JP3610183B2 - 印刷装置及び記憶方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハードウェア制御プログラムデータおよび印刷データをホストコンピュータから受信可能な印刷装置に関し、またはホストコンピュータから印刷装置にダウンロードされるハードウェア制御プログラムデータの記憶方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、外部機器からのハードウェア制御プログラムデータを印刷装置のフラッシュROMに、直接、ストアするようにした印刷システムが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような印刷システムのフラッシュROMには、(1) 不具合のあるデータもストアされ、(2) 印刷装置制御プログラムデータを送信する外部機器に接続された入力ポート以外の入力ポートから、データの受信が可能であり、プログラムデータ以外のデータがストアされるので、フラッシュROMの寿命を延ばすには限界があった。
【0004】
また、1台の印刷装置が複数個のフラッシュROMを有する場合、既にあるフラッシュROMにストアされていたプログラムデータが、別のフラッシュROMに記憶されることになるので、フラッシュROMの寿命を延ばすには限界があり、しかも、ストア処理に余分な時間が費やされるという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明は、指定された入力ポート以外の入力ポートから受信したデータがフラッシュROMにストアされるのを防止することができる印刷装置及び記憶方法を提供する。
【0006】
または、フラッシュROMへの無駄な書き込みがなくなり、フラッシュROMの寿命をより長くすることができる印刷装置及び記憶方法を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、ハードウェア制御プログラムデータおよび印刷データをホストコンピュータから受信可能な印刷装置であって、受信データが入力された入力ポートが、操作部またはホストコンピュータからの制御により指定された入力ポートでない場合、受信データを外部メモリまたはRAMにストアし、受信データが入力された入力ポートが、操作部またはホストコンピュータからの制御により指定された入力ポートである場合、受信データを前記ハードウェア制御プログラムデータとしてフラッシュROMにストアするストア制御手段と、前記フラッシュROMにストアされたハードウェア制御プログラムデータに基づいてハードウェア制御プログラムを起動する起動手段と、前記外部メモリまたは前記RAMに前記印刷データがある場合、当該印刷データの印刷処理を行う印刷処理手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項1において、ハードウェア制御プログラムは、起動後、前記外部メモリまたは前記RAMに前記印刷データがストアされているか否かを判定することができる。
【0009】
請求項1または2において、受信データが入力されたポートがどのポートであるかを識別する識別手段を備えることができ、ストア制御手段は、識別手段により識別された入力ポートが、操作部またはホストコンピュータからの制御により指定された入力ポートでない場合、受信データを外部メモリまたはRAMにストアし、前記識別手段により識別された入力ポートが、操作部またはホストコンピュータからの制御により指定された入力ポートである場合、受信データを前記ハードウェア制御プログラムデータとしてフラッシュROMにストアすることができる。
【0010】
請求項4の発明は、ハードウェア制御プログラムデータおよび印刷データをホストコンピュータから受信可能な印刷装置であって、前記印刷データをストアするメモリと、前記ハードウェア制御プログラムデータをストアするフラッシュROMと、受信データが入力された入力ポートが、操作部またはホストコンピュータからの制御により指定された入力ポートである場合、受信データを前記ハードウェア制御プログラムデータとして前記フラッシュROMにストアするストア制御手段と、前記フラッシュROMにストアされたハードウェア制御プログラムデータに基づいてハードウェア制御プログラムを起動する起動手段と、前記メモリに前記印刷データがある場合、当該印刷データの印刷処理を行う印刷処理手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
請求項5の発明は、ホストコンピュータから印刷装置にダウンロードされるハードウェア制御プログラムデータの記憶方法であって、受信データが入力された入力ポートが、操作部またはホストコンピュータからの制御により指定された入力ポートでない場合、受信データを外部メモリまたはRAMにストアし、受信データが入力された入力ポートが、操作部またはホストコンピュータからの制御により指定された入力ポートである場合、受信データを前記ハードウェア制御プログラムデータとしてフラッシュROMにストアするステップと、前記フラッシュROMにストアされたハードウェア制御プログラムデータに基づいてハードウェア制御プログラムを起動するステップと、前記外部メモリまたは前記RAMに印刷データがある場合、当該印刷データの印刷処理を行うステップとを有することを特徴とする。
【0012】
請求項6の発明は、ホストコンピュータから、印刷データをストアするメモリとハードウェア制御プログラムデータをストアするフラッシュROMとを備えた印刷装置にダウンロードされる前記ハードウェア制御プログラムデータの記憶方法であって、受信データが入力された入力ポートが、操作部またはホストコンピュータからの制御により指定された入力ポートである場合、受信データを前記ハードウェア制御プログラムデータとして前記フラッシュROMにストアするステップと、前記フラッシュROMにストアされたハードウェア制御プログラムデータに基づいてハードウェア制御プログラムを起動するステップと、前記メモリに前記印刷データがある場合、当該印刷データの印刷処理を行うステップとを有することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0018】
<第1の実施の形態>
図1は本発明の第1の実施の形態を示す。これはレーザビームプリンタを含む印刷システムの例であり、レーザビームプリンタの構造を図2に示す。図2において、1000はレーザビームプリンタであり、ホストコンピュータ3000(図1)に接続してあり、ホストコンピュータ3000からの印刷情報(文字コード等)やフォーム情報あるいはマクロ命令等を入力して記憶するとともに、それらの情報に従って、対応する文字パターンやフォームパターン等を作成し、記録紙等に像を形成するものである。1012は操作パネルであり、操作のためのスイッチと、LED(light emitting diode)表示器等が配置してある。1001はプリンタ制御ユニットであり、レーザビームプリンタの各部を制御し、ホストコンピュータ3000から供拾される文字情報等を解析するものであり、主に、文字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換するものである。1002はレーザドライバであり、プリンタ制御ユニット1001からのビデオ信号に基づき、半導体レーザ1003をON/OFF制御するものである。1005は回転多面鏡であり、半導体レーザ1003からのレーザ光1004を折り返しミラー1020に向けて反射するものである。1020は折り返しミラーであり、レーザ光1004を静電ドラム1006上に導くためのものである。静電ドラム1006は変調されたレーザ光1004により主走査され、文字パターンの静電潜像が形成されることになる。1007は現像ユニットであり、静電ドラム1006上の静電潜像をトナーにより現像するものである。現像されたトナー像はカットシートに転写され、ついで、カットシート上に転写されたトナー像は定着され、定着後、カットシートは外部に排出される。
【0019】
1008は用紙カセットであり、記録紙としてのカットシートを収納するためのものである。1009は給紙ローラであり、用紙カセット1008のカットシートを分離するものである。1010は給送ローラであり、給紙ローラ1009により分離されたカットシートをレジストローラ1011まで供給するものである。
【0020】
レーザビームプリンタは、図示しないカードスロットを少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプションフォントカードと、言語系の異なる制御カード(エミュレーションカード)を接続できるように構成してある。
【0021】
図1において、1000,1012は図2と同一部分を示す。まず、ホストコンピュータ3000を説明する。ホストコンピュータ3000は、CPU(central processing unit) 1と、RAM(random access memory)2と、ROM(read only memory)3と、キーボードコントローラ(KBC)5と、CRT(cathode ray tube)コントローラ(CRTC)6と、メモリコントローラ(MC)7と、プリンタコントローラ(PRTC)8とが、システムバス4を介して相互結合してあり、キーボードコントローラ(KBC)5にキーボード9が接続してあり、CRTコントローラ(CRTC)6にCRTディスプレイ10が接続してあり、メモリコントローラ(MC)7に外部メモリ11が接続してある。
【0022】
ROM3は、フォントROM3aと、プログラムROM3bと、データROM3cにより構成してあり、フォントROM3aには文書処理に使用するフォントデータ等がストアしてあり、プログラムROM3bには、文書処理プログラム等をストアしてあり、データROM3cには、文書処理等で使用する各種データがストアしてある。RAM2はCPU1のワークエリア等として用いられており、受信するデータを全てストアすることができるだけの容量を有する。
【0023】
キーボード・コントローラ(KBC)5はキーボード9や図示しないポインティングデバイスからの入力を制御するものである。CRTコントローラ(CRTC)6はCRTディスプレイ10の表示を制御するものである。外部メモリ11はブートプログラムと、種々のアプリケーションと、フォントデータと、ユーザファイルと、編集ファイル等をストアするためのものである。外部メモリ11としては、ハードディスクとフロッピーディスク等が好ましい。メモリコントローラ(MC)7は外部メモリ11とのアクセスを制御するものである。プリンタコントローラ(PRTC)8は所定の双方向性インタフェース21を介してレーザビームプリンタ1000の入力部18(図1)に接続してあり、レーザビームプリンタ1000との通信制御処理を行うものである。
【0024】
CPU1はシステムバス4に接続された各デバイスを総括的に制御するとともに、プログラムROM3aにストアされている文書処理プログラム等に従って、イメージ、文字、表(表計算等を含む)等が混在した文書を処理するものである。CPU1は、例えば、RAM2上に設定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上でのWYSIWYG(what you see is what you get)を可能にしている。CPU1はCRT10上の図示しないマウス力ーソル等で指示されたコマンドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行するものである。
【0025】
次に、レーザビームプリンタ1000を説明する。レーザビームプリンタ1000は、CPU12と、RAM19と、フラッシュROM13と、入力部18と、印刷部インタフェース(I/F)16と、メモリコントローラ(MC)20と、操作部1012とが、システムバス15を介して相互結合してあり、印刷部インタフェース(I/F)16に印刷部17が接続してあり、メモリコントローラ(MC)20に外部メモリ14が接続してある。
【0026】
フラッシュROM13は、出力情報を生成するのに使用するフォントデータと、文書処理プログラムと、文書処理等で使用する各種データと、等々がストアしてある。RAM19はCPU12の主メモリとワークエリア等として用いられており、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるようになっている。RAM19は出力情報展開領域と、環境データ格納領域と、NVRAM(non volatile RAM)等に用いられる。
【0027】
入力部18はホストコンピュータ3000との通信を制御するものである。メモリコントローラ(MC)20は外部メモリ14へのアクセスを制御するものである。外部メモリ14としては、ハードディスクとICカード等が好ましい。外部メモリ14はオプションとして接続されるものであり、フォントデータと、エミュレーション・プログラムと、フォームデータ等がストアしてある。外部メモリ14は1つに限らず、少なくとも1つ以上備え、内蔵フォントに加えてオプションフォントカード、言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプログラムをストアした外部メモリを複数接続できるようにしても良い。
【0028】
CPU12はフラッシュROM13にストアされている制御プログラム等か、外部メモリ14にストアされている制御プログラム等に従って、システムバス15に接続されている各デバイスとのアクセスを総括的に制御し、印刷部インタフェース16を介して、印刷部17に出力情報としての画像信号を出力するものである。CPU12は入力部18を介してホストコンピュータ3000との通信を行い、レーザビームプリンタ1000内の情報等をホストコンピュータ3000に通知するものである。
【0029】
レーザビームプリンタ1000は、図示しないNVRAMを有し、操作パネル1012からのプリンタモード設定情報を記憶するようにしても良い。
【0030】
図3は図1に示すにフラッシュROM13にストアされる制御プログラムであって、プログラム・データを受信し起動させる制御プログラムの一例を示すフローチャートである。操作部1012等を操作してフラッシュROM13をデータ侍ち状態にさせると、ステップS301にてハードウェア制御プログラムデータの受信待ちを行なう。そして、プリンタ1000の入力部18を介してハードウェア制御プログラムデータを受信した場合、ステップS302にて、ハードウェア制御プログラムデータをRAM19に一旦ストアし、ステップS303にて、RAMフラグをONに設定する。RAMフラグはRAM19のNVRAMに設けた1ビットのフラグであり、プログラムの起動等により初期化されない。そして、受信されRAM19にストアされたハードウェア制御プログラムデータを、ステップS304にて、起動させる。
【0031】
図4は図1に示すフラッシュROM13にストアされる制御プログラムであって、受信されたハードウェア制御プログラムデータを起動させた直後の前処理を行う制御プログラムの一例を示すフローチャートである。ステップS401にて、RAMフラグがONか否かを判定する。判定した結果、RAMフラグがONでない場合、すなわち、ハードウェア制御プログラムデータがフラッシュROM13から起動された場合は、ステップS402にて、通常の印刷処理を行い、他方、RAMフラグがONである場合、すなわち、ハードウェア制御プログラムデータがRAM19から起動された場合は、ステップS403に移行する。
【0032】
ステップS403にて、起動されたハードウェア制御プログラムデータ内に装備されているチェックプログラムを起動させ、RAM19に記憶されたデータのチェックサムの照合を行ったり、アクセスするべきでないメモリ領域へのアクセスの有無をチェックしたりし、ステップS404にて、起動されたハードウェア制御プログラムデータが正しく動作するか否かをチェックする。チェックした結果、起動されたハードウェア制御プログラムデータが正常に動作しない場合には、ステップS405にて、RAM19に記憶されているハードウェア制御プログラムデータを削除し、エラー処理を行ない、その後、プログラムを終了する。他方、ステップS404にてチェックした結果、起動されたハードウェア制御プログラムデータが正常に動作する場合は、ステップS406にて、RAM19に記憶されているハードウェア制御プログラムデータをフラッシュROM13にコピーし、ステップS407にて、RAMフラグをOFFに設定し、その後、プログラムを終了する。
【0033】
よって、正常に動作するハードウェア制御プログラムデータのみをフラッシュROM13にストアすることができる。
【0034】
<第2の実施の形態>
本実施の形態は、ホストコンピュータ3000が接続されているポート以外のポートからのデータがフラッシュROM13にストアされるのを防止する例である。
【0035】
図5は図1に示すフラッシュROM13にストアされる制御プログラムであって、データを受信しフラッシュROM13にストアした後にプログラムを起動させる制御プログラムの一例を示すフローチャートである。操作部1012やホストコンピュータ3000からの制御により、フラッシュROM13がデータ受信待ち状態にされ、入力ポートが指定されると、ステップS501にて、データ受信侍ちを行なう。そして、プリンタ1000によりデータが受信されると、ステップS502にて、受信データが入力されたポートがどのポートであるかを識別する。識別されたポートが、指定された入力ポート以外のポートである場合は、ステップS503にて、受信されたデータをRAM19または外部メモリ14にストアし、その後、ステップS501に移行する。
【0036】
他方、ステップS502にて識別されたポートが、指定された入力ポートである場合には、ステップS504にて、受信されたデータをフラッシュROM13にストアし、ついで、ステップS505にて、フラッシュROM13からプログラムを起動する。
【0037】
図6は図1に示すフラッシュROM13にストアされる制御プログラムであって、プログラムを再起動した後の処理を制御する制御プログラムの一例を示すフローチャートである。ステップS601にて、RAM19や外部メモリ14に印刷するためのデータがストアされているか否かを判定し、肯定判定された場合は、ステップS602にて、その印刷データの印刷処理を行ない、その後、その印刷データの削除を行ない、通常の印刷待ち状態に移行する。他方、ステップS601にて否定判定された場合には、処理を終了し、その後、通常の印刷侍ち状態に移行する。
【0038】
よって、指定したポート以外のポートから受信したデータがフラッシュROM13にストアされるのを防止することができる。
【0039】
<第3の実施の形態>
本実施の形態は、フラッシュROM13として4つのフラッシュROM、すなわち、第1ないし第4ROMを有し、これらフラッシュROMにデータをストアする例である。ハードウェア制御プログラムデータは、図8に示すように、その前半の奇数部分が第1ROMにストアされ、前半の偶数部分が第2ROMにストアされ、後半の奇数部分が第3ROMにストアされ、後半の偶数部分が第4ROMにストアされるようにしてある。
【0040】
図7は第1ないし第4ROMのいずれかにストアされ、これらROMへのデータのストアを制御する制御プログラムの一例を示すフローチャートである。操作部1012からの操作によりフラッシュROM13をデータ待ち状態にすると、ステップS701にて、データ受信待ちを行なう。そして、データを受信すると、ステップS702にて、受信データをRAM19にストアし、ステップS703にて、RAM19にストアされているデータと、フラッシュROM13にストアされているデータとを、フラッシュROMにストアすることができる最小サイズ単位で比較し、データが同一か否かを判定する。否定判定された場合は、ステップS705にて、その最小サイズ単位のデータを書き換え、ステップS703にて、肯定判定された場合は、何も処理を行なわず、ステップS706に移行する。
【0041】
ステップS706にて、第1ないし第4ROMでの比較が終了したか否かを判定する。否定判定された場合は、ステップS703に移行し、肯定判定された場合は、その後、処理を終了する。
【0042】
よって、同一データのフラッシュROMへのストアを防止することができる。
【0043】
第1ないし第3の実施の形態では、レーザビームプリンタを含む印刷システムの例を説明したが、本発明をインクジェットプリンタのような他のプリンタを含む印刷システムに適用することができることは勿論である。
【0044】
ホストコンピュータとプリンタをLAN(local area network)等のネットワークを介して相互結合したものにも、本発明を適用することができることは勿論である。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、受信データが入力された入力ポートが、操作部またはホストコンピュータからの制御により指定された入力ポートである場合、受信データをハードウェア制御プログラムデータとしてフラッシュROMにストアするので、指定された入力ポート以外の入力ポートから受信したデータがフラッシュROMにストアされるのを防止することができる。
【0046】
または、フラッシュROMへの無駄な書き込みがなくなり、フラッシュROMの寿命をより長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態のレーザビームプリンタの構造を示す断面図である。
【図3】図1に示すフラッシュROM13にストアされる制御プログラムであって、ハードウェア制御プログラムデータを受信し起動させる制御プログラムの一例を示すフローチャートである。
【図4】図1に示すフラッシュROM13にストアされる制御プログラムであって、受信されたハードウェア制御プログラムデータを起動させた直後の前処理を行う制御プログラムの一例を示すフローチャートである。
【図5】図1に示すフラッシュROM13にストアされる制御プログラムであって、データを受信しフラッシュROM13にストアした後にプログラムを起動させる制御プログラムの一例を示すフローチャートである。
【図6】図1に示すフラッシュROM13にストアされる制御プログラムであって、プログラムを再起動した後の処理を制御する制御プログラムの一例を示すフローチャートである。
【図7】第1ないし第4ROMのいずれかにストアされ、これらROMへのデータのストアを制御する制御プログラムの一例を示すフローチャートである。
【図8】第1ないし第4ROMへのハードウェア制御プログラムデータのストアを説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 CPU
2 RAM
3 ROM
3a フォントROM
3b プログラムROM
3c データROM
4 システムバス
5 キーボードコントローラ
6 CRTコントローラ
7 メモリコントローラ
8 プリンタコントローラ
9 キーボード
10 CRTディスプレイ
11 外部メモリ
12 CPU
13 フラッシュROM
16 印刷部インタフェース
18 入力部
19 RAM
20 メモリコントローラ
1000 レーザビームプリンタ
1012 操作部
3000 ホストコンピュータ
Claims (6)
- ハードウェア制御プログラムデータおよび印刷データをホストコンピュータから受信可能な印刷装置であって、
受信データが入力された入力ポートが、操作部またはホストコンピュータからの制御により指定された入力ポートでない場合、受信データを外部メモリまたはRAMにストアし、受信データが入力された入力ポートが、操作部またはホストコンピュータからの制御により指定された入力ポートである場合、受信データを前記ハードウェア制御プログラムデータとしてフラッシュROMにストアするストア制御手段と、
前記フラッシュROMにストアされたハードウェア制御プログラムデータに基づいてハードウェア制御プログラムを起動する起動手段と、
前記外部メモリまたは前記RAMに前記印刷データがある場合、当該印刷データの印刷処理を行う印刷処理手段と
を備えたことを特徴とする印刷装置。 - 請求項1において、前記ハードウェア制御プログラムは、起動後、前記外部メモリまたは前記RAMに前記印刷データがストアされているか否かを判定することを特徴とする印刷装置。
- 請求項1または2において、受信データが入力されたポートがどのポートであるかを識別する識別手段を備え、
前記ストア制御手段は、前記識別手段により識別された入力ポートが、操作部またはホストコンピュータからの制御により指定された入力ポートでない場合、受信データを外部メモリまたはRAMにストアし、前記識別手段により識別された入力ポートが、操作部またはホストコンピュータからの制御により指定された入力ポートである場合、受信データを前記ハードウェア制御プログラムデータとしてフラッシュROMにストアする
ことを特徴とする印刷装置。 - ハードウェア制御プログラムデータおよび印刷データをホストコンピュータから受信可能な印刷装置であって、
前記印刷データをストアするメモリと、
前記ハードウェア制御プログラムデータをストアするフラッシュROMと、
受信データが入力された入力ポートが、操作部またはホストコンピュータからの制御により指定された入力ポートである場合、受信データを前記ハードウェア制御プログラムデータとして前記フラッシュROMにストアするストア制御手段と、
前記フラッシュROMにストアされたハードウェア制御プログラムデータに基づいてハードウェア制御プログラムを起動する起動手段と、
前記メモリに前記印刷データがある場合、当該印刷データの印刷処理を行う印刷処理手段と
を備えたことを特徴とする印刷装置。 - ホストコンピュータから印刷装置にダウンロードされるハードウェア制御プログラムデータの記憶方法であって、
受信データが入力された入力ポートが、操作部またはホストコンピュータからの制御により指定された入力ポートでない場合、受信データを外部メモリまたはRAMにストアし、受信データが入力された入力ポートが、操作部またはホストコンピュータからの制御により指定された入力ポートである場合、受信データを前記ハードウェア制御プログラムデータとしてフラッシュROMにストアするステップと、
前記フラッシュROMにストアされたハードウェア制御プログラムデータに基づいてハードウェア制御プログラムを起動するステップと、
前記外部メモリまたは前記RAMに印刷データがある場合、当該印刷データの印刷処理を行うステップと
を有することを特徴とする記憶方法。 - ホストコンピュータから、印刷データをストアするメモリとハードウェア制御プログラムデータをストアするフラッシュROMとを備えた印刷装置にダウンロ ードされる前記ハードウェア制御プログラムデータの記憶方法であって、
受信データが入力された入力ポートが、操作部またはホストコンピュータからの制御により指定された入力ポートである場合、受信データを前記ハードウェア制御プログラムデータとして前記フラッシュROMにストアするステップと、
前記フラッシュROMにストアされたハードウェア制御プログラムデータに基づいてハードウェア制御プログラムを起動するステップと、
前記メモリに前記印刷データがある場合、当該印刷データの印刷処理を行うステップと
を有することを特徴とする記憶方法。
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