JP2002009471A - 配線基板の放熱構造 - Google Patents

配線基板の放熱構造

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JP2002009471A
JP2002009471A JP2000186261A JP2000186261A JP2002009471A JP 2002009471 A JP2002009471 A JP 2002009471A JP 2000186261 A JP2000186261 A JP 2000186261A JP 2000186261 A JP2000186261 A JP 2000186261A JP 2002009471 A JP2002009471 A JP 2002009471A
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wiring board
heat
copper foil
mounting hole
screws
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JP2000186261A
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Toyokazu Tsunekawa
豊和 恒川
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多層構造の配線基板の内部からの熱を、効率
的に放熱する。 【解決手段】 多層の配線基板1には、取付穴10が形
成されている。取付穴10には、ネジ13が挿通され、
取付穴10とネジ13との間には、良熱伝導性で絶縁性
のインシュレータ11及びシリコンゴム12が介装され
ている。ネジ13には、ヒートシンク14が取り付けら
れている。内層の銅箔2で発生した熱は、インュレータ
11,シリコンゴム12,ネジ13を介してヒートシン
ク14に伝導し、放熱される。このため、効率的に内層
の熱を放熱することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は配線基板の放熱構造
に関し、内層で発生した熱を容易に放熱することができ
るように工夫したものである。
【0002】
【従来の技術】図3は一般的な配線基板を示す断面図で
ある。同図に示すように、配線基板1は、銅箔2と絶縁
材3とが交互に積層されて構成されている。なお、1a
は部品面、1bはハンダ面である。
【0003】配線基板1の両面の銅箔2、即ち、部品面
1aを形成する部品側の銅箔2と、ハンダ面1bを形成
するハンダ側の銅箔2は、外気にさらされているが、内
層の銅箔2は外気にさらされることはない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、内層の銅
箔2が外気にさらされることがないため、内層で発生し
た熱は、容易に放熱することができない。したがって、
内層で発生した熱が、配線基板1の熱容量を越えると、
内層の銅箔2が剥離する恐れがある。
【0005】本発明は、上記従来技術に鑑み、内層の熱
を容易に外部に放熱することができる配線基板の放熱構
造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の構成は、銅箔と絶縁材とを交互に積層した多層構造
の配線基板の放熱構造であって、前記配線基板に、積層
方向に貫通する取付穴が形成されると共に、前記銅箔が
この取付穴に露出しており、放熱部材を前記配線基板に
取り付けるために用いる取付部材が、前記取付穴に挿通
され、前記取付穴の内周面と、この取付穴に挿通された
前記取付部材の外周面との間には、良熱伝導性の絶縁材
が介装されていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
【0008】図1は本発明の第1の実施の形態にかかる
配線基板の放熱構造である。同図に示すように、配線基
板1は、銅箔2と絶縁材3とが交互に積層されて構成さ
れた、多層構造の配線基板である。そして、部品面1a
には電子部品等が搭載され、ハンダ面1bにはハンダが
施される。
【0009】この配線基板1には、基板積層方向に貫通
する取付穴(ネジ挿入穴)10が形成されている。この
取付穴10の周面には、各銅箔2が露出している。更
に、取付穴10内には、円筒形のインシュレータ11と
シリコンゴム12が装填されている。具体的には、イン
シュレータ11が外周側に、シリコンゴム12が内周側
に位置する状態で同心状に配置されている。しかも、イ
ンシュレータ11及びシリコンゴム12は、電気的な絶
縁性を有すると共に良熱伝導性の材質となっている。ま
た露出した各銅箔2は、インシュレータ11に接触して
いる。
【0010】ネジ(取付部材)13は、取付穴10に装
填(介装)されたインシュレータ11の中心穴を挿通し
つつ、ハンダ面1bから部品面1aに向かって貫通して
いる。そして、ネジ13の先端部分(ネジ部)が、ヒー
トシンク(放熱部材)14にねじ込まれている。また、
ネジ13の頭部とハンダ面1bとの間には、絶縁性のワ
ッシャ15が介装され、ヒートシンク14と部品面1a
との間には、絶縁性のスペーサ16が介装されている。
このようにして、ヒートシンク14は、ネジ13によ
り、配線基板1に取り付けられている。
【0011】このような構成となっているため、銅箔
2、特に内層の銅箔2に発生した熱は、銅箔2→インシ
ュレータ11→シリコンゴム12→ネジ13→ヒートシ
ンク14の熱経路に沿い伝達し、ヒートシンク14にて
放熱される。このため、配線基板1の内層の熱が効率よ
く放熱される。この結果、配線基板1の信頼性が向上す
る。
【0012】図2は、本発明の第2の実施の形態にかか
る配線基板の放熱構造である。この実施の形態では、大
型のヒートシンク14Aを、複数のネジ13により、配
線基板1に取り付けるようにしたものである。他の部分
の構成は、第1の実施の形態と同様である。
【0013】このため、第1の実施の形態と同様に、銅
箔2、特に内層の銅箔2に発生した熱は、銅箔2→イン
シュレータ11→シリコンゴム12→ネジ13→ヒート
シンク14Aの熱経路に沿い伝達し、ヒートシンク14
Aにて放熱される。このため、配線基板1の内層の熱が
効率よく放熱される。この結果、配線基板1の信頼性が
向上する。
【0014】第2の実施の形態では、大型のヒートシン
ク14Aを採用しているため、発熱量が大きい場合に好
適である。
【0015】
【発明の効果】以上、実施の形態と共に具体的に説明し
たように本発明では、銅箔と絶縁材とを交互に積層した
多層構造の配線基板の放熱構造であって、前記配線基板
に、積層方向に貫通する取付穴が形成されると共に、前
記銅箔がこの取付穴に露出しており、放熱部材を前記配
線基板に取り付けるために用いる取付部材が、前記取付
穴に挿通され、前記取付穴の内周面と、この取付穴に挿
通された前記取付部材の外周面との間には、良熱伝導性
の絶縁材が介装されている構成とした。
【0016】このため、内層の銅箔に発生した熱を、取
付穴に介装した良熱伝導性の絶縁材と、取付穴に挿通し
た取付部材を介して、放熱部材に導いて放熱することが
できるので、特に内層の熱の放熱が効率的にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる配線基板の
放熱構造を示す構成図。
【図2】本発明の第2の実施の形態にかかる配線基板の
放熱構造を示す構成図。
【図3】一般的な配線基板を示す構成図。
【符号の説明】
1 配線基板 1a 部品面 1b ハンダ面 2 銅箔 3 絶縁材 10 取付穴 11 インシュレータ 12 シリコンゴム 13 ネジ 14 ヒートシンク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銅箔と絶縁材とを交互に積層した多層構
    造の配線基板の放熱構造であって、 前記配線基板に、積層方向に貫通する取付穴が形成され
    ると共に、前記銅箔がこの取付穴に露出しており、 放熱部材を前記配線基板に取り付けるために用いる取付
    部材が、前記取付穴に挿通され、 前記取付穴の内周面と、この取付穴に挿通された前記取
    付部材の外周面との間には、良熱伝導性の絶縁材が介装
    されていることを特徴とする配線基板の放熱構造。
JP2000186261A 2000-06-21 2000-06-21 配線基板の放熱構造 Withdrawn JP2002009471A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010067924A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Hitachi Koki Co Ltd 半導体装置及び充電装置
KR20190071505A (ko) * 2017-12-14 2019-06-24 현대모비스 주식회사 차량용 앰프 장치

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