JP2002008271A - 光ディスク - Google Patents
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Abstract
が良好な反射膜を有する光ディスクを提供する。 【解決手段】 金属反射膜12,13を異なる元素をそ
れぞれ主成分とする2種類以上膜で構成する、あるい
は、異なる成膜条件で同じ組成の金属膜を積層構造とし
た金属反射膜を用いる。
Description
録層を有し、更にその上に光透過層が形成されており、
光透過層側からレーザ光を照射して情報の記録及び/又
は再生を高密度に行う、いわゆるランド/グルーブ記録
光ディスク媒体に関する。詳しくは、金属反射膜形成材
料および形成方法を規定することにより、優れた記録・
再生特性が確保されるものである。
データ記録方式に関する研究が各所で進められている。
この光学データ記録方式は、非接触で記録・再生が行
え、磁気記録方式に比べて一桁以上も高い記録密度が達
成できること、再生専用型、追記型、書換可能型のそれ
ぞれのメモリー形態に対応できる等の利点を有し、安価
な大容量ファイルの実現を可能とする方式として産業用
から民生用まで幅広い用途が考えられているものであ
る。
ィスクや相変化型光ディスクが挙げられる。相変化型光
ディスクは、以下に示すような構成を有する。すなわ
ち、透明基板の一方の面上に窒化珪素等よりなる透明誘
電体膜が形成され、その上にカルコゲン化合物等よりな
る相変化記録膜が形成され、さらに窒化珪素等の透明誘
電体膜が形成され、さらにはアルミニウム膜等の反射膜
が形成されて記録層をなしている。そして、透明基板側
から光を照射して光学的に情報の記録・再生を行う。
タデータ等の多様なデータを記録するためのDVD(D
igital Versatile Disc、以下、
DVDと称する)も販売されている。このDVDにおい
ては、基板の厚さを0.6(mm)程度として短波長の
光学系に対応可能とするとともに高開口数化された光学
系に対応可能として高記録密度化するようにしている。
高くして、家庭用のビデオテープレコーダーと同様の使
い勝手を光ディスク装置で確保する為に、特開平10−
320833号公報では、光透過層から情報を記録・再
生し、光ディスクの面積に対する情報記録面の利用率を
高くした構成が提案されている。
で用いた膜構成の成膜順序を逆としただけの記録媒体が
提案されている。つまり、透明基板上に金属反射膜、透
明誘電体層、相変化型記録膜、透明誘電体層、光透過層
を順次積層したものである。このような媒体では、基板
上に最初に成膜される金属反射膜の表面性が、その後に
成膜される誘電体層、GeSbTe記録膜等に影響し、
ノイズレベルの上昇を招いてしまう。
は、金属反射膜としてAlを主成分とし、Siを0.4
〜0.8(重量%)、Feを0.7(重量%)以下、C
uを0.15〜0.40(重量%)、Mnを0.15
(重量%)以下、Mgを0.8〜1.2(重量%)、C
rを0.04〜0.35(重量%)、Znを0.25
(重量%)以下、Tiを0.15(重量%)以下の割合
で含有する材料よりなる単層金属反射膜を用いることに
より、表面性が良好な反射膜が形成されるとしている。
記憶容量を8GB程度とするのであれば、十分である
が、さらなる高記録密度を実現すためには、表面性は不
十分である。
従来の媒体においては、例えば、特開平7−57301
号公報や特開平10−283673号公報等において、
2層反射膜が使用されている。
ザ光を入射する従来の媒体は、対物レンズの開口数を高
くすると、基板を薄くしなくてはならず、基板の薄膜化
には限度を生じる。そして本発明が対象としているタイ
プとは異なるタイプの透明基板側からレーザ光を入射す
る従来の媒体における2層反射膜は、媒体の繰り返しオ
ーバーライト耐性の向上が主目的であり、反射膜の表面
性や、その表面性に起因すると考えられるノイズレベル
については、全く考慮されていない。
されるものであり、基板よりも十分に薄い、光透過層側
からレーザ光を照射し、データの記録・再生を行うタイ
プの媒体構成において、基板の表面形状を正確に反映し
つつ、表面性が良好な反射膜を有し、低ノイズレベルな
光ディスク媒体を提供することを目的とする。
心に対してスパイラル状または、同心円状に高さの異な
るランド部とグルーブ部を交互に配して案内溝とした透
明基板上に、少なくとも反射膜、誘電体膜、記録膜から
なる情報記録層を積層した後に、光透過層を積層し、そ
の光透過層を介して照射されるレーザービームにより、
データを記録し、又は記録されたデータを再生すること
が可能な光ディスクであって、反射膜が異なる元素をそ
れぞれ主成分とする2種類以上の反射膜で構成されてい
る光ディスクにある。
てスパイラル状または、同心円状に高さの異なるランド
部とグルーブ部を交互に配して案内溝とした透明基板上
に、少なくとも反射膜、誘電体膜、記録膜からなる情報
記録層を積層した後に、光透過層を積層し、その光透過
層を介して照射されるレーザービームにより、データを
記録し、又は記録されたデータを再生することが可能な
光ディスクであって、反射膜を異なる成膜条件で積層構
造とした光ディスクにある。
録層を、データの記録領域とすることを特徴とする光デ
ィスクである。また、情報記録層の記録膜に、相変化型
の材料を用いることを特徴とする光ディスクである。
に、金属反射膜/第2誘電体膜/相変化型記録膜/第1
誘電体膜を順に積層した構造となっており、更に第1誘
電体膜と、第2誘電体膜が同じ材料であることを特徴と
する光ディスクである。
に、金属反射膜/第2誘電体膜/第4誘電体膜/相変化
型記録膜/第3誘電体膜/第1誘電体膜を順に積層した
構造となっており、更に前記第1誘電体膜と、第2誘電
体膜が同じ材料であり、第3誘電体膜と第4誘電体膜が
同じ材料であることを特徴とする光ディスクである。
に、金属反射膜/第2誘電体膜/第4誘電体膜/相変化
型記録膜/第3誘電体膜/第6誘電体膜/第5誘電体膜
/第1誘電体膜を順に積層した構造となっており、更に
第1誘電体膜と第2誘電体膜と第6誘電体膜が同じ材料
であり、第3誘電体膜と第4誘電体膜が同じ材料である
ことを特徴とする光ディスクである。
を特徴とする光ディスクである。
光ディスク製造方法の好ましい実施の形態を、図面を参
照しながら説明する。なお、ここでは本発明をディスク
状の記録媒体に適用した例を示すが、本発明はこのよう
な構造に限定されるものではなく、カード状、シート状
といったディスク形状以外の記録媒体にも適用可能であ
る。
透明基板11の一方の面11a上に、情報記録層、光透
過層17が順次積層形成されてなるものである。
の透明なものが好ましく、厚さが0.3〜1.2(m
m)であり、基板の一方の面11aには情報の記録・再
生を行うための光スポットを導く目的で設けられる案内
溝となる凹凸部(ランド部18とグルーブ部19)を有
するものである。
板11の案内溝が形成されている面11a上に情報記録
層を形成するようにしている。情報記録層の1例として
は、金属反射膜12,13、第2誘電体膜14、相変化
型記録膜15、第1誘電体膜16という積層構造となっ
ている。
法、DCスパッタ法、RFスパッタ法という手法により
順次形成される。
性および熱特性に着目し、Agを主成分とする金属反射
膜を成膜した後に、Alを主成分とした金属反射膜を設
ける2層反射膜構成があげられる。
の表面性および熱特性に着目した成膜条件を選択し、例
えば、Agを主成分とする金属反射膜をRFスパッタに
より作製し、同じ組成の膜をDCスパッタにより形成す
るなどにより、膜質を変化させた膜が順次積層された2
層反射膜構成があげられる。
Zn等の金属及び半金属元素の窒化物、酸化物、硫化物
及びこれらの混合物等が厚さ10〜50(nm)の薄膜
として用いられる。
いは単体のカルコゲンよりなる薄膜が用いられる。
Zn等の金属及び半金属元素の窒化物、酸化物、硫化物
及びこれらの混合物等が厚さ50〜300(nm)の薄
膜として用いられる。
の光透過層と同様に、UV樹脂を塗布する、あるいは、
粘着シートを用いる等により形成すれば良い。
基板1の上に、最初に成膜される反射膜層の表面性に着
目し、表面性が良好となるような2層の金属反射膜を用
いる、あるいは、成膜条件を調整し、表面性が良好とな
るような反射膜を用いる。これにより、従来のAlを主
成分とした単層金属反射膜と比較して、表面性の良好な
反射膜が形成される。従って、この反射膜上に順次積層
形成される誘電体膜、相変化型記録膜15は、反射膜の
結晶性や反射膜の組成に依存する粒径により形成される
表面形状の影響を受けにくく、特にノイズレベルが低く
抑えられる、という明確な効果が得られる。
に示すようなものも挙げられる。
略同様の構成を有し、基板11の案内溝が形成されてい
る面11a上に情報記録層を形成するようにしている。
情報記録層の例としては、金属反射膜が形成され、その
上に第2誘電体膜14、第4誘電体膜21を介して相変
化型記録膜15が形成され、さらにその上に第3誘電体
膜22、第1誘電体膜16を介して光透過層17が積層
形成されているものである。これらの各膜は、イオンビ
ームスパッタ法、DCスパッタ法、RFスパッタ法とい
った手法により順次形成される。
板11と同様に、ガラスや樹脂等で厚さが0.3〜1.
2(mm)の基板であり、基板の一方の面11aには情
報の記録・再生を行うための光スポットを導く目的で設
けられる案内溝となる凹凸部(ランド部18とグルーブ
部19)を有するものである。
ィスクの金属反射膜と同様で、基板の案内溝が形成され
ている面11a上に、Agを主成分とする金属反射膜を
成膜した後に、Alを主成分とした金属反射膜を設ける
2層反射膜構成となっている。
gを主成分とする金属反射膜をRFスパッタにより作製
し、同じ組成の膜をDCスパッタにより形成するなど、
反射膜の表面性および熱特性に着目した成膜条件をそれ
ぞれ選択することにより、膜質を変化させた膜が順次積
層された2層反射膜構成があげられる。
Zn等の金属及び半金属元素の窒化物、酸化物、硫化物
及びこれらの混合物等が厚さ10〜50(nm)の薄膜
として用いられる。
Si,Zn等の金属及び半金属元素の窒化物、酸化物、
硫化物及びこれらの混合物等が厚さ3〜50(nm)の
薄膜として用いられる。
いは単体のカルコゲンよりなる薄膜が用いられる。
Si,Zn等の金属及び半金属元素の窒化物、酸化物、
硫化物及びこれらの混合物等が厚さ3〜50(nm)の
薄膜として用いられる。
Zn等の金属及び半金属元素の窒化物、酸化物、硫化物
及びこれらの混合物等が厚さ50〜300(nm)の薄
膜として用いられる。
の光透過層と同様に、UV樹脂を塗布する、あるいは、
粘着シートを用いる等により形成すれば良い。
基板上1に、最初に成膜される反射膜層の表面性に着目
し、表面性が良好となるような2層の金属反射膜を用い
る、あるいは、成膜条件を調整し、表面性が良好となる
ような反射膜を用いる。これにより、従来のAlを主成
分とした単層金属反射膜と比較して、表面性の良好な反
射膜が形成される。従って、この反射膜上に順次積層形
成される誘電体膜、相変化型記録膜15は、反射膜の結
晶性や反射膜の組成に依存する粒径により形成される表
面形状の影響を受けにくく、特にノイズレベルが低く抑
えられる、という明確な効果が得られる。また、本発明
のようにGeSbTe記録膜の両側に、硫黄(S)を含
まない誘電体層を用いることにより、繰り返しオーバー
ライト耐性が向上する、という効果も得ることができ
る。
に示すようなものも挙げられる。
略同様の構成を有し、前記基板11の案内溝が形成され
ている面11a上に情報記録層を形成するようにしてい
る。情報記録層の例としては、金属反射膜が形成され、
その上に第2誘電体膜14、第4誘電体膜21を介して
相変化型記録膜15が形成され、さらにその上に第3誘
電体膜22、第6誘電体膜31、第5誘電体膜32、第
1誘電体膜16を介して光透過層17が積層形成されて
いるものである。これらの各膜は、イオンビームスパッ
タ法、DCスパッタ法、RFスパッタ法といった手法に
より順次形成される。
板11と同様に、ガラスや樹脂等で厚さが0.3〜1.
2(mm)の基板であり、基板の一方の面11aには情
報の記録・再生を行うための光スポットを導く目的で設
けられる案内溝となる凹凸部(ランド部18とグルーブ
部19)を有するものである。
ィスクの金属反射膜と同様で、基板の案内溝が形成され
ている面11a上に、Agを主成分とする金属反射膜を
成膜した後に、Alを主成分とした金属反射膜を設ける
2層反射膜構成となっている。
主成分とする金属反射膜をRFスパッタにより作製し、
同じ組成の膜をDCスパッタにより形成するなど、反射
膜の表面性および熱特性に着目した成膜条件をそれぞれ
選択することにより、膜質を変化させた膜が順次積層さ
れた2層反射膜構成があげられる。
Zn等の金属及び半金属元素の窒化物、酸化物、硫化物
及びこれらの混合物等が厚さ10〜50(nm)の薄膜
として用いられる。
Si,Zn等の金属及び半金属元素の窒化物、酸化物、
硫化物及びこれらの混合物等が厚さ3〜50(nm)の
薄膜として用いられる。
いは単体のカルコゲンよりなる薄膜が用いられる。
Si,Zn等の金属及び半金属元素の窒化物、酸化物、
硫化物及びこれらの混合物等が厚さ3〜50(nm)の
薄膜として用いられる。
Zn等の金属及び半金属元素の窒化物、酸化物、硫化物
及びこれらの混合物等が厚さ10〜100(nm)の薄
膜として用いられる。
Zn等の金属及び半金属元素の窒化物、酸化物、硫化物
及びこれらの混合物等が厚さ10〜100(nm)の薄
膜として用いられる。
Zn等の金属及び半金属元素の窒化物、酸化物、硫化物
及びこれらの混合物等が厚さ50〜300(nm)の薄
膜として用いられる。
スクの光透過層と同様に、UV樹脂を塗布する、あるい
は、粘着シートを用いる等により形成すれば良い。
基板上1に、最初に成膜される反射膜層の表面性に着目
し、表面性が良好となるような2層の金属反射膜を用い
る、あるいは、成膜条件を調整し、表面性が良好となる
ような反射膜を用いる。これにより、従来のAlを主成
分とした単層金属反射膜と比較して、表面性の良好な反
射膜が形成される。従って、この反射膜上に順次積層形
成される誘電体膜、相変化型記録膜15は、反射膜の結
晶性や反射膜の組成に依存する粒径により形成される表
面形状の影響を受けにくく、特にノイズレベルが低く抑
えられる、という明確な効果が得られる。
膜の両側に、硫黄(S)を含まない誘電体層を用いるこ
とにより、繰り返しオーバーライト耐性が向上する、と
いう効果も得ることができる。
S−SiO2 誘電体膜を追加することにより、媒体の光
学特性をより調整しやすくなる。つまり、従来では、未
記録時の反射率が記録時の反射率よりも低い媒体構成し
か出来なかったが、逆の未記録時の反射率が記録時の反
射率よりも高い媒体の構成が可能となるなど、媒体の反
射率の設計自由度を高くできるという、効果も得ること
ができる。
いて説明する。
8.1Pd0.9Cu1.0(98.1重量%のAg、
0.9重量%のPd、1.0重量%のCu、以下同様)
反射膜を100nm、Al98Ti2反射膜を10n
m、ZnS−SiO2 誘電体膜を25nm、GeSbT
e記録膜を13nm、ZnS−SiO2 誘電体膜を16
0nm、順次スパッタ法により堆積させた。更に、光透
過層17として、UV樹脂をスピンコートし形成した。
記録層の記録膜を一旦結晶化させる初期化を行った。光
透過層17側からランド部18とグルーブ部19のノイ
ズレベルを測定した。また、金属反射膜のみを作製し、
走査型トンネル顕微鏡で表面粗さを測定した結果を図5
に示す。
1Pd0.9Cu1.0と、熱特性の調整のために薄い
Al98Ti2を用いることにより、低ノイズと良好な
記録・再生特性を両立させることができる。
(比較例1、2)の表面粗さに対して、本発明の反射膜
は良好な値を示し、ノイズレベルが低く抑えられている
ことを確認した。このように、ディスク基板に最初に形
成する金属反射膜の表面性を従来のAlを主成分とする
単層金属反射膜よりも向上させることにより、ノイズレ
ベルを低く抑えることができ、高密度にデータを記録・
再生することが可能となっている。
明する。ここでは、従来から反射膜材料として用いられ
ているAlを主成分とする反射膜を比較例とする。PC
基板上にAl98Ti2反射膜を100nm、ZnS−
SiO2 誘電体膜を25nm、GeSbTe記録膜を1
3nm、ZnS−SiO2 誘電体膜を160nm、順次
スパッタ法により堆積させた。更に、光透過層17とし
て、UV樹脂をスピンコートし形成した。
記録層の記録膜を一旦結晶化させる初期化を行った。光
透過層17側からランド部18とグルーブ部19のノイ
ズレベルを測定した。また、本発明の金属反射膜のみを
作製し、走査型トンネル顕微鏡で表面粗さを測定した結
果を表1に示す。従来のAlを主成分とする単層金属反
射膜であるために表面粗さが粗く、ノイズレベルが高い
ことが確認できた。
について説明する。PC基板上にDCスパッタにより作
製したAg98.1Pd0.9Cu1.0反射膜を10
0nm、RFスパッタにより作製したAg98.1Pd
0.9Cu1.0反射膜を10nm、ZnS−SiO2
誘電体膜を25nm、GeAlN誘電体膜を7nm、G
eSbTe記録膜を13nm、GeAlN誘電体膜を7
nm、ZnS−SiO 2 誘電体膜を160nm、順次ス
パッタ法により堆積させた。
ピンコートし形成した。また、記録・再生を行うにあた
って、情報記録層の記録膜を一旦結晶化させる初期化を
行った。光透過層17側からランド部18とグルーブ部
19のノイズレベルを測定した。また、金属反射膜のみ
を作製し、走査型トンネル顕微鏡で表面粗さを測定した
結果を図5に示す。
(比較例1、2)の表面粗さに対して、本発明の反射膜
は良好な値を示し、ノイズレベルが低く抑えられている
ことを確認した。さらに、本実施例のようにGeSbT
e記録膜の両側に、硫黄(S)を含まない誘電体層を用
いることにより、図4に示すように、繰り返しオーバー
ライト耐性が向上する、という効果も得ることができ
る。
る金属反射膜の表面性を従来のAlを主成分とする単層
金属反射膜よりも向上させることにより、ノイズレベル
を低く抑えることができ、高密度にデータを記録・再生
することが可能となっている。
のように成膜条件を一方の金属反射膜層は表面性に着目
し、他方は熱特性に着目した成膜条件となるように、そ
れぞれ選択することにより、表面性が良く、反射膜の熱
特性の調整も可能となり、低ノイズで良好な記録・再生
特性を両立することができる。
について説明する。PC基板上にDCスパッタでガス圧
を0.1Paとして作製したAg98.1Pd0.9C
u1.0反射膜を100nm、DCスパッタでガス圧を
0.5Paとして作製したAg98.1Pd0.9Cu
1.0反射膜を10nm、ZnS−SiO2 誘電体膜を
25nm、GeAlN誘電体膜を7nm、GeSbTe
記録膜を13nm、GeAlN誘電体膜を7nm、Zn
S−SiO2 誘電体膜を65nm、SiO2 誘電体膜を
70nm、ZnS−SiO2 誘電体膜を60nm、順次
スパッタ法により堆積させた。
ピンコートし形成した。また、記録・再生を行うにあた
って、情報記録層の記録膜を一旦結晶化させる初期化を
行った。光透過層17側からランド部18とグルーブ部
19のノイズレベルを測定した。また、金属反射膜のみ
を作製し、走査型トンネル顕微鏡で表面粗さを測定した
結果を表1に示す。従来のAlを主成分とする単層金属
反射膜(比較例1、2)の表面粗さに対して、本発明の
反射膜は良好な値を示し、ノイズレベルが低く抑えられ
ていることを確認した。
膜の両側に、硫黄(S)を含まない誘電体層を用いるこ
とにより、図4に示すように、繰り返しオーバーライト
耐性が向上する、という効果も得ることができる。さら
に、SiO2 等の透明誘電体膜とZnS−SiO2 誘電
体膜を追加することにより、媒体の光学特性をより調整
しやすくなる。
録時の反射率よりも低い媒体構成しか出来なかったが、
逆の未記録時の反射率が記録時の反射率よりも高い媒体
の構成が可能となるなど、媒体の反射率の設計自由度を
高くできるという、効果も得ることができる。
る金属反射膜の表面性を従来のAlを主成分とする単層
金属反射膜よりも向上させることにより、ノイズレベル
を低く抑えることができ、高密度にデータを記録・再生
することが可能となっている。
について説明する。反射膜以外の膜構成は、実施例3と
同じとし、反射膜について以下の構成とした媒体を作製
した(誘電体膜の膜厚は、光学特性の調整のために実施
例3とは若干異なっている)。つまり、PC基板上にD
Cスパッタでガス圧を0.3Paとして作製したCu反
射膜を70nm、DCスパッタでガス圧を0.3Paと
して作製したAu反射膜を30nm、ZnS−SiO2
誘電体膜を28nm、GeAlN誘電体膜を6nm、G
eSbTe記録膜を13nm、GeAlN誘電体膜を6
nm、ZnS−SiO2 誘電体膜を70nm、SiO2
誘電体膜を75nm、ZnS−SiO2誘電体膜を50
nm、順次スパッタ法により堆積させた。
ピンコートし形成した。また、記録・再生を行うにあた
って、情報記録層の記録膜を一旦結晶化させる初期化を
行った。光透過層17側からランド部18とグルーブ部
19のノイズレベルを測定した。また、金属反射膜のみ
を作製し、走査型トンネル顕微鏡で表面粗さを測定した
結果を表1に示す。従来のAlを主成分とする単層金属
反射膜(比較例1、2)の表面粗さに対して、本発明の
反射膜は良好な値を示し、ノイズレベルが低く抑えられ
ていることを確認した。本実施例においても、実施例3
と同様に、繰り返しオーバーライト耐性の向上、媒体の
反射率の設計自由度を高くできるという、効果を得られ
ることは言うまでもない。
る金属反射膜の表面性を従来のAlを主成分とする単層
金属反射膜よりも向上させることにより、ノイズレベル
を低く抑えることができ、高密度にデータを記録・再生
することが可能となっている。
いて説明する。
0.4(重量%)、Feを0.6(重量%)、Cuを
0.2(重量%)、Mnを0.1(重量%)、Mgを
1.0(重量%)、Crを0.3(重量%)、Znを
0.2(重量%)、Tiを0.1(重量%)の割合で含
有する材料よりなる単層金属反射膜を150nm、Zn
S−SiO2 誘電体膜を26nm、GeSbTe記録膜
を14nm、ZnS−SiO 2 誘電体膜を155nm、
順次スパッタ法により堆積させた。更に、光透過層17
として、UV樹脂をスピンコートし形成した。また、記
録・再生を行うにあたって、情報記録層の記録膜を一旦
結晶化させる初期化を行った。光透過層17側からラン
ド部18とグルーブ部19のノイズレベルを測定した。
また、本発明の金属反射膜のみを作製し、走査型トンネ
ル顕微鏡で表面粗さを測定した結果を表1に示す。比較
例1と膜組成は異なるが、従来のAlを主成分とする単
層金属反射膜であるために表面粗さが粗く、ノイズレベ
ルが高いことを確認した。
について説明する。反射膜以外の膜構成は、実施例3と
同じとし、反射膜について以下の構成とした媒体を作製
した(誘電体膜の膜厚は、光学特性の調整のために実施
例3とは若干異なっている)。つまり、PC基板上にD
CスパッタでAg反射膜を85nm、次にDCスパッタ
でAl95Ti5反射膜を25nm、ZnS−SiO2
誘電体膜を25nm、GeAlN誘電体膜を7nm、G
eSbTe記録膜を12nm、GeAlN誘電体膜を6
nm、ZnS−SiO2 誘電体膜を75nm、SiO2
誘電体膜を60nm、ZnS−SiO2 誘電体膜を65
nm、順次スパッタ法により堆積させた。更に、光透過
層17として、UV樹脂をスピンコートし形成した。ま
た、記録・再生を行うにあたって、情報記録層の記録膜
を一旦結晶化させる初期化を行った。光透過層17側か
らランド部18とグルーブ部19のノイズレベルを測定
した。また、金属反射膜のみを作製し、走査型トンネル
顕微鏡で表面粗さを測定した結果を表1に示す。従来の
Alを主成分とする単層金属反射膜(比較例1、2)の
表面粗さに対して、本発明の反射膜は良好な値を示し、
ノイズレベルが低く抑えられていることを確認した。
繰り返しオーバーライト耐性の向上、媒体の反射率の設
計自由度を高くできるという、効果を得られることは言
うまでもない。
る金属反射膜の表面性を従来のAlを主成分とする単層
金属反射膜よりも向上させることにより、ノイズレベル
を低く抑えることができ、高密度にデータを記録・再生
することが可能となっている。
について説明する。反射膜の膜厚以外の膜構成は、実施
例3と同じとした媒体を作製した。つまり、PC基板上
にDCスパッタでガス圧を0.1Paとして作製したA
g98.1Pd0.9Cu1.0反射膜を85nm、D
Cスパッタでガス圧を0.5Paとして作製したAg9
8.1Pd0.9Cu1.0反射膜を35nm、ZnS
−SiO2 誘電体膜を25nm、GeAlN誘電体膜を
7nm、GeSbTe記録膜を13nm、GeAlN誘
電体膜を7nm、ZnS−SiO2 誘電体膜を65n
m、SiO2 誘電体膜を70nm、ZnS−SiO2 誘
電体膜を60nm、順次スパッタ法により堆積させた。
ピンコートし形成した。また、記録・再生を行うにあた
って、情報記録層の記録膜を一旦結晶化させる初期化を
行った。光透過層17側からランド部18とグルーブ部
19のノイズレベルを測定した。また、金属反射膜のみ
を作製し、走査型トンネル顕微鏡で表面粗さを測定した
結果を図5に示す。従来のAlを主成分とする単層金属
反射膜(比較例1、2)の表面粗さに対して、本発明の
反射膜は良好な値を示し、ノイズレベルが低く抑えられ
ていることを確認した。
繰り返しオーバーライト耐性の向上、媒体の反射率の設
計自由度を高くできるという、効果を得られることは言
うまでもない。
る金属反射膜の表面性を従来のAlを主成分とする単層
金属反射膜よりも向上させることにより、ノイズレベル
を低く抑えることができ、高密度にデータを記録・再生
することが可能となっている。
録・再生を行う本発明の光ディスクにおいて、金属反射
膜の表面性および熱特性に着目し、金属反射膜を異なる
元素をそれぞれ主成分とする2種類以上膜で構成する、
あるいは、異なる成膜条件で同じ組成の金属膜を積層構
造とした2層金属反射膜を用いる。これにより、反射膜
上に順次成膜される誘電体膜、相変化型記録膜は、金属
反射膜の結晶性や粒径による表面形状の影響を受けにく
く、低ノイズレベルの光ディスクとなり、高密度ランド
/グルーブ記録・再生が可能となる。
合の断面模式図である。
た場合の断面模式図である。
た場合の断面模式図である。
における、繰り返しオーバーライト回数とBER(ビッ
トエラーレート)の関係を示す図である。
ノイズレベルと表面粗さを示した図である。
0) 13 金属反射膜(Al98Ti2) 14 第2誘電体膜(ZnS−SiO2 膜) 15 相変化型記録膜(GeSbTe膜) 16 第1誘電体膜(ZnS−SiO2 膜) 17 光透過層 18 ランド部 19 グルーブ部 21 第4誘電体膜(GeAlN膜) 22 第3誘電体層(GeAlN膜) 31 第6誘電体膜(ZnS−SiO2 膜) 32 第5誘電体膜(SiO2 膜)
Claims (8)
- 【請求項1】 回転中心に対してスパイラル状または、
同心円状に高さの異なるランド部とグルーブ部を交互に
配して案内溝とした透明基板上に、少なくとも反射膜、
誘電体膜、記録膜からなる情報記録層を積層した後に、
光透過層を積層し、その光透過層を介して照射されるレ
ーザービームにより、データを記録し、又は記録された
データを再生することが可能な光ディスクであって、前
記反射膜が異なる元素をそれぞれ主成分とする2種類以
上の反射膜で構成されていることを特徴とする光ディス
ク。 - 【請求項2】 回転中心に対してスパイラル状または、
同心円状に高さの異なるランド部とグルーブ部を交互に
配して案内溝とした透明基板上に、少なくとも反射膜、
誘電体膜、記録膜からなる情報記録層を積層した後に、
光透過層を積層し、その光透過層を介して照射されるレ
ーザービームにより、データを記録し、又は記録された
データを再生することが可能な光ディスクであって、前
記反射膜を異なる成膜条件で積層構造としたことを特徴
とする光ディスク。 - 【請求項3】 前記ランド部および前記グルーブ部の両
者の上の情報記録層をデータの記録領域とすることを特
徴とする請求項1又は請求項2記載の光ディスク。 - 【請求項4】 前記情報記録層の記録膜に相変化型の材
料を用いることを特徴とする請求項1、請求項2又は請
求項3記載の光ディスク。 - 【請求項5】 前記情報記録層の構成として、基板上に
前記反射膜となる金属反射膜/第2誘電体膜/相変化型
記録膜/第1誘電体膜を順に積層した構造となってお
り、更に前記第1誘電体膜と、前記第2誘電体膜が同じ
材料であることを特徴とする請求項1、請求項2、請求
項3又は請求項4記載の光ディスク。 - 【請求項6】 前記情報記録層の構成として、基板上に
前記反射膜となる金属反射膜/第2誘電体膜/第4誘電
体膜/相変化型記録膜/第3誘電体膜/第1誘電体膜を
順に積層した構造となっており、更に前記第1誘電体膜
と、前記第2誘電体膜が同じ材料であり、前記第3誘電
体膜と第4誘電体膜が同じ材料であることを特徴とする
請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の光デ
ィスク。 - 【請求項7】 前記情報記録層の構成として、基板上に
金属反射膜/第2誘電体膜/第4誘電体膜/相変化型記
録膜/第3誘電体膜/第6誘電体膜/第5誘電体膜/第
1誘電体膜を順に積層した構造となっており、更に前記
第1誘電体膜と前記第2誘電体膜と第6誘電体膜が同じ
材料であり、前記第3誘電体膜と第4誘電体膜が同じ材
料であることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項
3又は請求項4記載の光ディスク。 - 【請求項8】 前記情報記録層の記録膜に磁性材料を用
いることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3
記載の光ディスク。
Priority Applications (1)
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JP2000183062A JP2002008271A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 光ディスク |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000183062A JP2002008271A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 光ディスク |
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Family Applications (1)
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JP2000183062A Pending JP2002008271A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 光ディスク |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2002008271A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003090222A1 (fr) * | 2002-04-22 | 2003-10-30 | Fujitsu Limited | Moyen d'enregistrement optique, moyen d'enregistrement magneto-optique, dispositif d'enregistrement/de reproduction d'informations, procede d'enregistrement/de reproduction et dispositif d'enregistrement magnetique |
WO2004038716A1 (ja) * | 2002-10-25 | 2004-05-06 | Fujitsu Limited | 光磁気記録媒体 |
JP2008234689A (ja) * | 2007-03-16 | 2008-10-02 | Ricoh Co Ltd | 多層光記録媒体 |
-
2000
- 2000-06-19 JP JP2000183062A patent/JP2002008271A/ja active Pending
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JP4719172B2 (ja) * | 2007-03-16 | 2011-07-06 | 株式会社リコー | 多層光記録媒体 |
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