JP2002008325A - 情報記録再生方法およびこれを用いた情報記録再生回路装置 - Google Patents

情報記録再生方法およびこれを用いた情報記録再生回路装置

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JP2002008325A
JP2002008325A JP2001112425A JP2001112425A JP2002008325A JP 2002008325 A JP2002008325 A JP 2002008325A JP 2001112425 A JP2001112425 A JP 2001112425A JP 2001112425 A JP2001112425 A JP 2001112425A JP 2002008325 A JP2002008325 A JP 2002008325A
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Hideki Sawaguchi
秀樹 澤口
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  • Signal Processing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 PRML信号処理技術、とくに最大尤度シー
ケンス復号技術を能動的に利用する記録再生信号処理信
号とエラー訂正符号化技術を協調させることによってこ
れらの性能をを拡張する。 【解決手段】 符号化された情報データ列を復号し復号
データ列を生成する第1ステップと、復号したデータ列
中で情報データに存在(一致)しない(即ちエラー)復
号データを検出する第2ステップと、検出された復号デ
ータに関連する情報(エラー関連情報)を使用して情報
データ列を再復号して復号データ列を生成する第3ステ
ップとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録再生装置を実
現する方法及び高密度データ記録を行なうための記録再
生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気/光学媒体を使用する高密度データ
記録再生装置では、記録しようとするデータを信号に変
換し、信号を媒体に記録し、また記録媒体から読み出し
た信号情報を高信頼性でデータに復号することを含め、
記録再生動作を行なうために信号処理システムを必要と
する。とくに情報を高い記録密度で記録する記録媒体で
は、再生信号での信号品質の劣化が目立つ。これは記録
単位が小さいことによる低レベル信号、シンボル間の干
渉による波形の変形、電気的雑音又は媒体の物理的欠陥
による障害、媒体と再生トランスデューサ(再生ヘッ
ド)の間の問題などにより発生する。
【0003】この種の再生信号劣化を克服し、とくにシ
ンボル間干渉の増加と雑音に対して記録データの復号に
おける信頼性を向上させるため、PRML(部分応答最
大尤度法:Partial-Response Maximum-Likelihood)方
式などの高度な・データ転送通信技術が最近では多用さ
れている。このような技術を利用する記録再生信号処理
技術は集積回路などに実装され、磁気ディスク装置など
で広く使用されている。この技術はビタビ・アルゴリズ
ムを用いて実装される最大尤度シーケンス予測に基づく
データ復号技術と部分応答技術に基づく再生波形等化技
術による。後者は再生信号におけるシンボル間干渉の増
加を許容し、一方で前者は高雑音の増加をに関連するラ
ンダム復号エラーを減少させる。これらの技術は復号さ
れたデータの信頼性低下を補償するように機能する。こ
の種の記録再生信号処理技術の実装は、たとえば、R.
D. Cydecyan著、"A PRML system for Digital Magnetic
Recording" (IEEE Journal on Selected Areas in Com
munications, Vol. 10, No.1, 1992) や特開平11−1
68514号(米国特許出願第09/124,840
号)に見ることができる。
【0004】さらに、従来技術は一般にエラー訂正符号
化技術を使用している。復号データの信頼性は前述の最
大尤度技術によりデータを復号した後で、このエラー訂
正符号化技術により発生する復号エラーを検出し補正す
ることにより改善される。このようなエラー訂正符号化
技術(ECC)の多くにおいては、リードソロモンが多
用され、インターリーブ化技術としばしば組み合わされ
て磁気ディスク装置や光ディスク装置を含む多くの情報
記録装置に使用されている。これにより雑音によりデー
タ復号中に発生するランダム復号エラーを含め前述した
ような様々な要因によって発生する復号データにおける
エラーを検出し訂正することが可能である。これにより
高密度記録再生装置に記録されたデータの復号および再
生において高い信頼性を維持することができるようにな
る。情報記録再生装置の記録密度を増大しつつデータ復
号および再生における信頼性を向上させるための主要な
技術は、上記で参照した最大尤度シーケンス予測に基づ
くデータ復号技術を提供するPRML信号処理と、エラ
ー検出訂正符号である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はPRM
L信号処理技術、とくに最大尤度シーケンス復号技術を
能動的に利用する記録再生信号処理信号とエラー訂正符
号化技術を協調させることによってこれらの性能をを拡
張することである。
【0006】従来の技術において、最大尤度シーケンス
復号を用いるデータ復号とエラー訂正符号を用いるエラ
ー訂正は独立した演算として実装されて来た。データ復
号の後で行なわれるエラー訂正では、全ての復号エラー
を訂正できない場合、同じ情報を記録媒体から再読み込
みする(リトライ動作)ことで所定の信号処理およびデ
ータ復号動作をもう一度実行する。このデータ再読み込
みを実行するには、たとえば磁気ディスク装置などの多
くの記録再生装置は記録された情報が置かれている所定
の位置まで再生トランスデューサ(ヘッド)を移動させ
る必要がある、つまりデータ再生に必要な処理時間が大
幅に増加する。これは記録再生装置のデータアクセス性
能が低下することを意味する。つまり、この方法により
信頼性を提供することはそれ自体の制約を有する。デー
タ復号時に信頼性を復元するため、また高密度記録での
装置信頼性を維持するためには、最大尤度シーケンス復
号演算における復号の信頼性の向上ならびにエラー訂正
における効率の増加の双方が必要とされる。
【0007】
【課題を解決するための手段】これらの目的を実現する
ため、本発明は従来独立して行なわれて来た、最大尤度
シーケンス復号に基づくデータ復号動作と、エラー訂正
符号に基づくエラー訂正動作とからなる2つの動作の間
で前後に情報を受け渡す。
【0008】本発明において、前述のエラー訂正動作か
らの訂正符号情報は最大尤度シーケンス復号を使用する
復号動作を反復する度に使用される。従来の技術では、
エラー訂正動作と最大尤度シーケンス復号は独立して実
行されている。つまり、全ての復号エラーを訂正できな
かったが復号エラーの一部をチェックして訂正できた場
合、有効な情報が破棄される。標準的な情報記録再生装
置においては、インターリーブ化技術をエラー訂正技術
と組み合わせて使用し、情報データ・シーケンスは複数
のシーケンスに分割されてエラー訂正される。多くの場
合、これら全ての分割シーケンス内でのエラー発生がエ
ラー訂正能力をこえて起こり、これら全ての分割(イン
ターリーブ)シーケンスでエラー訂正が不可能であるこ
とはまれであり、シーケンスのうち、いくつかは復号エ
ラー・データをチェックしてこのシーケンス内のエラー
を訂正することができる。そしてこれは信頼性の高い結
果を提供する。本発明においては、エラー訂正が成功し
た分割シーケンスについての部分的なデータ結果が最大
尤度シーケンス・デコーダへ再び帰還され、最大尤度シ
ーケンス復号がこれらのデータ結果と一致した復号デー
タ候補についてだけ反復される。
【0009】最大尤度復号において実行されるシーケン
ス復号の原理に従い、最大尤度シーケンス複合では、エ
ラーが複数の符号位置へ伝搬されるバースト復号エラー
がしばしば発生する。しかし、前述の部分的エラー訂正
情報を使用して訂正符号情報をこれらのバースト復号エ
ラーでの誤った符号の一部に対して提供できるようにし
た場合、そのバースト復号エラーにおける誤り符号の全
部を訂正することができカスケード式に排除できる。最
大尤度シーケンス復号においてバーストエラー伝播を排
除することにより、長いエラーの結果として発生する訂
正負荷を後続のエラー訂正動作から排除することができ
る。その結果、反復される最大尤度復号によるデータ復
号およびエラー訂正動作は相互にその有効性を強化する
ように供される。また、記録再生システムに格納されて
いる同じ再生信号について反復して復号動作を実行する
ことにより、復号データの信頼性を向上させ、媒体から
再読み込みするべき記録情報が必要とされないようにな
る。
【0010】本発明において提案される信号処理方法
は、符号化された情報データ列を復号し復号データ列を
生成する第1ステップと、復号したデータ列中で情報デ
ータに存在(一致)しない(即ちエラー)復号データを
検出する第2ステップと、検出された復号データに関連
する情報(エラー関連情報)を使用して情報データ列を
再復号して復号データ列を生成する第3ステップとを含
む。
【0011】符号化情報データ列はたとえば磁気又は光
情報記録媒体から読み出した信号シーケンスであり得
る。復号動作において、ビタビ・アルゴリズムに基づく
最大尤度シーケンス予測技術を使用することが望まし
い。エラーに関連する情報は、(1)復号データ列中の
エラーの位置、(2)エラー・データの内容(値)、の
少なくとも一方、望ましくは両方である。これ以外に、
エラーに関連する情報は(1)復号データ列中の正しい
復号データ(即ちエラーを含まないデータ)の位置、
(2)正しい復号データの内容(値)、の一方又望まし
くは両方である。第2のステップにおいて、磁気ディス
ク装置、光ディスク装置その他で使用されているような
インターリーブ化とリードソロモン符号の組み合わせに
基づくエラー訂正符号技術を使用するのが望ましい。
【0012】エラー訂正符号技術は情報データに存在し
得ない(一致しない)復号データ(エラー)をチェック
して訂正することを含む。しかし、エラーが多すぎる場
合、そのエラー訂正符号技術の訂正能力をこえた場合に
は訂正は不可能である。第2のステップで全てのエラー
を訂正することが不可能な場合には第3のステップを実
行するのが望ましい。インターリーブ化が行なわれる場
合、複数の符号列に分割された復号データ列が第1のス
テップで生成され、エラー・チェックと訂正は第2のス
テップの複数の符号列の各々で個別に実行する。
【0013】本発明の典型的な例において、最大尤度シ
ーケンス復号を行なって候補となる復号データ列(デー
タ・トランジション)からもっとも信頼性が高そうな1
つの復号データ列を決定する(第1ステップ)。次に、
エラー・チェックとエラー訂正をこの復号データ列に対
して実行する(第2ステップ)。訂正できないエラーが
見付かった場合には検出訂正がなされたエラーの位置/
内容を最大尤度シーケンス復号演算に戻す。最大尤度シ
ーケンス復号演算においては、エラーを含む復号データ
列が候補である復号データ列から除外され復号演算をも
う一度実行する。また、エラーを含まない復号データ列
だけから構成される候補復号データ列を使用して復号を
もう一度実行する(第3ステップ)。第2のステップで
提供されるエラー訂正によってエラーを訂正できない場
合、訂正データを正しいデータとして用いることができ
る。
【0014】前述した再生方法を実現する信号処理装置
の基本的アーキテクチャには、情報データ列を復号して
復号データ列を生成する復号回路と、復号データ列から
復号エラー・データを検出して復号エラー・データに関
するエラー情報を出力するエラー・データ検出回路と、
エラー・データ検出回路から復号回路へ入力としてエラ
ー情報を送出するフィードバック信号パスとを含む。復
号回路はフィードバックされたエラー情報を使用してす
でに処理してある情報データ列の同じ位置の再処理を実
行する。この種の信号処理装置はワンチップ半導体集積
回路(LSI)の態様で提供されるのが望ましい。この
種のLSIを磁気又は光情報記録装置の回路に使用する
ことにより、情報記録媒体上に記録された信号を正確に
復号できる情報記録装置を提供することができる。LS
Iは記録媒体へ信号を記録するための記録回路と、情報
記録装置などの全体の制御を行なうための制御回路とを
含むことができるので、ワンチップ・ディスクコントロ
ーラが提供される。この種のアーキテクチャにより記録
再生装置のコンパクトな実装が可能になり記録再生装置
において高い記録密度を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明は、磁気又は光メディアな
どのデータ格納メディアを使用するデータ記録再生装置
での使用に適している。本発明の目的は記録再生を高信
頼性で実行するための手段を提供することによって、高
密度で情報を格納している情報記録媒体から再生ヘッド
(トランスデューサ)を用いて得られた低品質の再生信
号シーケンスを、記録された情報符号シーケンス(記録
された再生情報)に復調できるようにすることである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0016】(実施例1)図1は本発明を実現する情報記
録再生装置の略ブロック図である。標準的な情報記録再
生システムにおいて、記録情報は所定の符号化方式にし
たがって記録情報符号列1aへ変換され、これが情報記
録再生システムへ送出される。高密度情報記録媒体から
記録したこの情報符号列1aを読み出す際に、再生信号
の品質劣化に伴う復号エラーが、再生信号出力に重畳す
る各種の雑音などの外部要因、または、媒体の欠陥等の
種々の信号歪によって発生する。したがって希望する信
頼度の復号を実現するためには、記録情報符号列1aに
対して所定のエラー検出訂正符号化を実行して復号再生
中に発生する復号エラー(もともとの記録情報符号シー
ケンスと一致しない再生データ符号)を検出するため、
訂正し冗長性検査桁をエラー・チェックのために記録情
報符号別1aに追加する(エラー・チェック/訂正符号
化)。
【0017】磁気ディスク装置や光ディスク装置などの
多くの情報記録再生システムにおいては、リードソロモ
ン符号化などの誤り検出訂正符号化をインターリーブ化
と組み合わせて使用し、欠陥復号エラーを含め各種の復
号エラーに対するエラー検出訂正機能を提供している。
雑音の多い環境でランダム復号エラーの効率的な検出と
訂正を提供するため、パリティチェック符号又はハミン
グ符号と言った簡単な代数符号も多く使用されている。
エラー・チェック/訂正エンコーダ2は、記録情報符号
シーケンス1aにこの所定のエラー・チェック/訂正符
号化を実行して記録情報符号シーケンス1bを出力し、
これが記録再生システム・チャンネル3へ送出される。
記録再生システム・チャンネル3は所定の方法を用いて
情報記録媒体上の所定の位置へ記録情報符号シーケンス
1bを記録し、必要に応じて再生信号シーケンス1aと
してこの記録情報を読み取る。
【0018】記録信号処理システム4は記録情報符号シ
ーケンス1bを記録信号シーケンス1cに変換し、信号
レベルの増幅など所定の信号処理を実行し、こうして得
られた信号を記録ヘッド、光ヘッドなどへ送出する。記
録再生ヘッド/記録情報媒体システム5は再生信号シー
ケンス1dとして記録した情報を読み取るための機構を
含むヘッド/媒体システムのシーケンスを含む。再生信
号処理システム6は所定のレベルまで再生信号シーケン
ス1dを増幅する一方で信号の変動を除去するためのア
ンプと、再生信号シーケンス1dから雑音を除去するた
めのフィルタ手段と、再生信号波形を整形する手段と、
イコライザ手段と、所定のタイミングで再生信号シーケ
ンス1dのディスクリート・サンプリングを実行して信
号をデジタル信号シーケンスなどに変換するための手段
などを含む。前述の記録再生システム・チャンネル3は
既知の技術により提供される。本発明においては、磁気
記録情報媒体や光学記録情報媒体などに使用されるよう
な各種の記録再生システム・チャンネル3を使用するこ
とができる。
【0019】高密度情報記録再生システムでは、記録再
生条件が再生信号シーケンス1dの信号帯域幅に有意な
劣化をもたらし、大きなシンボル間干渉を起すことがあ
る。これを克服するため、パーシャル・レスポンス伝達
チャンネルが適用されることが多く、これによりシンボ
ル間干渉を許容した狭帯域伝達系が再生信号シーケンス
1eに適用される。磁気記録再生システムでは、伝達関
数の多項式(1−D)(1+D)n(ここでnは次数を表わ
す自然数、Dは単一符号時間での遅延を表わす演算子)
に記述されるクラス4パーシャル・レスポンス伝達チャ
ンネルが用いられることが多く、たとえば、n=2の場
合、すなわち拡張クラスIVパーシャル・レスポンスチ
ャンネルなどが多用される。このとき、2進符号シーケ
ンスa(k)={+1,−1}(ここでkは符号時間を表
わす自然数)の入力は、これに対応する符号時間kで、
雑音がない場合再生信号シーケンス1e上つぎの信号値
y(k)で表わされる記録再生システム・チャンネル3か
らの出力になる。、 y(k)=(1−D)(1+D)n*a(k)=a(k)+a(k−
1)−a(k−2)−a(k−3) (式1)
【0020】この種のパーシャルレスポンス伝達特性は
再生信号シーケンス1eのシンボル間干渉を調節するこ
とにより実現され、式(1)で表わされる所望の伝達関
数が記録再生システム・チャンネル3全体の伝達特性と
して実現される。これは所望の記録再生条件に基づく再
生信号処理システム6と記録再生ヘッド/記録情報媒体
システム5でのフィルタリングおよび再生波形等化演算
を実行することにより行なわれる。このようなパーシャ
ルレスポンス伝達特性を備えたこの種の記録再生システ
ム・チャンネル4はメモリ要素を含む単純な線形モデル
として表現できる。
【0021】図2は拡張クラスIVパーシャルレスポン
ス伝達チャンネルの特性を示す模式図である。式(1)
に基づく拡張クラスIVパーシャルレスポンス伝達関数
では、3つのメモリ要素を用いて図2に示したように記
録再生システム・チャンネル3を構成することができ
る。再生信号シーケンス1eにおいて、符号時間kでの
信号値y(k)は現在時刻について記録情報符号シーケン
ス1bの入力符号値a(k)と過去の3つの時刻からの入
力符号状態{a(k−1),a(k−2),a(k−3)}に
より決定される。このパーシャルレスポンス伝達システ
ムにおいてメモリ要素の状態を推定しながら、最大尤度
シーケンス復号が使用される。記録再生システム・チャ
ンネル3のメモリ要素を推定するためのこの種の方法
(最尤シーケンス予測)は、重畳雑音の存在する際に再
生信号シーケンス1dにおいて有意に信頼性を向上させ
ることのできる既知の技術である。これらの記録再生系
では、その特性に対して最も適したパーシャルレスポン
ス伝達が選択される。
【0022】また前述したパーシャルレスポンス伝達系
による伝送系が内包するメモリ要素を使用する代わりと
して、入力に対して畳み込み符号化などの所定の符号化
又は前符号化を提供し記録情報符号シーケンス1bと再
生信号シーケンス1dに意図的にメモリ要素を追加する
ことによって、この種のメモリ要素を記録再生システム
・チャンネル3の特性に付加することも可能である。
【0023】最尤シーケンス・デコーダ7は、再生符号
シーケンス1fの復号と再生を行なうと同時に、記録再
生システム・チャンネル3からの再生信号シーケンス1
eについて前述したようなメモリ要素の符号状態の予測
を行なう。これに対しビタビ・アルゴリズムのような復
号アルゴリズムがこのために広く使用されている。最尤
シーケンス・デコーダ7によって行なわれる復号では、
到着する再生信号シーケンス1dが処理されて、復号エ
ラーを含む確率が最小の符号シーケンスから構成される
再生符号シーケンス1fを出力し信号シーケンス全体に
ついて前述したような符号状態(符号制約条件)を考慮
しての考えられる最大尤度候補符号シーケンス全てから
選択される。その結果、再生符号シーケンス1fでの復
号エラーの確率は最小になる。しかし、後述するよう
に、復号エラーは符号シーケンス・エラーを発生し、こ
れは復号エラーのバースト、または複数の復号エラーを
含む符号に関係する復号エラーの伝搬につながる。
【0024】最大尤度シーケンス・デコーダ7によって
生成された再生符号シーケンス1fに復号エラーを有す
る符号を検出し訂正するため、再生符号シーケンス1f
をエラー・データ検出訂正回路8へ送出する。エラー・
データ検出訂正回路8はエラー・データ検出/訂正エン
コーダ2によって実行されるエラー・チェック/訂正符
号化に基づいてエラー・チェックを実行する。これによ
り、本来の記録信号符号構成の規則と一致しない再生符
号シーケンスが復号エラーとして検出され、次に、検出
した復号エラーは、正しい符号に訂正され、これが再生
符号シーケンス1g(記録再生情報)として出力され
る。インターリーブ技術を使用するエラー・チェック/
訂正は復号エラーのバーストを訂正するための簡単な方
法を提供する既知の技術である。
【0025】図1に図示した実施例において、インター
リーブを実現するため構造がエラー・チェック/訂正エ
ンコーダ2とエラー・データ検出訂正回路8に提供され
る。複数の独立したエンコーダ2cがエラー・データ検
出/訂正エンコーダ2に配置され、入力された記録情報
符号シーケンス1aはインターリーバ2aによって別々
のコーダ2cへ送出される符号ブロックへと分割され
る。デインターリーバ2bは分割された記録情報符号シ
ーケンス1aを取り出してもとの順序に再合成し、エン
コーダ2cで生成した冗長検査符号を付加した後、これ
を記録情報符号シーケンス1bとして結果を送出する。
【0026】同様に、エラー・データ検出訂正回路8は
エンコーダ2cに対応する複数の独立したデコーダ8c
を含む。符号シーケンスは、エラー・データ検出/訂正
エンコーダ2と同じ方法で分割され、所定のエラー訂正
方法が適用される。インターリーバ8aはインターリー
バ2cに対応する方法で符号シーケンスを分割し、到着
した再生符号シーケンス1fからの符号ブロックを個別
のデコーダ8cへ分配し、所定のエラー・チェックおよ
び訂正演算を各々の符号シーケンスについて独立して実
行する。デコーダ8cの各々は対応する符号シーケンス
内の全ての復号エラーが訂正されたか否かを表わすフラ
グ8eを出力する。復号エラーが符号シーケンスに見付
からなかったか、検出した復号エラーが訂正されたこと
を全部のフラグ8eが表わしている場合には、エラー・
チェックおよび訂正をうけた符号シーケンス8dがデイ
ンターリーバ8bによって記録情報のもとの符号ブロッ
ク・シーケンスに再構成される。結果は再生符号シーケ
ンス1gとして出力される。
【0027】従来の情報記録再生システムにおいて、多
くの復号エラーが発生し得られた復号エラーがエラー・
データ検出/訂正エンコーダ2のエラー・チェック/訂
正能力やエラー・データ検出訂正回路8のエラー訂正能
力を越える場合、エラー・データ検出訂正回路9は復号
エラーを訂正できないことを表わす出力を送出する。次
に、記録再生ヘッド/記録情報媒体システム5を使用す
る再生信号シーケンス1dの読み込み動作に基づいて同
じ情報符号シーケンスに対して再度復号/再生演算(リ
トライ動作)が実行される。一般に、インターリーブさ
れた符号シーケンスの1つが訂正不可能であると判定さ
れた場合に検出された全ての復号エラーが訂正されなか
ったことを図1のフラグ8eの1つが表わし、このと
き、この再読み込み動作は、複合エラーを改善させる試
みとして実行される。
【0028】本発明においては、記録再生チャンネル3
から出力される再生信号シーケンス1eは半導体又は同
様なものよりあらかじめ形成されている記憶回路に格納
される。再生信号シーケンス1eは所定の読み取り単位
で格納される(磁気又は光ディスク装置のデータ・セク
タ単位やテープ装置のブロック単位に格納することが多
い)。次に、エラー・データ・チェック/訂正回路8で
再生符号シーケンス1fに復号エラーが見付かり検出さ
れた復号エラーが訂正できないものであると判定された
場合、即ち、全ての検出された復号エラーがこれに対応
するインターリーブ化符号列で訂正されなかったことを
エラー・データ・チェック/訂正回路8のフラグ8eの
1つが表わしている場合、セレクタ回路9aは記憶回路
9に格納されている信号情報を選択し、これを最尤シー
ケンス・デコーダ7への入力として送出し、同じ演算が
繰り返される。言い換えれば、最尤シーケンス・デコー
ダ7は同じ再生信号シーケンス1eについて演算を反復
する。最大尤度シーケンス・デコーダ7によって実行さ
れるこの反復復号演算の間に、エラー・データ検出訂正
回路8によって検出された再生符号シーケンス1gから
の部分符号情報が再復号演算で使用されるように入力と
してフィードバックされる。
【0029】復号エラーを訂正できないとエラー・デー
タ・チェック/訂正回路8が判定した場合、フラグ8e
の複数または全部が複号エラー訂正不可能を示し、復号
エラーのチェックおよび訂正を行なった複数または全部
のインターリーブ化符号シーケンスのエラー訂正が不可
能であることを表わす確率は極端に小さい。つまり、デ
インターリーバ8bはフラグ8eを参照して、検出され
た復号エラーが訂正されているインターリーブ化符号シ
ーケンスか、又はエラーが検出されなかったインターリ
ーブ化符号シーケンスからの符号情報(符号位置情報8
fと符号情報8g)を選択的に出力する。これが入力と
して、最大尤度シーケンス・デコーダ7へフィードバッ
クされる。つまり、フィードバックされる部分符号情報
はエラー・データ検出訂正回路8によって復号エラーを
含まないと決定された符号位置(符号位置情報8fと符
号情報8g)での符号情報、または復号エラーがチェッ
クされ訂正されている符号位置(符号位置8fと訂正さ
れた符号情報8g)での符号情報のどちらかから形成さ
れる。
【0030】図3Aは前述した式(1)に基づく拡張ク
ラスIVパーシャルレスポンス伝達関数を有する記録再
生チャンネル3で最大尤度シーケンス予測を実行するた
めに使用する状態遷移図である。拡張部分応答伝達関数
において、前述した3つのメモリ要素での符号状態{a
(k−1),a(k−2),a(k−3)}(過去の符号状
態)を考慮して8つの遷移状態10a〜10hを二進情
報符号について定義できる。遷移状態10a〜10hの
各々について、矢印は分岐路11を示し、これは次回の
符号ステップへの遷移を表わし、各符号時間kでの記録
再生チャンネル3へ送出される二進情報符号a(k)が対
応する。2つの分岐路は各回の各遷移状態を示す。
【0031】遷移状態iから遷移状態jに符号時間kで
移行する分岐路はbk(i,j)として表わされる。符号
状態と、基準点として用いる遷移状態iについて{a
(k−1),a(k−2),a(k−3)}ならびにその符号
時間で推定される符号値a(k)とを使用して、式(1)
では雑音なしでその分岐路について記録再生チャンネル
3から出力として現われる理想的な信号値dk(i,j)
を決定する。公知の技術であるビタビ・アルゴリズムに
おいては、符号時間kで最尤シーケンス・デコーダ7に
送出される再生信号シーケンス1dの信号値u(k)が参
照され、前述した理想的信号値dk(i,j)に関する自
乗誤差(パス・メトリック)が評価される。これに基づ
いて、各々の時間値での各々の遷移状態Sk(i)につい
て、もっとも小さい積算自乗誤差(パス・メトリック)
を有する分岐路がその遷移状態につながる2つの分岐路
から選択される。
【0032】図3Bは、最終的に最尤パス・シーケンス
12(太線で表わしてある)が決定されるまで遷移状態
への分岐路選択が反復される例を示す。この例に示して
ある最尤パス・シーケンス12では、遷移状態13に流
入する分岐路選択において誤りをおこしており、正しい
符号シーケンス14aは誤りのある符号シーケンス14
に置き換えられる。その結果、3符号時間k〜k+2で
連続復号エラー15(エラー伝搬)が発生する。つま
り、通常の技術たとえばビタビ・アルゴリズムなどを使
用する最尤シーケンス復号において、最尤候補符号シー
ケンス(最尤パス)での選択エラーが複数の連続符号化
エラーによるエラー伝搬がある再生符号シーケンスにつ
ながることが多い。
【0033】本発明において、この種のエラー伝搬は最
尤シーケンス復号でのリトライ演算中に符号情報を最大
尤度シーケンス・デコーダ7にフィードバックすること
により排除される。図1に図示したエラー・データ・チ
ェック/訂正回路8では、再生符号シーケンス1fでの
エラー伝搬により発生した連続誤り符号がインターリー
ブ化により複数の符号シーケンスへ分割されこれにエラ
ー訂正符号化が適用される。複数のデコーダ8cは独立
して誤り符号を訂正するので、分割された誤り符号のそ
の一部分が訂正される確率が高い。訂正が行なわれた
(符号位置情報と訂正符号)部分的な誤り符号について
の情報を使用して、最尤復号の再演算におけるエラー伝
搬を排除する。
【0034】図3Cは図3Bからの連続復号エラー符号
(エラー伝搬)が排除できる例を示す。最尤シーケンス
・デコーダ7によって行なわれる再演算において、符号
位置情報8fと符号情報8gは入力としてフィードバッ
クされる。連続復号エラー符号(エラー伝搬)15の符
号時間(位置)k+2で訂正された符号値(正しい符号
値)16を知ることにより、この符号16と一致しない
時間k+2から始まる遷移状態(符号状態)と遷移状態
分岐路は状態遷移図から部分的に除去できる。同じ再生
信号シーケンス1eを使用して、この遷移状態図に対し
て最尤シーケンス予測を実行することにより、図3Bか
ら発生したエラー符号シーケンス14が除去でき、3符
号時間k〜k+2で連続発生した復号エラー符号(エラ
ー伝搬)15を除去でき、破線で示した正しいパスが決
定できる。本発明において、フィードバックされる高い
信頼性のエラー訂正符号情報を用いて幾つかの遷移状態
が除去されている状態遷移図に基づく最大尤度シーケン
ス予測を再試行する。これは復号エラー伝搬の有意な減
少を提供する。
【0035】符号位置情報8fと符号情報8gをフィー
ドバックとして受け取りこれに対応する符号制約を反映
する状態遷移図を使用する最大尤度シーケンス・デコー
ダ7を実装するのは非常にやさしい。最尤シーケンス・
デコーダ7のパス分岐選択回路において符号位置情報8
fで表わされる符号時間でのパス分岐選択と対応する符
号値情報8gに一致しない経路についてのパス分岐選択
は禁止される。これ以外に、対応する符号値情報8gと
一致しない遷移状態につながるパス分岐メトリックの値
(最大尤度)は最大値(最小確率)で置き換えることが
でき、演算を行なうための特別な手段を提供する必要な
しに簡単な実装ができる。
【0036】図9はビタビ・アルゴリズムを使用する最
尤シーケンス・デコーダでの本発明によるサンプル回路
構造である。本図に示した構造は図3Aに図示した状態
遷移図に対して最大尤度シーケンス予測を実行する。デ
コーダは、再生信号y(k)を入力として受け取り理想信
号値を参照して自乗エラー(分岐メトリック)を計算す
る分岐メトリック計算ユニット40各々の遷移状態Iに
つながるパス候補を選択するパス選択ユニット41、お
よび各々の遷移状態Iにつながるパス候補を保存する選
択パス・メモリ・ユニット42を含む。分岐メトリック
計算ユニット40において、受信された時間kで各々の
再生信号値y(k)について、平均自乗エラー計算ユニッ
ト40a〜40pは各々の状態遷移パス分岐について決
定された理想信号値dk(i,j)と関連する平均自乗エ
ラーek(i,j)={y(k)−dk(i,j)}2を計算す
る。パス選択ユニット41において、コンパレータ回路
43a〜43hとセレクタ回路44a〜44hは図3A
の状態遷移図に示した状態遷移10a〜10hに対応す
るように配置されており、積算分岐メトリック値の比較
に基づいて各々の遷移状態Iへつながる2つの分岐パス
(生き残りパス)の間で選択を行なう。たとえば、コン
パレータ回路43aとセレクタ回路44aの組み合わせ
は遷移状態10aに対応し、この組み合わせが先行時間
k−1から継続する遷移状態10aと10eからの2つ
のパス候補の間で選択を行なう。コンパレータ回路43
a〜43hによって入力された積算分岐メトリックは、
メトリック・レジスタ45a〜45hの内容に、新しい
時間kに対応するパス分岐について計算した自乗エラー
k(i,j)の加算器46による加算で生成され、レジ
スタ45a〜45hが遷移状態10a〜10への遷移パ
スについて直前の時間k−1を通る積算分岐メトリック
を格納する。たとえば、遷移状態10aへつながる直前
の時間からの状態10aと10eからの2つの積算パス
・メトリック値はメトリック・レジスタ45aおよび4
5eの内容に平均時乗エラーek(0,0)ek(4,0)を
加算することで決定され、コンパレータ43aに送出さ
れる。コンパレータ43a〜43hによって実行される
評価に基づいて、セレクタ44a〜44hは対応するコ
ンパレータ43a〜43hに入力された2つの分岐メト
リック積算値のうちの小さい方を選択し、これらの選択
の結果が時間kでの特定のセレクタに対応する遷移状態
につながる分岐パス(生き残りパス)として選択パス・
メモリ・ユニット42に格納される。分岐メトリック積
算値は、選択した分岐経路ではまたメトリック・レジス
タ45a〜45hに新規に格納される。本発明におい
て、フィードバックとして受信した符号位置情報8fお
よび符号情報8gに基づいて符号制約条件を考慮する最
尤シーケンス予測は符号位置情報8fに対応する時刻に
符号情報8gに応答して禁止信号47をセレクタ44a
〜44hへ送信することにより行なわれる。言い換えれ
ば、禁止信号47によって表わされる入力信号(符号情
報8gと一致するパス分岐の分岐メトリック値)はコン
パレータ43a〜43hからの比較結果と無関係に選択
される。これ以外に、符号情報8gと一致しない分岐メ
トリック値を最大値で置き換えてコンパレータ43a〜
43hへ送出し、コンパレータがこれらのパス分岐の分
岐メトリック値を選択することを禁止されるようにする
ことができる。前述の構造で、最大尤度シーケンス復号
は別の構造を使用する最尤シーケンス・デコーダ7を必
要とせずに実行できる。
【0037】図4には、最大尤度シーケンス・デコーダ
7とエラー・データ・チェック/訂正回路8によって実
行されるリトライ演算についての復号エラーを訂正する
ための処理が図示してある。本実施例において、記録情
報符号シーケンスは符号ブロック20(図面では四角形
で表わされる)を単位として4つの符号シーケンス21
a〜21dにインターリーブ化されている。リードソロ
モン・エラー訂正符号が各々の符号に適用されエラー・
チェック符号ブロック22a〜22dが各符号シーケン
スに追加される。リードソロモン・エラー・チェック符
号化は符号ブロックにエラー訂正を提供する。符号シー
ケンス21a〜21dでは、エラーを含む符号ブロック
3つまでが訂正できると仮定している。
【0038】図4Aは第1の最尤シーケンス復号演算後
の復号状態を示す。太い縦線は復号エラー伝搬が最大尤
度シーケンス・デコーダ7で発生した符号位置を示す。
図面において、網掛けした符号ブロックはエラー符号ブ
ロック23を示す。多くのエラー符号ブロック23のう
ち、符号シーケンス21dに属する3つのエラー符号ブ
ロック23a〜23cはリードソロモン・エラー訂正符
号によって訂正できる。3つの訂正済みエラー符号ブロ
ック23a〜23cの符号位置情報8fと訂正符号情報
8gは最大尤度シーケンス・デコーダ7にフィードバッ
クされる。最大尤度シーケンス復号演算が図3Cに図示
したように反復されて、3つの復号エラー伝搬24a〜
24cは復号結果から除去される。
【0039】図4Bは第2の最尤シーケンス復号の後の
復号状態を示す。その結果として、符号シーケンス22
cに属する3つのエラー符号ブロック23d〜23fは
エラー・データ検出訂正回路8で訂正可能である。
【0040】図4Cは第3の最尤シーケンス復号がこの
訂正済みエラー符号ブロック情報に基づいて実行された
後の復号状態を示す。3つの復号エラー伝搬24d〜2
4fが除外されたのと符号シーケンス22a、22bに
属する最終的エラー符号ブロックを訂正することができ
る。前述のように、インターリーブ化リードソロモン符
号とパーシャルレスポンス最尤シーケンス復号を使用す
ることにより、最大尤度シーケンス復号演算およびエラ
ー訂正はクロスワード・パズルを解くのと同様の方法で
多数の復号エラーを訂正するようにすることができる。
【0041】(実施例2)図5は本発明の第2の実施例
を示す。本実施例は図1に図示した実施例から、記録情
報符号シーケンス1bの符号シーケンスを変更するため
の符号スクランブル回路30aがエラー・データ検出/
訂正エンコーダ2と記録再生システム・チャンネル3の
間におかれている点で異なる。また、符号スクランブル
回路30aに対応し反対方向に符号シーケンス入力の符
号シーケンスを変更する逆符号スクランブル回路30b
が最大尤度シーケンス・デコーダ7とエラー・データ検
出訂正回路8の間に配置されている。符号スクランブル
回路30aによって変更された符号シーケンスは逆符号
スクランブル回路30bによって本来の符号シーケンス
へ復元される。符号位置情報8fと符号情報8gは逆符
号スクランブル回路30bの入力および出力における符
号シーケンスの順序を考慮に入れまた同様の符号スクラ
ンブル回路30a経由で適切な変換を行なうことで符号
位置情報とこれに対応する符号情報の間の矛盾が存在し
ないようになる。符号スクランブル回路30aと逆符号
スクランブル回路30bのおかれる目的は複数のインタ
ーリーブ化されたエラー符号シーケンスに最大尤度シー
ケンス・デコーダ7において発生した復号エラー伝搬か
らエラー符号を分散することである。これにより復号エ
ラー伝搬におけるエラー符号の一部分がエラー・データ
検出訂正回路8によって一層容易に訂正され得るように
なる。復号エラー伝搬内部のエラー符号のセクションが
エラー・データ検出訂正回路8のデコーダ8cにおいて
訂正できる確率を増加することにより、訂正済み符号情
報がフィードバックされたときに最大尤度シーケンス・
デコーダ7によって実行される復号演算が復号エラー伝
搬を除外することができる確率が増加する。
【0042】図6は図5に図示したように本実施例で使
用される符号スクランブル回路30aによって実行され
る符号シーケンスにおける変化の例を示す。本実施例に
おいて、記録情報符号シーケンス1aは符号ブロック2
0(図面においては太線による四角形として図示されて
いる)を単位とする4つの符号シーケンス21a〜21
dとしてインターリーブ化されている。リードソロモン
・エラー訂正符号化は符号の各々について実行され、エ
ラー・チェック符号ブロック22a〜22dは符号シー
ケンスの各々に追加される。リードソロモン・エラー訂
正符号化は各符号ブロック20に実行される。本実施例
において、符号ブロック20は半分の符号の長さを有す
る記録符号ブロック31に分割され、符号スクランブル
回路30aはこれらのブロックを処理単位として、図の
ようにその配置を変更する。(図面のブロックに追加さ
れた番号は、本来の符号シーケンス上でのブロックの順
序を示している)。図面が示すように、記録符号ブロッ
ク31の符号長は符号ブロック20の符号長より小さく
なるようにセットされる。符号スクランブル回路30b
は符号シーケンスを変更するので記録媒体上に連続的に
記録された記録符号ブロック31は符号スクランブル回
路30bから出力される後で少なくとも所定の符号長だ
け分離される。その結果として、記録媒体乗に連続的に
記録されている記録符号ブロック31はエラー・データ
・チェック/訂正回路8の異なる符号シーケンス31a
〜21dに位置している。このとき、記録符号ブロック
31は符号ブロック20より短い符号長を有するので単
一の符号ブロック20で発生する最尤シーケンス復号か
らの復号エラーは異なる符号シーケンス21a〜21d
に分離される傾向がある。その結果として符号ブロック
20の少なくとも半分の符号長(即ち、記録符号ブロッ
ク31の符号長)を有する復号伝搬の一部分は独立した
符号シーケンス21a〜21dの1つに一層容易に訂正
されるようになる。これによりエラー訂正情報と最大尤
度シーケンス復号の実行を繰り返しフィードバックする
ことにより、復号エラーが全部排除されるであろう確率
は増加する。最大尤度シーケンス・デコーダ7およびエ
ラー・データ検出訂正回路8に符号スクランブル回路を
提供することにより訂正復号エラーの有効性が本発明で
増加する。
【0043】(実施例3)図7は本発明の第3の実施例を
示す。本実施例において、第2のエラー・データ・チェ
ック訂正回路32bが最尤シーケンス・デコーダ7から
出力された再生符号シーケンス1gのために配置され対
応する第2のエラー・データ検出訂正エンコーダ32a
は記録情報符号シーケンス1bのために配置される。こ
の第2のエラー・データ検出訂正エンコーダ32aにお
いて、比較的短い符号長を有する復号エラー伝搬はパリ
ティ符号又はハミング符号などの比較的簡単なエラー訂
正符号により訂正される。さらに詳しく説明すると、図
5に図示した実施例において、符号ブロック20又は記
録符号ブロック23の符号長より短い復号エラーはエラ
ー・データ検出訂正回路32bによって訂正される。こ
れにより本発明が最尤シーケンス復号を反復して実行す
ることにより改善することができないような個々の符号
シーケンス21a〜21d内部に生成された復号エラー
を除外することができ、つまりエラー・データ検出訂正
回路8の訂正効率を向上する。これは本発明により実行
される復号エラー符号訂正を効果的にする。
【0044】(実施例4)図8は本発明の第3の実施例
を示す。標準的な情報記録再生システムにおいて、変調
符号を介して符号変換はたとえばランレングス制限など
の所定の符号制限条件を追加するために記録情報符号シ
ーケンス1bに適用される。これは様々な理由から、た
とえば再生信号シーケンスからの情報符号のタイミング
を抽出するためや、最大尤度シーケンス予測復号におい
て遅延時間を固定値以上にならないように保つためなど
で行なわれる。本実施例において、記録情報符号シーケ
ンス1aに実行するためのモジュレータ33aはこの変
調符号化を情報記録再生システムによって入力として受
信した。デモジュレータ33bは情報記録再生システム
からの再生符号シーケンス1g出力のために配置されて
いる。デモジュレータ33bはモジュレータ33aによ
って実行される符号変換に対応する逆変換を実行して元
の情報符号シーケンスへ符号シーケンスを復元する。本
実施例に係る情報記録再生システムにおいて、符号情報
における位置関係は維持され最大尤度シーケンス・デコ
ーダ7からの出力とエラー・データ検出訂正回路8から
の入力が緊密に結合されて符号位置情報8fと符号情報
8gをフィードバックすることができる。つまり、符号
変換を実行するデモジュレータ33bはエラー・データ
・チェック/訂正回路8からの符号シーケンス出力のた
めに配置され、これに対応する方法で、モジュレータ3
3aはエラー・データ・チェック/訂正エンコーダ2用
の入力符号シーケンスのために配置される。本実施例で
使用される構造は本発明の情報記録再生システムで使用
される標準構造と同一である。
【0045】
【発明の効果】本発明に係る情報記録再生システムにお
いて、データ訂正符号を実行するための又は訂正を実行
するための新規な算術手段は追加されない。同じ再生信
号で最大尤度シーケンス復号とエラー・データ訂正の組
み合わせを反復して適用することにより、記録再生デー
タの信頼性と情報記録再生システムの信頼性は有意に向
上される。データ再生演算において向上した信頼性は情
報記録媒体から読み出した再生信号における低品質を可
能にすることで提供され、記録再生システムにおける情
報記録密度が増加できる。又、記録再生システムで再生
信号を一時的に節約して再生信号処理を反復実行するこ
とにより、再生データの信頼性が向上され、機械的情報
アクセス動作に伴った記録情報媒体から再生信号の読み
取りのリトライを回避することが可能になる。その結果
としてデータ処理効率は情報記録再生システムで向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】拡張クラスIV部分応答チャンネル特性を示す
模式図である。
【図3A】拡張クラスIV部分応答チャンネルにおいて
最大尤度シーケンス予測で使用する状態遷移図である。
【図3B】拡張クラスIV部分応答チャンネルにおいて
最大尤度シーケンスが決定された例を示す状態遷移図で
ある。
【図3C】本発明に係るループ動作における最大尤度予
測を示す状態遷移図である。
【図4A】(第1の)最大尤度シーケンス復号動作後の
復号状態の例を示す模式図である。
【図4B】(第2の)最大尤度シーケンス復号動作後の
復号状態の例を示す模式図である。
【図4C】(第3の)最大尤度シーケンス復号動作後の
復号状態の例を示す模式図である。
【図5】本発明の第2実施例を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2実施例からスクランブル回路によ
って行なわれる動作の例を示す模式図である。
【図7】本発明の第3実施例を示すブロック図である。
【図8】本発明の第4実施例を示すブロック図である。
【図9】本発明によるビタビ・アルゴリズムを使用する
最大尤度シーケンス・デコーダの構造を示す略図であ
る。
【符号の説明】
1a:記録情報符号列、1b:記録情報符号シーケン
ス、1c:記録信号シーケンス、1d:再生信号シーケ
ンス、1e:再生信号シーケンス、1f:再生符号シー
ケンス、1g:再生符号シーケンス、2:エラー・チェ
ック/訂正エンコーダ、2a:インターリーバ、2b:
デインターリーバ、2c:エンコーダ、3:記録再生シ
ステム・チャンネル、4:記録信号処理システム、5:
記録再生ヘッド/記録情報媒体システム、6:再生信号
処理システム、7:最尤シーケンス・デコーダ、8:エ
ラー・データ検出訂正回路、8a:インターリーバ、8
b:デインターリーバ、8c:デコーダ、9:エラー・
データ検出訂正回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/10 321 G11B 20/10 321Z H03M 13/05 H03M 13/05 13/27 13/27 13/39 13/39

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化情報データ列を復号して復号デー
    タ列を形成するための第1のステップと、 前記復号データ列において、前記情報データ列に存在し
    えない復号データを検出するための第2のステップと、 前記検出された復号データに関連する情報を用いて、該
    再生信号シーケンスをもう一度前記情報データ列を復号
    して復号データ列を形成するための第3のステップと、 を含むことを特徴とする信号処理方法。
  2. 【請求項2】 記録情報媒体からの再生信号シーケンス
    から前記符号化情報データ列を復号する 最尤シーケン
    ス復号を前記復号に使用し、 前記第3のステップは前記最尤シーケンス復号を使用し
    て前記再生信号シーケンスに対して反復実行されること
    を特徴とする請求項1に記載の信号処理方法。
  3. 【請求項3】 前記検出された復号データに関連する前
    記情報は少なくとも(1)前記復号データ列内の前記検
    出された復号データの位置、(2)前記検出された復号
    データの内容、の一方であることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の信号処理方法。
  4. 【請求項4】 前記検出された復号データに関連する前
    記情報は少なくとも(1)前記検出された復号データ以
    外の位置、または(2)前記検出された復号データ以外
    の前記復号データまたは符号化情報データ列の内容、の
    一方であることを特徴とする請求項1又は2に記載の信
    号処理方法。
  5. 【請求項5】 前記第2のステップは前記情報データ内
    に存在することができない前記復号データを訂正するた
    めのステップを含み、 前記第3のステップは前記第2のステップから前記情報
    データに存在することができない前記復号データ全部に
    対して訂正を行うことが不可能である場合に実行される
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    信号処理方法。
  6. 【請求項6】 前記検出された復号データに関連する前
    記情報は、少なくとも(1)前記検出された復号データ
    のうち訂正を行うことができた復号データのデータ位
    置、(2)この訂正を行うことができた復号データの内
    容、の一方であることを特徴とする請求項5に記載の信
    号処理方法。
  7. 【請求項7】 前記第1のステップは複数の符号列へ分
    割された復号データを形成し、 前記第2のステップは前記複数の符号列の各々について
    独立して前記情報データに存在することができない前記
    復号データの検出および訂正を実行することを特徴とす
    る請求項5又は6に記載の信号処理方法。
  8. 【請求項8】 前記復号データ列の符号シーケンスは前
    記第2のステップ以前に変更されることを特徴とする請
    求項5又は6に記載の信号処理方法。
  9. 【請求項9】 情報データ列を復号し復号データ列を形
    成する復号回路と、 前記復号データ列内の復号エラー・データを検出し前記
    復号エラー・データに関連するエラー情報を送出するエ
    ラー・データ検出回路と、 前記エラー・データ検出回路から前記復号回路へ前記エ
    ラー情報を送出するフィードバック信号パスとを含み、 前記復号回路は前記エラー情報を使用して、すでに処理
    された前記情報データ列の一部または全部を再び処理す
    ることを特徴とする信号処理装置。
  10. 【請求項10】 前記復号回路は前記信号処理を内に保
    持された同一の信号データ系列を処理して、情報データ
    列を再び復号するものである請求項9に記載の信号処理
    装置。
  11. 【請求項11】 前記エラー・データ検出回路は復号エ
    ラー・データを訂正するための機能を含み、 前記復号回路は前記エラー情報を使用して、前記エラー
    ・データ検出回路が復号エラー・データを完全に訂正す
    ることができない場合にだけすでに処理された前記情報
    データ列の一部分または全部を再び処理することを特徴
    とする請求項9又は10に記載の信号処理装置。
  12. 【請求項12】 前記エラー・データ検出回路は、前記
    復号回路から出力される復号されたデータ列を複数の符
    号列に分割する分割回路と、前記複数の符号列の各々を
    処理する複数のエラー・データ検出回路とを含むことを
    特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載の信号
    処理装置。
  13. 【請求項13】 前記復号回路は複数の候補復号データ
    列のうちでもっとも信頼性が高い単一のデータ列を決定
    する最尤シーケンス復号を使用する最尤シーケンス復号
    回路であることを特徴とする請求項9〜12のいずれか
    1項に記載の信号処理装置。
  14. 【請求項14】 前記エラー情報は前記エラー・データ
    検出手段によって前記再生データ列に復号エラー・デー
    タ(正しいデータ)を含まないことが決定されたデータ
    に関連する情報(位置および内容)から、または復号エ
    ラー・データが発見され前記エラー・データ検出手段に
    よって訂正されたデータに関連する情報(位置および訂
    正された内容)から形成されることを特徴とする請求項
    9〜13のいずれか1項に記載の信号処理装置。
  15. 【請求項15】 前記エラー情報が前記復号回路によっ
    て使用される場合ですでに処理された前記情報データ列
    の一部分または全部がもう一度処理される場合、前記エ
    ラー情報が参照されて前記候補復号データ列から前記エ
    ラー情報によって示された正しいデータに一致しないデ
    ータを除外することを特徴とする請求項9〜13のいず
    れか1項に記載の信号処理装置。
  16. 【請求項16】 前記エラー情報が前記復号回路によっ
    て使用される場合ですでに処理された前記情報データ列
    の一部分または全部がもう一度処理される場合、前記エ
    ラー情報が参照されて前記候補復号データ列についてデ
    ータとして前記エラー情報によって示された正しいデー
    タと一致するデータのみを使用することを特徴とする請
    求項9〜15のいずれか1項に記載の信号処理装置。
  17. 【請求項17】 入力として記録情報媒体から再生信号
    シーケンスを受け取り、前記記録情報に対応する再生デ
    ータ符号への変換を実行し、前記変換の結果を出力する
    最尤シーケンス復号回路と、 前記変換された再生データ符号列を入力として受け取
    り、前記再生データ符号列の復号エラー・データ符号
    (前記記録情報に対応しない再生データ符号)の存在を
    チェックし、正しいデータ符号として前記検出された復
    号エラー・データ符号を訂正して出力するエラー・デー
    タ検出/訂正回路と、 前記再生信号シーケンスを格納するメモリ回路を含む情
    報再生回路とを含む情報記録再生回路において、 前記エラー・データ検出/訂正回路によって検出された
    前記再生データ符号シーケンスの部分的符号情報(符号
    位置および符号値)が前記最尤シーケンス復号回路へ入
    力としてフィードバックされることと、 前記最尤シーケンス復号回路は前記部分的符号情報を使
    用し前記再生データ符号シーケンスへ前記記憶回路に格
    納された前記再生信号シーケンスを反復して変換するこ
    とを特徴とする情報記録再生回路。
  18. 【請求項18】 入力として前記最尤シーケンス復号回
    路へフィードバックされる前記部分的符号情報は前記エ
    ラー・データ検出/訂正回路によって前記再生データ列
    に復号エラー・データ(正しいデータ符号)を含まない
    と決定されたデータに関連する情報(符号位置および符
    号値)から、又は復号エラー・データが発見されて前記
    エラー・データ検出/訂正回路によって訂正されたデー
    タに関連する情報(符号位置および訂正された符号値)
    から形成されることを特徴とする請求項17に記載の情
    報再生回路。
  19. 【請求項19】 前記最尤シーケンス復号回路によって
    前記再生データ符号シーケンスへの前記反復された変換
    は、前記エラー・データ検出/訂正回路が前記再生デー
    タ符号シーケンスに復号エラー・データ符号を発見した
    場合で前記検出された復号エラー・データ符号の全部の
    訂正が可能ではない場合に実行されることを特徴とする
    請求項17又は18に記載の情報再生回路。
  20. 【請求項20】 前記最尤シーケンス復号回路から出力
    された前記再生データ符号列が複数の符号列に分割さ
    れ、前記データ検出・訂正回路はエラー・データ符号を
    検出して前記複数の符号列の各々について独立した訂正
    を実行することを特徴とする請求項17〜19のいずれ
    か1項に記載の情報再生回路。
  21. 【請求項21】 前記最尤シーケンス復号回路から出力
    された前記再生データ符号列が複数の符号列に分割され
    てエラー・データ符号の検出および訂正のために前記複
    数のエラー・データ検出/訂正回路へ別々に入力され、
    その結果が前記エラー・データ検出/訂正回路から出力
    されることと、 前記複数のエラー・データ検出/訂正回路の1つが入力
    符号列における復号エラー・データ符号を訂正できない
    表示を出力する場合、セレクタ回路は、前記エラー・デ
    ータ検出/訂正回路以外のデータ検出/訂正回路のため
    の入力信号か又は出力符号列のどちらかから符号情報の
    一部又は全部を選択的に出力し、 前記セレクタ回路からの出力が前記最尤シーケンス復号
    回路へ出力されることを特徴とする請求項17〜19の
    いずれか1項に記載の情報再生回路。
  22. 【請求項22】 前記最尤シーケンス復号回路が再生デ
    ータ符号シーケンスへ反復的に変換を実行する場合に、
    前記最尤シーケンス復号回路へフィードバックされる部
    分的符号情報を使用し少なくとも以下の1つが実行され
    ることを特徴とする請求項15〜18のいずれか1項に
    記載の情報再生回路。 (1)前記部分的符号情報に一致しない符号列は最大尤
    度候補符号シーケンスから除外され、前記最大尤度候補
    符号シーケンスについての尤度が比較され、前記再生信
    号シーケンスに対応する再生データ符号シーケンス(最
    大尤度シーケンス)が選択される。 (2)前記部分的符号情報に一致する符号シーケンスだ
    けが最大尤度候補符号シーケンスとしてセットアップさ
    れ、前記最大尤度候補符号シーケンスの尤度が比較され
    て、前記再生信号シーケンスに対応する再生データ符号
    シーケンス(最大尤度シーケンス)が選択される。
  23. 【請求項23】 前記最尤シーケンス復号回路が再生デ
    ータ符号シーケンスへ反復的に変換を実行する場合に、
    前記最大尤度シーケンス復号回路へフィードバックされ
    る部分的符号情報を使用し少なくとも以下の1つが実行
    されることを特徴とする請求項17〜20のいずれか1
    項に記載の情報再生回路。 (1)使用される前記符号情報に示された符号位置(時
    間)で対応する符号値を含まない符号シーケンスが最大
    尤度候補符号シーケンスから除外され前記最大尤度候補
    符号シーケンスの尤度が比較されて、前記再生信号シー
    ケンスに対応する再生データ符号シーケンス(最大尤度
    シーケンス)が選択される。 (2)使用される前記符号情報に示された符号位置(時
    間)で対応する符号値を含む符号シーケンスだけが最大
    尤度候補符号シーケンスとしてセットアップされ、前記
    最大尤度候補符号シーケンスの尤度が比較されて、前記
    再生信号シーケンスに対応する再生データ符号シーケン
    ス(最大尤度シーケンス)が選択される。
  24. 【請求項24】 前記最大尤度復号回路はビタビ・アル
    ゴリズムを使用する再生データ符号シーケンス(最大尤
    度符号シーケンス)を選択し、前記最大尤度復号回路が
    再生データ符号シーケンスへの変換を反復実行する場
    合、前記最大尤度シーケンス復号回路へフィードバック
    される部分的符号情報が使用され少なくとも以下の1つ
    が実行されることを特徴とする請求項17〜20のいず
    れか1項に記載の情報再生回路。 (1)使用される前記符号情報に示された符号位置(時
    間)で対応する符号値を含まない符号シーケンスが最大
    尤度候補符号シーケンスから除外され前記最大尤度候補
    符号シーケンスの尤度が比較されて、前記再生信号シー
    ケンスに対応する再生データ符号シーケンス(最大尤度
    シーケンス)が選択される。 (2)使用される前記符号情報に示された符号位置(時
    間)で対応する符号値を含む符号シーケンスだけが最大
    尤度候補符号シーケンスとしてセットアップされ、前記
    最大尤度候補符号シーケンスの尤度が比較されて、前記
    再生信号シーケンスに対応する再生データ符号シーケン
    ス(最大尤度シーケンス)が選択される。
  25. 【請求項25】 前記最大尤度復号回路は所定の符号状
    態遷移図を使用して再生データ符号シーケンス(最大尤
    度符号シーケンス)を選択/予測し、 前記最大尤度復号回路が再生データ符号シーケンスへの
    変換を反復実行する場合、前記最大尤度シーケンス復号
    回路へフィードバックされる部分的符号情報が使用され
    少なくとも以下の1つが実行されることを特徴とする請
    求項17〜20のいずれか1項に記載の情報再生回路。 (1)使用される前記符号情報によって示された符号位
    置(時間)に対応する前記符号状態遷移図上の遷移位置
    (時間)で、前記再生データ符号シーケンス(最大尤度
    符号シーケンス)は、前記符号値に対応しない状態遷移
    又は符号状態が排除される符号状態遷移図を使用して選
    択/予測される。 (2)使用される前記符号情報によって示された符号位
    置(時間)に対応する前記符号状態遷移図上の遷移位置
    (時間)で、前記再生データ符号シーケンス(最大尤度
    符号シーケンス)は、前記符号値に対応した状態遷移又
    は符号状態だけが残されている符号状態遷移図を使用し
    て選択/予測される。
  26. 【請求項26】 前記エラー・データ検出/訂正回路が
    復号エラー・データを検出して訂正を実行する前に前記
    再生データ符号列の符号シーケンスを変更する符号イン
    ターリーブ化回路をさらに含むことを特徴とする請求項
    17〜25のいずれか1項に記載の情報再生回路。
  27. 【請求項27】 前記再生データ符号列の符号シーケン
    スを変更する前記符号インターリーブ化回路は所定の長
    さを有する符号ブロックを単位として前記再生データ符
    号列のシーケンスを変更し、連続する前記符号ブロック
    が分離されるように前記再生データ符号列の順序を変更
    する前記符号インターリーブ化回路であることを特徴と
    する請求項26に記載の情報再生回路。
  28. 【請求項28】 前記符号ブロックの前記符号長は、前
    記エラー・データ検出/訂正手段によって復号エラー・
    データ符号の検出および訂正のための処理単位として用
    いる符号ブロックの符号長以上ではないことを特徴とす
    る請求項27に記載の情報再生回路。
  29. 【請求項29】 前記記録情報媒体からの前記再生信号
    シーケンスは、前記最尤シーケンス復号回路へ所定のパ
    ーシャルレスポンス信号伝達システムを経由して送出さ
    れることを特徴とする請求項17〜28のいずれか1項
    に記載の情報再生回路。
  30. 【請求項30】 前記記録情報媒体からの前記再生信号
    シーケンスが前記最尤シーケンス復号回路によって実行
    される再生データ符号シーケンスへの反復された変換の
    間に最尤シーケンス復号回路への入力として再び前記記
    録情報媒体から読み出さないことを特徴とする請求項1
    7〜29のいずれか1項に記載の情報再生回路。
  31. 【請求項31】 請求項17〜30のいずれか1項に記
    載の情報再生回路を搭載する集積回路装置。
  32. 【請求項32】 請求項17〜30のいずれか1項に記
    載の情報再生回路を搭載する情報記憶装置。
  33. 【請求項33】 (1)入力として符号化情報データ列
    (信号列)を受信するための第1のステップと、(2)
    前記符号化情報データ列(信号列)を復号して第1の候
    補復号データ符号列グループのうちの単一候補復号デー
    タ符号列を選択することによって第1の復号データ符号
    列を生成するための第2のステップと、(3)前記情報
    データ符号と一致しない前記第1の復号データ符号列に
    おいて誤りのある復号データ符号の位置と内容を検出す
    るための第3のステップと、(4)前記誤りデータ符号
    を訂正して訂正データ符号を生成する第4のステップ
    と、(5)前記符号化情報データ符号列(信号列)をも
    う一度復号して第2の候補復号データ符号列グループか
    ら単一の復号データ符号列を選択することによって第2
    の復号データ符号列を生成する第5のステップと、
    (6)前記第2の候補復号データ符号列グループは、以
    下の条件の少なくとも一つを満たす前記第1の候補復号
    データ符号列グループからの候補復号データ符号列から
    形成される: 1.前記第3のステップで検出された、または、前記第
    4のステップで訂正された誤りのある復号データ符号を
    含まない候補復号データ符号列; 2.誤りのある復号データ符号ではないと前記第3のス
    テップにおいて決定されたデータ符号および前記第4の
    ステップで訂正された訂正データ符号を含む候補復号デ
    ータ符号列を含むデータ処理方法。
  34. 【請求項34】 前記第1の復号データ符号列の符号シ
    ーケンスを変更するための符号インターリーブ化ステッ
    プが前記第3のステップに先行することを特徴とする請
    求項33に記載のデータ処理方法。
  35. 【請求項35】 パーシャルレスポンス応答信号送信シ
    ステム経由で入力として前記情報データ列(信号列)が
    受信されることを特徴とする請求項33に記載のデータ
    処理方法。
  36. 【請求項36】 前記第5のステップにおいてメモリに
    格納された符号化情報データ符号列(信号列)がもう一
    度復号されて第2の復号データ符号列を生成することを
    特徴とする請求項33に記載のデータ処理方法。
  37. 【請求項37】 情報データ列(信号列)を復号し復号
    されたデータ列を生成する復号回路と、 前記復号データ列において復号エラー・データを検出し
    前記復号エラー・データに関するエラー情報を出力する
    エラー・データ検出回路と、 前記復号回路へ入力として前記エラー・データ検出回路
    から前記エラー情報を送出するフィードバック信号パス
    とを含み、 前記復号回路は前記エラー情報を使用しまた同じ情報デ
    ータ列(信号列)を再処理することを特徴とする集積回
    路装置。
  38. 【請求項38】 記録媒体から情報データ列を再生する
    情報再生回路と、 集積回路装置とを含み、前記集積回路装置は、 前記情報再生回路からの情報データ列を復号し復号され
    たデータ列を生成する復号回路と、 前記復号データ列において復号エラー・データを検出し
    前記復号エラー・データに関するエラー情報を出力する
    エラー・データ検出回路と、 前記復号回路へ入力として前記エラー・データ検出回路
    から前記エラー情報を送出するフィードバック信号パス
    と、 前記復号回路は前記エラー情報を使用しまた同じ情報デ
    ータ列(信号列)を再処理することを特徴とする情報記
    録装置。
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