い
て、インターネットリンカー419は、クライアントコ
ンピュータ401上のWWWブラウザ413が起動して
なければこれを起動し(図16、S82、S83)、そ
して、予め登録されているURLサーバ403のURL
439と、上述のシンボル検索リクエスト文441と
を、矢印443で示すように、WWWブラウザ413へ
渡す(図16、S84)。その後、インターネットリン
カー419は終了する。
【0197】WWWブラウザ413は、インターネット
リンカー419から受け取ったURLサーバ403のU
RLを用いてURLサーバ403にアクセスし、そし
て、インターネットリンカー419から受け取ったシン
ボル検索リクエスト文445を矢印447で示すように
URLサーバ403に渡す。URLサーバ403は、受
け取ったシンボル検索リクエスト文445を用いて、U
RLサーバ403のデータベース425からリクエスト
されたシンボルを検索し、一致があると、そのシンボル
にリンクされたURL(又は、そのシンボルとURLの
セット)をデータベース425から読み出して、矢印4
49で示すように、WWWブラウザ413へ返す。その
結果、WWWブラウザ413は、そのシンボルに対応す
るURLのウェブサイトにアクセスする。
【0198】次に、ローカルモードでの動作を説明す
る。
【0199】ローカルモードでは、コアリンカー415
は、シンボル435を捕捉すると、予めクライアントコ
ンピュータ401内に用意されているローカルデータベ
ース417から、その捕捉したシンボル435を検索す
る(図15、S75)。ローカルデータベース417内
では、種々のシンボル421A,421B,421C,
421D,…と種々のアクション名423A,423
B,423C,423D,…とがリンクされている。こ
こで、アクション名とは、ユーザが或るシンボルを指定
されたときに、クライアントコンピュータが実行すべき
アクションを示すものである。アクション名には、例え
ば、実行すべきプログラムのファイル名(ディレクトリ
を含む)、開くべきデータファイルのファイル名(ディ
レクトリを含む)、電話をかけるべき電話番号、アクセ
スするべきウェブサイトのURL、或いは、Eメールを
送信すべき宛先のEメールアドレスなどが採用し得る。
図14に示す例では、シンボル421Aにリンクされた
アクション名は表計算アプリケーション407のプログ
ラムファイル名423Aであり、シンボル421Bにリ
ンクされたものは或る画像ファイル名423Bであり、
シンボル421Cにリンクされたものは或る電話番号4
23Cであり、シンボル421Dにリンクされたものは
或るURL423Dである。
【0200】コアリンカー415は、捕捉したシンボル
435をローカルデータベース417から検索し、一致
があると(図15、S76でYes)、そのシンボル4
35にリンクされたアクション名をデータベース417
から読み出して、そのアクション名に示されたアクショ
ンを実行する(図15、S77)。例えば、図14に示
された例では、シンボル421Aとの一致があったなら
ば、表計算アプリケーションファイル名423Aを用い
て、矢印451で示すように、その表計算アプリケーシ
ョン407を起動し、シンボル421Bとの一致があっ
たならば、矢印453で示すようにグラフィックアプリ
ケーション409を起動して画像ファイル名423Bを
渡してその画像ファイルを開かせ、シンボル421Cと
の一致があったならば、矢印455で示すように電話ア
プリケーション411を起動して電話番号423C渡し
て電話をかけさせ、或いは、シンボル421Dとの一致
があったならば、矢印457で示すようにWWWブラウ
ザ413を起動してURL423Dを渡してそのウェブ
サイトを開かせる。
【0201】この実施形態は「ネットワーク」と「ロ−
カル」の2つの動作モードを持つが、変形例として、い
ずれか一方のモードでしか持たないようにしてもよい。
【0202】以上、本発明の前提となるネットワーク上
の場所指定システムについての幾つかの実施形態を説明
したが、これらの実施形態はあくまで本発明の説明のた
めの例示であり、本発明をこれら実施形態にのみ限定す
る趣旨ではない。従って、本発明は、上記実施形態以外
の様々な形態でも実施することができるものである。例
えば、インターネットのURLだけでなく、他の種々の
ネットワーク上の場所に関しても本発明は適用可能であ
る。URLサーバは、クライアントコンピュータ内にロ
ーカルに存在していてもよい。
【0203】つぎに、本実施形態に係る広告方法、広告
料金算出方法、利用料金徴収方法について説明する。
【0204】この広告方法は、ネットワーク場所指定シ
ステムによって指定された「特定のシンボルと関連づけ
られたネットワーク上の場所を示すための情報」中に広
告を挿入するものである。図38には、「特定のシンボ
ルと関連づけられたネットワーク上の場所を示すための
情報」としてのリンカー画面500が示されている。リ
ンカー画面500は、例えばクライアントコンピュータ
のディスプレイに表示されるものである。リンカー画面
500は、場所情報部510と広告情報部520とをそ
れぞれ複数備えている。場所情報部510には、前記し
た場所指定システムによって指定された場所が、URL
またはこれに接続するためのシンボルによって表示され
る。広告情報部520には、その左欄に記載されたUR
Lもしくはシンボル、または、この場所指定システムの
利用に際して利用者が任意に選択したシンボルに関連づ
けられた広告が表示される。
【0205】このような表示を実現するには、広告情報
にシンボルまたはURLとの関連づけを予め設定した上
で、この広告情報をサーバに保存しておけばよい。そし
て、前記した場所指定システム上において、例えば利用
者からシンボルが指定されると、このシンボルに関連づ
けられた広告を検索する。ついで、このシステムが利用
者に場所を指定する(例えば画面に複数の場所を表示し
て選択可能とする)時に、検索された広告情報を場所
(URLまたはシンボル)と共に表示すればよい。
【0206】この方法によれば、利用者が欲しい情報
(すなわち自ら指定したシンボル)に関連する広告を利
用者に提供することができるので、広告効果が高いとい
う利点がある。
【0207】つぎに、本実施形態に係る広告料金算出方
法について説明する。この方法は、前記した広告表示機
能を前提としている。図38に示されているような、広
告が併記されているネットワーク上の場所(例えばUR
L)を、利用者が選択(例えばマウスにより指定して一
回クリック)した場合には、その選択回数をサーバに記
録する。この選択回数に基づいて、その広告についての
広告料金を算出する。選択回数の記録は、リンカーの機
能として当業者には簡単に付与することができる。
【0208】この方法によれば、広告が実際に機能した
回数に応じて広告料金を算出することができる。したが
って、広告料金を合理的に算出できるという利点があ
る。
【0209】つぎに、本実施形態に係る利用料金徴収方
法について説明する。この方法では、ネットワーク場所
指定システムによって指定されたネットワーク上の場所
(例えばURL)に利用者が接続する場合には、コンピ
ュータから、公衆電話回線を経て、ネットワーク上の場
所に接続することとする。例えば、通常のインターネッ
トを前提とすれば、いわゆるダイヤルアップにより接続
をする。ここで、公衆電話回線としては、情報料回収代
行サービス(いわゆるダイヤルQ2サービス)を利用で
きる回線とする。そして、情報料回収代行サービスを用
いて、本システムの利用者から利用料金を徴収する。つ
まり、ダイヤルアップ接続によって電話回線を使用した
ことに対して、本システムの運用者に代わって、電話会
社が利用料金を利用者から徴収する。本システムの運用
者は、電話会社から利用料を受け取り、必要があれば、
WWWの運用者に利用料を配分する。
【0210】本システムによれば、WWW上の価値ある
情報に対する利用料を簡易に徴収することができる。ま
た、システム全体の利用に対する利用料も簡易に徴収す
ることができる。
【0211】なお、前記の例では、システム運用者が電
話会社から一旦利用料を受け取ることとしたが、これに
限らない。例えば、選択される候補としてのWWWごと
に対応した(必ずしも1対1対応でなくても良い。)電
話番号を用意し、選択されたWWWに対応する電話番号
でダイヤルアップ接続をする構成としても良い。ここ
で、その電話番号と当該WWWとの対応関係は、サーバ
その他の所定の場所で設定され、管理されているものと
する。このようにすれば、その番号に係る情報料回収代
行サービスにより電話会社が利用者から徴収した利用料
を、本システムの運用者を介さずに、直接に、使用され
た電話回線と対応するWWWの運用者に支払うこともで
きる。
【0212】次に、本実施形態にかかる付加情報表示方
法について説明する。この方法は、ネットワーク場所シ
ステムによって指定された「特定のシンボルと関連づけ
られたネットワーク上の場所を示すための情報」と共
に、特定のシンボルに関連づけられた付加情報を表示す
るものである。図39にその表示例を示す。この例で
は、リンカー画面500に隣接して、付加情報610を
表示するための付加情報表示部600が表示されてい
る。リンカー画面500は、場所情報部510を備えて
いる。この場所情報部510は、前記した実施形態と同
様なので説明を省略する。付加情報610としては、特
定のシンボルに関連づけられたものであれば特に限定さ
れず、例えば、音声データ、3Dデータ、動画を表せる
データ、もしくは、スクロールの形式で表せるテキスト
データのように、コンピュータで処理できる総てのデー
タを含むことができる。一例としては、特定のシンボル
が人名であればその人の画像(イメージ)データ、特定
のシンボルが地名であればその場所の地図データ、特定
のシンボルが建物名であればその建物の画像データなど
を表示する。図39の例では、シンボルを山の名称と仮
定し、対応する山の画像を示している。また、付加情報
の属性としては、広告として機能するものであってもよ
い。ただし、この実施形態では、付加情報としては、ネ
ットワーク上の場所を示すための情報は含まないものと
している。
【0213】本実施形態におけるリンカー画面500と
付加情報表示部600とは、ブラウザ(商品名として例
えばインターネットエクスプローラー)上のフレームと
して表示される。このような表示をするための技術的手
段は当業者には容易なので、それについての詳細な説明
は省略する。
【0214】なお、リンカー画面500と付加情報表示
部600とは、画面上で離間されていてもよいことは当
然である。
【0215】
【発明の効果】本発明に係るの広告方法によれば、利用
者が欲しい情報に関連する広告を利用者に提供すること
ができるので、広告効果が高いという効果がある。
【0216】本発明に係る広告料金算出方法によれば、
広告が実際に機能した回数に応じて広告料金を算出する
ことができる。したがって、広告料金を合理的に算出で
きるという効果がある。
【0217】本発明に係る利用料金徴収方法によれば、
ネットワーク上の価値ある情報に対する利用料を簡易に
徴収することができる。また、場所指定システム全体の
利用に対する利用料も簡易に徴収することができる。
【0218】本発明に係る付加情報表示方法によれば、
シンボルに関連した付加情報、例えばイメージデータを
表示できるので、ネットワーク場所システムの利用価値
を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に従うネットワーク場所指定シ
ステムの一実施形態の全体構成を示すブロック図。
【図2】図2は、利用者がシンボルを指定するときのク
ライアントコンピュータ3のマンマシンインタフェース
画面31の一例を示す説明図。
【図3】図3は、クライアントコンピュータ3及びUR
Lサーバ5の内部構成及び機能を示すブロック図。
【図4】図4は、リンカー23の処理流れを示すフロー
チャート。
【図5】図5は、URLサーバ5の処理流れを示すフロ
ーチャート。
【図6】図6は、リンカーの別の実施形態を示すブロッ
ク図。
【図7】図7は、利用者がシンボルリンクウェブ129
のリンクを辿りながらシンボルを選定していくときの、
シンボル決定部125が表示する画面例を示す説明図。
【図8】図8は、シンボル決定部125の処理流れを示
すフローチャート。
【図9】図9は、ユーザ入力の文字列をIMEを利用し
てリンカーに渡すための別の実施形態を示すブロック
図。
【図10】図10は、ユーザ入力の文字列をIMEを利
用してリンカーに渡すための更に別の実施形態を示すブ
ロック図。
【図11】図11は、リンカーの更に別の実施形態を示
すブロック図。
【図12】図12は、電話モードにおけるリンカー30
1の処理流れを示すフローチャート。
【図13】図13は、図12のステップS54の電話番
号抽出処理の手順を示すフローチャート。
【図14】図14は、リンカーの更にまた別の実施形態
を示すブロック図。
【図15】図15は、コアリンカーの動作を示すフロー
チャート。
【図16】図16は、インターネットリンカーの動作を
示すフローチャート。
【図17】Windows日本語バーションでの日本語
文字の入力と表示の例を示す説明図である。
【図18】Windows日本語バーションでの日本語
文字の入力と表示の例を示す説明図である。
【図19】Windows日本語バーションでの日本語
文字の入力と表示の例を示す説明図である。
【図20】Windows日本語バーションでの日本語
文字の入力と表示の例を示す説明図である。
【図21】Windows日本語バーションでの日本語
文字の入力と表示の例を示す説明図である。
【図22】Windows日本語バーションでの日本語
文字の入力と表示の例を示す説明図である。
【図23】Windows日本語バーションでの日本語
文字の入力と表示の例を示す説明図である。
【図24】Windows日本語バーションでの日本語
文字の入力と表示の例を示す説明図である。
【図25】Windows日本語バーションでの日本語
文字の入力と表示の例を示す説明図である。
【図26】Windows日本語バーションでの日本語
文字の入力と表示の例を示す説明図である。
【図27】Windows日本語バーションでの日本語
文字の入力と表示の例を示す説明図である。
【図28】Windows日本語バーションでの日本語
文字の入力と表示の例を示す説明図である。
【図29】Windows日本語バーションでの日本語
文字の入力と表示の例を示す説明図である。
【図30】Windows日本語バーションでの日本語
文字の入力と表示の例を示す説明図である。
【図31】Windows日本語バーションでの日本語
文字の入力と表示の例を示す説明図である。
【図32】Windows日本語バーションでの日本語
文字の入力と表示の例を示す説明図である。
【図33】Windows日本語バーションでの日本語
文字の入力と表示の例を示す説明図である。
【図34】Windows日本語バーションでの日本語
文字の入力と表示の例を示す説明図である。
【図35】Windows日本語バーションでの日本語
文字の入力と表示の例を示す説明図である。
【図36】Windows日本語バーションでの日本語
文字の入力と表示の例を示す説明図である。
【図37】Windows日本語バーションでの日本語
文字の入力と表示の例を示す説明図である。
【図38】本発明の一実施形態に係る広告方法を説明す
るための説明図である。
【図39】本発明の一実施形態にかかる付加情報表示方
法を説明するための説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 110 G06F 17/30 110F 170 170Z 419 419B (72)発明者 田渕 大介 東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号 恵比 寿ガーデンプレイスタワー16階 ドリーム テクノロジーズ株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA06 BB49 CC36 FF01 GG00 5B055 CB00 5B075 ND20 ND36 NK44 PP02 PP03 PP13 PQ02

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク場所指定システムによって
    指定された、特定のシンボルと関連づけられたネットワ
    ーク上の場所を示すための情報の中に広告を挿入するス
    テップを備える広告方法。
  2. 【請求項2】 前記広告は、前記特定のシンボルと関連
    づけられたものであることを特徴とする請求項1記載の
    広告方法。
  3. 【請求項3】 広告情報に前記シンボルを関連づけるス
    テップと、前記ネットワーク場所指定システム上におい
    て前記シンボルが指定されたとき、前記シンボルに関連
    づけられた前記広告を検索するステップと、検索された
    前記広告を前記シンボルとともに表示するステップとを
    備えることを特徴とする請求項1記載の広告方法。
  4. 【請求項4】 ネットワーク場所指定システムによって
    指定された特定のシンボルと関連づけられたネットワー
    ク上の場所を示すための情報中に広告を挿入するステッ
    プと、 前記ネットワーク上の場所を利用者が選択した場合に
    は、その選択回数を記録するステップと、 前記選択回数に基づいて、前記広告についての広告料金
    を算出するステップとを備える広告料金算出方法。
  5. 【請求項5】 前記広告は、前記特定のシンボルと関連
    づけられたものであることを特徴とする請求項4記載の
    広告料金算出方法。
  6. 【請求項6】 ネットワーク場所指定システムによって
    指定されたネットワーク上の場所に利用者が接続する場
    合に、コンピュータから、電話回線を経て前記ネットワ
    ーク上の場所に接続するステップと、 前記電話回線は、情報料回収代行サービスを利用できる
    ものとし、前記情報料回収代行サービスを用いて、前記
    利用者から利用料金を徴収するステップとを備える利用
    料金徴収方法。
  7. 【請求項7】 前記情報料回収代行サービスは、ダイヤ
    ルアップ接続によって電話回線を使用したことに対し
    て、前記システムの運用者に代わって、電話会社が利用
    料金を利用者から徴収するステップを備えることを特徴
    とする請求項6記載の利用料金徴収方法。
  8. 【請求項8】 選択される候補としてのWWWごとに対
    応する電話番号を用意するステップと、 前記電話番号を前記WWWに対応づけるステップと、 選択された前記WWWに対応する電話番号へダイヤルア
    ップ接続を行うステップと、 前記電話番号に係る前記情報料回収代行サービスにより
    電話会社が利用者から徴収した利用料を、本システムの
    運用者を介さずに、直接に、使用された電話回線と対応
    するWWWの運用者に支払うステップとを備えることを
    特徴とする請求項6記載の利用料金徴収方法。
  9. 【請求項9】 ネットワーク場所システムによって指定
    された特定のシンボルと関連づけられたネットワーク上
    の場所を示すための情報と共に、前記特定のシンボルに
    関連づけられた付加情報を表示する付加情報表示方法。
  10. 【請求項10】 前記付加情報は、前記特定のシンボル
    に関連づけられたイメージデータであることを特徴とす
    る請求項9記載の付加情報表示方法。
  11. 【請求項11】 コンピュータのメモリエリアであって
    利用者に任意に選択されたアプリケーションからこの選
    択されたアプリケーションの外へデータを転送するため
    に利用し得るメモリエリアから、前記選択されたアプリ
    ケーション上で前記利用者が任意に指定したシンボルを
    受け取るシンボル受け取りステップと、 前記シンボル受け取りステップで受け取った前記シンボ
    ルを、このシンボルに予め対応付けられた場所を示す場
    所情報に変換し、この場所情報を用いて前記ネットワー
    クアプリケーションに対して前記シンボルに対応付けら
    れた場所を指定する変換ステップと、 指定された、特定のシンボルと関連づけられたネットワ
    ーク上の場所を示すための情報の中に広告を挿入するス
    テップとを備える広告方法。
  12. 【請求項12】 コンピュータのメモリエリアであって
    利用者に任意に選択されたアプリケーションからこの選
    択されたアプリケーションの外へデータを転送するため
    に利用し得るメモリエリアから、前記選択されたアプリ
    ケーション上で前記利用者が任意に指定したシンボルを
    受け取るシンボル受け取りステップと、 前記シンボル受け取りステップで受け取った前記シンボ
    ルを、このシンボルに予め対応付けられた場所を示す場
    所情報に変換し、この場所情報を用いて前記ネットワー
    クアプリケーションに対して前記シンボルに対応付けら
    れた場所を指定する変換ステップと、 指定された、特定のシンボルと関連づけられたネットワ
    ーク上の場所を示すための情報中に広告を挿入するステ
    ップと、 前記ネットワーク上の場所を利用者が選択した場合に
    は、その選択回数を記録するステップと、 前記選択回数に基づいて、前記広告についての広告料金
    を算出するステップとを備える広告料金算出方法。
  13. 【請求項13】 コンピュータのメモリエリアであって
    利用者に任意に選択されたアプリケーションからこの選
    択されたアプリケーションの外へデータを転送するため
    に利用し得るメモリエリアから、前記選択されたアプリ
    ケーション上で前記利用者が任意に指定したシンボルを
    受け取るシンボル受け取りステップと、 前記シンボル受け取りステップで受け取った前記シンボ
    ルを、このシンボルに予め対応付けられた場所を示す場
    所情報に変換し、この場所情報を用いて前記ネットワー
    クアプリケーションに対して前記シンボルに対応付けら
    れた場所を指定する変換ステップと、 指定されたネットワーク上の場所に利用者が接続する場
    合に、コンピュータから、電話回線を経て前記ネットワ
    ーク上の場所に接続するステップと、 前記電話回線は、情報料回収代行サービスを利用できる
    ものとし、前記情報料回収代行サービスを用いて、前記
    利用者から利用料金を徴収するステップとを備える利用
    料金徴収方法。
  14. 【請求項14】 コンピュータのメモリエリアであって
    利用者に任意に選択されたアプリケーションからこの選
    択されたアプリケーションの外へデータを転送するため
    に利用し得るメモリエリアから、前記選択されたアプリ
    ケーション上で前記利用者が任意に指定したシンボルを
    受け取るシンボル受け取りステップと、 前記シンボル受け取りステップで受け取った前記シンボ
    ルを、このシンボルに予め対応付けられた場所を示す場
    所情報に変換し、この場所情報を用いて前記ネットワー
    クアプリケーションに対して前記シンボルに対応付けら
    れた場所を指定する変換ステップと、 指定された特定のシンボルと関連づけられたネットワー
    ク上の場所を示すための情報と共に、前記特定のシンボ
    ルに関連づけられた付加情報を表示するステップとを備
    える付加情報表示方法。
  15. 【請求項15】 コンピュータのメモリエリアであって
    利用者に任意に選択されたアプリケーションからこの選
    択されたアプリケーションの外へデータを転送するため
    に利用し得るメモリエリアから、前記選択されたアプリ
    ケーション上で前記利用者が任意に指定したシンボルを
    受け取るシンボル受け取りステップと、 前記シンボル受け取りステップで受け取った前記シンボ
    ルについての検索依頼を、前記コンピュータ上及び前記
    通信ネットワーク上のいずれかに存在するデータベース
    に送る検索依頼ステップと、 前記検索依頼に対して前記データベースから返される検
    索結果を受け取り、この検索結果に前記シンボルに対応
    する前記ネットワーク上の場所を示した場所情報が含ま
    れていたならば、この場所情報を用いて前記ネットワー
    クアプリケーションに前記シンボルに対応する場所を指
    定する場所情報受け取りステップと、 指定された特定のシンボルと関連づけられたネットワー
    ク上の場所を示すための情報の中に広告を挿入するステ
    ップとを備える広告方法。
  16. 【請求項16】 コンピュータのメモリエリアであって
    利用者に任意に選択されたアプリケーションからこの選
    択されたアプリケーションの外へデータを転送するため
    に利用し得るメモリエリアから、前記選択されたアプリ
    ケーション上で前記利用者が任意に指定したシンボルを
    受け取るシンボル受け取りステップと、 前記シンボル受け取りステップで受け取った前記シンボ
    ルについての検索依頼を、前記コンピュータ上及び前記
    通信ネットワーク上のいずれかに存在するデータベース
    に送る検索依頼ステップと、 前記検索依頼に対して前記データベースから返される検
    索結果を受け取り、この検索結果に前記シンボルに対応
    する前記ネットワーク上の場所を示した場所情報が含ま
    れていたならば、この場所情報を用いて前記ネットワー
    クアプリケーションに前記シンボルに対応する場所を指
    定する場所情報受け取りステップと、 指定された特定のシンボルと関連づけられたネットワー
    ク上の場所を示すための情報中に広告を挿入するステッ
    プと、 前記ネットワーク上の場所を利用者が選択した場合に
    は、その選択回数を記録するステップと、 前記選択回数に基づいて、前記広告についての広告料金
    を算出するステップとを備える広告料金算出方法。
  17. 【請求項17】 コンピュータのメモリエリアであって
    利用者に任意に選択されたアプリケーションからこの選
    択されたアプリケーションの外へデータを転送するため
    に利用し得るメモリエリアから、前記選択されたアプリ
    ケーション上で前記利用者が任意に指定したシンボルを
    受け取るシンボル受け取りステップと、 前記シンボル受け取りステップで受け取った前記シンボ
    ルについての検索依頼を、前記コンピュータ上及び前記
    通信ネットワーク上のいずれかに存在するデータベース
    に送る検索依頼ステップと、 前記検索依頼に対して前記データベースから返される検
    索結果を受け取り、この検索結果に前記シンボルに対応
    する前記ネットワーク上の場所を示した場所情報が含ま
    れていたならば、この場所情報を用いて前記ネットワー
    クアプリケーションに前記シンボルに対応する場所を指
    定する場所情報受け取りステップと、 指定されたネットワーク上の場所に利用者が接続する場
    合に、コンピュータから、電話回線を経て前記ネットワ
    ーク上の場所に接続するステップと、 前記電話回線は、情報料回収代行サービスを利用できる
    ものとし、前記情報料回収代行サービスを用いて、前記
    利用者から利用料金を徴収するステップとを備える利用
    料金徴収方法。
  18. 【請求項18】 コンピュータのメモリエリアであって
    利用者に任意に選択されたアプリケーションからこの選
    択されたアプリケーションの外へデータを転送するため
    に利用し得るメモリエリアから、前記選択されたアプリ
    ケーション上で前記利用者が任意に指定したシンボルを
    受け取るシンボル受け取りステップと、 前記シンボル受け取りステップで受け取った前記シンボ
    ルについての検索依頼を、前記コンピュータ上及び前記
    通信ネットワーク上のいずれかに存在するデータベース
    に送る検索依頼ステップと、 前記検索依頼に対して前記データベースから返される検
    索結果を受け取り、この検索結果に前記シンボルに対応
    する前記ネットワーク上の場所を示した場所情報が含ま
    れていたならば、この場所情報を用いて前記ネットワー
    クアプリケーションに前記シンボルに対応する場所を指
    定する場所情報受け取りステップと、 指定された特定のシンボルと関連づけられたネットワー
    ク上の場所を示すための情報と共に、前記特定のシンボ
    ルに関連づけられた付加情報を表示する付加情報表示方
    法。
  19. 【請求項19】 コンピュータ上のネットワークアプリ
    ケーションとは異なる第2のアプリケーション上で、利
    用者が任意のシンボルを指定したとき、前記指定された
    シンボルを捕捉するシンボル捕捉ステップと、 前記シンボル捕捉ステップで捕捉したシンボルについて
    の検索依頼を作成し、前記検索依頼と、前記通信ネット
    ワーク上に存在する所定のサーバの場所を示す情報と
    を、前記ネットワークアプリケーションに渡し、それに
    より、前記ネットワークアプリケーションをして前記サ
    ーバに前記検索依頼を送信せしめる検索依頼ステップ
    と、を有し、 前記サーバは、多数のシンボルとこれに対応する場所情
    報のセットとが蓄積されたデータベースを有し、前記ネ
    ットワークアプリケーションからの前記検索依頼に応答
    して、前記捕捉したシンボルに対応する場所情報を前記
    データベースから検索して、検索した前記場所情報を前
    記ネットワークアプリケーションへ送り、それにより、
    前記ネットワークアプリケーションに対して前記受け取
    ったシンボルに対応する場所を指定し、 さらに、指定された、特定のシンボルと関連づけられた
    ネットワーク上の場所を示すための情報の中に広告を挿
    入するステップを備える広告方法。
  20. 【請求項20】 コンピュータ上のネットワークアプリ
    ケーションとは異なる第2のアプリケーション上で、利
    用者が任意のシンボルを指定したとき、前記指定された
    シンボルを捕捉するシンボル捕捉ステップと、 前記シンボル捕捉ステップで捕捉したシンボルについて
    の検索依頼を作成し、前記検索依頼と、前記通信ネット
    ワーク上に存在する所定のサーバの場所を示す情報と
    を、前記ネットワークアプリケーションに渡し、それに
    より、前記ネットワークアプリケーションをして前記サ
    ーバに前記検索依頼を送信せしめる検索依頼ステップ
    と、を有し、 前記サーバは、多数のシンボルとこれに対応する場所情
    報のセットとが蓄積されたデータベースを有し、前記ネ
    ットワークアプリケーションからの前記検索依頼に応答
    して、前記捕捉したシンボルに対応する場所情報を前記
    データベースから検索して、検索した前記場所情報を前
    記ネットワークアプリケーションへ送り、それにより、
    前記ネットワークアプリケーションに対して前記受け取
    ったシンボルに対応する場所を指定し、 指定された特定のシンボルと関連づけられたネットワー
    ク上の場所を示すための情報中に広告を挿入するステッ
    プと、 前記ネットワーク上の場所を利用者が選択した場合に
    は、その選択回数を記録するステップと、 前記選択回数に基づいて、前記広告についての広告料金
    を算出するステップとを備える広告料金算出方法。
  21. 【請求項21】 コンピュータ上のネットワークアプリ
    ケーションとは異なる第2のアプリケーション上で、利
    用者が任意のシンボルを指定したとき、前記指定された
    シンボルを捕捉するシンボル捕捉ステップと、 前記シンボル捕捉ステップで捕捉したシンボルについて
    の検索依頼を作成し、前記検索依頼と、前記通信ネット
    ワーク上に存在する所定のサーバの場所を示す情報と
    を、前記ネットワークアプリケーションに渡し、それに
    より、前記ネットワークアプリケーションをして前記サ
    ーバに前記検索依頼を送信せしめる検索依頼ステップ
    と、を有し、 前記サーバは、多数のシンボルとこれに対応する場所情
    報のセットとが蓄積されたデータベースを有し、前記ネ
    ットワークアプリケーションからの前記検索依頼に応答
    して、前記捕捉したシンボルに対応する場所情報を前記
    データベースから検索して、検索した前記場所情報を前
    記ネットワークアプリケーションへ送り、それにより、
    前記ネットワークアプリケーションに対して前記受け取
    ったシンボルに対応する場所を指定し、 指定されたネットワーク上の場所に利用者が接続する場
    合に、コンピュータから、電話回線を経て前記ネットワ
    ーク上の場所に接続するステップと、 前記電話回線は、情報料回収代行サービスを利用できる
    ものとし、前記情報料回収代行サービスを用いて、前記
    利用者から利用料金を徴収するステップとを備える利用
    料金徴収方法。
  22. 【請求項22】 コンピュータ上のネットワークアプリ
    ケーションとは異なる第2のアプリケーション上で、利
    用者が任意のシンボルを指定したとき、前記指定された
    シンボルを捕捉するシンボル捕捉ステップと、 前記シンボル捕捉ステップで捕捉したシンボルについて
    の検索依頼を作成し、前記検索依頼と、前記通信ネット
    ワーク上に存在する所定のサーバの場所を示す情報と
    を、前記ネットワークアプリケーションに渡し、それに
    より、前記ネットワークアプリケーションをして前記サ
    ーバに前記検索依頼を送信せしめる検索依頼ステップ
    と、を有し、 前記サーバは、多数のシンボルとこれに対応する場所情
    報のセットとが蓄積されたデータベースを有し、前記ネ
    ットワークアプリケーションからの前記検索依頼に応答
    して、前記捕捉したシンボルに対応する場所情報を前記
    データベースから検索して、検索した前記場所情報を前
    記ネットワークアプリケーションへ送り、それにより、
    前記ネットワークアプリケーションに対して前記受け取
    ったシンボルに対応する場所を指定し、 指定された特定のシンボルと関連づけられたネットワー
    ク上の場所を示すための情報と共に、前記特定のシンボ
    ルに関連づけられた付加情報を表示するステップを備え
    る付加情報表示方法。
  23. 【請求項23】 コンピュータのディスプレイ画面上で
    ユーザが選択した文字列を捕捉するステップと、 前
    記捕捉した文字列中から、前記通信ネットワーク上の場
    所を示す文字列を抽出するステップと、 前記ネットワークアプリケーションに前記抽出した文字
    列を指定して、それにより、前記ネットワークアプリケ
    ーションをして前記抽出した文字列が示す前記場所に関
    わる通信を実行させるステップと、 指定された、特定のシンボルと関連づけられたネットワ
    ーク上の場所を示すための情報の中に広告を挿入するス
    テップとを備える広告方法。
  24. 【請求項24】 コンピュータのディスプレイ画面上で
    ユーザが選択した文字列を捕捉するステップと、 前
    記捕捉した文字列中から、前記通信ネットワーク上の場
    所を示す文字列を抽出するステップと、 前記ネットワークアプリケーションに前記抽出した文字
    列を指定して、それにより、前記ネットワークアプリケ
    ーションをして前記抽出した文字列が示す前記場所に関
    わる通信を実行させるステップと、 指定された特定のシンボルと関連づけられたネットワー
    ク上の場所を示すための情報中に広告を挿入するステッ
    プと、 前記ネットワーク上の場所を利用者が選択した場合に
    は、その選択回数を記録するステップと、 前記選択回数に基づいて、前記広告についての広告料金
    を算出するステップとを備える広告料金算出方法。
  25. 【請求項25】 コンピュータのディスプレイ画面上で
    ユーザが選択した文字列を捕捉するステップと、 前
    記捕捉した文字列中から、前記通信ネットワーク上の場
    所を示す文字列を抽出するステップと、 前記ネットワークアプリケーションに前記抽出した文字
    列を指定して、それにより、前記ネットワークアプリケ
    ーションをして前記抽出した文字列が示す前記場所に関
    わる通信を実行させるステップと、 指定されたネットワーク上の場所に利用者が接続する場
    合に、コンピュータから、電話回線を経て前記ネットワ
    ーク上の場所に接続するステップと、 前記電話回線は、情報料回収代行サービスを利用できる
    ものとし、前記情報料回収代行サービスを用いて、前記
    利用者から利用料金を徴収するステップとを備える利用
    料金徴収方法。
  26. 【請求項26】 コンピュータのディスプレイ画面上で
    ユーザが選択した文字列を捕捉するステップと、 前
    記捕捉した文字列中から、前記通信ネットワーク上の場
    所を示す文字列を抽出するステップと、 前記ネットワークアプリケーションに前記抽出した文字
    列を指定して、それにより、前記ネットワークアプリケ
    ーションをして前記抽出した文字列が示す前記場所に関
    わる通信を実行させるステップと、 指定された特定のシンボルと関連づけられたネットワー
    ク上の場所を示すための情報と共に、前記特定のシンボ
    ルに関連づけられた付加情報を表示するステップを備え
    る付加情報表示方法。
  27. 【請求項27】 コンピュータのメモリエリアであって
    利用者に任意に選択されたアプリケーションからこの選
    択されたアプリケーションの外へデータを転送するため
    に利用し得るメモリエリアから、前記選択されたアプリ
    ケーション上で前記利用者が任意に指定したシンボルを
    受け取るシンボル受け取り部と、 前記シンボル受け取り部が受け取った前記シンボルを、
    このシンボルに予め対応付けられた場所を示す場所情報
    に変換し、この場所情報を用いて前記ネットワークアプ
    リケーションに対して前記シンボルに対応付けられた場
    所を指定する変換部と、を備えるネットワーク場所指定
    システムを含み、 前記ネットワーク場所指定システムによって指定され
    た、特定のシンボルと関連づけられたネットワーク上の
    場所を示すための情報の中に広告を挿入する広告挿入部
    を備える広告表示装置。
  28. 【請求項28】 コンピュータのメモリエリアであって
    利用者に任意に選択されたアプリケーションからこの選
    択されたアプリケーションの外へデータを転送するため
    に利用し得るメモリエリアから、前記選択されたアプリ
    ケーション上で前記利用者が任意に指定したシンボルを
    受け取るシンボル受け取り部と、 前記シンボル受け取り部が受け取った前記シンボルを、
    このシンボルに予め対応付けられた場所を示す場所情報
    に変換し、この場所情報を用いて前記ネットワークアプ
    リケーションに対して前記シンボルに対応付けられた場
    所を指定する変換部と、を備えるネットワーク場所指定
    システムを含み、 前記ネットワーク場所指定システムによって指定された
    特定のシンボルと関連づけられたネットワーク上の場所
    を示すための情報中に広告を挿入する広告挿入部と、 前記ネットワーク上の場所を利用者が選択した場合に
    は、その選択回数を記録する回数記録部とを備え、 前記選択回数に基づいて、前記広告についての広告料金
    を算出する広告料金算出装置。
  29. 【請求項29】 コンピュータのメモリエリアであって
    利用者に任意に選択されたアプリケーションからこの選
    択されたアプリケーションの外へデータを転送するため
    に利用し得るメモリエリアから、前記選択されたアプリ
    ケーション上で前記利用者が任意に指定したシンボルを
    受け取るシンボル受け取り部と、 前記シンボル受け取り部が受け取った前記シンボルを、
    このシンボルに予め対応付けられた場所を示す場所情報
    に変換し、この場所情報を用いて前記ネットワークアプ
    リケーションに対して前記シンボルに対応付けられた場
    所を指定する変換部と、を備えるネットワーク場所指定
    システムを含み、 前記ネットワーク場所指定システムによって指定された
    ネットワーク上の場所に利用者が接続する場合に、コン
    ピュータから、電話回線を経て前記ネットワーク上の場
    所に接続する接続装置を備え、 前記電話回線は、情報料回収代行サービスを利用できる
    ものとし、前記情報料回収代行サービスを用いて、前記
    利用者から利用料金を徴収することを特徴とする利用料
    金徴収装置。
  30. 【請求項30】 コンピュータのメモリエリアであって
    利用者に任意に選択されたアプリケーションからこの選
    択されたアプリケーションの外へデータを転送するため
    に利用し得るメモリエリアから、前記選択されたアプリ
    ケーション上で前記利用者が任意に指定したシンボルを
    受け取るシンボル受け取り部と、 前記シンボル受け取り部が受け取った前記シンボルを、
    このシンボルに予め対応付けられた場所を示す場所情報
    に変換し、この場所情報を用いて前記ネットワークアプ
    リケーションに対して前記シンボルに対応付けられた場
    所を指定する変換部と、を備えるネットワーク場所指定
    システムを含み、 前記ネットワーク場所システムによって指定された特定
    のシンボルと関連づけられたネットワーク上の場所を示
    すための情報と共に、前記特定のシンボルに関連づけら
    れた付加情報を表示する付加表示部とを備える付加情報
    表示装置。
  31. 【請求項31】 前記コンピュータのメモリエリアであ
    って利用者に任意に選択されたアプリケーションからこ
    の選択されたアプリケーションの外へデータを転送する
    ために利用し得るメモリエリアから、前記選択されたア
    プリケーション上で前記利用者が任意に指定したシンボ
    ルを受け取るシンボル受け取り部と、 前記シンボル受け取り部が受け取った前記シンボルにつ
    いての検索依頼を、前記コンピュータ上及び前記通信ネ
    ットワーク上のいずれかに存在するデータベースに送る
    検索依頼部と、 前記検索依頼に対して前記データベースから返される検
    索結果を受け取り、この検索結果に前記シンボルに対応
    する前記ネットワーク上の場所を示した場所情報が含ま
    れていたならば、この場所情報を用いて前記ネットワー
    クアプリケーションに前記シンボルに対応する場所を指
    定する場所情報受け取り部と、を備えるネットワーク場
    所指定装置を含み、 前記ネットワーク場所指定装置によって指定された、特
    定のシンボルと関連づけられたネットワーク上の場所を
    示すための情報の中に広告を挿入する広告挿入部を備え
    る広告表示装置。
  32. 【請求項32】 前記コンピュータのメモリエリアであ
    って利用者に任意に選択されたアプリケーションからこ
    の選択されたアプリケーションの外へデータを転送する
    ために利用し得るメモリエリアから、前記選択されたア
    プリケーション上で前記利用者が任意に指定したシンボ
    ルを受け取るシンボル受け取り部と、 前記シンボル受け取り部が受け取った前記シンボルにつ
    いての検索依頼を、前記コンピュータ上及び前記通信ネ
    ットワーク上のいずれかに存在するデータベースに送る
    検索依頼部と、 前記検索依頼に対して前記データベースから返される検
    索結果を受け取り、この検索結果に前記シンボルに対応
    する前記ネットワーク上の場所を示した場所情報が含ま
    れていたならば、この場所情報を用いて前記ネットワー
    クアプリケーションに前記シンボルに対応する場所を指
    定する場所情報受け取り部と、を備えるネットワーク場
    所指定装置を含み、 前記ネットワーク場所指定装置によって指定された特定
    のシンボルと関連づけられたネットワーク上の場所を示
    すための情報中に広告を挿入する広告挿入部と、 前記ネットワーク上の場所を利用者が選択した場合に
    は、その選択回数を記録する回数記録部とを備え、 前記選択回数に基づいて、前記広告についての広告料金
    を算出する広告料金算出装置。
  33. 【請求項33】 前記コンピュータのメモリエリアであ
    って利用者に任意に選択されたアプリケーションからこ
    の選択されたアプリケーションの外へデータを転送する
    ために利用し得るメモリエリアから、前記選択されたア
    プリケーション上で前記利用者が任意に指定したシンボ
    ルを受け取るシンボル受け取り部と、 前記シンボル受け取り部が受け取った前記シンボルにつ
    いての検索依頼を、前記コンピュータ上及び前記通信ネ
    ットワーク上のいずれかに存在するデータベースに送る
    検索依頼部と、 前記検索依頼に対して前記データベースから返される検
    索結果を受け取り、この検索結果に前記シンボルに対応
    する前記ネットワーク上の場所を示した場所情報が含ま
    れていたならば、この場所情報を用いて前記ネットワー
    クアプリケーションに前記シンボルに対応する場所を指
    定する場所情報受け取り部と、を備えるネットワーク場
    所指定装置を含み、 前記ネットワーク場所指定装置によって指定されたネッ
    トワーク上の場所に利用者が接続する場合に、コンピュ
    ータから、電話回線を経て前記ネットワーク上の場所に
    接続する接続装置を備え、 前記電話回線は、情報料回収代行サービスを利用できる
    ものとし、前記情報料回収代行サービスを用いて、前記
    利用者から利用料金を徴収することを特徴とする利用料
    金徴収装置。
  34. 【請求項34】 前記コンピュータのメモリエリアであ
    って利用者に任意に選択されたアプリケーションからこ
    の選択されたアプリケーションの外へデータを転送する
    ために利用し得るメモリエリアから、前記選択されたア
    プリケーション上で前記利用者が任意に指定したシンボ
    ルを受け取るシンボル受け取り部と、 前記シンボル受け取り部が受け取った前記シンボルにつ
    いての検索依頼を、前記コンピュータ上及び前記通信ネ
    ットワーク上のいずれかに存在するデータベースに送る
    検索依頼部と、 前記検索依頼に対して前記データベースから返される検
    索結果を受け取り、この検索結果に前記シンボルに対応
    する前記ネットワーク上の場所を示した場所情報が含ま
    れていたならば、この場所情報を用いて前記ネットワー
    クアプリケーションに前記シンボルに対応する場所を指
    定する場所情報受け取り部と、を備えるネットワーク場
    所指定装置を含み、 前記ネットワーク場所装置によって指定された特定のシ
    ンボルと関連づけられたネットワーク上の場所を示すた
    めの情報と共に、前記特定のシンボルに関連づけられた
    付加情報を表示する付加表示部とを備える付加情報表示
    装置。
  35. 【請求項35】 コンピュータのディスプレイ画面上で
    ユーザが選択した文字列を捕捉する文字列捕捉部と、
    前記捕捉した文字列中から、通信ネットワーク上の場
    所を示す文字列を抽出する場所文字列抽出部と、 ネットワークアプリケーションに前記抽出した文字列を
    指定して、それにより、前記ネットワークアプリケーシ
    ョンをして前記抽出した文字列が示す前記場所に関わる
    通信を実行させる場所指定部と、を備えるネットワーク
    場所指定システムを含み、 前記ネットワーク場所指定システムによって指定され
    た、特定のシンボルと関連づけられたネットワーク上の
    場所を示すための情報の中に広告を挿入する広告挿入部
    とを備える広告表示装置。
  36. 【請求項36】 コンピュータのディスプレイ画面上で
    ユーザが選択した文字列を捕捉する文字列捕捉部と、
    前記捕捉した文字列中から、通信ネットワーク上の場
    所を示す文字列を抽出する場所文字列抽出部と、 ネットワークアプリケーションに前記抽出した文字列を
    指定して、それにより、前記ネットワークアプリケーシ
    ョンをして前記抽出した文字列が示す前記場所に関わる
    通信を実行させる場所指定部と、を備えるネットワーク
    場所指定システムを含み、 前記ネットワーク場所指定システムによって指定された
    特定のシンボルと関連づけられたネットワーク上の場所
    を示すための情報中に広告を挿入する広告挿入部と、 前記ネットワーク上の場所を利用者が選択した場合に
    は、その選択回数を記録する回数記録部とを備え、 前記選択回数に基づいて、前記広告についての広告料金
    を算出する広告料金算出装置。
  37. 【請求項37】 コンピュータのディスプレイ画面上で
    ユーザが選択した文字列を捕捉する文字列捕捉部と、
    前記捕捉した文字列中から、通信ネットワーク上の場
    所を示す文字列を抽出する場所文字列抽出部と、 ネットワークアプリケーションに前記抽出した文字列を
    指定して、それにより、前記ネットワークアプリケーシ
    ョンをして前記抽出した文字列が示す前記場所に関わる
    通信を実行させる場所指定部と、を備えるネットワーク
    場所指定システムを含み、 前記ネットワーク場所指定システムによって指定された
    ネットワーク上の場所に利用者が接続する場合に、コン
    ピュータから、電話回線を経て前記ネットワーク上の場
    所に接続する接続装置とを備え、 前記電話回線は、情報料回収代行サービスを利用できる
    ものとし、前記情報料回収代行サービスを用いて、前記
    利用者から利用料金を徴収することを特徴とする利用料
    金徴収装置。
  38. 【請求項38】 コンピュータのディスプレイ画面上で
    ユーザが選択した文字列を捕捉する文字列捕捉部と、
    前記捕捉した文字列中から、通信ネットワーク上の場
    所を示す文字列を抽出する場所文字列抽出部と、 ネットワークアプリケーションに前記抽出した文字列を
    指定して、それにより、前記ネットワークアプリケーシ
    ョンをして前記抽出した文字列が示す前記場所に関わる
    通信を実行させる場所指定部と、を備えるネットワーク
    場所指定システムを含み、 前記ネットワーク場所システムによって指定された特定
    のシンボルと関連づけられたネットワーク上の場所を示
    すための情報と共に、前記特定のシンボルに関連づけら
    れた付加情報を表示する付加表示部とを備える付加情報
    表示装置。
JP2000381139A 1999-12-28 2000-12-15 広告方法及び装置、広告料金算出方法及び装置、利用料金徴収方法及び装置、付加情報表示方法及び装置 Pending JP2002015223A (ja)

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JP2000127729 2000-04-27
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