JP2002011492A - 排水処理装置 - Google Patents

排水処理装置

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JP2002011492A
JP2002011492A JP2000198725A JP2000198725A JP2002011492A JP 2002011492 A JP2002011492 A JP 2002011492A JP 2000198725 A JP2000198725 A JP 2000198725A JP 2000198725 A JP2000198725 A JP 2000198725A JP 2002011492 A JP2002011492 A JP 2002011492A
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JP
Japan
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wastewater treatment
warp
fixed
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carriers
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JP2000198725A
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English (en)
Inventor
Keiichi Fujimoto
恵一 藤本
Yoshihiro Tanimoto
好広 谷本
Toshihiro Tamura
敏裕 田村
Kozo Akamatsu
功三 赤松
Isao Yoneda
勲 米田
Hiroyuki Takami
博之 高見
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水処理槽を小型化すると共に、排水処理能
力を向上できる排水処理装置を提供する。 【解決手段】 排水処理槽6内に、経糸11及びこの経
糸11に織り込まれた多数の緯糸12から成り、経糸1
1の長さ方向に捩れを加えて緯糸12を螺旋状に形成し
た固定床用紐状担体10を複数列配置するようにした排
水処理装置において、各固定床用紐状担体10間の空間
Sを埋める如く固定用紐状担体10の配列数を増やし
た。具体的には、固定床用紐状担体10の経糸11が、
緯糸12の長さ相当の辺から成る四辺形の各頂点近傍と
中心近傍に位置するように各固定床用紐状担体10を配
置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、例えばディスポ
ーザなどからの粉砕生ごみを含んだ排水を処理する排水
処理装置に係わり、特にその排水処理槽に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平7−275880号公報
(C02F 3/10)に開示されているように、経糸
及びこの経糸に織り込まれた多数の緯糸から成り、経糸
の長さ方向に捩れを加えて緯糸を螺旋状に形成した固定
床用エレメント(紐状担体)を排水処理槽内に取り付け
るようにしたものがある。この固定床用紐状担体は、汚
泥(生物膜)の付着性が良好であると共に、付着汚泥の
一斉脱落や汚泥による閉塞が起きにくい利点がある。
【0003】また、槽内への取り付け構造は、複数本の
固定床用紐状担体を一列に配列して、それらの経糸の上
下端に筒状の取付け部を形成し、その中に棒状の取付け
部材を通し、これらを複数列配置して、固定するように
していた。
【0004】例えば、排水処理槽内に一列4本の固定床
用紐状担体を2列並べると、概略図4に示すようにな
る。なお、図4(a)は上面図、(b)は正面図であ
る。
【0005】排水処理槽6内に配置される各固定床用紐
状担体10は、上述したように一本の経糸11と、経糸
11に織り込まれた多数の緯糸12から成り、経糸11
の長さ方向に捩りを加えて緯糸12を螺旋状に形成して
おり、概略円柱状を成すようになっている。各固定床用
紐状担体10は、図4(b)に示すように排水処理槽6
内の上下の取付け部材13a,13bに両端が固定さ
れ、その下方には曝気用の散気管14が配置されてい
る。
【0006】そして、従来は、図4(a)に示すよう
に、固定床用紐状担体10の経糸11が、緯糸12の長
さ(概略円柱状の直径)相当の辺から成る破線で示す正
方形の各頂点に位置するように各固定床用紐状担体10
が配置されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の排
水処理槽は大きな容積を占め、排水処理装置全体の設置
面積を増大させる要因となっている。排水処理槽の処理
能力は上記固定床用紐状担体の本数と大きな相関関係が
あるため、単位体積中の固定床用紐状担体の本数をでき
るだけ多くする必要がある。
【0008】しかしながら、上記従来例においては、図
4(a)に示したように、各固定床用紐状担体10間に
空間Sが形成されてしまうので、無駄なスペースが生じ
ることになる。
【0009】そこで、本願発明はこのような課題を解決
するためになされたものであり、排水処理槽を小型化す
ると共に、排水処理能力を向上できる排水処理装置を提
供すること等を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本願発明は、排水処理槽内に、経糸及びこ
の経糸に織り込まれた多数の緯糸から成り、経糸の長さ
方向に捩れを加えて緯糸を螺旋状に形成した固定床用紐
状担体を複数列配置するようにした排水処理装置におい
て、前記各固定床用紐状担体間の空間を埋める如く固定
用紐状担体の配列数を増やしたことを特徴とするもので
ある。
【0011】また、排水処理槽内に、経糸及びこの経糸
に織り込まれた多数の緯糸から成り、経糸の長さ方向に
捩れを加えて緯糸を螺旋状に形成した固定床用紐状担体
を複数列配置するようにした排水処理装置において、前
記各固定床用紐状担体と排水処理槽内壁との空間を埋め
る如く排水処理槽内壁の形状を固定床用紐状担体の形状
に略合致させたことを特徴とするものである。
【0012】また、前記固定床用紐状担体の経糸が、緯
糸の長さ相当の辺から成る四辺形の各頂点近傍と中心近
傍に位置するように各固定床用紐状担体を配置したこと
を特徴とするものである。
【0013】また、前記排水処理槽は、ディスポーザ排
水を処理するものであることを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0015】図1は、本願発明が適用される排水処理槽
を含むディスポーザ排水処理システムの一例を示す概略
構成図である。
【0016】台所や厨房等のシンクに取り付けられたデ
ィスポーザ1で粉砕された粉砕生ごみを含む排水は、固
液分離装置2で固体分と液体分に分離され、固体分はコ
ンポスト化(堆肥化)装置3に、液体分は流量調整槽4
に投入される。流量調整槽4に蓄えられた排水はエアリ
フトポンプ5等で後述する如く固定床用紐状担体や散気
管が収納配置された排水処理槽6に定期的に移送され、
浄化後に沈殿分離槽7を経由して下水道等へ排出され
る。沈殿分離槽7で沈殿した汚泥はエアリフトポンプ8
等により、固液分離装置2に投入され、ディスポーザ1
からの粉砕生ごみと同様に固体分と液体分に分離され
て、固体分はコンポスト化装置3に、液体分は流量調整
槽4に投入されるようになっている。なお、排水処理槽
6の容積や処理能力によっては、流量調整槽4や沈殿分
離槽7を除いたシステムも考えられる。
【0017】図2は、固定床用紐状担体の本願発明によ
る配置構成例を示す概略図で、(a)は上面図、(b)
は正面図であり、前記図1,図4と同一符号は同一又は
相当部分を示している。
【0018】各固定床用紐状担体10は、前述したよう
に一本の経糸11と、経糸11に織り込まれた多数の緯
糸12から成り、経糸11の長さ方向に捩りを加えて緯
糸12を螺旋状に形成しており、概略円柱状を成すよう
になっている。
【0019】そして、排水処理槽6内に一列4本の固定
床用紐状担体10をそれぞれの緯糸12先端が接する間
隔で2列並べると共に、各固定床用紐状担体10間の空
間Sを埋める如く、それらの間に一列3本の固定床用紐
状担体10を配列している。
【0020】すなわち、本実施形態では、固定床用紐状
担体10の経糸11が、緯糸12の長さ相当の辺から成
る破線で示す正方形の各頂点に加えて、正方形の中心
(頂点間の対角線の交点)にも位置するように各固定床
用紐状担体10を配置したものである。
【0021】上記のように固定床用紐状担体10が配置
された排水処理槽6内に、排水を流入させて、固定床用
紐状担体10の下部に配置された散気管14により曝気
することで、固定床用紐状担体10の緯糸12に付着し
た生物膜に生息する微生物により排水中のBOD(生物
化学的酸素要求量の略で、有機物による水の汚濁の程度
を示す)、SS(直径2mm以下1μm以上の浮遊物質)
などの処理が可能となる。
【0022】以上のように固定床用紐状担体10を排水
処理槽6内に配置することにより、単位体積中の固定床
用紐状担体10の本数を多くできるため、排水処理槽1
0の容積を小さくでき、排水処理装置全体の小型化及び
低コスト化を図ることができる。また、同一容積なら排
水の処理能力を高めることができる。
【0023】すなわち、本実施形態と前記図4に示した
従来例とを比べると、排水処理槽6内に従来例が8本の
固定床用紐状担体10を収納しているのに対して、本実
施形態では11本の固定床用紐状担体10を収納するこ
とが可能となり、単純に比較して11/8≒1.4倍と
なる。
【0024】また、本実施形態においては、図2に示し
たように緯糸12の長さ相当の辺から成る正方形の各頂
点と中心に位置するように各固定床用紐状担体10を配
置したことにより、螺旋状(放射状)に形成された緯糸
12において密度が粗くなる外側部分が互いに重なるよ
うになって、緯糸12の密度が全体に均一化されるの
で、より効率良く排水の処理能力を高めることができ
る。
【0025】図3は本願発明の他の実施形態を示す排水
処理槽の上面図であり、前記実施形態と同一符号は同一
又は相当部分を示している。
【0026】本実施形態においては、前記実施形態にお
ける各固定床用紐状担体10と排水処理槽6内壁との空
間を埋める如く排水処理槽6内壁の形状を固定床用紐状
担体10の形状に略合致するように形成したものであ
る。なお、図3では排水処理槽6の内壁のみを固定床用
紐状担体10の形状に略合致するように形成したが、外
壁側も含めて排水処理槽6全体を固定床用紐状担体10
の形状に略合致するように形成してもよい。
【0027】以上のように構成しても、排水処理装置を
小型化できると共に、排水処理能力を向上することがで
きる。
【0028】なお、本願発明は、上述したような特徴を
有するものであるから、家庭用として小型化及び低コス
ト化が要求されるディスポーザ排水を処理するものに適
用して特に効果的であるが、他の各種の排水処理装置に
適用しても一定の作用効果が期待できる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本願発明によれば、排水処
理槽内に、経糸及びこの経糸に織り込まれた多数の緯糸
から成り、経糸の長さ方向に捩れを加えて緯糸を螺旋状
に形成した固定床用紐状担体を複数列配置するようにし
た排水処理装置において、前記各固定床用紐状担体間の
空間を埋める如く固定用紐状担体の配列数を増やしたこ
とにより、単位体積中の固定床用紐状担体の本数を多く
できるため、排水処理槽の容積を小さくでき、排水処理
装置全体の小型化及び低コスト化を図ることができる。
また、同一容積なら排水の処理能力を高めることができ
る。
【0030】また、各固定床用紐状担体と排水処理槽内
壁との空間を埋める如く排水処理槽内壁の形状を固定床
用紐状担体の形状に略合致させるように構成しても、排
水処理装置を小型化できると共に、排水処理能力を向上
することができる。
【0031】また、前記固定床用紐状担体の経糸が、緯
糸の長さ相当の辺から成る四辺形の各頂点近傍と中心近
傍に位置するように各固定床用紐状担体を配置したこと
により、螺旋状に形成された緯糸の密度が粗くなる外側
部分が互いに重なるようになって、緯糸の密度が全体に
均一化されるので、より効率良く排水の処理能力を高め
ることができる。
【0032】また、上記をディスポーザ排水を処理する
排水処理槽に適用することにより、特に効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明が適用される排水処理槽を含むディス
ポーザ排水処理システムの一例を示す概略構成図。
【図2】固定床用紐状担体の本願発明による配置構成例
を示す概略図で、(a)は上面図、(b)は正面図であ
る。
【図3】本願発明の他の実施形態を示す排水処理槽の上
面図。
【図4】固定床用紐状担体の従来の配置構成例を示す概
略図で、(a)は上面図、(b)は正面図である。
【符号の説明】
1 ディスポーザ 2 固液分離装置 3 コンポスト化装置 4 流量調整槽 5,8 エアリフトポンプ 6 排水処理槽 7 沈殿分離槽 10 固定床用紐状担体 11 経糸 12 緯糸 13a,13b 取付け部材 14 散気管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 敏裕 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 赤松 功三 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 米田 勲 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 高見 博之 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 4D003 AA01 AB02 BA02 EA17 EA38

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水処理槽内に、経糸及びこの経糸に織
    り込まれた多数の緯糸から成り、経糸の長さ方向に捩れ
    を加えて緯糸を螺旋状に形成した固定床用紐状担体を複
    数列配置するようにした排水処理装置において、 前記各固定床用紐状担体間の空間を埋める如く固定用紐
    状担体の配列数を増やしたことを特徴とする排水処理装
    置。
  2. 【請求項2】 排水処理槽内に、経糸及びこの経糸に織
    り込まれた多数の緯糸から成り、経糸の長さ方向に捩れ
    を加えて緯糸を螺旋状に形成した固定床用紐状担体を複
    数列配置するようにした排水処理装置において、 前記各固定床用紐状担体と排水処理槽内壁との空間を埋
    める如く排水処理槽内壁の形状を固定床用紐状担体の形
    状に略合致させたことを特徴とする排水処理装置。
  3. 【請求項3】 前記固定床用紐状担体の経糸が、緯糸の
    長さ相当の辺から成る四辺形の各頂点近傍と中心近傍に
    位置するように各固定床用紐状担体を配置したことを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の排水処理装置。
  4. 【請求項4】 前記排水処理槽は、ディスポーザ排水を
    処理するものであることを特徴とする請求項1ないし請
    求項3のいずれかに記載の排水処理装置。
JP2000198725A 2000-06-30 2000-06-30 排水処理装置 Pending JP2002011492A (ja)

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