JP2002008405A - 照明装置および照明光学系 - Google Patents

照明装置および照明光学系

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JP2002008405A
JP2002008405A JP2000185558A JP2000185558A JP2002008405A JP 2002008405 A JP2002008405 A JP 2002008405A JP 2000185558 A JP2000185558 A JP 2000185558A JP 2000185558 A JP2000185558 A JP 2000185558A JP 2002008405 A JP2002008405 A JP 2002008405A
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JP
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light
light source
light guide
adjusting means
illumination
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JP2000185558A
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English (en)
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Masami Osawa
正美 大澤
Noboru Baba
馬場  昇
Tomohiko Kawakami
智彦 川上
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Moritex Corp
Original Assignee
Moritex Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各被照射面における照度を個別に所望の状態
に調整することのできる照明装置。 【解決手段】 照明光を供給するための光源(1)と、
光源からの光を複数の出射端の各々まで伝播させるため
のライトガイド(2)と、ライトガイドの各出射端から
の射出光の光量を調整するための調整手段(3)と、調
整手段を介した光に基づいて多数の光源像を形成するた
めの内面反射型のオプティカルインテグレータ(4)
と、オプティカルインテグレータを介した光を各被照射
面へ導くための集光レンズ(5)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明装置および照
明光学系に関し、たとえば半導体デバイスのようなマイ
クロデバイスの検査装置などに好適な照明装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば半導体デバイスの検査装
置において、分岐型の光ファイバライトガイドを介して
1つの光源からの光を2つ以上の光に分割し、分割した
複数の光で被検査物体である半導体デバイス上の複数の
領域をそれぞれ照明する照明装置が知られている。この
種の照明装置では、たとえばハロゲンランプのような光
源に印加する電圧を変化させることにより、光ファイバ
ライトガイドから射出される光の光量の調整を、ひいて
は被照射面における照度の調整を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
照明装置では、光源装置の電圧可変式調光により、複数
の被照射面における照度の調整を一律的に行っている。
したがって、従来の照明装置では、光ファイバライトガ
イドの各出射端から射出される光の光量のバラツキを調
整すること、ひいては各被照射面における照度のバラツ
キを調整することができないという不都合があった。
【0004】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
のであり、各被照射面における照度のバラツキを調整す
ることのできる、照明装置および照明光学系を提供する
ことを目的とする。加えて、本発明は、各被照射面にお
ける照度を個別に所望の状態に調整することのできる、
照明装置および照明光学系を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明では、照明光を供給するための光源と、複数
の出射端を有し、前記光源からの光を前記複数の出射端
の各々まで伝播させるためのライトガイドと、前記ライ
トガイドの各出射端からの射出光の光量を調整するため
の調整手段と、前記調整手段を介した光に基づいて多数
の光源像を形成するための内面反射型のオプティカルイ
ンテグレータと、前記オプティカルインテグレータを介
した光を各被照射面へ導くための集光レンズとを備えて
いることを特徴とする照明装置を提供する。
【0006】本発明の好ましい態様によれば、前記調整
手段は、虹彩絞りを有する。また、前記オプティカルイ
ンテグレータは、円柱状または角柱状のロッドを有する
ことが好ましい。さらに、前記集光レンズは、可変焦点
距離光学系として構成されていることが好ましい。
【0007】本発明の別の局面によれば、複数の出射端
を有し、光源からの光を前記複数の出射端の各々まで伝
播させるためのライトガイドと、前記ライトガイドの各
出射端からの射出光の光量を調整するための調整手段
と、前記調整手段を介した光に基づいて多数の光源像を
形成するための内面反射型のオプティカルインテグレー
タと、前記オプティカルインテグレータを介した光を各
被照射面へ導くための集光レンズとを備えていることを
特徴とする照明光学系を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明では、複数の出射端を有す
るライトガイドを介して、光源からの光を複数の光に分
割する。そして、ライトガイドの各出射端から射出され
た光の光量を、たとえば虹彩絞りを介してそれぞれ調整
し、光量調整された光を内面反射型のオプティカルイン
テグレータと集光レンズとを介して各被照射面へ導く。
【0009】したがって、本発明では、虹彩絞りの開口
部を変化させると、各被照射面へ導かれる照明光の光量
が変化する。その結果、各被照射面における照度のバラ
ツキを調整すること、さらに一般的には、各被照射面に
おける照度を個別的に調整することができる。
【0010】本発明の実施形態を、添付図面に基づいて
説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる照明装置
の全体構成を概略的に示す図である。また、図2は、図
1の照明装置の要部構成を拡大して示す図である。本実
施形態の照明装置は、図1に示すように、照明光を供給
するための光源1として、たとえばハロゲンランプを備
えている。光源1から供給された光は、ライトガイド2
に入射する。
【0011】ライトガイド2は、多数の光ファイバ素線
をランダムに束ねて構成されたランダムライトガイドで
あって、1つの入射端と、2つの出射端2aおよび2b
とを備えている。こうして、ライトガイド2の入射端へ
入射した光は、その内部を伝播した後、2つの出射端2
aおよび2bから射出される。ライトガイド2の一方の
出射端2aから射出された発散光束は、図1および図2
に示すように、虹彩絞り3aの可変開口部を通過した
後、たとえば石英ガラスから形成された円柱状または角
柱状のロッド4aに入射する。
【0012】ロッド4aは、内面反射型のオプティカル
インテグレータであり、内部と外部との境界面すなわち
内面での全反射を利用してロッド入射面に平行な面に沿
って多数の光源像を形成する。すなわち、ロッド4aに
入射した光は、内面反射により角度方向に分割され、そ
の入射面に平行な面に沿って多数の光源像からなる二次
光源が形成される。ロッド4aを介した光は、集光レン
ズ5aを介して、被照射面6aにおいてロッド4aの断
面形状と相似な形状を有する領域すなわち照射エリア7
a(図2参照)を照明する。このとき、被照射面6a上
に形成される照射エリア7aの形状はロッド4aの断面
形状に依存し、その大きさは集光レンズ5aの焦点距離
に依存する。
【0013】同様に、ライトガイド2の他方の出射端2
bから射出された発散光束は、虹彩絞り3bで制限され
た後、ロッド4aと同じ構成を有するロッド4bに入射
する。ロッド4bを介した光は、集光レンズ5bを介し
て、被照射面6bにおいてロッド4bの断面形状と相似
な形状を有する領域すなわち照射エリア7b(図2参
照)を照明する。なお、虹彩絞り(3a,3b)では、
図3に示すように、絞りレバー31を矢印Fに沿って開
口部32の周方向に回動させることにより、開口部32
の径を連続的に変化させることができるように構成され
ている。
【0014】以上のように、本実施形態では、ライトガ
イド2の出射端(2a,2b)とロッド(4a,4b)
との間の光路中に、可変開口部を有する虹彩絞り(3
a,3b)が設けられている。したがって、たとえば虹
彩絞り3a(3b)の開口部の径を小さくすると、ロッ
ド4a(4b)への入射光の光量が小さくなり、ひいて
は照射エリア7a(7b)の照度が小さくなる。
【0015】逆に、虹彩絞り3a(3b)の開口部の径
を大きくすると、ロッド4a(4b)への入射光の光量
が大きくなり、ひいては照射エリア7a(7b)の照度
が大きくなる。このとき、上述したように、照射エリア
7a(7b)の形状および大きさは、ロッド4a(4
b)の断面形状および集光レンズ5a(5b)の焦点距
離にそれぞれ依存するので、虹彩絞り3a(3b)の開
口部の径を変化させても変化しない。
【0016】こうして、本実施形態では、各照射エリア
(7a,7b)の形状および大きさを変化させることな
く、各照射エリア(7a,7b)における照度をそれぞ
れ個別に所望の状態に調整することができる。その結
果、本実施形態の照明装置を半導体デバイスの検査装置
に適用すると、たとえばハレーションなどを実質的に起
こすことなく、所望の照明状態で良好な検査を行うこと
ができる。
【0017】なお、上述の実施形態では、虹彩絞りを用
いてロッドへの入射光の光量を変化させているが、これ
に限定されることなく、たとえば減光フィルタなどの他
の調整手段を用いてライトガイドの各出射端からの射出
光の光量を調整することもできる。
【0018】また、上述の実施形態では、2分岐型のラ
イトガイドを用いて光源からの光を2つに分割している
が、これに限定されることなく、所望数の出射端を有す
るライトガイドを用いて所望数の照射エリアを形成する
こともできる。
【0019】さらに、上述の実施形態では、集光レンズ
を固定焦点距離光学系として構成した例を示している
が、これに限定されることなく、集光レンズを可変焦点
距離光学系として構成し、集光レンズの焦点距離を変化
させて照射エリアの形状を変化させることなくその大き
さだけを変化させることができる。この場合、集光レン
ズの焦点距離の変化と虹彩絞りの開口径の変化とを連動
させて、照射エリアの照度を変化させることなく、その
大きさだけを変化させることができる。
【0020】また、上述の実施形態では、光源としてハ
ロゲンランプを用いているが、これに限定されることな
く、他の適当な光源を使用することもできる。さらに、
上述の実施形態の具体的な構成に限定されることなく、
本発明の範囲内において様々な変形例が可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の照明装置
および照明光学系では、各照射エリアの形状および大き
さを変化させることなく、各照射エリアにおける照度を
それぞれ個別に所望の状態に調整することができる。
【0022】したがって、本発明の照明装置および照明
光学系を半導体デバイスの検査装置に適用すると、たと
えばハレーションなどを起こすことなく、所望の照明状
態で良好な検査を行うことができる。なお、本発明の照
明装置および照明光学系は、たとえば光硬化接着剤の硬
化用照射や画像検査装置の照明を含む広い範囲に適用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる照明装置の全体構成
を概略的に示す図である。
【図2】図1の照明装置の要部構成を拡大して示す図で
ある。
【図3】虹彩絞りの構成を概略的に示す図である。
【符号の説明】 1 光源 2 ライトガイド 3 虹彩絞り 4 ロッド 5 集光レンズ 6 被照射面 7 照射エリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 智彦 埼玉県比企郡玉川村大字玉川4767 株式会 社モリテックス玉川事業所内 Fターム(参考) 2G051 AA73 BB07 BB11 BB17 BC01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明光を供給するための光源と、 複数の出射端を有し、前記光源からの光を前記複数の出
    射端の各々まで伝播させるためのライトガイドと、 前記ライトガイドの各出射端からの射出光の光量を調整
    するための調整手段と、 前記調整手段を介した光に基づいて多数の光源像を形成
    するための内面反射型のオプティカルインテグレータ
    と、 前記オプティカルインテグレータを介した光を各被照射
    面へ導くための集光レンズとを備えていることを特徴と
    する照明装置。
  2. 【請求項2】 前記調整手段は、虹彩絞りを有すること
    を特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 【請求項3】 前記オプティカルインテグレータは、円
    柱状または角柱状のロッドを有することを特徴とする請
    求項1または2に記載の照明装置。
  4. 【請求項4】 前記集光レンズは、可変焦点距離光学系
    として構成されていることを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 【請求項5】 複数の出射端を有し、光源からの光を前
    記複数の出射端の各々まで伝播させるためのライトガイ
    ドと、 前記ライトガイドの各出射端からの射出光の光量を調整
    するための調整手段と、 前記調整手段を介した光に基づいて多数の光源像を形成
    するための内面反射型のオプティカルインテグレータ
    と、 前記オプティカルインテグレータを介した光を各被照射
    面へ導くための集光レンズとを備えていることを特徴と
    する照明光学系。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004040266A1 (ja) * 2002-10-31 2004-05-13 Inter Action Corporation 光照射装置、固体撮像装置の試験装置、中継装置
JP2007535114A (ja) * 2004-04-27 2007-11-29 アドバンスト オプティカル テクノロジーズ,エルエルシー 白色光を調整する複数色のソースを用いる光学的一体チャンバ照明
JP2014086244A (ja) * 2012-10-23 2014-05-12 Drc Kk 光強度調節装置およびそれを用いた照射装置

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