JP2002014998A - 通信システム及びホストコンピュータ - Google Patents

通信システム及びホストコンピュータ

Info

Publication number
JP2002014998A
JP2002014998A JP2001116694A JP2001116694A JP2002014998A JP 2002014998 A JP2002014998 A JP 2002014998A JP 2001116694 A JP2001116694 A JP 2001116694A JP 2001116694 A JP2001116694 A JP 2001116694A JP 2002014998 A JP2002014998 A JP 2002014998A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
user
terminal
identification information
database
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001116694A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3987690B2 (ja
Inventor
Yuichiro Itakura
雄一郎 板倉
Yuichiro Tsutsui
雄一朗 筒井
Nobuyuki Fujita
信之 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Global Media Online Inc
Original Assignee
Global Media Online Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Global Media Online Inc filed Critical Global Media Online Inc
Priority to JP2001116694A priority Critical patent/JP3987690B2/ja
Publication of JP2002014998A publication Critical patent/JP2002014998A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3987690B2 publication Critical patent/JP3987690B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者に適した情報を配信する情報提供シス
テムを提供すること。 【解決手段】 通信網に接続された端末と、端末の各々
の利用者の特性を格納する利用者データベースと、利用
者に送信するメッセージを格納するメッセージデータベ
ースと、メッセージを送信すべき利用者の特性を格納す
るメッセージ送信条件データベースと、利用者データベ
ースから読み出した利用者の特性を用いてメッセージ送
信条件データベースからメッセージを検索するメッセー
ジ検索手段と、検索されたメッセージをメッセージデー
タベースから読み出す手段と、読み出したメッセージを
端末に送信する送信手段と、送信されたメッセージを端
末に表示した場合に、利用者の各々に対応付けたパラメ
ータを増加させる手段と、利用者がアクティブであるか
否かを検出する検出手段と、利用者がアクティブでない
場合にパラメータの増加を停止する停止手段とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
の通信網から利用者に適したメッセージを検索して利用
者に提供する通信システム及びホストコンピュータに関
する。
【0002】
【従来の技術】インターネット等の通信サービスの利用
者は、プロバイダが提供するホストコンピュータ(情報
提供装置と呼ぶ)を介してインターネット内の多様なホ
ストコンピュータと通信することができる。インターネ
ットに接続された端末には、利用者の操作に基づいて指
定されたホームページ等の画像が読み出されて表示され
る。
【0003】この様なインターネット等の通信サービス
においては、近年多くの仮想店舗が形成されており、利
用者はインターネットを介した通信販売により商品また
はサービスを購入することができる。プログラムやデー
タ等の商品をインターネットを介して購入することもで
きる。これらの商品又はサービスの代金は、クレジット
カードの番号および有効期限をインターネット上で送信
することにより支払うことが出来る。
【0004】更に、上記の通信網上で販売される商品又
はサービスの広告、および前記通信網とは独立して通常
の店舗により販売される商品又はサービスの広告が、近
年、しばしば通信サービス上で提供されている。例え
ば、インターネット上のホームページの検索エンジンで
あるYahoo(商標)のホームページ中にも、横長の
広告が埋め込まれている。
【0005】また、上記の広告および支払システムを用
いて商品又はサービスを効率よく販売するために、商品
またはサービスを販売している仮想店舗等のホームペー
ジに対する利用者からのアクセス回数を計数する計数シ
ステムが用いられている。本システムを用いることによ
り広告の提供者は、いずれのホームページが高い広告効
果を有するかを、前記計数回数によってある程度推測す
ることが出来る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の計
数システムにおいては、広告を端末装置に表示させとき
に利用者が端末装置を見ているか否かが分からないの
で、広告を利用者に提供した回数を正しく計数すること
が出来ない。特に、ある程度長い期間に渡って動画等の
広告を表示させた場合には、途中から利用者が広告を見
ていない可能性が高まる。
【0007】また、インターネット等の通信サービスで
提供される情報の種類が増加するに従って、利用者が自
分に適した情報または関心のある商品及びサービスの広
告を発見することが困難になりつつある。また、インタ
ーネット等のサービスを利用する利用者も多様化してい
るので、情報の提供者がその情報に適した利用者に情報
を届けることも困難になりつつある。
【0008】また、通信サービスには多くの人がアクセ
スすることが出来るので、商品又はサービスの代金を支
払うためにクレジットカードの番号及び有効期限を送信
すると、これらの情報が第三者に悪用される恐れがあ
る。特に、インターネット上で送信される情報は多くの
サーバ(ホストコンピュータ)に記録されるので、クレ
ジットカードに関する情報を送信することは危険であ
り、通信サービスを利用した商品又はサービスの販売を
妨げていた。クレジットカードに関する情報を暗号化し
て送信するシステムも開発されているが、暗号は解読さ
れる恐れがあるのでセキュリティの高さには限界があ
る。
【0009】更に、従来のようにインターネットのホー
ムページに広告を埋め込むと、予め定められたホームペ
ージに利用者がアクセスしない限り、利用者に広告を提
供することが出来ない。また、利用者がホームページを
ウインドウ内でスクロールすると広告はウインドウから
消えてしまう。更に、インターネットのブラウザウイン
ドウの上に他のウインドウが開かれたり、ブラウザウイ
ンドウが画面外に移動された場合にも広告を利用者に提
供することが出来ない。
【0010】また、従来の方法でホームページへのアク
セス回数を計数した場合には、例えばホームページへの
アクセス回数を多く見せかけるために同一の利用者が繰
り返しホームページをアクセスした場合でも計数回数は
増加する。このため、ホームページに対する利用者のア
クセス回数や宣伝効果を正しく計数することが出来な
い。更に、どのような利用者がそのホームページまたは
広告をアクセスしているかが分からないので、従来の計
数システムを用いた場合には、商品又はサービスを販売
するためにどのような利用者を対象としてどのようにマ
ーケッティングするべきかを判断することができない。
【0011】特に、例えば商品「スキー」に関心のある
需要者は商品「スキーウエア」およびサービス「スキー
ツアー」に関心を有する割合が高い。このように、複数
種類の商品又はサービス相互の間には、「同一の需要者
を有する割合が高い」という関連が存在する場合が多
い。しかしながら従来のホームページアクセス回数の計
数システムによっては、前記の「関連」を有する商品ま
たはサービスに関心のある需要者を発見することができ
ず、そのような需要者に対して適切に商品又は役務をマ
ーケッティングすることが出来ない。
【0012】更に従来、インターネット等の通信サービ
スを利用するためには接続先のホストコンピュータを有
するインターネットプロバイダに接続料金又は利用料金
を支払わなくてはなかった。このため、利用者は長時間
通信サービスにアクセスし続けることができなく、通信
サービスを用いた広告の提供、商品の販売、および代金
の支払を普及させるための障害となっていた。
【0013】本発明は、上記の全ての問題を解決するこ
との出来る通信システムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この様な目的を達成する
ために、本発明の第1の形態の通信システムは、端末に
送信する画像、文章、音声、またはこれらの組み合わせ
のいずれかを含むメッセージを格納するメッセージデー
タベースを備え、メッセージデータベースから読み出し
たメッセージを端末に送信して表示させる。またメッセ
ージに対する利用者によるアクセスの量に応じたパラメ
ータを利用者毎に格納し、メッセージを端末に表示する
と、この端末の利用者に対応づけたパラメータを増加さ
せる。但し、利用者がメッセージを認識できるアクティ
ブな状態でない場合にはパラメータの増加を停止する。
本実施形態によれば、利用者がメッセージを認識できる
アクティブな状態にのみ上記のパラメータを増加させる
ので、利用者にメッセージが認識された割合をより正確
に計数することが出来る。
【0015】本発明の第2の形態の通信システムは、端
末の各々の利用者の特性を格納する利用者データベース
と、メッセージを送信すべき利用者の特性と各メッセー
ジを識別するメッセージ識別情報とを対応付けて格納す
るメッセージ送信条件データベースとを備える。利用者
がメッセージを要求すると、この利用者を識別する利用
者識別情報を用いて利用者の特性を利用者データベース
から読み出し、読み出した利用者の特性を用いてメッセ
ージ送信条件データベースからメッセージ識別情報を検
索する。またメッセージ検索手段により検索されたメッ
セージをメッセージデータベースから読み出して端末に
送信する。本実施形態によれば、利用者の特性に合致す
る検索条件を有するメッセージが検索されるので、利用
者は、関心を有する商品又はサービスの広告を効果的に
得ることが出来る。また広告メッセージの提供者は、そ
の商品又はサービスを購入する可能性が高い利用者に効
果的にメッセージを提供することが出来る。
【0016】本発明の第3の形態の通信システムは、通
信網を介して、利用者に商品又はサービスを販売する手
段を有する。前記パラメータの大きさに応じて、商品又
はサービスの価格を決定し、利用者に商品又はサービス
を販売した場合に、この利用者に対応づけられたパラメ
ータの値を減じる。本実施形態によれば、メッセージへ
のアクセス量に応じたパラメータの大きさによって商品
又はサービスの価格が決定されるので、例えば、パラメ
ータの値が大きい利用者には小さい価格を請求すること
ができる。これにより、利用者に対してメッセージを積
極的にアクセスさせることが出来る。
【0017】本発明の第4の形態の通信システムは、所
定の時間以内に端末が操作されたか否かにより利用者が
アクティブであるか否かを判断する。従って、例えば利
用者が端末装置から離れている場合に前記パラメータが
増加されることを防ぐことが出来る。
【0018】本発明の第5の形態の通信システムは、メ
ッセージ表示の際にメッセージを操作する操作部を表示
し、操作部が操作されたか否かにより利用者がアクティ
ブであるか否かを判断する。従って、端末に複数のウイ
ンドウが開かれている場合であっても、メッセージを表
示しているウインドウを利用者が見ている場合にのみ前
記パラメータを増加させることが出来る。
【0019】本発明の第6の形態の通信システムでは、
メッセージ内の文章に応じた入力を利用者が行ったこと
により利用者がアクティブであると判断する。このた
め、利用者がメッセージを表示しているウインドウ内の
表示を読むことなく適当な操作をして前記パラメータを
増加させることを防ぐことが出来る。
【0020】本発明の第7の形態の通信システムでは、
メッセージのディスプレイへの表示を停止することによ
り前記パラメータの増加を停止する。このため、利用者
がメッセージを認識できない状態の場合には、端末に対
して無駄なメッセージが送信されることを防ぐことが出
来る。
【0021】本発明の第8の形態の通信システムでは、
メッセージデータベースがディスプレイに表示された場
合にパラメータを増加させる第1のメッセージと、ディ
スプレイに表示された場合でもパラメータを増加させな
い第2のメッセージとを有し、利用者がアクティブでな
い場合には第1のメッセージのディスプレイへの表示を
停止することによりパラメータの増加を停止する。この
ため、パラメータが増加されることを防ぎつつメッセー
ジを送信し続けることが出来る。
【0022】本発明の第9の形態の通信システムは、ホ
ストコンピュータを有するインターネットに接続する手
段を更に備える。端末は、通信網およびンターネットを
介してホストコンピュータに対して第1のデータリンク
を形成し、通信網を介してメッセージ送信条件データベ
ースに対して第2のデータリンクを形成し、第2のデー
タリンクを用いてメッセージ送信条件データベースに対
してデータを送信する。本実施形態によれば2つの独立
したデータリンクが形成されるので、利用者が第1のデ
ータリンクで任意のホームページをアクセスしている場
合でも、端末は、利用者に送信すべきメッセージをメッ
セージ送信条件データベースに対して要求し、更にメッ
セージを識別する情報を受信することが出来る。
【0023】本発明の第10の形態の通信システムで
は、端末がインターネットに接続されたホストコンピュ
ータへのアクセスを要求すると、この送信手段を識別す
る識別信号を端末に送信する。端末は、識別信号を利用
して送信手段とデータリンクを形成し更に前記第2のデ
ータリンクを形成する。このため端末は、識別信号を用
いて送信手段を確実にかつ早く認識することが出来る。
【0024】本発明の第11の形態の通信システムで
は、ディスプレイ内に表示したメッセージ内の質問に対
して利用者が適切に応答したことを更に条件として前記
パラメータを増加させる。このため、利用者に対して質
問に答えるべき旨を促すことが出来る。
【0025】本発明の第12の形態の通信システムは、
端末とは独立に更新される更新情報を格納し、この更新
情報を通信網を介して端末の各々に対して所定回数送信
する。従来のインターネットプロバイダは、インターネ
ットブラウザ上で利用者に対して積極的に情報を伝える
手段を有さなかった。しかしながら本発明によれば、例
えば通信ソフトウエアを更新する必要がある場合のよう
に、利用者に伝える重要性が強い情報を、所定回数だけ
確実に端末に表示させることが出来る。
【0026】本発明の第13の形態の通信システムで
は、更新情報が既に利用者に送信されたか否かを判断し
未だ送信されていない場合に更新情報を送信する。従っ
て、全ての利用者に対して更新情報を1回づつ伝達する
ことが出来る。
【0027】本発明の第14の形態の通信システムで
は、更新情報が利用者の各々に送信された回数を計数
し、端末との通信が接続されたときに更新情報が所定回
数送信されていない場合に更新情報を送信する。従っ
て、端末との通信が開始されるとすぐに更新情報を表示
させることが出来る。
【0028】本発明の第15の形態の通信システムで
は、更新情報の送信からの経過時間が所定時間よりも長
い場合に新たな更新情報を送信する。従って、例えば最
後に更新情報を更新した時を所定時間とすることによ
り、全ての利用者に対して更新情報を1どづつ送信する
ことが出来る。
【0029】本発明の第16の形態の通信システムで
は、通信網に接続された端末に送信する、画像、文章、
音声、またはこれらの組み合わせのいずれかを含むメッ
セージを格納するメッセージデータベースと、端末に送
信されたメッセージを端末に表示する手段と、通信網に
接続され、端末の各々の利用者の特性を格納する利用者
データベースと、通信網に接続され、メッセージを送信
すべき利用者の特性と各メッセージを識別するメッセー
ジ識別情報とを対応付けて格納するメッセージ送信条件
データベースとを備える。利用者がメッセージを要求し
た場合に、この利用者を識別する利用者識別情報を用い
て、この利用者の特性を利用者データベースから読み出
し、読み出した利用者の特性を用いてメッセージ送信条
件データベースからメッセージ識別情報を検索する。検
索されたメッセージをメッセージデータベースから読み
出して端末に送信する。本実施形態によれば利用者の特
性に基づいて検索されたメッセージが利用者に送信され
るので、利用者は自己に関連の強い商品又はサービスの
広告を得ることが出来る。
【0030】本発明の第17の形態の通信システムは、
メッセージに対して利用者がアクセスを行った場合に、
この利用者の利用者識別情報及びアクセスの内容を、メ
ッセージを識別するメッセージ識別情報に対応付けて格
納する。このため、各メッセージにどのようなアクセス
が行われたかを利用者毎に判断することが出来る。従来
の方法では、このようにアクセスの回数又は内容を利用
者毎に判断することは出来なかった。更に本実施形態で
は、記録された利用者識別情報を用いて、利用者データ
ベースからこの利用者の特性を検索し、検索した利用者
の特性およびアクセスの内容を、メッセージのメッセー
ジ識別情報に対応付けて格納する。このため、メッセー
ジ提供者は、各メッセージに対して関心を示す利用者の
特性、例えば性別、年齢層などを判断することが出来
る。
【0031】本発明の第18の形態の通信システムは、
メッセージにアクセスした利用者を識別する利用者識別
情報をこのメッセージを識別するメッセージ識別情報に
対応付けて格納する。またメッセージ送信条件データベ
ースは、対象とするメッセージのメッセージ識別情報に
他のメッセージのメッセージ識別情報を関連づけて格納
し、メッセージ検索手段は、関連づけられた他のメッセ
ージに対して対応付けられた利用者識別情報の中にメッ
セージを要求した利用者の利用者識別情報が含まれてい
るメッセージを検索する。従って本形態によれば、対象
とするメッセージに予め関連づけられたメッセージをア
クセスした利用者のみに、対象とするメッセージを送信
することが出来る。例えば、商品 「スキーウエア」の
広告メッセージを商品「スキー」の広告メッセージに関
連づけておくことにより、商品「スキー」の広告メッセ
ージにアクセスした利用者にのみ商品 「スキーウエ
ア」の広告メッセージを提供することが出来る。
【0032】
【発明の実施の形態】1.1 構成 1.1.1 システム全体の構成 図1は、本実施形態の通信システム全体の構成の一例を
示すブロック図である。図1において、複数の情報提供
装置20の各々に一つまたは複数の端末10が、モデム
16、18、公衆網(通信網)17、および公衆網ゲー
トウエイ19を介して接続されている。情報提供装置2
0はいわゆるインターネットのプロバイダが管理してお
り、インターネット32を介して複数のホストコンピュ
ータ30に接続されている。また情報提供装置20は、
専用回線29を介して支払システム35に接続されてい
る。
【0033】支払システム35において、メッセージ分
配装置39は、CAFIS(商標)(予信網、クレジッ
トカード会社のホストコンピュータおよびそのホストコ
ンピュータの利用者端末とを接続する通信網)等のクロ
ーズドネットワーク27を介してクレジットカード会社
のコンピュータ28と接続されている。またメッセージ
分配装置39は専用線を介して複数の情報提供装置20
に接続されており、通信網上で商品を販売する販売店か
ら提供された、広告等の商品に関する情報(メッセージ
と呼ぶ)を情報提供装置20を介して端末10に送信す
る。メッセージは、静止画像、動画像、音声、およびこ
れらの組合せのいずれであっても良い。各メッセージに
はその販売店の、ワールドワイドウエブ(WWW)上の
ホームページのアドレスを示すデータが記載されてい
る。情報提供装置20のメッセージ管理装置24は、メ
ッセージ分配装置39から受け取ったメッセージを、当
該メッセージのメッセージURL等の識別番号に対応づ
けてメッセージデータベース26に格納する。
【0034】各取扱店のホームページ(およびその下位
のページ)がホストコンピュータ30に格納されてい
る。端末10は、情報提供装置20のインターネットゲ
ートウエイ22を介してインターネット32からホーム
ページ等の情報を受け取ることができる。利用者は、取
扱店のホームページおよび下位のページにアクセスする
ことにより商品を注文する。また端末10は、メッセー
ジ管理装置24からメッセージを受け取ることができ
る。メッセージ管理装置24は、端末10からの要求に
基づいてメッセージデータベース26から読み取ったメ
ッセージを端末10に送信する。利用者は、公衆回線ゲ
ートウエイ19を介してインターネットゲートウエイ2
2に接続するためのID(プロバイダ利用者ID)およ
びパスワードと、メッセージ管理装置24からメッセー
ジを得るためのID(メッセージ利用者ID)およびパ
スワードを有する。
【0035】1.1.2 本体14の構成 図2は、図1に示した端末10の本体14のハードウエ
ア構成を示すブロックである。図2において、CPU4
0はROM42およびRAM44に格納されたプログラ
ムに基づいて動作する。タイマ46は所定の時間をカウ
ントする。入力装置48を介して利用者からデータが入
力される。格納装置の一例としてのハードディスクドラ
イブ50は、画像等のデータ、利用者に関する情報、お
よびCPU40が動作するプログラムを格納する。
【0036】カレンダーIC51はバッテリーによりバ
ックアップされており、現在の日時をCPU40に提供
する。フロッピー(登録商標)ディスクドライブ52は
フロッピーディスク56からデータまたはプログラムを
読み取りCPU40に提供する。CD−ROMドライブ
54はCD−ROM58からデータまたはプログラムを
読み取りCPU40に提供する。さらに本体14は、モ
デム16およびディスプレイ12に接続するためのイン
ターフェースを備える。
【0037】1.1.3 端末10のソフトウエア構成 図3は、図2に示したCPU40が実行するソフトウエ
アの機能構成を示すブロック図である。これらのソフト
ウエアは、フロッピーディスク56またはCD−ROM
58等の記録媒体に格納されて利用者に提供される。記
録媒体に格納されたソフトウエアは圧縮されていても非
圧縮であっても良い。ソフトウエアは記録媒体からハー
ドディスクドライブ50にインストールされ、RAM4
4に読み出されてCPU40により実行される。
【0038】記録媒体に格納されて提供されるソフトウ
エア、即ちハードデイスクドライブ50にインストール
されるソフトウェアは、機能構成としてPPPドライバ
70およびTCP/IPドライバ72を有する通信モジ
ュール73と、ブラウザ74と、メッセージビューワ7
6とを備える。PPPドライバ70は、公衆回線ゲート
ウエイ19(図1)との間の物理的に1本の回線上にデ
ータリンクを生成する。ブラウザ74は、PPPドライ
バ70が生成したデータリンク上で、TCP/IPドラ
イバ72を介してインターネットゲートウエイ22と通
信し、受信した画像をディスプレイ12に表示する。ブ
ラウザ74としては例えばネットスケープ(商標)また
はモザイク(商標)等を使用することができる。
【0039】メッセージビューワ76は、PPPドライ
バ70が生成したデータリンク上でTCP/IPドライ
バ72を介してメッセージ管理装置24と通信して、受
信した画像をディスプレイ12に表示する。メッセージ
ビューワ76は機能構成として、メッセージ管理装置2
4に接続する接続モジュール80、利用者からの入力を
処理する入力処理モジュール82、および内部または通
信回線からの要求により生じたイベントを処理するイベ
ント処理モジュール84を有する。
【0040】1.1.4 端末10の画面構成 図4は、図1に示したディスプレイ12に表示される画
面の例を示す説明図である。ディスプレイ12にはブラ
ウザ74のウィンドウ(ブラウザウインドウ)60およ
びメッセージビューワ76のウインドウ(メッセージビ
ューワウィンドウ)62が開かれる。ブラウザウインド
ウ60にはインターネット32から受信した情報が表示
され、メッセージビューワウィンドウ62にはメッセー
ジ管理装置24から受信したメッセージが表示される。
メッセージビューワウィンドウ62は所定の期間、例え
ば1分毎に新たなメッセージを表示する。
【0041】メッセージビューワウィンドウ62は、ホ
ームページボタン64、資料請求ボタン66、中断/再
開ボタン68、および終了ボタン69を有する。ホーム
ページボタン64が押されると、メッセージビューワウ
ィンドウ62に表示されているメッセージに対応するホ
ームページがブラウザウインドウ60に表示される。資
料請求ボタン66が押されると、メッセージビューワウ
ィンドウ62に表示されているメッセージに関する多様
な商品の資料がメッセージ管理装置24から送信されて
メッセージビューワウインドウ62に表示される。メッ
セージまたは資料には、表示された商品を発注する為の
ボタンが設けられている。
【0042】1.1.5 接続管理装置23、メッセージ管
理装置24、ホストコンピュータ30の構成 図5は、図1に示した接続管理装置23、メッセージ管
理装置24およびホストコンピュータ30のハードウエ
ア構成を示すブロック図である。同図において、CPU
90はROM92およびRAM94に格納されたプログ
ラムに基づいて動作する。タイマ96は所定の時間をカ
ウントする。通信インタフェース98は、通信回線との
入出力を処理する。入力装置100を介して利用者から
データが入力される。データベースインタフェース10
2は、ハードディスク等により構成される各種データベ
ースとの接続を行う。フロッピーディスクドライブ10
4は、フロッピーディスク106からデータまたはプロ
グラムを読み取りCPU90に提供する。カレンダーI
Cは日時をCPU90に提供する。ディスプレイ108
は通信状態等をオペレータに表示する。
【0043】1.1.6 メッセージ分配装置39の構成 図6に、図1に示したメッセージ分配装置39の構成を
示す。図5の構成に対応する部分には図5と同一の符号
が付してあるのでこれらの説明は省略する。メッセージ
分配装置39は、各端末10のメッセージ利用者に関す
る情報を格納するメッセージ利用者データベース34、
各メッセージの送信条件を格納するメッセージ送信条件
データベース36、および通信履歴を格納する接続ログ
38を有する。また通信インタフェース98に換えて、
クローズドネットワーク27に接続するための通信イン
タフェースと情報提供装置20と接続するための通信イ
ンタフェースをそれぞれ備えていても良い。
【0044】1.1.7 メッセージ利用者データベース3
4の構成 図7および図8は、図6に示したメッセージ利用者デー
タベース34の構成を示す。メッセージ利用者データベ
ース34は、各メッセージを利用する利用者のID(メ
ッセージ利用者ID)およびパスワード(メッセージ利
用者パスワード)、ひとつの情報提供装置20を識別す
るプロバイダID、利用者がプロバイダを用いてインタ
ーネットにアクセスする場合に用いる、利用者のID
(プロバイダ利用者ID)、メッセージの表示時間、並
びに生年月日312、性別314、婚歴316、職種3
18、および住所320等の利用者に関する情報(利用
者情報と呼ぶ)を有する。
【0045】図8において、メッセージ利用者データベ
ース34は更に、利用者が使用するクレジットカードの
番号および有効期限、氏名、並びに最終通信日時を有す
る。各利用者には、メッセージビューワウインドウ62
内へのメッセージの表示量に応じたパラメータが与えら
れる。メッセージデータベース34には、先々月、先
月、および今月のパラメータ332、334、336が
格納される。
【0046】利用者は、例えばメッセージビューワ76
を最初に使用する際、またはメッセージビューワ76を
端末10にインストールする際に利用者情報を端末10
に入力する。端末10は、入力された利用者情報をハー
ドディスクドライブ50に格納すると共にメッセージ管
理装置24に送信する。メッセージ管理装置24は利用
者から受信した利用者情報をメッセージ分配装置39に
送信する。メッセージ分配装置39は利用者情報をメッ
セージ利用者データベース34に格納する。利用者情報
としては、他にも年齢、職種、収入、趣味等を格納して
も良い。
【0047】1.1.8 メッセージ送信条件データベース
36の構成 図9および図10は、メッセージ送信条件データベース
36の構成を示す。メッセージ送信条件データベース3
6は、各メッセージを識別するメッセージURLとその
メッセージを送信するための条件とを対応付けて格納し
ている。メッセージの送信条件としては、各利用者に対
する表示頻度の制限、全利用者に対する表示頻度の制
限、メッセージを表示すべき時刻、並びにメッセージを
表示すべき利用者の年齢範囲、性別、婚歴、職種、住
所、およびそのメッセージと関連の強い他のメッセージ
のID等を格納する。
【0048】図10において、メッセージが利用者のメ
ッセージビューワウインドウ62に表示される毎に、そ
のメッセージの提供者に課金される。そこで各メッセー
ジに対する課金の限度額210が各情報提供装置20毎
に設けられている。限度額210は、その情報提供装置
20の利用者へのメッセージの提供に対する課金の限度
額を格納する。また総限度額220は、全情報提供装置
20の利用者へのメッセージの提供に対する課金の合計
値の限度額を格納する。
【0049】限度額210は、その情報提供装置20の
利用者にメッセージが表示された場合にメッセージに課
されるメッセージ単価212、各メッセージ内のボタン
が押された場合に各メッセージに課されるボタン単価2
14、所定の期間を定める期間種別216、期間種別2
16で規定される各期間における課金の限度額(期間限
度額217)、およびその情報提供装置20の利用者へ
の表示に対する課金全体の限度額(全限度額218)を
有する。
【0050】メッセージ分配装置39は、端末10から
の要求に応じて、メッセージ利用者データベース34か
ら利用者情報を読み出し、利用者情報を用いてメッセー
ジ送信条件データベース36からメッセージを検索す
る。そして検索したメッセージのURLを端末10に送
信する。従って利用者に適したメッセージ(例えば、利
用者に関連する商品の広告)のメッセージURLを各端
末10に送信することができる。
【0051】図11に、接続ログ38の構成例を示す。
接続ログには各プロバイダ利用者ID毎に、プロバイダ
ID、ログオンまたは課金停止等のイベント、およびイ
ベントが発生した日時が記録される。課金が停止されて
いる間はメッセージが端末10に表示されているので、
メッセージの対価をメッセージ提供者に請求することが
できる。このため、利用者の接続に対するプロバイダの
費用は、メッセージ分配装置39の所有者からプロバイ
ダへ支払うことができる。従ってプロバイダ利用者は、
メッセージを見ることと引き替えに無料でインターネッ
トにアクセスすることができる。例えば図11の例で
は、プロバイダ利用者XXXの課金がLogin後に停
止されたことを示している。メッセージ分配装置39
は、接続ログ38により課金を停止していた時間を判断
することができるので、その時間に応じた費用をプロバ
イダに支払うことができる。
【0052】図12は、メッセージアクセスログ37の
構成を示す。メッセージアクセスログ37には、各メッ
セージへの利用者のアクセスのログを記録する。メッセ
ージ分配装置39は、メッセージを表示した利用者のメ
ッセージ利用者ID、表示されたメッセージのID、メ
ッセージがアクセスされた日付および時刻、並びに、ア
クセスのタイプを格納する。アクセスの内容がメッセー
ジの表示であるときはアクセスのタイプとして“1”
が、アクセス内容が、そのメッセージからリンクされた
ホームページの表示であればアクセスタイプとして
“2”が、そしてアクセス内容が資料請求であればアク
セスタイプとして“3”が格納される。メッセージ分配
装置39は、メッセージアクセスログ37に基づいて、
メッセージビューワウインドウ62に表示したメッセー
ジの対価をメッセージ提供者に請求することができる。
【0053】1.2 接続動作 1.2.1 接続シーケンス 図13を用いて、端末10、接続管理装置23、メッセ
ージ管理装置24、メッセージ分配装置39、インター
ネットゲートウエイ22、およびインターネット32の
接続シーケンスを説明する。端末10の通信モジュール
73がPPP接続要求を行うと(S102)、接続管理
装置23は受信したプロバイダ利用者IDおよびプロバ
イダ利用者パスワードがプロバイダ利用者データベース
25に登録されているか否かを問い合わせる(S10
4)。
【0054】IDおよびパスワードが登録されていれ
ば、接続管理装置23は端末10にPPP接続許可を送
信する(S106)。またプロバイダ利用者IDをメッ
セージ管理装置24に通知する(S108)。PPP接
続が許可されると、端末10のブラウザ74は、インタ
ーネットゲートウエイ22にTCP/IP接続し(S1
10)、インターネットゲートウエイ22を介してイン
ターネット32と通信する(S112)。またメッセー
ジビューワ76の接続モジュール80は、メッセージ管
理装置24とTCP/IP接続する(S114)。する
とメッセージ管理装置24は、端末10のメッセージビ
ューワ76に認証情報を要求する(S118)。
【0055】メッセージビューワ76の接続モジュール
は、認証情報要求を受け取るとメッセージ利用者IDお
よびパスワードを認証情報としてメッセージ管理装置2
4に送信する(S120)。メッセージ管理装置24
は、接続管理装置から受信したプロバイダ利用者ID
と、メッセージビューワ76から受信したメッセージ利
用者IDおよびメッセージ利用者パスワードと、情報提
供装置20のプロバイダIDとをメッセージ分配装置3
9に送信する(S121)。するとメッセージ分配装置
39は、受信したメッセージ利用者ID及びメッセージ
利用者パスワードがメッセージ利用者DB34に登録さ
れているか否かを判断する(S122)。これらが登録
されていればメッセージビューワ76に接続許可を送信
する(S124)。
【0056】ブラウザ74とインターネット32、およ
びメッセージビューワ76とメッセージ管理装置24と
の間にそれぞれデータリンクが設定されたので、両者は
独立して通信することができる。ブラウザ74とインタ
ーネット32との通信方法は周知なので説明を省略す
る。メッセージビューワ76は、タイマ46を用いてメ
ッセージ分配装置39に周期的にメッセージURLを要
求する(S134)。またメッセージ分配装置39が検
索したメッセージURLを受け取ると、そのメッセージ
URLのメッセージをメッセージ管理装置24に要求す
る(S136)。
【0057】メッセージ管理装置24は、受け取ったメ
ッセージURLのメッセージをメッセージデータベース
26から検索してメッセージビューワ76へ送信する
(S136)。このメッセージとしては、例えば商品の
広告を送信することができる。利用者は、広告された商
品を注文することができる。インターネット32とブラ
ウザ74との間の通信は安価であるが、インターネット
内では多くのコンピュータを経て通信されるので信頼性
が低い。これに対してメッセージ管理装置24とメッセ
ージ分配装置39との通信には専用回線を用いているの
で信頼性が高い。
【0058】1.2.2 端末10の接続動作 図14は、図13に示した接続シーケンスにおける端末
10の動作を示すフローチャートである。本処理は、メ
ッセージビューワ76の接続モジュール80が行う。接
続モジュール80はまず通信モジュール73を起動する
(S210)。すると通信モジュール73がプロバイダ
利用者IDおよびプロバイダ利用者パスワードを用いて
公衆回線ゲートウエイ19を介して接続管理装置23と
PPP接続する。PPP接続を確認すると(S212)
接続モジュール80はブラウザ74を起動する(S21
4)。するとブラウザ74はインターネットゲートウエ
イ22とTCP/IP接続する。次に接続モジュール8
0は、メッセージビューワ76独自のTCP/IPポー
ト番号を用いてメッセージ管理装置24とTCP/IP
接続する(S216)。
【0059】ブラウザ74とインターネットゲートウエ
イ22、およびメッセージビューワ76とメッセージ管
理装置24はそれぞれ異なるTCP/IPポート番号を
用いた論理的に独立の呼により互いに独立して通信する
ことができる。このためメッセージビューワ76は、既
存のブラウザの機能を損なうことなくメッセージを表示
することができる。その後メッセージ管理装置24から
認証が要求されると(S218)、認証情報としてメッ
セージ利用者IDおよびメッセージ利用者パスワードを
送信する(S220)。
【0060】メッセージ管理装置24から接続が許可さ
れると(S222)。メッセージビューワ76は簡易情
報リクエストを送信する(S224)。簡易情報リクエ
ストは、端末10に対して早くメッセージを送信するこ
とを要求する信号である。各メッセージはメッセージを
識別するURL等のメッセージ識別情報に対応付けてメ
ッセージデータベース26に格納されている。メッセー
ジ管理装置24は、簡易情報リクエストを受信すると適
当なメッセージのURLをメッセージデータベース26
から選択して端末10に送信する。端末10は、URL
を受信し(S226)そのURLにより特定される画像
を再度メッセージ管理装置24に要求する(S22
8)。受信した画像は、端末10のRAM44に設けた
画像バッファに格納される。
【0061】簡易情報リクエストはメッセージ分配装置
39に送信されず、メッセージ管理装置24のみに送信
される。即ち、簡易情報リクエストに対しては、メッセ
ージ利用者データベース34に格納した利用者データに
対応するメッセージを検索しない。このため最初のメッ
セージが表示されるまでの時間を短縮し、メッセージビ
ューワウインドウ62に何も表示されたない時間を短縮
することができる。但し他の実施形態としては、簡易情
報リクエストをメッセージ分配装置39に送信し、メッ
セージ分配装置39が適当なメッセージを選択しても良
い。またメッセージ分配装置39は簡易データリクエス
トがあったときに利用者データの一部に基づいてメッセ
ージを検索しても良い。メッセージの検索条件を簡易に
することにより、早くメッセージを検索することができ
る。次に接続モジュール78はタイマ46を起動する
(S230)。タイマ46は新たなメッセージを表示す
るタイミングを示す。その後接続モジュールは、入力処
理モジュール82を起動して利用者および公衆網17か
らの入力を処理する。
【0062】1.2.3 接続管理装置23の接続動作 図15は、図13に示した接続シーケンスにおける接続
管理装置23の動作を示すフローチャートである。公衆
回線ゲートウエイ19を介して端末10からPPP接続
が要求されると(S310)、接続管理装置23は端末
10にプロバイダ利用者IDおよびパスワードを要求し
てそれらを受信する(S312)。次に、受信したプロ
バイダ利用者IDおよびパスワードが記録されているか
否かをプロバイダ利用者データベース25に問い合わせ
る(S314)。
【0063】プロバイダ利用者データベース25には各
プロバイダ利用者のID(プロバイダ利用者ID)、パ
スワード(プロバイダ利用者パスワード)が記憶されて
いる。受信したプロバイダ利用者IDおよびプロバイダ
利用者パスワードがプロバイダ利用者データベース25
に登録されていなければ、接続管理装置23は回線を切
断して(S318)処理を終了する(S330)。プロ
バイダ利用者IDおよびパスワードがプロバイダ利用者
データベース25に登録されていれば、端末10にPP
P接続を許可して(S322)、メッセージ管理装置2
4に接続通知を送出し(S324)、処理を終了する
(S330)。
【0064】1.2.4 メッセージ管理装置24の接続動
作 図16は、図13に示した接続シーケンスにおけるメッ
セージ管理装置24の動作を示すフローチャートであ
る。メッセージ管理装置24は、接続管理装置23から
接続の通知を受けると(S810)受信したプロバイダ
利用者IDをRAM94に記録する(S812)。次に
タイマ96をスタートし(S814)、メッセージ管理
装置24からTCP/IP接続されたか否かを判断する
(S816)。TCP/IP接続されなければそのまま
待機する(S816、S818)。待機中にタイマ96
がタイムアウトすると(S818)、処理を終了する
(S820)。
【0065】TCP/IP接続されると(S816)、
メッセージビューワ76に認証情報を要求する(S82
2)。またタイマ96をリセットして再度カウントを開
始する(S824)。認証情報を受信する前にタイマ9
6がタイムアウトすると(S828)処理を終了する
(S830)。また認証情報を受信すると(S82
6)、RAM94からプロバイダ利用者IDを読み出し
(S832)、当該プロバイダを識別させるプロバイダ
ID、メッセージビューワ76から受信したメッセージ
利用者ID、およびメッセージ利用者パスワードと共に
メッセージ分配装置39へ送信する(S834)。その
後、メッセージビューワ76およびメッセージ分配装置
39との間で通信する(S836)。
【0066】1.2.5 メッセージ分配装置39の接続動
作 図17は、図13に示した接続シーケンスにおけるメッ
セージ分配装置39の動作を示すフローチャートであ
る。メッセージ分配装置39は、メッセージ管理装置2
4からメッセージ利用者IDおよびメッセージ利用者パ
スワードを受信すると(S410)、それらが記録され
ているか否かをメッセージ利用者データベース34に問
い合わせる(S412)。登録されていなければ新規利
用者として登録するか否かをメッセージビューワ76に
問い合わせ(S414)、登録する場合には利用者情報
をメッセージビューワ76から受信してメッセージ利用
者データベース34に格納する(S416)。またメッ
セージ利用者IDおよびメッセージ利用者パスワードを
利用者に付与する(S418)。
【0067】新規利用者として登録しない場合は(S4
14)、メッセージ利用者パスワード等の認証情報を再
度メッセージビューワ76に要求し(S420)、認証
情報を受信するまで待機して(S422)S412に戻
る。メッセージ利用者IDおよびメッセージ利用者パス
ワードの認証ができると(S412)接続許可を通知す
る(S424)。次に、メッセージ管理装置24から受
信したプロバイダIDを読み取る(S428)。メッセ
ージ利用者IDおよびプロバイダIDは独立に設けられ
ている。このため単一のメッセージ利用者が複数のプロ
バイダと契約している場合であっても、プロバイダID
により、現在利用者が使用中のプロバイダの情報提供装
置20を識別することができる。接続管理装置23は、
プロバイダIDで示される情報提供装置20に応じた金
額をメッセージに課金する。
【0068】1.3 接続後の動作 1.3.1 接続後の端末10の動作 図18に、接続シーケンス後の端末10の入力処理を示
す。本処理はメッセージビューワ76の入力処理モジュ
ール82が行う。まず、メッセージビューワウインドウ
62またはメッセージ中の資料請求ボタンが押さていれ
ば(S512)、タイマ46をクリアする(S51
4)。これにより、利用者の操作中にメッセージが変更
されることを防ぐことができる。次に利用者の住所をメ
ッセージビューワウインドウ62に表示して住所の確認
を促す(S516)。確認が取れると(S518)、利
用者の住所に資料を郵送することをメッセージ分配装置
39に要求する(S520)。
【0069】S512で資料請求ボタンが押されていな
ければホームページキーが押されていたか否かを判断す
る(S522)。ホームページキーが押されていた場合
にはタイマ46をクリアし(S524)、ホームページ
のURLをブラウザ74へ渡す(S526)。即ちホー
ムページキーに対応付けてメッセージ内に格納されたU
RLを、ブラウザ74へ渡す。またホームページキーが
押されたことをメッセージ分配装置39へ通知する。
【0070】S522でホームページキーが押されてい
なかった場合には、利用者がアクディブであるか否かを
オペレーティングシステムに問い合わせる(S53
2)。ここで、オペレーティングシステムは所定の時間
以上利用者からの操作が無ければ利用者がアクティブで
ないと判断する。所定の時間以内に利用者からの操作が
有れば利用者がアクティブであると判断する。但し他の
実施形態としては、所定の時間以内にメッセージに対し
てスクロール等の操作が行われた場合に利用者がアクテ
ィブであると判断しても良い。また、所定の時間内にメ
ッセージ内の表示に対する応答が行われたか否かにより
ユーザがアクティブであると判断しても良い。
【0071】RAM44には、前回の判断時に利用者が
アクティブであったか否かを示すアクティブフラグが設
けてある。利用者がアクティブであり(S532)アク
ティブフラグがNO(0)である場合には(S53
4)、利用者の状態が非アクティブからアクティブに変
化している。そこでメッセージ分配装置39に対して復
旧イベントを通知し(S536)、アクティブフラグを
YESに変化させる(S538)。
【0072】利用者がアクティブであり(S532)ア
クティブフラグがYES(1)である場合には(S53
4)、利用者の状態がアクティブのまま変化していな
い。そこで復旧イベント(S536)は通知しない。S
532で利用者がアクティブで有れば、アクティブフラ
グの状態に拘わらず端末イベント処理を行う(S54
0)。
【0073】利用者がアクティブで無い場合には(S5
32)、利用者の状態が変化したか否かを検出し(S5
42)、アクテイブの状態から変化していた場合はメッ
セージ分配装置39に休止イベントを通知して(S54
4)アクティブフラグをNOに変化させる(S54
6)。利用者の状態が変化していなければアクティブフ
ラグは変化させない。また、利用者がアクティブでない
場合(S532)には、端末イベント処理(S540)
を行わない。
【0074】1.3.2 端末10のイベント処理 図19に、端末10のイベント処理(S540)の詳細
を示す。本処理はメッセージビューワ76のイベント処
理モジュール84が行う。まず、キューに所定数以上の
空きがあれば(S554)URLを要求し、空きURL
の数を減じる(S556)。URLを受信すると(S
558)URLをキューに積む(S560)。メッセー
ジバッファに空きがあると(S562)、キュー84の
先頭に積まれたURLを用いてメッセージ管理装置24
にメッセージを要求し、空きメッセージバッファの数を
1減じる(S564)。メッセージを受信すると(S5
66)、受信したメッセージをメッセージバッファに蓄
積する(S588)。
【0075】タイマ46がカウントアップすると(S5
70)、メッセージバッファ中の最も早く受信したメッ
セージを表示する(S574)。次に、表示したメッセ
ージのURLおよびメッセージを表示したことを示すデ
ータをメッセージ分配装置39に通知し(S578)タ
イマ46をリセットする(S580)。その後図18の
処理に戻り入力を処理する(S590)。利用者がアク
ティブでない場合には端末イベント処理(S540)を
行わない。
【0076】このため、利用者がアクティブでない場合
にはメッセージ分配装置39に対してURLをリクエス
トしない。また利用者がアクティブでない場合にはメッ
セージ管理装置24にメッセージを要求しない。更に、
利用者がアクティブでない場合には受信したURLおよ
びメッセージをメモリに格納しない。また、既にメッセ
ージを受信している場合であっても、メッセージを表示
しない。従って利用者がアクティブでない場合には、メ
ッセージ分配装置39に対してメッセージ表示の報告が
伝えられない。
【0077】1.3.3 接続後のメッセージ分配装置39
の動作 図20は、接続シーケンス後のメッセージ分配装置39
の動作を示すフローチャートである。端末10からUR
L要求を受信すると(S710)、メッセージ分配装置
39は、そのURLを送信した利用者のプロバイダID
およびプロバイダ利用者IDを接続ログ38から読みと
る(S712)。次にプロバイダIDおよびプロバイダ
利用者IDを用いてメッセージ利用者データベース34
から利用者を検索しその利用者の利用者情報を読みとる
(S714)。
【0078】次に、利用者情報を用いてメッセージ送信
条件データベース36からメッセージURLを検索する
(S716)。このため各利用者に対して、利用者情報
で示される利用者の特性に適したメッセージが検索され
る。メッセージ送信条件データベース36の「関連メッ
セージ」フィールドに他のメッセージが指定されている
場合は、更に、そのメッセージに対応付けられたホーム
ページを読み出した利用者またはそのメッセージに対す
る資料を請求した利用者のプロバイダ利用者IDを後述
のメッセージ利用者ファイルから読みとる。そして、S
712で読みとったプロバイダ利用者IDがメッセージ
利用者ファイルに登録されていることを条件としてメッ
セージを検索する。この為、関連づけられたメッセージ
に応答したユーザのみに効果的にメッセージを送信する
ことができる。検索されたメッセージの中から更に、そ
の情報提供装置20に対する現在の期間中の課金額が期
間限度額217を越えていなく、その情報提供装置20
に対する課金額の合計が全限度額218を越えていな
く、更に全情報提供装置20を経た課金額の合計値が総
限度額220を越えていないメッセージを検索する(S
718)。
【0079】メッセージURLの検索がヒットすれば
(S720)そのメッセージのURLを端末10へ送信
する(S724)。検索がヒットしなければ(S72
0)、パラメータが0のメッセージURLをメッセージ
データ送信条件データベース36から選択し(S72
2)、選択したメッセージURLを端末10へ送信する
(S724)。メッセージ分配装置39は、端末10か
らメッセージ表示報告を受け取ると(S730)メッセ
ージ表示報告中のメッセージURLを用いてそのメッセ
ージを検索し、メッセージ単価212をそのメッセージ
に課金する(S724)。さらにそのメッセージのパラ
メータ数を読み出し、利用者の今月のパラメータ336
に加算する(S736)。
【0080】メッセージビューワ76から資料が請求さ
れた場合には(S740)メッセージの提供者に対して
資料を送付すべき事を通知する(S742)。またメッ
セージ送信条件データベース36からそのメッセージの
ボタン単価214を読み出してそのメッセージに課金す
る(S744)。
【0081】メッセージビューワ76からホームページ
が要求された場合には(S750)、メッセージ送信条
件データベース36からそのメッセージのボタン単価2
14を読み出してそのメッセージに課金する(S75
2)。即ち、利用者がメッセージ内のボタンを操作して
資料を請求しまたはホームページを開くことにより、メ
ッセージの提供者に課金される。なお、資料請求ボタン
およびホームページボタンに対応するボタン単価をそれ
ぞれメッセージ送信条件データベース36に設け、押さ
れたボタンの種類に応じた金額をメッセージに課金して
も良い。
【0082】1.4 パラメータ332、334、336
の利用 図21に、利用者に与えられたパラメータ332、33
4、336の利用方法を示す。利用者は、ブラウザ74
を用いてインターネット32上のホストコンピュータ3
0に商品を注文する(S150)。商品としては、イン
ターネットを介してオンラインで納品される画像デー
タ、文書データ、音声データの他、オフラインで郵送さ
れる物が該当する。また、雑誌等の定期購読権を商品と
して購入しても良い。ホストコンピュータ30は、利用
者からの注文要求(S150)に対する注文応答を返信
する(S152)。
【0083】注文応答(S152)は、ヘルパーアプリ
ケーションとしてメッセージビューワ76を要求し、メ
ッセージビューワ76に注文応答を伝える(S15
4)。メッセージビューワ76はメッセージ管理装置2
4に注文応答を送信する。するとメッセージ管理装置2
4は、メッセージ分配装置39に注文した商品の支払を
要求する(S158)。メッセージ分配装置39は利用
者IDを用いてその利用者の残パラメータを調べる(S
160)。
【0084】商品の代金を支払うために十分な残パラメ
ータがあれば、メッセージ分配装置39は支払応答をメ
ッセージ管理装置24へ送信する(S162)。すると
メッセージ管理装置24は、注文データをホストコンピ
ュータ30へ通知する(S164)。ホストコンピュー
タ30は注文データをRAM94に格納して商品の送信
または郵送処理を行う(S166)。次にホストコンピ
ュータ30は購入通知をメッセージ管理装置24に送信
する(S168)。
【0085】メッセージ管理装置24は、S156で受
信した注文応答中の金額および注文商品のデータとS1
68で受信した金額および注文商品のデータとが同一で
あるか否かを判断する(S169)。同一であれば商品
が適切に注文されたと判断して購入通知をメッセージ分
配装置39へ送信する(S170)。するとメッセージ
分配装置39は、先々月のパラメータ、先月のパラメー
タ、および今月のパラメータの順に、商品の代金を支払
うために必要なパラメータ数を減じる(S170)。ま
た、支払をすべき事をログへ記録する(S172)。
【0086】S169でデータが一致しなかった場合
は、メッセージ管理装置24は注文応答(S156)に
誤りがあったと判断してS168で受信した金額および
注文商品のメッセージビューワ76へ送信する。メッセ
ージビューワ76から金額および注文商品の確認を受信
すると購入通知をメッセージ分配装置39へ送信する
(S170)。メッセージビューワ76から確認を受信
することができない場合は注文を取り消すべき事をホス
トコンピュータ30へ通知する。
【0087】メッセージ管理装置24から商品の購入通
知を受信すると(S170)メッセージ管理装置24
は、注文された商品の内容および金額を利用者ログに記
録して支払い処理を行う(S172)。次に、ログへの
記録が終了したことをメッセージ管理装置24へ通知す
る(S174)。メッセージ管理装置24は、商品の購
入がログへ記録されたことをメッセージビューワ76へ
通知する(S176)。するとメッセージビューワ76
は、RAM44およびハードディスクドライブ50へ、
購入された商品を記録する。
【0088】その後利用者から既に購入した商品が問い
合わされると、メッセージビューワ76は既に購入した
商品のリストをハードディスクドライブ50から読み出
してディスプレイ12に表示する。表示したリスト中
の、オンラインで提供される商品が指定されるとその商
品が既にハードディスクドライブ50に格納されている
か否かを判断する。商品がハードディスクドライブ50
に格納されていればその商品を読み出して出力する。商
品がハードディスクドライブ50に格納されていなけれ
ば、ブラウザ74を介してホストコンピュータ30から
商品をダウンロードしてハードディスクドライブ50へ
格納するとともにディスプレイ12等にデータを出力す
る。
【0089】ホストコンピュータ30は、S166で購
入が通知された商品のダウンロードが要求されると商品
を送信する。これにより、画像、音声、文章、等のデー
タがメッセージビューワ76へ送信される。本実施形態
によれば、利用者が十分なパラメータ332、334、
336を有する場合にはホストコンピュータ30上の商
品を購入することができる。パラメータはメッセージを
メッセージビューワ76に表示させ、またはメッセージ
中のボタンを押下することにより蓄積されるので、メッ
セージをメッセージビューワ76に表示させ、またはメ
ッセージ中のボタンを押下することにより利用者はホス
トコンピュータ30上の商品を購入することができる。
【0090】利用者のパラメータが商品を購入する為に
十分でない場合には、メッセージ分配装置39は、不足
分をクレジットカードにより引き落とす旨をメッセージ
ビューワ76に通知する。メッセージビューワ76から
承認が得られれば、メッセージ分配装置39は、メッセ
ージ利用者データベース34からその利用者のクレジッ
トカード番号および有効期限を読み出す。またそれらの
データをクローズドネットワーク27を介してクレジッ
トカード会社28に通知することにより不足分の料金を
クレジットカード会社28から引き落とす。クレジット
カードにより料金を引き落とす場合であってもクレジッ
トカードの番号および有効期限のデータがクローズドネ
ットワーク内のみで送信されるので、インターネット上
でデータを送信する場合と比較してデータの安全性を高
めることができる。
【0091】更に情報提供装置20は、利用者による情
報提供装置20の利用料金をメッセージ分配装置39に
要求しても良い。メッセージ分配装置39は、各利用者
のパラメータ数から情報提供装置20の利用料金を減じ
る。パラメータ数が十分でない場合には、クローズドネ
ットワーク27を介して不足分をクレジットカード会社
28から引き落とす。パラメータは、利用者がメッセー
ジビューワ76にメッセージを表示しまたはメッセージ
内のボタンを操作することにより蓄積されるので、無料
で情報提供装置20にアクセスすることができる。即ち
利用者は、メッセージビューワ76を表示させておくこ
とにより無料でインターネット32にアクセスすること
ができる。
【0092】また本実施形態によれば、利用者がアクテ
ィブでない場合にはメッセージがメッセージビューワ7
6に表示されないので、実際には利用者がディスプレイ
を見ていないのにメッセージ提供者に課金されることを
防ぐことができる。
【0093】1.5 メッセージアクセスログ37の処理 図22は、メッセージ分配装置39が行う、メッセージ
アクセスログ37の統計処理を示すフローチャートであ
る。メッセージ分配装置39は、例えば1月に1回等、
周期的に本フローチャートの動作を実行する。まず一つ
のメッセージを選択し(S610)、メッセージアクセ
スログ37の最初のログを選択する(S620)。S6
20で選択したログのメッセージIDがS610で選択
したメッセージのメッセージIDと異なれば(S63
0)そのメッセージに対するアクセスのログでは無いの
で、S620に戻り次のログを選択する。
【0094】図23は、メッセージへアクセスした利用
者を示すメッセージ利用者ファイルである。1つのメッ
セージに対して1つのメッセージ利用者ファイルが作成
され、そのメッセージを利用した利用者のメッセージ利
用者IDに対応付けて、各利用者がそのメッセージを表
示した回数、そのメッセージからリンクされるホームペ
ージを表示した回数、及びそのメッセージに対して資料
を請求した回数が格納される。メッセージ分配装置39
は、S620で選択したログのメッセージIDがS61
0で選択したメッセージのメッセージIDと同一であれ
ば(S630)、S620で選択したログに記載された
メッセージ利用者IDがメッセージ利用者ファイルに既
に登録されているか否かを判断する(S640)。
【0095】そのメッセージ利用者IDがまだ登録され
ていなければそのメッセージ利用者のレコードを追加
し、メッセージ画像の表示回数、ホームページ表示回
数、および資料請求回数を0に設定する(S650)。
更にログのタイプがメッセージ表示、ホームページ表
示、および資料請求のいずれであるかによって、メッセ
ージ利用者ファイル中のそれぞれのフィールドの値をイ
ンクリメントする(S660)。全てのログを調べるま
でS620からS660を繰り返すと(S670)、得
られたメッセージ利用者ファイルをファイル出力する
(S675)。
【0096】図24は、利用者による各メッセージへの
アクセスの統計を示す統計ファイルである。本ファイル
も各メッセージ毎に作成され、メッセージ利用者データ
ベースの利用者特性で示される各項目の分類、例えば男
性に対して、そのメッセージが表示された回数、そのメ
ッセージからリンクされるホームページを表示した回
数、そのメッセージを表示した回数、ホームページを表
示した利用者の人数、および資料を請求した利用者の人
数を格納する。
【0097】メッセージ分配装置39は、メッセージ利
用者ファイルをファイル出力すると(S675)、メッ
セージ表示回数フィールド、およびホームページ表示回
数の値を合計して、表示回数の合計値およびホームペー
ジジャンプの合計回数をそれぞれ計算する。また、利用
者の数を計数して表示人数とし、ホームページ表示回数
が0の利用者の数を表示人数から減じてホームページ表
示人数を求める。更に、資料請求回数が0では無い利用
者の数を計数して資料請求人数とする。同様にメッセー
ジ分配装置39は、メッセージ利用者IDを用いて各利
用者の特性をメッセージ利用者データベースから検索
し、各利用者特性の分類毎に、上記表示回数、ホームペ
ージ表示回数、表示人数、ホームページ表示人数、およ
び資料請求人数を計数して統計ファイルのテーブルを作
成し(S680)、ファイルへ出力する(S690)。
全てのメッセージについてS610からS695を行い
(S695)処理を終了する。従って、各メッセージに
対するメッセージ利用者の応答状態を利用者の特性毎に
把握することができる。
【0098】2 実施形態2 本実施形態の構成は実施形態1の構成と同一である。ま
た動作も実施形態1と近似する。そこで実施形態1と異
なる動作のみを説明する。
【0099】2.1 接続後の端末10の動作 図25に、本実施形態における端末10の入力処理を示
す。S512からS528までの処理は実施形態1と同
一である。しかし本実施形態では、利用者がアクティブ
であるか否かに拘わらず端末のイベント処理を行う点が
実施形態1と異なる(S522、S540)。
【0100】2.2 端末10のイベント処理 図26に、端末10のイベント処理(S540)の詳細
を示す。S544からS570までの処理、S578、
およびS580は実施形態1と同一である。しかし本実
施形態では、タイマ46がカウントアップした場合に
(S570)利用者がアクティブであるか否かを判断し
(S574)、利用者がアクティブでなければパラメー
タが0のメッセージをメッセージデータベースから検索
して表示する(S576)。利用者がアクティブである
場合には実施形態1と同様に手前のメッセージから順に
表示する(S574)。
【0101】本実施形態によれば、利用者がアクティブ
で無い場合にもメッセージが表示されるが、表示される
メッセージにはパラメータが無いので、利用者データベ
ースにパラメータが追加されることを防ぐことができ
る。従って、利用者が画面を見ていない場合には、メッ
セージの表示によりメッセージ提供者に課金されること
を防ぐことができる。
【0102】3 実施形態3 本実施形態のシステム構成は実施形態1のシステム構成
と同一である。また、システム全体の接続動作も実施形
態1と近似する。但し、端末10、接続管理装置23、
メッセージ管理装置24間の接続シーケンスが実施形態
1とは異なる。そこで、以下、その接続シーケンスの相
違点のみを説明する。
【0103】図27に、本実施形態における接続シーケ
ンスを示す。S102からS112までの処理は実施形
態1と同一である。実施形態1では、接続管理装置23
がPPP接続を許可した場合、メッセージビューワ76
の接続モジュール80が所定の方法でTCP/IP接続
すべきメッセージ管理装置24を検索する。例えば、接
続の可能性のある情報提供装置20及びそのメッセージ
管理装置24に対応するIPアドレス、ポート番号を順
次検索する。
【0104】これに対して本実施例では、利用者がイン
ターネット32へのアクセスを接続管理装置23に対し
て要求すると、接続管理装置23は、端末10との間に
データリンクが形成された旨をメッセージ管理装置24
に通知する。接続管理装置23からのプロバイダ利用者
IDの通知(S108)に対応して、メッセージ管理装
置24が自己のIPアドレスおよびポート番号をメッセ
ージビューワ76の接続モジュール80に通知する(S
113)。これらのIPアドレスおよびポート番号によ
り、接続モジュール80は接続すべき情報提供装置20
及びそのメッセージ管理装置24を即座に特定すること
ができる。そして、IPアドレスおよびポート番号を用
いて、接続モジュール80はメッセージ管理装置24に
TCP/IP接続する(S114)。なお、IPアドレ
スは複数の情報提供装置20の中から接続すべき情報提
供装置20を特定する。ポート番号は情報提供装置20
内の複数の通信対象の中から1つのメッセージ管理装置
24を特定する。
【0105】本実施形態によれば、IPアドレス及びポ
ート番号がメッセージ管理装置24から与えられるの
で、接続モジュール80は迅速かつ正確に所望のメッセ
ージ管理装置24に接続することができる。また、メッ
セージビューワ76は、ブラウザ74から独立してメッ
セージ管理装置24への接続及びその後の行動を行うこ
とができるので、ブラウザ74としては既存の凡用のブ
ラウザ(ネットスケープ(商標)、モザイク(商標)
等)をそのまま利用することができる。
【0106】4 実施形態4 本実施形態のシステム構成も実施形態1のシステム構成
と同一であるため、その説明を省略する。本実施形態の
接続シーケンスでは、実施形態3と同様にメッセージ管
理装置24からIP アドレス、ポート番号を接続モジ
ュール80に通知する。更に、更新情報をメッセージ分
配装置34からメッセージビューワ76に通知し、その
更新情報を表示するようにした点が実施形態1と相異す
る。以下、更新情報の表示に関する動作を詳細に説明す
る。
【0107】図28に本実施形態の接続シーケンスを示
す。S113に示されるように、メッセージ管理装置2
4からIPアドレスおよびポート番号が接続モジュール
80に通知される。その動作は、S124まで実施形態
1と同一である。本実施形態では、接続許可S124を
送信した後に、更新情報を通知すべきか否かをメッセー
ジ分配装置34が判断する(S126)。通知すべきと
判断した場合には、更新情報をメッセージビューワ76
に通知する (S128)。
【0108】図29に、更新情報の例を示す。更新情報
としては新規なサービスの提供の開始、例えば購入可能
な商品の増加や、メッセージビューワ76とメッセージ
管理装置24間の通信を通して有用なソフトウェアが入
手できるなどのニュースが該当する。これらの更新情報
は、メッセージ提供者、メッセージ分配装置の提供者ま
たはインターネットのプロバイダにより不定期に更新さ
れ、メッセージ分配装置39に格納される。メッセージ
分配装置39が更新情報を通知するか否かを判断(S1
26)する条件としては、例えば、未だ一度も利用者に
通知していない更新情報が存在する場合が該当する。こ
の条件に合致するか否かを具体的に判断するためには、
メッセージ利用者DB34の最終通信日時と更新情報が
更新された日時とを比較する。そして、最終通信日時が
更新情報が更新された日時よりも前であれば、未だ通知
していない更新情報が存在すると判断し、その更新情報
を通知する。
【0109】図30に、メッセージ分配装置の更新判断
(S126)の詳細を示す。まず、メッセージ分配装置
39がメッセージ利用者DB34から最終通信日時を読
み出す(S910)。次に最終通信日時が、現日時より
2時間以内であるかどうかを判断する(920)。具体
的には、最終通信日時と(現日時ー2時間)の日時とを
比較する。最終通信日時が(現日時ー2時間)の日時以
前であれば、S930の処理が実行される。一方、最終
通信日時が現日時より2時間以内であれば、更新情報を
頻繁に表示することを避けるために、処理を終了する
(S970)。
【0110】利用者が頻繁にメッセージビューワ76と
メッセージ管理装置24との接続、及びその接続の停止
を繰り返す場合には、その接続の度に更新情報が表示さ
れると利用者はその更新情報の表示を不要と感じること
も考えられる。そのため、最新の最終通信日時から所定
時間内に再接続された場合には、更新情報を表示しな
い。これにより、更新情報の表示が頻繁に繰り返される
ことを防止することができる。
【0111】S930では、最新の更新情報が更新され
た日時と最終通信日時とを比較する。更新情報が更新さ
れた日時が最終通信日時以後であれば、その最終通信日
時以後に更新された更新情報を選択する(S940)。
選択された更新情報は、メッセージ分配装置39からメ
ッセージビューワ76に送信される(S950)。この
更新情報の送信に伴い、メッセージ利用者DB34内の
最終通信日時も現日時に更新され(S960)、その
後、本処理を終了する(S970)。
【0112】本実施形態の変形例として、利用者に更新
情報を所定回数(例えば3回)通知するようにしても良
い。この場合には、通信日時を最新のものからその所定
回数と同様の数だけ記憶する。そして、更新情報の更新
日時とその所定数の最終通信日時の中の最も古い通信日
時とを比較する。そして、最も古い通信時以後に更新さ
れた全ての更新情報を利用者に通知する。この場合に
は、メッセージビューワ76とメッセージ管理装置24
とが再接続されても、その接続が解除された日時を最終
通信日時として記憶しない。これにより、少なくとも所
定時間内に更新情報が繰り返し表示されることを防止で
きる。
【0113】5 実施形態5 本実施形態のシステム構成も実施形態1のシステム構成
と同一なので説明を省略する。また、本実施形態の接続
シーケンスでは、実施形態4と同様にメッセージ管理装
置24からIPあどれす、ポート番号を接続モジュール
80に通知する。さらに、更新情報をメッセージ分配装
置34からメッセージビューワ76に通知し、その更新
情報を表示する。本実施形態では、更新情報として、ア
ップグレードされたメッセージビューワモジュールが入
手できるとの通知がなされた場合に、そのメッセージビ
ューワモジュールを入手する処理が特徴となる。
【0114】図31に本実施形態の接続シーケンスの一
部を示す。S128までの処理は、基本的に実施形態4
と同様である。但し、本実施形態ではアップグレードさ
れたメッセージビューワ76を端末10に送信する。そ
の為にS120における認証情報の送信時に、メッセー
ジ利用者ID及びパスワードに加え、端末10のメッセ
ージビューワ76バージョン及び端末10のOS種別を
併せて送信する。
【0115】図32に本実施形態の接続シーケンスの残
りの部分を示す。アップグレードされたメッセージビュ
ーワ76に関する更新情報が通知されると(S12
8)、端末10に更新情報が表示される。
【0116】図33に、本実施形態における更新情報の
例を示す。更新情報には、ソフトウエアをダウンロード
するか否かを入力させるボタンが表示されている。利用
者はそのメッセージビューワ76の入手を希望する、あ
るいは希望しない旨を更新応答としてメッセージ分配装
置39に送信する(S130)。メッセージ分配装置3
9は、その更新応答に応じてソフトウエアをダウンロー
ドするか否かを判断する(S131:更新処理)。ソフ
トウエアをダウンロードする旨判断した場合には、その
ソフトウエアをメッセージビューワ76の接続モジュー
ル80に送信する(S132:ダウンロード)。利用者
は、上述の処理により、メッセージビューワ76をアッ
プグレードするソフトウエアを入手することができる。
この場合、メッセージビューワ76が切替えられ(S1
33)、アップグレードされたメッセージビューワ76
によって、通信、画像表示等が制御させる。利用者は、
その他のソフトウエアもメッセージビューワ76とメッ
セージ分配装置39との通信を通じて入手することがで
きる。ソフトウエアはメッセージ分配装置39から送信
されると端末10のハードディスクドライブ50に格納
される。
【0117】図34に、メッセージ分配装置39が実行
する更新判断(S126)および更新処理(S131)
のフローチャートを示す。まず、受信したメッセージビ
ューワモジュールのバージョンが最新バージョンか否か
を判断される(S1010)。最新バージョンであれ
ば、本処理は終了される(S1070)。一方、受信し
たバージョンが最新バージョンでない場合には、その最
新バージョンのメッセージビューワモジュールに関する
更新情報を選択し(S1020)、送信する(S103
0)。更新情報の送信に応答したダウンロード要求があ
るかどうかを判断する(S1040)。ダウンロード要
求が無ければ、本処理を終了する(S1070)。一
方、ダウンロード要求があった場合には、端末10のO
S種別に基づき、そのOS種別に適合する最新バージョ
ンのメッセージビューワモジュールを選択する(S10
50)。選択したメッセージビューワモジュールを端末
10に送信する(S1060)。このような処理によ
り、利用者は、簡便に希望するソフトウエアを入手する
ことができる。
【0118】実施形態4及び5において、メッセージ分
配装置39が更新情報を通知するか否かを判断したが、
この判断はメッセージ管理装置24が行っても良い。こ
の場合、メッセージ管理装置24は、メッセージ分配装
置39から受信する、最新通信日時及び更新日時等を参
照し、更新情報を通知するか否かを判断する。メッセー
ジ管理装置24が更新情報の通知を制御するようにすれ
ば、メッセージ分配装置39の負荷を低減することがで
きる。
【0119】6 実施形態6 図35に、本実施形態におけるシステム全体の構成を示
す。上記実施形態と比較して、本実施形態ではメッセー
ジデータベース26がメッセージ管理装置24ではなく
メッセージ分配装置39に接続されている。従って、メ
ッセージビューワ76からのメッセージの要求は、メッ
セージ管理装置24を経てメッセージ分配装置39に伝
えられる。メッセージ管理装置24は、単にメッセージ
分配装置39とメッセージビューワ76との接続および
それらの間の通信を行う。
【0120】本実施形態によれば、複数の情報提供装置
20内にメッセージデータベース26を設ける必要が無
く、またメッセージ管理装置の構成を簡易にすることが
できる。従って、システム全体を安価に構成することが
できる。また単一のメッセージデータベース26のみが
設けられるので、メッセージデータベース26を容易に
メンテナンスすることができる。特に、メッセージ分配
装置39と情報提供装置20とが異なる国など物理的に
離れた場所に設置された場合であっても、メッセージ分
配装置39が設置された場所のみでメッセージデータベ
ース26をメンテナンスすることができる。このためメ
ンテナンスコストを削減することができる。
【0121】これに対して前記実施形態の構成によれ
ば、メッセージ分配装置39および専用回線29の負荷
を削減することができる。従って、メッセージデータベ
ース26に対するアクセス頻度が大きい場合には、実施
形態1または2の構成の方がより効率的に動作すること
ができる。
【0122】7 実施形態7 図36に、本実施形態におけるシステム全体の構成を示
す。実施形態3に記載の構成と比較して、本実施形態で
はメッセージ分配装置39が専用回線29ではなくイン
ターネット32を介して情報提供装置20に接続されて
いる。また本実施形態ではメッセージ管理装置24が存
在しない。従って、メッセージビューワ76からのメッ
セージの要求は、メッセージ管理装置24を経てメッセ
ージ分配装置39に伝えられる。
【0123】本実施形態によれば、複数の情報提供装置
20内にメッセージ管理装置24が必要ないので、シス
テム全体を安価に構成することができる。また情報提供
装置20として既存のインターネット提供装置を用いる
ことができるので、システムを速やかに普及させること
ができる。特に、メッセージ分配装置を限られた国のみ
に設けた場合であっても、インターネット提供装置が存
在する世界各国にサービスを提供することができる。
【0124】これに対して実施形態1または2の構成に
よれば、メッセージ分配装置39および専用回線29の
負荷を削減することができる。従って、メッセージデー
タベース26に対するアクセス頻度が大きい場合には、
実施形態1または2の構成の方がより効率的に動作する
ことができる。
【0125】8 実施形態8 図37に、本実施形態におけるシステム全体の構成を示
す。本実施形態では、情報提供装置20としてインター
ネット32の接続装置に代えてコンピュサーブ(商
標)、ニフティサーブ(商標)、AOL(商標)等のB
BSが設けられている。情報提供装置20は、各利用者
によるBBSの使用量金をメッセージ分配装置39に請
求する。メッセージ分配装置39は、利用者のパラメー
タが使用量金を支払うのに十分であるか否かを判断し、
十分であれば情報提供装置20に使用量金を支払う。パ
ラメータが不足する場合は不足分をクローズドネットワ
ーク27を介してクレジットカードにより引き落とす。
【0126】本実施形態によれば、メッセージビューワ
76によりメッセージを表示させておくことにより、利
用者は無料でBBSをアクセスすることができる。
【0127】9 実施形態9 上記実施例では、メッセージを表示したことを条件とし
て利用者のパラメータを増加させ、メッセージに対して
課金した。しかし他の形態としては、メッセージ内の表
示に対して利用者が操作を行ったことを条件としてパラ
メータを増加させ、メッセージに課金しても良い。この
場合には、利用者がメッセージを全く見ていない場合に
パラメータが増加すること、および利用者がメッセージ
を全く見てないのにも拘わらずメッセージに課金される
ことを防ぐことができる。
【0128】更に他の実施形態としては、メッセージ内
の表示に対する利用者の操作が妥当であったことを条件
としてパラメータを増加させ、メッセージに課金しても
良い。例えば、メッセージ内に表示した内容に基づいて
確実に正答することのできる質問をメッセージ内の他の
領域に表示し、その質問の答えが正解であったことを条
件として利用者のポイントを増加させても良い。この場
合には、利用者がメッセージを読んだ場合にのみ利用者
のポイントを増加させ、メッセージに課金することがで
きる。
【0129】利用者の応答が適切であったか否かは、メ
ッセージビューワ76で判断してもメッセージ分配装置
39で判断しても良い。メッセージビューワ76で判断
した場合には、通信網上のトラヒックを減少させること
ができる。またメッセージ分配装置39の負荷を減少さ
せることができる。これに対してメッセージ分配装置3
9で判断する場合には、メッセージビューワ76の負荷
を減少させる。また、単一のメッセージ分配装置39の
ソフトウエアを更新するのみで利用者の応答が適切であ
るか否かの判断シーケンスを容易に変更することができ
る。
【0130】10 実施形態10 上記実施形態のポイントの増加方法と実施形態9におけ
るポイントの増加方法とを組み合わせても良い。例え
ば、メッセージが表示された場合に第1の所定のポイン
トを加え、メッセージ内のボタンが押されたことを条件
として第2の所定のポイントを加え、更にメッセージに
対する利用者の応答が適切であったことを条件として第
3のポイントを加えても良い。この場合は、ポイントの
値に応じた金額をメッセージの提供者に課金する。これ
により、メッセージが利用者に認識された期待値に応じ
て適切にメッセージに課金することができる。
【0131】11 実施形態11 上記実施形態では、支払システム35はクレジットカー
ドを用いて商品の代金を支払った。しかし「支払システ
ム」には、商品の取扱店に代金を支払う機能を有する全
てのシステムが含まれる。例えば、利用者の銀行口座か
ら取扱店に代金を振り替えるシステム、または利用者の
銀行口座から一旦支払システム用の銀行口座に代金を引
き下ろし、更に商品の取扱店に代金を振り込むシステム
であっても良い。
【0132】また上記実施形態では、ブラウザ74はイ
ンターネット32のホームページ情報等を表示した。し
かし、ブラウザ74はインターネットを介して音声通信
するインターネット電話またはインターネットテレビ電
話を提供するものであっても良い。
【0133】なお、上記実施形態ではメッセージ利用者
データベース34、メッセージ送信条件データベース3
6、および接続ログ38を独立したディスク装置の図で
示したが、これらは同一のディスク装置に格納されてい
ても良い。また各フィールドのデータ相互の関連は多様
なファイル構成で実現することができる。例えば、同一
のファイル内の異なる領域にメッセージ利用者データベ
ース34、メッセージ送信条件データベース36、およ
び接続ログ38を構成しても良い。
【0134】記録媒体の一例としてのフロッピーディス
ク56またはCD−ROM58には、本出願で説明した
端末10の動作の一部または全ての機能を格納すること
ができる。更に上記実施形態で説明した情報提供装置2
0、ホストコンピュータ30又は支払システム35の動
作の一部を、それらの装置に換えて端末装置10に実行
させる場合には、上記実施形態で説明した情報提供装置
20、ホストコンピュータ30又は支払システム35の
動作の一部もまた、フロッピーディスク56またはCD
−ROM58に格納することが出来る。フロッピーディ
スク106には、上記実施形態で説明した情報提供装置
20、ホストコンピュータ30又は支払システム35の
他の装置の一部または全ての機能を格納することができ
る。
【0135】これらのプログラムは記録媒体から直接R
AMに読み出されて実行されても、一旦ハードディスク
ドライブにインストールされた後にRAMに読み出され
て実行されても良い。更に、上記プログラムは単一の記
録媒体に格納されても複数の記録媒体に格納されても良
い。又、符号化した形態で格納されていても良い。
【0136】記録媒体としては、フロッピーディスク、
CD−ROMの他にも、DVD等の光学記録媒体、MD
等の磁気記録媒体、PD等の光磁気記録媒体、テープ媒
体、磁気記録媒体、ICカードやミニチュアーカードな
どの半導体メモリー等を用いることができる。又、情報
提供装置20、メッセージ分配装置39、又はホストコ
ンピュータ30に設けたハードディスクまたはRAM等
の格納装置を記録媒体として使用し、通信網を介してプ
ログラムを端末10に提供しても良い。このような記録
媒体は、端末10、メッセージ管理装置28、またはメ
ッセージ分配装置39を製造するためのみに使用される
ものであり、そのような記録媒体の業としての製造およ
び販売等が本出願に基づく特許権の侵害を構成すること
は明らかである。
【0137】以上発明の実施の形態を説明したが、本出
願に係る発明の技術的範囲は上記の実施の形態に限定さ
れるものではない。上記実施の形態に種々の変更を加え
て、特許請求の範囲に記載の発明を実施することができ
る。例えば、上記実施例で記載した情報提供装置20、
メッセージ分配装置30、またはホストコンピュータの
機能の一部を端末10に実行させて、情報提供装置2
0、メッセージ分配装置30、またはホストコンピュー
タの負荷を減少させても良い。一方で、上記実施例で記
載した端末10の機能の一部を情報提供装置20、メッ
セージ分配装置30、またはホストコンピュータに実行
させ、端末10の負荷を減少させても良い。このような
発明が本出願に係る発明の技術的範囲に属することもま
た、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0138】なお本発明によれば、以下のシステム、装
置及び記録媒体が提供されたことが明らかである。
【0139】1. 通信網と、前記通信網に接続された
端末と、前記通信網に更に接続され、前記端末に送信す
る、画像、文章、音声、またはこれらの組み合わせのい
ずれかを含むメッセージを格納するメッセージデータベ
ースと、前記メッセージデータベースから読み出した前
記メッセージを前記端末に送信する送信手段と、前記端
末に送信された前記メッセージを前記端末に表示させる
表示手段と、前記端末に送信された前記メッセージに対
するアクセスの量に応じたパラメータを、前記利用者毎
に格納する手段と、前記表示手段により前記メッセージ
を前記端末に表示した場合に、当該端末の利用者に対応
づけた前記パラメータを増加させる増加手段と、前記利
用者が、前記メッセージを認識できるアクティブな状態
であるか否かを検出する検出手段と、前記利用者がアク
ティブな状態でない場合に前記増加手段による前記パラ
メータの増加を停止する停止手段とを備えたことを特徴
とする通信システム。
【0140】2. 前記通信網に接続され、前記端末の
各々の利用者の特性を格納する利用者データベースと、
前記通信網に接続され、前記メッセージを送信すべき利
用者の特性と各メッセージを識別するメッセージ識別情
報とを対応付けて格納するメッセージ送信条件データベ
ースと、前記利用者が前記メッセージを要求した場合
に、当該利用者を識別する利用者識別情報を用いて、当
該利用者の特性を前記利用者データベースから読み出す
特性読出手段と、前記特性読出手段により前記利用者デ
ータベースから読み出した前記利用者の前記特性を用い
て、前記メッセージ送信条件データベースから前記メッ
セージ識別情報を検索するメッセージ検索手段とを更に
備え、前記送信手段は、前記メッセージ検索手段により
検索されたメッセージを前記メッセージデータベースか
ら読み出して前記端末に送信することを特徴とする項目
1に記載の通信システム。
【0141】3. 前記通信網を介して、前記利用者に
商品又はサービスを販売する手段と、前記パラメータの
大きさに応じて、前記商品又はサービスの価格を決定す
る手段と、前記利用者に前記商品又はサービスを販売し
た場合に、当該利用者に対応づけられた前記パラメータ
の値を減じる手段とを更に備えたことを特徴とする項目
1に記載の通信システム。
【0142】4. 前記検出手段は、所定の時間以内に
前記端末が操作されたか否かにより前記利用者がアクテ
ィブであるか否かを判断することを特徴とする項目1に
記載の通信システム。
【0143】5. 前記メッセージ表示の際に、前記メ
ッセージを操作する操作部を表示する手段を更に備え、
前記検出手段は、前記操作部が操作されたか否かにより
前記利用者がアクティブであるか否かを判断することを
特徴とする項目1に記載の通信システム。
【0144】6. 前記検出手段は、前記メッセージ内
の文章に応じた入力を前記利用者が行ったかことにより
前記利用者がアクティブであるとを判断することを特徴
とする項目1に記載の通信システム。
【0145】7. 前記停止手段は、前記メッセージの
前記ディスプレイへの表示を停止することにより前記パ
ラメータの増加を停止することを特徴とする項目1に記
載の通信システム。
【0146】8. 前記メッセージデータベースは、前
記ディスプレイに表示された場合に前記パラメータを増
加させる第1のメッセージと、前記ディスプレイに表示
された場合に前記パラメータを増加させない第2のメッ
セージとを有し、前記停止手段は、前記利用者がアクテ
ィブでない場合に前記第1のメッセージの前記ディスプ
レイへの表示を停止することにより前記パラメータの増
加を停止することを特徴とする項目1に記載の通信シス
テム。
【0147】9. ホストコンピュータを有するインタ
ーネットに接続する手段を更に備え、前記端末が、前記
通信網および前記ンターネットを介して前記ホストコン
ピュータに対して第1のデータリンクを形成する手段
と、前記通信網を介して、前記メッセージ送信条件デー
タベースに対して第2のデータリンクを形成する手段
と、前記第2のデータリンクを用いて前記メッセージ送
信条件データベースに対してデータを送信する手段とを
有することを特徴とする項目1に記載の通信システム。
【0148】10. 前記送信手段は、前記端末が前記
インターネットに接続された前記ホストコンピュータへ
のアクセスを要求すると、当該送信手段を識別する識別
信号を前記端末に送信する信号手段を備え、前記端末
は、前記識別信号を利用して前記送信手段とデータリン
クを形成し、更に前記第2のデータリンクを形成するこ
とを特徴とする項目9に記載の通信システム。
【0149】11. 前記増加手段は、前記ディスプレ
イ内に表示した前記メッセージ内の質問に対して前記利
用者が適切に応答したことを更に条件として、前記パラ
メータを増加させることを特徴とする項目1に記載の通
信システム。
【0150】12. 前記通信網に接続され、前記端末
とは独立に更新される更新情報を格納する更新情報格納
手段と、当該更新情報の各々を前記通信網を介して前記
端末の各々に対して所定回数送信する更新情報送信手段
とを更に備えることを特徴とする項目1に記載の通信シ
ステム。
【0151】13. 前記所定回数が1回であり、前記
更新情報送信手段は、前記更新情報が既に利用者に送信
されたか否かを判断する判断手段を有し、当核判断手段
によって、未だ送信されていないと判断される場合に、
前記更新情報を送信することを特徴とする項目12記載
の通信システム。
【0152】14. 前記更新情報送信手段は、前記更
新情報が前記利用者の各々に送信された回数を計数する
手段を有し、前記端末との通信が接続されたときに、前
記更新情報が前記所定回数送信されていない場合に、前
記更新情報を送信することを特徴とする項目12に記載
の通信システム。
【0153】15. 前記更新情報送信手段は、前記更
新情報の送信からの経過時間を所定時間と比較する比較
手段をさらに有し、前記経過時間が前記所定時間よりも
長い場合に新たな更新情報を送信することを特徴とする
項目14に記載の通信システム。
【0154】16. 通信網と、前記通信網に接続され
た端末と、前記通信網に接続され、前記端末に送信する
画像、文章、音声、またはこれらの組み合わせのいずれ
かを含む複数のメッセージと、前記複数のメッセージの
各々を識別するメッセージ識別情報とを対応付けて格納
するメッセージデータベースと、前記メッセージを前記
メッセージデータベースから読み出して前記端末に送信
する送信手段と前記送信手段により前記端末に送信され
た前記メッセージを前記端末に表示する表示手段と、前
記通信網に接続され、前記端末の各々の利用者の特性と
当該利用者を識別する利用者識別情報とを対応付けて格
納する利用者データベースと、前記通信網を介して、前
記端末から当該端末の前記利用者の前記利用者識別情報
を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した前
記利用者識別情報を用いて、当該利用者の前記特性を前
記利用者データベースから読み出す特性読出手段と、前
記特性読出手段により読み出した前記特性を、前記表示
手段により前記端末に表示された前記メッセージを識別
する前記メッセージ識別情報に対応付けて格納する統計
記録手段とを備えたことを特徴とする通信システム。
【0155】17. 前記統計記録手段は、前記送信手
段により前記端末に送信された前記メッセージに対して
前記利用者がアクセスした場合に、前記アクセスの内容
を、前記送信手段により前記端末に送信された前記メッ
セージを識別する前記メッセージ識別情報に対応付けて
格納する手段を更に備えたことを特徴とする項目16に
記載の通信システム。
【0156】18. 前記統計記録手段は、前記送信手
段により前記端末に送信された前記メッセージに対して
前記利用者がアクセスした場合に、前記アクセスの内容
を、前記特性読み出し手段により読み出した前記特性に
対応付けて格納する手段を更に備えたことを特徴とする
項目16に記載の通信システム。
【0157】19. 通信網と、前記通信網に接続され
た端末と、前記通信網に接続され、前記端末に送信する
画像、文章、音声、またはこれらの組み合わせのいずれ
かを含む複数のメッセージと、前記複数のメッセージの
各々を識別するメッセージ識別情報とを対応付けて格納
するメッセージデータベースと、前記通信網に接続さ
れ、前記端末の各々の利用者の特性を、当該利用者を識
別する利用者識別情報に対応付けて格納する利用者デー
タベースと、前記通信網に接続され、前記メッセージを
送信すべき利用者の特性と前記メッセージ識別情報とを
対応付けて格納するメッセージ送信条件データベース
と、前記通信網を介して、前記端末から当該端末の前記
利用者の前記利用者識別情報を受信する手段と、前記利
用者識別情報を用いて、当該利用者の前記特性を前記利
用者データベースから読み出す特性読出手段と、前記特
性読出手段により前記利用者データベースから読み出し
た前記特性を用いて、前記メッセージ送信条件データベ
ースから前記メッセージ識別情報を検索するメッセージ
検索手段と、前記メッセージ検索手段により検索された
前記メッセージ識別情報に対応付けられた前記メッセー
ジを前記メッセージデータベースから読み出して前記端
末に送信する送信手段と前記送信手段により前記端末に
送信された前記メッセージを前記端末に表示する表示手
段と、を備えたことを特徴とする通信システム。
【0158】20. 前記送信手段により前記端末に送
信された前記メッセージに対して前記利用者がアクセス
した場合に、前記メッセージにアクセスした前記利用者
を識別する前記利用者識別情報と、当該メッセージのメ
ッセージ識別情報とを対応付けて格納する利用者識別情
報格納手段を更に備え、前記メッセージ送信条件データ
ベースは、各々のメッセージを識別する前記メッセージ
識別情報に、他のメッセージのメッセージ識別情報を関
連づけて格納する関連メッセージ格納手段を有し、前記
メッセージ検索手段は、前記関連メッセージ格納手段に
より関連づけられた前記他のメッセージに対して前記利
用者識別情報格納手段により対応付けられた前記利用者
識別情報の中に前記メッセージを要求した前記利用者の
前記利用者識別情報が含まれていることを条件として前
記メッセージを検索することを特徴とする項目19に記
載の通信システム。
【0159】21. 通信網に接続されたホストコンピ
ュータであって、前記端末に送信される、画像、文章、
音声、またはこれらの組み合わせのいずれかを有するメ
ッセージの各々を識別するメッセージ識別情報を格納す
るメッセージ送信条件データベースと、前記メッセージ
送信条件データベースから読み出した前記メッセージ識
別情報を前記端末に送信する送信手段と、前記端末に送
信された前記メッセージに対するアクセスの量に応じた
パラメータを、前記利用者毎に格納する手段と、前記送
信手段により送信された前記メッセージが前記端末に表
示された場合に、当該端末の利用者に対応づけた前記パ
ラメータの値を増加させる手段と、前記利用者が、前記
メッセージを認識できるアクティブな状態であるか否か
を検出する検出手段と、前記利用者がアクティブな状態
でない場合に前記パラメータの増加を停止する停止手段
とを備えたことを特徴とするホストコンピュータ。
【0160】22. 前記メッセージ送信条件データベ
ースは、前記メッセージを送信すべき前記利用者の特性
を当該メッセージの前記メッセージ識別情報に対応づけ
て格納しており、前記通信網に接続された端末の各々の
利用者の特性を格納する利用者データベースと、前記利
用者データベースから読み出した前記利用者の前記特性
を用いて、前記メッセージ送信条件データベースから前
記メッセージ識別情報を検索するメッセージ検索手段と
を更に備え、前記送信手段は前記メッセージ検索手段に
より検索された前記メッセージ識別情報を前記端末に送
信することを特徴とする項目21に記載のホストコンピ
ュータ。
【0161】23. 前記通信網を介して、前記利用者
に商品又はサービスを販売する手段と、前記パラメータ
の大きさに応じて、前記商品又はサービスの価格を決定
する手段と、前記利用者に前記商品又はサービスを販売
した場合に、当該利用者に対応づけられた前記パラメー
タの値を減じる手段とを更に備えたことを特徴とする項
目21に記載のホストコンピュータ。
【0162】24. 前記停止手段は、前記メッセージ
が操作された場合に前記利用者がアクティブであると判
断することを特徴とする項目21に記載のホストコンピ
ュータ。
【0163】25. 前記停止手段は、前記メッセージ
内の文章に応じた入力を前記利用者が行った場合に前記
利用者がアクティブであると判断することを特徴とする
項目21に記載のホストコンピュータ。
【0164】26. 前記停止手段は、前記メッセージ
の前記ディスプレイへの表示を停止することにより前記
パラメータの増加を停止させることを特徴とする項目2
1に記載のホストコンピュータ。
【0165】27. 前記メッセージデータベースは、
前記ディスプレイに表示された場合に前記パラメータを
増加させる第1のメッセージと、前記ディスプレイに表
示された場合に前記パラメータを増加させない第2のメ
ッセージとを有し、前記停止手段は、前記利用者がアク
ティブでない場合に前記第1のメッセージの前記端末へ
の送信を停止することにより前記パラメータの増加を停
止することを特徴とする項目21に記載のホストコンピ
ュータ。
【0166】28. 前記通信網に接続され、前記端末
とは独立に更新される更新情報を格納する更新情報格納
手段と、当該更新情報の各々を前記通信網を介して前記
端末の各々に対して所定回数送信する更新情報送信手段
とを更に備えることを特徴とする項目21に記載のホス
トコンピュータ。
【0167】29. 前記所定回数が1回であり、前記
更新情報送信手段は、前記更新情報が未だ送信されてい
ない前記利用者に対して、前記更新情報を送信すること
を特徴とする項目28に記載のホストコンピュータ。
【0168】30. 通信網を介して端末に接続された
ホストコンピュータであって、前記通信網に接続され、
前記端末に送信する画像、文章、音声、またはこれらの
組み合わせのいずれかを含む複数のメッセージと、前記
複数のメッセージの各々を識別するメッセージ識別情報
とを対応付けて格納するメッセージデータベースと、前
記メッセージを前記メッセージデータベースから読み出
して前記端末に送信する送信手段と前記通信網に接続さ
れ、前記端末の各々の利用者の特性と当該利用者を識別
する利用者識別情報とを対応付けて格納する利用者デー
タベースと、前記通信網を介して、前記端末から当該端
末の前記利用者の前記利用者識別情報を受信する受信手
段と、前記受信手段により受信した前記利用者識別情報
を用いて、当該利用者の前記特性を前記利用者データベ
ースから読み出す特性読出手段と、前記送信手段により
前記端末に送信した前記メッセージに対して,前記端末
におけるアクセスがあった場合に、前記特性読出手段に
より読み出した前記特性を、前記端末に送信した前記メ
ッセージの前記メッセージ識別情報に対応付けて格納す
る統計記録手段とを備えたことを特徴とするホストコン
ピュータ。
【0169】31. 前記統計記録手段は、前記送信手
段により前記端末に送信された前記メッセージに対して
前記利用者がアクセスした場合に、前記アクセスの内容
を、前記送信手段により前記端末に送信された前記メッ
セージを識別する前記メッセージ識別情報に対応付けて
格納する手段を更に備えたことを特徴とする項目30に
記載のホストコンピュータ。
【0170】32. 前記統計記録手段は、前記送信手
段により前記端末に送信された前記メッセージに対して
前記利用者がアクセスした場合に、前記アクセスの内容
を、前記特性読み出し手段により読み出した前記特性に
対応付けて格納する手段を更に備えたことを特徴とする
項目30に記載のホストコンピュータ。
【0171】33. 通信網を介して端末に接続された
ホストコンピュータであって、前記通信網に接続され、
前記端末に送信する画像、文章、音声、またはこれらの
組み合わせのいずれかを含む複数のメッセージと、前記
複数のメッセージの各々を識別するメッセージ識別情報
とを対応付けて格納するメッセージデータベースと、前
記通信網に接続され、前記端末の各々の利用者の特性
を、当該利用者を識別する利用者識別情報に対応付けて
格納する利用者データベースと、前記通信網に接続さ
れ、前記メッセージを送信すべき利用者の特性と前記メ
ッセージ識別情報とを対応付けて格納するメッセージ送
信条件データベースと、前記通信網を介して、前記端末
から当該端末の前記利用者の前記利用者識別情報を受信
する手段と、前記利用者識別情報を用いて、当該利用者
の前記特性を前記利用者データベースから読み出す特性
読出手段と、前記特性読出手段により前記利用者データ
ベースから読み出した前記特性を用いて、前記メッセー
ジ送信条件データベースから前記メッセージ識別情報を
検索するメッセージ検索手段と、前記メッセージ検索手
段により検索された前記メッセージ識別情報に対応付け
られた前記メッセージを前記メッセージデータベースか
ら読み出して前記端末に送信する送信手段と,を備えた
ことを特徴とするホストコンピュータ。
【0172】34. 前記送信手段により前記端末に送
信された前記メッセージに対して前記利用者がアクセス
した場合に、前記メッセージにアクセスした前記利用者
を識別する前記利用者識別情報と、当該メッセージのメ
ッセージ識別情報とを対応付けて格納する利用者識別情
報格納手段を更に備え、前記メッセージ送信条件データ
ベースは、各々のメッセージを識別する前記メッセージ
識別情報に、他のメッセージのメッセージ識別情報を関
連づけて格納する関連メッセージ格納手段を有し、前記
メッセージ検索手段は、前記関連メッセージ格納手段に
より関連づけられた前記他のメッセージに対して前記利
用者識別情報格納手段により対応付けられた前記利用者
識別情報の中に前記メッセージを要求した前記利用者の
前記利用者識別情報が含まれていることを条件として前
記メッセージを検索することを特徴とする項目33に記
載のホストコンピュータ。
【0173】34. 通信網と、前記通信網に接続され
た端末と、前記通信網に更に接続され、前記端末に送信
する、画像、文章、音声、またはこれらの組み合わせの
いずれかを含むメッセージを格納するメッセージデータ
ベースと、前記メッセージデータベースから読み出した
前記メッセージを前記端末に送信する送信手段と、前記
端末に送信された前記メッセージを前記端末に表示させ
る表示手段と、前記表示手段により前記メッセージを前
記端末に表示した場合に、当該端末の利用者に対応づけ
たパラメータを更新させる更新手段とを備えたことを特
徴とする通信システム。
【0174】35. 前記パラメータはアクセス量に応
じたパラメータであり、前記更新手段は、前記表示手段
により前記メッセージを前記端末に表示した場合に、前
記パラメータを増加させることを特徴とする項目34に
記載の通信システム。
【0175】36. 前記パラメータを前記利用者毎に
格納する手段をさらに備えたことを特徴とする項目35
に記載の通信システム。
【0176】37. 通信網に接続されたホストコンピ
ュータであって、前記端末に送信される、画像、文章、
音声、またはこれらの組み合わせのいずれかを有するメ
ッセージの各々を識別するメッセージ識別情報を格納す
るメッセージ送信条件データベースと、前記メッセージ
送信条件データベースから読み出した前記メッセージ識
別情報を前記端末に送信する送信手段と、前記送信手段
により送信された前記メッセージが前記端末に表示され
た場合に、当該端末の利用者に対応づけたパラメータの
値を更新する手段とを備えたことを特徴とするホストコ
ンピュータ。
【0177】38. 前記パラメータはアクセス量に応
じたパラメータであり、前記更新手段は、前記送信手段
により送信された前記メッセージが前記端末に表示され
た場合に、前記パラメータを増加させることを特徴とす
る項目37に記載のホストコンピュータ。
【0178】39. 前記パラメータを前記利用者毎に
格納する手段をさらに備えたことを特徴とする項目37
に記載のホストコンピュータ。
【0179】40. 通信網に接続された端末装置であ
って、画像、文章、音声、またはこれらの組み合わせの
いずれかを含むメッセージを通信網から受信する手段
と、前記メッセージを表示する表示手段と、前記メッセ
ージに関するパラメータを格納する手段と、前記表示手
段により前記メッセージを前記端末に表示した場合に、
前記パラメータを更新する更新手段と、前記端末の利用
者が、前記メッセージを認識できるアクティブな状態で
あるか否かを検出する検出手段と、前記利用者がアクテ
ィブな状態でない場合に前記更新手段による前記パラメ
ータの更新を停止する停止手段とを備えたことを特徴と
する端末装置。
【0180】41. 前記パラメータはアクセス量に応
じたパラメータであり、前記更新手段は、前記表示手段
により前記メッセージを前記端末に表示した場合に、前
記パラメータを増加させることを特徴とする項目40に
記載の端末装置。
【0181】
【発明の効果】本発明によれば、利用者に割り当てられ
たパラメータがメッセージの表示およびメッセージの操
作に応じて増加する。このパラメータが十分に大きい場
合には、利用者が購入した商品又は利用者によるインタ
ーネット若しくはBBSの通信料金がメッセージ分配装
置により支払われる。従って利用者は、メッセージを表
示させておくことにより無料でインターネット又はBB
S等の通信網にアクセスし、又は通信網から無料で商品
を購入することができる。
【0182】情報提供者はインターネット又はBBS等
のサービスを無料で提供することができるので、多くの
利用者を募ることができる。更にメッセージの提供者
は、各メッセージに適した利用者にメッセージを提供す
ることができる。また、利用者に利用者と関連のあるメ
ッセージのみを提供することができる。また本発明によ
れば、システムの提供者から 端末10の利用者へ確実
に更新情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態1における、通信システム全体のハ
ードウエア構成を示すブロック図である。
【図2】 端末10のハードウエア構成を示すブロック
図である。
【図3】 本体14のCPU40が実行するソフトウエ
アの機能構成を示す説明図である。
【図4】 ディスプレイ12の表示を示す説明図であ
る。
【図5】 接続管理装置23、メッセージ管理装置2
4、およびホストコンピュータ30のハードウエア構成
を示すブロック図である。
【図6】 メッセージ分配装置39のハードウエア構成
を示す説明図である。
【図7】 メッセージ利用者データベース34の構成を
示す説明図である。
【図8】 メッセージ利用者データベース34の構成を
示す説明図である。
【図9】 メッセージ送信条件データベース36の構成
を示す説明図である。
【図10】 メッセージ送信条件データベース36の構
成を示す説明図である。
【図11】 接続ログ38の説明図である。
【図12】 メッセージアクセスログ37の説明図であ
る。
【図13】 端末10、インターネット32およびメッ
セージ分配装置39の接続シーケンスを示す説明図であ
る。
【図14】 端末10の接続モジュール78による接続
処理を示すフローチャートである。
【図15】 接続管理装置23の接続処理を示すフロー
チャートである。
【図16】 メッセージ管理装置24の接続処理を示す
フローチャートである。
【図17】 メッセージ分配装置39の接続処理を示す
フローチャートである。
【図18】 接続シーケンス後の端末10の入力処理を
示すフローチャートである。
【図19】 接続シーケンス後の端末10のイベント処
理を示すフローチャートである。
【図20】 接続シーケンス後のメッセージ分配装置3
9の動作を示すフローチャートである。
【図21】 利用者に割り当てられたパラメータを用い
た商品の購入シーケンスを示すシーケンス図である。
【図22】 メッセージへのアクセスのログファイルで
ある。
【図23】 メッセージRへアクセスした利用者を示す
メッセージ利用者ファイルである。
【図24】 メッセージへのアクセスの統計を示す統計
ファイルである。
【図25】 実施形態2における端末10の入力処理を
示すフローチャートである。
【図26】 実施形態2における端末10のイベント処
理を示すフローチャートである。
【図27】 実施形態3における接続シーケンスを示す
説明図である。
【図28】 実施形態4における接続シーケンスを示す
説明図である。
【図29】 実施形態4におけるディスプレイ12に表
示された更新情報の一例を示す説明図である。
【図30】 メッセージ分配装置の更新判断の詳細を示
すフローチャートである。
【図31】 実施形態5における接続シーケンスを示す
説明図である。
【図32】 実施形態5における接続シーケンスを示す
説明図である。
【図33】 実施形態5におけるディスプレイ12に表
示された更新情報の一例を示す説明図である。
【図34】 メッセージ分配装置39が実行する更新判
断および更新処理のフローチャートである。
【図35】 実施形態6におけるシステム全体の構成を
示すブロック図である。
【図36】 実施形態7におけるシステム全体の構成を
示すブロック図である。
【図37】 実施形態8におけるシステム全体の構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
10 端末 14 本体 16、18 モデム 17 公衆網(通信網) 19 公衆網ゲートウエイ 20 情報提供装置 22 インターネットゲートウエイ 24 メッセージ管理装置 26 メッセージデータベース 27 クローズドネットワーク 28 コンピュータ 29 専用回線 30 ホストコンピュータ 32 インターネット 35 支払システム 39 メッセージ分配装置 40 CPU 42 ROM 44 RAM 46 タイマ 48 入力装置 50 ハードディスクドライブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 540 G06F 13/00 540P 15/00 310 15/00 310A ZEC ZEC 17/60 132 17/60 132 318 318H 326 326 330 330 19/00 140 19/00 140 (31)優先権主張番号 特願平8−139689 (32)優先日 平成8年5月10日(1996.5.10) (33)優先権主張国 日本(JP) (72)発明者 藤田 信之 東京都渋谷区渋谷3−6−2 第2矢木ビ ル4階 株式会社ハイパーネット内 Fターム(参考) 5B075 KK07 KK13 KK33 KK40 ND16 ND23 ND36 PP30 PQ02 PQ27 PQ32 PQ64 PQ66 PQ69 UU40 5B085 BE07 BG07 CA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網と、 前記通信網に接続された端末と、 前記通信網に接続され、前記端末に送信する画像、文
    章、音声、またはこれらの組み合わせのいずれかを含む
    複数のメッセージと、前記複数のメッセージの各々を識
    別するメッセージ識別情報とを対応付けて格納するメッ
    セージデータベースと、 前記通信網に接続され、前記端末の各々の利用者の特性
    を、当該利用者を識別する利用者識別情報に対応付けて
    格納する利用者データベースと、 前記通信網に接続され、前記メッセージを送信すべき利
    用者の特性と前記メッセージ識別情報とを対応付けて格
    納するメッセージ送信条件データベースと、 前記通信網を介して、前記端末から当該端末の前記利用
    者の前記利用者識別情報を受信する手段と、 前記利用者識別情報を用いて、当該利用者の前記特性を
    前記利用者データベースから読み出す特性読出手段と、 前記特性読出手段により前記利用者データベースから読
    み出した前記特性を用いて、前記メッセージ送信条件デ
    ータベースから前記メッセージ識別情報を検索するメッ
    セージ検索手段と、 前記メッセージ検索手段により検索された前記メッセー
    ジ識別情報に対応付けられた前記メッセージを前記メッ
    セージデータベースから読み出して前記端末に送信する
    送信手段と前記送信手段により前記端末に送信された前
    記メッセージを前記端末に表示する表示手段と、 を備えたことを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 前記送信手段により前記端末に送信され
    た前記メッセージに対して前記利用者がアクセスした場
    合に、前記メッセージにアクセスした前記利用者を識別
    する前記利用者識別情報と、当該メッセージのメッセー
    ジ識別情報とを対応付けて格納する利用者識別情報格納
    手段を更に備え、 前記メッセージ送信条件データベースは、各々のメッセ
    ージを識別する前記メッセージ識別情報に、他のメッセ
    ージのメッセージ識別情報を関連づけて格納する関連メ
    ッセージ格納手段を有し、 前記メッセージ検索手段は、前記関連メッセージ格納手
    段により関連づけられた前記他のメッセージに対して前
    記利用者識別情報格納手段により対応付けられた前記利
    用者識別情報の中に前記メッセージを要求した前記利用
    者の前記利用者識別情報が含まれていることを条件とし
    て前記メッセージを検索することを特徴とする請求項1
    に記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 通信網を介して端末に接続されたホスト
    コンピュータであって、 前記通信網に接続され、前記端末に送信する画像、文
    章、音声、またはこれらの組み合わせのいずれかを含む
    複数のメッセージと、前記複数のメッセージの各々を識
    別するメッセージ識別情報とを対応付けて格納するメッ
    セージデータベースと、 前記通信網に接続され、前記端末の各々の利用者の特性
    を、当該利用者を識別する利用者識別情報に対応付けて
    格納する利用者データベースと、 前記通信網に接続され、前記メッセージを送信すべき利
    用者の特性と前記メッセージ識別情報とを対応付けて格
    納するメッセージ送信条件データベースと、 前記通信網を介して、前記端末から当該端末の前記利用
    者の前記利用者識別情報を受信する手段と、 前記利用者識別情報を用いて、当該利用者の前記特性を
    前記利用者データベースから読み出す特性読出手段と、 前記特性読出手段により前記利用者データベースから読
    み出した前記特性を用いて、前記メッセージ送信条件デ
    ータベースから前記メッセージ識別情報を検索するメッ
    セージ検索手段と、 前記メッセージ検索手段により検索された前記メッセー
    ジ識別情報に対応付けられた前記メッセージを前記メッ
    セージデータベースから読み出して前記端末に送信する
    送信手段と,を備えたことを特徴とするホストコンピュ
    ータ。
  4. 【請求項4】 前記送信手段により前記端末に送信され
    た前記メッセージに対して前記利用者がアクセスした場
    合に、前記メッセージにアクセスした前記利用者を識別
    する前記利用者識別情報と、当該メッセージのメッセー
    ジ識別情報とを対応付けて格納する利用者識別情報格納
    手段を更に備え、 前記メッセージ送信条件データベースは、各々のメッセ
    ージを識別する前記メッセージ識別情報に、他のメッセ
    ージのメッセージ識別情報を関連づけて格納する関連メ
    ッセージ格納手段を有し、 前記メッセージ検索手段は、前記関連メッセージ格納手
    段により関連づけられた前記他のメッセージに対して前
    記利用者識別情報格納手段により対応付けられた前記利
    用者識別情報の中に前記メッセージを要求した前記利用
    者の前記利用者識別情報が含まれていることを条件とし
    て前記メッセージを検索することを特徴とする請求項3
    に記載のホストコンピュータ。
JP2001116694A 1996-02-28 2001-04-16 通信システム及びホストコンピュータ Expired - Lifetime JP3987690B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001116694A JP3987690B2 (ja) 1996-02-28 2001-04-16 通信システム及びホストコンピュータ

Applications Claiming Priority (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6727896 1996-02-28
JP8-67278 1996-02-28
JP60/023,577 1996-05-10
JP13968996 1996-05-10
JP60/022,171 1996-05-10
JP8-139689 1996-05-10
US2217196P 1996-07-15 1996-07-15
US2357796P 1996-08-19 1996-08-19
JP2001116694A JP3987690B2 (ja) 1996-02-28 2001-04-16 通信システム及びホストコンピュータ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53079197A Division JP3245425B2 (ja) 1996-02-28 1997-02-26 広告等のメッセージを端末装置の利用者へ配信する通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002014998A true JP2002014998A (ja) 2002-01-18
JP3987690B2 JP3987690B2 (ja) 2007-10-10

Family

ID=27524029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001116694A Expired - Lifetime JP3987690B2 (ja) 1996-02-28 2001-04-16 通信システム及びホストコンピュータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3987690B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008009501A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Olympus Corp 課金方法
JP2011204184A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Yahoo Japan Corp デッドリンク判定装置及び方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63299453A (ja) * 1987-05-29 1988-12-06 Toshiba Corp 画像情報検索システム
JPH05143653A (ja) * 1991-11-21 1993-06-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記事・広告配信装置
JPH05233698A (ja) * 1992-02-21 1993-09-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 表現方法指定型記事編集方法
JPH0950441A (ja) * 1995-08-10 1997-02-18 Hitachi Ltd 電子新聞システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63299453A (ja) * 1987-05-29 1988-12-06 Toshiba Corp 画像情報検索システム
JPH05143653A (ja) * 1991-11-21 1993-06-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記事・広告配信装置
JPH05233698A (ja) * 1992-02-21 1993-09-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 表現方法指定型記事編集方法
JPH0950441A (ja) * 1995-08-10 1997-02-18 Hitachi Ltd 電子新聞システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008009501A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Olympus Corp 課金方法
JP2011204184A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Yahoo Japan Corp デッドリンク判定装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3987690B2 (ja) 2007-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3245425B2 (ja) 広告等のメッセージを端末装置の利用者へ配信する通信システム
US7801803B2 (en) Method and apparatus for generating a sale offer to selected individuals over electronic network systems
US7263505B1 (en) Method and apparatus for generating a sale offer over an electronic network system
WO1997043724A1 (fr) Terminal et systeme de recherche de messages
US20080319918A1 (en) Methods and systems for generating product offers over electronic network systems
JP3285880B2 (ja) 端末装置、情報提供装置、システム、および記録媒体
EP1302883A1 (en) Viewer history managing apparatus and method, and viewer history providing system
JP2000148801A (ja) 通信システム
US20050075946A1 (en) Data accumulation and segmentation system in electronic commerce
JP3479627B2 (ja) 通信システム
EP0955589A1 (en) Communication system for distributing such message as advertisement to user of terminal equipment
JP3987690B2 (ja) 通信システム及びホストコンピュータ
JP2002041566A (ja) 通信システム及びホストコンピュータ
JP3890945B2 (ja) 情報提供サーバ、情報提供方法、端末、プログラム及び情報登録端末
KR100304836B1 (ko) 광고등의메시지를단말장치의이용자에게보내는통신시스템
JP2004318279A (ja) メール配信サーバ装置
JP3602033B2 (ja) 端末装置
JP2001184426A (ja) ポイント供給システム、インターネット接続プロバイダー装置、端末及び記録媒体
JP3502357B2 (ja) 端末装置及び通信システム
JP3602007B2 (ja) 記録媒体
JP2000148800A (ja) メッセ―ジ検索システム
WO2001006424A2 (en) Method and apparatus for generating a sale offer to selected individuals over electronic network systems
JP2000148802A (ja) 記録媒体
JP3602066B2 (ja) 端末装置
JP2002074171A (ja) 広告サービス方法、データ処理方法および装置、データ通信システム、情報記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070713

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100720

Year of fee payment: 3