JP2002009214A - 放熱部材取付構造 - Google Patents

放熱部材取付構造

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JP2002009214A
JP2002009214A JP2000190550A JP2000190550A JP2002009214A JP 2002009214 A JP2002009214 A JP 2002009214A JP 2000190550 A JP2000190550 A JP 2000190550A JP 2000190550 A JP2000190550 A JP 2000190550A JP 2002009214 A JP2002009214 A JP 2002009214A
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JP
Japan
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heat
mounting structure
generating component
dissipating
heat radiating
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JP2000190550A
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Inventor
Takashi Kato
喬 加藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、放熱体固定具に設けられたフックを用
いて放熱体を発熱体に固定する構造のものが提案されて
いるが、フックを発熱体に引っ掛けることが出来ない場
合は、適用出来ないという問題があった。 【解決手段】 印刷基板1に係止用チップ部品4、5を
設け、ばね部6a,6bを有し、端部がチップ部品4、
5に係止された放熱板固定具6にて放熱板3をIC2に
対して固定する構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、放熱部材取付構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来から印刷基板に取り付けられたI
C等の発熱部品に対して放熱部材を取り付ける構造は種
々提案されている。ICに放熱板を接触させた上で、放
熱板を印刷基板に螺子止めするものや、放熱板をICに
接着剤にて接着するもの等がある。また螺子止めや接着
剤による取付では作業時間がかかる等の理由から、特開
平7−288301号公報に示されるような放熱体固定
具を用いるものも提案されている。
【0003】ところで、この放熱体固定具は発熱体にフ
ックにて引っ掛ける構造となっているため、発熱体に放
熱体固定具を引っ掛けることが出来ない場合は、適用が
出来ないという問題が考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 上述したように、従
来は放熱体固定具に設けられたフックを用いて放熱体を
発熱体に固定する構造のものが提案されているが、フッ
クを発熱体に引っ掛けることが出来ない場合は、適用が
出来ないという問題があった。
【0005】本発明は、上記の課題に対応してなされた
もので、発熱部品にフックを係合させること無く、かつ
放熱部材を発熱部品に対して固定する場合の作業性も向
上できる放熱部材取付構造を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本発明の請求項1にか
かる放熱部材取付構造は、印刷基板に取り付けられた発
熱部品に接触してその放熱を行う放熱部材と、前記印刷
基板に半田付けされた係止部材と、両端部が前記係止部
材に係止され中間部分で前記放熱部材を発熱部品に対し
押圧するべく接触する放熱部材固定具とを具備したもの
である。
【0007】また、請求項2にかかる放熱部材取付構造
は、請求項1記載の放熱部材取付構造において、前記放
熱部材に前記発熱部品と接触する面に発熱部品に対する
放熱板の位置ずれを防止するための凹部もしくは凸部を
形成するようにしたものである。
【0008】請求項3にかかる放熱部材取付構造は、前
記係止部材を断面がブリッジ形状のチップ部品とし、印
刷基板に半田付けされた状態で、前記放熱部材固定具の
両端部が挿入される穴部が形成されるよう構成したもの
である。
【0009】請求項4にかかる放熱部材取付構造は、前
記係止部材を前記印刷基板に対して取付強度を増して半
田付けするようにしたものである。
【0010】さらに、請求項5にかかる放熱部材取付構
造は、前記放熱部材固定具として、前記係止部材に係止
される両端部と放熱部材に接触して押圧する中間部との
間にばね部を有するようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態につ
いて詳細に説明する。図1は、本発明の放熱部材取付構
造の一実施例を示す斜視図であり、図2は同断面図であ
る。また、図3は図1における一部の部品を拡大して示
す斜視図である。
【0012】本実施例になる放熱部材取付構造は、印刷
基板1に実装される発熱部品であるQFP、BGA等の
高密度表面実装IC2に対しその放熱を行うための放熱
部材である放熱板3と、印刷基板1上に設けられた係止
部材である係止用チップ部品4、5、これら係止用チッ
プ部品4、5と共に放熱板3をIC2に固定するための
放熱部材固定具である放熱板固定具6とから構成されて
いる。
【0013】次に、上記構造をさらに詳細に説明する。
印刷基板1には、QFP、BGA等の高密度表面実装I
C2が実装されている。一方、同じく印刷基板1には、
係止用チップ部品4、5が表面実装時に半田リフロー等
で半田付けされている。係止用チップ部品4、5は図3
に示す如き断面ブリッジ形状を有し、印刷基板1に実装
された状態で、後述する放熱板固定具6の端部が挿入さ
れる穴部4a、5aを形成する。また、これら係止用チ
ップ部品4、5の穴部4a、5aを構成する部分(図3
参照)には半田がつかない表面処理がなされているた
め、上記半田付けの際に、これらの部分に半田がつくこ
とは無い。
【0014】IC2の上部には、放熱板3がIC2の全
面を覆うように載置され、更に放熱板固定具6が放熱板
3をIC2に接触させる方向に押圧すべく配置されてい
る。すなわち、放熱板固定具6は端部が係止用チップ部
品4、5の前記穴部4a、5aに挿入され、中間部で放
熱板3を押圧している。この押圧は、放熱板固定具6の
端部と中間部との間に形成されたばね部6a、6bによ
り生じさせている。
【0015】以上の実施例によれば、簡便な構成で放熱
板3を固定することができ有用である。
【0016】図4乃至図5は、本発明の放熱部材取付構
造の他の実施例を示す図であり、図4は本実施例の放熱
部材取付構造を示す断面図であり、図5は本実施例にお
ける放熱板の斜視図である。本実施例は、先の実施例に
おける放熱板3に代えて放熱板11を用いたものであ
る。その他に変更はない。
【0017】放熱板11は、そのIC2との接触面11
a側に、IC2の表面形状より若干大き目の凹部11b
が設けられている。これにより、放熱板11がIC2に
対しずれるといった問題が発生しにくくなる。また、放
熱板11をIC2上に載置する際、及び放熱板固定具6
を取付ける際にも、放熱板11がずれにくくなるために
作業性の向上を図ることが出来る。
【0018】なお、本実施例では放熱板11に凹部11
bを設けた構成としたが、逆に、内周がIC2の表面形
状より若干大き目の凸状部を放熱板に設ける、またはI
C2に対する動きを規制可能な凸部を適当な数、放熱板
に設けることでIC2に対する放熱板のずれを規制する
ようにしても良く、同様な効果が得られる。
【0019】図6は、本発明の更に他の実施例を説明す
るための図であり、図1、2における係止用チップ部品
4、5の半田付けに関し強度強化を図ったものである。
すなわち、本実施例では係止用チップ部品4、5と基板
1とで形成される穴部4a、5aに放熱板固定具6の両
端部が挿入されるため、係止用チップ部品4、5には放
熱板固定具6から、そのばね部6a,6b(図1、2参
照)による押し付けの反力として上方向への力が加わ
る。すなわち、基板1に半田付けされた係止用チップ部
品4、5を基板1から剥がそうとする方向に力を受ける
ことになる。このため、本実施例では半田強度を増すた
めに、係止用チップ部品4、5の基板1の取付部に銅ま
たは銀のスルーホール12を設けている。これにより半
田13の強度を高め、係止用チップ部品4,5の基板1
への取付強度を高めている。なお、1aは印刷基板1に
設けられたパターンである。また、本実施例では、スル
ーホール12を設ける構成としたが、この代わりに、基
板1にハト目を挿入しても同様の効果を得ることが出来
る。
【0020】以上の実施例によれば、係止用チップ部品
4、5の半田強度の向上を図ることができ、有用であ
る。
【0021】
【発明の効果】 以上述べたように本発明によれば、発
熱部品にフックを引っ掛けることが出来ないような場合
でも、発熱部品に対する放熱部材の取付を簡便に、かつ
作業性良く行うことが出来、有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる放熱部材取付構造の一実施例を示
す斜視図。
【図2】同断面図。
【図3】図1の一部の部品を示す斜視図。
【図4】本発明の他の実施例を示す断面図。
【図5】図4における放熱板の斜視図。
【図6】本発明のさらに他の実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1:印刷基板 2:高密度表面実装IC 3:放熱板 4、5:係止用チップ部品 6:放熱板固定具 11:放熱板 12:スルーホール

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷基板に取り付けられた発熱部品に接
    触してその放熱を行う放熱部材と、前記印刷基板に半田
    付けされた係止部材と、両端部が前記係止部材に係止さ
    れ中間部分で前記放熱部材を発熱部品に対し押圧するべ
    く接触する放熱部材固定具とを具備したことを特徴とす
    る放熱部材取付構造。
  2. 【請求項2】 前記放熱部材は、前記発熱部品と接触す
    る面に発熱部品に対する放熱板の位置ずれを防止するた
    めの凹部もしくは凸部を形成するようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の放熱部材取付構造。
  3. 【請求項3】 前記係止部材は、断面がブリッジ形状の
    チップ部品であり、印刷基板に半田付けされた状態で、
    前記放熱部材固定具の両端部が挿入される穴部が形成さ
    れるよう構成したことを特徴とする請求項1記載の放熱
    部材取付構造。
  4. 【請求項4】 前記係止部材は、前記印刷基板に対して
    取付強度を増して半田付けされたことを特徴とする請求
    項1記載の放熱部材取付構造。
  5. 【請求項5】 前記放熱部材固定具は、前記係止部材に
    係止される両端部と放熱部材に接触して押圧する中間部
    との間に、ばね部を有したことを特徴とする請求項1記
    載の放熱部材取付構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006301715A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Toshiba Corp 電子機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006301715A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Toshiba Corp 電子機器
JP4675666B2 (ja) * 2005-04-15 2011-04-27 株式会社東芝 電子機器

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