JP2002012153A - 電動カート - Google Patents

電動カート

Info

Publication number
JP2002012153A
JP2002012153A JP2000201000A JP2000201000A JP2002012153A JP 2002012153 A JP2002012153 A JP 2002012153A JP 2000201000 A JP2000201000 A JP 2000201000A JP 2000201000 A JP2000201000 A JP 2000201000A JP 2002012153 A JP2002012153 A JP 2002012153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crawler
electric cart
traveling
over
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000201000A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsushi Nagai
克司 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kotobuki Engineering and Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kotobuki Engineering and Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kotobuki Engineering and Manufacturing Co Ltd filed Critical Kotobuki Engineering and Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2000201000A priority Critical patent/JP2002012153A/ja
Publication of JP2002012153A publication Critical patent/JP2002012153A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】運転に不慣れな老人や障害者でも、溝蓋がな
い側溝や段のある箇所を支障なく乗り越えることができ
る歩道走行用の電動カートを提供する。 【解決手段】走行部をフレームと、フレームの前後に軸
支される車輪12a、12bと、両車輪12a、12b
に掛け渡される履帯18よりなるクローラとした歩道走
行用の電動カートにおいて、車輪12aと車輪12bを
有するクローラの前部14aと後部14bを上下に傾動
可能に軸支し、段に突き当たったとき、クローラ前部1
4aが上向きに傾動しながら段を乗り越えるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、電動カート、こと
に老人や障害者が運転して歩道を走行するのに適した電
動カートに関する。
【0002】
【従来技術】この種の電動カートは一般に、三輪又は四
輪の車輪を有し、前輪又は後輪の車輪がバッテリーを電
源とするモータによって回転駆動されるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】歩道脇には通常、側溝
が設けられているが、側溝には溝蓋が取付けられていな
い所が多々あり、溝蓋のない箇所では概して電動カート
は側溝を乗り越えることができない。
【0004】また歩道は、縁が通常、縁石で段差となっ
ているが、段も車輪の半径より低くないと乗り越えるこ
とができない。
【0005】本発明の第1の目的は、走行部を車輪に代
えてクローラとすることにより、溝蓋のない側溝でも支
障なく乗り越えることができるようにした歩道走行用の
電動カートを提供しようとするものであり、第2の目的
は、走行部をクローラとした電動カートにおいて、通常
のクローラでは乗り越えることができない段でも乗り越
えられるような電動カートを提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題の解決手段】請求項1に係わる発明は、第1の目
的を達成する電動カートに関するもので、バッテリーを
電源とするモータと、ハンドル、ジョイスティック等の
運転操作用の操作部と、腰掛け部と、上記モータによっ
て駆動される走行部よりなる歩道走行用の電動カートに
おいて、走行部をクローラとしたことを特徴とする。
【0007】本発明によると、溝蓋のない側溝で、溝幅
がクローラの全長の1/2未満の側溝でも乗り越えるこ
とができ、また車輪に比べ踏ん張りが利くため、車輪で
は乗り越えられないような段差でも乗り越えることが可
能となる。
【0008】請求項2に係わる発明は、第2の目的を達
成する電動カートに関するもので、バッテリーを電源と
するモータと、ハンドル、ジョイスティック等の運転操
作用の操作部と、腰掛け部と、上記モータによって駆動
されるクローラよりなる電動カートにおいて、クローラ
の前後部のうち、少なくともクローラの前部、好ましく
はクローラの前部と後部を俯仰可能としたことを特徴と
する。
【0009】本発明によると、走行時、クローラが段に
突き当たると、クローラ前部が上向きに傾動しながら段
を乗り越えるようになる。このことを図1に示すクロー
ラに基づいて説明する。
【0010】このクローラは、フレーム前部1aと後部
1bが一定範囲内で上下に傾動可能に軸支され、常には
バネの作用によって押し下げられるフレーム1と、フレ
ーム前部1aとフレーム後部1bにそれぞれ軸支される
車輪2a、2bと、前後の車輪2a、2bに掛けられる
履帯3と、フレーム1に軸支される履帯3のガイドロー
ラ4とよりなっており、図2Aに示すようにクローラが
走行時、段差が車輪2aの半径よりも大きな段5に突き
当たったときには、図3Aに示すような通常のクローラ
では段5を乗り越えることがきないが、本発明に係わる
クローラの場合、履帯3の矢印方向の走行により車輪2
aが段5を押し上がりながらフレーム前部1aが持ち上
がり(図2B)、乗り上げる(図2C)。図2Dに示す
ように、クローラが中間部まで乗り上げると、従来のク
ローラでは図3B、Cに示すように後下がりになるか、
前下がりになるか不安定となるが、本発明に係わるクロ
ーラの場合、図2Dの状態で不安定となることはなく、
この状態でフレーム前部1aはバネ力や自重により前下
がりに降下し、車輪2aを接地させる(図2E)。クロ
ーラが更に前進を続けると、車輪2bが接地面より離れ
る(図2F)。図2Gは段5に乗り上がった状態を示
す。
【0011】本発明の電動カートは、歩道走行用の電動
カートとして用いることもできるし、ゴルフ場でゴルフ
バックを搭載してコース内を走行する電動カートとして
用いることもできる。
【0012】図4は、クローラの別の例を示すもので、
各ガイドローラ7のうち、前側と後側の一部のガイドロ
ーラ7a、7bが上方に位置して走行面より引込めら
れ、図5A及びBに示すように、クローラの前部9aと
後部9bが俯仰しても、各ガイドローラ7が履帯8を押
えてガイドし、履帯8の安定した走行が行えるようにな
っている。
【0013】請求項3に係わる発明は、請求項2に係わ
る発明における電動カートを歩道走行用の電動カートと
したことを特徴とする。
【0014】電動カートが段差を乗り越えるとき、上述
するようにクローラ前部が次第に前下がりとなって接地
し、不安定さがないため、運転に不慣れな老人や障害者
でも安心して運転することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図6は、本発明に係わる電動カー
トの一例を示すもので、車体11には車輪12aと前輪
カバー13aとガイドローラ21を備えたフレーム前部
14aと、車輪12bと後輪カバー13bとガイドロー
ラ21を備えたフレーム後部14bがそれぞれ上下に傾
動可能に軸支されている。
【0016】車体11内には、図示していながバッテリ
ーと、該バッテリーを電源とするモータが設けられると
共に、物入れ用のボックス15と、一人掛け用の腰掛け
部16と、運転操作用の操作部であるジョイスティック
17が設けられている。図中、18は履帯であり、19
はライトである。
【0017】
【発明の効果】請求項1に係わる発明の歩道走行用の電
動カートによると、クローラを用いることにより溝蓋の
ない側溝でも乗り越えるのが支障なく行え、しかも車輪
に比べ踏ん張りが利くため、車輪では乗り越えることが
できない段でも乗り越えることが可能である。
【0018】請求項2に係わる発明の電動カートにおい
ては、上述の請求項1に係わる発明と同様な効果を奏す
ることができるうえ、前部及び後部のうち、少なくとも
前部を俯仰できようにしたことにより、通常のクローラ
では乗り越えることができない段でも乗り越えることが
可能となる。
【0019】請求項3に係わる発明においては、運転技
術を必要とすることなく、段を安定状態で乗り越えるこ
とができるため、老人や障害者であっても支障なく段を
乗り越えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】前部と後部を俯仰可能とした本発明に係るクロ
ーラを示す図。
【図2】図1に示すクローラが段を乗り越えるときの態
様を示す図。
【図3】通常のクローラが段に突き当たったときと段を
乗り越えるときの態様を示す図。
【図4】本発明に係るクローラの別の例を示す図。
【図5】図4に示すクローラの前部と後部が俯仰する態
様を示す図。
【図6】本発明に係わる電動カートの側面図。
【符号の説明】
1、1a、1b、14a、14b・・フレーム 2a、2b、12a、12b・・車輪 3、8、18・・履帯 4、7、7a、7b、21・・ガイドローラ 5・・段 9a・・クローラの前部 9b・・クローラの後部 11・・車体 13a、13b・・車輪カバー 15・・物入れ 16・・腰掛け部 17・・ジョイスティック 19・・ライト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッテリーを電源とするモータと、ハンド
    ル、ジョイスティック等の運転操作用の操作部と、腰掛
    け部と、上記モータによって駆動される走行部よりなる
    歩道走行用の電動カートにおいて、走行部をクローラと
    したことを特徴とする電動カート。
  2. 【請求項2】バッテリーを電源とするモータと、ハンド
    ル、ジョイスティック等の運転操作用の操作部と、腰掛
    け部と、上記モータによって駆動されるクローラよりな
    る電動カートにおいて、クローラの前後部のうち、少な
    くともクローラの前部を俯仰可能としたことを特徴とす
    る電動カート。
  3. 【請求項3】電動カートが歩道走行用の電動カートであ
    ることを特徴とする請求項2記載の電動カート。
JP2000201000A 2000-07-03 2000-07-03 電動カート Pending JP2002012153A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000201000A JP2002012153A (ja) 2000-07-03 2000-07-03 電動カート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000201000A JP2002012153A (ja) 2000-07-03 2000-07-03 電動カート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002012153A true JP2002012153A (ja) 2002-01-15

Family

ID=18698772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000201000A Pending JP2002012153A (ja) 2000-07-03 2000-07-03 電動カート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002012153A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110179601A (zh) * 2019-06-25 2019-08-30 金华广播电视大学 一种采用双向电源复合动力供电系统的轮椅

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110179601A (zh) * 2019-06-25 2019-08-30 金华广播电视大学 一种采用双向电源复合动力供电系统的轮椅

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6279927B1 (en) Wheelchair
JP2551862B2 (ja) 車椅子用階段昇降機
US4119163A (en) Curb climbing wheel chair
KR101215285B1 (ko) 턱이 있는 보도에서도 주행이 가능한 전동 휠체어
JP2008229329A (ja) 車いす運搬用車両
KR20130006902A (ko) 이동 보조 시스템
KR101309666B1 (ko) 육륜 접지 개인용 자동차
US9289339B2 (en) Personal mobility vehicle
EP0160631B1 (en) Four-wheel drive wheelchair
JP2002012153A (ja) 電動カート
WO2004047707A3 (en) Motor powered all terrain wheelchair
WO2011074057A1 (ja) 不整地用車椅子
JP2007532157A (ja) 中間車輪駆動車椅子、特に昇降型車椅子
KR100332361B1 (ko) 동력휠체어
KR102373539B1 (ko) 계단 및 단차 지형의 휠체어 주행을 위한 전동 어시스트 모듈
CN209757397U (zh) 一种爬楼装置
JP2002085476A (ja) 階段昇降可能な車椅子
CN216365602U (zh) 一种履带行进装置及其驱动机构
JP2000085583A (ja) 歩行補助車などの手押し車
JP2519807Y2 (ja) 電動三輪型車椅子
JP2012143519A (ja) 中央輪車椅子
FR2796548A1 (fr) Ambulateur a moteur d'assistance a la marche
JP3081958B2 (ja) 電動三輪車の車体構造
JPH0975397A (ja) 車椅子
JP3980917B2 (ja) 車椅子等階段昇降補助装置