JP2002010463A - 電力ケーブル接続部 - Google Patents

電力ケーブル接続部

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JP2002010463A
JP2002010463A JP2000179039A JP2000179039A JP2002010463A JP 2002010463 A JP2002010463 A JP 2002010463A JP 2000179039 A JP2000179039 A JP 2000179039A JP 2000179039 A JP2000179039 A JP 2000179039A JP 2002010463 A JP2002010463 A JP 2002010463A
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Yasuhiro Yamashita
泰浩 山下
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CVケーブルの接続部において、温度上昇に
よりワイヤシールドにCVケーブル側への引き込み力が
作用しても、ワイヤシールドの端部は安定して動くこと
がなく、絶縁破壊や可撓導体の断線を防ぐことができる
電力ケーブル接続部を提供する。 【解決手段】 ワイヤシールド3を有するケーブル1同
士が接続され、前記接続部の外側に金属製保護管7が被
せられ、ワイヤシールド3は可撓導体5を介して金属製
保護管7に電気的に接続している電力ケーブル接続部2
において、金属製保護管7の内側に円筒状の金属製アダ
プタ21が取り付けられ、ワイヤシールド3は金属製ア
ダプタ21の内側から外側に折り返されて、可撓導体5
との接続部が金属製アダプタ21の外面に固定されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力ケーブル接続
部に関し、詳しくは架橋ポリエチレン電力ケーブル(以
下、CVケーブルと称す)の中間接続部におけるワイヤ
シールドの端末処理構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CVケーブルは、例えば図5に示す構造
をしている。図中、8は導体、9は内部半導電層、10
は絶縁層、11は外部半導電層、12は半導電クッショ
ン層、3はワイヤシールドである。13はCVケーブル
1の製造過程および製造後に、ワイヤシールド3がばら
けるのを防止する押さえテープである。また、4は布設
時の外傷などを防ぐためのステンレス製シース、14は
防食層である。
【0003】上述のCVケーブル1の金属製シースとし
ては、アルミ製のシースなどの代わりに、ステンレス製
シース4が使用されている。その理由は、導体8のサイ
ズが大きく、送電電流が大きい線路においては、金属製
シースの電気抵抗を大きくして、渦電流損失による金属
製シースの発熱を低減する必要があるからである。ただ
し、アルミなどと比べて電気抵抗が高いステンレス製シ
ース4は、地絡などに起因する大電流を通すことができ
ないために、銅製のワイヤシールド3と併用されてい
る。
【0004】CVケーブル1の中間接続部は、例えば図
6に示す構造をしている。図6において、CVケーブル
1のワイヤシールド3は、圧着スリーブ6によって編組
銅線などからなる可撓導体5に接続している。可撓導体
5のもう一方の端部は、中間接続部2の外側を被う銅か
らなる金属製保護管7に電気的に接続している。また、
CVケーブル1のステンレス製シース4とワイヤシール
ド3が除去された部分は、絶縁層10上の外部半導電層
11から半導電クッション層12の端部にかけて、半導
電保護テープ15で被われ、その上に編組導線などから
なるシールド層16が設けられている。このシールド層
16は、同じく編組導線などからなる可撓導体16a,
16bを介して、金属製保護管7およびステンレス製シ
ース4に電気的に接続している。また、保護テープ17
が、シールド層16および半導電保護テープ15を外部
半導電層11に密着させ、かつ保護するために巻回され
ている。さらに、エポキシ含浸ガラステープ層18が、
金属製保護管7の端部からステンレス製シース4にかけ
て、可撓導体5,16a,16bを保護するために巻回
されている。このエポキシ含浸ガラステープ層18は、
その上に設けられる図示しない遮水層,防水テープ層,
防食テープ層などの座としての機能をも有する。なお、
エポキシ含浸ガラステープ層18の代わりに、エポキシ
パテなどが使用される場合もある。
【0005】近年、コスト低減のために、図7に示すよ
うに、ステンレスシースの代わりに遮水層19を設けた
CVケーブル1が開発されている。遮水層19は、鉛箔
やアルミ箔などの金属箔と薄いプラスチック層からなる
ラミネート箔であり、変形防止のため、防食層14と一
体化されている。遮水層19は、CVケーブル1に外部
から水分が侵入し、絶縁性能が低下することを防止して
いる。このCVケーブル1の中間接続部2は、例えば図
8に示すような構造をしている。即ち、シールド層16
は、可撓導体16aを介して、金属製保護管7に電気的
に接続し、ワイヤシールド3は圧着スリーブ6で可撓導
体5に接続して、金属製保護管7に電気的に接続してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図9は、CVケーブル
1のワイヤシールド3から内側の構造を示す斜視説明図
である。図9において、3aは、図5のワイヤシールド
3を構成する素線であって、ワイヤシールド素線3a
は、半導電クッション層12の上にスパイラル状に巻き
付けられている。
【0007】図9における矢印は、送電時に導体8の発
熱により、プラスチック層11a(内部半導電層9、絶
縁層10、外部半導電層11からなる)が径方向に熱膨
張する状況を示している。半導電クッション層12は、
プラスチック層11aより柔らかい材質で出来ており、
プラスチック層11aの膨張を吸収して、ワイヤシール
ド素線3aに力がかからないようにする機能を有する。
しかしながら、導体8の径が比較的大きく、かつ絶縁層
10の厚さが比較的厚いCVケーブル1では、プラスチ
ック層11aの膨張が大きく、半導電クッション層12
でワイヤシールド素線3aにかかる力を抑制するには限
界があり、ワイヤシールド素線3aには図9に示すよう
な張力が発生することが知られている。
【0008】CVケーブル1の接続部の近傍を除けば、
ワイヤシールド素線3aに発生する張力は、長手方向に
バランスしているために問題は生じない。しかしなが
ら、図6に示すように、ワイヤシールド3の端部に圧着
スリーブ6を取り付け、この圧着スリーブ6が固定され
ていない状態では、ワイヤシールド3を拘束する力が存
在しないため、温度が上昇して前記プラスチック層11
aが膨張すると、ワイヤシールド3がCVケーブル1側
の方向に引きずり込まれることになる。また、送電電流
の変化によって、高温のCVケーブル1の温度が低下す
ると、一度引き込まれたワイヤシールド3が、図6の中
間接続部2側へ伸び出そうとする。
【0009】上述のように、プラスチック層11aの温
度変化により、図6において、圧着スリーブ6はどこに
も固定されていないため、金属製保護管7内で圧着スリ
ーブ6,ワイヤシールド3,可撓導体5が不安定に動く
現象が生じ、甚だしい場合は、圧着スリーブ6がプラス
チック層11aに食い込み、絶縁破壊が発生したり、圧
着スリーブ6が可撓導体5をステンレス製シース端部4
aに押しつけ、可撓導体5が断線するという問題があっ
た。また、ステンレス製シースを備えていないCVケー
ブル1(図8に示したもの)においても、圧着スリーブ
6がプラスチック層11aに食い込み、絶縁破壊が発生
するという問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決すべくなされたもので、請求項1記載の発明は、ワイ
ヤシールドを有するケーブル同士が接続され、前記接続
部の外側に金属製保護管が被せられ、前記ワイヤシール
ドは可撓導体を介して前記金属製保護管に電気的に接続
している電力ケーブル接続部において、前記金属製保護
管の内側に円筒状の硬質のアダプタが取り付けられ、前
記ワイヤシールドは前記アダプタの内側から外側に折り
返して前記可撓導体に接続し、このワイヤシールドと可
撓導体との接続部がアダプタの外面に固定されているこ
とを特徴とするものである。
【0011】また、請求項2記載の発明は、ワイヤシー
ルドおよびその外側に金属製シースを有するケーブル同
士が接続され、前記接続部の外側に金属製保護管が被せ
られ、前記ワイヤシールドは可撓導体を介して前記金属
製保護管に電気的に接続している電力ケーブル接続部に
おいて、前記金属製保護管の内側に円筒状の硬質のアダ
プタが取り付けられ、前記ワイヤシールドは前記アダプ
タの内側から外側に折り返して前記可撓導体に接続し、
このワイヤシールドと可撓導体との接続部がアダプタの
外面または金属製シースに固定されていることを特徴と
するものである。
【0012】請求項1記載の発明によれば、前述のよう
に、温度の上昇により接続部端部において、ワイヤシー
ルドにケーブル側の方向に引き込む力が作用した際に、
前記ワイヤシールドは硬質のアダプタの内側から外側に
折り返されて、可撓導体との接続部がアダプタの外面に
固定されているために、ワイヤシールドの動きを抑制す
ることができる。従って、温度変化により電力ケーブル
接続部において、従来のようなワイヤシールドの動きに
よる絶縁破壊を防ぐことができる。なお、アダプタを硬
質な材質で作製することにより、アダプタが変形してケ
ーブルに悪影響を与えることを防ぐことができる。
【0013】また、請求項2記載の発明によれば、ワイ
ヤシールドは硬質のアダプタの内側から外側に折り返さ
れて、可撓導体との接続部がアダプタの外面または金属
製シースに固定されているために、ワイヤシールドの動
きを抑制することができる。したがって、温度変化によ
り電力ケーブル接続部において、ワイヤシールドの動き
による絶縁破壊や可撓導体の金属製シース端部による断
線を防ぐことができる。
【0014】なお、請求項1および2において、請求項
3記載のように、前記アダプタを円周方向に二つ割れ構
造にすると、アダプタをあらかじめ接続前のケーブルに
挿入しておく必要はなく、接続作業の大半が終了した
後、アダプタを所定の位置に設置することができる。し
たがって、円周方向一体型のアダプタと比較すると、接
続の作業性がよくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明にかかる電
力ケーブル接続部の一実施形態の部分縦断面図、図2
(a)、(b)はそれぞれ、本実施形態に用いた金属製
アダプタの部分縦断面図およびその左側面図である。本
実施形態は、図7に示したCVケーブル1の接続部であ
る。なお、図1は、図7および8に関して説明した部分
と同部分は同符号で指示してある。
【0016】本実施形態が従来例と異なる特徴的なこと
は、図1に示すように、銅からなる金属製保護管7の内
側に銅からなる円筒状の金属製アダプタ21がボルト2
6で取り付けられていることである。そして、ワイヤシ
ールド3が前記金属製アダプタ21の内側から外側に折
り返されて、金属製の圧着スリーブ6で可撓導体5に接
続し、圧着スリーブ6は金属製アダプタ21の後端部2
1cの外面に固定されていることである。
【0017】金属製アダプタ21は、図2(a)、
(b)に示すように、円筒形状が円周方向に中心で二つ
に割れた二つ割れ部分21a,21bからなり、二つ割
れ部分21a,21bは嵌合ピン22によって一体化さ
れている。また、金属製アダプタ21は、図2(a)に
示すように、リング状の結束溝24を有している。そし
て、二つ割れ部分21a,21bを一体化させた後、結
束溝24に沿って、図1に示すように、銅線などの結束
用金属線27を巻回し、半田などで強固に固定できる構
造になっている。
【0018】また、金属製アダプタ21の後端部21c
(CVケーブル1側)の外径は、前端部21d(中間接
続部2側)の外径より小さくなっており、後端部21c
と前端部21dの間に圧着スリーブ6の肉厚に相当する
段差が設けられている。したがって、圧着スリーブ6を
後端部21cの外面に配置すると、前端部21dにそっ
て配置されたワイヤシールド3はストレートに圧着スリ
ーブ6に接続し、ワイヤシールド3に引き込み力が作用
した際に、ワイヤシールド3に圧着スリーブ6近傍で曲
げ応力が作用するのを防ぐことができる。
【0019】また、金属製アダプタ21の内径は、図1
に示すように、CVケーブル1の防食層14に相対する
部分において、防食層14の外径より大きくなってい
る。そして、金属製アダプタ21と防食層14の間に、
径差調整用テープ28を巻回することによって、両者の
中心軸が傾かないように位置調整している。
【0020】また、金属製アダプタ21の先端面23
(中間接続部2側)は厚さ方向に円弧形状をなして、ワ
イヤシールド3は、金属製アダプタ21の内側から外側
に先端面23に沿って折り曲げられている。したがっ
て、ワイヤシールド3にCVケーブル1の内部への引き
込み力が作用して、ワイヤシールド3が金属製アダプタ
21の先端面23に当接した際に、ワイヤシールド3の
当接部が金属製アダプタ21の先端面23から側圧を受
けても、ワイヤシールドが切断する恐れはない。
【0021】さらに、金属製アダプタ21の金属製保護
管固定部25には、図2(a)、(b)に示すように、
雌ねじが切ってある。そして、図1に示すように、金属
製アダプタ21は金属製保護管7に予め設けられている
穴(図示されず)を介して、固定ボルト26によって金
属製保護管7に固定されている。金属製アダプタ21に
は6個の金属製保護管固定部25が設けられているが、
その個数は6個に限定されることはなく、必要とする固
定強度や取付作業の作業性などを考慮して設定する。
【0022】本実施形態の電力ケーブル接続部の組立は
以下のようにして行う。即ち、 1)先ず、金属製保護管7は、金属製アダプタ21の組
立や、ワイヤシールド3の折り返し処理などの作業実施
中は、作業の邪魔にならないように、最終配置位置から
ずらした位置に待機させておく。 2)ワイヤシールド3の端部を複数部分に分割し、金属
製アダプタ21外周面の金属製保護管固定部25の間を
通過させて、圧着スリーブ6によって、可撓導体5に接
続する。また、シールド層16を、可撓導体16aを介
して、結束用金属線27に半田づけなどによって接続す
る。 3)次いで、金属製保護管7を最終の所定位置に配置
し、金属製アダプタ21と固定ボルト26で固定する。 4)その後、可撓導体5を金属製保護管7に半田づけな
どによって固定する。この状態で、ワイヤシールド3
は、金属製保護管7と電気的に導通状態となり、また、
シールド層16も、圧着スリーブ6を金属製アダプタ2
1に電気的に接触させることにより、可撓導体16a、
圧着スリーブ6、可撓導体5を介して、金属製保護管7
に電気的に接続される。従って、図1において、ワイヤ
シールド3、金属製保護管7、シールド層16は電気的
に導通状態となっている。 5)次いで、エポキシ含浸ガラステープ18を、圧着ス
リーブ6から金属製保護管7の端部にかけて巻回し、圧
着スリーブ6を金属製アダプタ21の後端部21c外面
に押圧し、固定する。
【0023】本実施形態の電力ケーブル接続部は、大導
体サイズで、かつ絶縁層10が厚い場合、金属製保護管
7を防食層を介して、クリートなどの治具で周囲の静止
構造物に固定して、布設される。このように布設して
も、本実施形態の電力ケーブル接続部は、ワイヤシール
ド3が金属製アダプタ21上に安定して固定されている
ため、温度上昇によるワイヤシールド3の引き込みを防
ぐことができる。
【0024】図3は、他の実施形態の部分縦断面図、図
4(a)、(b)はそれぞれ、本実施形態に用いた金属
製アダプタの部分縦断面図およびその左側面図である。
本実施形態は、図5に示した電力ケーブルの接続部であ
る。
【0025】本実施形態では、図3に示すように、金属
製保護管7の内面に取り付けられた金属製アダプタ21
の後端部21cは、ステンレス製シース4端部の外側を
被っている。そして、ワイヤシールド3は、金属製アダ
プタ21の内側から外側に先端面23に沿って折り曲げ
られて、ステンレス製シース4上において圧着スリーブ
6で可撓導体5、16bに接続している。圧着スリーブ
6は、ステンレス製シース4上にエポキシ含浸ガラステ
ープ18を巻回することにより、固定されている。本実
施形態では、ワイヤシールド3は圧着スリーブ6および
可撓導体5を介して金属製保護管7に接続し、また、シ
ールド層16は可撓導体16a、結束用金属線27、金
属製アダプタ21、ボルト26を介して金属製保護管7
に電気的に接続している。
【0026】本実施形態では、金属製アダプタ21がス
テンレス製シース4の端部を被っているため、金属製ア
ダプタ21の先端面23で折り返されたワイヤシールド
3および可撓導体5は、ステンレス製シース4の端部に
接触することがなく、ステンレス製シース4の端部で損
傷を受けることがない。また、ワイヤシールド3はステ
ンレス製シース4の上に固定されているため、CVケー
ブル1側への引き込み力が発生しても、絶縁破壊が発生
したり、可撓導体5がステンレス製シース4の端部に接
触して断線することはない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、C
Vケーブルの中間接続部において、ワイヤシールドにC
Vケーブル側への引き込み力が発生しても、ワイヤシー
ルドの端部は安定して動くことがないので、絶縁破壊や
可撓導体の断線を防ぐことができるという優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電力ケーブル接続部の一実施形態
の部分縦断面図である。
【図2】(a)、(b)はそれぞれ、前記実施形態に用
いた金属製アダプタの部分縦断面図およびその左側面図
である。
【図3】本発明に係る電力ケーブル接続部の他の実施形
態の部分縦断面図である。
【図4】(a)、(b)はそれぞれ、図3に示した実施
形態に用いた金属製アダプタの部分縦断面図およびその
左側面図である。
【図5】CVケーブルの断面図である。
【図6】前記CVケーブルの従来の中間接続部の部分縦
断面図である。
【図7】他のCVケーブルの断面図である。
【図8】図7に示したCVケーブルの従来の中間接続部
の部分縦断面図である。
【図9】ワイヤシールドに張力が発生する機構の説明図
である。
【符号の説明】
1 CVケーブル 2 中間接続部 3 ワイヤシールド 3a ワイヤシールド素線 4 ステンレス製シース 4a ステンレス製シース端部 5、16a、16b 可撓導体 6 圧着スリーブ 7 金属製保護管 8 導体 9 内部半導電層 10 絶縁層 11 外部半導電層 11a プラスチック層 12 半導電クッション層 13 押さえテープ 14 防食層 15 半導電保護テープ 16 シールド層 17 保護テープ 18 エポキシ含浸ガラステープ層 19 遮水層 21 金属製アダプタ 21a、21b 二つ割れ部分 21c 後端部 21d 前端部 22 嵌合ピン 23 先端面 24 結束溝 25 金属製保護管固定部 26 固定ボルト 27 結束用金属線 28 径差調整用テープ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤシールドを有するケーブル同士が
    接続され、前記接続部の外側に金属製保護管が被せら
    れ、前記ワイヤシールドは可撓導体を介して前記金属製
    保護管に電気的に接続している電力ケーブル接続部にお
    いて、前記金属製保護管の内側に円筒状の硬質のアダプ
    タが取り付けられ、前記ワイヤシールドは前記アダプタ
    の内側から外側に折り返して前記可撓導体に接続し、こ
    のワイヤシールドと可撓導体との接続部がアダプタの外
    面に固定されていることを特徴とする電力ケーブル接続
    部。
  2. 【請求項2】 ワイヤシールドおよびその外側に金属製
    シースを有するケーブル同士が接続され、前記接続部の
    外側に金属製保護管が被せられ、前記ワイヤシールドは
    可撓導体を介して前記金属製保護管に電気的に接続して
    いる電力ケーブル接続部において、前記金属製保護管の
    内側に円筒状の硬質のアダプタが取り付けられ、前記ワ
    イヤシールドは前記アダプタの内側から外側に折り返し
    て前記可撓導体に接続し、このワイヤシールドと可撓導
    体との接続部がアダプタの外面または金属製シースに固
    定されていることを特徴とする電力ケーブル接続部。
  3. 【請求項3】 前記アダプタは円周方向に二つ割れ構造
    をなしていることを特徴とする請求項1または2記載の
    電力ケーブル接続部。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007325442A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Viscas Corp 電力用直流同軸ケーブルの接続部

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