JP2002009889A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2002009889A JP2000186184A JP2000186184A JP2002009889A JP 2002009889 A JP2002009889 A JP 2002009889A JP 2000186184 A JP2000186184 A JP 2000186184A JP 2000186184 A JP2000186184 A JP 2000186184A JP 2002009889 A JP2002009889 A JP 2002009889A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回線業者がサ−ビスする通話の応答後転送モ
−ドと、通信中着信機能(キャッチホン機能)が並立し
て設定されている場合に、両者の機能が円滑に実現でき
る構成の通信端末装置を提供すること。 【解決手段】 通信端末装置3には、回線業者がサ−ビ
スする応答後転送モ−ドとキャッチホンの機能が設定さ
れている。発信元1からの通話に通信端末装置3が応答
して、その後交換機2はこの通話を転送先4、5に転送
する。割込み発呼者1aからの発呼信号があると、交換
機2からは通信端末装置3に対してIIT信号(通信中
着信表示音)が送出される。通信端末装置3にIIT信
号検出中は応答後転送はできない旨の報知手段を設け
る。応答後自動転送モ−ドで動作中にIIT信号を検出
すると、疑似ベルを鳴動して割込み通話がある旨を報知
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回線業者がサ−ビスす
る通話の応答後転送モ−ドと、通信中着信機能(キャッ
チホン機能)が並立して設定されている場合に、両者の
機能が円滑に実現できる構成とした通信端末装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置においては、コピ−機
能を併せ持つ複合機として構成されるものが知られてい
る。このような複合機は、一般にオ−トドキュメントフ
ィ−ダ(ADF)や、フラットベッドスキャナ(FB
S)として機能するフラットベッド型の読み取り用原稿
載置台が備え付けられている。
【0003】複合機で原稿をコピ−する際には、コピ−
部数や原稿の種類(通常の文字や図形のイメ−ジ情報か
写真か)に応じた読み取りモ−ド(解像度)を指定して
から、スタ−トボタンを押して原稿の読み取りを開始
し、指定した部数の記録紙にコピ−プリントしている。
【0004】前記複合機等の通信端末装置においては、
通話機能を有するものや、発信元から送信される画像を
受信して、受信した画像を予め設定されている転送先に
転送する機能を有するものが知られている。
【0005】画像を転送する場合には、発信元から送信
された画像を交換機を通して通信端末装置が受信して画
像メモリに記憶する。通信端末装置は転送元となって、
受信した画像を必要に応じて交換機を通して転送先に転
送する。
【0006】また、通話機能を有する通信端末装置にお
いては、回線業者がサ−ビスする転送機能を用いて、通
信端末装置で着信した発信元からの通話を転送先に転送
する構成とすることができる。通信端末装置は、異なる
時間に着信した通話をそれぞれ指定された転送先に順次
転送する。
【0007】このような通話転送の一形態として、応答
後転送モ−ドが知られている。応答後転送モ−ドは、転
送元で一旦通話に応答してから転送先に転送するもので
ある。通話の応答後転送の機能を用いる際には、転送元
である通信端末装置で自動転送有りの設定をする。
【0008】また、回線業者からは、通話中に他の通話
を割込ませる通信中着信機能(キャッチホン)のサ−ビ
スが提供されている。このキャッチホンには、割込み通
話を録音するキャッチホンIIのサ−ビスも提供されて
いる。このように、通信端末装置には、回線業者がサ−
ビスする通話の応答後転送モ−ドと、キャッチホンの機
能が並立して設定されている場合がある。
【0009】前記のような応答後転送を自動的に行なう
通信端末装置においては、着呼後に、フックスイッチま
たはフックボタンを押してフッキングすることによりオ
フフック(応答信号)を交換機に送出して、一時的に通
話状態を形成する。交換機は、この応答信号を受信する
と発信元からの通話を転送先に転送する。
【0010】また、キャッチホンの契約をしている通信
端末装置においては、通話中に呼び出し信号(通信中着
信表示音:IIT)を受信すると、フックスイッチまた
はフックボタンを押してフッキングすることによりオフ
フック(応答信号)を交換機に送出して、割込み発呼者
と通話する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、通信端末
装置に回線業者がサ−ビスする通話の応答後転送モ−ド
と、通信中着信機能(キャッチホン)が並立して設定さ
れている場合には、いずれの機能も通信状態のときにフ
ッキングすることが必要となる。
【0012】しかしながら、通信状態のときにフッキン
グされると、キャッチホンの機能が優先して作動する。
このため、通話の応答後転送ができない状態となるが、
利用者は応答後転送ができない理由が分からないので対
応に手間取るという問題があった。
【0013】また、通話の応答後転送モ−ドで動作中に
キャッチホンの割込み信号があると、前記IIT信号が
通信端末装置に送出される。しかしながら、通信端末装
置の利用者は電話機を置いた状態(オンフック)である
ので、このITT信号を聞き取ることができず、割込み
発呼者と通話をすることができないという問題があっ
た。
【0014】本発明は、かかる現状に鑑みてなされたも
のであり、回線業者がサ−ビスする通話の応答後転送モ
−ドと、通信中着信機能(キャッチホン機能)が並立し
て設定されている場合に、両者の機能が円滑に実現でき
る通信端末装置の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1に
係る発明において、通信端末装置を、第1発信元、第2
発信元、転送先とそれぞれ交換機を介して接続され、回
線業者がサ−ビスする応答後転送機能および通信中着信
機能が設定される通信端末装置であって、応答後転送で
第1発信元との通信中に第2発信元からの着信があると
きに、交換機から送出される通信中着信表示音(IIT
信号)を検出する手段と、前記IIT信号検出中は応答
後転送はできないことを報知する手段とを設けた構成と
することによって達成することができる。
【0016】また、請求項2に係る発明は、前記IIT
信号を検出すると応答後転送を中断し、IIT信号が終
了すると応答後転送を再開する手段を設けたことを特徴
としている。
【0017】また、請求項3に係る発明は、請求項1ま
たは請求項2に記載の通信端末装置において、前記第1
発信元との通信中に、IIT信号を検出したときに鳴動
する疑似ベルを設けたことを特徴としている。
【0018】請求項1に係る発明の上記特徴によれば、
応答後転送で第1発信元との通信中に第2発信元からの
着信があるときに、交換機から送出される通信中着信表
示音(IIT信号)を検出する手段と、前記IIT信号
検出中は応答後転送はできないことを報知する手段とを
設けている。このため、利用者は応答後転送ができない
理由を認識することができる。
【0019】請求項2に係る発明によれば、前記IIT
信号を検出すると応答後転送を中断し、IIT信号が終
了すると応答後転送を再開する手段を設けている。この
ため、通信中着信機能が設定されている場合でも応答後
転送を支障なく実行することができる。
【0020】請求項3に係る発明によれば、第1発信元
との通信中に、IIT信号を検出したときに鳴動する疑
似ベルを設けている。このため、利用者は通信中着信
(キャッチホン)があったことを認識して、割込み通話
に対応することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、通話機能を有する
通信端末装置を配置した例を示すブロック図である。図
1において、1は発信元(第1発信元)、1aは割込み
発呼者(第2発信元)、2は交換機、3は転送元の通信
端末装置、4、5は転送先である。
【0022】このような通信端末装置3において、回線
業者がサ−ビスする応答後転送機能が設定されるものと
する。この場合には、発信元1からの通話があるとき
に、交換機2は転送元である通信端末装置3の電話を呼
び出して、通信端末装置3で応答すると交換機2が転送
先4、5にこの通話を転送する。
【0023】また、通信中着信機能(キャッチホン機
能)が通信端末装置3に設定されているものとすると、
発信元1(第1発信元)と通話中に、割込み発呼者1a
(第2発信元)からの発呼信号があると、交換機2から
は通信端末装置3に対してIIT信号(通信中着信表示
音)が送出される。
【0024】本発明においては、通信端末装置3に通話
の応答後転送機能と、キャッチホン機能が並立して設定
されている場合に、着信後キャッチホンの割込み信号に
より交換機からIIT信号が到来すると、通信端末装置
にIIT信号検出中は応答後転送はできない旨を報知す
る手段を設けている。
【0025】また、応答後転送モ−ドで動作中にIIT
信号を検出すると応答後転送を中断し、IIT信号の終
了後に応答後転送を再開している。さらに、応答後転送
モ−ドで動作中にIIT信号を検出すると、疑似ベルを
鳴動して利用者に割込み通話がある旨を報知している。
【0026】図2は本発明の通信端末装置の制御装置を
示す概略のブロック図である。次にこのブロック図につ
いて説明する。図2において、通信端末装置の制御装置
11は、各種信号やデ−タを処理するための制御部12
を有している。この制御部12は、例えばCPU(中央
処理装置)により構成されている。
【0027】制御部12には、回線制御部(NCU)1
4、モデム15、画像メモリ16、RAM17、ROM
18、表示部19、操作部20、読取部21、記録部2
2、音声圧縮メモリ23、音声コ−デック26、フック
スイッチ27、画像コ−デック28、ブザ−29が接続
されている。
【0028】回線制御部14は、図示を省略している交
換機を介して外部回線13と接続され、相手先のダイヤ
ル番号に対応したダイヤルパルスの送出、及び着信を検
出する。VFモデム15は、ITU(国際通信連合)の
T.svf(音声ファクシミリ同時通信端末)勧告に基
づいて構成されており、画像と音声の通信を可能として
いる。なお、SVFモデム15に代えて音声機能付のモ
デムを使用することもできる。
【0029】画像メモリ16は、前記回線制御部14と
SVFモデム15からなる通信部により送受信される画
像を格納する。RAM17は予約送信またはメモリ受信
における管理デ−タが格納される。また、転送先の電話
番号を予め設定しておく転送テ−ブルが格納される。R
OM18には通信端末装置の各種動作に必要なデ−タや
プログラムが格納される。
【0030】陰極線管(CRT)や液晶表示器(LC
D)を用いた表示部19には、通信端末装置の動作に必
要な各種メッセ−ジが表示される。キ−ボ−ドやマウス
等からなる操作部20は通信端末装置の各種動作、停止
を指示する。また、原稿の画像の拡大倍率を設定する。
【0031】読取部21は、送信側から送信されてきた
原稿の画像を読み取る。両面原稿を読み取る場合は、表
面の画像の読み取りと、裏面の画像の読み取りを行な
う。記録部22は送信側から送信されてきた画像を記録
紙に記録する。画像の記録は、記録紙の両面に行なう場
合と記録紙の片面に行なう場合がある。
【0032】前記記録部22には電子写真方式のプリン
タを設け、受信画像や光学読取系で読み取られた画像
を、図示しない給紙カセットから供給される定形サイズ
の記録紙上にコピ−する。なお、プリンタでは各種デ−
タを記録紙に記録することができる。音声圧縮メモリ2
3には、録音した通話の内容が記憶される。
【0033】また、操作部20には各種キ−が設けられ
ている。例えば、コピ−・ファクシミリ複合機をコピ−
モ−ドとファクシミリ通信モ−ドとのいずれの機能を選
択するかのコピ−/通信キ−、原稿が文字等のイメ−ジ
情報か写真情報かに応じてコピ−の読み取りモ−ド(解
像度)を設定する読み取りモ−ドキ−、自動縮小、自動
記録紙選択モ−ドを設定するキ−等の各種動作モ−ドを
設定するキ−が設けられている。
【0034】制御部12は画像メモリ16に格納されて
いる画像を読み出し、当該画像を所定の転送先に転送す
る。また、録音された通話の内容を音声圧縮メモリから
23から読み出して所定の転送先に転送したり、録音さ
れたメッセ−ジを音声圧縮メモリから23から読み出し
て発信元に送信することができる。なお、時計部を設け
てで現在時刻をカウントし、その出力を用いて受信した
原稿にその時点の時刻を印字することも可能である。
【0035】ハンドセット24は、通信端末装置の通話
用補助電話器を構成し、A/D、D/A変換部25を介
して、デジタル音声信号を符号化・復合化処理する音声
コ−デック26に接続される。フックスイッチ27は、
ハンドセット24のオンフック、オフフックを検出す
る。
【0036】なお、図2の例では、フックスイッチ27
を外部回線13に接続して、外部回線13の電圧を用い
てハンドセット24のオンフック、オフフックを検出し
ているが、ハンドセット24自体を検出する機械式スイ
ッチによってもハンドセット24のオンフック、オフフ
ックを検出することができる。
【0037】また、図2の例では、ハンドセット24を
A/D、D/A変換部25を介して、音声コ−デック2
6に接続しているが、NCU14から通常の信号線でハ
ンドセット24を接続して、音声信号を外部回線13に
送出する構成としてもよい。
【0038】画像コ−デック28は、読み取り画像を送
信相手先装置の復号能力に合わせて符号化(エンコ−
ド)する。また、受信画像を復合化(デコ−ド)し、最
も圧縮率の高いMMR方式またはJBIG方式で再符号
化して画像メモリに格納する。ブザ−29は、呼び出し
アラ−ムを鳴動する。
【0039】通信端末装置からは、通話時に「後程おか
けなおし下さい」等の音声ガイダンスを外部回線13に
送出する。このような音声ガイダンスは、製造時に予め
ROM18に格納しておくことができる。また、ユ−ザ
がハンドセット24からメッセ−ジを吹き込み、音声圧
縮メモリ23に登録しても良い。
【0040】図3は、制御装置11の別の構成を部分的
に示すブロック図である。図3の例では、回線制御部1
4の具体的構成が示されている。図3において、回線制
御部14は、第1のスイッチSaと第2のスイッチSb
が設けられている。また、着信検出部14a、直流電圧
およびベル信号発生部14b、オフフック検出部14c
が設けられている。
【0041】図3において、前記オフフック検出部14
cはハンドセット24に流れる電流を検出している。ス
イッチSbがa接点側に投入されているときには、回線
13のから電流を検出する。また、スイッチSbがa接
点側に投入されているときには、直流電圧およびベル信
号発生部14bからの電流を検出する。なお、前記オフ
フック検出部14cはハンドセット24自体を検出する
機械式スイッチを用いても良い。また、NCU14から
通常の信号線でハンドセット24を接続して、音声信号
を外部回線13に送出する構成としている。
【0042】図3の状態で、発信元の発呼信号の着信を
着信検出部14aで検出すると、スイッチSaが閉結さ
れ、また、直流電圧およびベル信号発生部14bのベル
が鳴動する。着信の報知を図2のブザ−29が鳴動する
構成としても良い。利用者がハンドセット24を持ち上
げるとスイッチSbは接点a側に切り替わり、ハンドセ
ット24は外部回線13と接続されて通話可能となる。
【0043】この際にオフフック検出部14cは、ハン
ドセット24のオフフックを検出する。また、スイッチ
Saが閉結されると画像と音声がSVFモデム15を通
して送受信される。次に、通話中にフッキングすること
によりスイッチSbが接点b側に切り替わる。
【0044】図4〜図8は、本発明の処理手順を示すフ
ロ−チャ−トである。次に、このフロ−チャ−トについ
て説明する。
【0045】(1)ステップS1で処理プログラムを開
始し、ステップS2で着呼有かどうかを判定する。この
判定結果がNO(以下、Nと略記する)であれば、ステ
ップS2の処理の待機状態となる。着呼有りとなってス
テップS2の判定結果がYES(以下、Yと略記する)
であれば、続いてステップS3の処理で呼出音(CN
G)有りかどうかを判定する。
【0046】(2)ステップS3の判定結果がYであれ
ば、ステップS4の処理でファクス通信を行い、ステッ
プS38で処理プログラムを終了する。また、ステップ
S3の判定結果がNであれば、ステップS5の処理に移
行して自動転送オンかどうかを判定する。
【0047】(3)ステップS5の判定結果がYであれ
ば、ステップS6の処理に移行して、図3のスイッチS
aが閉じて回線を閉結し電話機を回線から切り離す。す
なわち、図3のスイッチSbは接点b側に切り替わる。
電話機には、図3の直流電圧/ベル信号発生部14bか
ら直流を供給する。
【0048】(4)次に、ステップS7の処理で「転送
しますのでお待ち下さい」の音声応答メッセ−ジをSV
Fモデム15を通して発信元に出力する。続いて、ステ
ップS8の処理でキャッチホン割込みのIIT信号(通
信中着信表示音)検出かどうかを判定する。この判定結
果がYであれば、通話の応答後転送中に割込み通話が到
来したことになるので、次にステップS10の処理で呼
び出しベル(疑似ベル)を鳴動させて、応答後転送を一
時的に中断してキャッチホンの割込み通話があることを
報知する。
【0049】(5)次にステップS11の処理でオフフ
ックかどうかを判定する。この判定結果がNであれば利
用者はまだハンドセットを持ち上げていないので、ステ
ップS8の処理に戻り、ステップS8〜ステップS11
のル−プ処理を繰り返す。図3の電話機(ハンドセッ
ト)24が持ち上げられてスイッチSbが接点a側に切
り替りオフフックになると、ステップS11の判定結果
がYとなり、ステップS12の処理に移行する。
【0050】(6)ステップS12の処理では回線を電
話機に切り替え、割込み発呼元との通話が可能な状態と
する。次にステップS13の処理でオフフックかどうか
を判定する。このときの判定結果はYとなり、続いてス
テップS14の処理でIIT信号検出かどうかを判定す
る。この判定結果もYであるから、ステップS15の処
理に移行する。ステップS13の判定結果がNであれ
ば、通話が終了して電話機が置かれてスイッチSbはb
接点側に切り替わっているので、ステップS38で処理
プログラムを終了する。
【0051】(7)ステップS15では”キャッチホン
が入っています。フッキングすると割込み発信音に切り
替わります。現在転送はできません”のメッセ−ジを表
示する。次にステップS16の処理で転送ボタン押し下
げかどうかを判定する。この場合には、前記ステップS
15で転送はできない状態であることが表示されている
ので、転送ボタン押し下げの有無(Y/N)に拘らずス
テップS17の処理に移行する。
【0052】(8)ステップS17の処理では、フッキ
ングボタン押し下げかどうかを判定する。この判定結果
がYであれば、ステップS18の処理に移行して前記ス
テップS15の処理で説明した転送不可の表示をクリア
する。続いてステップS19の処理で割込み発呼者と通
話する。ステップS17の判定結果がNであれば、ステ
ップS13の処理に戻りオフフックかどうかを判定す
る。
【0053】(9)次にステップS20の処理で再度の
フッキングボタン押し下げかどうかを判定する。この判
定結果がNであればステップS19の処理に戻り、ステ
ップS19、ステップS20のル−プ処理を繰り返す。
割込み発呼者との通話が終了して再度のフッキングボタ
ン押し下げがなされると、ステップS21の処理に移行
して元の通話者と通話する。次にステップS13の処理
に戻りオフフックかどうかを判定する。
【0054】(10)前記ステップS5の処理で、応答
後転送の自動転送設定でないと判定されると(判定結果
N)ステップS9の処理でオフフックかどうかを判定す
る。この判定結果がNであれば、ステップS2の処理の
待機状態となる。ステップS9の判定結果がYであれば
ステップS13の処理に移行してオフフックかどうかを
判定する。
【0055】(11)前記ステップS8の処理におい
て、キャッチホン割込みのIIT信号(通信中着信表示
音)が検出されずに判定結果がNになると、次にステッ
プS22の処理でフッキングを送出する。続いてステッ
プS23の処理で記憶部に格納されている転送先電話番
号を読み出して送出する。
【0056】(12)次にステップS24の処理で相手
先が応答したかどうかを判定する。この判定結果がYで
あれば、ステップS25の処理で転送が成功したものと
して回線を切断し、ステップS38で処理プログラムを
終了する。
【0057】(13)前記ステップS24の判定結果が
Nであれば、ステップS26の処理でタイムアップかど
うかを判定する。この判定結果がNであればステップS
24の処理に戻り、ステップS24、ステップS26の
ル−プ処理を繰り返す。タイムアップになるとステップ
S26の判定結果がYとなってこのル−プ処理を抜け、
ステップS27の処理に移行してフッキングを行なう。
【0058】(14)次にステップS28の処理に移行
して”転送先も通話中です。後程おかけください”の音
声メッセ−ジを発信元に通知する。続いてステップS2
9の処理で回線を切断してステップS38で処理プログ
ラムを終了する。
【0059】(15)前記ステップS14の処理におい
て、キャッチホンの割込み信号が終了してIIT信号検
出の判定結果がNになると、ステップS30の処理に移
行してフッキングボタン押し下げかどうかを判定する。
この判定結果がNであれば、次にステップS31の処理
で転送先ボタン押し下げかどうかを判定する。この判定
結果がYであれば、続いてステップS32の処理でフッ
キングを送出し、次にステップS33の処理で記憶部に
格納されている転送先電話番号を読み出す。続いてステ
ップS36の処理で転送番号を送出する。
【0060】(16)前記ステップS31の判定結果が
Nであれば、ステップS13の処理でオフフックかどう
かの判定を行なう。また、ステップS30の判定結果が
Yでフッキングボタン押し下げと判定されると、次にス
テップS34の処理でフッキングを送出し、次にステッ
プS35の処理で転送先番号を操作入力する。続いて前
記ステップS36の処理で転送番号を送出する。
【0061】このように、応答後転送を中断してキャッ
チホンの割込み通話を行なった後に、ステップS30、
ステップS34、ステップS35、ステップS36の処
理で、すなわち、フッキングとダイヤル操作で応答後転
送を再開することができる。また、ステップS31、ス
テップS32、ステップS33、ステップS36の処理
でも、フッキングと転送先番号読み出しにより応答後転
送を再開することができる。
【0062】(17)前記ステップS36の処理に続い
て、ステップS37の処理でオフフックかどうかの判定
を行なう。この判定結果がYのときにはステップS37
のル−プ処理を繰り返す。オンフックとなってステップ
S37の判定結果がNになると、ステップS38で処理
プログラムを終了する。
【0063】このように、本発明においては、通信端末
装置に応答後転送が設定されているときに(ステップS
5)、通話中にIIT信号を検出すると、転送できない
ことを利用者に報知するので(ステップS13〜ステッ
プS15)、利用者は応答後自動転送ができないことを
認識することができる。
【0064】また、通信端末装置に応答後転送が設定さ
れているときに(ステップS5)、IIT信号を検出す
ると、呼び出しベルを鳴動して利用者に割込み通話があ
ることを報知し、電話機を持ち上げてオフフックとなる
ことを検出している(ステップS8、ステップS10、
ステップS11)。このため、利用者は割込み発呼者と
通話することができる(ステップS19)。
【0065】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1に
係る発明の上記特徴によれば、応答後転送で第1発信元
との通信中に第2発信元からの着信があるときに、交換
機から送出される通信中着信表示音(IIT信号)を検
出する手段と、前記IIT信号検出中は応答後転送はで
きないことを報知する手段とを設けている。このため、
利用者は応答後転送ができない理由を認識することがで
きる。
【0066】請求項2に係る発明によれば、前記IIT
信号を検出すると応答後転送を中断し、IIT信号が終
了すると応答後転送を再開する手段を設けている。この
ため、通信中着信機能が設定されている場合でも応答後
転送を支障なく実行することができる。
【0067】請求項3に係る発明によれば、第1発信元
との通信中に、IIT信号を検出したときに鳴動する疑
似ベルを設けている。このため、利用者は通信中着信
(キャッチホン)があったことを認識して、割込み通話
に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る通信端末装置を用い
た構成例を示すブロック図である。
【図2】通信端末装置の制御装置の構成を示すブロック
図である。
【図3】制御装置の別の構成を部分的に示すブロック図
である。
【図4】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図5】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図6】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図7】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図8】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【符号の説明】
1、1a 発信元 2 交換機 3 通信端末装置 4、5 転送先 11 制御装置 12 中央演算制御部(CPU) 13 外部回線 14 回線制御部(NCU) 15 SVFモデム 16 画像メモリ 19 表示部 20 操作部 21 読取部 22 記録部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月23日(2001.3.2
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
発明の属する技術分野】本発明は、回線業者がサ−ビ
スする通話の応答後転送モ−ドと、通信中着信機能(キ
ャッチホン機能)が並立して設定されている場合に、両
者の機能が円滑に実現できる構成とした通信端末装置に
関する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1発信元、第2発信元、転送先とそれ
    ぞれ交換機を介して接続され、回線業者がサ−ビスする
    応答後転送機能および通信中着信機能が設定される通信
    端末装置であって、応答後転送で第1発信元との通信中
    に第2発信元からの着信があるときに、交換機から送出
    される通信中着信表示音(IIT信号)を検出する手段
    と、前記IIT信号検出中は応答後転送はできないこと
    を報知する手段とを設けたことを特徴とする通信端末装
    置。
  2. 【請求項2】 前記IIT信号を検出すると応答後転送
    を中断し、IIT信号が終了すると応答後転送を再開す
    る手段を設けたことを特徴とする、請求項1に記載の通
    信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記第1発信元との通信中に、IIT信
    号を検出したときに鳴動する疑似ベルを設けたことを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の通信端末装
    置。
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