JP2002008426A - サイドライト面光源装置 - Google Patents

サイドライト面光源装置

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JP2002008426A
JP2002008426A JP2000202122A JP2000202122A JP2002008426A JP 2002008426 A JP2002008426 A JP 2002008426A JP 2000202122 A JP2000202122 A JP 2000202122A JP 2000202122 A JP2000202122 A JP 2000202122A JP 2002008426 A JP2002008426 A JP 2002008426A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保守および位置決めに用いる、導光板凸部に
起因する明暗むらを軽減し、表示品位の高いサイドライ
ト面光源装置を得る。 【解決手段】 少なくとも光源と導光板により構成さ
れ、前記光源からの光を前記導光板の入光面から入射
し、前記入光面とほぼ直交する出射面より出射するサイ
ドライト面光源装置において、前記導光板には、フレー
ムまたは筐体等に保持または位置決めするため、前記入
光面にほぼ直交する側面上に凸部が設けられており、か
つ、少なくとも凸部の一部が光拡散領域により構成され
ているため、凸部に到達した光は拡散され、凸部近傍に
生じる明暗むらを軽減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は導光板の側面に光
源を有し、液晶表示装置のバックライト光源として有用
であるばかりでなく、非常誘導灯や広告表示板の光源と
して有用である、いわゆるサイドライト面光源装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図21は従来例である面光源装置の構成
を説明するための分解斜視図である。光源110とリフ
レクタ120を導光板130の側方に配し、導光板13
0の出射面132側に拡散シート160、一定方向に多
数のプリズムPが並設されているプリズムシート14
0、拡散シート170、そして反出射面138側に反射
シート150をそれぞれ配置した構成であり、これらの
部材はフレーム180によって保持されている。光源1
10は蛍光灯が広く用いられている。導光板130はア
クリル等の樹脂材が用いられ、形状は平板状やくさび形
の物が多い。また、導光板130の側面133にはフレ
ーム180との位置合わせのための凸部134を設けて
いる。導光板130には、光を出射面132から均一に
出射する手段として、反出射面138に白色ドット印刷
を行い、ドットの径を変化させることによって均一化す
る方法が広く用いられている。リフレクタ120には銀
箔のついた金属板、銀箔のついたPETシート等が用い
られる。反射シート150は一般に白色シートが用いら
れる。プリズムシート140には頂角が90度程度のプ
リズムPが広く用いられている。拡散シート160、1
70は一般にPETシートにビーズを塗布した物やPC
シートにエンボス加工を施した物が使用される。フレー
ム180には、白色または黒色のポリカーボネート等の
樹脂材が用いられている。また、フレーム180には凸
部134に対応する凹部181を設けており、凸部13
4と凹部181をはめあわせることにより、導光板13
0の位置決めおよび保持がなされている。
【0003】従来例の各部材の作用は次の通りである。
光源110から発せられた光は直接、またはリフレクタ
120を介して、導光板130に入光面131から入射
する。導光板130に入射した光は導光板130内を全
反射を繰り返しながら、伝搬する。その際、光を均一に
出射する手段により伝搬光の一部の光は拡散され、出射
面132の放線となす角が臨界角より小さくなることに
より、出射面132から出射する。また、伝搬光の一部
の光は反出射面138から出射されるが、この光は反射
シート150により反射され、再び導光板130内に戻
り、その後、出射面132から出射される。導光板13
0から出射された光は、拡散シート160で拡散された
後、プリズムシート140に入射する。プリズムシート
140は反射、屈折を利用することにより、配光特性を
調整し、出射する。拡散シート170はプリズムシート
から出射される光の配光角をなだらかにするために配置
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成では側面に
設けた凸部134の影響により、明暗むらを生じ、表示
品位の低下を招く。すなわち、図22に示すように導光
板130内を伝搬する光は側面133に到達すると、導
光板130の内側へと反射されるが、凸部134の領域
では導光板130内を伝搬する光が、より広がった後、
凸部134を構成する面に到達し、反射する。このた
め、凸部134近傍の出射面132に、到達する光量が
少ない領域が生じ、ほぼ凸部134の幅に対応して暗部
Aが視認される。また、凸部134と側面133の接続
部近傍では、光が特定の方向に強く反射される。入光面
131に近い側の接続部近傍Bでは図示のような曲面形
状であるため凸部134の方向へ強く反射され、入光面
131より遠い側の接続部近傍Cでは図示のような曲面
形状であるため導光板130の内側へ強く反射される。
このため、その領域Cは周辺部と比較して明るく、輝線
Dとなり、入光面131より遠い側の接続部近傍Cで、
より顕著に出射面132内に現れる。さらに、明暗むら
は、出射面132または反出射面138にプリズムを設
けた導光板において、より顕著に現れる。すなわち、図
23(a)(b)に示すように出射面132または反出射
面138が鏡面または拡散面の場合は、側面133また
は凸部134で反射した光の多くが、導光板130内を
伝搬する光となるが、図24(a)(b)に示すように出
射面132または反出射面138にプリズムを設けてい
る場合は、側面133または凸部134で反射した光の
多くが、プリズムで反射され、近傍の出射面132より
出射するため、明暗むらが、より顕著になるのである。
このため、出射面132または反出射面138が鏡面ま
たは拡散面の場合は、光出射面132または反出射面1
38に設けた光を均一にする手段の調整、反射シート1
50の輝線Dに対応する部分に光吸収部材を設けること
等により、凸部134に起因する明暗むらを軽減するこ
とが可能であるが、出射面132または反出射面138
にプリズムを設けた導光板130では、以上で述べた対
策では明暗むらを解決することが困難であり、凸部13
4の無い構造にならざるを得なかった。
【0005】この発明はこれらの明暗むらを解決するた
めになされたものであり、表示品位の高いサイドライト
面光源装置を得ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の構成に
よるサイドライト面光源装置は、少なくとも光源と導光
板より構成され、前記光源からの光を前記導光板の入光
面から入射し、前記入光面とほぼ直交する出射面より出
射するサイドライト面光源装置において、前記導光板に
は、フレームまたは筐体等に保持または位置決めするた
め、前記入光面にほぼ直交する側面上に、少なくとも一
部が光拡散領域により構成されている凸部を設けたもの
である。
【0007】また、この発明の第2の構成によるサイド
ライト面光源装置は、前記光拡散領域は少なくとも前記
凸部の前記出射面にほぼ平行な面の周囲を構成する面に
設けたものである。また、この発明の第3の構成による
サイドライト面光源装置は、前記側面の少なくとも一部
に光拡散領域を設けたものである。
【0008】また、この発明の第4の構成によるサイド
ライト面光源装置は、前記光拡散領域は粗面とすること
により形成されているものである。
【0009】また、この発明の第5の構成によるサイド
ライト面光源装置は、前記凸部の粗面領域の算術平均粗
さが前記側面の粗面領域の算術平均粗さより大きいもの
である。また、この発明の第6の構成によるサイドライ
ト面光源装置は、前記出射面または前記出射面に対向す
る面の前記凸部近傍に、周辺部に比べ光拡散性の高い領
域を設けたものである。また、この発明の第7の構成に
よるサイドライト面光源装置は、前記光拡散性の高い領
域は算術平均粗さが周辺の算術平均粗さより大きい粗面
により構成されているものである。
【0010】また、この発明の第8の構成によるサイド
ライト面光源装置は、少なくとも光源と導光板より構成
され、前記光源からの光を前記導光板の入光面から入射
し、前記入光面とほぼ直交する出射面より出射するサイ
ドライト面光源装置において、前記導光板には、フレー
ムまたは筐体等に保持または位置決めするため、前記入
光面にほぼ直交する側面上に凸部が設けられており、前
記凸部のうち少なくとも一つは、前記凸部の前記出射面
にほぼ平行な面の周囲を構成し、前記側面と接続する面
のうち、前記入光面に近い側の面が、前記入光面から遠
ざかるにつれて前記側面に対し遠ざかる方向に傾いてい
るものである。また、この発明の第9の構成によるサイ
ドライト面光源装置は、前記凸部の前記出射面にほぼ平
行な面の周囲を構成し、前記側面と接続する面のうち、
前記入光面に近い側の面と前記側面のなす角が約135
度以上である。
【0011】また、この発明の第10の構成によるサイ
ドライト面光源装置は、少なくとも光源と導光板より構
成され、前記光源からの光を前記導光板の入光面から入
射し、前記入光面とほぼ直交する出射面より出射するサ
イドライト面光源装置において、前記導光板には、フレ
ームまたは筐体等に保持または位置決めするため、前記
入光面にほぼ直交する側面上に凸部を設けており、前記
凸部のうち少なくとも一つは、前記凸部と前記側面の接
続部のうち、前記入光面より遠い側の接続部に光吸収領
域を設けているものである。また、この発明の第11の
構成によるサイドライト面光源装置は、少なくとも光源
と導光板より構成され、前記光源からの光を前記導光板
の入光面から入射し、前記入光面とほぼ直交する出射面
より出射するサイドライト面光源装置において、前記光
源の有効発光領域を前記入光面の幅より短くし、前記導
光板には、フレームまたは筐体等に保持または位置決め
するため、前記入光面にほぼ直交する側面上に凸部を設
けており、かつ前記凸部のうち少なくとも一つは、前記
入光面と前記側面の接続部から前記光源の有効発光領域
までの距離をL1、前記入光面と前記側面の接続部から
前記凸部までの距離をL2、前記導光板の屈折率をnと
したとき、上記(1)式L1≧L2×Tan(Sin
-1(1/n))を満たす位置に形成されているものであ
る。また、この発明の第12の構成によるサイドライト
面光源装置は、少なくとも光源と導光板より構成され、
前記光源からの光を前記導光板の入光面から入射し、前
記入光面とほぼ直交する出射面より出射するサイドライ
ト面光源装置において、前記導光板には、フレームまた
は筐体等に保持または位置決めするため、前記入光面に
ほぼ直交する側面上に凸部を設けており、前記凸部のう
ち少なくとも一つは、前記凸部の前記出射面にほぼ平行
な面の周囲を構成する面が、前記入光面に対向する面と
連続しているものである。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1によるサイドライト面光源装置を説明する
ための分解斜視図である。光源10とリフレクタ20を
導光板30の側方に配し、導光板30の出射面32側に
プリズムシート40、反出射面38側に反射シート50
を配置した構成であり、フレーム60によって保持され
ている。光源10としては円柱状の蛍光灯が広く用いら
れ、リフレクタ20には銀箔または白色シートを表面層
とする金属板、銀箔を貼られたPETシート、または白色
シート等が用いられる。反射シート50には銀箔やアル
ミ箔を貼られたシート、または白色シート等が用いられ
る。リフレクタ20および反射シート50には、反射率
が70%以上、より望ましくは90%以上のものが適し
ている。導光板30は楔形状であり、出射面32は、出
射光の分布を調整するために面内において平均粗さの異
なる粗面としており、反出射面38には入光面31に対
して垂直な方向に伸びる頂角が100度程度のプリズム
列Pを設けている。導光板30はアクリル等の透明樹
脂、透明樹脂中に光を散乱させる微粒子を混ぜた樹脂等
が用いられ、光源10から遠ざかるにつれて厚さが徐々
に薄くなるように構成されている。プリズムシート40
は入光面31に対して水平方向に伸びる頂角が65度程
度のプリズム列Pを設けている。フレーム60には、白
色または黒色のポリカーボネート等の樹脂材が広く用い
られている。導光板30は側面33に凸部34を一体形
成している。凸部34は全表面を粗面化することによ
り、光拡散領域としている。フレーム60には凸部34
に対応する凹部61を設けており、凸部34と凹部61
をはめあわせることにより、導光板30の位置決めおよ
び保持がなされている。
【0013】光源10から発せられた光の主な振る舞い
について図2を用いて説明する。なお、図2は、図1に
示したサイドライト面光源装置の断面図である。光源1
0より発せられた光は、直接またはリフレクタ20を介
し、導光板30側へ放射される。入光面31から導光板
30に入射した光71は図2に示すように、主として出
射面32と反出射面38の間で全反射を繰り返しなが
ら、反入光面39方向へ伝搬する。光はその伝搬過程に
おいて、出射面32の法線となす角が、臨界角以下とな
ることにより、出射面32より出射される。
【0014】なお、伝搬光の一部の光(図示せず)は反
出射面38から出射されるが、この光は反射シート50
によって反射され、再び導光板30内に戻り、その後、
出射面32から出射される。導光板30から出射した光
は、入光面31に垂直な面内において図2に示すように
傾いた光となる。プリズムシート40は斜め方向から入
射した光を入射面と隣り合った面で反射させることによ
り、配光特性を調整する。
【0015】さらに、凸部近傍の明暗むらについて説明
する。図3は図1に示したサイドライト面光源装置の導
光板30を出射面32側から見た平面図である。なお、
図中の70は導光板中を伝搬する光である。凸部34に
到達した光は、主として反射されるが、この際、凸部3
4の全表面は光を拡散させる粗面で形成されているた
め、反射光は拡散光となり、出射面32から出射する成
分の光(すなわち出射面32ら法線に対し臨界角以下の
光)が多くなる。このため、凸部34近傍の出射面32
から出射する光量が増え、図22に示した凸部近傍の暗
部は軽減される。さらに、図22に示した凸部34近傍
の輝線は、凸部34近傍の出射光量が増加するため、そ
の明暗差が軽減し、高品位なサイドライト面光源装置を
得ることができる。本実施の形態では光拡散領域を粗面
で形成しているため、金型にブラスト加工等を行い、一
体成形することにより、ばらつきが少なく、安価に、か
つ、大量に生産することが可能である。
【0016】なお、本実施の形態では、凸部34の全表
面を光拡散領域としているが、図4に示すように、凸部
34の出射面32にほぼ平行な面の周囲を構成する面の
みを光拡散領域としても良い。この場合、凸部34に到
達した光は、凸部34を構成する面のうち出射面32に
ほぼ平行な面が鏡面であるため、凸部34を構成する面
のうち出射面32にほぼ平行な面から出射する光量は少
なく、凸部34の出射面32にほぼ平行な面の周囲を構
成する面に到達して散乱した光の多くが出射面32に到
達して出射される。このため、効率よく出射面32内の
輝度むらを軽減できる。なお、凸部34の出射面32に
ほぼ平行な面のみを光拡散領域としても一定の効果は得
られるが、この場合は凸部34の出射面32にほぼ平行
な面から出射される光が多く、出射面32内の明暗むら
の軽減に寄与する光が少ないため、効率よく出射面32
内の明暗むらを軽減するには、少なくとも凸部34の出
射面32にほぼ平行な面の周囲を構成する面の一部に光
拡散領域を設けることが望ましい。また、光拡散領域
を、塗料を塗布することや、周期性を持つプリズムによ
り形成してもよく、粗面に限定されるものではない。
【0017】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2によるサイドライト面光源装置を説明するための分
解斜視図である。図1と同一の部材は対応する符号を付
し、重複した説明は省略する。側面33は全面を粗面化
することにより光拡散領域を形成している。側面33は
粗面であるため、導光板30中を伝搬し、側面にて反射
される光は拡散光となり、出射面32から出射する成分
の光(すなわち出射面32の法線に対し臨界角以下の光)
が多くなる。このため、側面33近傍の出射面32から
出射する光量が増える。一方、凸部34も粗面からなる
光拡散領域により形成されているため、凸部34に到達
し、反射される光は拡散光となり、凸部34近傍の出射
面32から出射する光量が増えている。凸部34近傍に
おいて出射面内に生じる明暗むらは、側面33および凸
部34で拡散された光が交じり合うため、軽減される。
【0018】さらに、側面33および凸部34の粗面の
算術平均粗さ(Ra:JISB0601−1994)と側
面33及び凸部34近傍の出射面32から出射する光量
には図6に示すような相関関係があり、Raが大きくな
るにつれ、出射面32から出射する光量も多くなる。こ
こで、凸部34と側面33を比較すると、凸部34領域
では側面33より伝搬光が広がった後、反射される。こ
のため、凸部34近傍の出射面32からの出射光量は側
面33近傍の出射面32からの出射光量に比べ弱くなる
が、凸部34の粗面のRaを、側面33の粗面のRaよ
り大きくすること(例えば、凸部の粗面のRaを0.1
[μm]から1.0[μm]、好ましくは0.3[μm]から
0.6[μm]、側面の粗面のRaを0.05[μm]から
0.5[μm]、好ましくは0.1[μm]から0.3[μm]
とする)によって、より明暗むらの少ないサイドライト
面光源装置を得ることができる。
【0019】なお、本実施の形態では、凸部34の全表
面を光拡散領域としているが、凸部34を構成する面の
うち、一部だけを光拡散領域としてもよいし、光の拡散
程度を凸部34内で変化させてもよい。
【0020】また、本実施の形態では、側面33全体を
光拡散領域としているが、側面のうち、一部だけを光拡
散領域としても良いし、光の拡散程度を側面の面内で変
化させてもよい。
【0021】また、光拡散領域を、塗料を塗布すること
や、周期性を持つプリズムにより形成してもよく、粗面
に限定されるものではない。
【0022】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態3によるサイドライト面光源装置を説明するための分
解斜視図である。図1と同一の部材は対応する符号を付
し、重複した説明は省略する。出射面32の凸部34近
傍(図7中にEで示す領域であり、図22における領域
Aに対応する)のRaは領域E周辺部のRaより大きく
している。なお、凸部34および側面33は粗面化して
いる。凸部34を粗面としていることにより、実施の形
態1で示したように凸部34に到達した光は拡散反射
し、凸部34に起因する輝線(図22における輝線D)
は軽減され、かつ、領域Eに到達する光量が増加する。
ここで領域EのRaを領域E周辺部のRaより大きくし
ているため、領域Eに到達した光がその近傍で出射する
割合は周辺部に到達した光がその近傍で出射する割合よ
り高くなり、凸部34に起因する暗部が軽減され、表示
品位の高いサイドライト面光源装置を得ることができ
る。なお、凸部34が鏡面より構成される場合において
は、凸部34での反射は正反射となるため領域Eに到達
する光が少なく、凸部34近傍の暗部を解消するには領
域EのRaを極端に大きくする必要があり、結果として
領域Eを超えて反入光面39側へ伝搬する光が減少し、
図7における領域Fが暗部となり、表示品位の高いサイ
ドライト面光源装置を得ることが困難である。なお、本
実施の形態では出射面32の凸部34近傍のRaを周辺
部のRaより大きくすることにより光拡散性の高い領域
を設けているが、塗料を塗布することや、周期性を持つ
プリズムにより形成してもよく、粗面による調整に限定
されるものではない。また、本実施の形態では出射面3
2の凸部34近傍に光拡散性の高い領域を設けている
が、反出射面38の凸部34近傍に光拡散性の高い領域
を設けてもよく、さらには出射面32と反出射面38の
両面の凸部近傍に光拡散性の高い領域を設けてもよい。
【0023】実施の形態4.図8はこの発明の実施の形
態4によるサイドライト面光源装置を説明するための分
解斜視図である。図1と同一の部材は対応する符号を付
し、重複した説明は省略する。側面33に設けられた凸
部34は、凸部34の出射面32にほぼ平行な面の周囲
を構成し、側面33と接続する面のうち、入光面31に
近い側の面(すなわち凸部を構成する面35)が、入光
面31から遠ざかるにつれて、側面33に対し遠ざかる
方向に傾いている。なお、凸部34および側面33は粗
面化することにより光拡散領域としている。図9は凸部
34近傍を出射面32側から見た平面図である。凸部3
4領域では側面33より伝搬光が広がった後、反射され
る。このため、凸部34近傍の出射面32からの出射光
量は側面33近傍の出射面32からの出射光量に比べ弱
くなる。しかし、凸部34を構成する面35が、入光面
31から遠ざかるにつれて側面33に対し遠ざかる方向
に傾いているため、傾いている面35から反射される光
が図22に示された暗部A内に到達する。このため、暗
部Aから出射される光量が増し明暗むらは視認されにく
くなり、高品位なサイドライト面光源装置を得ることが
できる。
【0024】なお、明暗むらの視認性を、より効果的に
低下させるには図9におけるθ1を出来るだけ大きくと
る必要がある。導光板30に広く用いられる樹脂の屈折
率は1.4から1.6程度であるから、図10に示すよ
うに、導光板30内の光はスネルの法則に従い、入光面
31の法線に対し左右への広がり角をθA、θBとし
て、おおよそ45度以内の広がりを持つ光となる。よっ
て、θ1を約135度以上とすると、凸部34を構成す
る面35によって反射する光が増え、より効果的に凸部
34近傍の暗部Aへの光の反射が行われ、明暗むらが軽
減される。
【0025】なお、凸部34近傍を出射面32側から見
た形状は、図9に示した形状に限定されるものではな
く、図11(a)に示すように他の面も傾いていてもよ
く、また、(b)に示すように凸部34を構成する面35
が曲面から形成されていても良い。さらに、凸部34お
よび側面33は粗面でなく鏡面で構成してもよい。
【0026】実施の形態5.12はこの発明の実施の
形態5によるサイドライト面光源装置を説明するための
分解斜視図である。図1と同一の部材には対応する符号
を付し、重複した説明は省略する。凸部34と側面33
の接続部のうち、入光面31より遠い側の接続部を、灰
色に着色することにより光吸収領域としている。凸部3
4と側面33の接続部近傍では光が特定の方向に反射さ
れ、出射面32内の特定の領域で出射されるため、その
領域は周辺部と比較して明るい輝線として視認されてし
まう。また、この輝線は入光面31より遠い側の接続部
近傍で、より顕著に現れる。しかし、拡大して示す凸部
34と側面33の接続部のうち、入光面31より遠い側
の接続部Eを着色することにより、この接続部Eに到達
した光の一部は吸収される。このため、輝線となる領域
の光量は低下し、明暗むらを軽減することができる。
【0027】なお、着色する色は白色や黒色でもよく、
灰色に限定されるものではない。また、光吸収領域は光
を吸収する部材を接続部に貼り付けること、あるいは、
インサート成形等で光吸収部材を接続部に埋め込むこと
等により形成してもよい。また、凸部34と側面33の
接続部のうち、入光面31より遠い側の接続部のみでは
なく、他の接続部にも光吸収領域を設けてもよい。
【0028】実施の形態6.図13はこの発明の実施の
形態6によるサイドライト面光源装置を説明するための
図であり、(a)は分解斜視図を示し、(b)は光源1
0と導光板30および凸部34の位置関係を示す図であ
る。図1と同一の部材は対応する符号を付し、重複した
説明は省略する。光源10の有効発光領域(光が放射さ
れる領域)は入光面31の長さに比べて短かく、入光面
31と側面33の接続部から光源10の有効発光領域ま
での距離をL1、入光面31と側面33の接続部から凸
部34までの距離をL2、導光板30の屈折率をnとし
たとき、式(1)の関係を満たしている。 L1≧L2×Tan(Sin-1(1/n))・・・(1) 図14は凸部34近傍を出射面側から見た平面図であ
り、(a)は式1の関係を満たしている場合であり、
(b)は式1の関係を満たさず、次の式2の関係を満た
している場合である。 L1≦L2×Tan(Sin-1(1/n))・・・(2) 入光面31から入射した光はスネルの法則に従い、θ1
≦Sin-1(1/n)の範囲で広がりをもつ光となる。
よって、図14の(b)においては入光面31から耳部
34にかけて明暗の縞が現れるが、図14の(a)にお
いては入光面31から耳部34にかけては暗部に統一さ
れる。このため、図14の(a)においては、図14
(b)に出現する視認されやすい明暗の縞が軽減され、
表示品位の高いサイドライト面光源装置を得ることがで
きる。図14においてBは暗部を示す。さらに、図14
の(a)において、凸部34に光拡散領域を設けるこ
と、凸部34の出射面32にほぼ平行な面の周囲を構成
し、側面33と接続する面のうち、入光面31に近い側
の面が、入光面31から遠ざかるにつれて側面33に対
し遠ざかる方向に傾けること等により暗部に到達する光
を増加させることによる、表示品位の向上が容易とな
る。また、図15に示す導光板30の平面図のように、
図14の(a)における暗部に対応する領域、すなわち
凸部34近傍の出射面32または反出射面38に周辺部
に比べ光拡散性の高い領域を設けること(図15におい
ては、凸部34近傍を周辺部よりRaの大きな粗面とし
ている)により、暗部から出射する光量を増加でき、明
暗むらは軽減し、凸部34に光拡散領域を設けること、
あるいは凸部34の出射面32にほぼ平行な面の周囲を
構成し、側面33と接続する面のうち、入光面31に近
い側の面が、入光面31から遠ざかるにつれて側面33
に対し遠ざかる方向に傾けることと同等以上の表示品位
を得ることができる。以上のように、導光板30または
凸部34の形状または表面状態を実施の形態1から実施
の形態4に示した形状または表面状態とすることによ
り、効果的に明暗むらを軽減することができ、特に実施
の形態3で示した凸部34近傍の出射面32または反出
射面38に周辺部に比べ光拡散性の高い領域を設けるこ
とにより、極めて良好な表示品位を得ることができる。
なお、凸部34と側面33の接続部のうち入光面31か
ら遠い側の接続部と入光面31までの距離をL3とした
とき、 L1≧L3×Tan(Sin-1(1/n))・・・(3) 式(3)を満たす位置に凸部34を形成することにより、
接続部へ到達する光は大幅に軽減し、より明暗の縞が軽
減される。したがって、式(3)を満たす位置に凸部34
を形成することがより好ましい。なお、上記実施の形態
における導光板または凸部の形状または表面状態を、請
求項1から請求項9の形状または表面状態としてもよ
い。
【0029】実施の形態7.図16はこの発明の実施の
形態7によるサイドライト面光源装置を説明するための
分解斜視図である。図1と同一の部材は対応する符号を
付し、重複した説明は省略する。凸部36の出射面32
にほぼ平行な面の周囲を構成する面は、反入光面39と
連続した面となっている。図17は凸部36近傍の拡大
図である。凸部36の出射面32にほぼ平行な面の周囲
を構成する面が、反入光面39と連続しているため、図
22に示す凸部134と側面133の接続部Cに対応す
る接続部は存在せず、接続部Cより生じる輝線は発生し
ない。このため視認されやすい明暗の縞は軽減される。
さらに、図18に示す導光板30の平面図ように凸部3
6に光拡散領域を設けること、出射面32または反出射
面38の凸部36近傍に周辺部に比べ光拡散性の高い領
域を設けること、さらには凸部36の出射面32にほぼ
平行な面の周囲を構成し、側面33と接続する面のう
ち、入光面31に近い側の面が、入光面31から遠ざか
るにつれて側面33に対し遠ざかる方向に傾けること等
により暗部Bに到達する光を増加させることによる、表
示品位の向上が容易となる。以上のように、導光板30
または凸部36の形状または表面状態を実施の形態1か
ら実施の形態4に示した形状または表面状態とすること
により、効果的に明暗むらを軽減することができ、良好
な表示品位を得ることができる。なお、この実施の形態
における導光板または凸部の形状または表面状態を請求
項1から請求項9に記載の形状または表面状態としても
よい。
【0030】他の実施の形態.実施の形態1から7にお
いて、側面33と凸部34とは曲面で接続した構造であ
るが、これに限らず凸部34の各面が曲面で接続されて
いてもよい。
【0031】また、実施の形態1から7において、凸部
34は側面上に複数個設けられてもよく、かつ、その形
状および表面状態は、各凸部において同一である必要は
ない。また、実施の形態1から7において、導光板30
の保持、位置決めのため側面33上に凸部34を設けて
いるが、導光板30が図19に示す形状等で、凹部37
により位置決め、保持がなされている場合においても突
出する範囲を凸部と捕らえ同様な効果を得ることがで
き、保持、位置決めの形状は凸部に限定されるものでは
ない。
【0032】また、実施の形態1から7において、導光
板30の形状を楔型としているが、平板形状等でもよ
く、楔型に限定されるものではない。
【0033】また、実施の形態1から7において、凸部
34を構成する面のうち、導光板30の出射面32およ
び反出射面38にほぼ平行な面は、それぞれ出射面32
および反出射面38と連続してなる面としているが、図
20(a)(b)(c)に導光板側面図として示すように、出
射面32および反出射面38と異なる面で形成されてい
てもよい。
【0034】また、実施の形態1から7において、光源
は1灯としているが、これに限定されるものではない。
さらに、反入光面39側や側面33側にも光源を配置し
てもよい。
【0035】また、実施の形態1から7において、導光
板30の出射面32を粗面、反出射面38をプリズム面
としているが、出射面32をプリズム面、反出射面38
を粗面としてもよく、あるいは両面ともにプリズムを形
成したり、両面とも粗面や鏡面としてもよく、また、片
面のみをプリズム面や粗面としてもよく、出射面32や
反出射面38を限定するものではない。
【0036】また、実施の形態1から7において、プリ
ズムシート40は導光板30に近い側の面にプリズム列
を設けているが、導光板30に遠い側の面にプリズム列
を設けてもよい。
【0037】また、実施の形態1から7において、導光
板30の出射面32側にプリズムシート40のみを配置
しているが、導光板30とプリズムシート40の間、ま
たは、プリズムシート40上にプリズムシートや拡散シ
ート等を配置してもよいし、プリズムシート40の変わ
りに拡散シートを配置してもよいし、または何も配置し
なくてもよく、導光板上に配置されるシートを限定する
ものではない。
【0038】
【発明の効果】この発明の第1から第7の構成であるサ
イドライト面光源装置によれば、導光板の入光面にほぼ
直交する側面上に、少なくとも一部が光拡散領域により
構成されている凸部を設けることにより、凸部近傍に生
じる明暗むらが軽減される。
【0039】また、この発明の第8、9の構成であるサ
イドライト面光源装置によれば、導光板の入光面にほぼ
直交する側面上に凸部が設けられており、凸部の出射面
にほぼ平行な面の周囲を構成し、側面と接続する面のう
ち、入光面に近い側の面が、入光面から遠ざかるにつれ
て、側面に対し遠ざかる方向に傾いているため、凸部近
傍の暗部が軽減される。
【0040】また、この発明の第10の構成であるサイ
ドライト面光源装置によれば、導光板の入光面にほぼ直
交する側面上に凸部を設けており、凸部と側面の接続部
のうち、入光面より遠い側の接続部に光吸収領域を設け
ているため、接続部近傍から生じる輝線が軽減される。
また、この発明の第11の構成であるサイドライト面光
源装置によれば、入光面と側面の接続部から光源の有効
発光領域までの距離をL1、入光面と側面の接続部から
凸部までの距離をL2、導光板の屈折率をnとしたと
き、L1≧L2×Tan(Sin-1(1/n))を満た
す位置に凸部を設けているため、凸部に起因する明暗む
らを容易に軽減することが可能となる。また、この発明
の第12の構成であるサイドライト面光源装置によれ
ば、凸部の出射面にほぼ平行な面の周囲を構成する面
が、入光面に対向する面と連続しているため、凸部に起
因する明暗むらを容易に軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるサイドライト
面光源装置を説明するための分解斜視図である。
【図2】 図1に示したサイドライト面光源装置の断面
図である。
【図3】 図1に示したサイドライト面光源装置の導光
板を出射面側から見た平面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1において一部の面を
光拡散領域とした状態を説明するための導光板の斜視図
である
【図5】 この発明の実施の形態2によるサイドライト
面光源装置を説明するための分解斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態2における粗面の算術
平均粗さを説明するための図である。
【図7】 この発明の実施の形態3における構成を説明
するための分解斜視図である。
【図8】 この発明の実施の形態4における構成を説明
するための分解斜視図である。
【図9】 この発明の実施の形態4によるサイドライト
面光源装置を説明するため出射面側から見た平面図であ
る。
【図10】 この発明の実施の形態4によるサイドライ
ト面光源装置の効果を説明するための図である。
【図11】 この発明の実施の形態4において他の凸部
形状を説明するため出射面側から見た平面図である。
【図12】 この発明の実施の形態5によるサイドライ
ト面光源装置を説明するための分解斜視図である。
【図13】 この発明の実施の形態6における構成を説
明するための分解斜視図および平面図である。
【図14】 この発明の実施の形態6における効果を説
明するための平面図である。
【図15】 この発明の実施の形態6における構成を説
明するための導光板の平面図である。
【図16】 この発明の実施の形態7における構成を説
明するための分解斜視図および平面図である。
【図17】 この発明の実施の形態7における効果を説
明するための平面図である。
【図18】 この発明の実施の形態7における構成を説
明するための導光板の平面図である。
【図19】 この発明における他の実施の形態を説明す
るための導光板の平面図である。
【図20】 この発明における他の実施の形態を説明す
るための側面図である。
【図21】 従来例である面光源装置の構成を説明する
ための分解斜視図である。
【図22】 従来例の明暗むらを説明するため出射面側
から見た平面図である。
【図23】 従来例の明暗むらを説明するための図であ
る。
【図24】 従来例の明暗むらを説明するための図であ
る。
【符号の説明】
10,110 光源、20,120 リフレクタ、3
0,130 導光板、31,131 入光面、32,1
32 出射面、33,133 側面、34,36,13
4 凸部、35 凸部を構成する面、37,61,18
1 凹部、38,138 反出射面、39 反入光面、
40,140 プリズムシート、50,150 反射シ
ート、60,180 フレーム、70,71 光、16
0,170拡散シート。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年1月17日(2001.1.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも光源と導光板より構成され、
    前記光源からの光を前記導光板の入光面から入射し、前
    記入光面とほぼ直交する出射面より出射するサイドライ
    ト面光源装置において、前記導光板には、フレームまた
    は筐体等に保持または位置決めするため、前記入光面に
    ほぼ直交する側面上に、少なくとも一部が光拡散領域に
    より構成されている凸部を設けたことを特徴とするサイ
    ドライト面光源装置。
  2. 【請求項2】 前記光拡散領域は少なくとも前記凸部の
    前記出射面にほぼ平行な面の周囲を構成する面に設けて
    いることを特徴とする請求項1記載のサイドライト面光
    源装置。
  3. 【請求項3】 前記側面の少なくとも一部に光拡散領域
    を設けていることを特徴とする請求項1または2記載の
    サイドライト面光源装置。
  4. 【請求項4】 前記光拡散領域は粗面とすることにより
    形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3
    のいずれかに記載のサイドライト面光源装置。
  5. 【請求項5】 前記凸部の粗面領域の算術平均粗さが前
    記側面の粗面領域の算術平均粗さより大きいことを特徴
    とする請求項4記載のサイドライト面光源装置。
  6. 【請求項6】 前記出射面または前記出射面に対向する
    面の前記凸部近傍に、周辺部に比べ光拡散性の高い領域
    を設けたことを特徴とする請求項1から請求項5のいず
    れかに記載のサイドライト面光源装置。
  7. 【請求項7】 前記光拡散性の高い領域は算術平均粗さ
    が周辺部の算術平均粗さより大きい粗面により構成され
    ていることを特徴とする請求項6記載のサイドライト面
    光源装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも光源と導光板より構成され、
    前記光源からの光を前記導光板の入光面から入射し、前
    記入光面とほぼ直交する出射面より出射するサイドライ
    ト面光源装置において、前記導光板には、フレームまた
    は筐体等に保持または位置決めするため、前記入光面に
    ほぼ直交する側面上に凸部を設けており、前記凸部のう
    ち少なくとも一つは、前記凸部の前記出射面にほぼ平行
    な面の周囲を構成し、前記側面と接続する面のうち、前
    記入光面に近い側の面が、前記入光面から遠ざかるにつ
    れて前記側面に対し遠ざかる方向に傾いていることを特
    徴とするサイドライト面光源装置。
  9. 【請求項9】 前記凸部の前記出射面にほぼ平行な面の
    周囲を構成し、前記側面と接続する面のうち、前記入光
    面に近い側の面と前記側面のなす角が約135度以上で
    あることを特徴とする請求項8記載のサイドライト面光
    源装置。
  10. 【請求項10】 少なくとも光源と導光板より構成さ
    れ、前記光源からの光を前記導光板の入光面から入射
    し、前記入光面とほぼ直交する出射面より出射するサイ
    ドライト面光源装置において、前記導光板には、フレー
    ムまたは筐体等に保持または位置決めするため、前記入
    光面にほぼ直交する側面上に凸部を設けており、前記凸
    部のうち少なくとも一つは、前記凸部と前記側面の接続
    部のうち、前記入光面より遠い側の接続部に光吸収領域
    を設けたことを特徴とするサイドライト面光源装置。
  11. 【請求項11】 少なくとも光源と導光板より構成さ
    れ、前記光源からの光を前記導光板の入光面から入射
    し、前記入光面とほぼ直交する出射面より出射するサイ
    ドライト面光源装置において、前記光源の有効発光領域
    を前記入光面の長さより短くし、前記導光板には、フレ
    ームまたは筐体等に保持または位置決めするため、前記
    入光面にほぼ直交する側面上に凸部を設けており、かつ
    前記凸部のうち少なくとも一つは、前記入光面と前記側
    面の接続部から前記光源の有効発光領域までの距離をL
    1、前記入光面と前記側面の接続部から前記凸部までの
    距離をL2、前記導光板の屈折率をnとしたとき、L1
    ≧L2×Tan(Sin-1(1/n))を満たす位置に
    形成されていることを特徴とするサイドライト面光源装
    置。
  12. 【請求項12】 少なくとも光源と導光板より構成さ
    れ、前記光源からの光を前記導光板の入光面から入射
    し、前記入光面とほぼ直交する出射面より出射するサイ
    ドライト面光源装置において、前記導光板には、フレー
    ムまたは筐体等に保持または位置決めするため、前記入
    光面にほぼ直交する側面上に凸部を設けており、前記凸
    部のうち少なくとも一つは、前記凸部の前記出射面にほ
    ぼ平行な面の周囲を構成する面が、前記入光面に対向す
    る面と連続していることを特徴とするサイドライト面光
    源装置。
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