JP2002009327A - 受光ic周波数特性選別装置と受光ic周波数特性選別方法 - Google Patents

受光ic周波数特性選別装置と受光ic周波数特性選別方法

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JP2002009327A
JP2002009327A JP2000185485A JP2000185485A JP2002009327A JP 2002009327 A JP2002009327 A JP 2002009327A JP 2000185485 A JP2000185485 A JP 2000185485A JP 2000185485 A JP2000185485 A JP 2000185485A JP 2002009327 A JP2002009327 A JP 2002009327A
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light
light receiving
frequency characteristic
receiving
chip
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JP2000185485A
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English (en)
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Hiroki Nagano
弘樹 永野
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NEC Corp
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NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回路の周波数特性を高速で安価に測定して受光
ICチップを選別するための受光IC周波数特性選別装
置とその方法を提供する。 【構成】回路の周波数特性により受光ICチップを選別
する受光IC周波数特性選別装置であって、受光ICチ
ップの受光部に交流光を照射する交流光装置と、受光I
Cの出力を測定する測定装置とよりなることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、回路の周波数特性を測
定して受光ICチップを選別するための受光IC周波数
特性選別装置と受光IC周波数特性選別方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、光ストレージ用受光ICは光
ピックアップに用いられており、この種の受光ICは、
データ、トラッキング、フォーカシング等、ワンチップ
でより多くの光学的情報を読み取るために、分割フォト
ダイオードを有している。この間の理由は、上記に限ら
ず、一般の光センサについても同様であり、装置の小型
化、高速化を可能ならしめる。
【0003】以下に、従来の受光IC周波数特性選別装
置と受光IC周波数特性選別方法について図面を用いて
説明する。これは、回路の周波数特性を調べる一般的な
方法を適用したものである。図5は、従来の受光IC周
波数特性選別装置と方法を示す等価回路図、図6は、受
光IC上面図及び等価回路図である。一般に、Si基板
上に受光素子としてフォトダイオードとオペアンプを構
成し、それらを配線で接続することによりワンチップ化
した受光ICが構成できる。また、図6に示すように、
更にその受光ICを複数(図6では6)個搭載すること
により、光ストレージ用の受光ICが構成できる。図5
に示すように、その受光ICの受光部53と回路部54
の接続部に電源パッド52をもうけることにより回路部
に電気信号を送り込むことが出来る。チップ上の電源パ
ッドに順次交流電気信号51を入力し、各出力の交流振
幅を読みとることにより各回路の周波数特性を測定する
ことが出来る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
受光IC周波数特性選別装置と方法においては次のよう
な問題があった。各受光ICにそれぞれ交流電気信号を
送る必要があるため、チップに搭載される受光ICの数
が増えるとそれに比例して測定時間を要する。更にAC
テスタを使用する必要があるため、高価な装置が必要と
なる。また、回路の入力部に測定端子や電源パッドの容
量等が付いて不必要な制御時定数が増え、正確な測定が
難しく、前記回路が高周波回路であればその問題は尚更
深刻であった。
【0005】本発明は、以上の従来技術における問題に
鑑みてなされたものであり、回路の周波数特性を高速で
安価に測定して受光ICチップを選別するための受光I
C周波数特性選別装置とその方法を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に提供する本願第一の発明に係る受光IC周波数特性選
別装置は、回路の周波数特性により受光ICチップを選
別する受光IC周波数特性選別装置であって、受光IC
チップの受光部に交流光を照射する交流光装置と、受光
ICの出力を測定する測定装置とよりなることを特徴と
する。
【0007】交流光装置により受光素子に交流光を照射
して回路に交流電気信号を入力することができ、受光I
Cの出力を測定する測定装置により回路の出力を測定で
きる。
【0008】前記課題を解決するために提供する本願第
二の発明に係る受光IC周波数特性選別装置は、本願第
一の発明に係る受光IC周波数特性選別装置において、
前記交流光装置が、半導体レーザと、その出力光を平行
光にするレンズとを備えることを特徴とする。
【0009】半導体レーザによりレーザ光を発生し、レ
ンズにより更に平行光とすることができる。光ストレー
ジ用の受光ICの場合には、半導体レーザにより光ピッ
クアップの状況を再現することができる。
【0010】前記課題を解決するために提供する本願第
三の発明に係る受光IC周波数特性選別装置は、本願第
一の発明又は本願第二の発明に係る受光IC周波数特性
選別装置において、前記測定装置が、受光ICの出力電
圧が入力されるピークホールド回路と、この回路により
変換された直流信号を測るテスタとを備えることを特徴
とする。
【0011】受光ICの出力電圧が入力されるピークホ
ールド回路により、交流電気信号を直流電気信号に換
え、DCテスタで測定することができる。
【0012】前記課題を解決するために提供する本願第
四の発明に係る受光IC周波数特性選別方法は、複数の
受光素子を有する受光ICチップを、回路の周波数特性
により選別する受光IC周波数特性選別方法であって、
受光ICチップの受光部を構成する受光素子に対して一
斉に交流光を照射し、各受光ICの出力電圧の振幅を測
定することを特徴とする。
【0013】受光ICチップの受光部を構成する受光素
子に対して一斉に交流光を照射し、各受光ICの出力電
圧の振幅を測定することにより、各受光ICの周波数特
性を同時に調べられる。
【0014】前記課題を解決するために提供する本願第
五の発明に係る受光IC周波数特性選別方法は、交流光
装置を備え、受光ICチップを回路の周波数特性により
選別する受光IC周波数特性選別装置を使用する受光I
C周波数特性選別方法であって、前記交流光装置を使用
せず、受光ICチップの受光ICの出力電圧の振幅を測
定することを特徴とする。
【0015】交流光装置を使用しないことにより、受光
IC製品の異常発振を検出できる。
【0016】前記課題を解決するために提供する本願第
六の発明に係る受光IC周波数特性選別方法は、本願第
五の発明に係る受光IC周波数特性選別方法において、
前記交流光装置が、半導体レーザと、その出力光を平行
光にするレンズとを備えることを特徴とする請求項5に
記載の受光IC周波数特性選別方法。
【0017】交流光装置が、半導体レーザと、その出力
光を平行光にするレンズとを備える受光IC周波数特性
選別装置を使用して、受光IC製品の異常発振を検査で
きる
【0018】
【発明の実施の形態】(実施形態1)以下に、本発明に
係る受光IC周波数特性選別装置と方法の一実施の形態
における構成について図面を参照して説明する。まず、
本実施形態を適用する受光ICチップについて説明す
る。図2は、受光ICチップの受光部縦断面図、図3
は、受光ICチップの上面図、図4は、受光ICチップ
の等価回路図である。本実施形態を適用する受光ICチ
ップは、光ストレージ用受光ICであり、光ピックアッ
プに用いられる。この種の受光ICチップは、図2に示
すように複数のフォトダイオードで構成される。即ち、
シリコン基板上に受光素子として上記フォトダイオード
とオペアンプを構成し、それらを配線で接続することに
よりワンチップ化した受光ICが構成できる。また、更
にこの受光ICを複数(図3では6)個同一チップ内に
搭載して、図4に示すような6分割の光ストレージ用の
受光ICチップが構成できる。ここで、図1は、本発明
に係る受光IC周波数特性選別装置と方法の一実施の形
態における構成を示す受光IC等価回路図である。図1
に示すように、本実施の受光IC周波数特性選別装置と
方法の一実施の形態における構成は、上記受光ICチッ
プの受光面に所望周波数のレーザ照射を行う一の交流光
装置11と、上記受光ICチップの各受光ICの出力端
15に設けられる複数のピークホールド回路とその直流
出力を測定するテスタとによりなる。交流光装置11
は、光ストレージ用半導体レーザと同じタイプの半導体
レーザと、レーザを交流変調する変調器とを備えてい
る。
【0019】次に、本発明に係る受光IC周波数特性選
別装置と方法の一実施の形態における動作について図面
を参照して以下に説明する。まず、図1に示すように、
交流光装置11から図3に示す受光ICチップの複数の
受光部に、交流光信号12を同時に照射する。各受光I
Cのフォトダイオード13は光電圧を生じ、受光ICの
回路であるオペアンプ14で増幅され、図4に示す受光
ICチップの全ての出力端子に同時に交流信号が出力さ
れる。更にその先にピークホールド回路を設けているの
で、その交流信号の振幅に応じた直流信号が出力され
る。各出力端子の直流電位をテスタにより同時に読みと
ることにより規定周波数でのゲインが分かり、製品の周
波数特性を容易に判定する事が出来る。
【0020】従って、光を複数の受光部に同時に照射す
ることにより、複数の受光IC出力に同時に信号が出力
出来るため測定時間が短縮でき、かつ安価(DCテスタ
のみで、ACテスタは不要)に測定できる。更に電源パ
ッドが不要になるのでその分回路の入力容量が小さくで
き高帯域化に対し有利になる。
【0021】(実施形態2)次に、本発明に係る受光I
C周波数特性選別装置と方法の第二の実施の形態につい
て以下に説明する。本実施の形態では、上述のピークホ
ールド回路を接続した受光ICに対して、光照射を行わ
ず同様な測定を行う。即ち、図1において交流光装置1
1を使用しない。
【0022】正常な製品を接続した場合ピークホールド
回路の出力のDC成分はゼロ(即ち受光ICのAC出力
成分はゼロ)となるが、製品が異常発振等を起こしてい
た場合は、受光ICの出力端子にある周波数のAC成分
が出力されてくるため、ピークホールド回路の出力にD
C成分が現れてきて、異常品を不良判定することが出来
る。通常の測定のみ(直接DCテスタをつなぐのみ)で
は交流成分は見えないため、異常発振品を不良判定する
ことが出来ない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る受光
IC周波数特性選別装置と方法によれば、回路の周波数
特性を高速で安価に測定して受光ICチップを選別でき
る。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る受光IC周波数特性選別装置と方
法の一実施の形態における構成を示す受光IC等価回路
図である。
【図2】受光ICチップの受光部縦断面図である。
【図3】受光ICチップの上面図である。
【図4】受光ICチップの等価回路図である。
【図5】従来の受光IC周波数特性選別装置と方法を示
す等価回路図である。
【図6】受光IC上面図及び等価回路図である。
【符号の説明】
11 交流光装置 12 交流光 13 フォトダイオード 14 オペアンプ 15 受光IC出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/14 H01L 27/14 Z 5F049 Fターム(参考) 2G003 AA05 AB08 AB10 AE03 AH04 AH05 2G036 AA09 AA27 BA35 BB09 CA07 CA10 2G065 AA20 AB02 AB09 AB18 AB26 BA03 BA09 BB06 BC03 BC08 BE01 DA02 DA15 2G086 EE04 4M118 AA09 AB10 CA02 CA03 GD03 5F049 MA01 MB02 NA03 NB08 RA02 RA06 UA13 UA20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路の周波数特性により受光ICチップを
    選別する受光IC周波数特性選別装置であって、受光I
    Cチップの受光部に交流光を照射する交流光装置と、受
    光ICの出力を測定する測定装置とよりなることを特徴
    とする受光IC周波数特性選別装置。
  2. 【請求項2】前記交流光装置が、半導体レーザと、その
    出力光を平行光にするレンズとを備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の受光IC周波数特性選別装置。
  3. 【請求項3】前記測定装置が、受光ICの出力電圧が入
    力されるピークホールド回路と、この回路により変換さ
    れた直流信号を測るテスタとを備えることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の受光IC周波数特性選別
    装置。
  4. 【請求項4】複数の受光素子を有する受光ICチップ
    を、回路の周波数特性により選別する受光IC周波数特
    性選別方法であって、受光ICチップの受光部を構成す
    る受光素子に対して一斉に交流光を照射し、各受光IC
    の出力電圧の振幅を測定することを特徴とする受光IC
    周波数特性選別方法。
  5. 【請求項5】交流光装置を備え、受光ICチップを回路
    の周波数特性により選別する受光IC周波数特性選別装
    置を使用する受光IC周波数特性選別方法であって、前
    記交流光装置を使用せず、受光ICチップの受光ICの
    出力電圧の振幅を測定することを特徴とする受光IC周
    波数特性選別方法。
  6. 【請求項6】前記交流光装置が、半導体レーザと、その
    出力光を平行光にするレンズとを備えることを特徴とす
    る請求項5に記載の受光IC周波数特性選別方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108776277A (zh) * 2018-07-04 2018-11-09 歌尔股份有限公司 激光器检测装置以及方法

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CN108776277A (zh) * 2018-07-04 2018-11-09 歌尔股份有限公司 激光器检测装置以及方法

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