JP2002011926A - 印刷結果の検証機能を有する印刷装置とこれを使用したシステムおよびこれを使用した発券システムにおける情報処理方法 - Google Patents

印刷結果の検証機能を有する印刷装置とこれを使用したシステムおよびこれを使用した発券システムにおける情報処理方法

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JP2002011926A
JP2002011926A JP2000197373A JP2000197373A JP2002011926A JP 2002011926 A JP2002011926 A JP 2002011926A JP 2000197373 A JP2000197373 A JP 2000197373A JP 2000197373 A JP2000197373 A JP 2000197373A JP 2002011926 A JP2002011926 A JP 2002011926A
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Katsuichi Sugano
勝一 菅野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客のパソコンからインターネットを利用し
てチケットの予約から発券まで行う。 【解決手段】 印刷した用紙が出力される印刷装置の出
力部分に配置された、印刷された用紙上の印刷状況を読
み取る読み取り装置と、前記印刷装置に入力された印刷
データと前記印刷データを使用して前記印刷装置が印刷
出力した際に、前記印刷データと前記読取装置から出力
されるデータとに基づき、前記印刷出力の状況を判定す
る判定手段と、前記判定手段から出力される結果をデー
タとして外部に出力する手段と、外部からの指令に基づ
いて、前記読み取り装置と前記判定手段を有して印刷出
力の判定結果のデータを外部に送信する機能を有してい
る事実をデータとして送信する手段を有する印刷装置を
顧客のパソコンの印刷装置として利用し、インターネッ
ト上のWebサーバから受信した発券のための印刷デー
タを印刷する。この印刷結果はWebサーバに送られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータ上で稼
動する印刷装置および、それを利用したシステム、詳し
くはインターネットを利用した発券システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷装置というのは印刷するデー
タを単に印刷するだけであり、それが印刷用紙上に正し
く印刷されているか否かを検証する手段というものを持
っていなかった。現存する印刷装置の中には、印刷用紙
が途切れて印刷できなかったりした場合にその事象を検
知して用紙の補給を促したり、印刷用紙が印刷中に装置
内で詰まったりした場合に、すなわち、印刷用紙の給紙
あるいは排紙の動作にトラブルがあった場合に、そのト
ラブルをユーザに報知し、ユーザによるこれらのトラブ
ル解除後の印刷動作においてトラブルのあったページの
再印刷を行う機能を有する印刷装置も存在する。しか
し、たとえばインクジェット式プリンタの場合にノズル
の詰まりにより印刷データが正しく印刷されていなかっ
たり、レーザービームプリンタに代表される電子写真方
式のプリンタの場合にトナーの減少により、一部がかす
れて印刷されてしまったりした場合に、すなわち給紙あ
るいは排紙の動作以外のそれらの印刷上の不具合を検出
できるような印刷装置というものは存在していなかっ
た。したがって、印刷動作がトラブルなく完了した場合
でも、その結果得られた印刷物が印刷データを正確に反
映させた印刷物であるという確証を得るためには、実際
に印刷物を人の目で確認することが必要であった。
【0003】今、航空券に代表されるようなチケットの
予約から発券、利用するまでの仕組みを考えてみると、
予約は顧客のパソコンからインターネットを利用して行
うことが可能だが、実際の発券作業は顧客のパソコンに
接続されているプリンタから行うような仕組みになって
いない。その原因を考えてみると、印刷が完了した場合
に、その結果得られた印刷物が確実に印刷データを反映
させた印刷物であるという確証を得ることができず、確
実に印刷されたチケットが1枚だけ顧客の元に存在する
という状態が自動的に作り出せないということがあげら
れる。
【0004】また、航空券以外にもインターネットを使
って顧客のパソコンから何らかの券類の予約ができる仕
組みが世の中には存在するが、いずれの場合にも確実に
印刷されたチケットが1枚だけ顧客の元に存在するとい
う状態が自動的に作り出せないために発券の確実性の面
で問題があり、また偽造防止の面での問題を解決できな
いため、顧客のパソコンに接続されたプリンタからそれ
らの券類の印刷を行うということは行われてはいなかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたもので、印刷装置における
印刷用紙の排出部分に印刷結果を読み込む装置を配し、
印刷の元データと実際に印刷された結果を比較すること
により、たとえばインクジェット式プリンタの場合にノ
ズルの詰まりにより印刷データが正しく印刷されていな
かったり、レーザービームプリンタに代表される電子写
真方式のプリンタの場合にトナーの減少によって一部が
かすれて印刷されてしまったりした場合にでもそれらの
印刷上の不具合を、不具合発生直後に検出することを可
能にする。
【0006】その結果、印刷装置が不具合発生も無く完
了した場合に、その印刷物が確実に印刷データを反映さ
せた印刷物であるという推定をすることが可能となる。
また、この不具合発生を見ずに印刷が完了したことを、
プリンタは、印刷データの送付元に返送することも可能
である。また、このような機能を有する印刷装置が接続
されて利用可能であることを印刷データの送付元になる
システムに送付するので、印刷可能であり、かつ印刷が
正常に行われたことの確認も可能であることを、事前に
報知することも可能となる。
【0007】したがって、航空券に代表されるようなチ
ケットの予約から発券、利用するまでの仕組みに本発明
を適用した場合、利用者のパソコンに接続されたプリン
タを使用して確実に印刷されたチケットが顧客の元に存
在するということの確認が可能になるので、あとは、印
刷データ1つにつき1枚のみのチケットの印刷が可能な
ような管理をすることで、顧客のパソコンからインター
ネットを利用して、チケットの予約から顧客のパソコン
に接続されたプリンタを使用してのチケットの発券ま
で、行うことが可能となる。
【0008】また、航空券以外の何らかの券類の発行業
務においても、確実に印刷されたチケットが1枚だけ顧
客の元に存在するという確認が可能となるため、発券の
確実性や偽造防止の問題がクリアになり、顧客のパソコ
ンからインターネットを利用してチケットの予約から発
券まで行うことが可能となる。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の印刷装置においては、印刷した用紙
が出力される印刷装置の出力部分に配置された、印刷さ
れた用紙上の印刷状況を読み取る読み取り装置と、前記
印刷装置に入力された印刷データと前記印刷データを使
用して前記印刷装置が印刷出力した際に、前記印刷デー
タと前記読取装置から出力されるデータとに基づき、前
記印刷出力の状況を判定する判定手段と、前記判定手段
から出力される結果をデータとして外部に出力する手段
と、外部からの指令に基づいて、前記読み取り装置と前
記判定手段を有して印刷出力の判定結果のデータを外部
に送信する機能を有している事実をデータとして送信す
る手段を有する。
【0010】また、前記判定手段は、前記印刷データを
使用して前記印刷装置が印刷出力した際に、前記印刷デ
ータと前記読取装置から出力されるデータから予め定め
られた方法でエッジドット数を算出するエッジドット数
算出手段と、前記エッジドット数算出手段からの出力値
を入力し、この入力値と反比例の関係にあり、予め当該
入力に対応して設定されている出力値に変換する変換手
段と、前記読取装置から出力されるデータと前記印刷デ
ータとの一致する比率を算出する一致率算出手段と、前
記一致率算出手段の出力値と前記変換手段からの出力値
を比較し、比較結果を検証データとして生成する比較手
段とを含み、前記一致率算出手段の出力値が前記変換手
段からの出力値より大きい場合に、印刷結果が確実に前
記印刷データを反映させた印刷物として仕上がっている
ことを、前記検証データが表す。また、前記判定手段の
機能を使用するか否かについて制御を受け付け、その制
御が使用を表す場合に、入力した印刷データを記憶して
保存し、さらに判定手段の機能を実行し、得られた判定
結果と、前記読み取り手段から得られたデータとを記憶
保存し、受信した指令に基づきこれらの記憶保存したデ
ータを外部に出力する制御手段をさらに有する。
【0011】また、前記判定手段の機能を使用するか否
かについて制御を受け付け、その制御が使用を表す場合
に、前記読取装置から出力されたデータ中における印刷
範囲についての位置決めのための位置決めマークを、前
記入力した印刷データに付加して印刷し、前記判定手段
は、前記読取装置から出力されたデータ中における位置
決めマークの検出を行い、検出された位置決めマークに
基づいて、前記印刷データに対応する前記読取装置から
出力されるデータの範囲を決定し、この決定された範囲
のデータと前記印刷データとの比較を行う。
【0012】また、インターネットを利用した発券シス
テムにおいては、印刷した用紙が出力される印刷装置の
出力部分に配置された、印刷された用紙上の印刷結果を
読み取る読み取り装置と、前記印刷装置に入力された印
刷データと前記印刷データを使用して前記印刷装置が印
刷出力した際に、前記印刷データと前記読取装置から出
力されるデータとに基づき、前記印刷出力の結果を判定
する判定手段と、前記判定手段から出力される結果をデ
ータとして外部に出力する手段と、外部からの指令に基
づいて、前記読み取り装置と前記判定手段を有して印刷
出力の判定結果のデータを外部に送信する機能を有して
いる事実をデータとして送信する手段を有する印刷装置
と、前記印刷装置およびインターネットに接続されたク
ライアントのコンピュータと、前記インターネットに接
続されたWebサーバとを含み、Webサーバは、前記
クライアントのコンピュータとの間で通信回線を開いた
際に、前記クライアントのコンピュータを経由して前記
クライアントのコンピュータに接続されている前記印刷
装置が印刷結果判定機能を有することを表すデータを受
信し、さらに前記クライアントのコンピュータから発券
のためのデータが送付された場合に、前記クライアント
のコンピュータに発券のための印刷データを含んで送信
し、前記クライアントのコンピュータはこれを受信し、
受信したデータおよび指令に基づいて前記印刷装置を使
用して印刷出力した際に、当該印刷装置の前記印刷出力
の結果を判定する手段から生成された判定結果を、前記
クライアントのコンピュータが当該印刷装置から入力
し、インターネットを経由して前記Webサーバに転送
する。
【0013】また、前記印刷装置の前記判定する手段
は、前記読取装置から出力されるデータから予め定めら
れた方法でエッジドット数を算出するエッジドット数算
出手段と、前記エッジドット数算出手段からの出力値を
入力し、この入力値と反比例の関係にあり、予め当該入
力に対応して設定されている出力値に変換する変換手段
と、前記読取装置から出力されるデータと前記印刷デー
タとの一致する比率を算出する一致率算出手段と、前記
一致率算出手段の出力値と前記変換手段からの出力値を
比較し、比較結果を検証データとして生成する比較手段
とを含み、前記一致率算出手段の出力値が前記変換手段
からの出力値より大きい場合に、前記印刷した用紙が確
実に前記印刷データを反映させた印刷物として仕上がっ
ていることを、前記検証データが表す。
【0014】また、前記Webサーバは、前記クライア
ントのコンピュータを経由して前記印刷装置に対して前
記判定手段の機能を使用する制御を行い、前記印刷装置
はこの制御を受け付け、前記読取装置から出力されたデ
ータ中における印刷範囲についての位置決めのための位
置決めマークを、前記入力した印刷データに付加して印
刷し、前記判定手段は、前記読取装置から出力されたデ
ータ中における位置決めマークの検出を行い、検出され
た位置決めマークに基づいて、前記印刷データに対応す
る前記読取装置から出力されるデータの範囲を決定し、
この決定された範囲のデータと前記印刷データとの比較
を行う。
【0015】また、前記Webサーバは前記クライアン
トのコンピュータを経由して前記印刷装置に対して前記
判定手段の機能を使用するか否かについての制御データ
と印刷データとを送信し、前記印刷装置はこれを受信し
て、前記制御デ−タが前記判定手段の機能を使用して前
記受信した印刷データを印刷することを表している場合
に、入力した印刷データを記憶して保存し、読み取り手
段を制御して得られたデータとを記憶保存し、さらに判
定手段の機能を実行して得られた印刷結果のデータを前
記クライアントのコンピュータを経由して前記Webサ
ーバに送り、Webサーバは、前記クライアントのコン
ピュータを経由して受信した前記印刷装置の印刷結果の
データが確実に前記印刷データを反映させた印刷物とし
て仕上がっていることを示す場合に、発券処理から発券
の確定処理に移行する。
【0016】
【発明の実施の形態】つぎに示す第一実施形態では、本
発明を、レーザービームプリンタを用いた印刷結果検証
システムの実施形態として示す。ここでは本実施形態の
構成を説明する前に、レーザービームプリンタの構成に
ついて図1を参照しながら説明する。なお、本実施例を
適用するプリンタはレーザービームプリンタ(Lase
r Beam Printer;LBP)およびインク
ジェットプリンタに限られるものではなく、他のプリン
ト方式のプリンタでも良い。
【0017】図1は本発明を適用可能な出力装置を示す
断面図であり、レーザービームプリンタ(LBP)を示
している。図1において、1500はLBP本体であ
り、外部に接続されているホストコンピュータから供給
される印刷情報(文字コードやイメージデータ等)やフ
ォーム情報を入力して記憶すると共に、印刷情報やフォ
ーム情報にしたがって対応する文字パターンやフォーム
パターン等を作成し、記憶媒体である記録紙等に像を形
成する。1501は操作のためのスイッチおよびLED
表示器等が配されている操作パネル、1512はLBP
本体1500の制御およびホストコンピュータから供給
される文字情報を解析するプリンタ制御ユニットであ
る。このプリンタ制御ユニット1512は、文字情報を
対応する文字パターンのビデオ信号に変換してレーザー
ドライバ1502に出力する。レーザードライバ150
2は半導体レーザー1503の駆動するための回路であ
り、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザー15
03から発射されるレーザー光1504のオン・オフ切
り換え制御をする。レーザー光1504は回転多面鏡1
505で左右方向に振らされて静電ドラム1506上を
走査露光する。これにより、静電ドラム1506上には
文字パターンの静電潜像が形成されることになる。この
潜像は、静電ドラム1506周囲に配設されたユニット
1507により現像された後、記録紙に転写される。
【0018】この記録紙にはカットシートを用い、カッ
トシート記録紙はLBP1500に装備されている用紙
ガイド1508に収納され、給紙ローラ1509および
搬送ローラ1510と搬送ローラ1511とにより、装
置内に取り込まれて、静電ドラム1506に供給され
る。その後、カットシート記録紙は排紙ローラ1513
を経て、定着器1514で用紙上に定着され、印刷結果
読み取り部1515を経てLBP1500の外部に排紙
される。
【0019】また、LBP本体1500は、図示しない
カードスロットを少なくとも1個以上備え、内蔵フォン
トにくわえてオプションフォントカード、言語系の異な
るカード(エミュレーションカード)を接続できるよう
に構成されている。
【0020】図2は本発明の実施形態を示すプリンタ制
御システムの構成を説明するブロック図である。ここで
は、レーザービームプリンタ(図1)を例にして説明す
る。なお、本発明の機能が実行されるのであれば、単体
の機器であっても、複数の機器からなるシステムであっ
ても、LAN等のネットワークを介して処理が行われる
システムであっても本発明を適用できる。
【0021】図2において、3000はホストコンピュ
ータで、ROM3プログラム用ROMに記憶された文章
処理プログラム等に基づいて図形、イメージ、文字、表
(表計算等を含む)等が混在した文章処理を実行するC
PU1を備え、システムバス4に接続される各デバイス
をCPU1が総括的に制御する。また、このROM3の
プログラム用ROMには、CPU1の制御プログラム等
を記憶し、ROM3のフォント用ROMには上記文章処
理の際にフォントデータ等を記憶し、ROM3のデータ
用ROMは上記文章処理を行う際に使用する各種データ
を記憶する。2はRAMで、CPU1の主メモリ、ワー
クエリア等として機能する。5はキーボードコントロー
ラ(KBC)で、キーボード9や不図示のポインティン
グデバイスからのキー入力を制御する。6はCRTコン
トローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ(CR
T)10の表示を制御する。7はディスクコントローラ
(DKC)で、ブートプログラム、種々のアプリケーシ
ョン、フォントデータ、ユーザーファイル、編集ファイ
ル等を記憶するハードディスク(HD)、フロッピー
(登録商標)ディスク(FD)等を外部メモリ11との
アクセスを制御する。8はプリンタコントローラ(PR
TC)で、所定の双方向インターフェース(インターフ
ェース)21を介してプリンタ1500に接続されて、
プリンタ1500との通信制御処理を実行する。
【0022】なお、CPU1は、たとえばRAM2上に
設定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの
展開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上での
WYSIWYGを可能としている。また、CPU1は、
CRT10上の不図示のマウスカーソル等で指示された
コマンドに基づいて登録された種々のウィンドウを開
き、種々のデータ処理を実行する。
【0023】プリンタ1500において、12はプリン
タCPUで、ROM13のプログラム用ROMに記憶さ
れた制御プログラム等あるいは外部メモリ14に記憶さ
れた制御プログラムに基づいてシステムバス15に接続
される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御し、
印刷部インターフェース16を介して接続される印刷部
(プリンタエンジン)17に出力情報としての画像信号
を出力する。また、このROM13のプログラムROM
にはCPU12の制御プログラムを記憶する。
【0024】ROM13のフォント用ROMには上記出
力情報を生成する際に使用するフォントデータ等を記憶
し、ROM13のデータ用ROMにはハードディスク等
の外部メモリ14が無いプリンタの場合には、ホストコ
ンピュータ上で利用される情報等を記憶している。CP
U12は入出力部18を介してホストコンピュータとの
通信が可能となっており、プリンタ内の情報等をホスト
コンピュータ3000に通知可能に構成されている。1
9はCPU12の主メモリ、ワークエリアとして機能す
るRAMで、図示しない増設ポートに接続されるオプシ
ョンRAMによりメモリ容量を拡張することができるよ
うに構成されている。なお、RAM19は、出力情報展
開領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いられ
る。
【0025】前述したハードディスク(HD)、ICカ
ード等の外部メモリ14は、ディスクコントローラ(D
KC)20によりアクセス制御される。
【0026】外部メモリ14は、オプションとして接続
され、フォントデータ、エミュレーションプログラム、
フォントデータ等を記憶する。また、18は前述した操
作パネルで操作のためのスイッチおよびLED表示器等
が配されている。22は出力部17が出力した結果を読
み取るための読み取り部であり、21読み取り部インタ
ーフェースにより制御される。
【0027】また、前述した外部メモリは1個に限ら
ず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントにくわえて
オプションフォントカード、言語系の異なる制御言語を
解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数接続で
きるように構成されていても良い。さらに、図示しない
NVRAMを有し、操作パネル1501からのプリンタ
モード設定情報を記憶するようにしても良い。
【0028】(第一実施形態)図3は本発明との比較の
ために従来の技術による一般的な印刷処理のフローを示
したものである。アプリケーション301は図2に示す
RAM2上に展開され実行されている不図示のアプリケ
ーションプログラムを示しており、このアプリケーショ
ンで何らかの適当なデータが作成され、そしてそのデー
タを印刷する指示を行うことを示している。印刷データ
はアプリケーションプログラムからオペレーティング・
システム310に対して出力される。GDI出力302
はアプリケーション301が行った出力をオペレーティ
ング・システム310がGDIと呼ばれる命令形式でR
AM2上に展開され実行されている311プリンタ・ド
ライバに対して印刷指示を行うことを示している。レン
ダリング処理303は、用紙1ページに印刷するイメー
ジを表すページビットマップ304を作成することを示
している。このページビットマップ304はプリンタ3
12内にある受信バッファ305に送られて処理され
て、最終的な印刷結果である印刷結果306が出力され
る。
【0029】図5の501はページビットマップを示し
ており、図3のページビットマップ304を具体的に示
したものである。ページビットマップとは1枚の用紙
(この例ではA5サイズ)をドットと言われる点の行列
で表現したものである。それぞれ点をページビットマッ
プにしたがってトナーやインクで塗りつぶすことにより
印刷イメージを用紙上に表現できるようになる。この5
01はA5用紙(14.8×21cm)を600dpi
の解像度でページビットマップ化した例を示している。
このA5用紙の寸法は148mm×210mmであり、
1Inch=2.54cm、1Inch=600dot
であるから、dot単位に変換すると、(14.8cm
/2.54cm)×600DPI=3496.0629
92dot、21.0cm/2.54cm×600DP
I=4960.692992dotとなる。ゆえに、1
4.8cm×21.0cmのA5用紙は3496dot
×4960dotのページビットマップとして表すこと
ができる。
【0030】図5の502はページビットマップ501
上に展開された文字データを示している。この例では
“321”という文字列を表現している。503は
“1”という文字の下半分を拡大して見れるようにした
図である。501ページビットマップ上のドットを塗り
つぶすことで文字が表現されているのが見て取ることが
できる。
【0031】以上が従来の技術による一般的な印刷処理
のフローである。
【0032】図3のフローを見ると分かるとおり、アプ
リケーション301から始まった出力は、GDI出力3
02へと変換され、最終的にはページビットマップ30
4になり、印刷結果306へと反映されていく。しか
し、印刷結果306がページビットマップ304やアプ
リケーション301の内容を確実に反映させた印刷物で
あるか否かというのは、それを検証する仕組みが無い為
印刷結果306を人が見て判断しなくてはならない。
【0033】図1のユニット1507内にあるトナーの
残量が無くなっていて、それを気づかず印刷処理を行っ
た場合、印刷結果306はページビットマップ304や
アプリケーション301の内容を確実に反映させた印刷
物であるとは言えない状態になっている。しかし、従来
の技術では印刷結果306を自動的に検証する仕組み自
体がプリンタに存在しないため、用紙が正常に排出され
ればその印刷動作が正常に行われたとし、その結果とし
ての印刷物も印刷データに対応しているとみなすことし
かできないのである。
【0034】図4は当発明を利用した実施形態における
印刷処理のフロー示したものである。図4のアプリケー
ション401はRAM2上に展開され実行されている不
図示のアプリケーションプログラムを示しており、この
アプリケーションで何らかの適当なデータが作成され、
そしてそのデータを印刷する指示を行うことを示してい
る。印刷データはアプリケーションプログラムからオペ
レーティング・システム420に対して出力される。G
DI出力402はアプリケーション401を行った出力
をオペレーティング・システム420がGDIと呼ばれ
る命令形式でRAM2上に展開され実行されているプリ
ンタ・ドライバ421に対して印刷指示を行うことを示
している。レンダリング処理403は、用紙1ページに
印刷するイメージを表すページビットマップ404を作
成することを示している。このページビットマップ40
4はプリンタ422内にある受信バッファ405に送ら
れる。
【0035】図4の受信バッファ405は用紙1枚分の
ページビットマップを確保するのに十分な大きさを有し
ているが、この時点で受信バッファ405内にあるデー
タは印字可能領域の内部に収まる形で作成されている。
これはプリンタ・ドライバ421が、印字可能領域の内
部に収まる形でページビットマップを作成することに起
因する。
【0036】図4のステップ406は、不図示のユーザ
ーインターフェースにより、当発明による印刷結果判定
機能の使用を指示されているか否かを判断する。このユ
ーザーインターフェースはプリンタ・ドライバ421に
その機能を持たせて図2のCRT10上に表示しても良
いし、図1の操作パネル1501上に表示しても良い。
本発明はこれをどららか一方に制限するものではない。
【0037】当発明の印刷結果判定機能の使用が指示さ
れていない場合は405受信バッファに有るデータをそ
のまま印刷し、407印刷結果を得て印刷処理が終了す
る。この場合だと図3で示した、従来の処理と同じ流れ
になる。
【0038】当発明の使用が指示されている場合にはス
テップ408において位置決めマーク付加を行う。位置
決めマークとは、405受信バッファの内容と411読
み取りバッファの内容を比較する際に使用するものであ
り、印字可能領域の外側に印字可能領域から一定間隔だ
け空けた位置に用紙の四隅となる4箇所(左上、右上、
左下、右下)に印刷するものである。なお、本発明では
ステップ408における位置決めマークは用紙の四隅と
なる4箇所に限定するものではなく四隅のうちの1つを
除いた適当な3箇所でも良い。図6はこの位置決めマー
クを図示したものであり、ここにおいて枠601は物理
的な用紙の外枠を表している。図6の領域602は印字
可能領域を表している。なお、602の点線は論理的な
領域を指し示すものであり、用紙上に印刷されるわけで
はない。図6の603は用紙の左上部分を示しており、
その部分を拡大したものが607である。図6の606
は用紙左上の印字可能領域の外側に印刷された位置決め
マークである。この位置決めマークは用紙右下、左下、
右下にも存在し、4つの位置決めマークがセットで付加
される。なお、位置決めマークは図6の606で示した
形に限定するものではなく、あらかじめ決めておいた適
当な形でも利用可能である。
【0039】このようにして405受信バッファの情報
に位置決めマーク情報を付加して、最終的な印刷結果で
ある409印刷結果が出力される。図4のステップ41
0の印刷結果読み取りは、図1の印刷結果読み取り部1
515を、ステップ409で印刷された用紙が通過する
際にその印刷結果を読み取り、その内容をステップ41
1で読み取りバッファに格納することを示している。こ
の際、当発明ではステップ409の印刷結果と同じ解像
度で読取りを行うこと、および異なる解像度で読み取る
ことが可能である。
【0040】図5の510で示すマトリックスは印刷結
果読取りのマトリックスを示しており、解像度600d
pi×600dpi時のマトリックスを示している。こ
の510にあるC3からF3にかけての4つの黒丸が読
み取った印刷データを示している。図5の511は印刷
結果と同じ解像度で510のマトリックスの読取りを行
った結果を示している。この例では“0”がドットof
f(空白)、“1”がドットon(黒)を示している。
510のマトリックスは8×6=48dotで構成され
る。1dot=1bitで読み取りデータを保持し、合
計で48bitのデータが必要となる。図5の512は
印刷結果と異なる解像度で印刷結果読取りを行うマトリ
ックスを示しており、解像度600dpi×300dp
i時のマトリックスとなっている。この512にあるC
2からF2にかけての4つの黒丸が読み取った印刷デー
タを示している。この例では1つのマトリックスに2つ
の黒丸が入ることができるが、この違いは印刷解像度と
読み取り解像度の違いから来るものである。図5の51
3は印刷結果と異なる解像度で512のマトリックスの
読取りを行った結果を示している。512のマトリック
スは8×3=24dotで構成される。1dot=1b
itで読み取りデータを保持し、合計で24bitのデ
ータが必要となる。図5の514は印刷結果と異なる解
像度で印刷結果読取りを行うマトリックスを示してお
り、解像度300dpi×600dpi時のマトリック
スとなっている。この514にあるB3からC3にかけ
ての4つの黒丸が読み取った印刷データを示している。
この例では1つのマトリックスに2つの黒丸が入ってい
るが、この違いは印刷解像度と読み取り解像度の違いか
ら来るものである。図5の515は印刷結果と異なる解
像度で514のマトリックスの読取りを行った結果を示
している。514のマトリックスは4×6=24dot
で構成される。1dot=1bitで読み取りデータを
保持し、合計で24bitのデータが必要となる。図5
の516は印刷結果と異なる解像度で印刷結果読取りを
行うマトリックスを示しており、解像度300dpi×
300dpi時のマトリックスとなっている。この51
6にあるB2からC2にかけての4つの黒丸が読み取っ
た印刷データを示している。この例では1つのマトリッ
クスに4つの黒丸が入ることができるが、この違いは印
刷解像度と読み取り解像度の違いから来るものである。
図5の517は印刷結果と異なる解像度で516のマト
リックスの読取りを行った結果を示している。517の
マトリックスは4×3=12dotで構成される。1d
ot=1bitで読み取りデータを保持し、合計で12
bitのデータが必要となる。
【0041】この様に、印刷解像度に対して読み取り解
像度を変化させてやることにより、読み取りデータを減
らすことが可能となる。このことは読み取りバッファ4
11のサイズを小さくすることを可能とし、さらにプリ
ンタのCPU12の負荷を軽減することに役立つ。
【0042】図4の印刷結果判定412は受信バッファ
405に格納されているページビットマップデータと4
11読み取りバッファに格納されている読み取りバッフ
ァの内容を比較して、一致しているか、いないかを決定
する。一致決定の処理は図7のフローにしたがって行わ
れる。
【0043】図7において示そうとしているのは、読み
取ったデータと印刷に使用したデータを単純にドット単
位に比較した結果の一致率を使用して、正しく印刷され
たか否か判断する際に、印刷に使用したデータから後述
するような方法で得た基準一致率を使用し、一致率がこ
の基準一致率に比べて大きいか否かで行うことを示して
いる。図7の701は図4のステップ405における受
信バッファのデータを示している。この例ではプリンタ
・ドライバ421が解像度600×600dpiでペー
ジビットマップ404を作成し、それがステップ405
で受信バッファに送られて来た段階を示している。図7
の709はステップ411で読み取りバッファに格納さ
れたデータを示している。この例では印刷解像度である
600×600dpiではなく、縦横それぞれの半分の
300×300dpiで読み取ったデータを示してい
る。図7のステップ702の解像度変換は701受信バ
ッファに格納されているページビットマップの解像度を
709読み取りバッファの解像度に合わせて変換する処
理を示している。具体的にこの例では600×600d
piのページビットマップを300×300dpiのペ
ージビットマップに変換する処理を行う。図8は、この
変換処理における解像度補正について説明したものであ
る。
【0044】図8の801は、405受信バッファに
“2”という図柄が送り込まれた場合の、一部分を示し
ている。これを600×600dpiの解像度でドット
のON/OFFが分かる大きさに拡大したのを802で
示している。図8の803は802を300×300d
piの解像度に変換した後のドットのON/OFFを示
している。解像度変換処理は以下の様に行う。1.元図
(600×600dpi)上から、横2ドット、縦2ド
ットの合計4ドットを選択する。2.今選択した元図上
の4ドットのうち2ドット以上ON(黒)の場合は結果
の図の該当箇所をONにする。
【0045】図8の804から808は元図(600×
600dpi)の横2ドット、縦2ドットの合計4ドッ
トを示している。そして809から813は選択した4
ドットのON/OFFの具合に従った300×300d
piの解像度におけるドットのON/OFFの具合を示
している。図8の804,805はONのドット(60
0×600dpi)が2ドットに満たないので、80
9,810(300×300dpi)はOFFになる。
図8の806,807,808はONのドット(600
×600dpi)が2ドット以上あるので、811,8
12,813(300×300dpi)はONになる。
【0046】以上の説明した方法を使用してて600×
600dpiの解像度のデータを300×300dpi
のデータに変換する。
【0047】図7のステップ704のエッジドット計算
は、ONのドットとOFFのドットの境界にあたるON
状態のドットの数を計算する。たとえば図8の803に
示す図柄の場合、境界にあたるON状態のドットの数つ
まりエッジドットは20ドットとなる。(図8の803
の中で白の×で示されている個所がこれに該当する)図
7のステップ707の基準一致率計算は、用紙の総ドッ
ト数に対するステップ704で求めたエッジドット数を
元にしてステップ708において基準一致率の計算を行
う。この基準一致率は受信バッファと読み取りバッファ
のデータの一致率との比較に利用され、これより一致率
が高い場合に受信バッファと読み取りバッファの内容は
等しいものと判断する。用紙の総ドット数に対するステ
ップ704で求めたエッジドット数が少ない場合には、
読み取ったデータと印刷に使用したデータ、詳しくは7
09と701で示したデータの一致する確率も高くなる
ので、この場合には基準一致率も高く、反対にステップ
704で求めたエッジドット数が多い場合には、それだ
け読み取りミスをする確率も上がってくることになり、
前述した一致率(ステップ710で求めた値)が低下す
ることが予測されるので、このような場合には基準一致
率を低く設定するようにする。
【0048】図9は、エッジドット数と、エッジドット
数と総ドット数の比の関数として求められる基準一致率
の関係の一例を示したものである。図9の901はエッ
ジドット数と基準一致率が表形式で示されている例であ
る。この901ではエッジドット数が100以下の場合
に基準一致率が90%であり、100以上500以下の
場合には80%となっている。図9の902は基準一致
率がグラフ形式で示されている例である。エッジドット
数が一意に決まると、グラフから基準一致率が一意に導
き出せる。当発明では、基準一致率の設定方法をこの2
つの方法に限定するものではない。
【0049】図7の一致率計算710は読み取りバッフ
ァ709と受信バッファ703の内容を比較して、その
一致率を計算する。
【0050】図10は読み取りバッファ709と受信バ
ッファ703に格納されているページビットマップデー
タの関係を図示したものである。図10の1001は読
み取りバッファ709に格納されているデータを示して
いる。1001の大きさは印刷する用紙の物理的なサイ
ズと同じである。図10の1002は印字可能領域の大
きさを示している。図10の1003は受信バッファ7
03に格納されているページビットマップを示してい
る。このデータは印字可能領域1002と同じ大きさを
持っている。したがって、読み取りバッファ709と受
信バッファ703の内容を比較して、その一致率を計算
するためには、読み取りバッファ709の中から印字可
能領域1002の部分のデータを抜き出し、そのデータ
と受信バッファ703の内容を比較すれば良いことにな
る。
【0051】図7に示す読み取りバッファ709の中か
ら印字可能領域1002の部分のデータを抜き出すに
は、読み取りバッファ709の中に読み込まれているは
ずである図6の606で示したような位置決めマークを
利用すれば良い。この位置決めマークからあらかじめ決
められた分だけ離れたところに印字可能領域があるの
で、読み取りバッファ709の中から位置決めマークを
見つければ、読み取りバッファ709の中にある印字可
能領域部分1002のデータを抜き出すことができる。
もし、読み取りバッファ709の中に位置決めマークを
見つけることができなかった場合は、用紙の変形、斜
行、インク切れ、トナー切れ、印刷ミス、その他の印刷
トラブルの可能性が有るので、ステップ710における
一致率計算結果を無条件に0と設定することになる。
【0052】図7のステップ711はステップ710で
計算した一致率と、708で求まった基準一致率を比較
する。その比較結果をステップ712で判断し、ステッ
プ710で計算した一致率の方がステップ708で求め
た基準一致率よりも高い場合に一致712であると判断
し、そうでない場合には不一致713と判断する。この
結果が図4の412印刷結果判定の結果として用いられ
る。そして、この結果はプリンタ422からプリンタ・
ドライバ421へと送られて判定結果413となる。さ
らに、この結果はプリンタ・ドライバ421からオペレ
ーティング・システム420へと通知され判定結果41
4となる。
【0053】図4の判定結果414は図2のRAM上2
に持っていても良いし、外部メモリ11上に残しても良
い。
【0054】この様に、当発明を用いると印刷結果が確
実に印刷データを反映させた印刷物として仕上がってい
るか否かという判断結果が、そのプリンタに対して印刷
を指示したホストコンピュータ上に得ることが可能とな
る。
【0055】(第二実施形態)図11は本発明との比較
のために従来の技術による一般的な航空券発券処理のフ
ローを示したものである。なお、本発明は発券システム
に対して広く適応できるものであり、航空券の発券に限
定するものではない。
【0056】図11の1101では顧客の行動を示し、
1102では航空券の予約センター、そして1103で
は航空券を実際に発券できるチケット販売店を示してい
る。これらの3者の間におけるやり取りについて説明す
る。最初に顧客から予約センターに電話注文1104を
する。予約センター1102では、それを受けて、11
05はコンピュータに電話によって受けた注文を登録
し、その結果一意に決まる予約番号を発行して、それを
顧客に伝える(1106で示す)。電話注文に応じて予
約番号が発行された場合、顧客はその予約番号や代金を
持って、航空券の発券が行えるチケット販売店に出向く
ことを1107で示している。顧客から予約番号を告げ
られ、代金が払われた場合、チケット販売店は航空券を
発券する。顧客はその発券された航空券を受領し、帰宅
する。これを1109で示している。1110は顧客が
購入して保有している航空券を示している。そして、1
111は、実際に1108で発行された航空券を利用す
ることを示している。
【0057】以上が従来の技術による一般的な航空券発
券処理のフローである。この流れから見ても分かるとお
り、顧客の元へ実際の航空券が届くのは顧客がチケット
販売所に出向き、発券手続きを行った時点である。とく
に図示していないが、顧客の手元にパソコンが有り、イ
ンターネット経由で航空券の予約ができた場合であって
も、この状況は同じである。
【0058】図12は本発明を使用した場合の改善され
た航空券発券処理の業務フローを示したものである。図
13は本発明を使用した改善された航空券発券処理の処
理フローを示したものである。ここでは、チケット販売
店は含まれてはいない。1201は顧客の行動を示して
いる。同様に1202は航空券の予約センターを示して
いる。先ず、顧客は保有するパソコンを使ってインター
ネット経由で航空券の予約を行う。これを1203で示
す。このとき、クレジットカード番号、氏名、電話番号
等の個人情報も同時に伝えておく。当然ながら顧客から
予約センターへ送られる情報には、チケットそのものに
関する情報も含まれる。ただし、このチケットに関する
情報は、顧客が画面上で選択することで自動的に生成さ
れるのが通常である。なお、この顧客のパソコンには、
本発明による第一実施形態で示した機能や手段が搭載さ
れたプリンタが接続されているものとする。
【0059】図13の注文受付1301はこの1203
の航空券予約のことを示している。予約内容、クレジッ
トカード番号、氏名、電話番号などを受け付けると、そ
の情報は1302未確定注文として登録される。ここ
で、予約センターのWebサーバは、顧客のパソコンに
印刷装置が接続されているか、利用可能になっている
か、さらには、その印刷装置が発券に適したものである
かの情報が、Webサーバから顧客のパソコンに送られ
たプログラムにより確認されて、それらの情報が予約セ
ンターに伝えられる。この時点で、予約センター側は、
顧客のシステムを使用しての発券が可能であり、また顧
客は顧客のシステムを使用して発券することを望んでい
ることを知る。
【0060】図12の発券1204は、顧客からの要求
に応じた航空券を顧客のパソコンに接続されている当発
明第一実施形態の搭載されているプリンタに対して、印
刷結果判定機能を使用した印刷指示を行う。この時発券
される航空券には予約番号など、航空券の内容を一意に
示すことができる値をバーコード化して印刷しておく。
なお、この事例ではバーコードとしたが本発明はバーコ
ードに限定するものではなく、機械的、光学的に読み込
み可能なコードであれば他のコード体系でも良い。図1
3の発券処理1303は、上述した発券1204を示し
ている。発券の指示を受けて航空券を一意に示すことが
できる値を決定し、その情報が含まれた発券データを顧
客のパソコンに転送し、顧客のパソコンに接続された印
刷装置に対して印刷処理を開始させると、その情報を未
確定注文情報1302に追加する。
【0061】図12の発券OK1205は発券1204
により顧客のパソコンに接続されている当発明第一実施
形態の搭載されている印刷装置に対して行われた印刷指
示が、正常に行われた場合に本発明から得ることができ
る印刷結果が正しいという情報を予約センター1202
に戻すことを示している。予約センター1202では、
この予約OK1205が顧客のパソコンから返送された
時点で、一連の発券処理が正しく行うことができたと判
断する。
【0062】もし、予約OK1205が顧客のパソコン
から返送されず、印刷結果判定として正しくないことを
表すデータを受けた場合には、何らかの印刷トラブルが
顧客の元で発生したものと判断し、先に発番した航空券
を一意に示すことができる値を無効にして、新しく別の
識別番号を発番し、再度1204発券を行う。
【0063】図13の発券OK?1304の判断は顧客
のパソコンに接続されている当発明第一実施形態の搭載
されているプリンタから、1205発券OKの情報が得
られたかどうかの確認を行うことを示している。発券O
Kの情報が得られた場合には1305発券確定処理に進
み、1302未確定注文に注文が確定したという情報を
くわえて1306確定注文/利用実績にする。なおこの
場合に利用実績は、今発券処理が確定したばかりなの
で、無しとしておく。
【0064】一方、発券OK以外を示すデータを受けた
場合には、何らかの印刷トラブルが顧客の元で発生した
ものと判断し1303発券処理に戻り、再度まったく新
しく航空券を一意に示すことができる値を決定し、その
情報が含まれた発券データを顧客のパソコンに転送し、
印刷処理を開始する。なお、ここには図示していない
が、何度1303に戻っても発券OKの情報が得られな
い場合も考えられるので、そういった場合には顧客側の
判断または1303を再実行する回数制限によって、航
空券発券処理を中断させることができるものとする。
【0065】図12の1203から1205までに要す
る時間はほんの数分であり、その短い時間の中で顧客は
自分の手元にあるパソコンに接続された当発明第一実施
形態の搭載されている印刷装置から航空券を得ることが
できるのである。
【0066】図12の利用1208は、顧客の手元にあ
るパソコンに接続された当発明第一実施形態の搭載され
ているプリンタから出力された航空券を利用することを
示している。
【0067】図12の照会1206は、実際に空港にお
いて利用する段階で、登場窓口において発券された航空
券に印刷されているバーコードを読み込んで、その番号
が予め発番してある番号と等しく、さらに、今回が始め
ての利用であるか確認する作業を示している。券情報読
み込み1307は発券された航空券に印刷されているバ
ーコードを読み込んで券情報1308とすることを示し
ている。券情報照会1309は図12の照会1206を
示している。券情報1308をキーにして確定注文/利
用実績1306を検索する。照会OK1207は、発券
時に発番した番号と、バーコードから読み込んだ番号の
照合作業を行い、OKであったことを示している。この
OKが得られてはじめて顧客は航空券を正規のものとし
て受領される。もし、照会1206で一致する番号が登
録されていなければ、その航空券は不正な航空券か印刷
失敗とみなされた航空券ということになる。また、今回
が始めての利用でない場合、その航空券は何らかの形で
不正にコピーされ複数の人間が利用しようとしたことに
なる。
【0068】図13の注文実績有り?and利用実績無
し?1310は券情報1308をキーにして確定注文/
利用実績1306を検索し、その券情報が見つかれば注
文実績有りと判断する。その券情報が見つからなければ
その券は不正な航空券か印刷失敗とみなされた航空券と
いうことになるのでエラー表示1313を行い、利用不
可能1314の処置を行う。
【0069】一方、注文実績者有りの場合、今度は利用
実績があるか判断する。利用実績があればその航空券は
何らかの形で不正にコピーされ複数の人間が利用しよう
としたことになるのでエラー表示1313を行い、利用
不可能1314の処置を行う。利用実績が無ければ、正
規の利用と判断して確定注文/利用実績1311に利用
実績有りという情報を追加して利用可能1312とす
る。
【0070】図14は、上述したような発券システムに
おける本発明による印刷装置とWebサーバとの間に位
置する顧客のパソコン上で動作する情報処理のプログラ
ムを示す。このプログラムは、図13におけるステップ
1301、1303、1304に相当する部分におい
て、クライアントである顧客のパソコン上で、本発明の
印刷装置の機能を生かすための役割を有する。先ず、ス
テップ105において、たとえば予約センターのWeb
サーバは、顧客のパソコンを使用して発券が可能か否か
を調べるために、顧客のパソコンに対して、接続されて
いる印刷装置をアクセスするように指令する。これを受
けた顧客のパソコンは、接続している印刷装置をアクセ
スし、その印刷装置が本発明による印刷装置の場合に、
印刷結果判定機能を有するので、その旨をステップ11
0で予約センターのWebサーバに送る。これを受ける
と予約センターのWebサーバは予約を希望している顧
客の印刷装置を使用して発券可能と判断し、発券のため
の情報とこの情報を印刷する指令を顧客のパソコンに送
る。これを顧客のパソコンはステップ115で受けて、
ステップ120で印刷装置を制御する。ここで印刷装置
は印刷出力し、印刷完了後にパソコンに対して印刷結果
の判定データを送る。パソコンはこれをステップ125
で受けて、ステップ130で印刷データを送信した予約
センターのWebサーバに送る。この信号を予約センタ
ーのWebサーバが受けると、顧客の印刷装置を使用し
た発券が確実に行われたか否かを判断し、その発券が確
実に行われていることを表している場合は、発券の確定
処理に入る。ここで発券が確実に行われていないことが
判明した場合には、前述したような、あるいは、顧客の
パソコンの画面上に適切な指示や案内表示を行うことが
できる。
【0071】この様に、本願発明による印刷装置を使用
した発券システム、あるいは発券システムにおいては、
予約センターからは、インターネットを通して予約を希
望する航空券を、その顧客のパソコンに接続され利用可
能になっている印刷装置についての情報を入手して、そ
の顧客の印刷装置から発券可能であるとしたばあいに、
その顧客の印刷装置を使用して発券し、その顧客のパソ
コンに接続されたプリンタで印刷された航空券が正しく
印刷されたか否かを知ることが可能となる。また、その
券を一意に管理するバーコードなどを券に印刷しておく
ことにより、偽造などを防止することも可能となる。そ
のため、航空券を顧客のパソコンで発行することが可能
となり、顧客にチケット販売店まで出向いてもらう必要
が無くなり、サービスの向上を図ることが可能となる。
【0072】
【発明の効果】以上述べたように、本発明を用いれば、
印刷結果が確実に印刷データを反映させた印刷物として
仕上がっているか否かという確認をデータとして入手す
ることができ、またこのような機能を顧客のパソコンに
接続されている印刷装置が有していることを入手できる
ので、顧客のパソコンに接続された印刷装置を使用して
の発券が可能であることを予約センター側(Webサー
バ)が知ることができ、また顧客のパソコンに接続され
た印刷装置を使用しての発券をした場合に、その発券が
確実になされた確認を得ることができる。また、本発明
の印刷システムは、インターネットに接続されたパソコ
ンに接続されているプリンタを使用しての発券システム
を構築することが可能となり、新しいサービスの提供に
役立てることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な出力装置の構成を示す断面
図である。
【図2】本発明の一実施形態を示すプリンタ制御システ
ムの構成を説明するブロック図である。
【図3】本発明との比較のために用意した、従来の技術
による印刷処理のフローチャート図である。
【図4】当発明を利用した実施形態における印刷処理の
フローチャート図である。
【図5】本発明の実施形態のページビットマップと印刷
解像度、読み取り解像度について説明した図である。
【図6】本発明の実施実施形態の位置決めマークを示し
た図である。
【図7】本発明の実施形態の印刷結果判定処理について
詳しく解説したフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態の解像度補正について説明し
た図である。
【図9】図7における基準一致率について説明した図で
ある。
【図10】読み取りバッファと受信バッファの関係につ
いて説明した図である。
【図11】本発明との比較のために用意した、第二の実
施形態に対する従来処理の処理フローチャートである。
【図12】本発明の第二の実施形態の業務の流れを示し
たフローチャートである。
【図13】本発明の第二の実施形態の流れを示すフロー
チャートである。
【図14】発券システムにおける印刷装置とWebサー
バとの間に位置する顧客のパソコン上で動作する情報処
理の為のフローチャートである。
【符号の説明】
310 オペレーティング・システム 311 プリンタ・ドライバ 312 プリンタ 420 オペレーティング・システム 421 プリンタ・ドライバ 422 プリンタ 501 ページビットマップ 601 物理的な用紙 602 印字可能領域で論理的な領域 606 位置決めマーク 1001 読取りバッファ709に格納されているデ
ータ 1002 印字可能領域の部分のデータ 1003 受信バッファ703に格納されているペー
ジビットマップ 1500 レーザービームプリンタ 1110 顧客の手元にある航空券 1513 排紙ローラ 1514 定着器 1515 印刷結果読取り部 2000 コンピュータ本体 3000 ホストコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AQ05 AQ06 AS02 HN05 HN15 HQ01 HR07 HV01 HV31 HV35 HV36 2C087 AA09 AB05 AC07 AC08 BA03 BA05 BB10 BC07 BD02 BD46 DA07 5B021 AA01 AA10 CC06 NN03 QQ04 5C062 AA05 AA13 AA29 AB22 AC02 AC04 AC22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷した用紙が出力される印刷装置の出
    力部分に配置された、印刷された用紙上の印刷状況を読
    み取る読み取り装置と、 前記印刷装置に入力された印刷データと前記印刷データ
    を使用して前記印刷装置が印刷出力した際に、前記印刷
    データと前記読取装置から出力されるデータとに基づ
    き、前記印刷出力の状況を判定する判定手段と、 前記判定手段から出力される結果をデータとして外部に
    出力する手段と、 外部からの指令に基づいて、前記読み取り装置と前記判
    定手段を有して印刷出力の判定結果のデータを外部に送
    信する機能を有している事実をデータとして送信する手
    段を有することを特徴とする印刷結果の検証機能を有す
    る印刷装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の印刷結果の検証機能を
    有する印刷装置において、前記判定手段は、前記印刷デ
    ータを使用して前記印刷装置が印刷出力した際に、前記
    印刷データと前記読取装置から出力されるデータから予
    め定められた方法でエッジドット数を算出するエッジド
    ット数算出手段と、前記エッジドット数算出手段からの
    出力値を入力し、この入力値と反比例の関係にあり、予
    め当該入力に対応して設定されている出力値に変換する
    変換手段と、前記読取装置から出力されるデータと前記
    印刷データとの一致する比率を算出する一致率算出手段
    と、前記一致率算出手段の出力値と前記変換手段からの
    出力値を比較し、比較結果を検証データとして生成する
    比較手段とを含み、前記一致率算出手段の出力値が前記
    変換手段からの出力値より大きい場合に、印刷結果が確
    実に前記印刷データを反映させた印刷物として仕上がっ
    ていることを、前記検証データが表すことを特徴とする
    印刷結果の検証機能を有する印刷装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の印刷結果の検証機能を
    有する印刷装置において、前記判定手段の機能を使用す
    るか否かについて制御を受け付け、その制御が使用を表
    す場合に、入力した印刷データを記憶して保存し、さら
    に判定手段の機能を実行し、得られた判定結果と、前記
    読み取り手段から得られたデータとを記憶保存し、受信
    した指令に基づきこれらの記憶保存したデータを外部に
    出力する制御手段をさらに有することを特徴とする印刷
    結果の検証機能を有する印刷装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の印刷結果の検証機能を
    有する印刷装置において、前記判定手段の機能を使用す
    るか否かについて制御を受け付け、その制御が使用を表
    す場合に、前記読取装置から出力されたデータ中におけ
    る印刷範囲についての位置決めのための位置決めマーク
    を、前記入力した印刷データに付加して印刷し、前記判
    定手段は、前記読取装置から出力されたデータ中におけ
    る位置決めマークの検出を行い、検出された位置決めマ
    ークに基づいて、前記印刷データに対応する前記読取装
    置から出力されるデータの範囲を決定し、この決定され
    た範囲のデータと前記印刷データとの比較を行うことを
    特徴とする印刷結果の検証機能を有する印刷装置。
  5. 【請求項5】 印刷した用紙が出力される印刷装置の出
    力部分に配置された、印刷された用紙上の印刷結果を読
    み取る読み取り装置と、前記印刷装置に入力された印刷
    データと前記印刷データを使用して前記印刷装置が印刷
    出力した際に、前記印刷データと前記読取装置から出力
    されるデータとに基づき、前記印刷出力の結果を判定す
    る判定手段と、前記判定手段から出力される結果をデー
    タとして外部に出力する手段と、外部からの指令に基づ
    いて、前記読み取り装置と前記判定手段を有して印刷出
    力の判定結果のデータを外部に送信する機能を有してい
    る事実をデータとして送信する手段を有する印刷装置
    と、 前記印刷装置およびインターネットに接続されたクライ
    アントのコンピュータと、 前記インターネットに接続されたWebサーバとを含
    み、 Webサーバは、前記クライアントのコンピュータとの
    間で通信回線を開いた際に、前記クライアントのコンピ
    ュータを経由して前記クライアントのコンピュータに接
    続されている前記印刷装置が印刷結果判定機能を有する
    ことを表すデータを受信し、さらに前記クライアントの
    コンピュータから発券のためのデータが送付された場合
    に、前記クライアントのコンピュータに発券のための印
    刷データを含んで送信し、前記クライアントのコンピュ
    ータはこれを受信し、受信したデータおよび指令に基づ
    いて前記印刷装置を使用して印刷出力した際に、当該印
    刷装置の前記印刷出力の結果を判定する手段から生成さ
    れた判定結果を、前記クライアントのコンピュータが当
    該印刷装置から入力し、インターネットを経由して前記
    Webサーバに転送することを特徴とするインターネッ
    トを利用した発券システム。
  6. 【請求項6】 請求項5のシステムにおいて、 前記印刷装置の前記判定する手段は、前記読取装置から
    出力されるデータから予め定められた方法でエッジドッ
    ト数を算出するエッジドット数算出手段と、前記エッジ
    ドット数算出手段からの出力値を入力し、この入力値と
    反比例の関係にあり、予め当該入力に対応して設定され
    ている出力値に変換する変換手段と、前記読取装置から
    出力されるデータと前記印刷データとの一致する比率を
    算出する一致率算出手段と、前記一致率算出手段の出力
    値と前記変換手段からの出力値を比較し、比較結果を検
    証データとして生成する比較手段とを含み、前記一致率
    算出手段の出力値が前記変換手段からの出力値より大き
    い場合に、前記印刷した用紙が確実に前記印刷データを
    反映させた印刷物として仕上がっていることを、前記検
    証データが表すことを特徴とするインターネットを利用
    した発券システム。
  7. 【請求項7】 請求項5のシステムにおいて、 前記Webサーバは、前記クライアントのコンピュータ
    を経由して前記印刷装置に対して前記判定手段の機能を
    使用する制御を行い、前記印刷装置はこの制御を受け付
    け、前記読取装置から出力されたデータ中における印刷
    範囲についての位置決めのための位置決めマークを、前
    記入力した印刷データに付加して印刷し、前記判定手段
    は、前記読取装置から出力されたデータ中における位置
    決めマークの検出を行い、検出された位置決めマークに
    基づいて、前記印刷データに対応する前記読取装置から
    出力されるデータの範囲を決定し、この決定された範囲
    のデータと前記印刷データとの比較を行うことを特徴と
    するインターネットを利用した発券システム。
  8. 【請求項8】 請求項5のシステムにおいて、 前記Webサーバは前記クライアントのコンピュータを
    経由して前記印刷装置に対して前記判定手段の機能を使
    用するか否かについての制御データと印刷データとを送
    信し、前記印刷装置はこれを受信して、前記制御デ−タ
    が前記判定手段の機能を使用して前記受信した印刷デー
    タを印刷することを表している場合に、入力した印刷デ
    ータを記憶して保存し、読み取り手段を制御して得られ
    たデータとを記憶保存し、さらに判定手段の機能を実行
    して得られた印刷結果のデータを前記クライアントのコ
    ンピュータを経由して前記Webサーバに送り、Web
    サーバは、前記クライアントのコンピュータを経由して
    受信した前記印刷装置の印刷結果のデータが確実に前記
    印刷データを反映させた印刷物として仕上がっているこ
    とを示す場合に、発券処理から発券の確定処理に移行す
    ることを特徴とするインターネットを利用した発券シス
    テム。
  9. 【請求項9】 インターネットを介した通信により、W
    ebサーバからの指令を受けるステップと、前記指令に
    基づき、接続した印刷装置の機能情報をWebサーバに
    送るステップと、前記Webサーバから印刷データと印
    刷指令を受けるステップと、前記印刷データを前記印刷
    指令に基づき、接続された印刷装置を制御して印刷出力
    し、前記印刷装置から前記印刷装置による印刷結果のデ
    ータが確実に前記印刷データを反映させた印刷物として
    仕上がっているか否かを表す印刷結果判定データを受け
    るステップと、前記印刷結果判定結果を前記印刷データ
    の送信元のWebサーバに送るステップを含むことを特
    徴とする発券システムにおける情報処理方法。
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