JP2002014114A - テスト用プローブカード及びそれに用いられるリング - Google Patents

テスト用プローブカード及びそれに用いられるリング

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JP2002014114A
JP2002014114A JP2000200473A JP2000200473A JP2002014114A JP 2002014114 A JP2002014114 A JP 2002014114A JP 2000200473 A JP2000200473 A JP 2000200473A JP 2000200473 A JP2000200473 A JP 2000200473A JP 2002014114 A JP2002014114 A JP 2002014114A
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JP
Japan
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ring
probe card
probe
test probe
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000200473A
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English (en)
Inventor
Masao Okubo
昌男 大久保
Kazumasa Okubo
和正 大久保
Chikaomi Mori
親臣 森
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Japan Electronic Materials Corp
Original Assignee
Japan Electronic Materials Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加熱又は冷却テストでのプローブの接触部の
位置ずれを減少させる。 【構成】 加熱又は冷却された状態の測定対象物の電気
的諸特性の測定に用いられるテスト用プローブカードで
あって、前記測定対象物であるLSIチップ610の電
極パッド611に接触するプローブ100と、このプロ
ーブ100が電気的に接続されるパターン配線320が
形成された基板300と、この基板300の裏面側に設
けられ、前記プローブ100を支えるリング200とを
備えており、前記リング200は、長四角ドーナツ状に
形成されており、対向する一対の長辺部210、210
を連結するリブ230が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱又は冷却され
た状態の測定対象物の電気的諸特性の測定に用いられる
テスト用プローブカードと、それに用いられるリングと
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のテスト用プローブカード
は、前記測定対象物であるLSIチップの電極パッドに
接触するプローブと、このプローブが電気的に接続され
るパターン配線が形成された基板と、この基板の裏面側
に設けられ、前記プローブを支えるリングとを有してい
る。このテスト用プローブカードは、プローブが横向き
になったいわゆるカンチレバータイプのものである。
【0003】前記プローブは、先端が折曲形成された接
触部となり、後端が前記パターン配線に接続される接続
部となっている。
【0004】前記リングは、中央が打ち抜かれた長四角
状に形成されており、対向する一対の長辺部にはテーパ
部が形成されている。このテーパ部は、リングを基板の
裏面に取り付けた場合、下側を向く部分であって、内側
に向かって下り傾斜になっている。このテーパ部にプロ
ーブの中腹部を絶縁性接着剤で固定するようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、測定対
象物であるLSIチップを加熱又は冷却した状態での電
気的諸特性を測定するテストでは、プローブカードを構
成する各部品の熱変形に起因するプローブの接触部の位
置ずれが問題となる。すなわち、プローブの接触部は、
LSIチップの電極パッドの位置と一致するように設計
されているが、位置ずれが生じることにより正確な測定
が困難になるのである。従来のプローブカードでは、か
かる問題を解消するために、各部品をビス止めにて固定
している。
【0006】一方、プローブカードに用いられるリング
は、複数個のLSIチップの同時測定の要求を満たすた
めに、長四角ドーナツ状になっている。この長四角ドー
ナツ状のリングは、長辺部が短辺部に比較して大きいの
で、長辺部に対して直交する方向の強度が不足してい
る。この強度不足は、プローブの接触部の位置ずれを助
長している。
【0007】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、加熱又は冷却テストでも、プローブの接触部の位置
ずれを減少させることができるテスト用プローブカード
と、それに用いられるリングとを提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るテスト用プ
ローブカードは、加熱又は冷却された状態の測定対象物
の電気的諸特性の測定に用いられるテスト用プローブカ
ードであって、前記測定対象物の電極パッドに接触する
プローブと、このプローブが電気的に接続されるパター
ン配線が形成された基板と、この基板の裏面側に設けら
れ、前記プローブを支えるリングとを備えており、前記
リングは、長四角ドーナツ状に形成されており、対向す
る一対の長辺部を連結するリブが設けられている。
【0009】また、本発明に係るテスト用プローブカー
ドに用いられるリングは、加熱又は冷却された状態の測
定対象物の電気的諸特性の測定に用いられるテスト用プ
ローブカードに用いられるリングであって、長四角ドー
ナツ状に形成されており、対向する一対の長辺部を連結
するリブが設けられている。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態に係る
テスト用プローブカードに用いられるリングの図面であ
って、同図(A)は概略的底面図、同図(B)は同図
(A)のI−I断面図、同図(C)は同図(A)のII−
II断面図、図2は本発明の実施の形態に係るテスト用プ
ローブカードの概略的断面図である。
【0011】本発明の実施の形態に係るテスト用プロー
ブカードは、加熱又は冷却された状態の測定対象物の電
気的諸特性の測定に用いられるテスト用プローブカード
であって、前記測定対象物であるLSIチップ610の
電極パッド611に接触するプローブ100と、このプ
ローブ100が電気的に接続されるパターン配線320
が形成された基板300と、この基板300の裏面側に
設けられ、前記プローブ100を支えるリング200と
を備えており、前記リング200は、長四角ドーナツ状
に形成されており、対向する一対の長辺部210、21
0を連結するリブ230が設けられている。
【0012】前記プローブ100は、例えばタングステ
ン線の先端を接触部110として電解研磨等の手段によ
って鋭く尖らせ、その接触部110を0.2〜0.5m
m程度の長さで100〜105°程度折曲したものであ
る。かかるプローブ100の配線、特に接触部110の
配列は、LSIチップ610に形成されている電極パッ
ド611の配列に対応している。
【0013】前記基板300は、ガラスエポキシ樹脂等
からなる多層基板であって、各層には、パターン配線3
20が形成されている。また、各層のパターン配線32
0は、スルーホール315によって電気的に接続されて
いる。基板300の裏面側のパターン配線320の一端
は露出しており、プローブ100の後端の接続部120
が半田310によって電気的に接続されることになる。
【0014】前記リング200は、図1に示すように、
一対の長辺部210、210と、一対の短辺部220、
220と、前記一対の長辺部210、210を連結する
リブ230とを有している。一対の長辺部210、21
0と一対の短辺部220、220とで長四角ドーナツ状
の外形が形作られ、短辺部220、220と平行になっ
たリブ230が長辺部210、210の中央部分で長辺
部210、210を連結している。長辺部210、21
0は、底面側が内側に向かって下り傾斜のテーパ部21
1、211になっている。また、このリング200の四
隅からは、リング200を基板300に取り付けるため
のネジ孔241が開設された舌片部240が突設されて
いる。
【0015】また、前記リブ230の厚さ寸法は、長辺
部210の最大厚さ寸法より小さく設定されている。こ
こで、長辺部210の上面とリブ230の上面とは面一
に設定されているため、リブ230の底面部は、長辺部
210の底面部より落ち込むことになる。
【0016】また、このリング200は、株式会社榎本
鋳工所製のノビナイト(商標)鋳鉄で形成される。この
ノビナイト(商標)鋳鉄のCN−5は、室温が50℃の
場合、熱膨張係数は4.5、100℃の場合、3.5、
200℃の場合2.7と比較的小さくなっている。
【0017】このように構成されたリング200は、舌
片部240のネジ孔241を利用して基板300の裏面
側に固定される。この際、リング200のテーパ部21
1が下向きになるようにする。また、プローブ100
は、中腹部130をリング200のテーパ部211に絶
縁性接着剤で固定されるとともに、後端の接続部120
を基板300のパターン配線320に半田付けで接続さ
れる。なお、複数のプローブ100の先端の接触部11
0は、LSIチップ610の電極パッド611の配列に
対応している。
【0018】このように構成されたテスト用プローブカ
ードは、母基板800にボルト、ナットを用いて固定さ
れる。テストは、ヒータ又は冷却装置が内蔵されたテー
ブル700の上にウエハ状態のLSIチップ610を載
置して行う。すると、LSIチップ610のみならず、
テスト用プローブカードも加熱又は冷却される。しか
し、リング200は、一対の長辺部210、210の間
にリブ230が連結されているため、長辺部210に対
して直交する方向への変形は、リブ230がないものよ
り格段に少なくなっている。
【0019】
【発明の効果】本発明に係るテスト用プローブカード
は、加熱又は冷却された状態の測定対象物の電気的諸特
性の測定に用いられるテスト用プローブカードであっ
て、前記測定対象物の電極パッドに接触するプローブ
と、このプローブが電気的に接続されるパターン配線が
形成された基板と、この基板の裏面側に設けられ、前記
プローブを支えるリングとを備えており、前記リング
は、長四角ドーナツ状に形成されており、対向する一対
の長辺部を連結するリブが設けられている。
【0020】このため、前記リングはリブがあるため
に、テストにおいて加熱又は冷却されても長辺部に対し
て直交する方向への変形が従来のものより少ないので、
リングに固定されたプローブの先端の接触部の位置ずれ
を減少させることができる。
【0021】特に、前記リブの厚さ寸法を長辺部の最大
厚さ寸法より小さく設定すると、プローブカードの製造
の際、樹脂からなるプローブ固定部材の研磨等による整
形に有効である。
【0022】一方、本発明の実施の形態に係るテスト用
プローブカードに用いられるリングは、加熱又は冷却さ
れた状態の測定対象物の電気的諸特性の測定に用いられ
るテスト用プローブカードに用いられるリングであっ
て、長四角ドーナツ状に形成されており、対向する一対
の長辺部を連結するリブが設けられている。このため、
テストにおいて加熱又は冷却されても長辺部に対して直
交する方向への変形が従来のものより少ないので、リン
グに固定されたプローブの先端の接触部の位置ずれを減
少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るテスト用プローブカ
ードに用いられるリングの図面であって、同図(A)は
概略的底面図、同図(B)は同図(A)のI−I断面
図、同図(C)は同図(A)のII−II断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るテスト用プローブカ
ードの概略的断面図である。
【符号の説明】
100 プローブ 110 接触部 200 リング 210 長辺部 220 短辺部 230 リブ 300 基板 610 LSIチップ 611 電極パッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 親臣 兵庫県尼崎市西長洲町2丁目5番13号 日 本電子材料株式会社内 Fターム(参考) 2G003 AA07 AA10 AC01 AD01 AD03 AG03 AG04 AG08 AG12 AG20 2G011 AA02 AA17 AC14 AE03 AF07 4M106 AA02 BA01 BA14 CA60 CA62 DD04 DD10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱又は冷却された状態の測定対象物の
    電気的諸特性の測定に用いられるテスト用プローブカー
    ドにおいて、前記測定対象物の電極パッドに接触するプ
    ローブと、このプローブが電気的に接続されるパターン
    配線が形成された基板と、この基板の裏面側に設けら
    れ、前記プローブを支えるリングとを具備しており、前
    記リングは、長四角ドーナツ状に形成されており、対向
    する一対の長辺部を連結するリブが設けられていること
    を特徴とするテスト用プローブカード。
  2. 【請求項2】 前記リブの厚さ寸法は、長辺部の最大厚
    さ寸法より小さく設定されていることを特徴とする請求
    項1記載のテスト用プローブカード。
  3. 【請求項3】 加熱又は冷却された状態の測定対象物の
    電気的諸特性の測定に用いられるテスト用プローブカー
    ドに用いられるリングであって、長四角ドーナツ状に形
    成されており、対向する一対の長辺部を連結するリブが
    設けられていることを特徴とするテスト用プローブカー
    ドに用いられるリング。
  4. 【請求項4】 前記リブの厚さ寸法は、長辺部の最大厚
    さ寸法より小さく設定されていることを特徴とする請求
    項3記載のテスト用プローブカードに用いられるリン
    グ。
JP2000200473A 2000-07-03 2000-07-03 テスト用プローブカード及びそれに用いられるリング Pending JP2002014114A (ja)

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