JP2002011290A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP2002011290A
JP2002011290A JP2000196896A JP2000196896A JP2002011290A JP 2002011290 A JP2002011290 A JP 2002011290A JP 2000196896 A JP2000196896 A JP 2000196896A JP 2000196896 A JP2000196896 A JP 2000196896A JP 2002011290 A JP2002011290 A JP 2002011290A
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JP
Japan
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water
washing
tub
washing machine
air
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JP2000196896A
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English (en)
Inventor
Koji Fukui
孝司 福井
Keisei Kawazoe
恵聖 川添
Sukehito Ozeki
祐仁 尾関
Haruo Mamiya
春夫 間宮
Giichi Baba
義一 馬場
Katsumi Oe
克己 大江
Kunioki Honda
国興 本田
Masakazu Matsumoto
雅和 松本
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】洗濯機において、より洗濯性能の向上したもの
が望まれている。 【解決手段】洗濯槽2の水を強制的に循環させることに
より、洗濯性能の向上を図る。循環は、循環機構70に
よって行うが、循環機構70によって循環される水の中
にエアー混入装置80によってエアーを混入させる。循
環される水にエアーが混入されると、洗濯槽2内へ循環
水が注がれたときに、混入されたエアー(気泡)がはじ
けて細かな気泡へと細分化される。気泡がはじける際に
は、超音波が発生し、この超音波が衣類に付着した汚れ
を衣類から分離する手助けをする。 【効果】洗濯槽2の水を循環させることにより、洗濯性
能が上がり、しかもエアー混入により、洗濯性能がさら
に向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は洗濯機に関し、特
に全自動洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】洗濯
槽の中に撹拌翼を備え、撹拌翼を回転させることによっ
て洗濯水および洗濯物を撹拌させて洗濯を行う洗濯機が
周知である。中でも、洗濯槽が、水を溜める外槽と、外
槽内に外槽と同軸に設けられた内槽とを有し、内槽内に
撹拌翼が設けられた全自動洗濯機が広く普及している。
かかる洗濯機においては、その洗濯性能を向上させるこ
とが重要な課題である。
【0003】この発明の目的は、洗濯槽の水を強制的に
循環させることにより、洗濯性能の向上した洗濯機を提
供することである。この発明の他の目的は、洗濯槽の水
を強制的に循環させることにより、洗濯槽に投入された
洗剤を良好に溶かし、洗濯性能を向上させた洗濯機を提
供することである。この発明のさらに他の目的は、洗濯
槽がハウジングフレームに吊り下げられ、強制的に洗濯
槽の水を循環させるようにした洗濯機において、洗濯,
脱水時の騒音が低減された洗濯機を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1記載の発明は、洗濯のために水を溜める洗濯槽と、洗
濯槽の外底面に突設され、洗濯槽に水を溜めるときには
閉じられ、洗濯槽の水を排水するときには開かれる排水
バルブとを有する洗濯機において、洗濯槽の水を、入口
から吸い込み、出口から出すことによって、強制的に循
環させる循環機構を有し、循環機構で循環される水の中
にエアーを混入させるエアー混入手段を設けたことを特
徴とする洗濯機である。
【0005】請求項1の構成では、エアー混入手段によ
り、循環される水の中にエアーが混入される。エアーが
混入された水は、洗濯槽内へ注がれたときに、混入され
たエアー(気泡)がはじけて細かな気泡へと細分化され
る。気泡がはじける際には、超音波が発生することが知
られている。そしてこの発生する超音波は、衣類(洗濯
物)に付着した汚れを衣類から分離する手助けをするこ
とが実験上確認されている。従って、気泡が破裂する際
に生じる超音波によって洗浄効果が向上された洗濯機と
することができる。
【0006】特に、洗濯槽底部で細かな気泡を発生さ
せ、その気泡が破裂する際に生じる超音波により洗濯性
能を向上させた洗濯機は、本願出願人により既に出願さ
れている。この発明は、洗濯槽の水を強制的に循環さ
せ、その循環水中にエアーを混入させることにより、循
環されて洗濯槽へ注がれる水に気泡を含ませ、その気泡
が破裂する際の超音波を利用するものである。この構成
では、超音波利用により洗浄性能がより向上した洗濯機
を提供することができる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の洗
濯機において、循環機構には、入口に接続された吸い込
み口および吸い込んだ水を吐出する吐出口を有するポン
プと、吐出口から出口までの水路を構成する出口側ホー
スとが含まれ、エアー混入手段は、出口側ホースの所定
の位置からエアーを混入させることを特徴とする洗濯機
である。請求項2の構成では、ポンプが吸い込み口から
吸い込む水にはエアーが混入されておらず、ポンプが吐
出口から吐き出す水にエアーが混入される。よって、エ
アー混入に伴い、ポンプがエアー噛みを生じる等の不具
合はない。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項2記載の洗
濯機において、エアー混入手段は、ポンプのオン,オフ
に同期してエアーの混入動作をオン,オフすることを特
徴とする洗濯機である。請求項3の構成では、水が循環
されている間だけエアーが混入される。よって、水が循
環されていないときにエアーが混入され、その混入され
たエアーがポンプに進入するという不具合がない。また
混入されたエアーの圧力により循環機構内の水が押し上
げられて出口から勢い良く吹き出し、水跳ねを起こす心
配もない。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載の洗濯機において、エアー混入手段と循環
機構との接続部には、循環機構からエアー混入手段へ水
が進入するのを防止するための逆止弁が設けられている
ことを特徴とする洗濯機である。請求項4の構成では、
循環機構の水がエアー混入手段に進入するのを防止でき
る。それゆえエアー混入手段は、エアーを安定して循環
機構へ供給することができる。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれかに記載の洗濯機において、洗濯槽は、洗濯機のハ
ウジングフレームに対して手前に傾くように傾斜した状
態で吊り下げられており、洗濯槽は、外槽と、外槽内に
設けられた内槽とを有し、外槽の上部開口には外槽カバ
ーが取り付けられており、循環機構の出口は、この外槽
カバーに取り付けられていることを特徴とする洗濯機で
ある。請求項5の構成では、洗濯槽が手前側に斜めに傾
斜された洗濯機において、上方から勢い良く循環水を注
ぐことができ、循環水に混入されたエアーが気泡とな
り、洗濯槽に注がれた際に気泡が細かく砕けて、効率良
く超音波が発生する。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項5記載の洗
濯機において、循環機構の出口には、循環されてくる水
を洗濯槽へ注ぐ際に、水を水平方向に略均等に広げ、所
定の幅の緩やかな水流となって洗濯槽へ注ぐようにする
ための注水口が備えられていて、注水口から洗濯槽へ注
がれる水には、エアー混入手段により混入されたエアー
が細かな気泡となって混入していることを特徴とする洗
濯機である。特に請求項6のように、注水口に循環水の
方向を制御する整流作用を持たせることにより、この整
流作用とともに水の中に含まれる気泡が比較的細かくな
るから、注がれる水の中の気泡がはじけやすく、超音波
が生じやすい構成になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下には、この発明の一実施形態
について、図面を参照して具体的に説明をする。図1
は、この発明の一実施形態にかかる洗濯機の右側面断面
図である。この洗濯機は、上面に開口11を有する箱形
のハウジング1内に、洗濯物および洗濯水を収容可能な
洗濯槽2が正面側に傾けて設けられた洗濯槽傾斜タイプ
の洗濯機である。この洗濯槽傾斜タイプの洗濯機のメリ
ットの1つは、洗濯槽2が手前に傾斜していることによ
り、使用者にとって洗濯槽2の底部が視認しやすい上
に、洗濯槽2内への洗濯物の出し入れがし易い点にあ
る。
【0013】この実施形態では、洗濯槽傾斜タイプの洗
濯機を例にとって説明するが、この発明は、洗濯槽が傾
斜しておらず、洗濯槽の中心軸線がほぼ鉛直方向に延び
た通常の洗濯機にも適用可能である。ハウジング1の上
面の開口11は、洗濯槽2内に洗濯物を投入し、また、
洗濯槽2から洗濯物を取り出すための開口である。この
開口11に関連して、ハウジング1の上面には、開口1
1を開閉自在に覆うための蓋12が設けられている。ま
た、開口11の手前側には、操作キー等が配列された操
作部13が設けられている。
【0014】洗濯槽2は、洗濯水を溜めることのできる
略有底円筒状の外槽21と、この外槽21内に同軸に設
けられた内槽22とを備えている。洗濯槽2は、外槽2
1が長さの異なる吊棒31,32でハウジング1から吊
り下げられることにより、その中心軸線CLが鉛直線V
Lに対して角度K(たとえば10°程度)だけ傾斜した
状態で支持されている。内槽22は、外槽21内で回転
可能に設けられており、その周面には多数の小孔22a
が形成されている。また、内槽22の底面には、中心軸
線CL回りに回転可能なパルセータ23が配置されてい
る。
【0015】洗濯槽2の上方には、洗濯槽2内に給水す
るための給水機構4が設けられている。給水機構4は、
一端がハウジング1外に引き出された給水路41と、こ
の給水路41を開閉する給水弁42と、給水路41の他
端に接続された給水口形成部材43とを有している。給
水路41には、ハウジング1外に引き出された一端に給
水ホース(図示せず)が接続され、この給水ホースが図
外の水道等に接続されることにより、洗濯に必要な水が
供給できるようになっている。給水口形成部材43は、
洗濯に使用する洗剤を入れておくための洗剤容器43a
を備えており、その底面には、給水路41から洗剤容器
43aに流入した水を洗濯槽2内に供給するための給水
口43bが形成されている。
【0016】洗濯槽2の下方には、内槽22およびパル
セータ23を回転駆動するための駆動機構6が設けられ
ている。駆動機構6は、回転駆動力を発生するモータ6
1と、内槽22およびパルセータ23を回転可能に支持
する軸受部62とを有している。軸受部62には、内槽
22を支持し、回転させるための内槽軸622が含まれ
ている。内槽軸622は、外槽21の底面を貫通して、
上端が内槽22の底面に連結されている。また、内槽軸
622には、上端がパルセータ23に連結された翼軸6
23が回転自在に内挿されている。
【0017】この実施形態では、軸受部62の下方にモ
ータ61が連結されており、モータ61、軸受部62な
らびに内槽軸622および翼軸623は、中心軸線CL
に沿って配置されている。洗濯槽2の底面には、洗濯槽
2内から排水するための排水機構5が設けられている。
排水機構5は、洗濯槽2の最も低い位置、言い換えれば
洗濯槽2の前方側底面に設けられている。この位置に排
水機構を設けることにより、洗濯槽2内の水を残らず排
水することができる。
【0018】排水機構5には、外槽21の底面に開口し
た排水孔51と、外槽21の外底面側から排水孔51に
連結された排水バルブ53と、排水バルブ53から延び
出した排水路52とが含まれている。排水路52は、先
端に向かって徐々に低くなるように配設されており、そ
の先端はハウジング1外に導出されている。この構成に
より、排水バルブ53を閉じた状態で洗濯槽2内への給
水が行われると、その供給された水が洗濯槽2(外槽2
1)内に溜められる。そして、その洗濯槽2内に溜めら
れた水は、排水バルブ53を開くことにより、排水路5
2を介して機外に排水することができる。
【0019】外槽21の上部には、溢水孔54が形成さ
れている。溢水孔54は、外槽21内の水位が予め定め
られた高さを超えないようにするためのものであり、上
記予め定める高さを超えて供給された水は、溢水孔54
から溢れ出るようになっている。溢水孔54には、溢水
管55が接続されており、この溢水管55の先端は、排
水路52の排水バルブ53よりも排水の下流側となる部
位に接続されている。これにより、排水バルブ53の開
閉状態に関わらず、溢水孔54から溢れ出た水を機外に
排水できる。
【0020】この洗濯機には、さらに、洗濯槽2の水を
強制的に循環させる循環機構70が備えられている。循
環機構70には、ポンプ71が含まれ、ポンプ71の吸
い込み口は入口側ホース72によって排水バルブ53に
接続されている。またポンプ71の吐出口には出口側ホ
ース73が接続され、出口側ホース73は外槽21の外
側面に沿って配置され、外槽21の上縁部24に取り付
けられた注水口部材74に接続されている。
【0021】循環機構70は、洗濯槽2内の水を、排水
孔51およびバルブ53を経由して取り込み、注水口部
材74の注水口77から洗濯槽2内へ注いで、循環させ
る。この洗濯機には、さらに、エアー混入装置80が設
けられてる。エアー混入装置80には、たとえば操作部
13の下方に配置されたエアーポンプ81と、エアーポ
ンプ81から送られるエアーを導くエアーホース82と
が備えられており、エアーホース82により導かれる空
気は循環ポンプ71から吐出される水の中に混入される
ようになっている。
【0022】なお図示しないが、エアーホース82によ
り導かれるエアーは、外槽21の下方から洗濯槽2内に
も供給されるようになっていてもよい。図2A,2B
は、排水バルブ53の構成を示す正面図および一部切欠
左側面図である。図2B,2Bを参照して、排水バルブ
53には、排水孔51(図1参照)に連なる管部56が
含まれている。管部56内には弁座57が形成されてい
て、この弁座57に対向して蛇腹状の弁体58が内蔵さ
れている。弁体58は、トルクモータ59(図3参照)
により動作され、弁座57に密着して排水バルブ53を
閉じた状態と、弁座57から離れてバルブ53を開いた
状態とに変位し得る。
【0023】管部56には、排水路接続部46および溢
水管接続部47が突設されている。排水路接続部46お
よび溢水管接続部47は、排水方向に見て、弁座57の
下流側から管部56と交差方向に突出しており、弁体5
8の動作とは無関係に水の流通が可能な状態で設けられ
ている。排水路接続部46には、前述した排水路52が
接続され、溢水管接続部45には前述した溢水管55の
下端部が接続される。管部56には、さらに、循環ホー
ス接続部48が設けられている。循環ホース接続部48
は、弁座57の近傍であって、弁体58が弁座58に密
着した状態では管部56内の水が排水されない位置に突
設されている。言い換えれば、排水バルブ53が閉じた
状態で、水の溜まる最も下方の位置に循環ホース接続部
48が配置されている。この循環ホース接続部48に
は、前述した入口側ホース72が接続される。よって排
水バルブ53に溜まっている水は、循環ホース接続部4
8から入口側ホース72で吸い込まれて、循環機構70
によって洗濯槽2内へと循環される仕組みである。
【0024】循環機構70により循環する水の取り込み
口を、上述のように排水バルブにすると、洗濯槽内で溶
け残った洗剤を溶かすことができるという利点がある。
より具体的に説明すると、洗濯槽2内で溶け残った洗剤
は、低い位置へと流れていく。洗濯槽2内の最も低い位
置は、外槽21に形成された排水孔51であり、排水バ
ルブ53は排水孔51から下方へ突出するように設けら
れている。よって溶け残りの洗剤は、最終的に排水バル
ブ53へ流れ込む。そこでこの排水バルブ53の水を、
循環機構70によって循環させれば、その中に含まれて
いる溶け残った洗剤も循環されることになり、循環によ
り溶け残った洗剤を溶かすことができるのである。
【0025】このような機能を達成するため、循環機構
70への水の入口は、排水バルブ53に形成されてい
る。図3は、洗濯機を下方から見た図であり、外槽21
の外底面に配置された各種の機構の配置関係を表わす図
である。外槽21の外底面中央にはモータ61が配置さ
れている。モータ61の近傍には、軸受部62(図1参
照)に対して、翼軸623だけを回転させるか、内槽軸
622および翼軸623を回転させるかを切換えるため
の切換用トルクモータ611が備えられている。
【0026】外槽21の外底面の正面寄り側(最も位置
の低い側)には、前述したように排水孔51から突設さ
れた排水バルブ53が配置されている。排水バルブ53
の排水路接続部46には排水路52が接続され、溢水管
接続部47には溢水管55が接続されている。また弁体
58を動作させるためのトルクモータ59が、外槽21
の外底面に取り付けられている。トルクモータ59は、
モータ61を中心に、切換用トルクモータ611と反対
側に配置されている。
【0027】排水バルブ53の循環ホース接続部48に
は、入口側ホース72の一端が接続されている。入口側
ホース72の他端はポンプ71の吸い込み口712に接
続されている。入口側ホース72は、3つのストレート
部721と、ストレート部721をつなぐ2つの蛇腹部
722とを含んでおり、ストレート部721の全長は蛇
腹部722に比べて長くされている。入口側ホース72
を、このように長いストレート部721と短い蛇腹部7
22とにより構成すると、入口側ホース72内を水が流
れやすく、水の中に溶け残った洗剤やリント(糸くず)
等が含まれていても、スムーズに水が流れるという利点
がある。
【0028】また、排水バルブ53とポンプ71との配
置関係は、モータ61を中心に反対側に位置するように
配置されている。これにより、外槽21の外底面におけ
る各部材の重量バランスが良好になる。よって、洗濯時
や特に脱水時における外槽21の揺れが軽減できるとい
う効果がある。図4は、外槽21の下部の一部を表わす
図である。外槽21の外底面には、上述したようにモー
タ61,軸受部62ならびに循環用のポンプ71が取り
付けられている。モータ61および軸受部62の回転軸
R0は、外槽21の底面に直交方向に延びている。そし
て、ポンプ71のロータ軸R1は、モータ61および軸
受部62の回転軸R0と略平行になるように取り付けら
れている。このように取り付けた理由は以下の通りであ
る。
【0029】洗濯および脱水時、特に脱水時には、外槽
21全体が細かく振動する。この振動は、モータ61お
よび軸受部62の回転軸R0と直交方向の振動である。
ところで、ポンプ71のロータ軸R1は、そのロータ軸
R1に平行に(スラスト方向に)振動が加わると、ロー
タ軸R1の有する隙間やギャップ等によって、ロータ軸
R1がカタカタと音を発するという特性がある。このた
め、ポンプ71のロータ軸R1が外槽21の振動方向と
平行になるように方向に取り付けられていると、洗濯お
よび脱水時にポンプ71が異音を生じるおそれがある。
【0030】そこで、この実施形態では、外槽21の振
動がポンプ71のロータ軸R1に対して交差方向に作用
するように、ポンプ71を上述のような取付構造とし
た。なお、外槽21の振動がポンプ71のロータ軸R1
に対して交差方向に作用する取付構造であればよく、ポ
ンプ71のロータ軸R1が、モータ61の回転軸R0に
対して約45°未満の角度をなすような取付構造であれ
ば、ポンプ71のロータ軸R1が外槽21の振動により
異音を生じることを防止することができる。
【0031】図3および図4を参照して、循環用のポン
プ71は、駆動源が単相同期モータで構成されている。
単相同期モータは、周知のように、回転開始時のロータ
の位置と印加される交流電流の位相との関係に応じて、
左右いずれかの方向へ回転するモータであり、基本的に
その回転方向を制御することができない。かかるモータ
をポンプ71の駆動源としたのは、次の理由からであ
る。ポンプ71が回転することにより循環される水内に
は、上述のように溶け残った洗剤の他、洗濯物から発生
するリント(糸くず)等が含まれる。これらリントは、
たとえば排水口51(図1参照)にリントフィルタを取
り付けておくことにより、入口側ホース72からポンプ
71へ進入してくるのをある程度防ぐことができる。し
かし、ポンプ71へリントが全く達しないような構成に
することは困難である。
【0032】また、ポンプ71への循環水の流入経路
は、図3に示すように外槽21の外底面に取り付けられ
ており、ユーザがメンテナンス等をするのが困難な場所
である。このため、入口側ホース72やポンプ71の吸
い込み口712にリントフィルタを組み込んだとして
も、そのフィルタの清掃や交換が困難である。そこでこ
の実施形態では、ポンプ71の駆動源を、単相同期モー
タとすることによって、ポンプ71がリントを吸い込ん
でも支障がないようにしている。
【0033】具体的に説明すると、運転を続けるうちに
ポンプ71にはリントが絡むことがある。ポンプ71に
リントが絡むと、回転方向の負荷が増す。その後、ポン
プ71が一旦停止されて再駆動される際、ポンプ71は
ある方向へ回転しようとしても絡んだリントのためにそ
の方向への回転がしにくい。するとポンプ71は逆方向
へ回転を試みる。リントが絡んだ方向への回転負荷が増
加していても、逆方向への回転には支障がないことが多
いから、ポンプ71は逆方向へ回転をする。そして、ポ
ンプ71の逆方向への回転は、絡んだリントをほぐし、
吐き出す作用をする。よって、リントを自動的に除去で
きる。
【0034】ポンプ71を、上述のように、単相同期モ
ータで駆動されるものにしたので、図4に示すように、
吸い込み口712がロータ軸R1と同心に設けられ、吐
出口713は、図3に示すように、ロータ軸R1の中心
から直交方向に延び出している。よってポンプ71は
右,左のいずれの方向へ回ってても水の循環を行えるポ
ンプとなっている。さらに、ポンプ71の吸い込み口7
12の内径Dinは約15mmになっている。これは、
万一排水バルブ53から入口側ホース72に硬貨、たと
えば1円玉が進入しても、ポンプ71内にその1円玉が
入り込むのを防止するように配慮したからである。1円
玉の外径は約20mmであり、かかる異物がポンプ71
内に進入して、ポンプ71の故障の原因になることがな
いようにされている。
【0035】ポンプ71の吐出口713には出口側ホー
ス73が接続されている。出口側ホース73は、図1に
示すように、外槽21の外側面に沿って取り付けられて
いる。図5に、出口側ホース73の外槽21への取付構
造例を示す。図5に示すように、出口側ホース73は、
直線部分731と蛇腹部分732との組合わせで形成さ
れている。そして直線部分731の長さ(直線部分73
1のトータルの長さ)は、蛇腹部分732の長さ(蛇腹
部分732のトータルの長さ)よりも長くされている。
こうすると、外槽21に取り付けられた出口側ホース7
3は、外槽21が振動しても、その振動によりホース7
3がばたつかず、ホース叩き音の発生を少なくできる。
また振動によるホース73の破れを生じないようにでき
る。さらに出口側ホース73を循環水がスムーズに流れ
ることができる。
【0036】出口側ホース73の蛇腹部分732は、そ
の一部が、外槽21に取り付けられる際の位置決め部材
として利用されている。図5に示すように、出口側ホー
ス72は、固定用ステイ733によって外槽21の外側
面に取り付けられる。この固定用ステイ733は、出口
側ホース73の予め定める位置を外嵌するように保持す
る。この実施形態では、ある蛇腹部732の上端部のリ
ブ732aを、固定用ステイ733の位置決め部材とし
て利用している。そして固定用ステイ733のもう一方
を位置決めするために、直線部分731に突部731a
が形成されている。
【0037】出口側ホース73を外槽21の外側面に取
り付ける場合に、蛇腹部分732の近傍を外槽21に固
定することが好ましい。蛇腹部分732は、可撓性があ
り、出口側ホース32を外槽21に配置する場合に所望
の方向に出口ホース73を向けたり、出口側ホース73
の下部固定位置と上部固定位置とがずれていても、その
ずれを吸収したりする上で必要な部分である。しかし、
この蛇腹部分732は、外槽21が振動した際にその振
動に伴って動いたりずれたりしやすい部分でもある。そ
こで、この蛇腹部分732の近傍を固定用ステイ733
で外嵌し、外槽21に固定することにした。これによ
り、外槽21の外側面への出口側ホース73の固定がし
っかりとでき、蛇腹部分732が振動でずれたりばたつ
いたりすることがない。
【0038】図6は、この実施形態にかかる洗濯機の外
槽21だけを上部から見た部分図である。外槽21に
は、その上縁開口に外槽カバー25が取り付けられる。
図6に示す外槽カバー25は、上下一対のリング状をな
す外槽カバーのうちの下方の外槽カバー25を示してお
り、一対の外槽カバーの上方の外槽カバーが取外された
状態で示されている。外槽21の上縁部、すなわち外槽
カバー25には、注水口部材74が取り付けられてい
る。注水口部材74には、出口側ホース73の上端が連
結される入口孔75が設けられており、出口側ホース7
3の上端部が入口孔75に下方から連結される。
【0039】注水口部材74は、出口側ホース73から
入口孔75を通って入ってくる水を注水口74aから外
槽21内へ注ぐためのものである。注水口部材74は、
洗濯槽2への洗濯物の出し入れの際に邪魔にならないよ
うに、外槽カバー25から内側へ突出しないように取り
付けられている。あるいは、注水口部材74は、外槽カ
バー25から内側へわずかに突出するが、上方から見た
ときに、外槽21内に同心状に配置された内槽内には出
っ張らないように、外槽カバー25に取り付けられてい
る。そうすれば、内槽への洗濯物の出し入れ時に、注水
口部材74が邪魔になることはない。
【0040】つまり注水口部材74は、平面形状が円形
の外槽カバー25の所定位置に取り付けられており、外
槽カバー25に沿うように円弧状の平面形状をしてい
る。円弧状の注水口部材74は、上述のように外槽カバ
ー25から内側へはほとんど突出せず、また外槽カバー
25から外側へも突出しないから、注水口部材74の外
側がハウジングにぶつかる等のおそれもない。図7A,
7Bを参照して、注水口部材74の具体的な構成を説明
する。図7Aは注水口部材74の平面図であり、図7B
は正面図である。図7Aでは、内部構造がわかるよう
に、内部が一部透かして示されている。入口孔75から
入った循環水は、注水口部材74の平たい通路76を通
り、注水口74aから注ぎ出る。通路76には、入口孔
75から入ってきた水を所定の方向へ誘導するための誘
導壁79および誘導される水を逆方向へ跳ね返す凹湾曲
状の反射壁78が備えられてる。入口孔75から進入し
た水は、誘導壁79の誘導により、通路76内を白抜き
矢印方向A1へ進む。そしてその一部A2が反射壁78
にぶつかり、反射壁78で跳ね返されてハッチングを付
した矢印A3で示すように反対方向へ流れる。注水口部
材74内に形成された通路76は、上下方向の高さが注
水口74aの手前でh2 と低くされている。つまり、通
路76は、上流側では高さがh1 と高く、注水口74a
の手前で、h2 (<h1 )と高さが低くされている。こ
の結果、幅広の注水口74a全体から、水が出る。つま
り注水口部材74によって、水は水平方向に略均等に広
げられ、所定の幅の緩やかな水流となって洗濯槽2へ注
ぐようにされている。この意味では、誘導壁79および
反射壁78は整流部材の役割をしていると言える。
【0041】この実施形態では、注水口部材74が外槽
21の上縁部に沿う幅広の部材であり、その端部に入口
孔75が形成されているから、上述のような誘導壁79
および反射壁78を形成した。しかし、入口孔75の位
置によっては、誘導壁79や反射壁78の形状を変え、
良好に水が幅広く滑らかに注水口74aから注がれるよ
うにすればよい。この実施形態では、図1に示すよう
に、注水口部材74は洗濯機の奥側に備えられている。
よって、注水口部材74の上方に給水口43bが配置さ
れている。給水開始後、少し遅れて循環機構70を動作
させると、給水口43bからの給水とともに、注水口7
4aからも循環水を洗濯槽2内へ注ぐことができる。そ
して同時に注がれる給水および循環水により、洗濯槽2
内で給水時に浮き上がってくる衣類に上から水を満遍な
く注ぐことができ、衣類の浮き上がり防止を図れるとい
う利点がある。
【0042】なお、図1に示すように、外槽21の後方
中央部は、ハウジング1に近接しており隙間が少ない。
そこでこの実施形態では、出口側ホース73は、外槽2
1の真後側面ではなく、右側に少しずれた位置に取り付
け、外槽21の外側面に取り付けられた出口側ホース7
3がハウジング1に接触するおそれがないようにされて
いる。一方、注水口部材74は、外槽21の奥側中央部
に配置し、奥側中央から右にずれた位置に取り付けられ
た出口側ホース73を良好に注水側部材74に接続する
ため、入口孔75が右隅に形成されている。
【0043】この発明は上記の構成に限定されるもので
はなく、注水口部材74を、外槽21の前方側(洗濯機
の手前側、図1においては左側)に配置してもよい。そ
のような構成にした場合、洗濯槽2の後方は上端部が高
くなっているから、循環される水が勢い良く注がれて
も、飛び跳ねた水が洗濯機奥側の高くなった部分に当た
り、洗濯槽外へ飛び出ることがないという利点がある。
ポンプ71の吸い込み口712に接続された入口側ホー
ス72と、ポンプ71の吐出口713に接続された出口
側ホース73の各内径を比較すると、入口側ホース72
の内径は20mm、出口側ホース73の内径は16mm
のものが採用されている。このように、入口側ホース7
3の内径を太くすることによって、ポンプ71は余裕を
持って水を吸い込むことができ、かつ出口側ホース73
の内径を小さくすることによって、ポンプ71は吐出口
713からスムーズに、途切れることなく循環水を吐き
出すことができる。
【0044】図8は、循環用のポンプ71とエアー混入
装置80のエアーホース82との接続構造を示す図であ
る。循環ポンプ71の吐出口713には、出口側ホース
73が接続されている。エアーホース82は、この出口
側ホース73またはポンプ71の吐出口713に接続さ
れている。そして接続部には、逆止弁83が介在されて
いる。逆止弁83を介在させると、吐出口713および
出口側ホース73を流れる水がエアーホース82側へ進
入できない。もしエアーホース82内へ水が進入する
と、エアーホース82は安定してエアーの供給ができな
くなる。そのため、逆止弁83を介在させることによっ
て、上記不具合を防止している。
【0045】エアーホース82から出口側ホース73を
流れる循環水にエアーを混入すると、次の利点がある。
エアーが混入された循環水が注水口74aから洗濯槽2
内へ注がれると、循環水に混入されたエアーがはじけて
細かな気泡になる。細かな気泡は、さらにはじけて細か
くなるが、その際、超音波が発生することが知られてい
る。この発生する超音波は、洗濯物に付着した汚れを洗
濯物から分離する手助けをする。従って、循環する水に
エアー(気泡)を含ませることにより、水の注がれた部
分にある洗濯物の汚れが良好に落ち、洗濯効果が向上す
るという利点がある。
【0046】なお洗濯槽2内に溜められた水に対して
も、エアーを混入して、細かな気泡を発生させ、その気
泡がはじける際に生じる超音波によって洗濯効果を高め
るという考えおよびそれを実現した洗濯機は、本願出願
人によって既に出願され、実用化されている。エアー混
入装置80は、かかる既に提案されている洗濯機に備え
られているエアーポンプを共用することにより、安価に
構成することが可能である。
【0047】循環水へのエアーの混入は、ポンプ71の
吸い込み口712側ではなく、吐出口713側へ行われ
る。この理由は、ポンプ71に吸い込まれる水にエアー
を混入することにより、ポンプ71がエアー噛みを生じ
ることがないようにしたからである。また、エアーホー
ス82から出口側ホース73へのエアーの供給は、ポン
プ71のオン,オフに同期されているのが好ましい。ポ
ンプ71がオンしており、水が循環されている間にのみ
エアーホース82から出口側ホース73へエアーが混入
されるようにすると、エアーは循環される水内に確実に
混入される。よって、出口側ホース73内を水が循環さ
れておらず、そこにエアーが混入されることによって、
混入されたエアーがポンプ71に進入して、ポンプ71
のエアー噛みを生じさせるという不具合を生じることが
ない。また、出口側ホース73に入ったエアーが、その
圧力によって出口側ホース73内に残存している水を押
し上げ、その水を注水口74aから勢い良く吹き出させ
て、水跳ねを起こさせる等の心配もない。
【0048】なお、この実施形態では、注水口部材74
内に、導入壁79,反射壁78等の整流部材を設けてい
るので、循環される水に混入されたエアー(気泡)が大
きな気泡であった場合に、反射壁78に水がぶつかった
際に気泡がはじけて細かくなり、注水口77から注がれ
る水の中に混入された気泡が比較的小さくなっている。
そして、さらにそれが洗濯槽2内に注がれることにより
気泡が細分化し、超音波が発生しやすいという利点があ
る。
【0049】図9は、循環ポンプ71の別の取付構造を
示す図である。図9に示すように、外槽21の外底面の
ポンプ71は、ポンプ71の吐出口713が、外槽21
の底面周辺部に向かって、斜め上方に延び出すような状
態で取り付けられていてもよい。こうすると、ポンプ7
1の吸い込み口712から吸い込まれた水が吐出口71
3から吐き出される際に、水がスムーズに吐き出され
て、しかもその水が斜め上方から外槽21外周縁部に取
り付けられた出口側ホース73へとスムーズに流れると
いう効果がある。
【0050】この発明は以上説明した実施形態に限定さ
れるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の
変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかる洗濯機の右側面
断面図である。
【図2】Aは排水バルブの構成を示す正面図であり、B
は排水バルブの一部切欠左側面図である。
【図3】洗濯槽を下から見た図であり、外槽の外底面に
配置された各種の機構の配置関係を表わす図である。
【図4】外槽の下部の一部を表わす図である。
【図5】出口側ホースの外槽への取付構造例を示す図で
ある。
【図6】洗濯機の外槽だけを上部から見た図である。
【図7】Aは注水口部材の平面図であり、Bは注水口部
材の正面図である。
【図8】循環用のポンプとエアー混入装置のエアーホー
スとの接続構造を示す図である。
【図9】循環ポンプの別の取付構造を示す図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 洗濯槽 5 排水機構 21 外槽 22 内槽 24 外槽上縁部 25 外槽カバー 48 循環ホース接続部 51 排水孔 53 排水バルブ 56 管部 57 弁座 58 弁体 61 モータ 62 軸受部 70 循環機構 71 ポンプ 72 入口側ホース 73 出口側ホース 74 注水口部材 74a 注水口 78 反射壁 79 誘導壁 80 エアー混入装置 82 エアーホース 712 吸い込み口 713 吐出口 721 ストレート部 722 蛇腹部 731 直線部分 732 蛇腹部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾関 祐仁 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 間宮 春夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 馬場 義一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 大江 克己 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 本田 国興 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 松本 雅和 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA01 AA19 BA03 BB08 CA02 CA06 CA08 CB06 CB44 CB48 FD08 HB05 HB06 MA01 MA02 MA08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯のために水を溜める洗濯槽と、 洗濯槽の外底面に突設され、洗濯槽に水を溜めるときに
    は閉じられ、洗濯槽の水を排水するときには開かれる排
    水バルブとを有する洗濯機において、 洗濯槽の水を、入口から吸い込み、出口から出すことに
    よって、強制的に循環させる循環機構を有し、 循環機構で循環される水の中にエアーを混入させるエア
    ー混入手段を設けたことを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の洗濯機において、 循環機構には、入口に接続された吸い込み口および吸い
    込んだ水を吐出する吐出口を有するポンプと、吐出口か
    ら出口までの水路を構成する出口側ホースとが含まれ、 エアー混入手段は、出口側ホースの所定の位置からエア
    ーを混入させることを特徴とする洗濯機。
  3. 【請求項3】請求項2記載の洗濯機において、 エアー混入手段は、ポンプのオン,オフに同期してエア
    ーの混入動作をオン,オフすることを特徴とする洗濯
    機。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の洗濯機に
    おいて、 エアー混入手段と循環機構との接続部には、循環機構か
    らエアー混入手段へ水が進入するのを防止するための逆
    止弁が設けられていることを特徴とする洗濯機。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の洗濯機に
    おいて、 洗濯槽は、洗濯機のハウジングフレームに対して手前に
    傾くように傾斜した状態で吊り下げられており、 洗濯槽は、外槽と、外槽内に設けられた内槽とを有し、
    外槽の上部開口には外槽カバーが取り付けられており、 循環機構の出口は、この外槽カバーに取り付けられてい
    ることを特徴とする洗濯機。
  6. 【請求項6】請求項5記載の洗濯機において、 循環機構の出口には、循環されてくる水を洗濯槽へ注ぐ
    際に、水を水平方向に略均等に広げ、所定の幅の緩やか
    な水流となって洗濯槽へ注ぐようにするための注水口が
    備えられていて、注水口から洗濯槽へ注がれる水には、
    エアー混入手段により混入されたエアーが細かな気泡と
    なって混入していることを特徴とする洗濯機。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100828251B1 (ko) 2004-05-27 2008-05-07 미츠비시덴키 가부시키가이샤 세탁기의 급수 장치
JP2009213798A (ja) * 2008-03-13 2009-09-24 Panasonic Corp ドラム式洗濯機
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JP2017074288A (ja) * 2015-10-16 2017-04-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機

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