JP2002007979A - 情報入力装置及び情報入力システム - Google Patents

情報入力装置及び情報入力システム

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JP2002007979A
JP2002007979A JP2000189854A JP2000189854A JP2002007979A JP 2002007979 A JP2002007979 A JP 2002007979A JP 2000189854 A JP2000189854 A JP 2000189854A JP 2000189854 A JP2000189854 A JP 2000189854A JP 2002007979 A JP2002007979 A JP 2002007979A
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Junichi Hoshi
淳一 星
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要な情報を埋め込んだ2次元情報を入力す
ることができる情報入力システムを提供することを課題
とする。 【解決手段】 本発明の情報入力システムは、次元情報
入力部と、2次元情報入力部の外縁に設けられる画像分
離のためのクワィエットゾーン(12)と、クワィエッ
トゾーンの内方に隣接して2次元情報入力部の三隅又は
四隅に設けられる姿勢検出用セル(13)と、姿勢検出
用セルから分離されて設けられ、符号語を格納するため
の符号化領域(14)とを入力する入力手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザが簡単に入
力することができる情報入力に関し、特に2次元情報の
入力に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の2次元バーコードには、スタック
型とマトリクス型がある。上記のスタック型コードに
は、例えばPDF417コード等があり、上記のマトリ
クス型コードには、例えばマキシコード、データマトリ
クスコード、QRコード等がある。
【0003】上記のスタック型コードは、1次元コード
を縦方向にスタックしたもので、レーザビーム等でスキ
ャンして読み取る。また、上記のマトリクス型コード
は、文字通り、1ビットを表現するセルを2次元マトリ
クス状に配置したものであり、主にCCD等のエリアセ
ンサで読み取ることを前提としている。ただし、オリン
パス社製のスキャントークコードのようにマトリクス型
でありながら、スキャン読み取りを前提としているもの
もある。
【0004】また、携帯電話に代表される携帯機器、モ
バイル商品に関しては、その小型性のために有効な入力
装置が不足しているのが現状である。例えば、代表的な
入力装置であるキーボードは、ノートパソコン以上の製
品、或いはNTTドコモ社のポケットボード等、携帯電
話以外の装置が必要になっている。
【0005】また、音声入力は、携帯電話向きの入力装
置であるが、認識率が高くなったとはいえ、価格及び性
能共に、万人向けのものではない。例えば、インタネッ
トのホームページアドレスを表すURL(Uniform Reso
urce Locator)には、タイプ略語が多く、発音には不向
きな構成となっている。
【0006】上記の携帯電話には、例えばiモード等に
代表されるインタネットの世界も開かれてはいるが、そ
れは上記の世界のごく一部である。また、情報の蓄積と
いう観点からは、上記の電子媒体よりの紙媒体の方が未
だ多いのが現状である。したがって、何らかの方法で上
記の紙媒体上の情報を上記の携帯機器に入力することが
できれば、それは重要な技術となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の入力を2次元バ
ーコードを用いて行うことが考えられる。一般の2次元
バーコードの特徴として、(1)大容量、(2)高速読
み取り性、(3)省スペース性、(4)かな・漢字表現
可能性、(5)耐汚れ性及び耐破損性、(6)機密性、
(7)非接触読み取り性、(8)読み取り方向の自由性
等がある。
【0008】しかし、携帯機器への入力、例えばURL
入力等には、少なくとも上記の(2)、(4)、
(6)、(7)、(8)等は不要である。また、一般に
市販されているバーコードリーダは、上記のスキャント
ークを除けばほとんどが産業用であり、高価であり、汎
用である。各種の1次元及び2次元コードを読み取れる
という汎用性は重用であるが、価格を上昇させる要因の
一つになっている。
【0009】上記(1)の大容量を実現させるために、
各種コードは、多くのコードサイズを有するのが常であ
る。これは、複数のコードを読み取り可能とすることを
意味し、コストアップの要因となる。
【0010】上記(2)の高速読み取り性は、例えばQ
Rコードに代表されるように、ハードウエアで直接検知
可能なコード構造を有していることで達成している。し
かし、このような構造は、例えば、マスク処理を新たに
必要とし、コードの生成及び検出を複雑なものとしてい
る。また、2次元コードで新規に提案するコードに関し
ては、従来からあるコードと区別する必要があることか
ら、コード間の区別構造を必要とするため、後になれば
なる程、複雑なコードとなってしまう。
【0011】上記(3)の省スペース性は、主に1次元
コードに対する優位性である。さりとて現行のリーダで
は、1cm角以上の大型コードの読み取りを前提として
おり、それら大型コードは文章の行中に埋められるほど
小さくはない。
【0012】上記(4)のかな・漢字表現可能性は、一
般のコードでは表現モードの切り換えによって達成して
いる。これらは、ヘッダ情報として、かな・漢字情報の
前に付属され、コードサイズの上昇を引き起こす。
【0013】上記(5)の耐汚れ性及び耐破損性は、主
に符号理論技術を用いることによって実現されている。
これらは、コードを使用する環境に大きく依存する。耐
汚れ性及び耐破損性を保証する技術には、他にも、複数
のコードの配置、印字の工夫等の技術がある。符号理論
技術が必ずしも唯一無二のものではないが、汚れや破損
により、読み取り率が低下する場合には、一般にコード
の誤り訂正能力を変更することで対処している。これ
は、複数のコード種類の発生、コードサイズの上昇とい
った問題を生じさせる。
【0014】上記(6)の機密性は、コンシューマの携
帯機器への入力には必要のない機能である。むしろ個人
が自分でコード作成を行おうとする場合には邪魔とな
る。
【0015】上記(7)の非接触読み取り性は、各種コ
ードが各種サイズで提供されることに対処したものであ
る。例えば、2次元バーコードリーダにおいては、検出
するエリアセンサカメラはピンポールカメラであり、広
い結像範囲を保証している。しかし、携帯機器は、大半
が電池駆動であり、低消費電力性を要求されることか
ら、ピンホールカメラは、高照度照明を必要とするため
不向きである。
【0016】上記(8)の読み取り方向の自由性は、一
般のコードが広い用途で使用されることを前提としてい
るために、リーダが有する基本的な性能である。しか
し、例えば、本からペン型のリーダで入力することを考
えれば、上下左右の区別は不要となり、少なくとも90
度以上のコード回転を考慮する必要はなくなる。したが
って、QRコード等に見られる上下左右を区別する構造
(マーク)は不要となる。
【0017】本発明の目的は、携帯機器に紙媒体上の情
報を容易に入力することができる情報入力装置及び情報
入力システムを提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、2次元情報入力部と、前記2次元情報入力部の外縁
又は外方に設けられる画像分離のためのクワィエットゾ
ーンと、前記クワィエットゾーンの内方に隣接して前記
2次元情報入力部の三隅又は四隅に設けられる姿勢検出
用セルと、前記姿勢検出用セルから分離されて設けら
れ、符号語を格納するための符号化領域とを有すること
を特徴とする情報入力装置が提供される。
【0019】本発明の他の観点によれば、2次元情報入
力部と、前記2次元情報入力部の外縁又は外方に設けら
れる画像分離のためのクワィエットゾーンと、前記クワ
ィエットゾーンの内方に隣接して前記2次元情報入力部
の三隅又は四隅に設けられる姿勢検出用セルと、前記姿
勢検出用セルから分離されて設けられ、符号語を格納す
るための符号化領域とを入力する入力手段を備えたこと
を特徴とする情報入力システムが提供される。
【0020】本発明によれば、必要な情報を2次元情報
入力部中に埋め込ませることができる。2次元情報が例
えば紙媒体上に印刷されている場合であっても、その情
報を容易に例えば携帯機器に入力することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、実施
例に沿って図面を参照しながら説明する。本発明の実施
例では、前述した問題点を以下の方法で解消し、携帯機
器に最適な2次元バーコードシステムを提供する。
【0022】上記(1)の大容量に関しては、携帯機器
に要求されている項目を整理し、格納する情報量を最大
で英数字50文字程度とし、徒に大容量及び大型コード
としないことで対処する。
【0023】上記(2)の高速読み取り性は、携帯向け
では産業用、FA(Factory Automation)用で実現され
ている0.3秒という高速性は必ずしも必要としない。
したがって、前述したようなハードウエアで検出可能な
特別な構造(マーク)は必要とされず、バーコード(以
下、コードという)の構成が単純となり、コードの生成
及び検出も容易となる。
【0024】上記(3)の省スペース性に対しては、以
下に詳述する手法により、1行中に埋め込み可能とす
る。より具体的には、コードの大きさをフォント16或
いはフォント24と同一とし、コードを構成するモジュ
ール(セル)数を16×16或いは24×24とするこ
とで、埋め込みを可能とする。また、近傍に文字が来る
のを想定し、分離のためのクワィエットゾーンを設け
る。
【0025】上記(4)のかな・漢字表現に関しては、
URL或いは電子メールアドレス等の、かな・漢字表現
が用いられないものに関しては、英数字モードを基本と
し、かな・漢字表現を用意しないことでコードの有効格
納情報量を増大させる。
【0026】上記(5)の耐汚れ性及び耐破損性に関し
ては、紙媒体上に用意されるコードの汚れや破損の確率
は低いものと仮定し、軽めの誤り訂正を1種類のみ用意
することで、コードの体系をシンプルなものとする。携
帯機器用のリーダには、小型化及び低消費電力化が要求
されるため、情報処理に用いられる情報機器、CPU、
DSP等には、大きな制約が加わる。しかし、シンプル
なコード体系は、困難を伴わずにそれを実現することが
できる。
【0027】上記(6)の機密性に関しては、高価かつ
複雑なコードプリントシステムを有さないコンシューマ
においても、自作可能なコードとすることで、コードの
普及を助け、より日常的な使用をもたらすことにする。
また、誤り訂正用符号語を公知の情報ブロックと検査ブ
ロックとに分けて配置することにより自作を容易にす
る。しかも、自作の場合には、検査ブロックを空のまま
にしておくことで誤り訂正は不可能となるものの、符号
化に必要な複雑な計算がまったく不要となり、自作がよ
り容易となる。
【0028】また、情報を表現するキャラクタコード
が、情報ブロックを配置する領域において各々独立とな
るような符号化手法を採用することにより、自作がより
容易となる。以下、具体例を挙げてより詳しく説明を行
う。
【0029】上記のQRコードに用意されている英数字
モードの文字セット(キャラクタコード表)は、数字、
A〜Z、及び特殊記号を含む計45文字の文字から成
る。キャラクタは、2文字で11ビットに変換される。
11(=2048)は、45×45(=2025)より
大きいので、11ビットで十分である。変換されたビッ
ト列は、8ビット毎にリードソロモン符号に変換される
ため、符号化領域においてキャラクタを目視で判別する
ことは不可能となる。
【0030】本実施例においては、英数字を基本とする
キャラクタを例えば6ビットの文字セットとし、情報ブ
ロックを配置する領域にキャラクタを配置する際に、例
えば2×3モジュールの単位とし、上記の領域において
キャラクタを目視可能とし、コードの検出及び生成(自
作)を容易とする。
【0031】上記(7)の非接触読み取り性は、本実施
例では採用しなくてもよい。本コードのリーダでは、読
み取りを非接触とし、リーダと紙媒体(コードが記載さ
れている)との距離をいつも一定とし、リーダに搭載さ
れているカメラをピンホールカメラではない例えばレン
ズカメラとすることによって、コードを照明する照明光
の強度を小さくすることができる。これによって、リー
ダが消費する電力を小さくすることができる。
【0032】上記(8)の読み取り方向自由性は、前述
の通りペン型のリーダを採用することで、90度以上の
回転を考慮せずに済むようになる。本実施例のコード
は、前述のように、16×16又は24×24モジュー
ルのコードサイズを基本としており、しかも行中に埋め
込まれることを想定しているため、コードの最外周又は
外方には分離のための白い帯領域(クワィエットゾー
ン)が必要である。前記クワィエットゾーンは、前記コ
ードに相当するフォント間に分離領域が設けられるよう
な文章、行中に於いては、特に新たに設ける必要はな
い。また、コードの姿勢(回転角)を検出するために、
クワィエットゾーンの内方の四角に1×1又は2×2モ
ジュールの黒い領域(黒点)を用意する。この黒点は、
コードの黒いセル領域の最外方にいつも有るので、コー
ドの白黒を検出した場合、最外方にある四つの黒いセル
が黒点に相当することになり、下記に示す式によって回
転角θを求めることができる。ここで、θは回転角であ
り、(x1,x2)は右上の黒点の座標であり、(x
2,y2)は左上の黒点の座標である。
【0033】sinθ=(y1−y2)/{(x2−x
1)2+(y2−y1)2
【0034】本実施例は、自作も可能なシンプルな2次
元バーコードを用意し、コードを紙媒体上の文章の行中
にも埋め込み可能とすることによってコードの配置を任
意とし、情報量において優る紙媒体上から希望する情報
を携帯電話を代表とする携帯機器、モバイル機器、ウエ
アラブル機器上に取り込むことを可能とするものであ
る。
【0035】図1(a)〜(d)及び図2(a)、
(b)に、本発明の第1の実施例による2次元バーコー
ドの外形を示す。図1(a)〜(d)は、大きさ16×
16モジュールからなるフォント16と同一の大きさの
バーコードである。11はコード本体であり、12は幅
1又は2の外縁のクワィエットゾーン、13は大きさ1
×1又は2×2の黒点であり、クワィエットゾーン12
の内方の四隅に配置されている。14は符号化領域であ
り、任意の符号化手法により情報を符号語に翻訳後、1
×1モジュールの白又は黒のセルの集合として配置させ
る領域である。そのセルの大きさは、0.2mm角であ
り、コード全体の大きさは3.2mm角である。
【0036】図2(a)、(b)は、大きさ24×24
モジュールからなるフォント24と同一の大きさのバー
コードである。なお、図2(a),(b)は図1
(a),(b)に対応するものであるが、図1(c)、
(d)に相当するコードを採用してもよい。
【0037】表1に、図1(a)〜(d)及び図2
(a)、(b)に示した各コードが有する情報格納量を
ビットで示す。例えば、一辺の長さL=24の型式
(d)においては、6ビット文字を約60文字格納可能
である。本実施例によれば、公知の印刷及びプリント技
術により実現可能であり、文章の1行中に容易に埋め込
むことができる。
【0038】
【表1】
【0039】図3(a)〜(d)に、本発明の第2の実
施例によるコードの外形を示す。図3(a)〜(d)に
示した各コードは、四隅のうちの一角の黒点33が排除
されている代わりに符号化領域34がその部分まで延長
されている。これにより、コードに格納する情報量を増
やすことができる。
【0040】本実施例のコードでは、任意の黒点2個で
コード姿勢(回転角)を知ることができる。また、コー
ド内の座標(モジュール座標)は、任意の黒点3個で形
成することができるため、本構成が可能となっている。
また、本実施例によれば、四隅に黒点を配置したコード
と組み合わせて使用することによって、新たな利用法を
提供することができる。
【0041】図4に、本発明の第3の実施例による複数
のコードの使用方法を示す。41〜43はバーコードで
ある。バーコード41,42の右下隅の黒点は、排除さ
れてクワィエットゾーンと同じ白い領域44となってい
るのに対して、バーコード43の右下隅には黒点45が
存在する。
【0042】本実施例の3個のコード41〜43の組み
合わせは、合わせて一つの情報を表現しており、右下の
黒点が存在しない場合には、コード41,42から読み
出された情報は完結せず、黒点45の存在するコード4
3を読み込んで初めて情報が完結したと判断することに
よって、コード41〜43の連結が可能となる。
【0043】本実施例の利用方法は、何もこれに限るこ
とはなく、要は検出が容易である三隅と四隅に黒点を配
置したコードを組み合わせたコードシステムにおいて、
両者の違いを積極的に利用した種々の利用方法を提供す
ることができる。
【0044】さて、本実施例は、URLの入力や電子メ
ールアドレスの入力を想定している。したがって、コー
ドの構成に使用する文字セットは英数字を中心としたも
のになる。例えば、QRコードでは、英数字モードの文
字セットは表2に示す45文字からなる。しかし、この
文字セットには、電子メールで使用する@(アトマー
ク)等が入っておらず、上記の用途を満足しない。
【0045】
【表2】
【0046】表3に、本発明の第4の実施例による、主
にURL、電子メールアドレス入力用のコード文字セッ
トを示す。
【0047】
【表3】
【0048】この文字セットにおいて、0〜9番目には
数字が、10〜35番目には小文字のアルファベット
が、36〜51番目にはアスキーコードの0x20〜0
x2Fの文字が、52〜58番目には、アスキーコード
の0x3A〜0x40の文字が、59,60,61,6
2,63番目にはアスキーコードの0x5C,5E,5
F,7C,7Eの文字が配置されている。この文字セッ
トを用いれば、6ビットで1文字を表現可能である。
【0049】図5に、本発明の第5の実施例であるコー
ドの構成を示す。51は大きさ24×24のコード本体
であり、52は幅2の外縁のクワィエットゾーンであ
り、53は大きさ1×1の黒点である。54は大きさ2
×3の情報ブロック48個からなる情報ブロック領域で
あり、55は計96セルからなる検査ブロック領域であ
り、両者を合わせて符号化領域を成している。
【0050】このコードは、以下のように生成される。
本実施例に用いる文字セットは、表3に示したものであ
り、任意の英数字は文字セットにより各々6ビットのコ
ードに変換される。キャラクタは、自作の際には、図6
(a),(b)に示す対応図を基にして、各情報ブロッ
クに変換され、左上から右下に向かって配置される。こ
こで、Wは白セルを、Bは黒セルを意味する。
【0051】この際、図7に示すように、先頭のブロッ
クには、文字数を表す2進数を情報ブロックに変換した
ヘッダが真先に配置される。これらの変換規則は、ビッ
ト1が黒セルに対応したものとなっている。
【0052】例えば、“canon”という文字列は、
文字列の字数N=5となる。字数N=5は“5”の文字
に相当する。文字列“canon”は、図8のように変
換される。本実施例においては、長さ47文字までの文
字列を格納することができる。
【0053】コードを読み取る場合、自作の場合には対
応する検査ブロック領域は真白であり、何の情報も格納
されていないことが判る。したがって、コードを読み取
るリーダは、検査ブロックによる誤り訂正の処理を行う
ことなく、コードの復号を行う。
【0054】また、コードをバーコードプリンタ等で自
動生成及び印刷する場合には、検査ブロック領域に任意
の符号化手法を用いて作成した検査ブロックを配置する
ことができる。本実施例においては、公知の巡回符号で
あるBCH(Bose-Chaudhuri-Hocquenghem)符号を用い
ている。
【0055】BCH符号は、(31,26,3)符号で
あり、生成多項式はx5+x2+1である。例えば、図8
を例に説明すると、符号化すべき情報ビット列は図9
(a)に示す長さ288ビット(=6ビット×6文字+
252ビット)のビット列で表現される。ただし、字数
N=5の文字列“canon”以降の情報ブロックは空
であったため、その文字列の後には252個の埋め草ビ
ット“0”が埋められている。
【0056】本実施例の符号化は、上記の情報ビット列
を生成多項式で割算することで行われる。288ビット
のビット列を26ビット毎に区切り、図9(b)に示す
情報ブロックを生成する。その情報ブロックを生成多項
式x5+x2+1で割算する。割算により生成した長さ5
のビット列である剰余を検査ブロックとし、計12個の
検査ブロックを図9(c)に示すように配置する。計6
0ビットのビット列は、コードの左上から右下に向かっ
て順に配置される。
【0057】ここで、12個目の情報ブロックでは、2
4ビット分が不足するが、そこにはビット0を埋めて割
算を行う。また、検査ブロックの総ビット数は60ビッ
トとなり、検査ブロックの総ビット数96に対して36
ビット余るが、そこにも埋め草ビット“0”を埋める。
【0058】本実施例の(31,26,3)BCH符号
は、最小距離が3であり、従って各情報ブロック毎に1
個のビット誤りを訂正可能である。これは、2次元バー
コード全体では12個のビット誤りを訂正可能なことに
なり、紙媒体及び携帯機器の誤り訂正能力としては充分
である。また、本実施例のコードは、前述したように小
型であるので、複数個の配置が容易に可能であり、更に
誤り耐性が向上する。
【0059】本実施例によれば、シンプルなバーコード
により英数字からなる文字列情報を携帯機器に入力する
ことができる。また、本実施例では、ビット1を黒セル
に対応させているが、白セルに対応させてもよい。
【0060】図10(a),(b)に、黒点の他の利用
法を示す。図10(a),(b)は、本発明の第6の実
施例によるコードの外形を示す。本実施例では、大きさ
16×16のコード(フォント16)と大きさ24×2
4のコード(フォント24)が併用されることを想定し
ている。したがって、右下隅の黒点をフォント16では
設けずに白領域44とし、フォント24では黒点45を
設けることによって、コードサイズの検出を容易として
いる。
【0061】次に、コード読み取りシステム(情報入力
システム)について説明する。図11に、本発明の第7
の実施例によるバーコードリーダのコード検出手順を示
す。また、図12に本実施例のリーダの概略図を示す。
【0062】121は紙媒体であり、その上に本実施例
の2次元バーコード122が1個配置されている。コー
ド122の大きさは、4.8mm角であり、セルサイズ
は0.2mm角であり、印刷で形成されている。123
は、ペン型のバーコードリーダであり、バーコードリー
ダ123の直径は10mmである。124はケースであ
り、ケース124は紙面121に接触することにより、
紙面121上にあるコード122とリーダ123中の光
学系126との距離を常時一定に保つことができる。1
25はケース124内に設けられた照明用のLEDであ
り、コード122を読み取る際にのみ点灯する。
【0063】126は、固定焦点の光学系であり、焦点
距離にあるコード122の光学像を効率良くCCDセン
サ127上に結ぶ働きを有する。光学系126は、ピン
ホールカメラのそれではなく、F値は小さいので、明る
い像をCCDセンサ127上に結像可能である。その
分、LED125の照度を下げることが可能であり、低
消費電力性を実現している。
【0064】128は、公知のCDS(Correlation Do
uble Sampling)/AGC(Auto Gain Control)/AD
C(Analog Digital Converter)チップであり、129
はCPUであり、130はメモリ、131は文字列出力
用回路である。また、132は、携帯機器等に出力する
ための端子である。
【0065】以下、図11を基に、本実施例のリーダの
動作を詳細に説明する。リーダ123が読み取りモード
に入ると、LED125は照明を開始する。LED12
5から入射した光は紙面121上にあるコード122に
当たって反射し、紙質に応じた反射光は光学系126を
通ってセンサ127に入射する。
【0066】センサ127で光電変換された画像信号
は、CDS/AGC/ADCチップ128へ入る。紙質
が異なる場合においても、画像信号は、適正な信号強度
に変換されて(ステップSA1のAGC動作)、AD変
換後CPU129に入力し、メモリ130上に2次元ビ
ットマップ状に展開される(ステップSA2の画像読み
取り)。読み取られた画像は、所定のしきい値(例えば
最大値と最小値の平均)を用いて2値化され、2値化さ
れた画像は同じくメモリ130中に格納される(ステッ
プSA3の2値化)。
【0067】読み取られた画像は、リーダ123とコー
ド122との相対的な位置関係により、回転や併進誤差
を含んでいる。コードの姿勢を最外周にある黒点で検出
し(ステップSA4のコード姿勢読取)、同様にしてコ
ードの大きさ(16又は24モジュール)を知り(ステ
ップSA5の大きさ検出)、ビットマップ展開されてい
る2値化画像上にモジュール座標を形成する(ステップ
SA6の座標形成)。
【0068】モジュール座標で定義される符号化領域の
各セルの色(白又は黒)を読み取り、メモリ130中に
同様に格納する(ステップSA7のセル色読取)。その
際、符号化領域中の検査ブロック領域がすべて白である
場合には、誤り訂正がない場合であると判定して、ステ
ップSA10の文字列作成手順へスキップする。検査ブ
ロック領域が白/黒のセルで埋まっている場合には、ス
テップSA9の誤り訂正手順へと進む。
【0069】誤り訂正は、情報及び検査ブロック中に配
置されているセルの色からビット列を形成し、使用して
いるBCH符号を用いて復号を行う。復号により誤りが
検出された場合には、ビット列を訂正する(ステップS
A9の誤り訂正)。その後、ビット列を対応するキャラ
クタコード表(文字セット)を用いて文字列に変換する
(ステップSA10の文字列作成)。以上の操作は、C
PU129とメモリ130を使用して行われる。得られ
た文字列は、文字列出力回路131により外部に出力さ
れる(ステップSA11の出力)。
【0070】本実施例によれば、紙媒体上にあるコード
情報を任意の携帯用機器に向けて出力することができ
る。本実施例のコード読み取りシステムは、使用してい
るコードの種類、大きさ、符号化手法が限定されている
ため、CPU129に要求されるアルゴリズムステップ
数は少なく、小型かつ安価なものを使用可能であり、ペ
ン型リーダを実現することができる。
【0071】また、リーダとコードを毎回接触して読み
取るために、照明及び検出に必要な電力は小さく、携帯
機器向けの低消費電力性を確保している。更に、本実施
例のセンサ127に、低消費電力性に優れるCMOSセ
ンサを採用すれば、更なる低消費電力性を獲得すること
ができる。CMOSセンサに公知のノイズ補正回路を採
用すれば、それだけ低照度光でも、コードの検出が可能
となるので、照明系が消費する電力を低減できるので、
更なる低消費電力性を実現することができる。また、本
実施例に使用する符号化手法は、何もBCH符号に限ら
ず、図5に示したように各々のキャラクタが明示可能な
手法でありさえすればよい。
【0072】以下に、符号化手法にリードソロモン符号
(以下、RS符号という)を用いた本発明の第8の実施
例を示す。RS符号においては、符号アルファベットと
根の定義される体が一致する符号である。したがって、
上記の表3で表されるキャラクタはGF(26)の元へ
と対応されることになる。ここで、GFはガロア体を表
し、26はガロア体の元の数を表す。GF(26)の元
は、1の63乗根αを用いて、{0,1,α,α2,・
・・,α62}と表すことができる。したがって、0は0
に、2はαに、〜(チルダ)はα62に対応される。
【0073】本実施例では、図5に示したコードを使用
するため、文字列の符号アルファベットの総数は48で
ある。元を係数とする次数48−1の情報多項式を、1
6個の根を持つ以下に示す生成多項式で割り算すること
により、16−1次の剰余多項式が得られる。
【0074】G(x)=(x−α0)(x−α1)(x−
α2)・・・(x−α15
【0075】これが求める検査符号であり、総ビット数
16×6=96ビットの検査ビット列が得られる。これ
を図5に示した検査ブロック領域に左上から右下に向か
って格納すれば、全ブロック領域は上記のビット列で埋
められることになる。
【0076】(64,48,17)RS符号は、最大8
個の符号アルファベットの誤りを訂正することができ
る。また、本実施例のコードを暗色の紙媒体上に印刷す
る場合には、コードを明るいインキで印字した方がより
検出し易くなる。その際には、リーダ上に反転処理機能
を付加することでコードの検出を可能とする。より具体
的には、コードにおいては、クワィエットゾーンと黒点
の色は必ず反対であるので、両者の画像の信号強度を比
較することで反転処理が必要であるかないかの判定をす
ることができる。
【0077】前述のように、行間や行中にフォント以外
の空白が挿入される文章中にバーコードを配置する場合
には、前記バーコード中にクワィエットゾーンは必ずし
も必要ない。
【0078】図13(a)、(b)に、本発明の第9の
実施例によるコードの構成を示す。151は大きさ16
×16又は24×24のコード本体であり、クワィエッ
トゾーンを含まない。前記クワィエットゾーンの働き
は、前記コード151の外方に存在する空白が代行す
る。153は、大きさ1×1又は2×2の黒点である。
155は、前記黒点153と符号化領域154を分離す
るための白い分離帯であり、太さは1モジュールであ
る。本実施例によれば、以下の表4に示すように更なる
多くの情報量を格納することができる。
【0079】
【表4】
【0080】また、図14(a)、(b)及び図15
(a)、(b)に本実施例によるコードの情報ブロック
領域164と検査ブロック領域165と黒点163のレ
イアウトを示す。図14(a)、(b)は、表4に示し
た一辺の長さ16の型式(a)、(b)に対応するもの
であり、図15(a)、(b)は同じく一辺の長さ24
のそれに対応している。
【0081】以上のように、本実施例によれば、紙媒体
上から情報を電子媒体系である各種携帯機器に移送する
ことが可能であり、入力に難のある携帯機器に対しても
容易に情報を入力することができる。
【0082】上記実施例の機能を実現するためのソフト
ウェアのプログラムコードを供給し、コード読み取りシ
ステムのコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納
されたプログラムに従って動作させることによって実施
したものも、本発明の範疇に含まれる。
【0083】この場合、上記ソフトウェアのプログラム
コード自体が上述した実施例の機能を実現することにな
り、そのプログラムコード自体、およびそのプログラム
コードをコンピュータに供給するための手段、例えばか
かるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構
成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体と
しては、例えばフロッピーディスク、ハードディスク、
光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることが
できる。
【0084】なお、上記実施例は、何れも本発明を実施
するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過
ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解
釈されてはならないものである。すなわち、本発明はそ
の精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、
様々な形で実施することができる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、必
要な情報を2次元情報入力部中に埋め込ませることがで
きる。2次元情報が例えば紙媒体上に印刷されている場
合であっても、その情報を容易に例えば携帯機器に入力
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による2次元バーコード
の外形を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例による他の2次元バーコ
ードの外形を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例によるコードの外形を示
す図である。
【図4】本発明の第3の実施例による複数のコードを示
す図である。
【図5】本発明の第5の実施例であるコードの構成を示
す図である。
【図6】コードを構成するセルの並びを示す図である。
【図7】情報ブロック領域に格納する情報ブロックの順
番を示す図である。
【図8】情報ブロックの例を示す図である。
【図9】情報ブロック及び検査ブロックの例を示す図で
ある。
【図10】サイズが異なるコードを併用する場合を示す
図である。
【図11】コード読み取りシステムの処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図12】コード読み取りシステムの構成を示す図であ
る。
【図13】本発明の第9の実施例であるコードの構成を
示す図である。
【図14】他のコードの構成を示す図である。
【図15】さらに他のコードの構成を示す図である。
【符号の説明】
12,21,31,51 コード 12,22,32,52 帯領域 13,23,33,53 黒点 14,24,34 符号化領域 41,42,43 コード 44 領域 45 黒点 54 情報ブロック領域 55 検査ブロック領域 121 紙媒体 122 コード 123 リーダ 124 外枠 125 LED 126 レンズ 127 CCD 128 チップ 129 CPU 130 メモリ 131 出力回路 132 端子

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元情報入力部と、 前記2次元情報入力部の外縁又は外方に設けられる画像
    分離のためのクワィエットゾーンと、 前記クワィエットゾーンの内方に隣接して前記2次元情
    報入力部の三隅又は四隅に設けられる姿勢検出用セル
    と、 前記姿勢検出用セルから分離されて設けられ、符号語を
    格納するための符号化領域とを有することを特徴とする
    情報入力装置。
  2. 【請求項2】 前記2次元情報入力部は、正方形である
    ことを特徴とする請求項1記載の情報入力装置。
  3. 【請求項3】 前記2次元情報入力部は、セル数が16
    ×16又は24×24に限定されていることを特徴とす
    る請求項1記載の情報入力装置。
  4. 【請求項4】 前記クワィエットゾーンの幅は1又は2
    のセル数と同じ幅であることを特徴とする請求項1記載
    の情報入力装置。
  5. 【請求項5】 前記姿勢検出用セルの大きさは、1×1
    又は2×2のセルの大きさと同じであることを特徴とす
    る請求項1記載の情報入力装置。
  6. 【請求項6】 前記姿勢検出用セルは、正方形であるこ
    とを特徴とする請求項5記載の情報入力装置。
  7. 【請求項7】 前記符号化領域に格納する文字列は、英
    数字又は記号であることを特徴とする請求項1記載の情
    報入力装置。
  8. 【請求項8】 前記文字列は、6ビットで表現されてい
    ることを特徴とする請求項7記載の情報入力装置。
  9. 【請求項9】 前記文字列は、数字、英字、記号の順に
    6ビットのキャラクタコードで表現されていることを特
    徴とする請求項8記載の情報入力装置。
  10. 【請求項10】 前記符号化領域は、文字列を格納する
    ための情報ブロック領域と、前記文字列を符号化して得
    られる検査ブロックを格納する検査ブロック領域とを有
    することを特徴とする請求項1記載の情報入力装置。
  11. 【請求項11】 前記情報ブロック領域と前記検査ブロ
    ック領域とは目視で識別可能であることを特徴とする請
    求項10記載の情報入力装置。
  12. 【請求項12】 前記検査ブロック領域は、1種類の符
    号化方法により符号化された検査ブロックを格納するこ
    とを特徴とする請求項10記載の情報入力装置。
  13. 【請求項13】 前記符号化領域は、格納する文字列が
    1文字毎に分離されていることを目視で判別可能である
    ことを特徴とする請求項1記載の情報入力装置。
  14. 【請求項14】 前記符号化領域は、格納する文字列を
    構成する各文字のセル群が長方形であることを特徴とす
    る請求項13記載の情報入力装置。
  15. 【請求項15】 前記符号化領域の前記長方形の文字が
    6セルの大きさであることを特徴とする請求項14記載
    の情報入力装置。
  16. 【請求項16】 前記長方形の文字が2×3又は3×2
    のセルで構成されることを特徴とする請求項15記載の
    情報入力装置。
  17. 【請求項17】 前記符号化領域は、格納される文字列
    の字数を該文字列と共に格納することを特徴とする請求
    項1記載の情報入力装置。
  18. 【請求項18】 前記情報ブロック領域は、格納される
    文字列の字数を該文字列と共に格納し、先頭に該字数を
    格納することを特徴とする請求項10記載の情報入力装
    置。
  19. 【請求項19】 前記情報ブロック領域は、格納される
    文字列の字数を該文字列に連結して新たな文字列を形成
    して格納し、 前記検査ブロック領域は、前記新たな文字列を符号化し
    て得られる検査ブロックを格納することを特徴とする請
    求項10記載の情報入力装置。
  20. 【請求項20】 前記字数は1文字で構成されることを
    特徴とする請求項19記載の情報入力装置。
  21. 【請求項21】 2次元情報入力部と、前記2次元情報
    入力部の外縁又は外方に設けられる画像分離のためのク
    ワィエットゾーンと、前記クワィエットゾーンの内方に
    隣接して前記2次元情報入力部の三隅又は四隅に設けら
    れる姿勢検出用セルと、前記姿勢検出用セルから分離さ
    れて設けられ、符号語を格納するための符号化領域とを
    入力する入力手段を備えたことを特徴とする情報入力シ
    ステム。
  22. 【請求項22】 さらに、前記姿勢検出用セルが前記2
    次元情報入力部の三隅又は四隅のいずれにあるかを検出
    し、該検出結果に応じて異なる処理を行う処理手段を有
    することを特徴とする請求項21記載の情報入力システ
    ム。
  23. 【請求項23】 前記処理手段は、前記姿勢検出用セル
    が前記2次元情報入力部の三隅又は四隅のいずれにある
    かに応じて、該2次元情報入力部のサイズを判断して、
    サイズに応じた処理を行うことを特徴とする請求項22
    記載の情報入力システム。
  24. 【請求項24】 前記処理手段は、前記姿勢検出用セル
    が前記2次元情報入力部の三隅又は四隅のいずれにある
    かに応じて、他に連結する2次元情報入力部があるか否
    かを判断して処理することを特徴とする請求項22記載
    の情報入力システム。
  25. 【請求項25】 前記符号化領域は、文字列を格納する
    ための情報ブロック領域と、前記文字列を符号化して得
    られる検査ブロックを格納する検査ブロック領域とを有
    し、 さらに、前記検査ブロック領域が空でないときには該検
    査ブロック領域内の検査ブロックを基に復号して誤り訂
    正処理を行い、前記検査ブロック領域が空であるときに
    は誤り訂正処理を行わない誤り訂正手段を有することを
    特徴とする請求項21記載の情報入力システム。
  26. 【請求項26】 前記入力手段は、紙面上に接触して紙
    面上の2次元情報入力部を読み取ることを特徴とする請
    求項21記載の情報入力システム。
  27. 【請求項27】 前記入力手段は、固定焦点の光学系を
    介して2次元情報入力部を読み取ることを特徴とする請
    求項26記載の情報入力システム。
  28. 【請求項28】 前記入力手段は、2次元情報入力部を
    光電変換するためのCCDセンサを有することを特徴と
    する請求項21記載の情報入力システム。
  29. 【請求項29】 前記入力手段は、2次元情報入力部を
    光電変換するためのCMOSセンサを有することを特徴
    とする請求項21記載の情報入力システム。
  30. 【請求項30】 前記入力手段は、前記CMOSセンサ
    に接続されるノイズ補正回路を有することを特徴とする
    請求項29記載の情報入力システム。
  31. 【請求項31】 さらに、前記クワィエットゾーン及び
    前記姿勢検出用セルの画像信号強度を比較し、該比較結
    果に応じて前記2次元情報入力部の画像反転処理を行う
    画像反転手段を有することを特徴とする請求項21記載
    の情報入力システム。
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