JP2002008096A - 現金自動入出金装置 - Google Patents

現金自動入出金装置

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JP2002008096A JP2000191197A JP2000191197A JP2002008096A JP 2002008096 A JP2002008096 A JP 2002008096A JP 2000191197 A JP2000191197 A JP 2000191197A JP 2000191197 A JP2000191197 A JP 2000191197A JP 2002008096 A JP2002008096 A JP 2002008096A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現金自動入出金装置のリジェクト紙幣収納庫
が満杯になることから生じる装置休止を防ぐこと。 【解決手段】 リジェクト紙幣収納庫8の満杯時には、
不良と判断された紙幣や予め設定した5千券券や新紙幣
(2千円券等)をいずれかの金種別収納庫6,7に収納
していくようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現金自動入出金装
置に関し、さらに詳しくは、銀行の無人店舗や小売業店
舗等に設置され、紙幣の入出金処理を顧客操作により自
動的に行う現金自動入出金装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に示すように、従来の現金自動入出
金装置の紙幣入出金ユニット1は、顧客より入金された
紙幣や顧客への出金用紙幣を収納する場所として複数金
種の出金用紙幣を収納する複数の金種別収納庫6,7
と、出金時に鑑別手段4により出金不適と鑑別された
り、或いは、金種別収納庫6,7からの繰り出し状態が
悪く、例えば、2枚取り出しなどの紙幣のハンドリング
の異常が検知された紙幣などを収納するリジェクト収納
庫8を有している。この他に、出金用紙幣が不足した場
合に、金種別収納庫6,7に紙幣を補充するための補充
カセットや、逆に金種別収納庫6,7で満杯になった紙
幣を回収する回収カセット、或いは、両方の機能を兼ね
備えた補充回収カセットが紙幣入出金ユニット1本体に
対して着脱自在に装着できるようなものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のような紙幣
入出金ユニット1を用いた現金自動入出金装置では、既
に、流通量の少ない5千円券を出金可能にも係わらずリ
ジェクト収納庫8に収納させて運用させているため、そ
のリジェクト収納庫8に二千円券等の新紙幣を出金可能
にも係わらず収納させていくようにすると、リジャクト
収納庫8が満杯になりやすくなってしまう。このよう
に、リジェクト収納庫8が満杯になってしまうと、以降
発生する5千円券や二千円券等の新紙幣や本来の収納す
べきリジェクト紙幣を収納することができなくなってし
まうため、現金自動入出金装置自体の紙幣の取り扱いを
禁止しなければならなくなってしまう問題がある。
【0004】例えば、出金時には、出金リジェクト収納
庫8が満杯になると、顧客に払い出すには不適と判断さ
れたり、払い出し枚数の計数が不確実になったなどの紙
幣を収納できなくなるため、出金取引ができなくなる。
また、入金取引では、入金リジェクト収納庫が満杯にな
るとスペースや取り扱い頻度の少ない専用収納庫を設け
た場合の装置コストの効率の低さなどの問題から入金で
取り扱い得るすべての金種に対応させて金種別収納庫を
設けていないのが、一般的であり、出金リジェクト収納
庫と入金リジェクト収納庫は、一つの収納庫(リジェク
ト収納庫8)で兼用させており、そのためこれらの取り
扱い頻度の少ない入金紙幣や、出金取引で顧客に払い出
すのには適さない傷んだ紙幣の収納先がなくなるため入
金取引も中止させなければならなくなってしまう。
【0005】さらに、最近では、金融機関は人件費の効
率化と顧客サービスに対する店舗数増大のため、現金自
動入出金装置のみ設置された無人店舗が多数開設され、
或いは、小売業者の店舗内等への設置が増えているが、
従来のように、金融機関の有人店舗内設置と異なり現金
の詰め替え作業が必要時に即時対応が困難なため装置休
止による顧客へのサービス低下、或いは、サービスをあ
る程度まで向上させようとする場合の運用コスト増大と
いう問題があった。
【0006】本発明は、現金自動入出金装置のリジェク
ト紙幣収納庫が満杯になることから生じる装置休止を防
ぐことで顧客取引連続運用時間の延長を可能とするとと
もにリジェクト紙幣収納庫のリジェクト券収納枚数を最
適管理した現金自動入出金装置を提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の現金自動入出金装置は、金種別に紙幣を収納する少な
くとも1つの金種別収納庫と、紙幣を鑑別する鑑別手段
と、鑑別結果が不良の紙幣や予め設定した紙幣を収納す
るリジェクト紙幣収納庫とを備え、不良と判断された紙
幣や予め設定した紙幣をリジェクト紙幣収納庫に収納し
ていく現金自動入出金装置において、リジェクト紙幣収
納庫の満杯時には、不良と判断された紙幣や予め設定し
た紙幣をいずれかの金種別収納庫に収納していくように
したことを構成上の特徴とする。
【0008】本発明の請求項2に記載の現金自動入出金
装置は、請求項1において、入金取引時には、顧客が入
金した紙幣のうち不良と判断された紙幣や予め設定した
紙幣をいずれかの金種別収納庫に収納するようにしたこ
とを構成上の特徴とする。本発明の請求項3に記載の現
金自動入出金装置は、請求項1または請求項2におい
て、出金取引時には、いずれかの金種別収納庫から繰り
出した紙幣が不良と判断された紙幣や予め設定した紙幣
の場合には、いずれかの金種別収納庫に収納するように
したことを構成上の特徴とする。
【0009】本発明の請求項4に記載の現金自動入出金
装置は、請求項1、請求項2または請求項3において、
不良と判断された紙幣や予め設定した紙幣を収納した金
種別収納庫以外の金種別収納庫からのみ紙幣を出金させ
るようにしたことを構成上の特徴とする。本発明の請求
項5に記載の現金自動入出金装置は、請求項1、請求項
2または請求項3において、不良と判断された紙幣や予
め設定した紙幣を金種別収納庫に収納するようにする時
に、最初にその金種別収納庫の収納金種ではない金種を
まず少なくとも1枚収納し、その金種別収納庫内でどこ
からがリジェクト紙幣であるかを分かるようにしたこと
を構成上の特徴とする。
【0010】本発明の請求項6に記載の現金自動入出金
装置は、請求項1、請求項2または請求項3において、
少なくとも1つの金種別収納庫が、満杯未満の所定量の
紙幣を収納した後は、その金種別収納庫に対する該当金
種の入金取引を中止するようにしたことを構成上の特徴
とする。本発明の請求項7に記載の現金自動入出金装置
は、請求項1、請求項2または請求項3において、金種
別収納庫と鑑別手段との間で紙幣を往復搬送可能な収納
・鑑別間搬送路と、鑑別手段と出金口との間で紙幣を搬
送する鑑別・出金間搬送路と、鑑別手段と一時集積部と
の間で紙幣を搬送する鑑別・一時集積間搬送路とを備
え、出金時には、収納・鑑別間搬送路及び鑑別手段を金
種別収納庫から鑑別手段に向けた搬送方向となるように
駆動して、金種別収納庫から対象の紙幣を繰り出して収
納・鑑別間搬送路を介して鑑別手段に搬送し、この鑑別
手段で鑑別し、鑑別・出金間搬送路を介して出金口から
真の紙幣を出金し、鑑別結果やその他の要因で出金でき
ないと判断され、かつ、その紙幣を収納する金種別収納
庫が指示されている場合には、直ちに金種別収納庫から
の紙幣の繰り出しを停止するとともに、収納・鑑別間搬
送路と鑑別手段の搬送動作を停止した後に、鑑別手段と
収納・鑑別間搬送路とを鑑別手段から金種別収納庫に向
けた搬送方向に駆動して、鑑別結果やその他の要因で出
金できないと判断された紙幣は、指定の金種別収納庫に
収納していくようにしたことを構成上の特徴とする。
【0011】本発明の請求項8に記載の現金自動入出金
装置は、請求項1、請求項2または請求項3において、
時刻を計って日付データ又は曜日データを生成する年時
計を備え、係員による現金の詰め替え作業スケジュール
を設定した現金詰め替え作業日データと、この現金詰め
替え作業日データと日付又は曜日の関係に応じた紙幣の
搬送先を設定した所定条件とを記憶しておき、リジェク
ト紙幣収納庫の満杯時時には、その時の日付データ又は
曜日データを年時計から取得し、その日付データ又は曜
日データと現金詰め替え作業日データとの関係に基づき
所定条件と照合し、照合結果により紙幣の搬送先を判断
するようにしたことを構成上の特徴とする。
【0012】本発明の請求項9に記載の現金自動入出金
装置は、請求項1、請求項2または請求項3において、
時刻を計って日付データを生成する日時計を備え、係員
による現金の詰め替え作業を行う運用サービス時間帯ス
ケジュールとしての詰め替え作業可能日データ又は不可
能日データと、この詰め替え作業可能日データ又は不可
能日データの関係に応じた紙幣の搬送先を設定した所定
条件とを記憶しておき、リジェクト紙幣収納庫の満杯時
時には、その時の日付データを時計から取得し、その日
付データと詰め替え作業可能日データ又は不可能日デー
タとの関係に基づき所定条件と照合し、照合結果により
紙幣の搬送先を判断するようにしたことを構成上の特徴
とする。
【0013】本発明の請求項10に記載の現金自動入出
金装置は、請求項1、請求項2または請求項3におい
て、リジェクト紙幣収納庫の満杯検知手段が満杯を検知
した時に、その状態を上位装置に送信し、上位装置から
の指示により搬送先決定手段は不良と判断された紙幣や
予め設定した紙幣の搬送先を決定することを構成上の特
徴とする。
【0014】本発明の請求項11に記載の現金自動入出
金装置は、請求項1、請求項2または請求項3におい
て、損券の搬送先について金種別収納庫の収納枚数とリ
ジェクト収納庫の収納枚数を管理し、所定量以上になっ
た時に時刻・日によって損券判定レベルを緩和するよう
にしたことを構成上の特徴とする。本発明の請求項12
に記載の現金自動入出金装置は、請求項1、請求項2ま
たは請求項3において、所定稼働期間内の出金リジェク
ト率、又は、及び、損券判定率を算出し、これらのリジ
ェクト収納庫へ収納されるべき枚数の発生を予測し、現
金詰め替えスケジュール記憶手段を参照し、次回詰め替
え以前にリジェクト紙幣収納庫が満杯になることが予測
される場合には、損券判定レベルを緩和するように設定
する損券レベル決定手段を有することを構成上の特徴と
する。
【0015】本発明の請求項13に記載の現金自動入出
金装置は、請求項1、請求項2または請求項3におい
て、所定稼働期間内の出金リジェクト率、又は、及び、
損券判定率を算出し、これらのリジェクト収納庫へ収納
されるべき枚数の発生を予測し、現金詰め替えスケジュ
ール記憶手段を参照し、次回詰め替え以前にリジェクト
紙幣収納庫が満杯になることが予測される場合には、損
券判定結果を無視乃至は損券判定を行わずに紙幣の搬送
先を制御する搬送制御手段を有することを構成上の特徴
とする。
【0016】本発明の請求項14に記載の現金自動入出
金装置は、請求項1、請求項2または請求項3におい
て、所定稼働期間内の出金リジェクト率、又は、及び、
損券判定率を算出するリジェクト率算出手段と、リジェ
クト率算出手段の演算の結果から、これらのリジェクト
収納庫へ搬送されるべき枚数の発生を予測するリジェク
ト収納庫フル発生予測手段を備え、リジェクト収納庫フ
ル発生予測手段の出力と現金詰め替えスケジュール記憶
手段を参照のうえ、次回詰め替え以前にリジェクト紙幣
収納庫が満杯になることが予測される場合には、リジェ
クト収納庫満杯状態発生予告通知を上位装置に送信し、
現金詰め替えスケジュール計画の変更を促すようにした
ことを構成上の特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。なお、これによりこの発明が限
定されるものではない。 第1の実施の形態 図1は、本発明に係わる紙幣入出金ユニット1の構成図
である。図において、2は、入金紙幣又は出金紙幣を顧
客が出し入れするための入金及び出金接客手段である。
3は顧客が入金した紙幣或いは顧客へ出金した紙幣を一
時的に一括管理するための接客一時集積手段である。4
は入金及び出金時に紙幣の真偽を鑑別する鑑別手段であ
る。5は入金時の真券を一時的に保管する一時集積手段
である。6及び7は入金時には鑑別手段4により真と鑑
別された紙幣を収納し、出金時には顧客が指定した金種
枚数の紙幣を払い出す手段をもった紙幣入出金ユニット
1から着脱可能な金種別収納庫である。8は入金時の紙
幣の鑑別結果が、該当する金種別収納庫6,7が存在し
ない金種の真券であった場合にその紙幣を収納する入金
リジェクト紙幣収納部と、出金時に鑑別結果やその他の
要因で出金できないと判断された紙幣を収納する出金リ
ジェクト紙幣収納部を兼ねたリジェクト紙幣収納庫であ
る。また、両リジェクト紙幣収納部としてのリジェクト
紙幣収納庫8には、満杯状態を検出する図示しない満杯
検出手段を有している。そして、その満杯検出手段の検
出結果に基づいて搬送先を変更する図示しない搬送先決
定手段も備わっている。9は入金時に鑑別手段4によっ
て、鑑別結果が真とは特定できない紙幣を一時的に保管
する入金返却紙幣一時集積手段である。なお、10〜1
4は、各構成同士に紙幣を搬送するための搬送路であ
る。
【0018】次に、入金取引と出金取引に分けて、動作
を説明する。なお、以下の動作は、図示しないCPU
が、図示しない記憶媒体に記憶させてあるプログラムを
実行することにより実行するものとするが、その詳細は
省略する。入金取引では、図2に示すように、入金及び
出金接客手段2より投入された紙幣は、まず、接客一時
集積手段3に入り、接客一時集積手段3と鑑別手段4を
つなぐ搬送路10を通り、鑑別手段4を経たあと鑑別手
段4と一時集積手段5をつなぐ搬送路11を通って、一
時集積手段5に収納される。紙幣が真券であるならば、
そのまま一時集積手段5に収納されるが、真券と鑑別で
きなかったり、2枚以上重なって(重走)搬送されたな
どの問題が鑑別されると、紙幣を一旦入金返却紙幣一時
集積手段9に収納させ、接客一時集積手段3の紙幣が全
て分離されると、入金返却紙幣一時集積手段9の紙幣を
入金接客手段2に逆走させ、再び顧客により紙幣を投入
するよう促す。
【0019】また、真券と鑑別された紙幣は、顧客によ
る取引金額確認入力後、再び一時集積手段5と鑑別手段
4をつなぐ搬送路10を通り、一時集積手段5の紙幣を
再度鑑別し、鑑別された紙幣が属する金種別収納庫が存
在するのであれば、鑑別手段4と各々の金種別収納庫
6,7をつなぐ搬送路12を通り、金種別収納庫6,7
に紙幣は収納される。
【0020】ここで、鑑別手段4によって、該当する金
種別収納庫が存在しないと鑑別された紙幣、及び、搬送
中に紙幣の摩耗等の理由により鑑別結果が現金自動入出
金装置の取り引きに適さないという結果が得られた紙幣
は、鑑別手段4とリジェクト紙幣収納手段8とをつなぐ
搬送路13を通って、リジェクト紙幣収納庫8に収納さ
れる。その時、リジェクト紙幣収納庫8内にある満杯検
知手段が所定の検出結果を検知した時には、その検出結
果に基づいてリジェクト紙幣収納庫8へ搬送されるべき
紙幣の搬送先を、複数の金種別収納庫6,7の内に予め
定められた金種別収納庫に切り替える搬送先決定手段を
用いることで、リジェクト紙幣収納庫8が満杯になり、
現金自動入出金装置自体の取引休止が発生しないように
する。搬送先決定手段が働き予め定められた金種別収納
庫に紙幣が送られると、送られる前に入っていた紙幣の
金種の取り引きは行わず、図4から図5に取引画面を切
り替えることで取り引きを継続される。
【0021】例えば、金種別収納庫6に千円券、金種別
収納庫7に万円券を収納する設定とした場合、リジェク
ト紙幣収納庫8に収納する該当する金種別収納庫が存在
しないと鑑別された紙幣は、2千円券等の新紙幣と5千
円券である。そして、リジェクト紙幣の搬送先を金種別
収納庫6とした場合に、リジェクト紙幣収納庫8へ搬送
されるべき紙幣である2千円券等の新紙幣と5千円券と
リジェクト紙幣を金種別収納庫6に収納させて、この金
種別収納庫6からの出金を不可とし、出金できる金種を
金種別収納庫7に収納される万円券のみとする制御を行
う。
【0022】出金取引では、図3に示すように、まず、
顧客による取引金額入力後、金種別収納庫6,7から該
当する紙幣を金種別収納庫6,7と鑑別手段4をつなぐ
搬送路12で鑑別手段4へ送り、出金に適した紙幣であ
るならば、鑑別手段4と接客一時集積手段3とをつなぐ
搬送路10を使って、接客一時集積手段3に収納させ、
入金及び出金接客手段2から顧客に紙幣を支払う。鑑別
手段4により鑑別結果やその他の要因で出金できないと
判断された紙幣は、鑑別手段4とリジェクト紙幣収納庫
8とをつなぐ搬送路10、搬送路14を使って、リジェ
クト紙幣収納庫8に収納させる。その時、リジェクト紙
幣収納庫8内にある満杯検知手段が所定の検出結果を検
知した時、その検出結果に基づいてリジェクト紙幣収納
庫8へ搬送されるべき紙幣の搬送先を、複数の金種別収
納庫6,7の内の予め定められた金種別収納庫6,7に
切り替える搬送先決定手段を用いることで、リジェクト
紙幣収納庫8が満杯になり現金自動入出金装置の取引休
止が発生しないようにする。そして、搬送先決定手段が
働き、予め定められた金種別収納庫6,7に紙幣が送ら
れると、送られる前に入っていた紙幣の金種の取り引き
は行わず、図4から図5に取引画面を切り替えること
で、取り引きを継続させる。
【0023】例えば、金種別収納庫6に千円券、金種別
収納庫7に万円券を収納する設定とした場合、リジェク
ト紙幣収納庫8に収納する該当する金種別収納庫が存在
しないと鑑別された紙幣は、2千円券等の新紙幣と5千
円券である。そして、リジェクト紙幣の搬送先を金種別
収納庫6とした場合に、リジェクト紙幣収納庫8へ搬送
されるべき紙幣である2千円券等の新紙幣と5千円券と
リジェクト紙幣を金種別収納庫6に収納させて、この金
種別収納庫6からの出金を不可とし、出金できる金種を
金種別収納庫7に収納される万円券のみとする制御を行
う。
【0024】上記第1の実施の形態によると、リジェク
ト紙幣収納庫内に満杯検出手段を取り付け、その満杯検
出手段の検出結果に基づいて搬送先をリジェクト紙幣収
納庫から設定した金種別収納庫に変更させることで、現
金自動入出金装置の取引時間を延長することができる。 第2の実施の形態 この第2の実施の形態では、図1〜図3を用いて説明し
た構成及び基本動作は上記第1の実施の形態と同一であ
るため、説明を省略し、相違する動作を主に説明する。
【0025】入金時および出金時ともに、金種別収納庫
6に千円券、金種別収納庫7に万円券を収納する設定と
した場合、リジェクト紙幣収納庫8に収納する該当する
金種別収納庫が存在しないと鑑別された紙幣は、2千円
券等の新紙幣と5千円券やリジェクト紙幣を同一のリジ
ェクト紙幣収納庫8に収納させていき、このリジェクト
紙幣収納庫8の満杯検出手段が所定の検出結果を得る
と、搬送先を変更する搬送先決定手段によって予め設定
されている金種別収納庫6,7へリジェクト紙幣を搬送
し収納する。
【0026】上記第2の実施の形態によると、入金時お
よび出金時ともに同一のリジェクト紙幣収納庫8に収納
させるため部品点数が少なくて済み、また、リジェクト
紙幣を搬送するための搬送路も同一のものとなるので、
現金自動入出金装置の小型化が可能となる。 第3の実施の形態 この第3の実施の形態では、図1〜図3を用いて説明し
た構成及び基本動作は上記第1の実施の形態と同一であ
るため、説明を省略し、相違する動作を主に説明する。
【0027】この第2の実施の形態のでは、金種別収納
庫6,7間で紙幣が往来できる搬送路が備わっているた
め、リジェクト紙幣収納庫内の満杯検出手段が、所定の
検出結果を得た時、予め定められた金種別収納庫6,7
にリジェクト紙幣が搬送される前に、その金種別収納庫
6,7の一方から他方の金種別収納庫6,7へ紙幣を1
枚搬送して収納し、その紙幣の上からリジェクト紙幣を
重ねていくように動作制御する。
【0028】上記第3の実施の形態によると、リジェク
ト紙幣が搬送される予め定められた金種別収納庫にリジ
ェクト紙幣が搬送される前に、別の金種別収納庫等から
紙幣を1枚送り込み、その上からリジェクト紙幣を積ん
でいくことで、どこまでが金種別収納庫に金種設定され
た紙幣でどこからがリジェクト紙幣であるかを確実に判
断することができるようになり、リジェクト紙幣を係員
が装置から取り除く時の時間が短縮することが可能にな
る。
【0029】第4の実施の形態 この第4の実施の形態では、図1〜図3を用いて説明し
た構成及び基本動作は上記第1の実施の形態と同一であ
るため、説明を省略し、相違する動作を主に説明する。
この第4の実施の形態では、リジェクト紙幣を収納させ
る予め定められた金種別収納庫6,7に収納されている
紙幣量を管理する図示しない収納量管理手段と、リジェ
クト紙幣が金種別収納庫6,7に加わる場合、金種別収
納庫が満杯とならないかどうかを前もって確認する図示
しないプレフル検出手段とを備える。また、プレフル検
出手段によって金種別収納庫6,7の紙幣量が満杯近い
ことが確認された時に、その金種別収納庫6,7に該当
する金種の取り引きを中止させる図示しない取引制限管
理手段も備わっている。なお、各手段は図示しないCP
Uが図示しない記憶部に記憶されたプログラムを実行す
ることにより機能する。
【0030】この第4の実施の形態では、リジェクト紙
幣収納庫の満杯検出手段が所定の満杯検出情報を得たと
きに、リジェクト紙幣を収納させる金種別収納庫6,7
の紙幣収納量を収納量管理手段によって検知し、プレフ
ル検出手段によって該金種別収納庫6,7の紙幣容量が
満杯近いという情報を得たときには、その金種別収納庫
6,7に該当する金種の入金取引を取引制限手段によっ
て中止させ、そこへリジェクト紙幣を搬送し収納する。
【0031】上記第4の実施の形態によると、金種別収
納庫内に収納量管理手段を有していることで逐一紙幣枚
数が確認でき、すべての金種別収納庫に収納量管理手段
を備えて、リジェクト紙幣を収納できる環境が整ってい
ると、収納量を比較することにより一番適した金種別収
納庫にリジェクト紙幣を収納することができるようにな
る。また、金種別収納庫にプレフル検出手段を備えてい
ることにより、前もって金種別収納庫内の状態が把握で
き、金種別収納庫が満杯に近い状態の時は、その紙幣の
取り引きを取引制限管理手段によって中止し、余った空
間にリジェクト紙幣を収納することで取引時間を延長さ
せることができるようになる。
【0032】第5の実施の形態 この第5の実施の形態では、図1〜図3を用いて説明し
た構成及び基本動作は上記第1の実施の形態と同一であ
るため、説明を省略し、相違する動作を主に説明する。
この第5の実施の形態では、搬送路が往復双方向に搬送
できる機構を持ち、上記第4の実施の形態の動作におい
て、出金を行う時、鑑別手段4によって鑑別結果やその
他の要因で出金できないと判断され、かつ、リジェクト
紙幣をリジェクト紙幣収納庫8から予め定められた金種
別収納庫6,7に搬送先を切り替える搬送先決定手段
が、この出金できない紙幣の行先を所定の金種別収納庫
6,7と指示した場合、金種別収納庫6,7からの紙幣
の繰り出しを停止し、金種別収納庫6,7と鑑別手段4
とをつなぐ搬送路11,12も停止し、その搬送路1
1,12を逆方向に駆動させ、鑑別結果やその他の要因
で出金できないと判断された紙幣を前記搬送先決定手段
が指示する金種別収納庫6,7に収納するように動作制
御する。
【0033】上記第5の実施の形態によると、搬送路が
往復両方向に駆動することにより、一つの搬送路で入金
及び出金の取り引きが両方でき、小型化された現金自動
入出金装置が可能である。また、リジェクト紙幣の収納
先は搬送先決定手段が指示する金種別収納庫であること
により、搬送先を逐一替えることで、現金自動入出金装
置の長時間運用が可能となる。
【0034】第6の実施の形態 この第6の実施の形態では、図1〜図3を用いて説明し
た構成及び基本動作は上記第1の実施の形態と同一であ
るため、説明を省略し、相違する動作を主に説明する。
この第6の実施の形態では、現金自動入出金装置を制御
する図示しない制御部に、図示しない年時計と係員によ
る現金の詰め替え作業スケジュールを記憶する作業スケ
ジュール記憶手段が備わっている。
【0035】そして、この第6の実施の形態では、リジ
ェクト紙幣収納庫8の満杯検出手段が満杯と検知した
時、リジェクト紙幣の搬送先決定手段は、前記制御部に
備わっている前記年時計から読み取った日付データと、
前記作業スケジュール記憶手段から読み取った係員が詰
め替え作業を行う作業日データとを照合することによっ
て予め定めた所定の条件と照合し、照合結果により搬送
先を決定する。
【0036】以下の表1に、現金詰め替え作業スケジュ
ール記憶手段の内容の例を示す。
【0037】
【表1】
【0038】上記第6の実施の形態によると、現金自動
入出金装置の制御部に年時計と、係員の現金の詰め替え
作業スケジュール記憶手段を備え、お互いのデータを照
合しリジェクト紙幣の搬送先を決定することで期日に応
じた搬送先指定可能とし、現金自動入出金装置が取引休
止になることを回避することができるようになる。 第7の実施の形態 この第7の実施の形態では、図1〜図3を用いて説明し
た構成及び基本動作は上記第1の実施の形態と同一であ
るため、説明を省略し、相違する動作を主に説明する。
【0039】この第7の実施の形態の現金自動入出金装
置には、図示しない制御部に、図示しない年時計と係員
の現金の詰め替え作業可能時刻及び不可能時刻データを
記憶する図示しない運用サービス時間帯記憶手段を備え
てある。そして、この第7の実施の形態では、リジェク
ト紙幣収納庫8の満杯検出手段が満杯検知した時、現金
自動入出金装置内の前記制御部の前記年時計から読み取
った時刻データと前記運用サービス時間帯記憶手段か読
み取ったデータを照合し、その照合結果から搬送先を決
定する動作を行う。
【0040】上記第7の実施の形態によると、一日の時
間帯で係員の現金の詰め替え可能時間及び不可能時刻を
設定し、リジェクト紙幣収納庫8が満杯になった発生時
刻によって、リジェクト紙幣の適切な搬送先を決定する
ことで時間毎に応じた搬送先してい可能とし、次回係員
の現金詰め替え日まで現金自動入出金装置が取引休止に
ならず連続運用することができるようになる。
【0041】第8の実施の形態 この第8の実施の形態では、図1〜図3を用いて説明し
た構成及び基本動作は上記第1の実施の形態と同一であ
るため、説明を省略し、相違する動作を主に説明する。
この第8の実施の形態の現金自動入出金装置には、図示
しない制御部に、図示しない年時計と係員による現金の
詰め替え作業可能日及び不可能日データを記憶する図示
しない運用サービス日記憶手段と、係員による現金詰め
替え作業可能時刻及び不可能時刻データを記憶する図示
しないサービス時間帯記憶手段を備えてある。
【0042】そして、この第8の実施の形態では、リジ
ェクト紙幣収納部8の満杯検出手段が満杯検知した時、
現金自動入出金装置内の前記制御部の前記年時計から読
み取った日時データと前記運用サービス時間帯記憶手段
から読み取ったデータ、及び、前記運用サービス日記憶
手段とを照合し、その照合結果からリジェクト紙幣の搬
送先を決定し、例えば、曜日毎にリジェクト紙幣の収納
先を決定する。
【0043】上記第8の実施の形態によると、係員の現
金の詰め替え可能日時及び不可能日時を設定し、リジェ
クト紙幣収納庫が満杯になった発生日時によって、リジ
ェクト紙幣の適切な搬送先を決定することで、次回係員
の現金の詰め替え日まで現金自動入出金装置が取引休止
にならず連続運用することができるようになる。 第9の実施の形態 図6に示す、現金自動入出金装置の制御ブロック図を用
いて説明する。なお、機構的な構成は、上記第1の実施
の形態と同一とし、その説明は省略する。
【0044】紙幣入出金ユニット主制御部1は、現金自
動入出金装置の主制御部2との間で必要情報の送受信が
できる送受信手段3と、入金リジェクト紙幣及び出金リ
ジェクト紙幣や5千円券や2千券券等の新紙幣によりリ
ジェクト収納庫が満杯になったことを検知するリジェク
ト収納庫フル検知手段4と、現金自動入出金装置主制御
部2からの必要情報を受け入金リジェクト紙幣及び出金
リジェクト紙幣の搬送先を複数の金種別収納庫のうちの
予め定められた金種別収納庫に切り替える搬送先決定手
段5をもつ。なお、現金自動入出金装置主制御部2は、
ホストコンピュータ5又は稼働管理装置6との間で必要
情報の送受信ができる送受信手段7を持つ。また、現金
自動入出金装置主制御部2には、取引制限管理部2a、
年時計2b、現金詰め替え作業スケジュール記憶部1
5、現金詰め替え作業可能時間帯記憶部2c、リジェク
ト収納庫フル予測手段16、損券レベル決定手段14、
リジェクト収納庫満杯状態発生予告通知手段2d、カー
ド・伝票処理ユニット2e、操作表示制御部2f、接客
操作部2g、係員操作部2h、通帳処理ユニット2i、
硬貨入出金ユニット2jを接続している。また、前記紙
幣入出金ユニット主制御部1には、モータ制御部1a、
モータ群1b、マグネット制御部1c、センサ群1d、
センサ制御部1e、リジェクト収納庫フル検知手段4、
リジェクト収納庫収納量検知手段10、金種別収納庫収
納量検知手段9、センサ群1f、鑑別部11、損券判定
レベル記憶手段13、損券判定手段12、金種別収納庫
プレフル検知1h、搬送先決定手段17、取扱モード記
憶手段1g、リジェクト率算出手段18を備える。な
お、各手段等は、図示しない記憶媒体に格納されるプロ
グラムを図示しないCPUが実行することで機能する。
また、各手段は、本発明の各実施の形態で説明する各手
段に対応する場合は、その機能を実現するものとし、説
明を省略する。
【0045】そして、この第9の実施の形態では、紙幣
入出金ユニット8のリジェクト紙幣収納庫のフル検出手
段4がフル検知をした時、その情報をホストコンピュー
タ5又は稼働管理装置6に送信し、ホストコンピュータ
5又は稼働管理監視装置6からの指示により、紙幣入出
金ユニット8の搬送先決定手段5を用いてその後発生し
た入金リジェクト紙幣及び出金リジェクト紙幣の搬送先
を決定するように処理を行う。
【0046】上記第9の実施の形態によると、現金自動
入出金装置において、リジェクト紙幣収納庫の満杯検知
手段が満杯検知した情報をホストコンピュータ又は稼働
管理装置等の上位装置に送信し、ホストコンピュータ又
は稼働管理監視装置等の上位装置からの指示により搬送
先決定手段を用いてリジェクト紙幣の搬送先を決定する
ことによって、その後発生したリジェクト紙幣の収納先
を確保できるため、現金自動入出金装置の装置休止を防
ぐことができ、顧客取引連続運用時間を延長することが
できるようになる。
【0047】第10の実施の形態 本発明の第10の実施の形態も、上記第9の実施の形態
と同様に、図6を参照して説明する。この第10の実施
の形態では、紙幣入出金ユニット主制御部1が、金種別
収納庫収納量検出手段9と、リジェクト収納庫収納量検
出手段10と、紙幣鑑別部11を持ち、紙幣鑑別部11
は搬送紙幣がリジェクト紙幣か否かを判断する損券判定
手段12と、損券判定レベル記憶手段13が特に機能す
る。各金種別収納庫の紙幣収納量検知は、例えば、図7
に示すように、ステージAの移動量に比例してエンコー
ダBのパルスが出力される構成をとり、金種別収納庫に
紙幣がフルに入った状態のステージ位置と現ステージ位
置との差をパルス数で管理することで検出できる。つま
り、ステージAが距離Lだけ上方に移動したとき、集積
された紙幣Xの上端を金種別収納庫収納量検知手段9が
検知したときに、そのときのエンコーダBのパルス数に
よって行う。また、現金自動入出金装置の主制御部2
は、金種別収納庫収納量とリジェクト収納庫収納量を管
理し、これらの収納量の度合いに応じて、損券レベル
(搬送紙幣が損券か否かの判定基準値)を決定する損券
レベル決定手段14を機能させる。
【0048】この第10の実施の形態では、入金リジェ
クト紙幣及び出金リジェクト紙幣によりリジェクト紙幣
収納庫が予め定められた収納量になったとき、損券レベ
ル決定手段14により損券レベルの判定基準を緩和する
ことでリジェクト紙幣収納庫へ搬送される損券枚数を制
限するように動作制御する。上記第10の実施の形態に
よると、現金自動入出金装置において金種別収納庫の収
納枚数とリジェクト紙幣収納庫の収納枚数を管理し、リ
ジェクト紙幣収納庫の収納枚数が所定量以上になった日
時によってリジェクト紙幣をリジェクト紙幣収納庫へ搬
送する条件を緩和することで、リジェクト紙幣収納庫が
満杯になるのを遅らせ現金自動入出金装置の装置休止を
防ぐことができるようになるため、顧客取引連続運用時
間を延長させることが可能になる。
【0049】第11の実施の形態 本発明の第11の実施の形態も、上記第9の実施の形態
と同様に、図6を参照して説明する。この第11の実施
の形態では、紙幣入出金ユニット主制御部1が、リジェ
クト収納庫収納量検出手段10と、予め定められた期間
内に取り引きされた全紙幣枚数とリジェクト紙幣枚数か
らリジェクト率なる値を計算するリジェクト率算出手段
14と、鑑別部11を機能させる。また、前記鑑別部1
1は、搬送紙幣がリジェクト紙幣か否かを判断する損券
判定手段12と、損券判定レベル記憶手段13を機能さ
せる。さらに、現金自動入出金装置主制御部2は、現金
詰め替え作業スケジュールの記憶部15と、リジェクト
収納庫がフルになる日にちを予測する手段16と、損券
レベル(搬送紙幣が損券か否かの判定基準値)を決定す
る手段14を機能させる。
【0050】この第11の実施の形態では、上記表1に
示すように、係員は現金詰め替え作業予定日を登録す
る。紙幣入出金ユニット8は、予め定められた所定稼働
期間内に取り引きされた全紙幣枚数に対するリジェクト
紙幣枚数が占める割合からリジェクト率を算出する。な
お、その全紙幣枚数とリジェクト紙幣枚数のテーブルの
一例を表2に示す。
【0051】
【表2】
【0052】そして、算出したリジェクト率及びある期
間当たりの平均取引枚数等からリジェクト収納庫フル予
測手段16を用いて次回現金詰め替え日までにリジェク
ト収納庫が満杯になってしまうと予測されたときには、
損券レベル決定手段14により損券レベルの判定基準を
緩和することでリジェクト紙幣収納庫へ搬送される損券
枚数を制限する。
【0053】上記第11の実施の形態によると、所定稼
働率期間内の出金リジェクト率又は損券判定率を算出
し、これらのリジェクト収納庫へ収納されるべき枚数の
発生を予測し、現金詰め替えスケジュール記憶手段を参
照し、次回詰め替え以前にリジェクト紙幣収納庫が満杯
になることが予測される場合に損券判定レベルを緩和設
定することで、リジェクト紙幣収納庫が満杯になるのを
遅らせ現金自動入出金装置の装置休止を防ぐことができ
るため、顧客取引連続運用時間を短縮することができる
ようになる。
【0054】第12の実施の形態 本発明の第12の実施の形態も、上記第9の実施の形態
と同様に、図6を参照して説明する。この第12の実施
の形態では、紙幣入出金ユニット主制御部1が、リジェ
クト収納庫収納量検出手段10と、予め定められた期間
内に取り引きされた全紙幣枚数とリジェクト紙幣枚数か
らリジェクト率なる値を計算するリジェクト率算出手段
14と、鑑別部11を機能させる。また、鑑別部11
は、搬送紙幣がリジェクト紙幣や5千円券または2千円
券等の新紙幣か否かを判断する損券判定手段12と、損
券判定レベル記憶手段13を機能させる。また、現金自
動入出金装置の主制御部2は、現金詰め替え作業スケジ
ュールの記憶部15と、リジェクト収納庫がフルになる
日にちを予測する手段16と、損券レベル(搬送紙幣が
損券か否かの判定基準値)を決定する手段14を機能さ
せる。
【0055】そして、この第12の実施の形態では、上
記表1のように、係員は現金詰め替え作業予定日を登録
する。紙幣入出金ユニット8は予め定められた所定稼働
期間内に取り引きされた全紙幣枚数に対するリジェクト
紙幣枚数が占める割合からリジェクト率を算出する(上
記表2参照)。算出したリジェクト率及び所定の期間当
たりの平均取引枚数などからリジェクト収納庫フル予測
手段16を用いて次回現金詰め替え日までにリジェクト
収納庫が満杯になってしまうと予測されたときには、破
れ紙幣や折れ紙幣や汚れ紙幣等の真券と判断されながら
損券扱いとなった紙幣について損券判定結果を無視乃至
は損券判定を行わずに紙幣の搬送先を制御することでリ
ジェクト紙幣収納庫へ搬送される損券枚数を制限する。
【0056】上記第12の実施の形態によると、所定稼
働期間内の出金リジェクト率又は損券判定率を算出し、
これらのリジェクト紙幣収納庫へ収納されるべき枚数の
発生を予測し、現金詰め替えスケジュール記憶手段を参
照し、次回詰め替え以前にリジェクト紙幣収納庫が満杯
になることが予測される場合に損券判定結果を無視乃至
は損券判定を行わずに紙幣の搬送先を制御することでリ
ジェクト紙幣収納庫が満杯になったことによる現金自動
入出金装置の装置休止を防ぐことができるため、顧客取
引連続運用時間を延長することができるようになる。
【0057】第13の実施の形態 本発明の第13の実施の形態も、上記第9の実施の形態
と同様に、図6を参照して説明する。この第13の実施
の形態では、紙幣入出金ユニット主制御部1は、リジェ
クト収納庫収納量検出手段10と、予め定められた期間
内に取り引きされた全紙幣枚数とリジェクト紙幣枚数か
らリジェクト率なる値を計算するリジェクト率算出手段
14と、現金自動入出金装置主制御部2との間で必要情
報の送受信ができる送受信手段3を機能させる。また、
現金自動入出金装置主制御部2は、現金詰め替え作業ス
ケジュールの記憶部15と、リジェクト収納庫がフルに
なる日にちを予測する手段16と、ホストコンピュータ
5又は移動管理装置6との間で必要情報の送受信ができ
る送受信手段7を機能させる。
【0058】そして、この第13の実施の形態では、上
記表1のように、係員は現金詰め替え作業予定日を登録
する。紙幣入出金ユニット8は予め定められた所定稼働
期間内に取り引きされた全紙幣枚数に対するリジェクト
紙幣枚数が占める割合からリジェクト率を算出する(上
記表2参照)。算出したリジェクト率及びある期間当た
りの平均取引枚数などからリジェクト収納庫フル予測手
段16を用いて次回現金詰め替え日までにリジェクト収
納庫が満杯になってしまうと予測されたときには、その
情報をホストコンピュータ5又は稼働管理装置6に送信
し、次回現金詰め替えスケジュール計画の変更を促す。
【0059】上記第13の実施の形態によると、所定稼
働期間内の出金リジェクト率又は損券判定率を算出する
リジェクト率算出手段と、リジェクト率算出手段の演算
の結果から、これらのリジェクト収納庫へ収納されるべ
き枚数の発生を予測するリジェクト収納庫フル発生予測
手段を備え、リジェクト収納庫フル発生予測手段の出力
と現金詰め替えスケジュール記憶手段を参照のうえ、次
回詰め替え以前にリジェクト紙幣収納庫が満杯になるこ
とが予測される場合にはリジェクト収納庫満杯状態発生
予告通知をホストコンピュータ又は稼働監視装置に送信
し、現金詰め替えスケジュール計画の変更を促すことで
リジェクト収納庫が満杯になったことによる現金自動入
出金装置の装置休止を防ぐことができるようになる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明の現金自動入
出金装置によると、リジェクト紙幣収納庫の満杯時に
は、不良と判断された紙幣や予め設定した紙幣をいずれ
かの金種別収納庫に収納していくようにしたため、現金
自動入出金装置のリジェクト紙幣収納庫が満杯になるこ
とから生じる装置休止を防ぐことができる効果が得ら
れ、顧客取引連続運用時間の延長を可能とするとともに
リジェクト紙幣収納庫のリジェクト券収納枚数を最適管
理することができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現金自動入出金装置の紙幣入出金ユニ
ットの構成図
【図2】本発明の入金取引時の動作説明図
【図3】本発明の出金取引時の動作説明図
【図4】取引画面の例示図
【図5】取引画面の例示図
【図6】本発明の現金自動入出金装置の要部構成ブロッ
ク図
【図7】第5の実施の形態の動作説明図
【図8】従来の現金自動入出金装置の紙幣入出金ユニッ
トの構成図
【符号の説明】
1 紙幣入出金ユニット 2 入金及び出金接客手段 3 接客一時集積手段 4 鑑別手段 5 一時集積手段 6 金種別収納庫 7 金種別収納庫 8 リジェクト紙幣収納庫 9 入金返却紙幣一時集積手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 甲斐 直樹 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 Fターム(参考) 3E040 AA01 BA07 DA10 FB02 FC01 FC02 FC03 FC12 FL01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金種別に紙幣を収納する少なくとも1つ
    の金種別収納庫と、紙幣を鑑別する鑑別手段と、鑑別結
    果が不良の紙幣や予め設定した紙幣を収納するリジェク
    ト紙幣収納庫とを備え、不良と判断された紙幣や予め設
    定した紙幣をリジェクト紙幣収納庫に収納していく現金
    自動入出金装置において、 リジェクト紙幣収納庫の満杯時には、不良と判断された
    紙幣や予め設定した紙幣をいずれかの金種別収納庫に収
    納していくようにしたことを特徴とする現金自動入出金
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 入金取引時には、顧客が入金した紙幣のうち不良と判断
    された紙幣や予め設定した紙幣をいずれかの金種別収納
    庫に収納するようにしたことを特徴とする現金自動入出
    金装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 出金取引時には、いずれかの金種別収納庫から繰り出し
    た紙幣が不良と判断された紙幣や予め設定した紙幣の場
    合には、いずれかの金種別収納庫に収納するようにした
    ことを特徴とする現金自動入出金装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3にお
    いて、 不良と判断された紙幣や予め設定した紙幣を収納した金
    種別収納庫以外の金種別収納庫からのみ紙幣を出金させ
    るようにしたことを特徴とする現金自動入出金装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2または請求項3にお
    いて、 不良と判断された紙幣や予め設定した紙幣を金種別収納
    庫に収納するようにする時に、 最初にその金種別収納庫の収納金種ではない金種をまず
    少なくとも1枚収納し、 その金種別収納庫内でどこからがリジェクト紙幣である
    かを分かるようにしたことを特徴とする現金自動入出金
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、請求項2または請求項3にお
    いて、 少なくとも1つの金種別収納庫が、満杯未満の所定量の
    紙幣を収納した後は、その金種別収納庫に対する該当金
    種の入金取引を中止するようにしたことを特徴とする現
    金自動入出金装置。
  7. 【請求項7】 請求項1、請求項2または請求項3にお
    いて、 金種別収納庫と鑑別手段との間で紙幣を往復搬送可能な
    収納・鑑別間搬送路と、鑑別手段と出金口との間で紙幣
    を搬送する鑑別・出金間搬送路と、鑑別手段と一時集積
    部との間で紙幣を搬送する鑑別・一時集積間搬送路とを
    備え、 出金時には、収納・鑑別間搬送路及び鑑別手段を金種別
    収納庫から鑑別手段に向けた搬送方向となるように駆動
    して、金種別収納庫から対象の紙幣を繰り出して収納・
    鑑別間搬送路を介して鑑別手段に搬送し、この鑑別手段
    で鑑別し、鑑別・出金間搬送路を介して出金口から真の
    紙幣を出金し、 鑑別結果やその他の要因で出金できないと判断され、か
    つ、その紙幣を収納する金種別収納庫が指示されている
    場合には、 直ちに金種別収納庫からの紙幣の繰り出しを停止すると
    ともに、収納・鑑別間搬送路と鑑別手段の搬送動作を停
    止した後に、 鑑別手段と収納・鑑別間搬送路とを鑑別手段から金種別
    収納庫に向けた搬送方向に駆動して、鑑別結果やその他
    の要因で出金できないと判断された紙幣は、指定の金種
    別収納庫に収納していくようにしたことを特徴とする現
    金自動入出金装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、請求項2または請求項3にお
    いて、 時刻を計って日付データ又は曜日データを生成する年時
    計を備え、係員による現金の詰め替え作業スケジュール
    を設定した現金詰め替え作業日データと、この現金詰め
    替え作業日データと日付又は曜日の関係に応じた紙幣の
    搬送先を設定した所定条件とを記憶しておき、 リジェクト紙幣収納庫の満杯時時には、その時の日付デ
    ータ又は曜日データを年時計から取得し、その日付デー
    タ又は曜日データと現金詰め替え作業日データとの関係
    に基づき所定条件と照合し、照合結果により紙幣の搬送
    先を判断するようにしたことを特徴とする現金自動入出
    金装置。
  9. 【請求項9】 請求項1、請求項2または請求項3にお
    いて、 時刻を計って日付データを生成する日時計を備え、係員
    による現金の詰め替え作業を行う運用サービス時間帯ス
    ケジュールとしての詰め替え作業可能日データ又は不可
    能日データと、この詰め替え作業可能日データ又は不可
    能日データの関係に応じた紙幣の搬送先を設定した所定
    条件とを記憶しておき、 リジェクト紙幣収納庫の満杯時時には、その時の日付デ
    ータを時計から取得し、その日付データと詰め替え作業
    可能日データ又は不可能日データとの関係に基づき所定
    条件と照合し、照合結果により紙幣の搬送先を判断する
    ようにしたことを特徴とする現金自動入出金装置。
  10. 【請求項10】 請求項1、請求項2または請求項3に
    おいて、 リジェクト紙幣収納庫の満杯検知手段が満杯を検知した
    時に、その状態を上位装置に送信し、 上位装置からの指示により搬送先決定手段は不良と判断
    された紙幣や予め設定した紙幣の搬送先を決定すること
    を特徴とする現金自動入出金装置。
  11. 【請求項11】 請求項1、請求項2または請求項3に
    おいて、 損券の搬送先について金種別収納庫の収納枚数とリジェ
    クト収納庫の収納枚数を管理し、所定量以上になった時
    に時刻・日によって損券判定レベルを緩和するようにし
    たことを特徴とする現金自動入出金装置。
  12. 【請求項12】 請求項1、請求項2または請求項3に
    おいて、 所定稼働期間内の出金リジェクト率、又は、及び、損券
    判定率を算出し、これらのリジェクト収納庫へ収納され
    るべき枚数の発生を予測し、現金詰め替えスケジュール
    記憶手段を参照し、次回詰め替え以前にリジェクト紙幣
    収納庫が満杯になることが予測される場合には、損券判
    定レベルを緩和するように設定する損券レベル決定手段
    を有することを特徴とする現金自動入出金装置。
  13. 【請求項13】 請求項1、請求項2または請求項3に
    おいて、 所定稼働期間内の出金リジェクト率、又は、及び、損券
    判定率を算出し、これらのリジェクト収納庫へ収納され
    るべき枚数の発生を予測し、現金詰め替えスケジュール
    記憶手段を参照し、次回詰め替え以前にリジェクト紙幣
    収納庫が満杯になることが予測される場合には、損券判
    定結果を無視乃至は損券判定を行わずに紙幣の搬送先を
    制御する搬送制御手段を有することを特徴とする現金自
    動入出金装置。
  14. 【請求項14】 請求項1、請求項2または請求項3に
    おいて、 所定稼働期間内の出金リジェクト率、又は、及び、損券
    判定率を算出するリジェクト率算出手段と、リジェクト
    率算出手段の演算の結果から、これらのリジェクト収納
    庫へ搬送されるべき枚数の発生を予測するリジェクト収
    納庫フル発生予測手段を備え、 リジェクト収納庫フル発生予測手段の出力と現金詰め替
    えスケジュール記憶手段を参照のうえ、 次回詰め替え以前にリジェクト紙幣収納庫が満杯になる
    ことが予測される場合には、リジェクト収納庫満杯状態
    発生予告通知を上位装置に送信し、現金詰め替えスケジ
    ュール計画の変更を促すようにしたことを特徴とする現
    金自動入出金装置。
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